JPH067641U

JPH067641U - 電気掃除機の芳香発生装置

Info

Publication number: JPH067641U
Application number: JP1558192U
Authority: JP
Inventors: 直美相澤
Original assignee: 直美相澤
Priority date: 1992-02-06
Filing date: 1992-02-06
Publication date: 1994-02-01

Abstract

(57)【要約】【目的】掃除機からの排気を利用し、芳香して部屋な
どの芳香・消臭をしながら掃除をする事ができ各家庭に
おいてより快適な暮らしに役立てる。【構成】香料（７）を浸透させたフィルター（５）に
輪状の枠体（１）を設け、その中心部に向って支持板
（２）を設け、その支持板（２）の中心部中央に軸部
（３）と、その軸部（３）の一つの面に貼着した面ファ
スナー（４）を設けた芳香発生部（Ａ）である。そして
掃除機取付用板片（Ｂ）の一つの面に剥離紙を有する粘
着剤（８）と他の面に貼着した面ファスナー（６）を設
け、これらを係合、一体とした事を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は掃除機からの微熱性の排気を有効利用して、香料を発散させ、部屋の消臭・芳香を高めるものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の室内（屋内）芳香・消臭剤は、定着型、スプレー式等が提供されている。そして、従来の掃除機は、ごみやほこりを取り除く事のみであった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは、次のような欠点があった。定置型、空気を循環させる機能を兼備えていない為、すぐに部屋全体を、芳香する事ができなく、かつ限られた範囲の効果のみである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

所要の板巾の板状でなる輪状の枠体（１）と、この枠体（１）の周部から中心に対して、例えばアファベットのＹの字状に、あるいは漢字の十の字状に係設した支持板（２）と、この夫々の支持板（２）の中心部中央に係設した軸部（３）と、この軸部（３）の一つの面に貼着した面ファスナー（４）と、前記支持板（２）と隣接する夫々の支持板（２）との空間に脱着自在に係着し、かつ香料（７）を浸透させたフエルト状のフィルター（５）とでなる芳香発生部（Ａ）である。そして、また一方、円形とか略方形でなる掃除機への取付用板片（Ｂ）と、この板片（Ｂ）の一つの面に設けた剥離紙を有する粘着剤（８）と、またこの板片（Ｂ）の他の面に貼着した面ファスナー（６）とでなる掃除機への取付用板片（Ｂ）である。そして、前記、軸部（３）の一つの面に貼着した面ファスナー（４）と、前記、掃除機への取付用板片（Ｂ）の他の面に貼着した面ファスナー（６）とを夫々に係合一体させる。また電気掃除機への取付板片（Ｂ）の一つの面に突起物（９）を係設する。また掃除機の製作過程において機内に芳香発生装置を予め内蔵させる。本考案は、以上のような構成よりなる電気掃除機の芳香発生装置である。

【０００５】

【作用】

面ファスナー（６）をあるいは突起物（９）を掃除機排気口に強く装着し、面ファスナー（６）と香料（７）を浸透させたフィルター（５）の中心にある軸部（３）の一つの面に貼着した面ファスナー（４）とを一体化させる。その後、掃除機を作動させると熱を伴った掃除機の排気によって本考案でなる芳香発生装置を通過するので芳香効果を高めるものである。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明するイ）所要の板巾の板状でなる輪状の枠体（１）とこの枠体（１）の周部から中心に対して例えばアルファベットのＹの字状に、あるいは漢字の十の字状に係設した支持板（２）を設ける。ロ）この夫々の支持板（２）の中心部中央に係設した軸部（３）と、この軸部（３）の一つの面に貼着した面ファスナー（４）を設ける。ハ）そして前記、支持板（２）と隣接する夫々の支持板（２）との空間に脱着自在に係着し、かつ香料（７）を浸透させたフエルト状のフィルター（５）を設けた芳香発生部（Ａ）である。ニ）また、一方円形とか略方形でなる掃除機への取付用板片（Ｂ）と、この板片（Ｂ）の一つの面に設けた剥離紙を有する粘着剤（８）を設ける。ホ）そしてこの板片（Ｂ）の他の面に貼着した面ファスナー（６）を設けた掃除機への取付用板片（Ｂ）である。以上のような構成で、これを使用するときは、芳香発生部（Ａ）の面ファスナー（４）と掃除機取付用板片（Ｂ）の面ファスナー（６）とを夫々に係合、一体とさせて掃除機を作動させる。すると、掃除機からの熱を伴なった排気を利用して、本考案でなる芳香発生装置を通過する事により芳香効果を高めるものである。掃除機の排気口は製造会社によって異なる為夫々に所要の取付部を設けてもよい。なお本考案は既存の掃除機に外部から取付ける芳香発生装置について述べているが、他の実施例として掃除機の製作過程において機内に予め内蔵する事もできるのである。

【０００７】

【考案の効果】

昨今の住宅事情の逼迫によって共同住宅あるいはマンション住まいが増加している最中、ペットの飼育が流行して特に建物のドア・窓・サッシ等の発達に伴い、室内が密閉通気性が乏しい上、ペット類から排出する動物特有の悪臭が室内に充満する。その都度換気をしばしばなされても遂には天井とか壁に染み込むという不都合が生じるのである。そこで、日常使用する電気掃除機の排気に本考案になる芳香発生装置を係合することによって、室内の悪臭を防止できるという多大の効果を挙げる事ができるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本案の斜視図

【図２】本案の使用斜視図

【符号の説明】

１枠体２支持板３軸部４面ファスナー５フィルター６面ファスナー７香料８粘着剤９突起物Ａ芳香発生部Ｂ掃除機への取付用板片

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】所要の板巾の板状でなる輪状の枠体
（１）と、この枠体（１）の周部から中心に対して、例
えばアルファベットのＹの字状に、あるいは漢字の十の
字状に係設した支持板（２）と、この夫々の支持板
（２）の中心部中央に係設した軸部（３）と、この軸部
（３）の一つの面に貼着した面ファスナー（４）と、ま
た前記支持板（２）と隣接する夫々の支持板（２）との
空間に脱着自在に係着し、かつ香料（７）を浸透させた
フエルト状のフイルター（５）とでなる芳香発生部
（Ａ）であって、また、一方円形とか略方形でなる掃除機への取付用板片
（Ｂ）と、この板片（Ｂ）の一つの面に設けた剥離紙を
有する粘着剤（８）と、また、この板片（Ｂ）の他の面
に貼着した面ファスナー（６）とでなる掃除機への取付
用板片（Ｂ）であって、前記、軸部（３）の一つの面に貼着した面ファスナー
（４）と、前記掃除機への取付用板片（Ｂ）の他の面貼
着した面ファスナー（６）とを夫々に係合、一体とした
事を特徴とする電気掃除機の芳香発生装置。
【請求項２】電気掃除機への取付板片（Ｂ）の一つの
面に突起物（９）を係設してなる請求項１記載の電気掃
除機の芳香発生装置。
【請求項３】掃除機の製作過程において機内に予め内
蔵させた請求項１及び／又は２記載の電気掃除機の芳香
発生装置。