JPH067088Y2 - キッチン流し台 - Google Patents

キッチン流し台

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JPH067088Y2
JPH067088Y2 JP1987104084U JP10408487U JPH067088Y2 JP H067088 Y2 JPH067088 Y2 JP H067088Y2 JP 1987104084 U JP1987104084 U JP 1987104084U JP 10408487 U JP10408487 U JP 10408487U JP H067088 Y2 JPH067088 Y2 JP H067088Y2
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JP
Japan
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water
faucet
alkaline ionized
cold
hot water
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Application number
JP1987104084U
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English (en)
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JPS6410575U (ja
Inventor
史朗 齋藤
隆一 川本
茂 榊原
峰治 近藤
Original Assignee
株式会社イナックス
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Publication date
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  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は常温もしくは温水を吐水する通常水栓、冷水を
吐水する冷水栓及び熱水を吐水する熱水栓を備えたキッ
チン流し台に関するものである。特にアルカリイオン水
を冷水栓、熱水栓から吐水可能としたキッチン流し台に
関する。
[従来の技術] 近年、アルカリイオン水の医学的効用が注目されてい
る。アルカリイオン水とは電極とイオン交換隔膜を用い
た電解によって、水に含まれるアルカリ分と酸性分とを
分離しアルカリ分の多い水としたものである。このアル
カリイオン水は次のような効用を有する。
(1)生体での栄養吸収、老廃物の排泄等の機能を助け
る。即ち、アルカリイオン水は物質を溶かし易い水の構
造となっており、細胞膜を通過し易い。これにより生体
での栄養の吸収、老廃物の排泄などの機能が向上され
る。
(2)体内を弱アルカリに保つ。即ち、アルカリイオン
水は体液のpHバランスを保ち、自然治癒力を高める作用
がある。一般に、人体の体内では常に弱アルカリを保と
うとする生理作用があり、酸性食品の取り過ぎは新陳代
謝を鈍くさせ、高血圧、成人病に通じると言われるが、
アルカリイオン水によれば体内を弱アルカリに保とうと
する作用が促進される。
(3)アルカリイオン水は、体に吸収され易いので胃や
腸などに負担をかけない。
(4)医学的効果効能としては、アルカリイオン水は慢
性下痢、消化不良、胃腸内異常醗酵、胃炎、胃酸過多等
に効果があることが認められている。
従来、このアルカリイオン水を冷水器に導き、冷水とし
て供給し得るようにした、イオン水生成器付の冷水製造
装置が知られている。
[考案が解決しようとする問題点] キッチンは、通常スペースが狭いから、このようなアル
カリイオン水の生成器と冷却器とを有する冷水製造装置
をキッチンとは別に設置すると邪魔になる。また、アル
カリイオン水で熱い飲み物を作る場合には一旦やかん等
に冷たいアルカリイオン水を移し、これを加熱しなけれ
ばならず不便である。
[問題点を解決するための手段] 本考案のキッチン流し台は、シンクに吐水可能に通常水
栓、熱水栓及び冷水栓を設ける。カウンタ内部にはイオ
ン水生成器と該イオン水生成器からアルカリイオン水が
供給される熱水器及び冷水器を設ける。そして、該熱水
器及び冷水器をそれぞれ前記熱水栓及び冷水栓に接続す
る。
[作用] 本考案のキッチン流し台では、アルカリイオン水の冷水
及び熱水が吐水可能である。そして、イオン水生成器、
冷水器及び熱水器がそれぞれカウンタ内に設置されてい
るから、余分な設置スペースを取らず邪魔にならない。
[実施例] 以下図面を参照して実施例について説明する。
第1図は本考案の実施例に係るキッチン流し台の一部を
断面とした斜視図、第2図は同系統図である。符号10
はカウンタであり、その上面にはシンク12が設置さ
れ、該シンク12に向かって吐水可能に混合水栓14、
冷水栓16及び熱水栓18が設けられている。該カウン
タ10の内部にはイオン水生成器20、冷水器22、熱
水器24、酸性水の貯水槽26、ポンプ28等が設置さ
れている。
第2図に示す如く、水道配管からの給水管30は電磁弁
32を介してイオン水生成器20に接続されている。こ
のイオン水生成器20は内部に電極とイオン交換隔膜が
設けられ、電解作用によりアルカリイオン水と酸性水と
を生成する。アルカリイオン水は配管34、電磁式の三
方弁36及び38を介して冷水器22及び熱水器24に
供給可能とされている。イオン水生成器20からの酸性
水は配管40、電磁式の三方弁42を介して貯水槽26
に導入可能とされている。なお前記三方弁36、42か
らは配管44、46が分岐され、排水管48に余分な水
やイオン水生成器20の極性反転時の脱スケール水など
を排出し得るように構成されている。
一方、第1図では図示が省略されているが、別の給水管
50は給湯器52に接続され、配管54を介して混合水
栓14に温水を供給可能としている。また別の給水管5
6は直に混合水栓14に接続されている。
なお、前記酸性水の貯水槽26にはポンプ28を有する
酸性水供給用配管58が接続され、酸性水をトイレや洗
面所、風呂等に供給可能としている。符号60は酸性水
の貯水槽26からのドレインを排出するための配管を示
す。
このように構成されたキッチン流し台においては、二方
弁32には給水圧が掛けられており、二方弁32、3方
弁36、38を操作することによりアルカリイオン水を
