JPH067728Y2 - 筋力測定及び訓練装置 - Google Patents

筋力測定及び訓練装置

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JPH067728Y2
JPH067728Y2 JP1987056791U JP5679187U JPH067728Y2 JP H067728 Y2 JPH067728 Y2 JP H067728Y2 JP 1987056791 U JP1987056791 U JP 1987056791U JP 5679187 U JP5679187 U JP 5679187U JP H067728 Y2 JPH067728 Y2 JP H067728Y2
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JP
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output shaft
arm
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clutch
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和也 加藤
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Sakai Medical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はスポーツ選手の筋力増強、一般人の体力維持
向上訓練、身障者の運動訓練などに使用される筋力測定
機能を備えた訓練装置に関するものである。
[従来の技術] 第4図は従来の筋力測定装置の一例を示す説明図であ
る。図において、12はアーム、13は被測定者が握る
グリップ、13aはグリップ基部、14はグリップ基部
13aに複数個取り付けられた歪ゲージ、15は歪ゲー
ジ14の検出信号を取り出すための歪ゲージケーブルで
ある。
被測定者がグリップ13を握り力を加えると、グリップ
基部13aは上記力の強さに応じて曲る。その曲り量は
歪ゲージ14に伸長又は圧縮を起こして検知される。こ
の曲り量から被測定者の筋力が算定される。
この他、油圧によって筋力訓練装置を駆動し、筋力の測
定には被測定者が装置のグリップを握り力を加えると油
圧が上昇し、この上昇した油圧から筋力を測定する装置
がある。
[考案が解決しようとする問題点] 上記従来の筋力測定装置は以上のように構成されている
ので、被測定者のグリップを握る位置によって、被測定
者が加えた力のモーメントが変化するので、正確に筋力
を測定することができないという問題点があった。
また、油圧によって装置を駆動し測定を行うものにおい
ては、温度の変化や長時間の経過に伴い油の粘度が変化
したり油漏れを生ずるなどの問題点があった。さらに、
近年では高速訓練が重要視されているが、油圧を利用し
た装置においては、油の流速を高速にするとキャビテー
ションの発生や油温の上昇などが生ずるので、高速にす
ることができないという問題点があった。
この考案はかかる問題点を解決するためになされたもの
で、グリップの握る位置に左右されない筋力測定機能を
備え、装置の出力を徐々に増加させることができ、高速
訓練が可能で精度の高い速度制御ができる筋力測定及び
訓練装置を得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この考案に係る筋力測定及び訓練装置は、サーボモータ
の回転出力をパゥダクラッチ、減速機及び正逆切換え装
置を介して出力軸に伝達し、この出力軸に設けたねじり
歪検出ユニットによって被測定者の筋力を測定し、回転
角度検出ユニットによりアームの回転角度を検出して訓
練を行うように構成したものである。
[作用] この考案の筋力測定及び訓練装置においては、出力軸に
設けたねじり検出ユニットによって検出される出力軸の
ねじりから、被測定者に与えている負荷トルクが測定さ
れるので、その測定値はグリップを握る位置によって左
右されることがなく正確に筋力を測定することができ
る。また、ポテンションメータによる角度検出によって
アームの回転角度と負荷トルクの関係を測定できる。ま
た、サーボモータの出力をパゥダクラッチを介して出力
軸に伝達しているので、パゥダクラッチの励磁電流を徐
々に強くして負荷トルクを徐々に上げてゆくことがで
き、さらにサーボモータによって低速から高速まで精度
の高い速度制御ができる。
[実施例] 第1図はこの考案の一実施例である筋力測定及び訓練装
置の駆動系統を示すブロック図、第2図は上記第1図に
示した出力軸部分の要部断面図、第3図は上記出力軸部
分の正面図である。
第1図において、1はサーボモータ、2はサーボモータ
1を駆動するモータ駆動回路、3はモータ駆動回路2の
出力を調節しサーボモータ1の速度を調節する可変抵抗
器A、4はサーボモータ1の出力軸と入力軸10の間に
介装されたパゥダクラッチ、5はパゥダクラッチ4の励
磁電流を調節する可変抵抗器B、6は上記パゥダクラッ
