JPH0668237A - 3次元画像表示システム - Google Patents

3次元画像表示システム

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JPH0668237A
JPH0668237A JP5076002A JP7600293A JPH0668237A JP H0668237 A JPH0668237 A JP H0668237A JP 5076002 A JP5076002 A JP 5076002A JP 7600293 A JP7600293 A JP 7600293A JP H0668237 A JPH0668237 A JP H0668237A
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ultrasonic
signal
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dimensional image
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Robert P Bisey
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    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S5/00Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations
    • G01S5/18Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations using ultrasonic, sonic, or infrasonic waves
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S5/00Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations
    • G01S5/18Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations using ultrasonic, sonic, or infrasonic waves
    • G01S5/22Position of source determined by co-ordinating a plurality of position lines defined by path-difference measurements

Abstract

(57)【要約】 【目的】 人が物体を視る時と同じように、コンピュー
タモニタ上に表示される3次元画像の遠近状態を変化さ
せることができる3次元画像表示システムを実現する。 【構成】 送信モジュール10が操作者の頭部に装着さ
れ、所定の時間間隔で所定周波数の超音波信号を送信
し、ディスプレイモニタ16の周囲に配設される超音波
マイクロフォン18,20,22が超音波信号を受信す
る。インタフェースユニット28は、超音波マイクロフ
ォン18,20,22が各々受信した信号をディスプレ
イモニタ16と操作者14の頭部との瞬時距離を表す複
数のデータに変換する。画像処理コンピュータ38は、
前記複数のデータに応じてモニタ16に表示される3次
元画像の遠近表示形態を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】この発明は、3次元画像の遠近表示形態を
制御する装置に関し、特に、コンピュータモニタ上に表
示された3次元コンピュータ画像を視る操作者の頭部の
動きによってリアルタイムに遠近表示形態を制御する3
次元画像表示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】今日、コンピュータによって生成される
3次元画像は、科学技術、公告業界あるいは娯楽業界の
各分野でありふれたものとなっている。例えば、科学者
や数学者は、数学的関係式を空間的/視覚的に表現する
ため、3次元空間における数学機能をプロットして像形
成する3次元ワイヤフレームモデルを使用する。また、
技術者は、実際に製品が作られる以前にその製品を研究
するために3次元画像技術を使用する。このような3次
元画像技術では、技術者は実際に製品を製造することな
く、様々な設計態様を考察することが可能になる。CA
D/CAMユーティリティの多くは科学技術分野で用い
られており、比較的低価格な3次元画像を形成する。公
告業界や娯楽業界の分野では、ステーションロゴやテレ
ビコマーシャル等のように高価な3次元画像を用いてい
る。
【0003】3次元画像を形成するために用いられるプ
ログラムの重要な特徴は、表示された画像の位置を変化
させることができることにある。この特徴は、例えば、
原画面に表示されていない特定物体の下面をユーザ側に
視覚させる。3次元画像は、通常、直交軸X,Yおよび
Zのいずれか1軸回りの回転、あるいは各軸回転の組み
合わせによって得られる。このような回転は、予めプロ
グラムされたコンピュータアルゴリズムを用いてなされ
る。コンピュータアルゴリズムは、3次元画像を指定さ
れた周期毎に、指定された回転軸についてゆっくりと回
転させる。この場合、3次元画像は、ジョイスティック
やマウス等の対話型操作子を用いることによってリアル
タイムに手動操作して回転させることが可能になってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の手法では、次の点について考慮していない。す
なわち、コンピュータによって生成される3次元画像
を、人間の視線の動きに応じてその位置関係をリアルタ
イムに表示制御するものではない。したがって、コンピ
ュータモニタ上に表示される3次元画像を視る操作者の
視線に応じて当該画像の遠近図を表示することが望まれ
ている。本発明は、コンピュータによって生成される3
次元画像の遠近表示を直接的に制御可能とするものであ
り、コンピュータモニタ上に表示される3次元画像を視
る操作者の頭部の動きに比例して遠近表示形態を直接的
に制御し、これによって、人が自然に経験するものと同
じように遠近状態を変化させることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、コンピュー
