JPH0679694B2 - テンションコントロール装置 - Google Patents

テンションコントロール装置

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JPH0679694B2
JPH0679694B2 JP4173490A JP4173490A JPH0679694B2 JP H0679694 B2 JPH0679694 B2 JP H0679694B2 JP 4173490 A JP4173490 A JP 4173490A JP 4173490 A JP4173490 A JP 4173490A JP H0679694 B2 JPH0679694 B2 JP H0679694B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ベルトの心体を構成するコードに付与するテ
ンションが略一定となるようにコントロールするテンシ
ョンコントロール装置に関するものである。
(従来の技術) 伝動ベルトの心体として用いられるコードを処理する場
合に、コードを所定のテンションを掛けた状態で処理を
行うコード処理機は従来より知られている。
そのような処理機として、コードの接着性を高めるため
に、コードに接着材を付着させるディップ処理装置は知
られている。具体的には、例えば第14図に示すように、
コード200が、第1プルロール装置201を経て、第1ディ
ップタンク202、第1加熱ゾーン203、第1クーリング装
置204、第2プルロール装置205、第2ディップタンク20
6、第2加熱ゾーン207、第2クーリング208、第3プル
ロール装置209、第3ディップタンク210、第3加熱ゾー
ン211、第3クーリング装置212、第4ディップタンク21
3、第4加熱ゾーン214、第4プルロール装置215へと走
行するように構成されている。
そのようなものでは、例えば第1プルロール装置201と
第2プルロール装置205との速度差によりコードにテン
ションを与えていた(通常−5〜+5%)。
(発明が解決しようとする課題) ところが、そのようなプルロール装置間の速度差により
テンションを付与する方式によりコード処理時のテンシ
ョンを設定するようにしていると、第1プルロール装置
201と第2プルロール装置205は共に8本のプルロールが
必要であり、配置のために大きなスペースを必要とす
る。それに加えて、8本のプルロールは、全て同一速度
で回転するように制御する必要があり、機械構造的にも
大型化するので、この点からもコンパクト化に不利とな
っている。
本発明は、コンパクトで、配置のスペースをあまり必要
としないテンションコントロール装置を提供することを
目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するために、ベルトの心体を
構成するコードに付与するテンションが略一定となるよ
うにコントロールするものであって、基端部が回動可能
に支承され、溝が軸方向に形成されたテンションバー
と、該テンションバーの溝にスライド可能に係合するテ
ンションウェイト手段と、上記テンションバーに回転可
能に支承されコードが巻回されるテンションロールと、
上記テンションバーに連係されテンションバーの傾斜角
度を検出する角度検出器と、該角度検出器よりの信号を
受け上記テンションバーが水平状態を保つようにコード
の走行速度を制御する制御手段とを具備する構成とす
る。
(作用) テンションウェイト手段をテンションバーの溝に沿って
その位置を調節することで、テンションローラを介して
コードに付与されるテンションの調整が行われる。テン
ションバーが水平状態を保つようにコードの走行速度が
制御され、略一定のテンションがコードに付与される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に沿って詳細に説明する。
縦型ディップ処理装置の全体構成を示す第1図及び第2
図において、ディップ処理装置1は、点検架台2の下側
にクリールスタンド3が配設され、該クリールスタンド
3に回転可能に支承されたチーズ4から繰り出されたデ
ィップ未処理のコード5が、第1乃至第4ゾーンZ1〜Z4
