JPH067437A - 注射器ポンプのプッシャ - Google Patents

注射器ポンプのプッシャ

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JPH067437A
JPH067437A JP5103075A JP10307593A JPH067437A JP H067437 A JPH067437 A JP H067437A JP 5103075 A JP5103075 A JP 5103075A JP 10307593 A JP10307593 A JP 10307593A JP H067437 A JPH067437 A JP H067437A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】注射器の内容物を空にするためのベルト駆動式
の注入用ポンプを提供する。 【構成】ポンプ10は、アンチサイフォンキャッチ及び
閉塞又は注入の終わりを検出するのに使用される圧力検
出器を含む注射器プッシャ22を有する。注射器を所定
位置に係止するための注射器クランプ128もまた設け
られている。注射器クランプはばね負荷されており、係
止自在である。圧送前及び圧送中に注射器が適正に配置
されているようにするため、注射器位置検出器126が
設けられている。注射器バレルクランプの係止及び駆動
ベルトと直流モータとの連結の両方を制御するため、制
御ノブ26がポンプの面に設けられている。ポンプは、
細長いスロットを備えたハウジング12を有し、このス
ロットを通して注射器プッシャを駆動ベルト72に連結
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、注射器ポンプに関す
る。注射器ポンプは、注射器のプランジャを自動的に押
すことによって薬剤を患者に注入するのに使用される。
代表的には、注射器ポンプは、ハウジングと、注射器を
保持するための支持体と、注射器のプランジャを押し、
これによって注射器から薬剤を放出するためのモータ駆
動式プッシャとを有する。
【0002】
【従来の技術】薬剤注入中、薬剤を注射器から患者に注
入する管路内で閉塞が起こることがある。薬剤の注入及
び患者の状態に問題が起こらないように治療行為を行う
ように、閉塞を検出するのが重要である。閉塞を検出す
るための一つの方法は、プッシャと注射器のプランジャ
との間で力を計測することである。閉塞が起こった場
合、プッシャと注射器のプランジャとの間の反力が増大
する。従来技術では、注射器ポンプの種々の箇所にトラ
ンスジューサを配置することによってこの力を検出し
た。
【0003】一般に、小型の注射器のプランジャを押す
のに必要な力は、大型の注射器のプランジャを押すのに
必要な力よりも小さい。注射器ポンプを種々の大きさの
注射器に適用しなければならない場合には、ポンプは、
種々の大きさの注射器に必要な力を区別できなければな
らない。
【0004】注入用ポンプの設計の別の特徴は、注射器
のプランジャをプッシャに固定し、プランジャがプッシ
ャに関して正しく配置されているようにする機構であ
る。注射器のプランジャがプッシャに固定されていない
場合には、注射器の内容物が注射器から、プッシャと関
係なしに、サイフォン(吸い上げ)の効果で外に出る可
能性がある。更に、注射器ポンプを適正に機能させるた
め、プランジャをプッシャに関して適正に配置すること
が必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、プッシャと注射器のプランジャとの間で過度の力を
検出するための安価で効果的な手段を提供することであ
る。
【0006】本発明の別の目的は、種々の大きさの注射
器について、プッシャとプランジャとの間で力を検出す
るための安価で効果的な手段を提供することである。
【0007】本発明の目的は、注射器のプランジャをプ
ッシャに固定し、これによってサイフォンの効果が生じ
ないようにし、プランジャがプッシャに関して正しく配
置されていることを検出するプッシャを持つ注射器ポン
プを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、プッシャが注
射器のプランジャに及ぼす力及び従って注射器から患者
へ延びる流体管路内での閉塞の存在を検出する特徴を備
えたプッシャを持つ注射器ポンプである。本発明は、プ
ッシャを支持するためのキャリヤを有する。このキャリ
ヤにはレバーが取り付けられている。このレバーには、
注射器のプランジャと当接するように突出部が固定され
ている。注入工程中、この突出部によって注射器のプラ
ンジャに力が加えられる。この押圧力を検出するための
検出器が設けられている。この検出器は、レバーが第1
位置から第2位置まで移動するときに検出器が断続され
るように、レバーによって作動される。レバーは、注射
器のプランジャと係合した状態に止まるように押圧され
ている。しかしながら、注射器のプランジャに作用して
いる力が押圧力に打ち勝つのに十分である場合には、検
出器が作動される。
【0009】本発明の第2の実施例では、レバーには第
2突出部が設けられている。第2突出部は、第1突出部
よりもレバーの支点に近い。従って、注射器のプランジ
ャが第1突出部でなく第2突出部と当接している場合に
は、レバーを移動するのに更に大きな力が必要とされ
る。大型の注射器は、代表的には、大型のプランジャを
有し、このプランジャは第2突出部と当接する。大型の
注射器を押すには小型の注射器を押すよりも大きな力が
必要とされる。かくして、閉塞が検出される前により大
きな閾値の力が克服されなければならない。
【0010】第2実施例では、第2突出部は第1突出部
から間隔を隔てられている。大型の注射器は、第1突出
部でなく第2突出部と係合する。第2突出部が支点に近
