JPH0672381A - 水中物体の昇降装置 - Google Patents

水中物体の昇降装置

Info

Publication number
JPH0672381A
JPH0672381A JP22893992A JP22893992A JPH0672381A JP H0672381 A JPH0672381 A JP H0672381A JP 22893992 A JP22893992 A JP 22893992A JP 22893992 A JP22893992 A JP 22893992A JP H0672381 A JPH0672381 A JP H0672381A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
opening
buoy
closing means
vent hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP22893992A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Komaki
秀明 駒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP22893992A priority Critical patent/JPH0672381A/ja
Publication of JPH0672381A publication Critical patent/JPH0672381A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 水中物体の昇降装置に係り、耐久性および繰
返し昇降の容易性等の向上を図る。 【構成】 水中物体に取り付けられるガス貯留部材と、
該ガス貯留部材を貫通状態に形成されガス抜き孔開閉装
置によって開閉されるガス抜き孔と、ガス貯留部材を貫
通してその内外を連通する連通部と、ガス栓開閉手段に
よって開閉されガス貯留部材にガスを供給する高圧ガス
ボンべと、外部からの起動信号を受信してガス栓開閉手
段およびガス抜き孔開閉手段を作動させる開閉手段作動
装置とを具備しており、ガス貯留部材へのガスの貯留、
排出を実施することにより、水中物体を昇降させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水中物体の昇降装置に
係り、特に、海底で収集した種々のデータを地上局ある
いは通信衛星に発信するための浮標(ブイ)等を昇降さ
せるための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、海底、特に深海において収集され
たデータを地上局あるいは通信衛星に発信する場合にあ
って、海底に位置する海底探査装置において発信するこ
とは、海水が障害となるために困難であることから、ブ
イを海面付近まであるいは海面上に浮ばせておき、該ブ
イと海底探査装置とを伝送ケーブルで接続することによ
り、該伝送ケーブルを通してデータを一旦ブイに送信し
た後に、ブイから地上局あるいは通信衛星に発信するこ
とが行なわれている。
【0003】この場合にあって、該ブイを常時海面付近
に浮ばせておくことは、船舶との接触による破損や盗難
等の問題があり、データ発信時以外の場合には、海中深
く沈ませておく必要がある。
【0004】そこで、従来、該ブイを海中において昇降
させるために、該ブイに接続された伝送ケーブルに、海
底あるいは海底探査装置に固定されたウインチ等の牽引
手段を取り付けておき、ブイを海中に沈めたい場合に
は、該牽引手段を作動させて伝送ケーブルを巻上げるこ
とにより、ブイを海中に引き込み、逆に、ブイを海面付
近に浮上させたい場合には、牽引手段を前記と逆方向に
作動させて伝送ケーブルを繰り出すことによりブイを浮
上させる方法を採用している。
【0005】また、このようなブイの他の昇降装置とし
て、ブイに取り付けられる萎んだ状態の浮袋と、該浮袋
を膨らませるガス供給手段とを具備し、必要に応じてガ
ス供給手段から浮袋にガスを供給して浮袋を膨らませる
ことによりブイを浮上させる方法のものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、ウイ
ンチ方式のブイの昇降手段であると、伝送ケーブルがウ
インチにからまったり、長期使用に伴う伝送ケーブルの
繰返し曲げによる伝送ケーブルの断線等の不具合が発生
することが考えられる。さらに、ウインチは海底に配さ
れるため錆の発生による破損や動作不良等の問題が発生
することが憂慮されるうえに、その保守作業は極めて困
難であった。また、浮袋方式のブイの昇降手段である
と、ブイを下降させる際における膨らまされた浮袋の空
気抜きが困難であり、これを使用する場合には、浮袋が
海面に浮上した際に、萎ませるかあるいは膨らまされた
浮袋と萎んだ浮袋とを交換する等の作業が必要となると
いう不都合があった。
