JPH0673972A - 穿孔方向の制御方法及び穿孔装置 - Google Patents
穿孔方向の制御方法及び穿孔装置Info
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- JPH0673972A JPH0673972A JP25227892A JP25227892A JPH0673972A JP H0673972 A JPH0673972 A JP H0673972A JP 25227892 A JP25227892 A JP 25227892A JP 25227892 A JP25227892 A JP 25227892A JP H0673972 A JPH0673972 A JP H0673972A
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- rod
- tip
- hole
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 比較的簡単な装置を用いて、地質を選ばず、
穿孔方向を任意に制御できる穿孔方向の制御方法及びそ
の穿孔装置の提供。 【構成】 ロッド2の先端に取り付けられロッド2側に
対して反対側が中心線に対して傾斜した傾斜面22をな
しかつ開口した円筒状のビット1を、ビット1の傾斜面
22を曲げたい側に対して反対側に向け、そのままビッ
ト1の尖端を孔底に押し付けた後、ロッド2の中心線を
回転中心とする回転運動と、ロッド2の1回転毎に1回
後進し前進する前後運動と、推進力とをビット1に同時
に与えてビット1尖端の進行方向を調整しつつ穿孔する
ことを特徴とする穿孔方向の制御方法。
穿孔方向を任意に制御できる穿孔方向の制御方法及びそ
の穿孔装置の提供。 【構成】 ロッド2の先端に取り付けられロッド2側に
対して反対側が中心線に対して傾斜した傾斜面22をな
しかつ開口した円筒状のビット1を、ビット1の傾斜面
22を曲げたい側に対して反対側に向け、そのままビッ
ト1の尖端を孔底に押し付けた後、ロッド2の中心線を
回転中心とする回転運動と、ロッド2の1回転毎に1回
後進し前進する前後運動と、推進力とをビット1に同時
に与えてビット1尖端の進行方向を調整しつつ穿孔する
ことを特徴とする穿孔方向の制御方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として、地中に存在
する鉱物を探査するために地中見本(コア)を採取した
り、温泉や地熱を探査したり、地中に観測機器を設置す
るために地中に孔を形成したり、通信、水道用等の管埋
設用の孔を形成するための比較的小径の孔を地中に形成
する際に、その穿孔方向を制御する方法及び装置に関す
る。
する鉱物を探査するために地中見本(コア)を採取した
り、温泉や地熱を探査したり、地中に観測機器を設置す
るために地中に孔を形成したり、通信、水道用等の管埋
設用の孔を形成するための比較的小径の孔を地中に形成
する際に、その穿孔方向を制御する方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】地中に比較的小径の孔を形成するビット
としては、円筒状ビットの先端面が、ビットの中心線に
直角なものがある。このビットに、中心線を中心とする
回転を与えつつ、推進力を与えて地中を穿孔すると、地
質の異方性や、穿孔方向が水平、上向き、下向きの傾
斜、上向き、下向きの垂直等の違いにより、ビットやロ
ッドに加わる重力の影響がそれぞれ異なり、孔底の掘削
屑の溜まり具合などから、それぞれ穿孔された孔が異な
った曲がり方をする。
としては、円筒状ビットの先端面が、ビットの中心線に
直角なものがある。このビットに、中心線を中心とする
回転を与えつつ、推進力を与えて地中を穿孔すると、地
質の異方性や、穿孔方向が水平、上向き、下向きの傾
斜、上向き、下向きの垂直等の違いにより、ビットやロ
ッドに加わる重力の影響がそれぞれ異なり、孔底の掘削
屑の溜まり具合などから、それぞれ穿孔された孔が異な
った曲がり方をする。
【0003】このビットの進行方向の曲がりを修正する
方法として、図8に示すように、一旦ビット1及びロッ
ド2を孔5から全部抜き出し、孔底側面にテーパー状の
楔4を固着し、ビット1及びロッド2をこれに添わせて
進行方向を修正する方法がある。この方法は岩盤での施
工を対象としており、あまり軟弱地盤であると楔4の固
定が困難で、方向の修正は期待出来ない。又、楔4は対
象岩盤よりも耐摩耗性が優れていなければ、楔4が切削
されてしまったり、共回りする場合があり、目的を達し
得ない。