いため、検出器を作動させて閉塞が起こったことを示す
信号を発するには、プランジャが第1突出部と当接して
いる場合に必要とされるよりも大きな力が必要とされ
る。かくして、本発明は、一つ以上の大きさの注射器に
ついて、注射器ポンプでの閉塞を検出するための簡単な
機構を提供する。
【0011】更に、本発明は、プッシャに関する注射器
の正しい位置を検出し、注射器の内容物がサイフォンの
効果で流出することのないようにするための機構を有す
る。この目的のため、レバーがキャリヤに取り付けられ
ている。レバーは、注射器プッシャと係合できるキャッ
チを有する。注射器がない場合には、レバーはキャッチ
がプッシャと当接する位置に向かって押圧される。注射
器がプッシャに対して配置されている場合には、レバー
を押圧する力は克服され、レバーがプッシャから外れ
る。その結果、注射器のフランジはキャッチとプッシャ
との間にある。更に、この装置には、プッシャに当たっ
た位置から注射器のキャッチと係合する位置までレバー
が移動しているかどうかを検出する検出器が設けられて
いる。
【0012】本発明は、添付図面及び以下の説明を参照
することによって更によく理解されるであろう。
【0013】
【実施例】本発明の好ましい実施例を添付図面に示し、
以下に詳細に説明する。図1及び図2を参照すると、注
入用ポンプ10は、流体を注射器から圧送するように構
成されている。この一般的な種類のポンプは、米国特許
第4,838,857 号に開示されている。同特許について触れ
たことにより、その特許に開示されている内容は本明細
書中に組み入れたものとする。このようなポンプは、抗
生物質のような薬物を長期間に亘って投与するのによく
使用される。このようなポンプは、好ましくは、幾つか
の大きさの注射器を受入れることができる。
【0014】ポンプ10は、耐久性のある軽量の材料か
らつくられたハウジング12を有する。ハウジング12
は、ベース12A、中間ハウジング12B、電池室カバ
ー12C、及び駆動機構室カバー12Dを有する。電池
室としても機能する一体のハンドル14がハウジングの
一部によって構成される。ハンドル14、駆動機構室1
8、及びベース12Aの一部によって凹部16が構成さ
れる。凹部16はハンドル14の使用を容易にする細長
い開口部20を有する。凹部16内には、注射器プッシ
ャ22もまた位置決めされている。注射器プッシャ22
は、注射器のプランジャのフランジを備えた端部と係合
し、プランジャを注射器のバレル内で移動させるように
なっている。プッシャの作動を以下に詳細に説明する。
凹部は、種々の大きさの注射器を受入れるのに適した長
さ及び幅を持つ細長い形体を有する。
【0015】一対の制御ノブがハウジングの前面に設け
られている。第1ノブ26は、ポンプ駆動機構及び圧送
中に注射器を所定の位置に保持する注射器クランプを制
御するのに使用される。これらの両方を以下に論じる。
第2ノブ28は、図2に示すように、ポールクランプ3
0を係止したり外したりするのに使用される。ポールク
ランプ30は、ポンプを静注用ポール即ちレール(図示
せず)に固定するのに使用される。
【0016】図3及び図4を参照すると、注射器プッシ
ャ22を駆動するのにベルト/プーリ駆動機構23が使
用される。この駆動機構23は、歯車組立体40と減速
組立体を一体に備えた直流モータ34とを含む。ステッ
パモータを使用してもよいが、直流モータが好ましい。
これは、直流モータは必要とする電力がステッパモータ
よりも少なく、ステッパモータよりも費用がかからない
簡単な方法で制御することができるためである。モータ
34は、図3及び図4に示す四つの電池36のような適
当な電源によって電力が与えられる。モータは、ピニオ
ン38を駆動する減速組立体を一体に備えていてもよ
い。モータの出力シャフトには歯車減速組立体40と係
合できるピニオン38が備えられており、歯車減速組立
体40は、全体として大きな歯車減速を提供する。モー
タ34と一体の減速組立体と歯車減速組立体40との組
み合わせ作動により、約15000:1程度の減速が行
われる。
【0017】ピニオン38に最も近い歯車42は、図
5、図6、図7、図10、及び図11に示すクレードル
44に取り付けられている。クレードル44は、図9に
詳細に示す外しリンク46に枢着されている。クレード
ル44から延びるペグ48は、外しリンク46のスロッ
ト開口部50内に位置決めされる。歯車42はシャフト
54を中心に回転する。クレードル44の対向した開口
部52A及び52Bからなる開口部の第1の組がシャフ
ト54を受入れる。開口部56A及び56Bからなる開
口部の第2の組により、ベース12Aから延びる突出部
58にクレードル44をピン47で枢着することができ
る。外しリンク46を長さ方向に移動すると、クレード
ル44がピン47を通って延びる軸線を中心にこの移動
に従って枢動する。クレードル44及び外しリンク4
6、及びこれらと関連したシャフト、ピン、ばね、及び
付属部品を集合的に「係合手段」と呼ぶ。
【0018】外しリンク46は、突出部58とベース1
2Aから延びる壁60との間に位置決めされる。スロッ
ト開口部50と反対側の外しリンク46の端部は、横方
向に延びる壁62を有し、この壁は、この壁の縁部から
延びる丸味の付いた突出部64を有する(明瞭にするた
め壁60及び外しリンク46の部分が切除してある図7
参照)。カム突出部64は、制御ノブ26のシャフト6
8から半径方向に延びる壁66に形成された二つのノッ
チのいずれかと、制御ノブ26の回転位置に応じて係合
できる。
【0019】図4に示すように、外しリンク46は、ピ
ニオン38の方向にコイルばね70で押圧されている。
突出部64が壁66のノッチの一方内に位置決めされて
いない場合には、クレードル44は全体に直立した位置
にあり、歯車42はピニオン38から外されている。
