JPH0679657A - 脚式移動ロボットの歩行制御装置 - Google Patents
脚式移動ロボットの歩行制御装置Info
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- JPH0679657A JPH0679657A JP25387892A JP25387892A JPH0679657A JP H0679657 A JPH0679657 A JP H0679657A JP 25387892 A JP25387892 A JP 25387892A JP 25387892 A JP25387892 A JP 25387892A JP H0679657 A JPH0679657 A JP H0679657A
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Abstract
であって、両脚支持期に目標全床反力を左右の脚部に分
配し、次の片脚支持期に支持脚となる脚部に予めモーメ
ントを与えておき、他方の脚が離床して遊脚となるとき
その支持脚に作用するモーメントを連続させる。 【効果】 モーメントが連続となることから、高速に歩
行するときも接地性を失うことなく、安定した姿勢を保
持することができる。
Description
行制御装置に関し、より具体的には2足歩行の脚式移動
ロボットにおいて、目標とする床反力が両脚部全体につ
いてのみならず、各脚部のそれぞれについても連続する
様に歩行制御して高速に移動できる様にしたものに関す
る。
移動ロボットとしては、特開昭62−97005号、特
開昭63−150176号公報記載のものなどが知られ
ている。また脚式移動ロボットを含むロボットの制御に
ついては、「ロボット工学ハンドブック」、日本ロボッ
ト学会編、1990年10月20日)に詳しい。
ト、例えば2足歩行の脚式移動ロボットにあっては、あ
る歩容、例えば脚軌道と腰軌道などで表現される歩容が
与えられた場合、その運動によって慣性力と慣性トルク
が発生し、それに重力を合わせた合力と合モーメントに
釣り合う様に、図14に示される全床反力が発生しなけ
ればならない(ここで、「全床反力」はある作用点に働
く全ての力とモーメントの組み合わせの意味で使用す
る。また、この明細書では一般的な意味の力と、床反力
の様な一般的な意味の力の成分とモーメントの成分とを
合わせた力とを区別するために、床反力の力成分を「並
進力」を呼ぶ)。
働く床反力がそのまま全床反力になるが、両脚支持期の
場合には各脚部に働く床反力の合力と合モーメントが全
床反力となることから、両脚支持期では各脚部の床反力
の組み合わせは、一意には決まらない。通常この全床反
力の作用点はZMP(Zero Moment Point)と呼ばれ、荷
重の移動に合わせて床面上を移動する様にロボットの歩
容は設計されるが、ZMPが連続に設計されていても、
各脚部の床反力の分配において配慮が足りないと、床反
力が不連続となる。特に、脚式移動ロボットの歩行速度
が上がるにつれ、ヨー方向(鉛直方向(z方向))のス
ピンモーメントが大きくなり、その結果、両脚支持期か
ら片脚支持期に移行する際に、床反力の成分のうち、床
面法線方向のモーメントに大きな不連続が発生し、ロボ
ット足平の接地性が失われる。
ボットにカウンタウェイトを取りつける試みも提案され
ている。この手法をスピンモーメントのキャンセルに応
用すれば、スピンモーメントが常に零になるので、上記
の不都合は発生しなくなるが、カウンタウェイトの分だ
けロボットの自重が増して歩行に必要とされる消費エネ
ルギが大きくなり、またカウンタウェイトが外界と干渉
する恐れもある。
を解消することにあり、ロボットが高速に歩行するとき
も足平の接地性を十分確保しつつ安定した姿勢で移動で
きる様にした脚式移動ロボットの歩行制御装置を提供す
ることにある。
ためにこの発明は例えば請求項1項に示す如く、基体
と、それに連結された複数本の脚部とを備えた脚式移動
ロボットの歩行制御装置であって、目標とする全ての床
反力の合力と合モーメントとその作用点であるZMPが
連続する様に、前記ロボットの歩容を設定する第1の手
段、前記複数本の脚部の目標床反力が支持脚期と遊脚期
の境界点においてもそれぞれ連続する様に、前記目標と
する全ての床反力の合力と合モーメントを各脚部に分配
する第2の手段、および、分配された床反力に応じて前
記ロボットの姿勢を修正して各脚部の床反力を制御する
第3の手段、を備える如く構成した。