方法として、図8に示すように、一旦ビット1及びロッ
ド2を孔5から全部抜き出し、孔底側面にテーパー状の
楔4を固着し、ビット1及びロッド2をこれに添わせて
進行方向を修正する方法がある。この方法は岩盤での施
工を対象としており、あまり軟弱地盤であると楔4の固
定が困難で、方向の修正は期待出来ない。又、楔4は対
象岩盤よりも耐摩耗性が優れていなければ、楔4が切削
されてしまったり、共回りする場合があり、目的を達し
得ない。
【0004】図9に示すように、楔4を外管3の内面に
固着し、ビット1及びロッド2を外管3の中に挿入し、
楔4に添わせてロッド2を進行させることにより、方向
を修正する方法もある。この方法は軟質岩盤のボーリン
グ孔の修正に使用されているが、ビット1及びロッド2
を孔5から一旦全部引き抜き、楔4を固定した外管3を
挿入してビット1及びロッド2を挿入し、修正後もビッ
ト1やロッド2及び外管3を引き抜き、再び楔4を取り
外した外管3やビット1、ロッド2を挿入しなければな
らず、修正に時間がかかる。
固着し、ビット1及びロッド2を外管3の中に挿入し、
楔4に添わせてロッド2を進行させることにより、方向
を修正する方法もある。この方法は軟質岩盤のボーリン
グ孔の修正に使用されているが、ビット1及びロッド2
を孔5から一旦全部引き抜き、楔4を固定した外管3を
挿入してビット1及びロッド2を挿入し、修正後もビッ
ト1やロッド2及び外管3を引き抜き、再び楔4を取り
外した外管3やビット1、ロッド2を挿入しなければな
らず、修正に時間がかかる。
【0005】先端全面が閉じ中心軸に対して傾斜した傾
斜面に形成された円筒状の楔を回転しつつ地中に押し込
んで地中に孔を形成し、方向を修正する場合には、回転
を停止して曲げようとする方向に対して傾斜面を反対側
に向けて押し込み傾斜面が受ける圧力を利用して傾斜面
の反対側に穿孔方向を修正する穿孔方法が特公昭60−
55679号公報により提案されている。
斜面に形成された円筒状の楔を回転しつつ地中に押し込
んで地中に孔を形成し、方向を修正する場合には、回転
を停止して曲げようとする方向に対して傾斜面を反対側
に向けて押し込み傾斜面が受ける圧力を利用して傾斜面
の反対側に穿孔方向を修正する穿孔方法が特公昭60−
55679号公報により提案されている。
【0006】この方法は地中の土を楔の周囲に圧密して
孔を形成するので、ローム質や粘土質、砂まじり土等の
土質の場所にしか適用できない。砂礫質とか、石質層で
は堅くて楔を進行させることができない。図7に示すよ
うに、円筒状のビット1の前面を傾斜させると共に開口
させ、円筒状のロッド2に接続し、ビット1に回転と推
進を与えれば、砂礫層や石質層にも適用できるが、この
場合も、穿孔方向を修正するには、図8、図9に示した
修正方法を採用するしかない。
孔を形成するので、ローム質や粘土質、砂まじり土等の
土質の場所にしか適用できない。砂礫質とか、石質層で
は堅くて楔を進行させることができない。図7に示すよ
うに、円筒状のビット1の前面を傾斜させると共に開口
させ、円筒状のロッド2に接続し、ビット1に回転と推
進を与えれば、砂礫層や石質層にも適用できるが、この
場合も、穿孔方向を修正するには、図8、図9に示した
修正方法を採用するしかない。
【0007】掘削ロッドの先端のビットの部分が独立に
回転するようになっており、そのビットの向きを修正し
たい方向に曲げて掘削方向を修正するようにした装置も
公知であり、大部分の都市土木用の比較的大型の掘削装
置として用いられている。この装置は一応あらゆる地質
に対応できるが、掘削孔が小径の場合には適用できず、
構造が複雑で高価で故障しやすい。
回転するようになっており、そのビットの向きを修正し
たい方向に曲げて掘削方向を修正するようにした装置も
公知であり、大部分の都市土木用の比較的大型の掘削装
置として用いられている。この装置は一応あらゆる地質
に対応できるが、掘削孔が小径の場合には適用できず、
構造が複雑で高価で故障しやすい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、比較的簡単
な装置を用いて、地質を選ばず孔径が数cm〜100c
m程度の孔を形成するに適用でき、穿孔方向を任意に制
御できる穿孔方向の制御方法及びその穿孔装置を提供す
ることを課題とする。
な装置を用いて、地質を選ばず孔径が数cm〜100c
m程度の孔を形成するに適用でき、穿孔方向を任意に制
御できる穿孔方向の制御方法及びその穿孔装置を提供す
ることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ロッドの先端
