JPH0672500A - 改良燃料分与ノズル - Google Patents

改良燃料分与ノズル

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JPH0672500A
JPH0672500A JP3270449A JP27044991A JPH0672500A JP H0672500 A JPH0672500 A JP H0672500A JP 3270449 A JP3270449 A JP 3270449A JP 27044991 A JP27044991 A JP 27044991A JP H0672500 A JPH0672500 A JP H0672500A
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JP
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lever
nozzle
fuel
valve
diaphragm
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JP3270449A
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Jr Arthur C Fink
アーサー・シー・フィンク・ジュニア
Thomas O Mitchell
トマス・オー・ミチェル
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Husky Corp
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    • B67OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
    • B67DDISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B67D7/00Apparatus or devices for transferring liquids from bulk storage containers or reservoirs into vehicles or into portable containers, e.g. for retail sale purposes
    • B67D7/06Details or accessories
    • B67D7/42Filling nozzles
    • B67D7/44Filling nozzles automatically closing
    • B67D7/46Filling nozzles automatically closing when liquid in container to be filled reaches a predetermined level
    • B67D7/48Filling nozzles automatically closing when liquid in container to be filled reaches a predetermined level by making use of air suction through an opening closed by the rising liquid
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B67OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
    • B67DDISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B67D7/06Details or accessories
    • B67D7/42Filling nozzles
    • B67D7/54Filling nozzles with means for preventing escape of liquid or vapour or for recovering escaped liquid or vapour
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B67OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
    • B67DDISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B67D7/00Apparatus or devices for transferring liquids from bulk storage containers or reservoirs into vehicles or into portable containers, e.g. for retail sale purposes
    • B67D7/06Details or accessories
    • B67D7/42Filling nozzles
    • B67D7/54Filling nozzles with means for preventing escape of liquid or vapour or for recovering escaped liquid or vapour