【0007】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであって、水中に配されるブイ等の水中物体を繰返
し昇降させることを可能とする昇降装置であり、耐久性
および繰返し昇降の容易性等の向上を図ることを目的と
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、水中物体に取り付けられ該水中物体を昇
降させる装置であって、ガスを貯留するガス貯留凹部を
有するガス貯留部材と、該ガス貯留部材上部に該ガス貯
留部材を貫通状態に形成されるガス抜き孔と、該ガス抜
き孔を開閉するガス抜き孔開閉手段と、前記ガス貯留部
材下部に設けられ該ガス貯留部材を貫通してその内外を
連通する連通部と、前記ガス貯留凹部にガスを供給する
高圧ガスボンべと、該高圧ガスボンべを開閉するガス栓
開閉手段と、該ガス栓開閉手段および前記ガス抜き孔開
閉手段に接続され外部からの起動信号を受信して両開閉
手段を作動させる開閉手段作動装置とを具備している水
中物体の昇降装置を提案している。
【0009】
【作用】本発明の水中物体の昇降装置にあっては、水中
物体および該水中物体に取り付けられた状態の昇降装置
が水中に位置するときに、開閉手段作動装置によって、
外部からの起動信号を受信するとともに、該起動信号に
基づいて高圧ガスボンべに取り付けられたガス栓開閉手
段およびガス貯留部材に取り付けられたガス抜き孔開閉
手段の両開閉手段を作動させることにより、ガス貯留部
材のガス抜き孔が閉鎖され、かつ、高圧ガスボンべが開
栓される。すると、ガス貯留部材のガス貯留凹部に、高
圧ガスボンべから放出されたガスが貯留されるととも
に、連通部からガス貯留凹部に貯留されていた水が外部
に排出され、ガス貯留凹部内がガスによって満たされ
る。ガス貯留凹部内の水位等をもとに浮力が生じるだけ
のガスが放出されたことを判断して、高圧ガスボンべを
閉栓する。これにより、ガス貯留部材に浮力が付与さ
れ、該ガス貯留部材に取り付けられた水中物体が上方に
移動させられることになる。一方、水中物体が水面近傍
に位置するときに、該水中物体を下降させたい場合にお
いては、外部からの起動信号を受信した開閉手段作動装
置によってガス抜き孔開閉手段が作動させられ、ガス抜
き孔が開かれる。すると、ガス貯留凹部に貯留していた
ガスが、ガス抜き孔から上方に放出され、これに代っ
て、連通部から流入した水がガス貯留凹部に充満される
ことになる。その結果、ガス貯留部材に作用していた浮
力が失われ、昇降装置および水中物体は、下降させられ
ることになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係る水中物体の昇降装置の一
実施例について、図1および図2を参照して説明する。
これら各図において、符号Aはブイ(水中物体)、1は
昇降装置、2は装置本体(ガス貯留部材)、3は高圧ガ
スボンべ、4は調節弁(ガス栓開閉手段)、5はガス抜
き孔、6は凹部(ガス貯留凹部)、7は連通孔(連通
部)、8はガス抜き孔開閉手段、9は滑り軸受、10は
ドライブシャフト、11は蓋部材、12は直線移動機
構、13は開閉手段作動装置、14は受信装置、15は
液位検出器である。
【0011】本実施例の昇降装置1は、図2に示すよう
に、海底Mに配される海底探査装置Xに伝送ケーブルC
を介して接続されるブイAに接続部材Bによって接続さ
れ、該ブイAとともに、海水中を昇降するもので、図1
に示すように、円筒容器状の装置本体2と、その内部に
搭載される高圧ガスボンべ3と、該高圧ガスボンべ3を
開閉するガス栓開閉手段4とを具備している。図におい
て、符号2dは、前記接続部材Bを取り付けるフックで
ある。
【0012】前記高圧ガスボンべ3は、例えば、空気を
充填したものであり、装置本体2の底面2aに複数搭載
される。また、ガス栓開閉手段4は、例えば、調節弁4
であって、信号により開閉されるようになっている。
【0013】前記装置本体2は、截頭円錐状の天井2b
を有しており、該天井2bの最高位に形成される平坦部
2cには、該天井2bを貫通して装置本体2内外を連通
するガス抜き孔5が配設されている。このように形成さ
れた装置本体2は、前記ガス抜き孔5が閉鎖された状態
で、その内側に高圧ガスボンべ3から放出される空気を
貯留状態に保持する下向きの凹部6(ガス貯留凹部)を
形成するようになっている。該凹部6の容積は、ブイA
の有する浮力と合わせて昇降装置1および伝送ケーブル
Cを浮上させるのに十分な浮力を発生させる量の空気を
その内部に貯留可能な容積とされている。また、装置本
体2の側面下部には、該装置本体2の内外を連通する連
通孔7(連通部)が形成されており、該連通孔7を挿通
して、装置本体2外部に配される海水を装置本体2内部
に、あるいは装置本体2内部に配される海水を装置本体
2外部に流通させるようになっている。
【0014】前記ガス抜き孔5には、ガス抜き孔開閉手
