JPH0677963B2 - 管の内張り方法及び拡開具 - Google Patents

管の内張り方法及び拡開具

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JPH0677963B2
JPH0677963B2 JP13747387A JP13747387A JPH0677963B2 JP H0677963 B2 JPH0677963 B2 JP H0677963B2 JP 13747387 A JP13747387 A JP 13747387A JP 13747387 A JP13747387 A JP 13747387A JP H0677963 B2 JPH0677963 B2 JP H0677963B2
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pipe
lining material
lining
cylinder
tip
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秋生 森永
善久 清水
隆善 井本
克彦 東
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Ashimori Industry Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
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Ashimori Industry Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はガス導管、水導管等の主として地中に埋設され
た管に対して内張りするに際し、当該管の一端のみから
作業をする場合において、その管の先端部における内張
り材の端末を処理して管の内面に固定するための方法及
び器具に関するものである。
このような管としては、ガス導管における水抜き管があ
る。第4図はこの水抜き管の敷設情況を示すものであっ
て、ガス導管1の途中に水溜め容器2が接続されてお
り、都市ガス内に含まれる水蒸気等が凝縮した液体分
(主として水)が溜まるようになっている。そしてその
水溜め容器2の上部を貫通して水抜き管3が立設されて
おり、該水抜き管3の上端は地上に形成されたピット4
内に開口して蓋5で閉塞されており、また下端は前記水
溜め容器2の底部に至っている。そして定期的に前記蓋
5を外して水抜き管3から水溜め容器2内に溜まった水
を吸出して排出するようになっている。
ところでこのような水抜き管3を内張りする場合、当該
水抜き管3の上端の開口部から作業をして内張りするこ
ととなるが、水抜き管3の下端部においてなんらかの処
理をすることはできない。水抜き管3の下端において何
等かの処理をしようとすればその部分を掘り起こして水
溜め容器2を開かなければならず、そうするのであれば
水抜き管3を交換するほうが遥かに作業が容易で時間的
にも早く、経済的である。
従来の技術 従来一般に地中埋設管路に対する内張りの方法として圧
力流体で柔軟な筒状の内張り材を裏返しながら管路に挿
通し、裏返った内張り材を前記圧力流体で管路内面に圧
着して内張りする方法が知られている。
この方法は管路の前兆に亘って掘り起す必要がなく、長
い管路の両端部のみを掘削すれば良いのであって、地中
に埋設された長尺の管路の内張り方法として極めて優れ
た方法として近年特に注目を浴びている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながらこの方法は、原則として内張りすべき区間
の両端部を開かなければならない。数百mにも及ぶ長い
管路については、両端部のみを開けば足りるということ
は大きなメリットであるが、前述のような水抜き管のよ
うに高々数mの管については両端部を開く必要があると
いうことは前述のように何等メリットとはならないばか
りか、かえってデメリットとなる。
本発明はかかる事情に鑑みなされたものであって、管の
開口部における作業のみで管の他端における内張りの端
末を処理するための、特に前記水抜き管を内張りするの
に適した方法及び器具を提供することを目的とするもの
である。
問題点を解決する手段 而して本件方法の発明は、内張り材の一端の内外に一対
のリングを嵌合して当該内張り材の前記一端を挟持し、
当該内側リングの内側に拡開具を嵌合し、管の開口端か
ら内張り材を挿通して内張りすると共に当該内張り材の
前記一端を管の先端に位置せしめ、そこにおいて前記拡
開具を拡開して前記リングを拡張し、当該リングを介し
て内張り材の前記一端部を管の内面に固定することを特
徴とするものであり、またその器具の発明は、有底筒状
であってその底部に透孔を有するシリンダーと、当該シ
リンダーに摺動可能に嵌合された本体の先端面に前記透
孔を貫通して突出するロッドを設けたピストンと、当該
ピストンの前記ロッドの先端部に止着された押圧板と、
当該押圧板と前記シリンダーの先端面との間に挟持され
た弾性体よりなる拡開部材とよりなり、前記シリンダー
の底部と前記ピストン本体の先端面との間に圧力油を圧
入する手段を設けたことを特徴とするものである。
第3図は前記水抜き管3に内張りする状態を示すもので
ある。水抜き管3の上端にはメカソケット6を介してシ
ャッター7が結合されており、さらに該シャッター7の
上部には内張り材端末固定金具8が結合され、該内張り
材端末固定金具8の固定部9に内張り材10の端末が、環
状に固定されている。さらにその内張り材端末固定金具
8の上部には、筒状の注液容器11が結合され、水等の液
体12が入れられている。
内張り材10の一端には拡開具13が取付けられており、他
端は前記固定部9に環状に固定されている。
内張り材10は注液容器11内の液体12のヘッド圧により、
環状固定部分に形成された折返し部14において内側が外
側となるように裏返される。そして内張り材10は裏返り
ながらその折返し部14が水抜き管3に沿って下降し、裏
返った内張り材10は前記ヘッド圧により水抜き管3内面
に圧着され内張りされる。
内張り材10の裏返りの進行に伴って注液容器11内には液
体12が補給され、内張り材10が裏返るための圧力は維持
される。
内張り材10が裏返りながら水抜き管3内に挿通される
と、それに伴って当該内張り材10の前記一端に取付けら
れた拡開具13も水抜き管3内に引込まれ、内張り材10が
全長に亘って裏返ると、拡開具13は水抜き管3の他端に
位置せしめられる。
この状態が拡開具13の構造と共に第1図に示されてい
る。15は有底筒状のシリンダーであって、その底部には
透孔16が形成されており、当該透孔16の内面にはOリン
グ17が嵌合されている。
18はピストンである。該ピストン18は本体19と該本体19
の先端面に突設されたロッド20とよりなっている。本体