(明瞭にするため、壁60が外してあり、外しリンク4
6の部分が切除してある図5参照。)制御ノブ26を突
出部64が壁66のノッチ内に移動した位置まで回転さ
せることによって、外しリンク46をピニオン38から
遠ざけるように移動する。従って、クレードル44はピ
ン47を中心に回転し、歯車42をピニオン38と係合
させる。(明瞭にするため、壁60が外してあり、外し
リンク46の部分が切除してある図6参照。)当業者
は、モータと駆動機構とを係合させる手段をクラッチ機
構を含む幾つかの方法で構成することができるというこ
とを理解するであろう。
【0020】ポンプ駆動機構は、駆動プーリ74及びア
イドラープーリ76によって支持された無端ベルト72
を有する。両プーリは、ベース12Aの壁によって支持
される。駆動プーリ74は、歯車減速組立体40と係合
し、これによって駆動される。注射器プッシャ22はベ
ルト72に固定されている。上文中で論じたように、第
1ノブ26がピニオン38と歯車42との係合及び係合
からの解放を制御する。係合時には、ピニオン38が回
転しているときにだけ注射器プッシャ22を移動するこ
とができる。この場合には、注射器プッシャ22もベル
ト72も手で動かすことはできない。係合から解放した
場合には、歯車減速組立体40がベルト72の回転に対
し摩擦抵抗をほとんど加えないため、選択した位置まで
注射器プッシャ22を手で移動することができる。これ
によって、プッシャ22を凹部20内で僅かな抵抗で移
動させることができる。かくして、注射器を凹部16内
に障害なしに容易に位置決めすることができる。
【0021】再び図3及び図4を参照すると、注射器バ
レルをクランプするためのクランプ組立体128が図示
してある。従来技術では、このような組立体は、一般
に、注射器を所定位置に保持するための強力なばねを有
する。使用者は、注射器の出し入れを行うのにクランプ
組立体を開かなければならないため、ばねによって及ぼ
される力は、使用を容易にするために制限されなければ
ならない。しかしながら、小さなばね力は効果的な保持
能力を提供しない。従来技術の変形例の注射器クランプ
には、ねじで作動されるクランプが含まれる。このよう
な装置は、取扱いが煩わしく、このようなクランプの開
閉には時間がかかる。従って、現存の組立体はこうした
矛盾した目的による妥協を伴う。
【0022】本発明によるクランプ組立体128は、固
定及び使用の容易さを、いずれの特徴をも妥協させるこ
となく提供する。クランプ組立体128は、ベース12
Aに枢着された歯付き部材130、歯付き部材130を
回転軸線を中心に弾性的に押圧するばね132、注射器
のバレルと係合するためのクランプスライド134、及
びスライドを選択した方向に弾性的に押圧するためのば
ね136を有する係止機構を有する。
【0023】歯付き部材130は、好ましくは、図4に
最もよく示すように、歯付き面138を有する。この歯
付き面は、クランプスライド134の歯付き面140と
向き合った関係で配置される。歯付き部材130は、歯
付き部材130の歯付き面がスライドの歯付き面と係合
したり外れたりするように移動できるように、ピン14
2を中心に枢動自在である。ばね132は、歯付き部材
をクランプスライド134との係合から外れるように押
圧する。
【0024】図8を参照すると、制御ノブ26のシャフ
ト68は、平らな長さ方向面144をその底部に有し、
シャフト68の残りの部分はほぼ円筒形のカム面145
である。歯付き部材130はアーム146を有し、この
アームは、シャフト68の底部と隣接している。平らな
面144の回転位置が、アーム146がシャフト68の
平面又は円筒面のいずれと係合するかを決定する。平ら
な面144がアーム146と向き合った関係になるよう
に移動すると、歯付き部材130はばね132によりス
ライド134との係合から外れるように移動される。シ
ャフト68を回転させて、円筒面をアーム146と係合
させ、これによって、歯付き部材130をピン142を
中心に回転させてスライド134と係合させる。
【0025】スライド134は、このスライドを移動さ
せて注射器バレルと係合させるばね136を収容してい
る。ばね136は、ベース12Aから延びる突出部14
8とスライド134の内壁との間を延びる。スライド1
34は、注射器バレルを収容するための弧をなした表面
を持つ面部分150を有する。面部分150は、ベース
12Aに関して垂直に延び、凹部16内に位置決めされ
る。
【0026】直線移動式スライド134を開示したが、
当業者は、本発明のこの特徴を幾つかの等価の方法、例
えばスライド134を回転自在のクランプ部材に代える
ことによって、実施できるであろう。
【0027】シャフト68の壁66、平らな部分14
4、及びカム面145の配向により、歯車42とピニオ
ン38との係合及び歯付き部材130と歯付き面140
との係合の順序が決定される。壁66、平らな部分14
4及びカム面145は、(1)平らな部分144により
歯付き部材130が歯付き面140と係合されたとき、
歯車42とピニオン38とが互いに同時に噛み合うよう
にするか、(2)歯付き部材130と歯付き面140と
が係合したときにのみ歯車42とピニオン38とが噛み
合うようにするか、又は、(3)歯付き部材130と歯
付き面140とが係合する前に歯車42とピニオン38
とが噛み合うように配向することができる。更に、壁6
6、平らな部分144、及びカム面145を、歯付き部
材130と歯付き面140とを係合させたままで歯車4
2とピニオン38とを係合させたり外したりできるよう
に配向することができる。好ましい実施例の選択肢
(1)を本明細書中に説明するが、当業者は、選択肢
(2)及び(3)を行うように装置を容易に変更するこ
とができるものと考えられる。
【0028】当業者は、駆動機構を係合させたり外した