遊脚期との境界点においても連続する様に決定し、それ
を追従する様に各脚部に作用する実際の床反力を制御す
ることから、換言すれば、各脚部に作用する実際の床反
力が不連続的に急激な変化を起こさない様に制御するこ
とから、実際の床反力が瞬間的にも摩擦限界を超えるこ
とがなくて常にその限界内に止めることができ、高速歩
行時にヨー方向のスピンモーメントが大きくなっても接
地性を失うことがなく、安定した姿勢で移動することが
できる。
式移動ロボットを例にとって、この発明の実施例を説明
する。図1はそのロボット1を全体的に示す説明スケル
トン図であり、左右それぞれの脚部リンク2に6個の関
節を備える(理解の便宜のために各関節をそれを駆動す
る電動モータで示す)。該6個の関節は上から順に、腰
の脚部回旋用(z軸まわり)の関節10R,10L(右
側をR、左側をLとする。以下同じ)、腰のロール方向
(x軸まわり)の関節12R,12L、同ピッチ方向
(y軸まわり)の関節14R,14L、膝部のピッチ方
向の関節16R,16L、足首部のピッチ方向の関節1
8R,18L、同ロール方向の関節20R,20Lとな
っており、その下部には足平22R,22Lが取着され
ると共に、最上位には筐体(上体ないしは基体)24が
設けられ、その内部には制御ユニット26が格納され
る。
12R(L),14R(L)から構成され、また足関節
は、関節18R(L),20R(L)から構成される。
また、腰関節と膝関節との間は大腿リンク32R,32
Lで、膝関節と足関節との間は下腿リンク34R,34
Lで連結される。ここで、脚部リンク2は左右の足につ
いてそれぞれ6つの自由度を与えられ、歩行中にこれら
の6×2=12個の関節(軸)をそれぞれ適宜な角度に
駆動することで、足全体に所望の動きを与えることがで
き、任意に3次元空間を歩行することができる様に構成
される。先に述べた様に、上記した関節は電動モータか
らなり、更にはその出力を倍力する減速機などを備える
が、その詳細は先に本出願人が提案した出願(特願平1
−324218号、特開平3−184782号)などに
述べられており、それ自体はこの発明の要旨とするとこ
ろではないので、これ以上の説明は省略する。
は公知の6軸力センサ36が設けられ、足平を介してロ
ボットに伝達されるx,y,z方向の力成分Fx,F
y,Fzとその方向まわりのモーメント成分Mx,M
y,Mzとを測定し、足部の着地の有無と支持脚に加わ
る力の大きさと方向とを検出する。また足平22R
(L)には静電容量型の接地スイッチ38(図1で図示
省略)が設けられて、足平の接地の有無を検出する。更
に、筐体24には傾斜センサ40が設置され、x−z平
面内とy−z平面内のz軸に対する、即ち、重力方向に
対する傾斜角度と傾斜角速度を検出する。また各関節の
電動モータには、その回転量を検出するロータリエンコ
ーダが設けられる。更に、図1では省略するが、ロボッ
ト1の適宜な位置には傾斜センサ40の出力を補正する
ための原点スイッチ42と、フェール対策用のリミット
スイッチ44が設けられる。これらの出力は前記した筐
体24内の制御ユニット26に送られる。
く示す如く、適宜な摩擦力と弾性変形特性を備えたゴム
材などからなる弾性体220が貼りつけられる。
ック図であり、マイクロ・コンピュータから構成され
る。そこにおいて傾斜センサ40などの出力はA/D変
換器50でデジタル値に変換され、その出力はバス52
を介してRAM54に送られる。また各電動モータに隣
接して配置されるエンコーダの出力はカウンタ56を介
してRAM54内に入力されると共に、接地スイッチ3
8などの出力は波形整形回路58を経て同様にRAM5
4内に格納される。制御ユニット内にはCPUからなる
第1、第2の演算装置60,62が設けられており、第
1の演算装置60は後で述べる様に生成されてROM6
4に格納されている歩容(腰軌道、足平軌道)を読み出
して目標関節角度を算出してRAM54に送出する。ま
た第2の演算装置62はRAM54からその目標値と検
出された実測値とを読み出し、各関節の駆動に必要な制
御値を算出し、D/A変換器66とサーボアンプを介し
て各関節を駆動する電動モータに出力する。
ートであるが、同図を参照して説明する前に、図6以降
を参照してこの発明の特徴を説明する。
前後に振ることによって、ロボットをヨー軸(鉛直軸あ
るいはz軸)まわりに回転させようとするスピンモーメ
ントが生じる。一方、各脚部には床から床反力が作用す
る。この床反力を全て合成することによって、全床反力