19の外面にはOリング21が嵌合され、前記シリンダー15
の内面に沿って上下に摺動可能となっている。またロッ
ド20は前記シリンダー15の透孔16を貫通して下方に突出
している。また前記本体19の上部には空所22が形成され
ており、該空所22から本体19の先端面にかけて、油圧路
23が形成されている。そして空所22の上部にはキャップ
24が螺着され、該キャップ24には油圧ホース25が結合さ
れていて、前記空所22から凹部23を経てシリンダー15の
底面と本体19の先端面との間に油圧を作用させることが
できるようになっている。
ロッド20の前記シリンダー15から突出した部分には、ゴ
ム状弾性体よりなる円筒状の拡開部材26が嵌合されてお
り、さらにその下方には押圧板27が嵌合され、ナット28
で締付けられている。
そして前記内張り材10の前記一端部には、その内外両側
に一対の金属製のリング29,30が嵌合され、内張り材10
の端末は当該リング29,30により挟持されている。そし
てその内側のリング29が前記拡開部材26の外周に嵌合さ
れ、外側のリング30を締付けてこれらのリング29,30お
よび内張り材10の端末を拡開具13に支持している。
而して第1図は、内張り材10を裏返して水抜き管3の内
面に圧着した状態を示しており、拡開具13は水抜き管3
の下端部に到達している。そして拡開具13及びリング30
は、水抜き管3内面に圧着された内張り材10の内面に対
して遊嵌されている。
この状態で油圧ホース25から圧力油を圧入し、シリンダ
ー15の底面とピストン18の本体19の先端面との間に油圧
を作用させると、ピストン18がシリンダー15に対して相
対的に上動する。従って当該ピストン18のロッド20に取
付けられた押圧板27も上動し、当該押圧板27とシリンダ
ー15の下面との間に挟持された拡開部材26が厚さ方向に
圧縮され、それに伴って径方向に膨脹する。それにより
リング29,30は拡開され、リング30は内張り材10を介し
て水抜き管3に押付けられる。この状態が第2図に示さ
れている。
この状態で放置し、又は液体12を温湯と置換しつつ循環
させて、内張り材10と水抜き管3との間の接着剤を硬化
させ、内張り材10を水抜き管3に接着する。
さらに内張り材10内の液体12を排出し、シリンダー15底
面とピストン18の本体19先端面との間の油圧を除去する
と、拡開部材26の弾力によりピストン18はシリンダー15
に対して下動し、拡開部材26は上下方向に拡大すると共
に径が縮小し、リング29の内周から離れる。従って油圧
ホース25を引上げれば拡開具13を取出すことができる。
そして拡開具13を取出した後は、内張り材10の端末はリ
ング29,30で拡圧されて水抜き管3に対して固定されて
処理され、内張り材10が水抜き管3から剥がれたり、内
張り材10と水抜き管3との間に、水等が侵入するような
ことがない。
発明の効果 本発明によれば、地中に埋設された管に対し、その一端
のみが開放されていれば当該管に対して内張りした後、
その内張りの他端部を処理し、内張り材の管の内面から
の剥がれや、水等の侵入を有効に防止することができ
る。従ってガス導管における水抜き管のような、比較的
短く、且つ真直ぐで小径の管について適用するのに極め
て好適である。
なお本発明は、前記水抜き管3のみに適用されるもので
はなく、一般の管に対して広く適用することができ、ま
た適宜設計を変更することにより、ガス導管や水導管等
の長尺の管路についても適用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、は本発明の拡開具の使用状態を示
す中央縦断面図であって、第1図は当該拡開具の拡開前
の状態を示し、第2図は拡開した状態を示す。第3図は
水抜き管に内張りする状態を示す中央縦断面図であり、
第4図は水抜き管の敷設状態を示す中央縦断面図であ
る。 3……管、10……内張り材 13……拡開具、15……シリンダー 16……透孔、18……ピストン 19……本体、20……ロッド 26……拡開部材、27……押圧板 29,30……リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−138530(JP,U)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内張り材(10)の一端の内外に一対のリン
    グ(29,30)を嵌合して当該内張り材(10)の前記一端
    を挟持し、当該内側リング(29)の内側に拡開具(13)
    を嵌合し、管(3)の開口端から内張り材(10)を挿通
    して内張りすると共に当該内張り材(10)の前記一端を
    管(3)の先端に位置せしめ、管(3)の開口端から遠
    隔操作により前記拡開具(13)を拡開して前記リング
    (29,30)を拡張し、当該リング(29,30)を介して内張
    り材(10)の前記一端部を管(3)の内面に固定するこ
    とを特徴とする、管の内張り方法
  2. 【請求項2】有底筒状であってその底部に透孔(16)を
    有するシリンダー(15)と、当該シリンダー(15)に摺
    動可能に嵌合された本体(19)の先端面に前記透孔(1
    6)を貫通して突出するロッド(20)を設けたピストン
    (18)と、当該ピストン(18)の前記ロッド(18)の先
    端部に止着された押圧板(27)と、当該押圧板(27)と
    前記シリンダー(15)の先端面との間に挟持された弾性
    体よりなる拡開部材(26)とよりなり、前記シリンダー
    (15)の底部と前記ピストン本体(19)の先端面との間
    に圧力油を圧入する手段を設けたことを特徴とする、管
    の内張り用拡開具
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000300575A (ja) * 1999-04-26 2000-10-31 Aloka Co Ltd ハンドピース及びその製造方法
US7903613B2 (en) 1995-06-30 2011-03-08 Interdigital Technology Corporation Code division multiple access (CDMA) communication system
US7929498B2 (en) 1995-06-30 2011-04-19 Interdigital Technology Corporation Adaptive forward power control and adaptive reverse power control for spread-spectrum communications
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