    • B67D2007/545Additional means for preventing dispensing of liquid by incorrect sealing engagement with the tank opening of the vapour recovering means, e.g. bellows, shrouds

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃料分与中における燃料蒸気の逃出を防止
するためのベローズアセンブリー及び燃料蒸気戻し通路
を組み込んだ改良燃料分与ノズルを提供する事である。 【構成】胴部12の内部の、入口及び出口間には弁20
が配設される。ベローズアセンブリー70が燃料タンク
の周囲に当接する外側シール端部72を有している。ノ
ズル10の特定用途に応じて長さを変化させ得る蒸気ベ
ローズ80が中空フィッティング74と一体的に形成さ
れる。蒸気ベローズはベローズアセンブリーの蒸気ブー
ツアセンブリー84の周囲に密封状態で嵌着される

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車その他のためのガ
ソリンを分与するために使用される形式の燃料分与ノズ
ルに関し、詳しくはそうした燃料分与ノズルにおける、
ノズルを燃料タンク或いは容器の入口に差し込んだ場合
にだけ燃料を分与させそしてノズルを抜いた或いは容器
内部の過剰圧力が検知された場合には燃料の分与を遮断
させるための改良に関する。
【0002】
【従来技術】周知の如く、大抵のサービスステーション
に於て見出される形式のガソリン分与ノズルには自動車
の燃料タンクの燃料パイプの入口に差し込まれるスパウ
トが使用される。スパウトの寸法そして特にその直径は
燃料パイプの直径よりもずっと小さい。その結果、ガス
キャップを燃料パイプから取り外し燃料分与ノズルのス
パウト端部を差し込むとスパウトの側部と燃料パイプと
の間には相当な間隙が生じ従って、燃料蒸気が燃料タン
クから大気中に逃出可能とされる。今や、環境への関心
からこうした大気中への逃出を生じさせない事が、燃料
分与ノズルを使用する多くの場所における要件とされ
る。こうした要件に合致させるために使用される1つの
方法は、スパウトを覆って嵌合された可撓性のベローズ
アセンブリーを具備するノズルを用いる事である。この
ベローズアセンブリーは断面が円形であり、その直径は
燃料パイプの外径に対応する。このノズルを燃料パイプ
に差し込むと、ベローズアセンブリーの端部は燃料パイ
プの口とぴったり合い、従ってガソリン蒸気の逃出する
開口はノズルの蒸気通路を通してだけのものとなる。加
うるに、スパウトを燃料タンクに差し込むまではノズル
を通して燃料が分与されないようにする事もまた所望さ
れる。これは燃料蒸気を大気中に逃出させるだけで無く
危険な火災を発生させる恐れもある偶発的な燃料のこぼ
れ出しを防ぐためのものである。ノズルへのベローズア
センブリーの付設はこの問題を複雑化することから、ポ
ンピングが適切な時間に於てのみ生じる事を保証される
ようにするための種々の試みが為されてきた。例えば米
国特許第4031930号、第4016910号並びに
第4133355号及び第4130148号を参照され
たい。これらの米国特許に示される種々のシステムの各
々は所期の目的のために役立つものであるがそれでも
尚、ベローズアセンブリーが燃料蒸気の大気中への逃出
を適切にシールする状態の下にノズルを燃料タンクの燃
料パイプに差し込むまでは、燃料がノズルを通して分与
されないようにするための、簡単で信頼性のあるシステ
ムに対する需要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
1)燃料分与中における燃料蒸気の逃出を防止するため
のベローズアセンブリー及び燃料蒸気戻し通路を組み込
んだ改良燃料分与ノズルを提供する事であり、 2)充満されつつある容器内部の蒸気圧力に応答して、
燃料蒸気戻し通路が閉塞された事を表す過剰厚力状況が
検知された場合に、ノズルを通しての燃料流れが自動的
に遮断される改良燃料分与ノズルを提供する事であり、 3)容器の過剰充填及びそれに伴う燃料こぼれ出しを無
くすための、燃料流れが迅速且つ効果的に遮断される改
良燃料分与ノズルを提供する事であり、 4)スパウトが燃料タンクに差し込まれるまではノズル
を通しての燃料の分与が防止される改良燃料分与ノズル
を提供する事でありそして、 5)ノズルに容易に組込みされ且つ燃料を分与するため
の通常操作を妨害しない改良燃料分与ノズルを提供する
事である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に従えば、燃料分
与ノズル(以下単にノズルと称する)は胴部を有し、該
胴部には燃料を、その供給源から胴部を通して流動させ
るための燃料通路が含まれる。胴部にはスパウトが、燃
料を前記燃料通路からスパウトへと流入させるために前
記胴部と流体連通する状態で付設される。スパウトの遠
方端部は燃料タンクに差し込み得る口部を形成する。弁
が燃料通路に介在されそれにより、胴部を通しての燃料
流れが制御される。可撓性のベローズがスパウトを覆っ
て嵌合され、その外側端部が燃料タンクの入口に密着さ
れそれによって大気中への燃料蒸気の逃出が防止され
る。前記弁を操作する事によってノズルを通しての燃料
流れが制御される。弁は、スパウトを燃料タンクに差し
