JPH067090U - 時 計 - Google Patents

時 計

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JPH067090U
JPH067090U JP11262791U JP11262791U JPH067090U JP H067090 U JPH067090 U JP H067090U JP 11262791 U JP11262791 U JP 11262791U JP 11262791 U JP11262791 U JP 11262791U JP H067090 U JPH067090 U JP H067090U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time display
time
transparent cover
hologram
timepiece
Prior art date
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Pending
Application number
JP11262791U
Other languages
English (en)
Inventor
亀谷政晃
Original Assignee
亀谷 政晃
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Application filed by 亀谷 政晃 filed Critical 亀谷 政晃
Priority to JP11262791U priority Critical patent/JPH067090U/ja
Publication of JPH067090U publication Critical patent/JPH067090U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】時刻表示機能を損なうことなく、時計の装飾性
を向上させること。 【構成】時計は、時刻を表示する時刻表示部11と、時
刻表示部11を保護する外装透明カバー14とを有す
る。外装透明カバー14の内側面には、時刻表示部11
と対面させて、ホログラム装飾層17を設けてある。通
常使用時には、ホログラム装飾層17に光があたり、回
折波が生じる。そのため、ホログラムによる装飾効果が
得られる。時刻を知りたい時には、特定の角度から時刻
表示部11を見る。この時、ホログラム装飾層17は透
けて見えるため、時刻表示部11を見ることが可能とな
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、腕時計、クロックなどの時計に係り、具体的にはこれらの装飾性を 改良したものに関する。
【0002】
【従来技術】
一般に、時計は図3及び図4に示すように、時刻を表示する時刻表示部91と 、該時刻表示部91を保護するガラスカバーなどの外装透明カバー92とを有し ている。アナログ表示式時計においては、時刻表示部91は、文字板911と時 刻指示針912とからなる。そして、時計はこの時刻表示部91による時刻表示 を主目的として用いられている。
【0003】 しかしながら、近年においては、時計は時刻表示機能のみならず、装飾性に関 しても優れていることが要求されている。特に、ガラスカバーなどの外装透明カ バー92、およびこの外装透明カバー92を通して見える文字板911などの部 位の色調やデザインは、俗に時計の顔ともいわれており、他の外装部位よりも一 段と装飾性が重要視されている。
【0004】 そこで、従来の時計においても、装飾性を向上させる手段が種々考え出されて きた。この手段の一つとして、外装透明カバー92に絵柄模様の印刷を直接施す 方法がある。また、他の手段として、外装透明カバーとして色ガラスを用いる方 法がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の時計においては、次のような不具合を生じていた。 即ち、外装透明カバーに絵柄模様の印刷を施した時計においては、外装透明カ バーの全面に印刷を施すことができず、外装透明カバーの一部分若しくは大部分 に、印刷を施さない部位を残しておく必要があった。この種の時計において、外 装透明カバーの全面に印刷を施すと、時計の時刻表示機能が損なわれてしまうか らである。その結果、従来は時計の装飾性を十分に向上させることができなかっ た。
【0006】 また、印刷を施す代わりに色ガラスを用いた時計においては、本来の無色透明 な外装透明カバーに比べて時刻表示部が見え難くなることに加えて、色ガラス内 面のものが不鮮明に透けて見え、かえって装飾性を低下させるおそれがあった。 このように、従来は、時計の顔といわれる部位に、斬新な色調・デザインを施 すことが困難であった。
【0007】 また、時計の時刻表示部は、その機能上、常時正確な時刻を表示しているが、 使用者は常時時刻表示を見ているのではなく、必要な時にのみ時刻表示を見るだ けである。その結果、時計の使用者にとっては、時刻表示を見ている時間よりも 、時刻表示を見ていない時間の方が遥かに多い。したがって、時刻表示を見てい ない時間は、装飾性が絶対視される。
【0008】 本考案は、かかる従来の問題点に鑑み、時刻表示機能を損なうことなく、装飾 性を向上させることができる、時計を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
本考案は、時刻を表示する時刻表示部と、該時刻表示部を保護する外装透明カ バーとを有する時計であって、外装透明カバーの内側面には、時刻表示部と対面 させて、ホログラム装飾層を設けたことを特徴とする時計にある。
【0009】 本考案において、外装透明カバーとは、時計の外装を構成するカバーであって 、透明なものをいう。この場合の透明には、無色透明なものの他に、比較的透明 なものを含んでいる。この外装透明カバーの材質としては、ガラス、アクリル樹 脂等がある。
【0010】
【作用及び効果】 本考案による時計においては、通常使用時は外装透明カバーに設けたホログラ ム装飾層に光があたり、回折波が生じる。その結果、時刻表示部が見えないで、 ホログラムによる絵柄模様が浮かび上がる。このように、時刻表示を見る必要が ないときには、ホログラムによる装飾効果が得られる。 このホログラム装飾層は、外装透明カバーの内側面に設けてあるため、外力に よりホログラム装飾層が傷付くおそれはない。
【0011】 一方、時刻を知りたいときには、特定の角度から時刻表示部を見る。この特定 の角度ではホログラムによる回折波が生ずることがなく、ホログラム装飾層が透 けて見える。そのため、時刻表示部を見ることが可能となる。
【0012】 それゆえ、本考案の時計によれば、時刻表示機能を損なうことなく、装飾性を 向上させることができる。
【0013】
【実施例】