に取り付けられロッド側に対して反対側が中心線に対し
て傾斜した傾斜面をなしかつ開口した円筒状のビット
を、ビットの傾斜面を曲げたい側に対して反対側に向
け、そのままビットの尖端を孔底に押し付けた後、ロッ
ドの中心線を回転中心とする回転運動と、ロッドの1回
転毎に1回後進し前進する前後運動と、推進力とをビッ
トに同時に与えてビット尖端の進行方向を調整しつつ穿
孔することを特徴とする穿孔方向の制御方法にある。
に取り付けられロッド側に対して反対側が中心線に対し
て傾斜した傾斜面をなしかつ開口した円筒状のビット
を、ビットの傾斜面を曲げたい側に対して反対側に向
け、そのままビットの尖端を孔底に押し付けた後、ロッ
ドの中心線を回転中心とする回転運動と、ロッドの1回
転毎に1回後進し前進する前後運動と、推進力とをビッ
トに同時に与えてビット尖端の進行方向を調整しつつ穿
孔することを特徴とする穿孔方向の制御方法にある。
【0010】本発明は又、ロッドの先端に取り付けられ
ロッド側に対して反対側が中心線に対して傾斜した傾斜
面をなしかつ開口した円筒状のビットと、ビットにロッ
ドの中心線を回転中心とする回転運動を与える回転装置
と、ロッドの1回毎に1回後進し前進する前後運動をビ
ットに与える前後移動装置と、ビットの推進装置とを備
えていることを特徴とする穿孔装置にある。
ロッド側に対して反対側が中心線に対して傾斜した傾斜
面をなしかつ開口した円筒状のビットと、ビットにロッ
ドの中心線を回転中心とする回転運動を与える回転装置
と、ロッドの1回毎に1回後進し前進する前後運動をビ
ットに与える前後移動装置と、ビットの推進装置とを備
えていることを特徴とする穿孔装置にある。
【0011】本発明では、図7に示すような、円筒の一
端を斜めに切断した状態の傾斜面22を有する円筒状の
ビット1を、ロッド2の先端に傾斜面22を、ロッド2
側に対して反対側に位置させ、ロッド2の中心線に対し
て傾斜面22を傾斜せしめて取り付けたものを使用する
ものである。ビット1は耐摩耗性合金で形成し、その孔
底に向かう面を鋸刃状とするか、硬質金属で形成して表
面にダイモンド粒を電着したもの等従来のビット同様の
ものが使用される。このロッド2を用いて一定方向に孔
を形成する場合には、図7に示すように、ロッド2に、
ロッド2の中心線を回転中心とする回転運動と、推進力
を与えて穿孔を行う。
端を斜めに切断した状態の傾斜面22を有する円筒状の
ビット1を、ロッド2の先端に傾斜面22を、ロッド2
側に対して反対側に位置させ、ロッド2の中心線に対し
て傾斜面22を傾斜せしめて取り付けたものを使用する
ものである。ビット1は耐摩耗性合金で形成し、その孔
底に向かう面を鋸刃状とするか、硬質金属で形成して表
面にダイモンド粒を電着したもの等従来のビット同様の
ものが使用される。このロッド2を用いて一定方向に孔
を形成する場合には、図7に示すように、ロッド2に、
ロッド2の中心線を回転中心とする回転運動と、推進力
を与えて穿孔を行う。
【0012】図8、図9に示すようにビット1の前面の
切削面がロッド2の中心線に対して直角な場合は、全面
で切削が行われる。これに対して図7に示すようなビッ
ト1の切削面がロッド2の中心線に対して傾斜面22を
形成している場合は、主として尖端部分で切削が行われ
る。両者に同一の孔底に向かう圧力を加えた場合は、単
位面積当たりの掘削圧力は、ビット1の前面が傾斜して
いる方が、ロッド2の中心線に対して直角に設けられて
いるよりも大きい。掘削圧力と切削面との両者を勘案す
ると、ビット1の傾斜面22の傾斜角は45゜前後が良
い。
切削面がロッド2の中心線に対して直角な場合は、全面
で切削が行われる。これに対して図7に示すようなビッ
ト1の切削面がロッド2の中心線に対して傾斜面22を
形成している場合は、主として尖端部分で切削が行われ
る。両者に同一の孔底に向かう圧力を加えた場合は、単
位面積当たりの掘削圧力は、ビット1の前面が傾斜して
いる方が、ロッド2の中心線に対して直角に設けられて
いるよりも大きい。掘削圧力と切削面との両者を勘案す
ると、ビット1の傾斜面22の傾斜角は45゜前後が良
い。
【0013】地層見本(コア)を採取したい場合は、ビ
ット1の内側に分離されてロッド2内に侵入してくる地
層をそのままロッド2内に収容し、適当な長さに侵入し
た時点でロッド2を地上に引き上げ、コアを採取する。
孔を形成する場合においては、地層が土質や砂質の場
合、ロッド2を地上に引き抜くと、孔が崩壊する場合が
あるので、鞘管をロッド2の外周に添わせて侵入させ、
鞘管を残してロッド2を地上に引き抜く従来と同様の方
法が行われる。ロッド2内に侵入した土や砂や粘土は泥