りし、スライド134を係止したり外したりする本明細
書中に開示した機械的システムを、等価の電気式システ
ム又は電磁式システムに代えることによって、同じ結果
を得ることができる。
【0029】ポンプ10をポールに固定する前又は固定
した後、制御ノブ26が既に「解放」位置にない場合に
は、制御ノブ26を解放位置まで回す。充填済の注射器
を、注射器バレルのフランジがスロット152内に延び
るように、ポンプハウジングの凹部16に位置決めす
る。次いで、注射器プッシャ22を手で操作して注射器
プッシャのフランジを備えた端部と係合し且つ押圧する
位置に移動する。注射器プランジャの端部フランジを、
揺動アーム80のリップ82とプッシャハウジングの底
壁98から延びる突出部94、96の一方との間にクラ
ンプする。
【0030】「解放」位置にあるとき、制御ノブ26の
シャフト68から延びる、ノッチを備えた壁66は、外
しリンク46に圧力を全く及ぼさない。従って、コイル
ばね70は、外しリンク46を、クレードル44がほぼ
直立し且つ歯車減速組立体40が直流モータ34から延
びるピニオン38から外れた状態に位置決めする。更
に、歯付き部材130が制御ノブ26のシャフトの平面
144に載り、これによって、歯付き部材130は、ば
ね132によって注射器クランプ組立体128のスライ
ド134から外れた状態に維持される。勿論、モータの
断続スイッチは、制御ノブ26のシャフトから半径方向
に延びるスイッチ作動ペグ216に関するモータ断続ス
イッチ214の位置のため、このとき、「断」の状態に
ある。断続スイッチ214は、制御ノブ26で作動され
るものとして示してあるが、別体の制御装置で作動させ
てもよいということは勿論のことである。
【0031】本発明の好ましい実施例に従って、「モー
タ切り」及び「モータ作動」の二つの追加の設定が提供
される。制御ノブ26を「解放」位置から「モータ切
り」位置まで回すと、シャフト68の底部の湾曲部分が
歯付き部材130と係合し、これによって、歯付き部材
を押圧して注射器クランプ組立体128のスライド13
4と係合させる。これと同時に、シャフト68の半径方
向に延びる壁66が外しリンク46の横方向に延びる壁
62と係合し、外しリンク46を歯車組立体40から遠
ざけるように押圧する。これらの二つの作用により、注
射器クランプ組立体128を所定位置に係止し、クレー
ドル44に取り付けられた歯車42を介して歯車減速組
立体40をピニオン38と係合させる。制御ノブ26
は、壁66の二つのノッチの一方が外しリンク46の丸
味のある突出部64を受け入れたとき、「モータ切り」
位置に維持される。
【0032】制御ノブ26を、丸味のある突出部64が
制御ノブのシャフト68から半径方向に延びる壁66の
第2のノッチ内で移動する、第2戻り止め(作動)位置
まで回す。外しリンク46の位置及び歯付き部材130
の位置は、制御ノブが「モータ切り」位置にあろうと
「モータ作動」位置にあろうと同じである。しかしなが
ら、「作動」位置に移動させると、制御ノブ26のシャ
フト68から延びるペグ216がモータ断続スイッチ2
14と係合し、これによってモータ34を作動させる。
【0033】ポンプの作動前に注射器が適正に位置決め
されているようにすることが重要である。適正な位置決
めがなされるように、プランジャのフランジ及び注射器
バレルのフランジの両方が適正に係合されていなければ
ならない。プランジャのフランジが適正に係合している
かどうかを検出するためのシステムを注射器プッシャ2
2に関して以下に説明する。更に、モータ34の作動前
に注射器バレルのフランジが適正に位置決めされている
ようにするための手段もまた設けられている。
【0034】注射器プッシャ22を図12、図13、及
び図14に示す。図13は、注射器のプランジャのフラ
ンジを備えた端部と係合したときのプッシャ22の位置
を示し、図12は、プランジャと係合していない完全に
閉鎖した位置でのプッシャ22を示す。
【0035】注射器プッシャ22は、揺動アーム80が
枢着されたハウジング78を有する。揺動アーム80
は、注射器のプランジャのフランジと係合するのに適し
たリップ82を有する。揺動アーム80の反対端から延
びるペグ86にばね84が固定され、このばねは、揺動
アーム80を図12に示す位置に向かって押圧する。揺
動アーム80の位置を検出するため、第1スイッチ88
がハウジング78に取り付けられている。従って、アー
ム80が図12に示す位置にあるか図13に示す位置に
あるかに応じて異なる信号が提供される。従って注射器
があるかないかを検出することができる。更に、使用者
は、注射器のプランジャのフランジが適正に係合してい
るかどうかについて警報を受ける。後者の特徴は、揺動
アーム80がアンチサイフォン保護(吸い上げ防止手
段)を提供する上で重要である。換言すると、注射器の
プランジャは、注射器プッシャ22にクランプされたと
き及びモータのピニオン38が上述のように係合してい
るとき、それ自体が単独で移動することがない。
【0036】注射器プッシャのハウジング78には、レ
バー90が更に枢着されている。レバー90は、閉塞が
検出されたとき、即ち注射器のプランジャが注射器バレ
ルの底の端に到ったとき信号を生じる第2スイッチ92
に隣接して位置決めされている。レバー90及びスイッ
チ88、92を保護するため、カバー93がハウジング
78に固定される。
【0037】一対の突出部94、96がレバー90に固
定され、ハウジング78の底壁98の一対の開口部を通
って延びる。レバー90は枢軸100を中心に回転し、
第1突出部94は、第2突出部96よりも長く、枢軸1
00に近接して位置決めされている。ばね102がレバ
ー90をハウジング78の底壁98に向かって弾性的に
押圧する。レバー90に力を加えるのに第1突出部94