(すべての床反力の合力と合モーメント)が得られる。
ロボットがスピンせずに所定の進行方向を維持して歩行
し続けるためには、全床反力のヨー軸モーメント成分が
前記スピンモーメントに釣り合っていなければならな
い。即ち、次式が成立しなければならない。 全床反力のヨー軸モーメント成分+スピンモーメント=
0 尚、この式は、オイラ・ニュートン方程式のz軸モーメ
ント成分に関するつり合いの式であり、安定に設計通り
の歩行を行わせるためには、オイラ・ニュートン方程式
の他の成分に関するつり合いの式も満足しなければなら
ないが、以下ではそれに関する説明を省略する。
トが歩行すると、スピンモーメントによってロボットの
上体がスピンモーメントと同じ方向に回転しようとす
る。この結果、従来の一般的な位置制御によって関節を
駆動する場合、両脚支持期には前脚と後脚が床に対して
互いに逆の横方向(y方向)に滑ろうとし、それを抑え
る方向に摩擦力が例えば図6の(a)に示す如く発生す
る。即ち、両足支持期にはスピンモーメントにつり合う
床反力モーメントは、主にy方向の剪断力によって発生
する。しかし、続いて片脚支持期に移行した瞬間、遊脚
(後脚)には床反力が作用しなくなるため、モーメント
のつり合いがとれなくなってロボットの上体がスピンモ
ーメントの方向に回転し始める。この結果、足平22R
の底面の弾性体220が捩れ、図6の(b)に示す様に
支持脚にスピンモーメントにつり合う実床反力モーメン
トが発生する。即ち、各脚に作用すべき床反力モーメン
トに不連続が生じ、それに対して各脚の実際の床反力モ
ーメントは時間遅れをともなって発生し、しばらくする
と、実際の床反力モーメントがスピンモーメントにつり
合うまでに増加する。しかし、多くの場合、上体24の
回転の勢いによって、弾性体220がさらに捩れ、実際
の床反力モーメントがオーバーシュートし、最悪の場
合、摩擦限界を超えてスピンして姿勢を崩す。
り、全体としてロボットに作用する全床反力は予め歩容
で設計していることから、その全床反力を両脚支持期の
ときから各脚部に分配して床反力を連続させる様にし
た。即ち、離床のときに支持脚に大きなスピンモーメン
トが生じることは否定し難いので、図7の(a)(b)
に示す様に、予め両脚支持期のときから次の片脚支持期
に支持脚となる脚部にスピンモーメントにつり合う床反
力モーメントを積極的に与えておき、それによって境界
点(離床時点)においても各脚の床反力モーメントが連
続する様にした。別言すれば、各脚の床反力モーメント
を連続的に変化する様に制御するので、離床の後も各脚
の床反力モーメントが摩擦限界を超えることがなく、よ
って姿勢の安定性を確実に確保することができる。
と、目標全床反力(スピンモーメントを中心に述べてい
るため、並進力FyとモーメントMzのみ図示する)は
各脚部に、作為的にせよ不作為的にせよ、分配されるこ
とになるが、図8に示す様に不連続に分配されると、図
10の(a)に示す様に、発生する実際の床反力モーメ
ントMzが不連続点の直後にオーバーシュートして目標
値(予め設計した歩容で予定する)を超え、限界モーメ
ント(摩擦限界)を超えたところでスピンして接地性を
失う。それに対し、図9に示す様に、各脚の目標床反力
モーメントが連続する様に作為的に目標床反力を分配す
ると、図10の(b)に見られる如く、実際の各脚の床
反力モーメントMzはほぼ目標値に追従して安定した姿
勢を保持する。
(PAD図、構造化フロー・チャート)を参照してこの
制御装置の動作を説明する。
えば10歩の歩行でゴールに到達する様に歩容が予め設
計されており、またその歩容では目標とする全床反力と
その作用点であるZMPが任意の時刻で連続する様に設
計されているものとする。従って、ゴールに到達するま
で、1歩ごとにS1からS3までの作業が行われる。具
体的には1歩ごとにS3からS4以降に進み、先ずS4
において歩容の特徴を表す各種のパラメータに基づいて
脚軌道と目標ZMP軌道の瞬間値を求める。続いてS5
に進んで動力学的に目標ZMPを満足する様に腰(上
体)位置を求める。これらS4,S5のステップを経て
目標姿勢を確定する。次にS6に進み、そこで目標床反
力分配作業を行う。
ー・チャートであり、先ずS10で片脚支持期か両脚支
持期か判断し、片脚支持期と判断されるときは図11に
示す様に支持脚の目標接地圧重心点をZMPに設定する
と共に、S14に進んで支持脚の目標床反力を目標全床
反力に設定する。ここで接地圧重心点は図12に示す如
く、z方向のモーメントMzを除き、x,y方向のモー