水として地上に排出するとか、スクリューコンベヤ等を
用いて地上に排出する。地層が砂礫や岩石の場合は、コ
アとして排出するか、ロッド2内に破砕用のビットを設
けて破砕し水やスクリューコンベヤで地上に排出する。
時々、ロッド2を正逆転して穿孔方向を維持することも
行われる。
ット1の内側に分離されてロッド2内に侵入してくる地
層をそのままロッド2内に収容し、適当な長さに侵入し
た時点でロッド2を地上に引き上げ、コアを採取する。
孔を形成する場合においては、地層が土質や砂質の場
合、ロッド2を地上に引き抜くと、孔が崩壊する場合が
あるので、鞘管をロッド2の外周に添わせて侵入させ、
鞘管を残してロッド2を地上に引き抜く従来と同様の方
法が行われる。ロッド2内に侵入した土や砂や粘土は泥
水として地上に排出するとか、スクリューコンベヤ等を
用いて地上に排出する。地層が砂礫や岩石の場合は、コ
アとして排出するか、ロッド2内に破砕用のビットを設
けて破砕し水やスクリューコンベヤで地上に排出する。
時々、ロッド2を正逆転して穿孔方向を維持することも
行われる。
【0014】このようにして穿孔中に方向を曲げたり、
方向を修正したりする必要が生じた時、本発明方法に従
い、ロッド2の回転と推進を停止した状態で、ビット1
の傾斜面22を曲げたい側に対して反対側に向け、その
ままビット1の尖端を孔底に押し付けた後、ロッド2の
中心線を回転中心とする回転運動と、ロッドの1回転毎
に1回後進し前進する前後運動と、推進力とを同時に与
えてビット尖端の進行方向を曲げたり修正したりするも
のである。
方向を修正したりする必要が生じた時、本発明方法に従
い、ロッド2の回転と推進を停止した状態で、ビット1
の傾斜面22を曲げたい側に対して反対側に向け、その
ままビット1の尖端を孔底に押し付けた後、ロッド2の
中心線を回転中心とする回転運動と、ロッドの1回転毎
に1回後進し前進する前後運動と、推進力とを同時に与
えてビット尖端の進行方向を曲げたり修正したりするも
のである。
【0015】
【作用】上記の方法により穿孔方向の修正が行われる理
由を図2ないし図6について説明する。図2ないし図6
において、ビット1の曲げ方向は紙面に沿って左斜め下
である。図はその側面断面図に相当する。図7に示すよ
うにロッド2に回転と推進力を与えて穿孔中に、穿孔方
向を曲げる必要が生じた場合、ロッド2の回転と推進を
停止した状態で、ビット1の傾斜面22を図2に示すよ
うに、曲げたい側に対して反対側に向け、その尖端を孔
底に押し付ける。そしてビット1にロッド2の中心線を
回転中心とする回転運動と、ロッドの1回転毎に1回後
進し前進する前後運動と、ビットに尖端方向に推進する
推進力とを同時に与える。
由を図2ないし図6について説明する。図2ないし図6
において、ビット1の曲げ方向は紙面に沿って左斜め下
である。図はその側面断面図に相当する。図7に示すよ
うにロッド2に回転と推進力を与えて穿孔中に、穿孔方
向を曲げる必要が生じた場合、ロッド2の回転と推進を
停止した状態で、ビット1の傾斜面22を図2に示すよ
うに、曲げたい側に対して反対側に向け、その尖端を孔
底に押し付ける。そしてビット1にロッド2の中心線を
回転中心とする回転運動と、ロッドの1回転毎に1回後
進し前進する前後運動と、ビットに尖端方向に推進する
推進力とを同時に与える。
【0016】そうすると、ビット1の傾斜面22が図2
から向う側に90゜回転したときは、ビット1は回転に
伴い後退を伴っているので、図3に示すように孔底から
離れる。更に90゜向う側に回転すると更に孔底から離
れ図4に示すようにビット1の傾斜面22は図2とは逆
になる。この位置から90゜向う側に回転すると同時に
前進するので、図5に示すようにビット1の尖端は孔底
に近付くと共にその傾斜面22がこちら側に向く。更に
90゜向う側に回転すると同時に前進するので図2の状
態に戻る。
から向う側に90゜回転したときは、ビット1は回転に
伴い後退を伴っているので、図3に示すように孔底から
離れる。更に90゜向う側に回転すると更に孔底から離
れ図4に示すようにビット1の傾斜面22は図2とは逆
になる。この位置から90゜向う側に回転すると同時に
前進するので、図5に示すようにビット1の尖端は孔底
に近付くと共にその傾斜面22がこちら側に向く。更に
90゜向う側に回転すると同時に前進するので図2の状
態に戻る。
【0017】図2の状態に戻るときは、前後運動による
前進に加えて、推進運動により孔底側に推進されるの
で、図2の前後で掘削が行われる結果、孔底の全周の
内、図2のビット1の尖端が孔底に圧接された部分イの
みで切削されるようになり、切削が進むと孔底は図6の
