JPH0672520A - チップコンベヤ - Google Patents
チップコンベヤInfo
- Publication number
- JPH0672520A JPH0672520A JP23084892A JP23084892A JPH0672520A JP H0672520 A JPH0672520 A JP H0672520A JP 23084892 A JP23084892 A JP 23084892A JP 23084892 A JP23084892 A JP 23084892A JP H0672520 A JPH0672520 A JP H0672520A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller chain
- rail
- roller
- wall
- upper face
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Pusher Or Impeller Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 循環する搬送通路１に沿って走行するローラ
チェーン１３に、工作機械から排出されるチップを押送
するスクレーパ１７を取付けたチップコンベヤにおい
て、搬送通路１が上方に屈曲する部分で生じるローラチ
ェーン１３の上面と、ローラチェーン１３を支持するレ
ール８の上面板９との接触抵抗を小さくする。 【構成】 上方に屈曲する搬送通路１部分のレール８の
上面板９の下面に、ローラチェーン１３の上面を案内す
るローラ２０を所定間隔で設ける。
チェーン１３に、工作機械から排出されるチップを押送
するスクレーパ１７を取付けたチップコンベヤにおい
て、搬送通路１が上方に屈曲する部分で生じるローラチ
ェーン１３の上面と、ローラチェーン１３を支持するレ
ール８の上面板９との接触抵抗を小さくする。 【構成】 上方に屈曲する搬送通路１部分のレール８の
上面板９の下面に、ローラチェーン１３の上面を案内す
るローラ２０を所定間隔で設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、工作機械の切り屑、
即ち、チップを排出するために、工作機械の下方に設置
されるチップコンベヤに関する。
即ち、チップを排出するために、工作機械の下方に設置
されるチップコンベヤに関する。
【０００２】
【従来の技術】この種のチップコンベヤとして、従来、
底壁の両側に外側壁と内側壁を有する溝形の搬送通路を
循環するように設け、この循環する搬送通路に沿って走
行するローラチェーンに、搬送通路内を摺動するスクレ
ーパを取付けたものがある。
底壁の両側に外側壁と内側壁を有する溝形の搬送通路を
循環するように設け、この循環する搬送通路に沿って走
行するローラチェーンに、搬送通路内を摺動するスクレ
ーパを取付けたものがある。
【０００３】上記ローラチェーンは、搬送通路の外側壁
の内面に沿って設けられたレールに支持されており、レ
ールは、上面板の両側下方に、対向する側面板を有し、
この側面板の対向面の下方に、ローラチェーンのローラ
の上面に形成したフランジを受けるローラ受け部を有す
る。
の内面に沿って設けられたレールに支持されており、レ
ールは、上面板の両側下方に、対向する側面板を有し、
この側面板の対向面の下方に、ローラチェーンのローラ
の上面に形成したフランジを受けるローラ受け部を有す
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のチッ
プコンベヤにおいて、チップの投入を低位置で行い、チ
ップの排出を高位置で行うような場合、搬送通路を上方
に屈曲するように設けなければならない。
プコンベヤにおいて、チップの投入を低位置で行い、チ
ップの排出を高位置で行うような場合、搬送通路を上方
に屈曲するように設けなければならない。
【０００５】ところが、搬送通路を上方に屈曲させる
と、屈曲部分で、ローラチェーンの上面がレールの上面
板の下面に当たる。これにより、ローラチェーンの上面
のピンのかしめ部分が摩耗してピンが脱落し、ローラチ
ェーンが切断するおそれがある。また、摩擦による騒音
も大きく、ローラチェーンの駆動モータの負荷も大きく
なるという問題がある。
と、屈曲部分で、ローラチェーンの上面がレールの上面
板の下面に当たる。これにより、ローラチェーンの上面
のピンのかしめ部分が摩耗してピンが脱落し、ローラチ
ェーンが切断するおそれがある。また、摩擦による騒音
も大きく、ローラチェーンの駆動モータの負荷も大きく
なるという問題がある。
【０００６】そこで、この発明は、搬送通路の屈曲部分
で生じるローラチェーンの上面とレールの上面板との接
触抵抗を軽減させることにより、ローラチェーンの摩耗
や騒音の発生等を防止しようとするものである。
で生じるローラチェーンの上面とレールの上面板との接
触抵抗を軽減させることにより、ローラチェーンの摩耗
や騒音の発生等を防止しようとするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するために、上方に屈曲する搬送通路部分のレー
ルの上面板の下面に、ローラチェーンの上面を案内する
ローラを所定間隔で設けたのである。
を解決するために、上方に屈曲する搬送通路部分のレー
ルの上面板の下面に、ローラチェーンの上面を案内する