チ4と電磁クラッチ8及び9に励磁用の電力を供給する
定電圧電源、7は電磁クラッチ8,9、入力軸10、歯
車71〜77、2段軸78、出力軸11などからなる減
速機を兼ねた正逆切換え装置、12は出力軸11に取り
付けられたアーム、13はグリップ、13aはグリップ
基部で、アーム12のアーム先端部12aにおいて出入
自在にアーム12に連結していて、出力軸11の中心か
らグリップ13をまでの長さを調節できるようになって
いる。14は出力軸11のアーム12と歯車77の間に
取り付けられてねじり検出ユニットとなる歪ゲージ、1
6は出力軸11の端部に設けられ、図示省略した歪ゲー
ジケーブルを介して歪ゲージ14に接続されたスリップ
リング、17は歪ゲージ14の出力を増幅する歪ゲージ
増幅器、18及び19は光電式あるいは電磁式の近接セ
ンサ、20は近接センサ18及び19の信号によってス
イッチSW1及びSW2のON・OFFを制御する正転
・逆転制御回路、21は出力軸11の回転角度を検出す
るために出力軸11の一端に設けられたポテンションメ
ータ、22はポテンションメータ増幅器、23は出力軸
11の回転角度,出力軸11の出力トルク(負荷トル
ク)などを記録する記録装置である。
第2図及び第3図において、15は歪ゲージ14とスリ
ップリング16を接続する歪ゲージケーブル、24は上
記アーム12の回動面に平行に近接して設けられた断面
がT字状の円弧状レール、25はレール24の任意の位
置に止めねじ25aによって固定することができるよう
に構成され、近接センサ19及びゴムなどからなるダン
パ26を備えたL字状又は逆L字のブラケット、27は
レール24を支持する支持台である。
次に、上記第1図〜第3図に示すこの考案の一実施例で
ある筋力測定及び訓練装置の動作について説明する。
まず、被測定者の肘を軸とした上肢を屈曲・伸展すると
きの筋力測定について説明する。
被測定者は出力軸11に肘を合わせグリップ13を握
り、予め可変抵抗器A3でサーボモータ1の回転速度、
可変抵抗器B5でパゥダクラッチ4の励磁電流を調節し
て設定された負荷トルクに抗して力を入れる。このとき
出力軸11に取り付けられたねじ検出ユニットである歪
ゲージ14からの出力は歪ゲージ増幅器17を経て記録
装置23に記録される。このとき同時に、ポテンション
メータ21の出力もポテンションメータ増幅器22を経
て記録装置23に入力されるので出力軸11の角度偏位
も記録される。
従って、試験員又は補助者が負荷トルクを零から徐々に
可変抵抗器B5を操作して上げてゆくと、被測定者はあ
る負荷トルクに達するとそのトルクに耐えられなくなり
アーム12が動いてしまう。このときのトルクと出力軸
11の角度が記録装置23に記録されているので、その
記録から被測定者の任意の角度における最大耐力を正確
に知ることができる。
この場合の出力軸11の回転方向の選択は次のようにし
て行われる。
被測定者又は被訓練者がグリップ13を握り、アーム1
2を第3図において右側のブラケット25に近づけ近接
センサ18の上にアーム先端部12aが来ると、近接セ
ンサ18が感知して正転・逆転制御回路20に信号を送
る。この信号を受けた正転・逆転制御回路20はスイッ
チSW1をONにし(スイッチSW2はOFF)電磁ク
ラッチ8を作動させ、減速用の歯車74〜77を介して
出力軸11を時計方向に回転させるように接続するよう
になっている。又アーム12を第3図に示すように左側
の近接センサ19の上に持ってくると、正転・逆転制御
回路20は近接センサ19の信号を受けてスイッチSW
1をOFFにしスイッチSW2をONにし、電磁クラッ
チ9を作動させ、歯車71〜73,76及び77を介し
て出力軸11を回転させるが、この場合は歯車72がア
イドラーとして1個多く入っているので反時計方向の回
転となる。
また、正転・逆転制御回路20には手動モードに切り換
えられるようになっていて、手動でスイッチSW1又は
スイッチSW2のいずれかをONにして任意の回転方向
を選択することもできる。
訓練の場合は、予め訓練プログラムに従ってサーボモー
タ1の回転数を可変抵抗器A3で、トルクの大きさを可
変抵抗器B5で、さらに、アーム12の回動範囲は近接
センサ18及び19の取り付けられたブラケット25を
望む位置に固定することで設定する。そうして被訓練者
は、例えばアーム12を第3図において右側の近接セン
サ18の上に持ち来すと近接サンサ18が作動し、上述
のように正転・逆転制御回路20はスイッチSW1をO
Nにし電磁クラッチ8を作動し、アーム12に時計方向
へ回動する負荷トルクを与える。被訓練者はこの負荷ト
ルクに耐える訓練を行う。また、第3図において左側の
近接センサ19の上にアーム12を持って来ると反時計
方向の負荷トルクがアーム12にかかるようになる。
このようにしてアーム12の回動方向を任意、かつ容易
に選択することができる。
また、被訓練者の力が不足してアーム12の回動を停止
させることができなくても、反対側の近接センサ19あ
るいは18にアーム12が接近すると電磁クラッチ9あ
