JPH067570Y2 - コンタクト - Google Patents
コンタクトInfo
- Publication number
- JPH067570Y2 JPH067570Y2 JP1984137082U JP13708284U JPH067570Y2 JP H067570 Y2 JPH067570 Y2 JP H067570Y2 JP 1984137082 U JP1984137082 U JP 1984137082U JP 13708284 U JP13708284 U JP 13708284U JP H067570 Y2 JPH067570 Y2 JP H067570Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- contact
- fork
- slit
- contacts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔従来分野〕 本考案は、コネクタ用のコンタクトに関するものであ
る。
る。
従来より、コネクタ用のコンタクトとして第4図のよう
なものがある。これは一端に心線接続用のスリット端子
1を有し、他端に端子同志の接続ができるフォーク端子
2を有するものである。もちろんこの他にも両端が共に
スリット端子1からなるコンタクト3や、両端が共にフ
ォーク端子2からなるコンタクト3もある。いずれにせ
よこれら従来のコンタクト3は、両端部2点での接続の
み可能で、3点以上の接続はできない。加えて、前記従
来のコンタクト3にあっては、該コンタクト3を組み込
んだコネクタ同志を接続する場合、コンタクト3、3の
嵌合角度は、第5図の如く、互いに直角になる。それ
故、このコンタクト3が複数個並べられたコネクタ同志
を接続する場合、各々のコネクタにおける前記コンタク
ト3の配列向きを異ならせなければならず、その結果、
二種類のコネクタを作らなければならない。
なものがある。これは一端に心線接続用のスリット端子
1を有し、他端に端子同志の接続ができるフォーク端子
2を有するものである。もちろんこの他にも両端が共に
スリット端子1からなるコンタクト3や、両端が共にフ
ォーク端子2からなるコンタクト3もある。いずれにせ
よこれら従来のコンタクト3は、両端部2点での接続の
み可能で、3点以上の接続はできない。加えて、前記従
来のコンタクト3にあっては、該コンタクト3を組み込
んだコネクタ同志を接続する場合、コンタクト3、3の
嵌合角度は、第5図の如く、互いに直角になる。それ
故、このコンタクト3が複数個並べられたコネクタ同志
を接続する場合、各々のコネクタにおける前記コンタク
ト3の配列向きを異ならせなければならず、その結果、
二種類のコネクタを作らなければならない。
前記問題に鑑み、本考案の目的は、一つのコンタクトで
3点以上の接続が可能で、かつこのコンタクトを複数個
並べてなるコネクタにあっても、一種類のコネクタを上
下を逆にするだけで互いに接続できるという効率的なコ
ンタクトを提供することにある。
3点以上の接続が可能で、かつこのコンタクトを複数個
並べてなるコネクタにあっても、一種類のコネクタを上
下を逆にするだけで互いに接続できるという効率的なコ
ンタクトを提供することにある。
前記目的を達成すべく、本考案のコンタクトは、一端に
心線接続用のスリット端子を有し、他端に嵌合接続用の
フォーク端子を有し、中央部に割込接続用の板端子を有
し、前記スリット端子とフォーク端子と板端子とが電気
的に一体で、かつ前記スリット端子とフォーク端子とが
前記板端子に対して45°傾いていることを特徴とするも
のである。
心線接続用のスリット端子を有し、他端に嵌合接続用の
フォーク端子を有し、中央部に割込接続用の板端子を有
し、前記スリット端子とフォーク端子と板端子とが電気
的に一体で、かつ前記スリット端子とフォーク端子とが
前記板端子に対して45°傾いていることを特徴とするも
のである。
本考案の実施例を図を参照して詳細に説明する。第1図
乃至第3図は本考案の一実施例を示している。まず、本
考案のコンタクト3は、第1図(イ)、(ロ)が示すよ
うに、一端に心線接続用のスリット端子1を有し、他端
に嵌合接続用のフォーク端子2を有し、中央部に割込接
続用の板端子4を有し、前記スリット端子1とフォーク
端子2と板端子4とが電気的に一体で、かつ前記スリッ
ト端子1とフォーク端子2とが前記板端子4に対して同
一方向または逆方向に45°傾いていることを特徴とする
ものである。このコンタクト3のうち第1図(イ)に示