段8が配設されている。該ガス抜き孔開閉手段8は、例
えば、前記装置本体2を上下方向に貫通状態に配され滑
り軸受9を介して装置本体2に上下方向に摺動可能に支
持されるドライブシャフト10と、該ドライブシャフト
10の上部に取り付けられ前記ガス抜き孔5を開閉する
蓋部材11と、前記ドライブシャフト10を上下方向に
移動させる直線移動機構12とを具備している。
【0015】該直線移動機構12は、例えば、ドライブ
シャフト10の長手方向に沿って形成されたラックギヤ
12aと、該ラックギヤ12aに噛み合わせられるピニ
オンギヤ12bと、該ピニオンギヤ12bを回転させる
モータ12cと、該モータ12cを駆動するためのバッ
テリ12dとを具備している。そして、該モータ12c
を回動させることにより、ラックギヤ12aを上下方向
に直線移動させ、該ラックギヤ12aが取り付けられた
ドライブシャフト10を上下方向に直線移動させるよう
になっている。
【0016】前記ガス栓開閉手段4および前記ガス抜き
孔開閉手段8には、これらの開閉手段4・8を作動させ
る外部からの起動信号を受信し、該起動信号に基づいて
両開閉手段4・8を作動させる信号をそれぞれの開閉手
段4・8に伝送する開閉手段作動装置13が接続されて
いる。起動信号は、昇降装置1を浮上させる浮上信号お
よび昇降装置1を下降させる下降信号の2種類の信号を
適当な電波によって送信するものであり、前記開閉手段
作動装置13には、該電波を受信する受信装置14が設
けられている。また、両開閉手段4・8を作動開始させ
る信号としては、高圧ガスボンベ3に取り付けられた調
節弁4の開信号および閉信号の2種類の信号と、ガス抜
き孔開閉手段8において、モータ12cを一定回転だけ
正転あるいは逆転させる2種類の信号からなる。
【0017】また、本実施例にあっては、これらの開閉
手段4・8を作動させるに際して、前記装置本体2の凹
部6に充填される空気量が一定量に達したときに、前記
高圧ガスボンべ3に取り付けられた調節弁4を開状態か
ら閉状態へと切換えるために、例えば、装置本体2内の
液面W2を検出する液位検出器15を配設し、該液位検
出器15が液面W2を検出したときに信号を切換えるよ
うにしている。さらに、1本の高圧ガスボンべ3内の空
気が放出され尽くした場合には、該高圧ガスボンべ3の
圧力を検出する等によって、他の高圧ガスボンべ3に接
続された調節弁4を開閉するように切換えを行なうこと
としている。
【0018】このように構成された昇降装置1を使用し
て海中に配されるブイAを昇降させる場合について、以
下に説明する。
【0019】まず、ブイAが海底Mに配されている場合
にあっては、前記調節弁4は閉状態であり、かつ、前記
ガス抜き孔開閉手段8の蓋部材11は、装置本体2のガ
ス抜き孔5から離間状態(図1中鎖線の状態)とされる
ことによりガス抜き孔5が開状態に設定されている。こ
れにより、装置本体2内には、海水が充填され、昇降装
置1の重量がブイAの浮力に打ち勝って、該ブイAが海
底Mに沈下状態に保持されている。
【0020】この状態から、ブイAを浮上させるには、
外部から起動信号として浮上信号を送信する。そして、
該浮上信号が開閉手段作動装置13の受信器14によっ
て受信されると、該開閉装置作動手段13からガス抜き
孔開閉手段8に、作動信号(例えば正転信号)が送信さ
れ、ガス抜き孔開閉手段8のモータ12cが作動させら
れる。そして、直線移動機構12が作動してドライブシ
ャフト10が上昇させられることにより、該ドライブシ
ャフト10の上部に取り付けられた蓋部材11が、装置
本体2の天井2bに設けられたガス抜き孔5を閉塞する
(図1中実線の状態)。
【0021】また、これと同時に、開閉手段作動装置1
3から調節弁4の開信号が送信される。これにより、高
圧ガスボンべ3が開栓されてその内部に封入されていた
空気が前記装置本体2の内部(凹部6)に供給されると
ともに、装置本体2内に充填されていた海水が装置本体
2に設けられた連通孔7から外部に排出され(図1中実
線の矢印で示す状態)、装置本体2に形成された下向き
の凹部6に該空気が貯留されることになる。そして、装
置本体2内における空気の貯留量の増加とともに、該空
気によって発生する浮力が上昇し、昇降装置1およびブ
イAが浮上させられることになる。
【0022】このとき、高圧ガスボンべ3から一定量の
空気が放出され、装置本体2内に形成される液面W2
液位検出器15によって検出されたときには、該液位検
出器15から切換信号が発信され、調節弁4に閉信号が
伝送されて高圧ガスボンべ3が閉栓されることになる。
【0023】次に、海面W1付近に位置するブイAを海
底Mの方向に下降させる場合について説明すると、外部
から起動信号として下降信号を送信することにより、該
下降信号を受信した開閉手段作動装置13からガス抜き
孔開閉手段8に起動信号(例えば逆転信号)が伝送され
る。これによって、該ガス抜き孔開閉手段8のモータ1