込んだ場合のベローズの移動に応答して開放され得る。
燃料タンクからスパウトを引き抜くと弁が閉じる。燃料
タンク内の蒸気圧力は、過剰圧力状況が生じた場合に弁
を閉じる作用をなす。これにより燃料のこぼれ出しは防
止される。第1及び第2のレバーが廻動自在に連結され
る。一方のレバーはベローズの動きに応答して移動し、
他方のレバーは蒸気圧が燃料タンクが実質的に満杯にな
った事を表す所定レベルに達するとその蒸気圧に応じて
移動して弁を閉じそれによって燃料こぼれ出しを防止す
る。
【0005】
【実施例】同じ参照番号は同じ部分を表す図面を参照す
るに、ガソリン、ディーゼル燃料その他の如き液体を分
与するためのノズルが全体を参照番号10で示されてい
る。ノズル10は胴部12を有し、該胴部12は燃料ホ
ース(図示せず)をそこに連結するための入口14を具
備している。ノズルはスパウトアセンブリー18と連通
する出口16もまた具備する。スパウトアセンブリー1
8は、分与されるべき液体をそこに収容する燃料タンク
Tの如き容器の入口I内部に差し込み得る口部19を有
する。胴部12の内部の、入口及び出口間には弁20が
配設される。この弁はばね22によって弁座24とのシ
ール係合状態に偏倚される。弁20は弁ステム26の上
端に固着される。弁は図1に示されるように胴部12の
上方部分に位置付けされ、弁ステムが胴部を貫いて下方
に伸延される。弁ステムの下端は胴セクション32のベ
ース部30の開口28を貫いて突出される。ノズルのた
めの操作レバー34は一端36を有し、その支点端はプ
ランジャー38の下端に例えばピン40によって結合さ
れる。操作レバー34の他端41は使用者が把持する部
分であり、これを握ると操作レバーに上向きの圧力が加
えられ、図1に示されるように、弁ステム26が上方に
移動される。これにより弁20は弁座24から離れて弁
が開放され、ノズルを通しての燃料流れが可能とされ
る。
【0006】胴部12を貫く流路内のノズルの出口16
に隣り合う位置にはベンチュリセクション42が設けら
れる。このベンチュリセクション内の下流側には、出口
への燃料流れを制御するためのばね負荷された逆止弁4
3が位置決めされる。逆止弁43は切頭円錐形状を有し
且つ前記ベンチュリセクションによって形成された流れ
制限部内部に嵌合する弁胴部44を具備する。弁胴部の
下側部46からは弁ステム48が伸延される。この弁ス
テムは、スパウトアセンブリーの内側壁部分51から出
口内部へと内側に突出する円筒形状の弁ガイド50に摺
動し得る状態で受容される。弁胴部内部を上方に伸延す
る環状溝52が弁胴部の下側部46の、弁ステム48に
隣り合う位置に形成される。前記環状溝52の幅は、ば
ね54が環状溝52に嵌合し且つそのベース部に座着す
るために十分なものである。ばね54もまた弁ガイド5
0のベース部に座着される。弁20が開放されると、ノ
ズル胴部に流れ込む燃料によって逆止弁が離座しそれに
より燃料はベンチュリセクションからノズルの出口へと
流動可能とされる。この流量は、逆止弁43がばね54
の力に抗して下流側に押される度合いの関数である。
【0007】ベンチュリセクション42は出口16を画
定する円形のハウジング56内に組み込まれる。このハ
ウジング56の内側端部には環状の肩部58が形成され
る。スパウトアセンブリー18は出口16と連通する内
側端部60を具備するスパウト59を含む。スパウト5
9はその入口端部から出口にかけて、該スパウトの燃料
タンクの入口Iへの差し込みを容易とするために、その
長手方向に沿って徐々に湾曲される。ノズル胴部内部に
は空気通路62が形成され、該空気通路はスパウトに嵌
合する換気チューブ64の内側端部と連通される。換気
チューブ64の直径は、この換気チューブをスパウトに
嵌合させるために前記スパウトのそれよりもずっと小さ
い。換気チューブの長さは、この換気チューブをスパウ
トの口部19の手前で終端させるためにスパウトのそれ
未満である。スパウトの、口部19に隣り合う外側端部
位置には開口或いは空気孔66が形成される。換気チュ
ーブの外側端部68は、該換気チューブへの空気の流入
を止めるための栓である。
【0008】図1及び8に示されるように、ベローズア
センブリー70がスパウトアセンブリーを覆って嵌着さ
れる。ガソリン或いは類似の燃料を燃料タンク内部に分
与する際の燃料蒸気の大気中への逃出防止を助成するた
めにノズルと共に使用するべく設計される。ベローズア
センブリー70の如きベローズアセンブリーの詳細は米
国特許第4031930号及び第4016910に於て
見出され得る。しかしながら、ベローズアセンブリー7
0は燃料タンクの入口に密着状態で嵌合されるための、
燃料タンクの周囲に当接する外側シール端部72を有し
ている。ベローズアセンブリー70の内側端部にはベロ
ーズマウント76に捕捉される中空フィッティング74
が含まれる。ベローズマウント76は中空スリーブであ
って、ハウジング56を覆って且つノズル上に嵌着され
る大径端部を有している。またベローズマウント76は
中空フィッティング74の内側端部を受けるための寸法
とされたずっと小径の外側端部を有している。中空フィ
ッティング74をベローズマウントにクランプさせそれ
によってこのベローズマウントをその組付け位置に保持
するためにクランプ78(Oetiker クランプの
如き)が使用される。蒸気ベローズ80が前記中空フィ
ッティング74と一体的に形成される。蒸気ベローズ8
0はノズル10の特定用途に応じて長さを変化させ得