において、3種類の接着剤(ディップ処理液)を用いて
ディップ処理される。しかして、ディップ処理が終了し
たコード5が自動巻取機6のボビン7にて巻取られるよ
うに構成されている。
各ゾーンZ1〜Z4おいては、下方に、接着剤を収納する第
1乃至第4ディップタンク手段11〜14が配設され、該各
ディップタンク手段11〜14の上方に、各ディップタンク
手段11〜14に対応して、各ディップタンク手段11〜14で
の処理後のコード5を乾燥加熱する第1乃至第4乾燥加
熱手段15〜18が配設されている。これによって、第1乃
至第4乾燥加熱手段15〜18との第1乃至第4ディップタ
ンク手段11〜14とが、略同一位置において、上下に配設
されていることになる。
上記第1ディップタンク手段11は、第1ディップタンク
19内に、コード5が複数回巻回されてなる1対のディッ
プロールすなわち上側及び下側ディップロール20,21
(上側は平ロール、下側は溝付ロール)が上下に配設さ
れ、ディップロール20,21が接着剤22内に浸るようにな
っている。第1ディップタンク19は、周囲がカバー部材
23にて囲まれ、周囲と遮断されている。なお、ディップ
ロール20,21を2つとしているのは、それらの間にコー
ド5を複数回巻回することで、接着剤22への浸漬時間が
長くなるようにするためである。
第2及び第3ディップタンク手段12,13は、第2及び第
3ディップタンク24,25内に、それぞれ、コード5が複
数回巻回されてなる1対のディップロール26,27,28,29
が上下に配設され、ディップロール26,27,28,29が接着
剤30,30内に浸っている点は第1ディップタンク手段11
と同様であるが、その周囲はカバー部材にて覆われてい
ない。
上記第4ディップタンク手段14は、接着剤37を収納する
ディップタンク35内に、2つのディップロールではな
く、コード5が2回巻回されてなる溝付ディップロール
36が1つだけ配設されている点では第1ディップタンク
手段11と異なるが、ディップタンク35は、周囲がカバー
部材38にて囲まれ、周囲と遮断されている点では共通し
ている。なお、第2及び第3ディップタンク手段12,13
では接着剤の付着量を図示しないエアワイパーによって
調整し、第1及び第4ディップタンク手段11,14では接
着剤の付着量をタッチロール181及びスポンジ182によっ
て調整するようになっている。
また、第1及び第4ディップタンク19,35において、タ
ンク周囲をカバー部材23,38で覆っているのは、接着剤
に溶剤としてトルエンを使用していることからであり、
また、内部を後述の排気手段85,88としてブロア113,114
により局排する必要があるからである。なお、第2及び
第3ディップタンク24,25内の接着剤は、溶剤系ではな
く、水系であるため、局排は不要である。
すなわち、上記各ディップタンク19,24,25,35に収納さ
れる接着剤は、第1ディップタンク19ではイソシアネー
ト+トルエン、第2及び第3ディップタンク24,25ではR
FL(レゾルシン・ホルマリン・ラテックス)/水、第4
ディップタンク35では糊ゴム+トルエンである。各接着
剤は乾燥されて始めてその機能が働くものである。第2
及び第3ゾーンZ2,Z3では同じものを2度ディップ処理
していることになるが、これは1度のディップ処理では
付着量が不十分なため、2度のディップ処理を行ってい
るのである。糊ゴムによるディップ処理を行うのは、RF
Lを紫外線から防ぐ目的と、成形時にゴムシートに対す
る粘着性を持たせる目的で最終の処理として行ってい
る。
また、第1乾燥加熱手段15は、上下方向において長く、
内部に、上下方向において一様に加熱できるように中空
のスリット部材41(図示省略)が配設されたオーブン42
を有する。該オーブン42の上下には上側及び下側の溝付
ターンロール43,44が配設れ、該上側及び下側の溝付タ
ーンロール43,44に対して、下側から入って来たコード
5が両ターンロール43,44間に複数回巻回され、下側よ
り出て行くようになっている。
第2及び第3乾燥加熱手段16,17も、スリット部材47,48
(図示省略)、オーブン49,50、上側及び下側ターンロ