ように、図2の時のビット1をちょうど囲んだ形状に形
成され、図6のx−x方向からy−y方向に穿孔方向が
曲げられる。
前進に加えて、推進運動により孔底側に推進されるの
で、図2の前後で掘削が行われる結果、孔底の全周の
内、図2のビット1の尖端が孔底に圧接された部分イの
みで切削されるようになり、切削が進むと孔底は図6の
ように、図2の時のビット1をちょうど囲んだ形状に形
成され、図6のx−x方向からy−y方向に穿孔方向が
曲げられる。
【0018】ビット1の推進距離は1回転につき僅かで
あるから、ビット1の実質的な後退距離は前後運動によ
る後退距離から1回転する間の推進距離の1/2を差し
引いた距離となり、前進距離は同様にして前後運動によ
る前進距離に1回転する間の推進距離の1/2を加えた
距離が理論上の後退距離と前進距離となる。前後運動は
ビット1の2回転に1往復、或は3回転に1往復でも良
いが、ビット1が孔底に接触している時だけ切削が行わ
れるので、このようにすると1回転について1往復の場
合と比べて、切削能率は1/2、1/3に低下するの
で、本発明ではビット1の1回転に対してビット1を1
往復させるようにしたものである。
あるから、ビット1の実質的な後退距離は前後運動によ
る後退距離から1回転する間の推進距離の1/2を差し
引いた距離となり、前進距離は同様にして前後運動によ
る前進距離に1回転する間の推進距離の1/2を加えた
距離が理論上の後退距離と前進距離となる。前後運動は
ビット1の2回転に1往復、或は3回転に1往復でも良
いが、ビット1が孔底に接触している時だけ切削が行わ
れるので、このようにすると1回転について1往復の場
合と比べて、切削能率は1/2、1/3に低下するの
で、本発明ではビット1の1回転に対してビット1を1
往復させるようにしたものである。
【0019】このように穿孔方向を修正したのち、図7
のように回転と推進とをロッド2に与えて一定方向に穿
孔を進めるのであるが、孔底が図6のようになっている
ので、そのままではロッド2を回転できないので、一度
後退させてから回転しつつ徐々に推進させ孔底を図7に
示す状態に戻し穿孔を継続する。
のように回転と推進とをロッド2に与えて一定方向に穿
孔を進めるのであるが、孔底が図6のようになっている
ので、そのままではロッド2を回転できないので、一度
後退させてから回転しつつ徐々に推進させ孔底を図7に
示す状態に戻し穿孔を継続する。
【0020】
【実施例】試験は図1に示す穿孔装置を用いて行った。
この装置は地上に固定される固定台6の上に、固定台6
の長手方向に沿い移動出来るように移動台7が乗せてあ
る。移動台7の上には、移動台7の移動方向に沿い前後
に移動できるように揺動台8が設けてある。固定台6に
は、移動台7の移動方向に平行してスクリュー軸9が、
一端に固定したハンドル11で回転できるが、軸方向に
は移動できないように取り付けられている。スクリュー
軸9は移動台7に固定されたナット10を貫通してお
り、ハンドル11を回転することにより、移動台7を固
定台6に沿って移動できるようになっている。
この装置は地上に固定される固定台6の上に、固定台6
の長手方向に沿い移動出来るように移動台7が乗せてあ
る。移動台7の上には、移動台7の移動方向に沿い前後
に移動できるように揺動台8が設けてある。固定台6に
は、移動台7の移動方向に平行してスクリュー軸9が、
一端に固定したハンドル11で回転できるが、軸方向に
は移動できないように取り付けられている。スクリュー
軸9は移動台7に固定されたナット10を貫通してお
り、ハンドル11を回転することにより、移動台7を固
定台6に沿って移動できるようになっている。
【0021】揺動台8の上にはモータ12が固定してあ
り、モータ12の回転軸と連結した回転軸14が、揺動
台8に固定した軸受13に支持されて移動台7の移動方
向と平行に外方に延長してある。回転軸14には、軸受
13内に軸方向に移動できるように傘歯車15が嵌合さ
れている。揺動台8には回転軸14と直角に駆動軸16
が保持されており、回転軸14側の一端には傘歯車15
と噛み合うように傘歯車17が固定してある。傘歯車1
5と傘歯車17との歯車比は1:1である。駆動軸16
の他端には偏心カム18が固定してある。一端を偏心カ
ム18に嵌合した連結棒20の他端が移動台7に固定し
た固定ピン19に揺動可能に嵌合されている。ビット1
を先端に固定したロッド2はカップリング21によって
回転軸14に対して着脱可能に連結されるようになって
いる。
り、モータ12の回転軸と連結した回転軸14が、揺動
台8に固定した軸受13に支持されて移動台7の移動方