熱水器24、冷水器22に供給し熱水及び冷水として熱
水栓18、冷水栓16から吐出させることができる。な
お、三方弁38は熱水器24と冷水器22への供給を切
り替えるためのものである。
また、三方弁42を操作することによりイオン水生成器
20で生成された酸性水が貯水槽26に供給され、ポン
プ28及び配管38を介してトイレ、洗面所、風呂等に
酸性水が供給可能である。この酸性水は殺菌作用があ
り、まな板やふきんの洗浄に用いると臭いをとったり消
毒作用が奏される。また、浴槽に入れると肌がすべすべ
になり浴槽の汚れ落ちが速く、しかもガス代の節約等が
図れる。また、酸性水で掃除すると畳、廊下、タイル等
の汚れ落ちが速くなり、また速く乾きべとつかないとい
う作用が奏される。さらに、酸性水で調理を行なうと、
ゆで卵をゆでる時に卵が割れても中味が飛び出さない、
果物や野菜の洗浄を行うと自然の色に洗い上がる、そ
ば、そうめん、ひやむぎをゆでるとこしのある所謂しこ
しこしたおいしい麺にゆで上がる等の作用が奏される。
さらに、酸性水は洗髪に用いると毛並が良く艶がでる、
おしぼりに浸した場合には時間が経っても嫌な匂が付か
ないなどさまざまな作用が奏される。
なお、酸性水の需要量はアルカリイオン水に比べ少量で
あるのが通例である。そのため、イオン水生成器20の
運転を継続すると貯水槽26が満杯になることがある。
その場合には三方弁42を操作して、余剰な酸性水を配
管46から排水管48に排出する。もちろん、アルカリ
イオン水が過剰な場合には三方弁36を操作し、配管4
4から余剰アルカリイオン水を排水管48に排出するこ
とも可能である。さらに、イオン水生成器20において
付着スケールを除去するために極性を反転させた場合に
は、三方弁36を操作し、脱スケール水を排水管48に
導くようにすることもできる。
このように、本実施例に係るキッチン流し台によれば、
冷水栓16及び熱水栓18からアルカリイオン水の冷水
及び熱水が供給されると共に、混合水栓14からは常温
の水と温水とが供給される。さらに、トイレ、洗面所或
は風呂等に酸性水が供給される。そして、イオン水生成
器20、冷水器22、温水器24、酸性水貯水槽26、
ポンプ28等がカウンタ10内に配置されているから余
分な設置スペースを取らない。
なお、上記実施例では酸性水の貯水槽26からポンプ2
8によって酸性水を送り出すようにしているが、適当な
持ち運び可能な容器に酸性水を受けて必要な時だけ運び
出すようにしても良い。
[効果] 以上の通り、本考案のキッチン流し台においてはアルカ
リイオン水の冷水及び熱水が吐出され、従ってアルカリ
イオン水の冷たい飲み物はもちろんのこと、従来の如く
アルカリイオン水をやかん等に受けて加熱することなく
すぐにアルカリイオン水の熱い飲み物を作ることができ
る。また、イオン水生成器、冷水器及び熱水器がカウン
タ内に設置されているから、余分なスペースを取らずキ
ッチンスペースの有効利用が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るキッチン流し台を示す斜
視図、第2図は同系統図である。 10…カウンタ、12…シンク、 14…混合水栓、16…冷水栓、 18…熱水栓、20…イオン水生成器、 22…冷水器、24…温水器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カウンタ上面にシンクを有するキッチン流
    し台において、 該シンクに吐水可能に設けられた通常水栓、熱水栓及び
    冷水栓と、 それぞれ該熱水栓及び冷水栓に接続されカウンタ内部に
    設置された熱水器及び冷水器と、 該カウンタ内部に設置され、アルカリイオン水が該熱水
    器及び冷水器に供給可能に接続されたイオン水生成器と
    を備えたことを特徴とするキッチン流し台。
JP1987104084U 1987-07-07 1987-07-07 キッチン流し台 Expired - Lifetime JPH067088Y2 (ja)

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JP1987104084U JPH067088Y2 (ja) 1987-07-07 1987-07-07 キッチン流し台

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JP1987104084U JPH067088Y2 (ja) 1987-07-07 1987-07-07 キッチン流し台

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Publication Number Publication Date
JPS6410575U JPS6410575U (ja) 1989-01-20
JPH067088Y2 true JPH067088Y2 (ja) 1994-02-23

Family

ID=31335489

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3221806A (en) * 1962-10-03 1965-12-07 Gen Electric Water cooler and hot water accessory kit therefor

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5658072U (ja) * 1979-10-12 1981-05-19
JPS618781Y2 (ja) * 1979-12-18 1986-03-18
JPS56172390U (ja) * 1980-05-23 1981-12-19

Patent Citations (1)

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US3221806A (en) * 1962-10-03 1965-12-07 Gen Electric Water cooler and hot water accessory kit therefor

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Publication number Publication date
JPS6410575U (ja) 1989-01-20

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