ール51,52,53,54を有する点では第1乾燥加熱手段15と
同一であるが、オーブン49、50の上部外側でかつ上側タ
ーンロール51,52の上方に、上側ターンロール51,52に最
初に巻回されるコード5が巻回されるトップロール55,5
6が配設されている点では異なる。
ここで、下側から最初に上昇せしめられるコード5を、
上側ターンロール51,52の上方に位置するトップロール5
5,56に巻回させ、オーブン49,50の外に出すようにして
いるのは、RFL液の乾燥及び反応促進を図り、ターンロ
ール51,52,53,54にRFL液が付着するのを防止するためで
ある。
第4乾燥加熱手段18は、オーブン57、溝付の上側及び下
側ターンロール58,59を有する点では第1乾燥加熱手段1
5と同一であるが、オーブン57内部にスリット部材を備
えない点では異なる。
なお、上記第1乃至第2乾燥加熱手段15〜18の上側及び
下側ターンロール43、51,52,58及び44,53,54,59はそれ
ぞれオーブントップカバー45及びオーブンアンダーカバ
ー46にて覆われている。
また、上記第1乃至第4乾燥加熱手段15〜18に対して、
コード5の進行方向すなわち側方に隣接して、乾燥加熱
手段15〜18にて加熱されたコード5を冷却する第1乃至
第4冷却手段61〜64が配設されている。
第1乃至第4冷却手段61〜64は、それぞれ、第1及び第
2乾燥加熱手段15,16のオーブン42,49間、第2及び第3
乾燥加熱手段16,17のオーブン49,50間、第3及び第4乾
燥加熱手段17,18のオーブン50,57間及び第4乾燥加熱手
段18の第3乾燥加熱手段17とは反対側の下方に配設され
ている。各冷却手段61〜64は、1対のローラ65,66,67,6
8,69,70,71,72が上下に配設されてなり、該両ローラ65
〜72間に、乾燥、加熱後のコード5が複数回巻回され、
所定温度以下に冷却されるようになっている。ここで、
コード5を冷却するのは、例えば処理されるコード5が
ポリエステルコードである場合、第1ガラス転移温度は
70℃程度であるといわれ、これ以上の温度で張力を与え
ると、コード5の物性が変化するからである。すなわ
ち、オーブン42,49,50,57を出たコード5自体の温度は
環境温度によって変わるが、通常70℃以上であり、後述
の第1乃至第4プルロール装置121〜124で発生する張力
でコード5の物性のバラツキの原因となるので、オーブ
ン42,49,50,57を出たコード5を70℃以下に冷却するこ
とで、コード5の物性が安定するようにしているのであ
る。
また、上記第1乾燥加熱手段15〜18の上部には乾燥加熱
手段15〜18に対して熱風を供給する第1乃至第4熱風供
給手段81〜84が、上記第1乃至第4乾燥加熱手段15〜18
の下部には第1乃至第4乾燥加熱手段15〜18より排気を
排出させる第1乃至第4排気手段85〜88がそれぞれ隣接
して配設されている。
上記第1熱風供給手段81は、2つのダイレクト駆動タイ
プのブロア91,92よりの空気をヒータ93,94にて加熱して
熱風として、オーブン42内に供給するようになってい
る。
上記第2乃至第4熱風供給手段83,84,85は、それぞれ、
1つのダイレクト駆動タイプのブロア101,102,103と、
1つのヒータ104、105,106とを有している。
上記第1及び第4排気手段85,88は、駆動モータ111,112
にて回転駆動されるブロア113,114を有し、オーブン42,
57の下側開口部より排気を吸引排気させるとともに、第
1及び第4ディップタンク手段11,14のカバー部材23,38
内よりの排気も行うようになっている。
第2及び第3排気手段86,87は、共通のブロア115によっ
て構成され、オーブン49,50の下側開口部より排出され
た排気(熱風)を、熱風供給手段82,83のブロア101,102
に供給して、再循環使用するようになっている。ブロア
115は第2ゾーンZ2に、駆動モータ(駆動プーリ116のみ
図示)は第3ゾーンZ3にそれぞれ配設されている。
また、第1乃至第3ディップタンク手段11,12,13の前
側、第4ゾーンZ4の後側には、第1乃至第4プルロール
装置121〜124が配設され、該プルロール装置121〜124前