が使用される場合には、レバー90に力を加えるのに第
2突出部96が使用される場合よりもレバー90を移動
させるのに大きな力が必要とされるということは理解さ
れよう。従って、これらの突出部は、ポンプに取付けら
れた比較的大型の注射器のフランジを備えた端部が第1
突出部94と係合し、比較的小型の注射器のフランジを
備えた端部が第2突出部96と係合するように位置決め
されている。従って、大型の注射器が所定位置にある場
合には、小型の注射器を使用する場合よりもスイッチ9
2を作動させるのに大きな力が必要とされる。これは、
通常の作動状態では、大型の注射器のプランジャを駆動
するには小型の注射器よりも大きな力が必要とされるた
め、望ましい。これに対応して、大型の注射器が空にな
った場合には、閉塞信号を発生するのに小型の注射器が
空になった場合よりも、大きな力が必要とされなければ
ならない。
【0038】上文中で論じたように、注射器プッシャ2
2はベルト72に固定される。連結部材104は、図4
に最もよく示すように、ハウジング78から延びる。連
結部材104は、三つの突出部106、108、110
を有する。ベルト72は、その歯付き面がより低い突出
部110の歯付き面112と係合するように、これらの
突出部106、108、110間に位置決めされてい
る。連結部材104は、ハウジング12の注射器が位置
決めされる凹部16と隣接した細長いスロット112
(図1参照)の中へと延びている。連結部材によってチ
ャンネル114が構成される。このチャンネルは、中間
ハウジング12Bの壁の上縁部を受入れる。注射器プッ
シャ22の反対端は、中間ハウジング12Bの他の上縁
部に載る突出部116を有する。突出部116を受入れ
るため、比較的狭幅の細長いスロット118がハンドル
14に構成される。従って、注射器プッシャ22は両端
が中間ハウジング12Bで支持される。
【0039】図3に最もよく示すように、スロット11
2を覆うため、弾性の半剛性の細長いバンド120が設
けられている。バンド120は、好ましくは、不透明で
あり、少なくともその一部を貫通した複数の開口部12
2を有する。バンド120の長さ及び幅は、注射器プッ
シャ22の位置に関わらずスロット全体をカバーするの
に十分である。注射器プッシャ22の連結部材104を
受入れるため、矩形のノッチ124がバンドに形成され
ている。従って、バンド120は、全体に楕円をなした
行路を、注射器プッシャとともに移動できる。中間ハウ
ジング12Bは、図3及び図4に示す行路でバンド12
0を案内するためのスロットを備えた壁(図示せず)を
有するのがよい。
【0040】バンド120は、好ましくは、液体障壁と
して役立つのに加え、幾つかの目的に使用される。従っ
て、このバンドは、等間隔に間隔を隔てられた開口部1
22を有する。開口部の代わりに線をバンド120に印
刷してもよい。図3及び図4に示すように、検出器12
6がバンド120と隣接して位置決めされ、この検出器
は、バンドが注射器プッシャとともに移動するとき、各
開口部を検出する。検出器126及びバンド開口部12
2は、注射器プッシャがベルトから外れないように及び
注射器プッシャが、実際に、モータ34の作動時に移動
するように、協働して機能する。更に、開口部122が
検出器126の側方を通過する速度が検出されるため、
検出器126及びバンド開口部122により、注射速度
を検出できるようにする。バンド120の、検出器12
6の側方を通過しない部分には開口部を設ける必要はな
い。
【0041】図1を参照すると、駆動機構室カバー12
D及び中間ハウジング12B内にスロット152が形成
される。中間ハウジング12Bには、全体に湾曲した壁
157が設けられ、注射器バレルをこの湾曲した壁のと
ころに配置し、壁に当たった状態でクランプするのがよ
い。第1及び第2の突出壁154、156がスロット1
52を境界付ける。第1壁154は、湾曲壁157の平
面から遠ざかるように延び、注射器バレルの壁厚とほぼ
同じ距離突出する。次に、図3及び図4を参照すると、
枢動自在に取付けられたセンサリンク158が、スライ
ドの面部分150と向き合った関係で第2壁156のす
ぐ下で湾曲壁157に位置決めされている。センサリン
ク158は、第2壁156と隣接したスロット159を
通って延び、注射器のフランジが壁154と156間と
の間のスロット152内に位置決めされた場合にのみ注
射器と係合することができる。かくして、注射器のフラ
ンジがスロット152内になく、注射器バレルが湾曲壁
157と面一になっていない場合、第1壁154によ
り、センサリンク158は注射器のバレルと係合しない
ようにされる。注射器のフランジがスロット152内に
なく、注射器バレルが湾曲壁157と面一になっていな
い場合には、壁154が注射器バレルと係合し、その結
果、注射器バレルはセンサリンク158から間隔を隔て
られる。センサリンクに隣接して検出器160が位置決
めされている。この検出器160は、注射器バレルのフ
ランジがスロット152に関して適正に位置決めされ、
バレルの壁がセンサリンク158と係合している場合に
は、閉じられる。
【0042】注射器プッシャのレバー90及び関連した
スイッチ92は、第2スイッチ162と関連して機能す
る。このスイッチ162は、ポンプ内で使用される最も
大きな注射器のプランジャが注射器バレルの端部に到っ
たときの位置に対応する箇所に、又はこの箇所の僅かに
上に位置決めされる。スイッチ162は、注射器プッシ
ャ22が凹部16内でのその移動の終わりに近づいたと
き、注射器プッシャ22の連結部材104によって閉じ
られる。
【0043】スイッチ162により与えられる信号が単
独でポンプの作動を停止させたり警報音を鳴らしたりす
ることはない。これは、この信号が、一般に、注射器バ
レル内に流体が未だ残っているときに与えられるためで