実施例1 本考案の実施例にかかる時計につき、図1を用いて説明する。
【0014】 本例の時計は、図1に示すように、時刻を表示する時刻表示部11と、該時刻 表示部11を保護する外装透明カバー14とを有する。この外装透明カバー14 の内側面には、時刻表示部11と対面させて、ホログラム装飾層17を設けてあ る。
【0015】 以下、詳述する。 時刻表示部11は、文字板111と、時刻を表示する短針113と、同じく時 刻を表示する長針114とからなる。この文字板111の表面には、濃紺色の装 飾層112を印刷形成してある。この装飾層112の色調は、濃紺色に限定され ることなく何色でもよいが、ホログラム装飾層17による装飾効果を高めるため には、濃紺色が最も効果的であることを実験から確かめた。
【0016】 上記短針113及び長針114は、駆動軸115を介してムーブメント12に 接続してある。このムーブメント12は、時刻を駆動表示するための機構を有す る。
【0017】 外装透明カバー14は、無色透明なガラスにより作製してある。時計の外装は 、この外装透明カバー14と胴体15と裏蓋16とから構成されている。 外装透明カバー14の内側面には、絵柄模様のホログラム装飾層17を印刷形 成してある。 なお、図1において、符号13は時刻を修正するためのリューズを示す。
【0018】 本例の時計は、上記のように構成されているので、次の作用効果を呈する。 即ち、通常使用時は外装透明カバー14に設けたホログラム装飾層17に太陽 光若しくは自然光があたり、回折波が生じる。その結果、時刻表示部が見えない で、ホログラムによる絵柄模様が浮かび上がったり、外装透明カバー14の全体 が宝石のように光輝く。このように、時刻表示を見る必要がないときには、ホロ グラムによる装飾効果が得られる。
【0019】 また、文字板111の表面には、濃紺色の装飾層112を設けてあるため、ホ ログラム装飾層17との相乗効果により、時計の顔といわれている部位がカラフ ルな色調に輝き、非常にファショブルな装飾性をもたらす。そのため、時計の商 品性が著しく向上する。 このホログラム装飾層17は、外装透明カバー14の内側面に設けてあるため 、外力によりホログラム装飾層17が傷付くおそれはない。そのため、本例の時 計は、耐久性にも優れている。
【0020】 一方、時刻を知りたいときには、特定の角度から時刻表示部を見る。ここでい う特定の角度とは、ホログラムによる反射を避けた角度をいう。よって、この特 定の角度ではホログラムによる回折波が生ずることがなく、ホログラム装飾層1 7が透けて見える。そのため、あたかもホログラム装飾層17がないような状態 で、時刻表示部を見ることが可能となる。
【0021】 それゆえ、本考案の時計によれば、時刻表示機能を何等損なうことなく、装飾 性を大幅に向上させることができる。
【0022】 実施例2 本例の時計につき、図2を用いて説明する。 前記実施例1がアナログ表示式腕時計に適用したものであったのに対して、本 例はデジタル表示式腕時計に適用したものである。
【0023】 即、本例においては、前記実施例1に示した時刻表示部11に代えて、時刻表 示部21を用いている。また、前記実施例1に示したムーブメント12に代えて 、ムーブメント22を用いている。この時刻表示部21は、化粧板211とデジ タル時刻表示装置213とからなり、化粧板211の表面には濃紺色の装飾層2 12を印刷形成してある。
【0024】 なお、図2において、符号23は時刻を修正するためのボタンスイッチを示す 。その他は、前記実施例1と同様である。
【0025】 本例の時計は、上記のように構成されているので、実施例1と同様の作用効果 が得られる。
【0026】 なお、実施例1及び実施例2は腕時計に適用したものであるが、これに限定さ れることなく、掛け時計、置き時計に適用することも可能である。 また、実施例1及び実施例2においては、ホログラム装飾層17を外装透明カ バー14の内側面に印刷形成しているが、このホログラム装飾層17をシールに 印刷形成した後、外装透明カバー14の内側面にこのシールを貼着しても同様の 効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1にかかる時計の一部断面側面図。
【図2】実施例2にかかる時計の一部断面側面図。
【図3】従来の時計の正面図。
【図4】従来の時計の一部断面側面図。
【符号の説明】
11…時刻表示部 14…外装透明カバー 17…ホログラム装飾層 21…時刻表示部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】時刻を表示する時刻表示部と、該時刻表示
    部を保護する外装透明カバーとを有する時計において、 上記外装透明カバーの内側面には、時刻表示部と対面さ
    せて、ホログラム装飾層を設けたことを特徴とする時
    計。
JP11262791U 1991-12-25 1991-12-25 時 計 Pending JPH067090U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11262791U JPH067090U (ja) 1991-12-25 1991-12-25 時 計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11262791U JPH067090U (ja) 1991-12-25 1991-12-25 時 計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH067090U true JPH067090U (ja) 1994-01-28

Family

ID=14591469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11262791U Pending JPH067090U (ja) 1991-12-25 1991-12-25 時 計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH067090U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS534576A (en) * 1976-07-02 1978-01-17 Citizen Watch Co Ltd Hologram incorporating timepiece

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS534576A (en) * 1976-07-02 1978-01-17 Citizen Watch Co Ltd Hologram incorporating timepiece

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19940621