る。しかしながら蒸気ベローズ80の、スパウトを燃料
タンクの入口に差し込んだ場合に燃料タンクから逃出す
る燃料蒸気を捕捉する機能は変わらない。蒸気ベローズ
80の外側端部は例えば、蒸気ベローズの周囲に沿って
伸延するシュリンク包装材料82によってベローズアセ
ンブリーの外側シール端部に付設される。組付けされる
と、蒸気ベローズはベローズアセンブリーの蒸気ブーツ
アセンブリー84の周囲に密封状態で嵌着される。
【0009】燃料タンクTが実質的に充満されると、ノ
ズルを通しての燃料流れを止めて燃料タンクが過剰充填
されないようにする事が望ましい。この目的のために、
プランジャー38が胴部12の円形キャビティ86を貫
いて上方に伸延される。このプランジャー38の下端は
操作レバー34に付設され、上方端部はダイヤフラムア
センブリー88(図6参照)に付設される。ノズル胴部
の上面92には開口90が形成(図1参照)され、また
該開口90に沿って周囲肩部94が伸延される。円形の
ダイヤフラム96の外側マージン部が、前記周囲肩部と
開口に保持されたキャップ100のベース部98との間
に捕捉される。前記円形のダイヤフラム及びキャップは
共にチャンバー102を画定する。通路62の一端が図
1に示されるようにこのチャンバー内部に開口される。
プランジャー38はその上方端部からその長手方向に沿
って部分的に伸延する長手方向の、中央孔104を具備
する。該中央孔104にはステム106が嵌合され、こ
のステムの上方端部にはラッチピンアセンブリー108
が付設される。円形のダイヤフラム96は、前記ラッチ
ピンアセンブリー108の上方端部がそこを貫く中央開
口110を具備する。ナット112がラッチピンアセン
ブリー108上のダイヤフラムを捕捉するためにそのハ
ブ部分の端部に嵌着される。円形のダイヤフラムの下側
にはラッチピンアセンブリーを覆って嵌着された環状フ
ランジ116を具備する円形裏当てプレート114が配
設される。別の裏当てプレート118が、円形のダイヤ
フラムの他方側の前記ナット及び円形のダイヤフラム間
に嵌着される。この裏当てプレート118は偏倚ばね1
20のための座としてもまた作用し、この座の反対側は
キャップ100の上方内側表面と対接される。ばね12
0の力がダイヤフラムアセンブリーを介してラッチピン
アセンブリー108を押し下げる。プランジャーの外壁
の、プランジャーの上方端部位置には肩部122(図1
及び6参照)が形成される。3つの開口或いは長孔12
3(図1及び6には1つだけが示される)がプランジャ
ー38の上方端部に於て等間隔に設けられる。これらの
長孔はプランジャーの上方端部から下方に伸延して前記
肩部122と連結される。ボールBが各々の長孔に嵌入
される。これらのボールはキャビティ86を画定する壁
及びラッチピンアセンブリー108によって保持され
る。
【0010】ばね124aが肩部122及びキャビティ
86の底壁に当接状態で座着され、プランジャー38を
上方に付勢する。プランジャー及びキャビティの側壁間
の肩部の直上にはラッチリング125が嵌着される。こ
のラッチリングの上方表面は切頭円錐形状を有する。ノ
ズルの使用者が操作レバー34を把持するとプランジャ
ーはボールBによってしかるべく保持される。これによ
り、ボールはラッチピンアセンブリー及びラッチピンに
よって、キャビティ86の側壁に当接状態で外側に押さ
れる。この結果、操作レバー34はレバーピン40を中
心として廻動される。使用者によって操作レバーに行使
された力は、使用者によって把持された操作レバーの外
側端部をばね22の力に打勝って上方に引き上げられ
(図1参照)るに十分なものであり、この動きがまた弁
20を開放させる作用もなす。
【0011】銘記した如く、通路62が胴部12と一体
的に形成され且つ換気チューブ64と連通される。ノズ
ルが燃料ポンピングのために使用される場合、逆止弁4
4を通過して流れる燃料が座42及びベンチュリ47に
よって形成されたチャンバー45に真空を発生させる。
図1に示されるように、このチャンバー45は開口66
及びチャンバー102と連通される。スパウト59の口
部の端部位置に於て開口66に流入する空気は換気チュ
ーブ64を貫いて差し向けられそしてチャンバー102
に入る。チャンバー102は実質的に大気圧力に露呈さ
れている事から、ばね120はラッチピンアセンブリー
108を完全伸長状態に維持しこれが結局、弁20を開
放状態に維持する。燃料タンクTが一杯になると、燃料
タンク内の燃料高さが上昇し、結局開口66に到達し、
かくして開口66を塞ぎそれによりチャンバー102内
部の圧力が増大される。真空力が十分に高くなると、該
真空力はばね120の作用に打ち勝ってラッチピンアセ
ンブリーを上方に引っ張る。これによってプランジャー
38は下方に移動可能となる。次いでばね22が弁20
をその座に押し付けそれによってノズルを貫いての燃料
流れを停止させる。操作レバー34が釈放されるとばね
124がプランジャー38を押し上げる。このばねの力
はばね120の力に打勝つに十分なものである。これに
よりボールBはラッチリング125を越えて上昇可能と
され、この時ラッチピンアセンブリー108はプランジ
ャー38内部に完全に伸延される。こうした状況に於け
るノズルを通しての燃料流れを停止或いは防止する事に
加え、ノズルを通しての燃料流れを防止するべき別の時
間が存在する。例えば、スパウトを燃料タンクに差し込
むまではノズルを通しての燃料が分与されないようにす