すものをコネクタ6に装着した一実施例を第2図
(イ)、(ロ)に示す。この図において、符号7はプラ
スチックからなるハウジングで、該ハウジング7の側面
には両側面に貫通する貫通孔8が設けられており、該貫
通孔8を通してハウジング7内に内包されているコンタ
クト3の前記板端子4に、例えば、第3図の如く、別の
フォーク端子9を割込接続できる。すなわち、両端のス
リット端子1、フォーク端子2だけでなく中央の板端子
4も接続に供することができる。しかも、前記貫通孔8
の上下方向の幅を多くとるか、あるいはこの貫通孔8に
段をつけておいて、その両端の開口部位置が両端で少し
ずれるようにしておけば、この板端子4に対して貫通孔
8の両側から、第3図のようなフォーク端子9、9を接
続できるので、その場合、合計四つの接続が可能とな
る。また、本考案のコンタクト3は、スリット端子1と
フォーク端子2とがコンタクト3の中央部の板端子4に
対して45°傾いているので、第2図が示すように、スリ
ット端子1をその整列方向に対して、45°傾いた状態で
配列できる。その結果、コンタクト3間のピッチPを小
さくでき、コネクタ6の小型化が図れる。さらに第2図
のように各コンタクト3を収納してなる同一形状のコネ
クタ6、6を、第3図の如く、その上下を引っ繰り返し
て使用すると、両者のフォーク端子2、2は互いに直角
になり、四点接触による嵌合接続が確実にできる。加え
て、本考案のコンタクト3においては、コンタクト中央
部に対してその両端部のスリット端子1、フォーク端子
2とが45°傾いているため、この傾いているスリット端
子1およびフォーク端子2をコネクタ6のハウジング7
に引っ掛ければ、コンタクト3のハウジング7からの抜
け落ちを防止できる。尚、前述の効果は第1図(ロ)の
コンタクト3についても同様である。
乃至第3図は本考案の一実施例を示している。まず、本
考案のコンタクト3は、第1図(イ)、(ロ)が示すよ
うに、一端に心線接続用のスリット端子1を有し、他端
に嵌合接続用のフォーク端子2を有し、中央部に割込接
続用の板端子4を有し、前記スリット端子1とフォーク
端子2と板端子4とが電気的に一体で、かつ前記スリッ
ト端子1とフォーク端子2とが前記板端子4に対して同
一方向または逆方向に45°傾いていることを特徴とする
ものである。このコンタクト3のうち第1図(イ)に示
すものをコネクタ6に装着した一実施例を第2図
(イ)、(ロ)に示す。この図において、符号7はプラ
スチックからなるハウジングで、該ハウジング7の側面
には両側面に貫通する貫通孔8が設けられており、該貫
通孔8を通してハウジング7内に内包されているコンタ
クト3の前記板端子4に、例えば、第3図の如く、別の
フォーク端子9を割込接続できる。すなわち、両端のス
リット端子1、フォーク端子2だけでなく中央の板端子
4も接続に供することができる。しかも、前記貫通孔8
の上下方向の幅を多くとるか、あるいはこの貫通孔8に
段をつけておいて、その両端の開口部位置が両端で少し
ずれるようにしておけば、この板端子4に対して貫通孔
8の両側から、第3図のようなフォーク端子9、9を接
続できるので、その場合、合計四つの接続が可能とな
る。また、本考案のコンタクト3は、スリット端子1と
フォーク端子2とがコンタクト3の中央部の板端子4に
対して45°傾いているので、第2図が示すように、スリ
ット端子1をその整列方向に対して、45°傾いた状態で
配列できる。その結果、コンタクト3間のピッチPを小
さくでき、コネクタ6の小型化が図れる。さらに第2図
のように各コンタクト3を収納してなる同一形状のコネ
クタ6、6を、第3図の如く、その上下を引っ繰り返し
て使用すると、両者のフォーク端子2、2は互いに直角
になり、四点接触による嵌合接続が確実にできる。加え
て、本考案のコンタクト3においては、コンタクト中央
部に対してその両端部のスリット端子1、フォーク端子
2とが45°傾いているため、この傾いているスリット端
子1およびフォーク端子2をコネクタ6のハウジング7
に引っ掛ければ、コンタクト3のハウジング7からの抜
け落ちを防止できる。尚、前述の効果は第1図(ロ)の
コンタクト3についても同様である。
以上のように、本考案のコンタクトを用いれば、少なく
とも三つの接続が一つのコンタクトで可能になる他、こ
のコンタクトを同一方向に複数個並べてなるコネクタに
あっては、同一形状のコネクタでありながら、その上下
を引っ繰り返すだけで両者を接続できる。すなわち、二
種類のコネクタとして使用できるという効果もある。さ
らにはまた、コネクタの小型化も図れる等多くの利点を
