JPH067662Y2 - ヘツドホンの回動装置 - Google Patents

ヘツドホンの回動装置

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Publication number
JPH067662Y2
JPH067662Y2 JP1985194029U JP19402985U JPH067662Y2 JP H067662 Y2 JPH067662 Y2 JP H067662Y2 JP 1985194029 U JP1985194029 U JP 1985194029U JP 19402985 U JP19402985 U JP 19402985U JP H067662 Y2 JPH067662 Y2 JP H067662Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit case
hanger
case
headphone
spherical
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1985194029U
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English (en)
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JPS62103388U (ja
Inventor
幹夫 増澤
二郎 中島
博孝 田村
Original Assignee
日本圧電気株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ユニットケースをハンガで支持した型式のヘ
ッドホンにおける、回動装置に関するものである。
(従来の技術) ヘッドホンのうち、ユニットケースをハンガで支持した
耳当て式のものは、ユニットケースをハンガに対して若
干角度内で回動できるように支持し、耳部への装着精度
を高めている。第4図および第5図は、この種のヘッド
ホンの従来における回動装置を示すものである。第4図
のものを説明すると、1はユニットケースであり、2は
このユニットケース1の外周と片面を覆うパッドであ
る。ユニットケース1の内部にはスピーカユニットが収
納されており、コード3から与えられる音声電流で音を
放射するようになっている。
ユニットケース1のパッド2に覆われない部分からは、
先端に球状部4aを形成したロッド4が突出しており、
一方、ハンガ5の端部近傍内側には把持部5aが設けら
れて、球状部4aを把持している。この構造によって、
ユニットケース1はハンガ5に対し、回動自在に支持さ
れる。したがって使用者の頭部によくフィットすること
になる。
第5図は、以上説明したものとは異なる従来のものを、
第4図とは異なる向きで示したものである。この場合に
は、ユニットケース1の外周2個所に軸6を設け、ハン
ガ5の端部に取付けられた半円形のホルダ7で、軸6を
介してユニットケース1を支持している。この構造であ
ると、第4図のものよりはユニットケース1の支持が強
固になるものの、回動方向が上下方向のみになる。
(考案が解決しようとする問題点) 以上説明した従来のものは、共通した問題点として次の
ようなことがあり、また前者固有のものとしてユニット
ケースがハンガより脱落しやすいという問題があった。
機構そのものが外から見える。
回動角が大きくなりやすく装置が不安定。
回動止めを外から見えるところに設けることになるの
で、きずができると見えやすい。
強度を大きくすることができない。
本考案は従来技術が有するこれらの問題を解決すること
を目的として成されたものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決するための手段として、ユニ
ットケースをハンガで支持したヘッドホンにおいて、ユ
ニットケースの背部にケースカバーを配設し、一方、ハ
ンガの一部を突出させて該突出部分に球状部を形成し、
該球状部を、いずれか一方の球状部が接する部分を板ば
ね部に形成した前記ユニットケースとケースカバーで弾
力的に把持したものである。
(作用) このような構成とすれば、ハンガの一部に形成された球
状部の弾力的な把持により、ユニットケースの回動を、
すべての方向に対して同一の力で行え、適度の抵抗力を
有する状態で維持することができる上に、従来のものが
有する上記ないしの問題点を解決することができ
る。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を説明すると、第1図において
5はハンガであって、コード3を突出させた端部近傍を
側方に突出させ、この突出部分5bの先端に球状部5c
を形成したものである。そしてこの球状部5cは、ユニ
ットケース1の一部に形成した板ばね部1a(第3図参
照)と、ユニットケース1に設けられた孔1bに爪部8
aを係合させるとともに止めねじ9により取付けられた
ケースカバー8とで、把持している。把持部分の一方が
板ばね部1aであるから、把持は弾力的に行われる。第
2図に示すようにユニットケース1の開口部にはユニッ
トプロテクタ10が取付けられ、スピーカユニット11
を支持している。
このような構造の本考案に係るヘッドホンの回動装置
は、ケースカバー8の端部とハンガ5の突出部分5bと
の間の隙間a(第1図参照)をどの程度にするかによ
り、ハンガ5に対するユニットケース1の第1図におけ
る矢印A方向の振れ角を定めることができ、またハンガ
5の突出部分5bとケースカバー8との間の隙間b(第
2図参照)および突出部分5bとユニットケース1との
間の隙間cを定めることにより、第2図の矢印B方向の
振れ角を決めることができる。
(考案の効果) 本考案は以上説明したように構成したものであるから、
次のような効果がある。
機構部を完全にかくすことができる。
ハンガに対するユニットケースの結合が強固で、使用
中にはずれることがない。
回動がすべての方向に対して同一の力で行えるので、
使用者の思うとおりの向きにすることができ、また必要
に応じて回動角を小さくすることもできるので、耳への
装着が安定する。
回動止めを見えにくいところに設けることができるた
めに、常時当接してきずができたとしても、外部から見
えることがない。
機構が複雑でないので、弾度を大きくすることができ
る。
球状部を弾力的に把持することにより、動きが安定
し、異音を発することがない。
球状部を、ユニットケースとケースカバーの二つの部
材で把持する構造により、この部分の組立作業が容易に
なるので、生産性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の要部の正面図、第2図は第
1図のII−II断面図、第3図は第2図のものの板ばね部
を説明するための斜視図、第4図は従来のものの一例を
示した一部断面図、第5図は従来のものの他の例を示し
た正面図である。 1……ユニットケース、1a……板ばね部 5……ハンガ、5b……突出部分 5c……球状部、8……ケースカバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユニットケースをハンガで支持したヘッド
    ホンにおいて、ユニットケースの背部にケースカバーを
    配設し、一方、ハンガの一部を突出させて該突出部分に
    球状部を形成し、該球状部を、いずれか一方の球状部が
    接する部分を板ばね部に形成した前記ユニットケースと
    ケースカバーで弾力的に把持したことを特徴とするヘッ
    ドホンの回動装置。
JP1985194029U 1985-12-17 1985-12-17 ヘツドホンの回動装置 Expired - Lifetime JPH067662Y2 (ja)

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JP1985194029U JPH067662Y2 (ja) 1985-12-17 1985-12-17 ヘツドホンの回動装置

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JPS62103388U JPS62103388U (ja) 1987-07-01
JPH067662Y2 true JPH067662Y2 (ja) 1994-02-23

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ID=31150611

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6032027Y2 (ja) * 1981-06-24 1985-09-25 内海造船株式会社 スラリ−吸引装置

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JPS62103388U (ja) 1987-07-01

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