る事もまた所望される。そうする事によって大気中への
燃料蒸気の釈放のみならず、危険な火災を生じる恐れを
もたらす偶発的な燃料のこぼれ出しが防止される。本発
明の改良には、ノズルのスパウト端部を燃料タンクの入
口に差し込むまで燃料流れを阻止するための手段127
を設ける事が含まれる。
【0012】図1から図5及び図7に示されるように、
本発明の改良には、蒸気ベローズ80の動きに応答して
弁20を開閉可能とするための圧力応答式弁開閉手段1
26を設ける事が含まれる。図2及び3を参照するに、
ピン128がノズルの胴部12に組み込まれ、その内部
を一般に縦方向に伸延される。ピン128の上端は裏当
てプレート114の下側に当接状態で支承される。ピン
128の反対側の端部は一方のレバー132のアーム1
30に当接状態で載置される。アーム130の外側端部
はピボットピン138によって、他方のレバー136の
一方のアーム134に廻動自在に連結される。レバー1
36は結局、デバイダー142に固着されたピン140
を中心として廻動する。デバイダー142はノズルの胴
部の側方に形成されたハウジング144内部に位置付け
された内側デバイダーである。レバー136は第2のア
ーム146を具備しそこに可動のリンク148の一端が
連結される。リンク148の他端はスリーブ150に連
結される。図1に示されるようにスリーブ150はハウ
ジング56の外側を覆って組付けされる。スリーブ15
0はばね154の一端のための座を形成する周囲リップ
152を有する。ばねの他端は環状の肩部58に当接状
態で座着される。蒸気弁シール155が、開口16に面
するリップ(図1及び3参照)の端部を覆って嵌着され
る。
【0013】図1及び7を参照するに、圧力応答式弁開
閉手段126はばね156を含み、このばね156はス
パウト59の周囲に嵌合するための寸法とされている。
このばねの一端は中空の、コップ形状のユニットである
座158に組み込まれる。座158は、該座158の長
さの中間に合ってばね156のための座着面を提供する
内側フランジ160を具備する。座158は外側に湾曲
した、外側フランジ付き表面162を具備する。該外側
フランジ付き表面162は、ノズルを移動してスパウト
を燃料タンクの入口Iに差し込む際に、ばねの前記座を
その内側端部に沿って自由運動させるためのアダプター
84の、カントを付けた内側端部と摺動自在に接触す
る。前記アダプターの設計形状は、外側端部シール72
及び燃料タンクの入口間の整合を容易とするようなもの
である。ばね156の他端は蒸気弁作動体164に座着
される。蒸気弁作動体164はばね156のための座を
含む中空の、コップ形状部材166を有する。該コップ
形状部材166は結局、スパウトアセンブリーの内側端
部を覆って嵌着されるリング168に嵌着される。リン
グ168は後方に伸延する複数の(4つの)プロング1
70(図7には3つのそうしたプロングの断面が示され
る)を有し、その外側端部はスリーブ150の外側表面
に当接状態で支承される。最後に、保持用ケーブル17
4がリング及び座158間を伸延する。図7に示される
ように、座158には切欠き172が設けられ、そこに
前記保持用ケーブルの外側のフック付き端部が嵌着され
る。保持用ケーブルの内側端部は隣り合うプロング寛一
に於てリング168を覆って引っ掛けられる。保持用ケ
ーブル174はばね156を僅かに圧縮する位置に保持
しそれによってばねに効果的に予備負荷を与える。説明
されたように、これによってノズルはばねの最小移動で
もって開放され得る。開放後、ばねは外側シール端部7
2に一定圧力を行使し、入口及びノズル間のシールを維
持する。
【0014】作動に際し、ノズルアセンブリーのスパウ
トを燃料タンクの入口に差し込むとベローズアセンブリ
ーの外側シール端部72が入口管の外側表面と係合す
る。スパウトを入口に押し込むに従い、蒸気ベローズ8
0はばね156と同様に圧縮される。蒸気弁作動体16
4に作用するばねがこの蒸気弁作動体164を内側に押
し込む。プロング170はスリーブ150をばね154
の力に抗して内側に押し込む。図3を参照するに、スリ
ーブ150が押し込まれるに従い、リンク148が図で
右側に移動される。これによりレバー136はピン14
0を中心として反時計方向に廻動される。レバー136
のこの動きにより、レバー132もまた反時計方向に廻
動される。レバー132のレバーアーム130が反時計
方向に廻動するに従い、このレバーアームに載置された
ピン128が裏当てプレート114から離れて落下す
る。今やダイヤフラムアセンブリー88がばね120の
力によって、レバー134の操作が弁20を開放し燃料
がノズルを通して流動される位置へと移動される。スパ
ウトが燃料タンクの入り口から引き抜かれるとばね15
4がスリーブ150を外側に押す。スリーブのこの動き
がリンク148を図3に示されるように図で左側に引っ
張る。そしてこのリンクがレバー136を時計方向に廻
動させてその初期の位置に戻す。レバー136は、先に
説明したようにレバーアーム130をも移動させその初
期の位置に戻す。ピン128が押し上げられその上端が
裏当てプレート114に当接し、ダイヤフラムアセンブ
リー88をばね120の力に抗して押し上げる。ダイヤ
フラムアセンブリーが押し上げられるに従い、ばね12
4aがプランジャー38を押し上げる。ここでばね22
が弁20を再度座着させそれによりノズルを通しての爾
後の燃料流れを遮断する。