メントMx,Myが生じない様な床反力の作用点を意味
し、片脚支持期のときはZMPに一致する。これについ
ては本出願人が先に出願した特願平4−155916号
(平成4年5月22日出願)に述べられているので、詳
細な説明は省略する。いずれにしても、片脚支持期のと
きは一方の脚部のみで支持することから、床反力を分配
する必要はない。
きはS16に進み、各脚の目標接地圧重心点を図13に
示す如く、片脚支持期との境界においても連続になり、
ZMPがそれらの内分点になる様に設定し、続いてS1
8に進んで先ず並進力成分(床反力の力成分)を内分比
の逆比で分配し、各脚の目標床反力の並進力成分に設定
し、続いてS20に進んでモーメント成分についても同
様の手法で分配する。これにより、次の片脚支持期に支
持脚となる脚部に分配される床反力は図9に示す如く、
境界点(離床時点)に向けて経時的に大きくなりつつ連
続すると共に、遊脚となる脚部に分配される床反力は境
界点付近で実質的に零となる。
でS7に進んで前記した6軸力センサ36を通じて各脚
の実床反力を計測し、S8に進んで各脚の実床反力がS
6で分配された各脚の目標床反力に追従する様に目標脚
姿勢を変更し、S9に進んでロボットの関節を変位制御
してロボットの目標姿勢を追従させる。具体的には、床
に対する足平の相対的な位置・姿勢を変えて(例えばひ
ねって)足平22R(L)の弾性体220を変形させる
ことによって各脚の実床反力を操作することになる。
るいは図9に示す様に、両脚支持期のときから離床時点
に向けて、次に支持脚となる脚部に連続したモーメント
目標値を与えることができ、実際のモーメントも目標付
近に追従することとなって限界を超えることがない。従
って、ロボットは高速に歩行するときも接地性を失うこ
となく、安定した姿勢で移動することができる。
技術と併せて用いるとき、不整地であると否とを問わ
ず、各脚についても目標床反力を連続する様に制御する
ことができ、一層効果を挙げることができる。
トMzを中心に説明したが、分配する床反力成分はそれ
に限られるものではないことは言うまでもない。
心点を結ぶ線分の内分比の逆比で求める例を示したが、
これは最も簡易な手法であり、これに限られるものでは
なく、その他、床反力が境界点において連続する限り、
どの様に分配しても良い。
になっていない場合には、この様な分配はできないの
で、別の手法で分配する必要がある。ただし、歩容を設
計するときに、予めZMPが内分点になる様にしておけ
ば、そのときの各脚の目標接地圧重心点をそのまま用い
れば良い。また、平地や階段の場合には接地床面法線方
向が各脚部とも全て同じになるので、上記した手法で分
配することができるが、これらが同一平面上にないとき
も、この様な分配はできないので、別の手法を用いるこ
とになる。
変位制御型のロボットにおいて目標姿勢を修正すること
によって各脚の実床反力を制御する例を示したが、それ
に限られるものではなく、足平に弾性体を備えなくと
も、足首部などにトルク制御型の関節を備えるロボット
であれば、トルク制御によって直接的に各脚の実床反力
を制御することも可能である。
る例を示したが、それに限られるものではなく、不連続
であってもある程度の効果を挙げることができる。
ーンを予め設定しておく場合に適用する例を示したが、
それに限られるものではなく、歩行のときリアルタイム
に求める様にした技術にも応用可能である。
ボットを例にとって説明してきたが、それに限られるも
のではなく、3足以上の脚式移動ロボットにも妥当する
ものである。
連結された複数本の脚部とを備えた脚式移動ロボットの
歩行制御装置であって、目標とする全ての床反力とその
作用点であるZMPが連続する様に、前記ロボットの歩
容を設定する第1の手段、前記複数本の脚部の目標床反
力が支持脚期と遊脚期の限界点においてもそれぞれ連続
する様に、前記目標とする全ての床反力の合力と合モー
メントを各脚部に分配する第2の手段、および分配され
た床反力に応じて前記ロボットの姿勢を修正して各脚部
の床反力を制御する第3の手段を備える如く構成したの
で、目標とする床反力が脚部全体についてのみならず、
各脚部のそれぞれについても連続する様に制御すること
となり、摩擦限界内に抑制することができて高速歩行時
にも安定した姿勢で移動させることができる。
結された2本の脚部とを備えた2足歩行の脚式移動ロボ
ットの歩行制御装置であって、目標とする全ての床反力
とその作用点であるZMPが連続する様に、前記ロボッ
