JPH0675997U - 横置き単機双推進軸舶用機関 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 〔目的〕従来は、複数の機関を取り付けた複数推進軸を
有する船舶しか出来なかった性能を単数の機関で複数の
推進軸を取り出し複数機関複数推進軸と同等の性能を引
き出そうとするもの。 〔構成〕機関を横置きにして、左右から出力を取り出
し、それを後方に伝え、左、右それぞれに油圧又は電気
等で作動する。出力接断正逆方向変換器を取り付けてプ
ロペラシャフト軸に自在継手を配するもの。

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は１つの機関を横置きにして軸の推進力を取り出し、その力を接断と正 逆に変換させて船舶を運用する。

従来、１機の機関を取り付けと船舶は、縦置き１軸推進である。

その為、プロペラは１個だから右又は左の回転のいずれかで、進む場合、プロ ペラの特性上、必らずどちらかに進行方向が曲がってしまい、それを舵操作して 保っていた。

本考案は２軸で、プロペラが左右同時に回転する為に片寄った方向性は無くな り直進性は極めて良好になる。又最大の特徴は従来の１機では成し得なかった左 右のプロペラ回転方向を、それぞれ変える事により、狭い港や水路等で、舵を使 用せずとも、わずかな範囲の中で方向変換や転進等が可能である。

その特徴は、従来では複数機関の取り付けられた船舶しか出来なかった。本考 案では、機関室の範囲を小さく出来るうえに、プロペラシャフトの任意の場所に 自在継手を付ければ、プロペラシャフトの角度も変えられて、プロペラの船体取 付深さも自由に出来る。

〔符号の説明〕

（１）は、横置き単機関 （２）は、減速兼用出力方向
変換部 （３）は、プロペラシャフト（４）は、出力接断正逆方
向変換部 （５）は、自在継手部 （６）は、プロペラ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 〔請求項１〕（イ）単数の機関を横置きにして、左、右
   から軸出力を取り出しその出力をプロペラに伝えて推進
   させる。 （ロ）双動力軸の途中に油又は、電気等で作動する、出
   力切断正逆方向変換器を付ける。