【0015】結局、スパウトを燃料タンクの入り口に差
込んだ場合にだけ弁を解放しれそして燃料を分与するこ
とが出来、それ以外の場合には燃料を分与することは出
来ない。スパウトを燃料タンクの入り口に差込むことに
よって蒸気ベローズ80が圧縮された場合には蒸気弁が
開くが、スパウトを引き抜く等して蒸気ベローズが弛緩
されると蒸気弁は閉じることを理解されたい。このこと
はノズルの作動不良及び燃料こぼれ出しの恐れを無くす
上で重要であるが、燃料タンク内の圧力が蒸気戻し通路
を塞ぐことを示すに十分大きくなった場合にノズルを通
しての燃料流れを止めることもまた重要である。そうし
ない場合には燃料タンクの内圧は許容し得る標準値を越
えたものとなってしまう。従って本発明の改良には、燃
料タンク内の燃料蒸気圧力に応答して、それが蒸気戻し
通路を塞ぐ大きさになったことが示された場合には蒸気
弁20を閉じるための手段176を設けることも含まれ
る。
【0016】図2から5を参照するに、前記手段176
は円形のダイヤフラム178を含んでいる。このダイヤ
フラムの周囲マージン部は、カバープレート180及び
コップ型のダイヤフラム押え182の合致する表面間に
捕捉される。ハウジング144の、解放された外側端部
を覆って嵌合するカバープレート180には、ダイヤフ
ラム178の一方の側面を大気圧力に露呈するための少
なくとも1つの通気口184が設けられる。ダイヤフラ
ムの他方の側面は、ダイヤフラム押え182の内壁と共
に圧力チャンバー185を画定し、該圧力チャンバー1
85は燃料タンク内部の圧力水準に対して露呈される。
ダイヤフラム178のための裏当てプレート186がそ
の大気圧力に露呈された側の側面に位置付けされる。カ
バープレート180の内側表面には中央孔188が設け
られ、ばね190がそこに座着される。ばね190は裏
当てプレート186に当接してこれを内側に押す。裏当
てプレート186には中央支柱192が設けられ、該中
央支柱192はダイヤフラム178の中央孔194及び
ダイヤフラム押え182の端部壁を貫いて伸延する。図
3及び4に示されるように、レバー132のレバーアー
ム130はダイヤフラム押え182を貫く前記中央支柱
の端部に当接状態で支承される。レバーアーム130に
加えレバー132は、前記レバーアーム130のピボッ
トピン138と反対側の端部位置に於て前記レバーアー
ム130と直行して伸延するレバーアーム196を有す
る。レバーアーム196の外側端部はばね198の一端
に結合される。ばね198の他端は支柱200に結合さ
れる。支柱200はフレーム202をハウジング144
内部のデバイダー142に付設する4つのそうした支柱
の内の1つである。フレーム202はダイヤフラム押え
182の湾曲した内側表面と一致する円形セクション2
04及びスパイダーセクション206を共に具備する。
ばね198が結合される支柱200は、ハウジングの各
側に位置付けされレバーアーム196の外側端部から伸
延する。従ってばね198はレバー132にぴっぱり力
を行使しそれによりレバーアーム130を支柱200に
当接させた状態で付勢する。
【0017】ノズルが燃料タンクの入り口Iに差込まれ
ノズルを通して燃料が分与されると、蒸気弁20は先に
説明した態様で開放状態に保持される。燃料タンクが充
填される間、ダイヤフラム178にばね190によって
行使される圧力が、レバー132のレバーアーム130
が前記中央支柱192と当接状態で支承される状態に於
て、中央支柱192がその伸長位置に維持される。蒸気
戻し通路が塞がれてくるに従い、燃料端区内の圧力は圧
力チャンバー185と連通されそれによりダイヤフラム
に圧力を行使する。この圧力が例えば、水柱で約10イ
ンチ(約25.4センチ)の圧力に達するとばね190
の力に抗してダイヤフラムが作動する。これが中央支柱
192をダイヤフラム押え182の内部に引っ張りそれ
によってレバーアーム130から離間させる。これがば
ね198をレバー132をピボットピン138を中心と
して反時計方向に廻動(図3参照)させる。ピン128
が押し上げられその上端が裏当てプレート114を押し
上げる。これによりダイヤフラムアセンブリー88がば
ね120の力に抗して押し上げられる。ダイヤフラムア
センブリー88が押し上げられることによってプランジ
ャー38は押し下げられる。これによりばね22が蒸気
弁20を再度座着させ、ノズルを通しての燃料流れが遮
断される。以上本発明を具体例を参照して説明したが、
本発明の内で種々の変更をなし得ることを銘記された
い。
【0018】
【発明の効果】
1)燃料分与中における燃料分与中における燃料蒸気の
逃出が防止される。 2)充満されつつある容器内部の蒸気圧力に応答して、
燃料蒸気戻し通路が塞がった事を表す過剰厚力状況が検
知された場合にノズルを通しての燃料流れが自動的に遮
断される改良燃料分与ノズルが提供される。 3)容器の過剰充填が防止されそれによる燃料分与ノズ
ルからの燃料のこぼれ出しを防止する改良燃料分与ノズ
ルが提供される。 4)スパウトが燃料タンクに差し込まれるまでノズルを
通しての燃料の分与が防止される改良燃料分与ノズルが
提供される。 5)ノズルに容易に組込みされ且つ燃料を分与するため
の通常操作を妨害しない改良燃料分与ノズルが提供され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の改良を具体化したノズルアセンブリー
の断面図である。