ある。注射器プッシャ内のスイッチ92もまた信号を与
えるときにだけ、モータ34が停止され、注入の終わり
を知らせる警報を発する。
【0044】注意を迅速に促すことが必要とされる閉塞
の場合と異なり、注入の終わりは、通常は、医療従事者
にただちに行動を求める必要がない。従って、これらの
状態の夫々について与えられる警報を区別するのが望ま
しい。従って、ポンプ10は、閉塞が起こった場合、注
入の終わりに発せられる警報よりも緊急性の高い警報を
発生できるようにするのに必要な構成を含む。スイッチ
92及び162の両方が信号を発生させた場合、緊急性
のない警報を与えることができる。注射器プッシャ内の
スイッチ92だけから信号を受け取った場合には、これ
と異なる更に緊急性の高い警報が発せられる。
【0045】上述のように、注射器は、注射器のプラン
ジャのフランジが注射器プッシャ22の揺動アーム80
のリップ82と係合し、注射器バレルのフランジがノッ
チ152内に位置決めされるように、凹部16内に位置
決めされる。モータ34を作動させてピニオン38を回
転させ、歯車減速組立体40を構成する歯車を回転さ
せ、次いで、駆動ベルト72が取付けられた駆動プーリ
74を駆動する。駆動ベルト72の移動により、注射器
のプランジャを注射器プッシャ22で注射器バレル内に
移動させ、これによって、流体をバレルから外に移動さ
せる。注射器プッシャは、注射器バレルが完全に空にな
る前に閉塞が起こらない限り、完全に空になるまで一定
の速度で移動する。注射器プッシャが移動するとき、バ
ンド120が注射器プッシャとともに移動し、これによ
って、汚染物質がスロット112を通ってハウジングに
入らないようにする。注射器プッシャ22が実際にベル
ト72とともに移動していることを確認するため、バン
ド120の開口部122を検出器126で検出する。ポ
ンプは、オペレータがポンプの所定の使用に応じて選択
した種々の可変速度で作動するように設計されている
が、代表的な注射器プッシャの速度は、一時間に約1
2.7cm乃至15.24cm(5インチ乃至6インチ)で
ある。
【0046】通常の作動では、注射器プッシャ22は凹
部16を通って下方に移動し、その移動の終わりに近づ
いたとき、注入スイッチ162の端を閉じる。スイッチ
162は、注射器プッシャ22が注射器のプランジャを
押圧して注射器バレルの端部と係合したとき、閉鎖位置
に維持される。注射器プッシャ22をここから更に移動
させることによって、レバー90が「閉塞」スイッチ9
2を閉じるまで、このレバーを移動させる。「閉塞」ス
イッチ92が閉じられると、モータ34への電源を遮断
する。このような電源の遮断は、マイクロプロセッサ又
は機械的手段を用いて行うことができる。マイクロプロ
セッサを用いて行うのが好ましい。
【0047】薬剤注入装置と関連してマイクロプロセッ
サ、警報器、及びディスプレーを使用することは当該技
術分野で周知であり、本発明に関して詳細に論じる必要
はない。例えば、米国特許第4,838,857 号には、閉塞の
ような問題を知らせるための警報器及びオペレータにポ
ンプの種々の状態を知らせるためのディスプレーを備え
たこのようなマイクロプロセッサ制御式ポンプの一つが
開示されている。
【0048】注入の終わりを知らせるスイッチ162が
閉じられる前にレバー90が「閉塞」スイッチ92を閉
じた場合には、閉塞が生じたことを知らせる信号が発せ
られる。このような信号により、注入の終わりを知らせ
るスイッチが閉じた後に「閉塞」スイッチ92が閉じた
場合とは異なる警報及び/又はディスプレーが生ぜしめ
られる。
【0049】注射器は、一度空になると、制御ノブ26
を「解放」位置まで回すことによって取り出すことがで
きる。この操作は、注射器クランプ組立体128のスラ
イド134からの歯付き部材130の解放及びモータ3
4から延びるピニオン38からの減速歯車組立体40の
解放の両方を行う。次いで、プッシャ22及びその揺動
アーム80を注射器のプランジャに関して移動し、スラ
イド134をポンプハウジングに関して移動することが
できる。これらの保持要素を移動すると、注射器は容易
に外される。
【0050】図15乃至図20は、ポールクランプ30
と、ポールクランプが図18に示すようにポンプのハウ
ジング12とほぼ面一になった収納位置と図17に示す
展開位置との間でポールクランプを移動させるための機
構とを示す。上文中で論じたように、ポールクランプ
は、図1及び図2に示すノブ28を回すことによって作
動される。
【0051】ポールクランプ30は、全体にL字形状の
構造を有し、L字形の長い方の区分がベース12Aの凹
部164に摺動自在に取り付けられている。ほぼ矩形の
開口部166がポールクランプ30の長い方の区分を貫
通している。矩形の突出部168が開口部の隅部で開口
部166内に延びている。
【0052】ラチェット歯を備えた表面172を持つ壁
170がポールクランプ30の表面から駆動機構室カバ
ー12Dに向かって延びる。壁170はポールクランプ
30の下縁部と隣接し、凹部領域174の下を延びる。
【0053】駆動機構室カバー12Dと対面したポール
クランプ30のクランプ面32の中央には、周壁176
で境界付けられた凹部領域174が配置されている。開
口部166は凹部領域174を貫通し、歯付き壁170
は、周壁176から延びる。キャリッジ178が凹部領
域174内に摺動自在に位置決めされている。キャリッ
ジ178は楕円形の開口部180を有し、この開口部
は、ポールクランプ30を貫通した開口部166の一部
と整合している。弧状の凹部182がキャリッジ178
内にその内端近くに形成されている。一体のペグ184
がキャリッジから延び、このペグは弧状の凹部と隣接し
て配置されている。
【0054】爪186がペグ184に枢着されている。
爪186は、ポールクランプ30から延びる壁170の