2cが回転させられ、ドライブシャフト10が下降し
て、蓋部材11がガス抜き孔5から離間され、ガス抜き
孔5が開状態とされる。そして、該ガス抜き孔5から、
装置本体2内に貯留されていた空気が排出され、これに
代って、挿通孔7から装置本体2内に海水が流入して
(図1中に示す鎖線の矢印の状態)、昇降装置1の浮力
が失われ、昇降装置1およびこれに接続するブイAが下
降させられることになる。
【0024】このように構成された昇降装置1を利用す
ると、装置本体2内に、空気を貯留することにより浮力
を得て浮上し、該空気を排出することにより沈下するも
のであるので、ブイAの繰返し昇降を容易に実施するこ
とができる。この場合に、海底Mで海底探査装置Xが収
集したデータを海面W1付近まで送信する伝送ケーブル
Cを昇降に利用しないので、該伝送ケーブルCの破損等
を防止することができるという効果がある。また、昇降
装置1のガス抜き孔5および高圧ガスボンべ3の調節弁
4を開閉するのみで、該昇降装置1を昇降させることが
でき、ブイAの昇降時に動力を使用しないので、省エネ
ルギを図ることができる。その結果、昇降装置1に搭載
されたバッテリ12dの消耗を抑制して、長時間にわた
る海底Mの探査作業を実施することができることにな
る。
【0025】〈他の実施態様〉なお、本発明の水中物体
の昇降装置1にあっては、以下の技術を採用することが
できる。 装置本体2を円筒容器状とし、その天井2bを截頭
円錐状に形成することにより、装置本体2内部に空気を
貯留する凹部6を形成することとしたが、これに代え
て、他の任意の形状、例えば、多面体の箱状、あるい
は、傘状に形成すること。 ガス抜き孔開閉手段8として、直線移動機構12に
より開閉する蓋11を採用したが、これに代えて、任意
の開閉蓋、例えば、バタフライ弁方式、あるいはシャッ
ター方式等を採用すること。 直線移動機構12として、ラックアンドピニオン方
式を採用したが、これに代えて、ボールネジ等の任意の
直線移動機構を採用すること。 高圧ガスボンべ3に空気を封入することとしたが、
これに代えて任意のガスを使用すること。 連通部7として、装置本体2の内外を常時連通状態
とする連通孔7を使用したが、これに代えて、海水が流
通するときのみ開状態とする連通部を採用すること。 高圧ガスボンべ3を装置本体2内に搭載することと
したが、装置本体2外部に取り付けておき、ホースによ
って装置本体2内にガスを供給すること。 高圧ガスボンべ3のガス栓開閉手段4として、調節
弁を採用したが、これに代えて、信号によって開閉する
任意の弁を使用すること。 ブイAの昇降に適用することとしたが、任意の水中
物体の昇降に使用すること。 海水中のブイAの昇降に適用することとしたが、淡
水中に配される水中物体の昇降に適用すること。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る水中
物体の昇降装置は、水中物体に取り付けられるガス貯留
部材と、該ガス貯留部材を貫通状態に形成されガス抜き
孔開閉装置によって開閉されるガス抜き孔と、ガス貯留
部材を貫通してその内外を連通する連通部と、ガス栓開
閉手段によって開閉されガス貯留部材にガスを供給する
高圧ガスボンべと、外部からの起動信号を受信してガス
栓開閉手段およびガス抜き孔開閉手段を作動させる開閉
手段作動装置とを具備しているので以下の効果を奏す
る。 (1) ガス貯留部材におけるガスの貯留あるいは排気
により、昇降装置を浮上あるいは下降させるので、水中
物体の昇降を繰返し、かつ、容易に実施することができ
る。 (2) ガスを利用して水中物体を浮沈させるので、伝
送ケーブルの破損を防止して保守に要する工数を低減す
ることができる。 (3) 水中物体の浮沈に際して動力を使用しないの
で、省エネルギを図って、昇降装置の耐久使用時間を大
幅に延長することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水中物体の昇降装置の一実施例を
示す縦断面図である。
【図2】図1の昇降装置の適用例を示す図である。
【符号の説明】
1 昇降装置 2 装置本体(ガス貯留部材) 2a 底面 2b 天井 2c 平坦部 2d フック 3 高圧ガスボンべ 4 調節弁(ガス栓開閉手段) 5 ガス抜き孔 6 凹部(ガス貯留凹部) 7 連通孔(連通部) 8 ガス抜き孔開閉手段 9 滑り軸受 10 ドライブシャフト 11 蓋部材 12 直線移動機構 12a ラックギヤ 12b ピニオンギヤ 12c モータ 12d バッテリ 13 開閉手段作動装置 14 受信装置 15 液位検出器 A ブイ(水中物体) B 接続部材 C 伝送ケーブル M 海底 W1 海面 W2 液面 X 海底探査装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水中物体に取り付けられ該水中物体を昇
    降させる装置であって、ガスを貯留するガス貯留凹部を