後のテンションをカットするようになっている。第1及
び第4プルロール装置121,124は、上下に配設された溝
付プルロール125,126及び平プルロール127,128からなる
一方、第2及び第3プルロール装置122,123は前後方向
に配設された溝付プルロール129,130及び平プルロール1
31,132からなる。
さらに、第1及び第2ゾーンZ1,Z2、第2及び第3ゾー
ンZ2,Z3並びに第3及び第4ゾーンZ3,Z4の間には、そ
れぞれ、コード5のテンションを略一定に保つ第1乃至
第3テンション制御装置151,152,153が配設されてい
る。
第1乃至第3テンション制御装置151,152,153は基本的
に同一構成である例えば第1テンション制御装置151
は、第3図及び第4図に示すように、基端部154aが回動
可能に軸支され先端部154bが上下方向に変位可能な自由
端であるテンションバー154の基端部154a寄りに、コー
ド5が巻回されるテンションローラ155が回転可能に支
承され、該テンションバー154の長手方向にテンション
ウェイト手段25を位置調節が可能に取付けられており、
該テンションウェイト手段25を位置調節することでコー
ト5に付与されるテンションの調節が行われるように構
成されている。
上記テンションバー154は、第5図及び第6図に示すよ
うに、基端部154a寄りに、テンションローラ155が回転
可能に支承される突出軸部154cを有し、該突出軸部154c
より先端部154b寄りに軸方向に延びる直線溝154dが形成
され、該直線溝154dに対してテンションウエイト手段15
6が直線溝154dに沿って位置調節可能に取付けられてい
る。
上記テンションウェイト手段156は、第7図乃至第13図
に示すように、操作ノブ171が螺着されテンションバー1
54の直線溝154dにスライド可能に係合されたスライダ17
2と、該スライダ172に係止されるハンガー173と、該ハ
ンガー173に載置されるウェイト174とを有する。スライ
ダ172は、上下に平面部172a,172aを、前後が曲面部172
b,172bをそれぞれ有し直線溝154dにスライド可能に係合
する軸部172cと、該軸部172cの一側にフランジ172dを介
して連設され係止孔172eを有する矩形板状の係止部172f
と、上記軸部172cの他側に連設され操作ノブ171のねじ
孔171aが螺着されるねじ部172gとを備える。ハンガー17
3は、スライダ172の係止部172fの係止孔172eに係止され
るフック部173aと、該フック部173aより下方に連設され
た軸部173bと、該軸部173bの下端に螺着された支持板部
173cとを備える。ウェイト174は、ハンガー173の支持板
部173c上に載置できるように、軸部173bが挿入される半
径方向の切欠部174aを有する。また、ウェイト174は、
複数個が上下にずれることなく重積できるように上下に
嵌合凸部174b及び嵌合凹部174cが形成されている。な
お、このウェイトは、重量が同一のものだけとしてもよ
いし、重量の異なるもの(例えば1kg、2kgの2種類)を
組合わせて用いるようにすることもできる。
上記テンションバー154の基端部154aには、該基端部154
aの回動軸としての連結軸159を介して角度検出器157が
連係され、該角度検出器157が制御手段158に連係されて
いる。なお、連結軸159は、軸受160によって回動可能に
支承されている。それによって、テンションバー154が
水平状態から上下に傾斜するとコード5の走行経路も変
化するために、コード5の作用する荷重も変化し、実質
的なテンション荷重をコード5に付与できなくなること
から、角度検出器157からのテンションバー154の角度信
号を受けた制御手段158が、テンションバー154が常に略
水平となるように、第2プルロール装置122のプルロー
ル129,131の回転速度を制御し、略一定のテンションを
付与するようになっている。
また、第1及び第4ディップタンク手段11,14のカバー
部材23,38の内部及び第4ディップタンク手段14の前後
に、それぞれ、コード5を案内する案内ローラ161,162,
163,164がそれぞれ配設されている。さらに、各テンシ