るいは8の作動が停止され、さらにアーム12はダンパ
26に当接して停止させるので安全である。
さらに、近接センサ18及び19の設定した回動角度範
囲をアーム12が往復回動させる訓練も行うことができ
る。
以上のように、この考案の一実施例である筋力測定及び
訓練装置は正確な筋力測定を行い多種多様の訓練を行う
ことができると共に、被訓練者が容易にアーム12の回
動方向を変えることができるので、自分の体調や強化方
針に合わせ訓練が可能で興味を失わず長く訓練を続ける
ことができる。
[考案の効果] この考案は以上説明したとおり、サーボモータの回転出
力をパゥダクラッチ,減速機及び正逆切換え装置を介し
て出力軸に伝達し、この出力軸に設けたねじり歪検出ユ
ニットによって被測定者の筋力を測定し、回転角度検出
ユニットによりアームの回転角度を検出して訓練を行う
ように構成したので、被測定者に徐々に増大する負荷ト
ルクを与えることができ、出力軸に設けたねじり歪検出
ユニットによって負荷トルクを測定するので、グリップ
の握り位置に左右されない正確な値を測定することがで
き、長期間の使用に耐え、しすもサーボモータにより低
速から高速まで正確な速度制御を行うことができるなど
優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例である筋力測定及び訓練装
置の駆動系統を示すブロック図、第2図は上記第1図に
示した出力軸部分の要部断面図、第3図は上記出力軸部
分の正面図、第4図は従来の筋力測定装置の一例を示す
説明図である。 図において、1……サーボモータ、2……モータ駆動回
路、3……可変抵抗器A、4……パゥダクラッチ、5…
…可変抵抗器B、6……定電圧電源、7……正逆切換え
装置、8,9……電磁クラッチ、10……入力軸、11
……出力軸、12……アーム、12a……アーム先端
部、13……グリップ、13a……グリップ基部、14
……歪ゲージ、15……歪ゲージケーブル、16……ス
リップリング、17……歪ゲージ増幅器、18,19…
…近接センサ、20……正転・逆転制御回路、21……
ポテンションメータ、22……ポテンションメータ増幅
器、23……記録装置、24……レール、25……ブラ
ケット、25a……止めねじ、26……ダンパ、27…
…支持台、SW1,SW2……スイッチである。 なお、各図中、同一符号は同一、または相当部分を示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】低速から高速まで精度の高い速度制御が可
    能なサーボモータと、このサーボモータの回転出力を入
    力軸に伝達するパゥダクラッチと、上記入力軸の両端部
    に設けられた電磁クラッチと、この電磁クラッチ、上記
    入力軸、減速用の歯車群、出力軸等からなる減速機を兼
    ねた正逆切換え装置と、上記出力軸の一端に設けられ、
    先端部にグリップを備えたアームと、上記出力軸に設け
    られ、この出力軸のねじりから被測定者の筋力を測定す
    るねじり歪検出ユニットと、上記出力軸に設けられ、こ
    の出力軸の回転角度を検出する回転角度検出ユニット
    と、上記アームの回動面の近傍に配置され、上記アーム
    が近接すると作動する1個以上の近接センサと、この近
    接センサの作動による信号を受信した時に、上記電磁ク
    ラッチ及び上記減速用の歯車群を介して上記アームの回
    転方向を切り換える正転・逆転制御回路とを備えたこと
    を特徴とする筋力測定及び訓練装置。
JP1987056791U 1987-04-14 1987-04-14 筋力測定及び訓練装置 Expired - Lifetime JPH067728Y2 (ja)

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JPS63163855U JPS63163855U (ja) 1988-10-26
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5427343B2 (ja) 2007-04-20 2014-02-26 任天堂株式会社 ゲームコントローラ
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JP5080196B2 (ja) 2007-10-09 2012-11-21 任天堂株式会社 プログラム、情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理方法
JP4382844B2 (ja) 2007-10-31 2009-12-16 任天堂株式会社 調整用加重機、および調整用加重方法
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JPS61279261A (ja) * 1985-06-05 1986-12-10 酒井医療株式会社 運動訓練装置

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