JPH0676616A - 照明装置 - Google Patents
照明装置Info
- Publication number
- JPH0676616A JPH0676616A JP23051992A JP23051992A JPH0676616A JP H0676616 A JPH0676616 A JP H0676616A JP 23051992 A JP23051992 A JP 23051992A JP 23051992 A JP23051992 A JP 23051992A JP H0676616 A JPH0676616 A JP H0676616A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- secondary battery
- light
- charged
- photocell
- lighting
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Abstract
(57)【要約】
【目的】エネルギーを有効に利用できるとともに、既存
の光源を利用して照明のためのエネルギーが得られる照
明装置を実現する。 【構成】商用電源１を低電圧に変換する変換部２と、こ
の変換部２からの出力電圧を整流する整流部３と、この
整流部３に接続された二次電池４と、この二次電池４に
並列に接続された光電池５と、前記二次電池４に並列に
接続された発光部６を有している。
の光源を利用して照明のためのエネルギーが得られる照
明装置を実現する。 【構成】商用電源１を低電圧に変換する変換部２と、こ
の変換部２からの出力電圧を整流する整流部３と、この
整流部３に接続された二次電池４と、この二次電池４に
並列に接続された光電池５と、前記二次電池４に並列に
接続された発光部６を有している。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は照明装置に係り、特に建
造物内においてエネルギーの有効利用と照明の適正化を
図るようにしたものに関する。
造物内においてエネルギーの有効利用と照明の適正化を
図るようにしたものに関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、建造物内においては、窓からの
採光と照明器具による照明により必要な明るさを得てい
る。
採光と照明器具による照明により必要な明るさを得てい
る。
【０００３】ところで近年、化石燃料の大量消費に伴う
地球温暖化が問題視されており、省エネルギーが求めら
れている。前記した人工照明に要するエネルギーは膨大
なものであることから、照明の効率を改善すべく各種の
開発がなされている。
地球温暖化が問題視されており、省エネルギーが求めら
れている。前記した人工照明に要するエネルギーは膨大
なものであることから、照明の効率を改善すべく各種の
開発がなされている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電力か
ら光への変換効率そのものの改善には限度があり、飛躍
的な改善は困難とされている。
ら光への変換効率そのものの改善には限度があり、飛躍
的な改善は困難とされている。
【０００５】特に、光には拡散する性質があることか
ら、例えば、部屋に照明器具を付けた場合では天井等、
直接的には照明されなくともよい部分まで照明されるこ
ととなり、この無駄なエネルギーの有効利用が求められ
ていた。
ら、例えば、部屋に照明器具を付けた場合では天井等、
直接的には照明されなくともよい部分まで照明されるこ
ととなり、この無駄なエネルギーの有効利用が求められ
ていた。
【０００６】本発明は前記事項に鑑みてなされたもの
で、電力エネルギーの有効利用を図るとともに、既存の
光源を利用して照明のためのエネルギを得ることができ
るようにした照明装置を提供することを技術的課題とす
る。
で、電力エネルギーの有効利用を図るとともに、既存の
光源を利用して照明のためのエネルギを得ることができ
るようにした照明装置を提供することを技術的課題とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は前記技術的課題
を解決するために、以下のような構成とした。即ち、商
用電源１を低電圧に変換する変換部２と、この変換部２
からの出力電圧を整流する整流部３と、この整流部３に
接続された二次電池４と、この二次電池４に並列に接続
された光電池５と、前記二次電池４に並列に接続された
発光部６とを具備して照明装置とした。光電池を設けた
光の取入部には、例えば凸レンズ、凹面鏡等の集光手段
を設置してもよい。またこの照明装置は移動できるよう
に携帯式としてもよい。
を解決するために、以下のような構成とした。即ち、商
用電源１を低電圧に変換する変換部２と、この変換部２
からの出力電圧を整流する整流部３と、この整流部３に
接続された二次電池４と、この二次電池４に並列に接続
された光電池５と、前記二次電池４に並列に接続された
発光部６とを具備して照明装置とした。光電池を設けた
光の取入部には、例えば凸レンズ、凹面鏡等の集光手段
を設置してもよい。またこの照明装置は移動できるよう
に携帯式としてもよい。
【０００８】なお、前記光源は人工光あるいは太陽光や
自然光（天空輻射光）のいずれでもよい。また、前記変
換部２としてはトランスまたはコンデンサを使用でき、
二次電池４としてはニッケルカドミウム電池またはニッ
ケル水素電池が使用できる。さらに、発光部６としては
白熱球の他、発光ダイオード、エレクトロルミネセンス
等を使用することができる。