    有するガス貯留部材と、該ガス貯留部材上部に該ガス貯
    留部材を貫通状態に形成されるガス抜き孔と、該ガス抜
    き孔を開閉するガス抜き孔開閉手段と、前記ガス貯留部
    材下部に設けられ該ガス貯留部材を貫通してその内外を
    連通する連通部と、前記ガス貯留凹部にガスを供給する
    高圧ガスボンべと、該高圧ガスボンべを開閉するガス栓
    開閉手段と、該ガス栓開閉手段および前記ガス抜き孔開
    閉手段に接続され外部からの起動信号を受信して両開閉
    手段を作動させる開閉手段作動装置とを具備しているこ
    とを特徴とする水中物体の昇降装置。
JP22893992A 1992-08-27 1992-08-27 水中物体の昇降装置 Withdrawn JPH0672381A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22893992A JPH0672381A (ja) 1992-08-27 1992-08-27 水中物体の昇降装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22893992A JPH0672381A (ja) 1992-08-27 1992-08-27 水中物体の昇降装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0672381A true JPH0672381A (ja) 1994-03-15

Family

ID=16884225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22893992A Withdrawn JPH0672381A (ja) 1992-08-27 1992-08-27 水中物体の昇降装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0672381A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3919957A (en) Floating structure and method of recovering anchors therefor
US6823809B2 (en) Floating watercraft lift apparatus and method
US8512088B2 (en) Buoy
US3860983A (en) Controllably submersible buoy
US9878761B2 (en) Large subsea package deployment methods and devices
CA1068558A (en) Mooring system
ES2127377T3 (es) Sistema de amarre de buques.
US3837310A (en) Underwater oil storage
US5549070A (en) In-water dry dock system
CA2439844A1 (en) Submarine emergency evacuation system
JP2019536691A (ja) 浮体式風力タービンの係留ブイ
US3782317A (en) Submersible salvage unit
US3947907A (en) Remote controlled scuttling buoy
KR20150048167A (ko) 선박의 계류 방법 및 그 방법을 성취하기 위한 장치
US7311469B2 (en) Floating lowering and lifting device
US3646771A (en) Underwater communication between a vessel and a structure and vessel-positioning means
JP7259153B2 (ja) 係留ブイ
US3902447A (en) Mooring system for semisubmersible drilling platform
JPH0672381A (ja) 水中物体の昇降装置
US3045622A (en) Submarine escape device
JP2004123086A (ja) 水中運搬装置及びこの水中運搬装置を用いた引き上げ対象物の運搬方法
CA1042274A (en) Mooring system for semisubmersible drilling platform
JPH06219372A (ja) 浮沈自在な浮体の係留方法
JP3734921B2 (ja) 浮沈式ユニットシステム
KR101444147B1 (ko) 인입 가능한 스러스터를 구비한 선박

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991102