向と平行に外方に延長してある。回転軸14には、軸受
13内に軸方向に移動できるように傘歯車15が嵌合さ
れている。揺動台8には回転軸14と直角に駆動軸16
が保持されており、回転軸14側の一端には傘歯車15
と噛み合うように傘歯車17が固定してある。傘歯車1
5と傘歯車17との歯車比は1:1である。駆動軸16
の他端には偏心カム18が固定してある。一端を偏心カ
ム18に嵌合した連結棒20の他端が移動台7に固定し
た固定ピン19に揺動可能に嵌合されている。ビット1
を先端に固定したロッド2はカップリング21によって
回転軸14に対して着脱可能に連結されるようになって
いる。
【0022】従って、モータ12を回転させるとロッド
2がその中心線を中心として回転される。そこでハンド
ル11を廻して移動台7をロッド2の先端方向に推進す
ると、ビット1に回転と推進を与えることができる。傘
歯車15を傘歯車17と噛み合わせると、偏心カム18
の作用により揺動台8を移動台7の上で前後運動させる
ことが出来るので、ビット1にロッド2の中心線を中心
とする回転と、前後運動と、ハンドル11による推進と
を与えることができる。
2がその中心線を中心として回転される。そこでハンド
ル11を廻して移動台7をロッド2の先端方向に推進す
ると、ビット1に回転と推進を与えることができる。傘
歯車15を傘歯車17と噛み合わせると、偏心カム18
の作用により揺動台8を移動台7の上で前後運動させる
ことが出来るので、ビット1にロッド2の中心線を中心
とする回転と、前後運動と、ハンドル11による推進と
を与えることができる。
【0023】上記のビット1として、外径15mm、内
径14mm、長さ50mmの鋼管の一端を斜めに51゜
に切断しその傾斜面を鋸刃状に形成してビット1とし、
これを外径6mm、内径4mm、長さ700mmのステ
ンレスパイプからなるロッド2の先端に接続したものを
使用した。
径14mm、長さ50mmの鋼管の一端を斜めに51゜
に切断しその傾斜面を鋸刃状に形成してビット1とし、
これを外径6mm、内径4mm、長さ700mmのステ
ンレスパイプからなるロッド2の先端に接続したものを
使用した。
【0024】実施例1 模擬地盤として厚さ200mm、幅150mm、長さ6
00mmの氷のブロックを用いた。傘歯車15と傘歯車
17の係合を解いて揺動台8を最前進位置に移動し、ビ
ット1の傾斜面22を真上に向け、ハンドル11を廻し
てロッド2を前進させ、氷のブロックの端面にビット1
の尖端を押し付けた。この状態からビット1が回転と同
時に後退を始め、1回転の終了時に最初の位置に前進す
る前後運動と、回転運動と推進とを同時に与えて鉛直方
向に次第に下降して行く曲げ穿孔試験を氷のブロックの
長さ方向に向けて行った。
00mmの氷のブロックを用いた。傘歯車15と傘歯車
17の係合を解いて揺動台8を最前進位置に移動し、ビ
ット1の傾斜面22を真上に向け、ハンドル11を廻し
てロッド2を前進させ、氷のブロックの端面にビット1
の尖端を押し付けた。この状態からビット1が回転と同
時に後退を始め、1回転の終了時に最初の位置に前進す
る前後運動と、回転運動と推進とを同時に与えて鉛直方
向に次第に下降して行く曲げ穿孔試験を氷のブロックの
長さ方向に向けて行った。
【0025】前後運動の片道距離を約12mmとし、回
転数は250〜300rpmとし、推進は回転速度が低
下しない範囲でハンドル11を回して推進させた。その
結果300mm穿孔した時の、孔底の位置は、氷の端面
にビット1を押し付けた位置から8mm真下に下降した
位置になり、横方向への変位は生じていなかった。平均
の穿孔速度は15mm/分であった。又この穿孔途中の
孔底の形状を側面から観察したところ図6と同じ形状と
なっていた。
転数は250〜300rpmとし、推進は回転速度が低
下しない範囲でハンドル11を回して推進させた。その
結果300mm穿孔した時の、孔底の位置は、氷の端面
にビット1を押し付けた位置から8mm真下に下降した
位置になり、横方向への変位は生じていなかった。平均
の穿孔速度は15mm/分であった。又この穿孔途中の
孔底の形状を側面から観察したところ図6と同じ形状と
なっていた。
【0026】又、ビット1の傾斜面22を左水平方向に
向け、同様にして350mm穿孔した結果では、孔底の
先端が右水平方向へ10mm移動した位置になり、上下
方向への変位は認められなかった。
向け、同様にして350mm穿孔した結果では、孔底の
先端が右水平方向へ10mm移動した位置になり、上下
方向への変位は認められなかった。
【0027】実施例2 細砂を糊で厚さ150mm、幅300mm、長さ500