自然光（天空輻射光）のいずれでもよい。また、前記変
換部２としてはトランスまたはコンデンサを使用でき、
二次電池４としてはニッケルカドミウム電池またはニッ
ケル水素電池が使用できる。さらに、発光部６としては
白熱球の他、発光ダイオード、エレクトロルミネセンス
等を使用することができる。
【０００９】
【作用】常時は、二次電池４に並列に接続された光電池
５を、人工光あるいは太陽光や自然光に向けておくこと
により、さらには商用電源により充電を行う。そして、
照明が必要な場所で発光部６を点灯させ使用する。
５を、人工光あるいは太陽光や自然光に向けておくこと
により、さらには商用電源により充電を行う。そして、
照明が必要な場所で発光部６を点灯させ使用する。
【００１０】このように、従来無駄になっていた光を導
入して所望の場所を照明することができるため、ランニ
ングコストはかからず経済的である。また、自然光を利
用した場合では極めて強力な太陽光を利用することがで
きるため、室内全体の照明も可能となる。また、ランニ
ングコストがかからないことは勿論である。
入して所望の場所を照明することができるため、ランニ
ングコストはかからず経済的である。また、自然光を利
用した場合では極めて強力な太陽光を利用することがで
きるため、室内全体の照明も可能となる。また、ランニ
ングコストがかからないことは勿論である。
【００１１】なお、光電池５による充電だけでは電力が
不足する場合には商用電源１により充電するが、この場
合は低コストな深夜電力を使用することができるため電
力利用の平準化に寄与し、エネルギーの有効利用を図る
ことができる。
不足する場合には商用電源１により充電するが、この場
合は低コストな深夜電力を使用することができるため電
力利用の平準化に寄与し、エネルギーの有効利用を図る
ことができる。
【００１２】
【実施例】本発明の実施例を図１及び図２に基づいて説
明する。この実施例では、装置を筺体Ａに内装し、自在
に持ち運んで使用することができるようにしたものであ
る。
明する。この実施例では、装置を筺体Ａに内装し、自在
に持ち運んで使用することができるようにしたものであ
る。
【００１３】筺体Ａは外部に商用電源１へ接続可能なプ
ラグＰを備えている。そしてこのプラグにはＡＣ１００
Ｖを低電圧、例えば、２Ｖに変換する変換部２が接続さ
れている。この変換部２としてはトランスが使用されて
いる。
ラグＰを備えている。そしてこのプラグにはＡＣ１００
Ｖを低電圧、例えば、２Ｖに変換する変換部２が接続さ
れている。この変換部２としてはトランスが使用されて
いる。
【００１４】そして、この変換部２からの２次出力には
整流部３としてのブリッジ回路が接続されている。この
整流部３で整流されて脈流となった出力は二次電池４に
接続されている。この二次電池４はニッケルカドミウム
電池が使用されている。
整流部３としてのブリッジ回路が接続されている。この
整流部３で整流されて脈流となった出力は二次電池４に
接続されている。この二次電池４はニッケルカドミウム
電池が使用されている。
【００１５】この二次電池４には、逆流防止用のダイオ
ードを介して光電池５が並列接続されているとともに、
スイッチＳを介して発光部６に並列接続されている。前
記した構成の装置は、常時は太陽光や自然光を受けやす
い窓際に置いておき、光電池５により二次電池４を充電
する。また夜間等室内灯Ｋを点灯している場合には、こ
の室内灯Ｋの近くに置いて充電を促進する。そして、充
電が終了したときは本装置を任意の場所に置き、スイッ
チＳにより発光部６を点灯させることができる。なお、
光電池５の集光部には、集光手段として凸レンズ７を設
けている。
ードを介して光電池５が並列接続されているとともに、
スイッチＳを介して発光部６に並列接続されている。前
記した構成の装置は、常時は太陽光や自然光を受けやす
い窓際に置いておき、光電池５により二次電池４を充電
する。また夜間等室内灯Ｋを点灯している場合には、こ
の室内灯Ｋの近くに置いて充電を促進する。そして、充
電が終了したときは本装置を任意の場所に置き、スイッ
チＳにより発光部６を点灯させることができる。なお、
光電池５の集光部には、集光手段として凸レンズ７を設
けている。
【００１６】また、変換部２としてトランスを用いた
が、近年は高耐圧のコンデンサが開発されているため、
これをトランスに代えて直列に接続することにより同等
の作用を行わせることができる。二次電池４としてはニ
ッケルカドミウムまたはニッケル水素電池が使用できる
が、これらは少なくとも５００回の充放電に耐えられ、
実際には毎日使用しても２年程度は交換しなくともよ
い。
が、近年は高耐圧のコンデンサが開発されているため、
これをトランスに代えて直列に接続することにより同等
の作用を行わせることができる。二次電池４としてはニ
ッケルカドミウムまたはニッケル水素電池が使用できる
が、これらは少なくとも５００回の充放電に耐えられ、
実際には毎日使用しても２年程度は交換しなくともよ
い。
【００１７】なお、二次電池４に充電された電力は、照
明のみならず動力用としても利用することができるのは
勿論である。このように、従来無駄で利用していなかっ
た光を利用して発電し、照明に供することができるため
ランニングコストはかからず経済的である。また、植物
栽培やバイオ実験等の照明としても適する。
明のみならず動力用としても利用することができるのは
勿論である。このように、従来無駄で利用していなかっ
た光を利用して発電し、照明に供することができるため
ランニングコストはかからず経済的である。また、植物
栽培やバイオ実験等の照明としても適する。