歯付き面172と係合できる一組のラチェット歯を有す
る。ペグ190が爪186から弧状の凹部182内に延
びる。弧状の凹部182内に位置決めされたばね192
がペグ190と係合し、これによって爪186を壁17
0の歯付き面172と係合する方向に押圧する。これに
よって、クランプ30はキャリッジ178に解放自在に
係止される。
【0055】図16を参照すると、ポールクランプ30
の壁170の反対側には、その縁部に沿って延びる細長
いスロット194が設けられている。ペグ196がスロ
ット194の内端部から延びる。図15、図17、及び
図18に示すように、スロット198がベース12Aに
形成され、このスロットは、ポールクランプ30のスロ
ット194と少なくとも部分的に重なる。ペグ200が
スロット198の一端から延びる。延長ばね202がペ
グ196、200に固定され、ポールクランプ30を図
17に示す開放位置に向かって弾性的に押圧する。
【0056】図19及び図20を参照すると、ポールク
ランプ30を制御するためのノブ28がそのキャップ部
分なしで図示してある。ノブ28は、下端にノッチ20
6が形成された円筒形のシャフト204を有する。この
シャフトは、偏心カム208に固定されている。偏心カ
ム208の軸線は、シャフト204の軸線から約3.1
75mm(1/8インチ)ずれている。シャフト204
は、ハウジング12に回転自在に取付けられている。偏
心カム208は、キャリッジ178の楕円形の開口部1
80内に位置決めされ、ノッチを備えた端部分は、ポー
ルクランプ30内の細長い開口部166内に延びてい
る。楕円形の開口部180の目的は、単に偏心カム20
8に隙間を与えることである。キャリッジ178の横方
向移動は、シャフト204の軸線からの偏心の程度によ
って制限される。ペグ209が偏心カム208から半径
方向に延びる。
【0057】作動では、図17に示す方法でポンプ10
を静注用ポール210(明瞭にするため二つに切断して
示す)等と隣接した関係で配置する。静注用ポールがポ
ールクランプ30の短い方の区分及びポンプの凹部をな
した側212の両方と当接するまでポールクランプ30
を手で内方に押す。壁170の上面に設けられた歯は、
ポールクランプ30がキャリッジ178に関して移動す
るとき、爪186に沿って摺動するように配向されてい
る。爪186と面172との係合により、ポールクラン
プ30は、ばね202の力で再び移動して開くことのな
いようにされる。次いで、ノブ28を約90°回わし、
キャリッジ178及びポールクランプ30を偏心カム2
08で1インチの数分の一(即ち、偏心カム208の軸
線のシャフト204の軸線からのずれ)だけポール21
0に向かって更に移動させる。かくして、クランプ30
はポール210に対して締め付けられ、ポール210は
ポールクランプ30のクランプ面32とポンプの凹部を
なした側212との間でしっかりとクランプされる。ノ
ブ28を90°回すと、偏心カム208の軸線及びシャ
フト204の軸線は互いに水平方向で一直線上に並ぶ。
爪186が壁170の上面172の上方でペグ184で
枢着されているため、爪186の歯188は、上面17
2の歯から爪186が外れないようにする。
【0058】ポールクランプ30は、ポールクランプ3
0をその一杯に延ばした位置から静注用ポールに向かっ
て押し込むまで、ノブ28を回すことができないように
構成されている。図15に示すように、突出部168
は、ポールクランプ30を一杯に延ばしたとき、ノッチ
206内に位置決めされる。ノブ28は、突出部168
がノッチから外れているときにだけ回すことができる。
【0059】ポンプは、クランプを締め付けるのに用い
た方向と反対方向にノブ28を回すことによって静注用
ポールから外すことができる。ノブ28の最初の回転に
よりポールクランプ30を偏心カム208の移動で1イ
ンチの数分の一だけ外方に移動させる。更に回転させる
ことによって、偏心カム208から延びるペグ209を
爪186と係合させてこの爪をキャリッジ178から延
びるペグ184を中心に回転させる。爪186の歯は、
これによって、上面172の歯から外される。このよう
な外しを行うとき、ばね202は、ポンプをポールから
容易に外すことができる一杯に延ばした位置までポール
クランプ30を移動させる。
【0060】本発明の例示の実施例を添付図面を参照し
て説明したが、本発明はこれらの特定的な実施例に限定
されるものではなく、当業者は、本発明の範囲又は精神
から逸脱することなく種々の他の変形及び変更を行うこ
とができるということは理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による注入用ポンプの好ましい実施例の
上方からの斜視図である。
【図2】図1のポンプの右側から見た注入用ポンプの上
方からの斜視図である。
【図3】図2と同じ点から見た、上ハウジング要素が外
してある注入用ポンプの上方からの斜視図である。
【図4】上ハウジング要素が外してある注入用ポンプの
平面図である。
【図5】係合から外された状態での注射器ホルダ及び駆
動組立体係合機構の拡大斜視図であり、明瞭にするた
め、機構の部分が外してある。
【図6】係合した状態での注射器ホルダ及び駆動組立体
係合機構の拡大斜視図であり、明瞭にするため、機構の
部分が外してある。
【図7】注射器ホルダ及び駆動組立体係合機構の上方か
らの斜視図であり、明瞭にするため、機構の部分が外し
てある。
【図8】好ましい実施例の制御ノブシャフトの上方から
の斜視図である。
【図9】好ましい実施例の外しリンクの上方からの斜視
図である。
【図10】好ましい実施例の駆動組立体係合機構で使用
されるクレードルの斜視図である。
【図11】別の角度から見たクレードルの上方からの斜
視図である。
【図12】注射器プッシャの平面図である。