トの歩容を設定する第1の手段、前記目標とする全ての
床反力の合力と合モーメントを両脚支持期に、次の片脚
支持期に支持脚となる第1の脚部の目標床反力が両脚支
持期と片脚支持期の境界点でも連続となる様に、前記第
1の脚部と次の片脚支持期に遊脚となる第2の脚部とに
分配する第2の手段、および分配された目標床反力に応
じて前記ロボットの姿勢を修正して各脚部の床反力を制
御する第3の手段を備える様に構成したので、目標とす
る床反力が両脚部全体についてのみならず、各脚部のそ
れぞれについても連続することとなって、限界内に抑制
することができて高速に歩行するときも安定した姿勢で
移動することができる。
分配は、前記第2の脚部と第1の脚部の接地圧重心点を
結ぶ線分の内分比の逆比から決定される様に構成したの
で、簡易な構成でありながら、適切に目標床反力を分配
することができる。
は、前記第2の脚部の目標床反力を前記境界点に向けて
経時的に小さくし、前記境界点付近でほぼ零にする様に
分配する如く構成したので、他方の脚部についても床反
力が連続することとなって、一層安定した姿勢を得るこ
とができる。
置を全体的に示す概略図である。
る。
る。
置の動作を示すフロー・チャートである。
ーチンを示すサブルーチン・フロー・チャートである。
反力を示す説明図である。
が連続する様に分配される状態を示す説明図である。
続となる状態を示す説明グラフ図である。
となる状態を示す説明グラフ図である。
される床反力とそれにつり合う様に要求されるモーメン
トとを対比的に示す説明グラフ図である。
床反力の分配を説明する説明図である。
説明する説明説明図である。
床反力の分配を説明する説明図である。
力と慣性トルクを説明する説明図である。
ット) 2 脚部リンク 10R,10L 脚部回旋用の関節 12R,12L 腰部のロール方向の関節 14R,14L 腰部のピッチ方向の関節 16R,16L 膝部のピッチ方向の関節 18R,18L 足首部のピッチ方向の関節 20R,20L 足首部のロール方向の関節 22R,22L 足平 24 筐体(上体あるいは基体) 26 制御ユニット 36 6軸力センサ 220 弾性体
Claims (4)
- 【請求項1】 基体と、それに連結された複数本の脚部
とを備えた脚式移動ロボットの歩行制御装置であって、 a.目標とする全ての床反力の合力と合モーメントとそ
の作用点であるZMPが連続する様に、前記ロボットの
歩容を設定する第1の手段、 b.前記複数本の脚部の目標床反力が支持脚期と遊脚期
の境界点においてもそれぞれ連続する様に、前記目標と
する全ての床反力の合力と合モーメントを各脚部に分配
する第2の手段、 および c.分配された床反力に応じて前記ロボットの姿勢を修
正して各脚部の床反力を制御する第3の手段、 を備えたことを特徴とする脚式移動ロボットの歩行制御
装置。 - 【請求項2】 基体と、それに連結された2本の脚部と
を備えた2足歩行の脚式移動ロボットの歩行制御装置に
おいて、 a.目標とする全ての床反力の合力と合モーメントとそ
の作用点であるZMPが連続する様に、前記ロボットの
歩容を設定する第1の手段、 b.前記目標とする全ての床反力の合力と合モーメント
を両脚支持期に、次の片脚支持期に支持脚となる第1の
脚部の目標床反力が両脚支持期と片脚支持期の境界点で
も連続となる様に、前記第1の脚部と次の片脚支持期に
遊脚となる第2の脚部とに分配する第2の手段、 および c.分配された床反力に応じて前記ロボットの姿勢を修
正して各脚部の床反力を制御するする第3の手段、 を備えたことを特徴とする脚式移動ロボットの歩行制御
装置。 - 【請求項3】 前記目標床反力の分配が、前記第1の脚
部と第2の脚部の接地圧重心点を結ぶ線分の内分比の逆
比から決定されることを特徴とする請求項2項記載の脚
式移動ロボットの歩行制御装置。 - 【請求項4】 前記第2の手段は、前記第2の脚部の目
標床反力を前記境界点に向けて経時的に小さくし、前記
境界点付近でほぼ零とする様に分配することを特徴とす
る請求項2項または3項記載の脚式移動ロボットの歩行
制御装置。
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JP4253878A JP3055737B2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 脚式移動ロボットの歩行制御装置 |
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