【図2】本発明の過剰圧力アセンブリーを組み込んだノ
ズルアセンブリの側面図である。
【図3】図2と類似の側面図であるが、ここでは過剰圧
力アセンブリーのかばプレートは取り外され過剰圧力ア
センブリーの一部分が仮想線で示されている。
【図4】過剰圧力アセンブリーの一部分の平面図であ
る。
【図5】過剰圧力アセンブリーの他の部分の断面図であ
る。
【図6】ノズル内部に組み込んだダイアフラムアセンブ
リーの断面図である。
【図7】ノズルに接続したベローズアセンブリーの断面
図である。
【図8】過剰圧力アセンブリーの他の部分の断面図であ
る。
【符号の説明】
10:ノズル 12:胴部 18:スパウトアセンブリー 19:口部 24:弁座 26:弁ステム 34:操作レバー 42:ベンチュリセクション 43:逆止弁 50:弁ガイド 52:環状溝 59:スパウト 64:換気チューブ 80:蒸気ベローズ 88:ダイヤフラムアセンブリー

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料源からの燃料を燃料タンクの如き容
    器内に分与するためのノズルにして、該ノズルは胴部を
    具備し、該胴部にはそこを貫いて燃料を流動させるため
    の通路が形成され、また前記胴部には流体と連通するス
    パウトを付設し得、該スパウトがそこを通して前記胴部
    からの燃料を容器へと流動させ、前記胴部を通しての燃
    料流れを制御する弁が前記通路に介在され、ベローズが
    前記スパウトを覆って嵌合されそれによって、前記スパ
    ウトが容器の入り口に差込まれた場合に燃料蒸気が大気
    中に逃出するのを防止ために前記容器の入り口と密着状
    態で係合され、蒸気戻し通路が燃料蒸気を燃料源に戻す
    ようになっている前記ノズルであって、 ノズルを通しての燃料流れを制御するために前記弁の作
    動を制御するための弁作動制御手段を含み、該弁作動制
    御手段が、 前記スパウトを燃料タンクに差込んだ場合に前記弁を開
    放させるべくベローズを移動させ、スパウトを燃料タン
    クから引き抜いた場合には前記弁を閉じさせるためにベ
    ローズを偏倚させるための、前記弁作動制御手段に応答
    し得るベローズ移動手段と、 前記蒸気圧力が前記蒸気戻し通路が実質的に塞がれたこ
    とを表わす水準となった場合に前記弁を閉じそれによ
    り、燃料蒸気の大気中への逃出を防止するための、前記
    蒸気戻し通路内の蒸気圧力の変化に応答して作動し得る
    圧力応答式弁開閉手段とを含んでいることを特徴とする
    前記ノズル。
  2. 【請求項2】 弁の開閉は可動プレートに結合された軸
    によって為され、前記可動プレートはスパウトを燃料タ
    ンクに差込む以前に於ては可動ピンによってその運動が
    拘束され、ベローズ移動手段には、ベローズが移動され
    る際に前記可動ピンを可動プレートから離間させるため
    の手段が含まれそれにより、可動プレートは弁開放を可
    能とするための自由運動状態とされる請求項1のノズ
    ル。
  3. 【請求項3】 可動ピンの一端は可動プレートと当接状
    態にて支承され、ベローズ移動手段はレバーを含み、該
    レバーは可動ピンの他端に当接状態で支承されたレバー
    アームを具備し、前記レバーの一方向への運動が可動ピ
    ンを、その運動を拘束する可動プレートに抗して移動さ
    せ、またレバーの反対方向への運動が前記可動ピンを可
    動プレートから離間させそれによって、可動プレートは
    弁を開放させるために自由運動状態となる請求項2のノ
    ズル。
  4. 【請求項4】 ベローズ移動手段はばね負荷されたスリ
    ーブを含み、該スリーブはノズル出口を覆って組み込ま
    れ且つ前記ベローズの運動に応答して可動であり、リン
    クがレバー及びスリーブを相互に連結しそれにより、ス
    リーブは可動ピンを自由運動可能とするための方向への
    レバーの移動に対応して移動される請求項3のノズル。
  5. 【請求項5】 リンクの一端を連結する第2のレバーに
    して、該第2のレバーはスリーブによって移動される請
    求項4のノズル。
  6. 【請求項6】 リンクは第2のレバーの一方のレバーア
    ームに連結され、第1のレバーは第2のレバーの他方の
    レバーアームに廻動自在に連結されそれにより、前記リ
    ンクが移動されると前記第2のレバーはそのピボット点
    を中心として廻動して前記第1のレバーを廻動せしめる
    請求項5のノズル。
  7. 【請求項7】 圧力応答式弁開閉手段は、真空チャンバ
    ーと該真空チャンバーを横断して位置決めされその一方
    の側面を形成する可撓性のダイヤフラムとを画定する、
    真空チャンバー及びダイヤフラム画定手段を具備する請
    求項6のノズル。
  8. 【請求項8】 ダイヤフラムに付設され且つ該ダイヤフ
    ラムと共に可動の支柱を含む請求項7のノズル。
  9. 【請求項9】 支柱は、第1のレバーをそこに当接状態
    で支承させるために前記第1のレバーの長さの中央位置
    に於て前記第1のレバーと接触される請求項8のノズ
    ル。
  10. 【請求項10】 ダイヤフラムの一方の側面を真空チャ
    ンバー内部の蒸気圧力に対して露呈し該蒸気圧力をして