ョン制御装置151,152,153の前側にも、案内ローラ165,1
66,167,168,169,170が配設されている。
上記のように構成すれば、第1のゾーンZ1においては、
チーズ4から繰り出されたディップ処理前のコード5
が、第1プルロール装置121のプルロール128,127間に複
数回巻回されて、張力調整れ、それから第1プルロール
装置121の上側プルロール125に隣接され第1ディップタ
ンク手段11のカバー部材23内に位置する案内ローラ161
を介してディップタンク19内の上側及び下側ディップロ
ール20,21に複数回巻回されて、第1段階のディップ処
理が行われる。
その後、タッチロール181を介して接着剤の付着量が調
整されて、下側ターンロール44の後側を通って、乾燥、
加熱のために第1オーブン42内に案内される。第1オー
ブン42内ではコード5は上側及び下側ターンロール43,4
4間に複数回巻回され、接着剤の乾燥と、延伸・熱固定
とが行われる。
しかして、上記オーブン42より、案内ロール165を介し
て出てきたコード5は、第1テンション制御装置151に
よってテンション(張力)が調整される。このテンショ
ンの調整は、テンションローラ155に巻回されているコ
ード5に対してテンションウェイト手段156をテンショ
ンバー154を介して作用させることにより、コード5に
テンションが付与され、また、テンションバー154を、
制御手段158にて第2プルロール装置122のプルロール12
9,131の回転速度を制御することで常時略水平状態に保
ち、コード5のテンションが略一定となるようにテンシ
ョン制御が行われる。
その後、第1冷却手段61(ローラ65,66)に送られ、オ
ーブン42内での乾燥、加熱により温度上昇していたコー
ドを、コード物性が変化しない所定温度以下になるまで
冷却される。
コード冷却後、第1ゾーンZ1と第2ゾーンZ2との間に位
置する第2プルロール装置122を経て第2ゾーンZ2に至
るようになっている。
以下、第2乃至第4ゾーンZ2〜Z4においても、同様の操
作が接着剤の種類を変えて繰返し行われる。
(発明の効果) 本発明は上記のように構成したから、コンパクトな構造
でもって、テンションローラを支承するテンションバー
を水平状態に保ち、一定の張力をコードに付与すること
で、一定の物性を有するコードを得ることができる。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明の実施例を例示するもので、第1図及び第
2図はそれぞれは縦型ディップ処理装置の正面図及び側
面図、第3図及び第4図は第1テンション制御装置の正
面図及び側面図、第5図はテンションバーの正面図、第
6図は同平面図、第7図は操作ノブの正面図、第8図は
スライダの側面図、第9図は同平面図、第10図は同正面
図、第11図はハンガーの正面図、第12図はウェイトの平
面図、第13図は同正面図である。 第14図は従来のディップ処理装置のの概略図である。 1……ディップ処理装置 5……コード 154……テンションバー 154d……直線溝(溝) 155……テンションローラ 156……テンションウェイト手段 157……角度検出器 158……制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベルトの心体を構成するコードに付与する
    テンションが略一定となるようにコントロールするもの
    であって、 基端部が回動可能に支承され、溝が軸方向に形成された
    テンションバーと、 該テンションバーの溝にスライド可能に係合するテンシ
    ョンウェイト手段と、 上記テンションバーに回転可能に支承されコードが巻回
    されるテンションロールと、 上記テンションバーに連係されテンションバーの傾斜角
    度を検出する角度検出器と、 該角度検出器よりの信号を受け上記テンションバーが水
    平状態を保つようにコードの走行速度を制御する制御手
    段とを具備することを特徴とするテンションコントロー
    ル装置。
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