ローラを所定間隔で設けたのである。
【０００８】
【作用】上記の構成により、搬送通路が上方に屈曲する
部分では、ローラチェーンの上面がレールの上面板の下
面のローラによって案内されるため、ローラチェーンの
上面とレールとの接触抵抗が小さい。
部分では、ローラチェーンの上面がレールの上面板の下
面のローラによって案内されるため、ローラチェーンの
上面とレールとの接触抵抗が小さい。
【０００９】
【実施例】以下、この発明の実施例を説明する。
【００１０】搬送通路１は、図１（Ａ）、（Ｂ）に示す
とおり、両端部でターンし、中間部が平行に並ぶように
循環し、一方のターン部近くが工作機械から排出される
チップの供給位置２の下方に設置され、中間部が上方に
屈曲して高位置にある他方のターン部にチップ排出口３
が形成されている。
とおり、両端部でターンし、中間部が平行に並ぶように
循環し、一方のターン部近くが工作機械から排出される
チップの供給位置２の下方に設置され、中間部が上方に
屈曲して高位置にある他方のターン部にチップ排出口３
が形成されている。
【００１１】上記搬送通路１は、Ｖ形の底壁４の両側に
外側壁５と内側壁６を有する溝形に形成され、チップ排
出口３から一方のターン部に至る部分は蓋壁７によって
覆われている。
外側壁５と内側壁６を有する溝形に形成され、チップ排
出口３から一方のターン部に至る部分は蓋壁７によって
覆われている。
【００１２】上記搬送通路１の外側壁５の内面には、循
環する搬送通路１に沿って、上面板９、対向する側面板
１０および側面板１０の対向面の下方に形成したローラ
受け部１１とからなるレール８が設置されている。
環する搬送通路１に沿って、上面板９、対向する側面板
１０および側面板１０の対向面の下方に形成したローラ
受け部１１とからなるレール８が設置されている。
【００１３】上記レール８には、チップ排出口３を有す
る搬送通路１の他方のターン部の上方に設置した駆動ス
プロケット１２によって走行する、ローラ１４をリンク
板１５によって連結したローラチェーン１３が支持され
ている。
る搬送通路１の他方のターン部の上方に設置した駆動ス
プロケット１２によって走行する、ローラ１４をリンク
板１５によって連結したローラチェーン１３が支持され
ている。
【００１４】上記ローラチェーン１３のローラ１４の上
面には、上記レール８のローラ受け部１１に係合するフ
ランジ１６が形成されている。
面には、上記レール８のローラ受け部１１に係合するフ
ランジ１６が形成されている。
【００１５】上記ローラチェーン１３には、図２に示す
ように、搬送通路１の底壁４に沿って摺動するスクレー
パ１７が取付けられている。図２において、符号１８は
スクレーパ１７の取付け金具、１９は取付け軸をそれぞ
れ示している。
ように、搬送通路１の底壁４に沿って摺動するスクレー
パ１７が取付けられている。図２において、符号１８は
スクレーパ１７の取付け金具、１９は取付け軸をそれぞ
れ示している。
【００１６】次に、搬送通路１が上方に屈曲する部分に
は、図３及び図４に示すように、レール８の上面板９
に、ローラチェーン１３の上面を案内するローラ２０が
所定間隔で設置され、ローラチェーン１３の屈曲部分に
おけるレール８との接触抵抗が軽減されている。このロ
ーラ２０は、レール８の上面板９に設けた取付け穴２１
からローラ２０の周面が上面板９の下面側に突出するよ
うに、上面板９に取付け金具２２によって取付けられて
いる。
は、図３及び図４に示すように、レール８の上面板９
に、ローラチェーン１３の上面を案内するローラ２０が
所定間隔で設置され、ローラチェーン１３の屈曲部分に
おけるレール８との接触抵抗が軽減されている。このロ
ーラ２０は、レール８の上面板９に設けた取付け穴２１
からローラ２０の周面が上面板９の下面側に突出するよ
うに、上面板９に取付け金具２２によって取付けられて
いる。
【００１７】なお、上記ローラ２０は、ローラチェーン
１３が上方に向かって屈曲して移動する搬送通路１の屈
曲部分に設ければよく、ローラチェーン１３が下方に向
かって移動する反対側の搬送通路１の屈曲部分には必ず
しも設ける必要はない。
１３が上方に向かって屈曲して移動する搬送通路１の屈
曲部分に設ければよく、ローラチェーン１３が下方に向
かって移動する反対側の搬送通路１の屈曲部分には必ず
しも設ける必要はない。
【００１８】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、搬送
通路が上方に屈曲する部分におけるローラチェーンの上
面とレール下面との接触抵抗を軽減することができるの
で、ローラチェーンの摩耗切断を防止できると共に、騒
音の低減、駆動モータの負荷の軽減といった効果を奏す
る。
通路が上方に屈曲する部分におけるローラチェーンの上
面とレール下面との接触抵抗を軽減することができるの
で、ローラチェーンの摩耗切断を防止できると共に、騒
音の低減、駆動モータの負荷の軽減といった効果を奏す
る。
【図１】（Ａ）、（Ｂ）はこの発明のチップコンベヤの
全体正面図及び全体平面図
全体正面図及び全体平面図
【図２】側方から見た屈曲部分の断面図
【図３】側方から見たローラ部分の拡大断面図
【図４】正面から見たローラ部分の拡大断面図
【図５】ローラ部分の拡大平面図