mmのブロックに固めたものを模擬地盤として用いた。
このブロックの一端面に、ビット1の傾斜面22を真上
に向け、実施例1と同様条件でブロックの長さ方向に貫
通するまで同様にして穿孔した。その結果ブロックの他
端面での開口位置は、一端面での位置より30mm下降
し、かつ時計廻りに5〜8゜回転した位置となってい
た。平均の穿孔速度は50mm/分であった。
mmのブロックに固めたものを模擬地盤として用いた。
このブロックの一端面に、ビット1の傾斜面22を真上
に向け、実施例1と同様条件でブロックの長さ方向に貫
通するまで同様にして穿孔した。その結果ブロックの他
端面での開口位置は、一端面での位置より30mm下降
し、かつ時計廻りに5〜8゜回転した位置となってい
た。平均の穿孔速度は50mm/分であった。
【0028】ビット1の傾斜面22を右水平方向に向
け、同様に試験した結果では、他端面の開口位置は一端
面の位置から40mm左に移動し、かつ時計廻りに5〜
8゜回転した位置となっていた。
け、同様に試験した結果では、他端面の開口位置は一端
面の位置から40mm左に移動し、かつ時計廻りに5〜
8゜回転した位置となっていた。
【0029】同様にしてビット1の傾斜面22を、ブロ
ックの一端面で左水平方向に向けて穿孔し、250mm
穿孔した時点で、傾斜面22を反対側に向けて穿孔を行
ない、途中で反対側に曲げ方向を変更した。その結果、
ブロックの他端面の開口位置は、最初の位置から右に1
0mm移動していた。この時は右にも左にも回転は生じ
ていなかった。
ックの一端面で左水平方向に向けて穿孔し、250mm
穿孔した時点で、傾斜面22を反対側に向けて穿孔を行
ない、途中で反対側に曲げ方向を変更した。その結果、
ブロックの他端面の開口位置は、最初の位置から右に1
0mm移動していた。この時は右にも左にも回転は生じ
ていなかった。
【0030】実施例3 厚さ200mm、幅200mm、長さ400mmの軽量
気泡コンクリートのブロックを模擬地盤として試験を行
った。このブロックの一端面に、ビット1の傾斜面22
を真上に向け実施例1と同一条件でブロックの長さ方向
に貫通するまで穿孔した。その結果、他端面の開口は、
25mm下方に下降した位置で時計廻りに2〜5°回転
した位置となっていた。平均の穿孔速度は20mm/分
であった。
気泡コンクリートのブロックを模擬地盤として試験を行
った。このブロックの一端面に、ビット1の傾斜面22
を真上に向け実施例1と同一条件でブロックの長さ方向
に貫通するまで穿孔した。その結果、他端面の開口は、
25mm下方に下降した位置で時計廻りに2〜5°回転
した位置となっていた。平均の穿孔速度は20mm/分
であった。
【0031】ビット1の傾斜面22を最初は左水平方向
に向けて穿孔し、200mm穿孔した位置で反対に向け
て貫通するまで穿孔した。その結果ブロックの他端面で
の開口位置は、右に5mm移動しかつ、時計廻りに0〜
3゜回転した位置となっていた。この廻りを無くするに
は、予めビット1の傾斜面22をその廻る方向と反対側
に傾けて修正することが考えられる。
に向けて穿孔し、200mm穿孔した位置で反対に向け
て貫通するまで穿孔した。その結果ブロックの他端面で
の開口位置は、右に5mm移動しかつ、時計廻りに0〜
3゜回転した位置となっていた。この廻りを無くするに
は、予めビット1の傾斜面22をその廻る方向と反対側
に傾けて修正することが考えられる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、比較的簡単な装置を用
いて、地質を選ばず孔径が数cm〜100cm程度の孔
を形成するに適用でき、穿孔方向を任意に制御できる穿
孔方向の制御方法及びその穿孔装置を提供できる。
いて、地質を選ばず孔径が数cm〜100cm程度の孔
を形成するに適用でき、穿孔方向を任意に制御できる穿
孔方向の制御方法及びその穿孔装置を提供できる。
【図1】本発明装置の一実施例の側面図である。
【図2】本発明方法の穿孔方向を変更する際のビット1
の最初の状態の説明図である。
の最初の状態の説明図である。
【図3】穿孔方向を変更するときのビット1が最初から
90゜回転すると同時に後退工程の半分を後退した状態
を示す説明図である。
90゜回転すると同時に後退工程の半分を後退した状態
を示す説明図である。
【図4】穿孔方向を変更するときのビット1が最初から
180゜回転すると同時に後退工程を最後まで後退した
状態を示す説明図である。
180゜回転すると同時に後退工程を最後まで後退した
状態を示す説明図である。
【図5】穿孔方向を変更するときのビット1が最初から
270゜回転すると同時に最後退位置から半分前進した