【００１８】なお商用電源を使用して充電する場合でも
安価な深夜電力を使用できるため、１日における電力の
消費パターンの平準化をも図ることができ、長期的には
電力関係設備の縮小に寄与することができる。
安価な深夜電力を使用できるため、１日における電力の
消費パターンの平準化をも図ることができ、長期的には
電力関係設備の縮小に寄与することができる。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、人
工光または自然光から照明のための電力を得ることがで
きるとともに、夜間等電力コストが安い時間帯に二次電
池を充電することができるため電力を有効に利用するこ
とができる。
工光または自然光から照明のための電力を得ることがで
きるとともに、夜間等電力コストが安い時間帯に二次電
池を充電することができるため電力を有効に利用するこ
とができる。
【００２０】特に充電のための光源を人工光に求めた場
合では、天井や壁面等のように直接的には照明される必
要のない部分から光を導出するため、光源の有効利用を
図ることができる。
合では、天井や壁面等のように直接的には照明される必
要のない部分から光を導出するため、光源の有効利用を
図ることができる。
【図１】本発明の一実施例を示す回路図
【図２】本発明の一実施例を示す配置図
１・・商用電源、 ２・・変換部、 ３・・整流部、 ４・・二次電池、 ５・・光電池、 ６・・発光部。
Claims (3)
- 【請求項１】 商用電源を低電圧に変換する変換部と、
この変換部からの出力電圧を整流する整流部と、この整
流部に接続された二次電池と、この二次電池に並列に接
続された光電池と、前記二次電池に並列に接続された発
光部とを備えていることを特徴とする照明装置。 - 【請求項２】 光電池を設けた光の取入部には、集光手
段を設置した請求項１に記載の照明装置。 - 【請求項３】 携帯式であって移動可能な請求項１又は
２に記載の照明装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23051992A JPH0676616A (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23051992A JPH0676616A (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 照明装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0676616A true JPH0676616A (ja) | 1994-03-18 |
Family
ID=16909023
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23051992A Pending JPH0676616A (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 照明装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0676616A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009033945A (ja) * | 2007-07-30 | 2009-02-12 | Topco Technologies Copp | 電力供給システム |
| JP2010001036A (ja) * | 2008-06-18 | 2010-01-07 | Tokiko Techno Kk | 燃料供給装置 |
| JP2011108494A (ja) * | 2009-11-18 | 2011-06-02 | Sekisui House Ltd | 自然光追従型ｌｅｄ照明装置。 |
| KR101048754B1 (ko) * | 2011-04-15 | 2011-07-14 | (주)뷰트론 | 충전이 가능한 휴대용 조명장치 |
| JP2016164863A (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-08 | 株式会社日本エナジー研究所 | 電源装置 |
-
1992
- 1992-08-28 JP JP23051992A patent/JPH0676616A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009033945A (ja) * | 2007-07-30 | 2009-02-12 | Topco Technologies Copp | 電力供給システム |
| JP2010001036A (ja) * | 2008-06-18 | 2010-01-07 | Tokiko Techno Kk | 燃料供給装置 |
| JP2011108494A (ja) * | 2009-11-18 | 2011-06-02 | Sekisui House Ltd | 自然光追従型ｌｅｄ照明装置。 |
| KR101048754B1 (ko) * | 2011-04-15 | 2011-07-14 | (주)뷰트론 | 충전이 가능한 휴대용 조명장치 |
| JP2016164863A (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-08 | 株式会社日本エナジー研究所 | 電源装置 |
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