１ 搬送通路 ２ チップの供給位置 ３ チップ排出口 ４ 底壁 ５ 外側壁 ６ 内側壁 ７ 蓋壁 ８ レール ９ 上面板 １０ 側面板 １１ ローラ受け部 １２ 駆動スプロケット １３ ローラチェーン １４ ローラ １５ リンク板 １６ フランジ １７ スクレーパ １８ 取付け金具 １９ 取付け軸 ２０ ローラ ２１ 取付け穴 ２２ 取付け金具
Claims (1)
- 【請求項１】 底壁の両側に外側壁と内側壁を有する溝
形の搬送通路を循環し、かつ一部が上方に屈曲するよう
に設け、この搬送通路の外側壁の内面に沿って、上面
板、対向する側面板および側面板の対向面の下方に形成
したローラ受け部とからなるレールを設け、このレール
に、循環する搬送通路に沿って走行するローラチェーン
を支持し、このローラチェーンに、搬送通路内を摺動す
るスクレーパを取付けたチップコンベヤにおいて、上方
に屈曲する搬送通路部分のレールの上面板の下面に、ロ
ーラチェーンの上面を案内するローラを所定間隔で設け
たことを特徴とするチップコンベヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23084892A JPH0672520A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | チップコンベヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23084892A JPH0672520A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | チップコンベヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0672520A true JPH0672520A (ja) | 1994-03-15 |
Family
ID=16914242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23084892A Pending JPH0672520A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | チップコンベヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0672520A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990054886A (ko) * | 1997-12-26 | 1999-07-15 | 오상수 | 스크랩핑 장치 |
| JP2015504975A (ja) * | 2011-12-22 | 2015-02-16 | ジーイー−ヒタチ・ニュークリア・エナジー・アメリカズ・エルエルシーＧｅ−Ｈｉｔａｃｈｉ Ｎｕｃｌｅａｒ Ｅｎｅｒｇｙ Ａｍｅｒｉｃａｓ， Ｌｌｃ | 電気精錬システムのための連続回収システム |
| US9920443B2 (en) | 2010-12-23 | 2018-03-20 | Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc | Modular cathode assemblies and methods of using the same for electrochemical reduction |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5225634A (en) * | 1975-08-15 | 1977-02-25 | Eastman Kodak Co | Web conveying device |
| JPS5551694U (ja) * | 1978-10-02 | 1980-04-05 | ||
| JPS5624448U (ja) * | 1979-07-31 | 1981-03-05 | ||
| JPS60191108A (ja) * | 1984-03-12 | 1985-09-28 | Mitsubishi Electric Corp | 燃焼装置 |
-
1992
- 1992-08-31 JP JP23084892A patent/JPH0672520A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5225634A (en) * | 1975-08-15 | 1977-02-25 | Eastman Kodak Co | Web conveying device |
| JPS5551694U (ja) * | 1978-10-02 | 1980-04-05 | ||
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|---|---|---|---|---|
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| JP2015504975A (ja) * | 2011-12-22 | 2015-02-16 | ジーイー−ヒタチ・ニュークリア・エナジー・アメリカズ・エルエルシーＧｅ−Ｈｉｔａｃｈｉ Ｎｕｃｌｅａｒ Ｅｎｅｒｇｙ Ａｍｅｒｉｃａｓ， Ｌｌｃ | 電気精錬システムのための連続回収システム |
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