【図13】プッシャの揺動アームを図12に示す位置と
異なる位置で示す、注射器プッシャの平面図である。
【図14】注射器プッシャの下方からの斜視図である。
【図15】ポールクランプ組立体の上方からの斜視図で
ある。
【図16】ポールクランプ組立体のクランプ部分の後方
からの斜視図である。
【図17】ポールクランプ組立体の開放位置での平面図
である。
【図18】ポールクランプ組立体の閉鎖位置での平面図
である。
【図19】ポールクランプ組立体のノブの底面図であ
る。
【図20】ポールクランプ組立体のノブの斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 ポンプ 12 ハウジング 14 ハンドル 18 駆動機構室 22 注射器プッシャ 23 駆動機構 26 第1ノブ 28 第2ノブ 30 ポールクランプ 38 ピニオン 40 歯車減速組立体 44 クレードル 46 外しリンク 72 ベルト 104 連結部材 128 注射器クランプ組立体 186 爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エドワード・ローゼン フランス共和国 38120 サン・エグルベ, リュー・デュ・エールイエフ・トロンシャ ルド 9 (72)発明者 ジェームズ・エム・ウィッテス アメリカ合衆国ニュージャージー州07924, バーナーズヴィル,ピックル・ブルック・ ロード 41

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動力源、モータ、駆動機構、プランジャ
    を持つ注射器を保持するための手段、及び注射器のプラ
    ンジャを駆動するためのプッシャからなる注射器ポンプ
    において、 プッシャが、 プッシャハウジングと、 第1位置と第2位置との間で回転自在であるようにハウ
    ジングに枢着点で枢着されたレバーと、 枢着点から第1距離のところでレバーに固定された第1
    突出部であって、注射器のプランジャがこの突出部と当
    接した状態で配置され、モータが作動しているとき、押
    圧力がモータから駆動機構を通して注射器のプランジャ
    に当該第1突出部を介して与えられる第1突出部と、 レバーが第1位置から第2位置まで移動するときにその
    状態を変えるようにレバーによって作動できる、押圧力
    を検出するための検出器手段と、 枢着点から第1突出部までの距離及び押圧力に応じて変
    わる所定の力を押圧力が越えるまではレバーが第1位置
    から第2位置まで移動しないように、レバーを所定の押
    圧力で第1位置に向かって押圧するための弾性手段とを
    有する、注射器ポンプ。
  2. 【請求項2】 枢着点から第2距離のところでレバーに
    固定された第2突出部を更に有し、第2距離は第1距離
    よりも短く、第2突出部が注射器のプランジャと当接し
    第1突出部がプランジャと当接していない場合にレバー
    を第1位置から第2位置まで移動するのに必要な力が、
    第1突出部が注射器のプランジャと当接している場合に
    レバーを第1位置から第2位置まで移動するのに必要な
    力よりも大きい、請求項1に記載の注射器ポンプ。
  3. 【請求項3】 第2突出部が第1突出部よりも長い、請
    求項2に記載の注射器ポンプ。
  4. 【請求項4】 動力源、モータ、駆動機構、プランジャ
    を持つ注射器を保持するための手段、及び注射器のプラ
    ンジャを駆動するためのプッシャからなる注射器ポンプ
    において、 プッシャが、 注射器のプランジャを押すための押圧手段と、 押圧手段を支持するためのプッシャハウジングと、 ハウジングに取付けられた枢着点と、 枢着点でハウジングに枢動自在に取付けられた揺動アー
    ムであって、注射器のプッシャと係合でき、注射器のプ
    ランジャが押圧手段に当接した状態で配置されていると
    きに当該揺動アームが注射器のプランジャと係合する第
    1位置と当該揺動アームが注射器のプランジャと係合し
    ない第2位置との間で枢着点を中心に回転自在であり、
    当該揺動アームが注射器のプランジャと係合している場
    合注射器のプランジャが押圧手段に当該揺動アームで固
    定される、揺動アームと、 揺動アームが第1位置と第2位置との間で移動するとき
    に状態を変えるようにレバーによって作動される検出器
    手段とを有する、注射器ポンプ。
  5. 【請求項5】 揺動アームを第2位置に向かって押圧す
    るための手段を更に有する、請求項4に記載の注射器ポ
    ンプ。
  6. 【請求項6】 ハウジングは、押圧手段が取付けられた
    第1側と、第1側にほぼ垂直で、揺動アームが取付けら
    れた第2側とを有する、請求項4に記載の注射器ポン
    プ。
  7. 【請求項7】 キャリヤは、押圧手段が取付けられた第
    1側と、第1側にほぼ垂直で、揺動アームが取付けられ
    た第2側とを有する、請求項4に記載の注射器ポンプ。
JP5103075A 1992-04-29 1993-04-28 注射器ポンプのプッシャ Expired - Lifetime JPH0636829B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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US07/875,906 US5232449A (en) 1992-04-29 1992-04-29 Syringe pump pusher
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