状態を示す説明図である。
270゜回転すると同時に最後退位置から半分前進した
状態を示す説明図である。
【図6】穿孔方向が変更されつつある時の、孔底の状態
を示した説明図である。
を示した説明図である。
【図7】ビット1により一定方向に穿孔中の孔底の状態
を示した説明図である。
を示した説明図である。
【図8】先端が中心線に直角に形成されたビット1を用
いて穿孔中に穿孔方向を変更する従来方法の説明図であ
る。
いて穿孔中に穿孔方向を変更する従来方法の説明図であ
る。
【図9】先端が中心線に直角に形成されたビット1を用
いて穿孔中に穿孔方向を変更する図8と別の従来方法の
説明図である。
いて穿孔中に穿孔方向を変更する図8と別の従来方法の
説明図である。
1 ビット 2 ロッド 3 外管 4 楔 5 孔 6 固定台 7 移動台 8 揺動台 9 スクリュー軸 10 ナット 11 ハンドル 12 モータ 13 軸受 14 回転軸 15 傘歯車 16 駆動軸 17 傘歯車 18 偏心カム 19 固定ピン 20 連結棒 21 カップリング 22 傾斜面
Claims (2)
- 【請求項1】 ロッドの先端に取り付けられロッド側に
対して反対側が中心線に対して傾斜した傾斜面をなしか
つ開口した円筒状のビットを、ビットの傾斜面を曲げた
い側に対して反対側に向け、そのままビットの尖端を孔
底に押し付けた後、ロッドの中心線を回転中心とする回
転運動と、ロッドの1回転毎に1回後進し前進する前後
運動と、推進力とをビットに同時に与えてビット尖端の
進行方向を調整しつつ穿孔することを特徴とする穿孔方
向の制御方法。 - 【請求項2】 ロッドの先端に取り付けられロッド側に
対して反対側が中心線に対して傾斜した傾斜面をなしか
つ開口した円筒状のビットと、ビットにロッドの中心線
を回転中心とする回転運動を与える回転装置と、ロッド
の1回転毎に1回後進し前進する前後運動をビットに与
える前後移動装置と、ビットの推進装置とを備えている
ことを特徴とする穿孔装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25227892A JP2766752B2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 穿孔方向の制御方法及び穿孔装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25227892A JP2766752B2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 穿孔方向の制御方法及び穿孔装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0673972A true JPH0673972A (ja) | 1994-03-15 |
JP2766752B2 JP2766752B2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=17235026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25227892A Expired - Lifetime JP2766752B2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 穿孔方向の制御方法及び穿孔装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2766752B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN117868683A (zh) * | 2023-12-19 | 2024-04-12 | 浙江省电力建设有限公司 | 天然气海底管道定向钻纠偏装置、设备及施工方法 |
-
1992
- 1992-08-27 JP JP25227892A patent/JP2766752B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN117868683A (zh) * | 2023-12-19 | 2024-04-12 | 浙江省电力建设有限公司 | 天然气海底管道定向钻纠偏装置、设备及施工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2766752B2 (ja) | 1998-06-18 |
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