有している。
とも三つの接続が一つのコンタクトで可能になる他、こ
のコンタクトを同一方向に複数個並べてなるコネクタに
あっては、同一形状のコネクタでありながら、その上下
を引っ繰り返すだけで両者を接続できる。すなわち、二
種類のコネクタとして使用できるという効果もある。さ
らにはまた、コネクタの小型化も図れる等多くの利点を
有している。
第1図(イ)、(ロ)は本考案のコンタクトの一実施例
および他の実施例を示す斜視図、第2図(イ)、(ロ)
は本考案のコンタクトを収納したコネクタの一実施例を
示す一部平面図および正面図、第3図は前記第2図のコ
ネクタを二個、一方を引っ繰り返して組み合わせた状態
を示す一部斜視図、第4図は従来のコンタクトを示す斜
視図、第5図は第4図のコンタクトを組み合わせた状態
を示す斜視図である。 1……スリット端子、2……フォーク端子、3……コン
タクト、4……板端子、6……コンタクト、8……貫通
孔
および他の実施例を示す斜視図、第2図(イ)、(ロ)
は本考案のコンタクトを収納したコネクタの一実施例を
示す一部平面図および正面図、第3図は前記第2図のコ
ネクタを二個、一方を引っ繰り返して組み合わせた状態
を示す一部斜視図、第4図は従来のコンタクトを示す斜
視図、第5図は第4図のコンタクトを組み合わせた状態
を示す斜視図である。 1……スリット端子、2……フォーク端子、3……コン
タクト、4……板端子、6……コンタクト、8……貫通
孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−101491(JP,U) 実開 昭54−63182(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】一端に心線接続用のスリット端子を有し、
他端に嵌合接続用のフォーク端子を有し、中央部に割込
接続用の板端子を有し、前記スリット端子とフォーク端
子と板端子とが電気的に一体で、かつ前記スリット端子
とフォーク端子とが前記板端子に対して45°傾いている
ことを特徴とするコンタクト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984137082U JPH067570Y2 (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | コンタクト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984137082U JPH067570Y2 (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | コンタクト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6151669U JPS6151669U (ja) | 1986-04-07 |
JPH067570Y2 true JPH067570Y2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=30695503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984137082U Expired - Lifetime JPH067570Y2 (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | コンタクト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH067570Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US428103A (en) * | 1890-05-20 | Time-recorder | ||
JPS5463182U (ja) * | 1977-10-13 | 1979-05-02 | ||
JPS6010273Y2 (ja) * | 1980-12-12 | 1985-04-09 | ヒロセ電機株式会社 | 圧接結線用接続子 |
-
1984
- 1984-09-10 JP JP1984137082U patent/JPH067570Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6151669U (ja) | 1986-04-07 |
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