    前記ダイヤフラムを移動せしめるための空気通路と、ダ
    イヤフラムに作用してこれを前記移動の如き運動に抗し
    て偏倚させるための偏倚手段とを含み、前記ダイヤヤフ
    ラムは、前記偏倚手段によってそこに行使される力を越
    える蒸気圧力による力が行使された場合に移動され、支
    柱はダイヤフラムと共に移動される請求項9のノズル。
  11. 【請求項11】 第1のレバーの、該第1のレバーが第
    2のレバーに連結される端部とは反対側の端部に付設さ
    れたばねを含みそれにより、ダイヤフラムの運動が支柱
    を前記第1のレバーとの接触状態から離間させ、前記第
    1のレバーは前記ばねの力の下で、可動ピンを移動させ
    て可動プレートと接触させるための方向に移動し、可動
    プレートが移動することによって弁が閉じる請求項10
    のノズル。
  12. 【請求項12】 タンク内に燃料を分与するためのノズ
    ルであって、 燃料通路を形成する胴部と、 連通前記胴部に付設し得るスパウトにして、胴部と流体
    連通し前記胴部からの燃料をそこを通してタンク内部へ
    と流動させるための前記スパウトと、 胴部を通しての燃料流れを制御するために前記燃料通路
    に介在された弁と、 前記スパウトを覆って嵌合されその外側端部が燃料タン
    クの入り口と密着状態で嵌合しそれによって燃料蒸気が
    大気中に逃出するのを防ぐための可撓性のベローズと、 ノズルを通しての燃料流れを制御するために前記弁の作
    動を制御するための弁作動制御手段にして、スパウトを
    燃料タンクに差込んだ場合に置けるベローズの運動に応
    答して弁を開放し、そしてスパウトを燃料タンクから引
    き抜いた場合におけるベローズの運動に応答して弁を閉
    じる前記弁作動制御手段と、 燃料タンク内の蒸気圧力が過剰になった場合に前記燃料
    タンク内の蒸気圧力に応答して弁を閉じるための圧力応
    答式弁開放手段にして、廻動自在に連結された第1及び
    第2のレバーを含み、該第1及び第2のレバーの一方は
    ベローズの運動に応答して運動され、前記第1及び第2
    のレバーの他方は、前記燃料タンク内の蒸気圧力が蒸気
    戻し通路が実質的に塞がれる予備決定水準に達するとそ
    の圧力に応じて移動され前記弁を閉じそれによって燃料
    のこぼれ出しを防止するようになっている前記ノズル。
  13. 【請求項13】 弁の開閉は可動プレートに連結された
    軸によって為され、可動プレートは可動ピンによって拘
    束され、可動ピンの一端はスパウトを燃料タンクに差込
    む以前に於ては可動プレートに当接状態で支承され、第
    1及び第2のレバーの一方は可動ピンの他端に当接状態
    で支承されたレバーアームを具備し、前記一方のレバー
    を一方向に移動させると可動ピンはその運動を拘束する
    可動プレートに抗して付勢され、また前記一方のレバー
    を反対方向に移動させると可動ピンは可動プレートから
    離間する方向に移動されそれにより、可動プレートは弁
    を開放するための自由運動状態とされる請求項12のノ
    ズル。
  14. 【請求項14】 ベローズと共に可動のばね負荷された
    スリーブを含み、該スリーブはピンを自由運動状態とす
    るための方向にレバーを移動させるために該記レバーと
    運動上相互連結される請求項13のノズル。
  15. 【請求項15】 第2のレバーはスリーブに連結され、
    該スリーブと共に運動することによって第1のレバーを
    廻動させる請求項14のノズル。
  16. 【請求項16】 圧力応答式弁開放手段は真空チャンバ
    ーと該真空チャンバーを横断して位置決めされた可撓性
    のダイヤフラムとを画定する真空チャンバー及びダイヤ
    フラム画定手段を具備する請求項15のノズル。
  17. 【請求項17】 ダイヤフラムに付設され且つ該ダイヤ
    フラムと共に可動の支柱にして、第1のレバーの長さの
    中央位置に於て前記第1のレバーと接触され該第1のレ
    バーは前記支柱に当接状態で支承される請求項16のノ
    ズル。
  18. 【請求項18】 ダイヤフラムの一方の側面を真空チャ
    ンバー内部の蒸気圧力に対して露呈し、該蒸気圧力をし
    て前記ダイヤフラムを移動せしめるための空気通路と、
    ダイヤフラムに作用してこれを前記移動の如き運動に抗
    して偏倚させるための偏倚手段とを含み、前記ダイヤフ
    ラムは、前記偏倚手段によってそこに行使される力を越
    える蒸気圧力による力が行使された場合に移動される請
    求項17のノズル。
  19. 【請求項19】 ダイヤフラムの運動が支柱を前記第1
    のレバーとの接触状態から離間させ、弁作動制御手段
    は、第1のレバーに付設されたばねを含み、支柱の運動
    が前記ばねをして前記第1のレバーを移動可能ならし
    め、この移動が可動ピンを可動プレートとの接触状態に
    復帰させそれによって弁が閉じられる請求項18のノズ
    ル。
JP3270449A 1990-09-24 1991-09-24 改良燃料分与ノズル Withdrawn JPH0672500A (ja)

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