タモニタ上の画像を視る操作者の頭部の動きに比例して
コンピュータによって生成された画像の遠近表示形態を
制御するための装置において、操作者の頭部に装着さ
れ、所定周期毎に所定周波数の超音波信号を送信する送
信手段と、前記コンピュータモニタに設けられ、前記送
信手段から送信される前記超音波信号を受信する複数の
超音波受信器と、前記複数の超音波受信器のそれぞれに
接続され、各超音波受信器が受信した信号を前記コンピ
ュータモニタと前記操作者の頭部との離間距離を表す信
号に変換する測定手段とを具備することを特徴としてい
る。
【0006】さらに、詳細に言えば、コンピュータモニ
タ上の画像を視る操作者の頭部の動きに比例してコンピ
ュータによって生成される3次元画像の遠近表示形態を
制御する装置において、操作者の頭部に設けられ、所定
周期毎に所定周波数の超音波オーディオ信号をバースト
送信する送信手段と、前記コンピュータモニタに三角配
置され、前記送信手段から送信される前記超音波オーデ
ィオ信号を受信する3つの超音波受信器と、前記3つの
超音波受信器のそれぞれに接続され、前記超音波オーデ
ィオ信号をバースト送信した時刻から各超音波受信器に
よって前記超音波オーディオ信号を受信した時刻までの
経過時間を測定する測定手段とを備え、前記経過時間
は、前記コンピュータモニタに対する操作者の頭部の向
きに依存すると共に、前記コンピュータモニタと前記操
作者の頭部との瞬時距離に直接比例し、前記測定手段
は、3次元直交座標系で表される前記瞬時距離に対応す
る3つの距離信号を発生する距離信号発生手段を備え、
この3つの距離信号を受信する手段であって、これら距
離信号が表す前記操作者の頭部の動きに応じて前記コン
ピュータによって生成される3次元画像の遠近表示状態
を更新する処理手段を具備することを特徴としている。
【0007】また、本発明は、コンピュータモニタ上の
画像を視る操作者の頭部の動きに比例してコンピュータ
によって生成される3次元画像の遠近表示形態を制御す
る方法において、前記コンピュータモニタに対向する操
作者の頭部に極めて接近した位置から所定周期毎に所定
周波数の超音波信号を送信するステップと、前記コンピ
ュータモニタに極めて接近した位置に配設される複数の
超音波受信器によって前記超音波信号を受信した時点と
前記超音波信号を送信した時点との経過時間を測定する
ステップと、受信した信号を前記コンピュータモニタと
前記操作者の頭部との間の瞬時距離を表す複数の距離デ
ータに変換するステップと、前記複数の距離データを処
理して前記コンピュータモニタと前記操作者の頭部との
間の瞬時距離に応じて前記コンピュータモニタに表示さ
れる前記3次元画像の遠近状態を変更するステップとか
らなることを特徴としている。
【0008】本発明は、コンピュータモニタ上の画像を
視る操作者の頭部の動きに比例してコンピュータによっ
て生成される3次元画像の遠近表示形態を制御する方法
および装置からなるシステムを導く。このシステムは、
3つの主要機能を備える。その内、送信機能は、操作者
の頭部に極めて接近した位置あるいは頭部に設けられ
る。この送信機能は、コンピュータモニタに向けて所定
の時間間隔で所定周波数の超音波信号をバースト送信す
る。
【0009】超音波信号は、コンピュータモニタに極め
て接近した位置に設けられる複数の超音波受信器によっ
て受信あるいは検出される。コンピュータモニタに表示
される3次元画像の遠近図を制御あるいは更新するため
には、コンピュータモニタに表示される画像と操作者の
頭部との位置関係を決定する必要がある。前記超音波信
号がバースト送信されてから前記超音波受信器がそれを
受信するまでの経過時間に基づいてコンピュータモニタ
と操作者の頭部との位置関係が決定される。
【0010】測定回路は、前記経過時間を決定するため
に用いられる。この測定回路は、超音波受信器によって
生成される信号を受信し、複数の2進カウンタを介して
経過時間を決定する。すなわち、この2進カウンタのカ
ウント値が前記経過時間に対応することによって送信時
刻と受信時刻との間の経過時間を決定する。処理回路
は、上記2進カウンタの値を3次元空間における直交3
軸に対する直線距離に変換する。これら直線距離は、画
像の遠近図を変化させるため、コンピュータ上に常駐す
る画像処理ソフトウェアのX軸,Y軸およびZ軸回りの
回転に作用する。
【0011】本発明は、3次元コンピュータ画像の遠近
表示をリアルタイムに制御するものであり、コンピュー
タモニタに表示される画像を当該モニタを視る操作者の
頭部の動きに応じて直接的に制御するものである。この
発明は、例えば、軍事上重要な目標物を電子的に認識す
るパターン認識システムなどに適用される。特に、この
ような適用にあっては、頭部の単純な動きによって軍事
的目標体の遠近表示を制御する態様が追加される。この
制御態様では、自然に視るのと同じ感覚で視野内に出入
りする1つ物体、あるいは複数の物体の有無に関する情
報が付加される。
【0012】本発明は、例えば、フライトシミュレータ
等、パイロットを訓練する際に用いられる遠近強調画像
生成システムにも適用される。現在のフライトシミュレ
ータでは、パイロットの訓練を受ける練習生に実際の飛
行感覚を与えることができない。この発明を適用すれ
ば、風景がパイロットの位置に応じて目標物の遠近感が
常時更新されるよう操作され、これによりパイロットは
実際に近い飛行感を得ることができる。この発明は、各
種商業分野にも適用される。例えば、医学分野では、人
体の各種部分の3次元画像を発生する診断装置、すなわ
ち、磁気共鳴画像診断装置(MRI)や各種CATスキ
ャン等を操作する医者に適用可能である。この場合、医
者は頭部の動きに応じて3次元画像を制御するから、両
手を自由に動かすことができ、したがって、医者は患者
と他の医療器具とを扱いながら診察することができる。
【0013】さらに、この発明は、ビデオゲームにも適
用できる可能性を持つ。ビデオゲームに適用する場合に
は、3次元のアニメーション画像をリアルタイムに制御
するヘッドムーブメントを付加する。このようにするこ
とで、ビデオゲームの楽しみを広げ、かつ、楽しみを高
めることができる。また、この発明を用いることで身体
障害者に恩恵を与えることも可能である。例えば、両手
が不自由な者の場合、家庭環境や職場環境を3次元画像
で表示しておき、この画像に基づきその環境を維持する
ためのリモート制御装置を制御する。なお、この発明に
AI(人工知能)を適用すれば、3次元画像の合図およ
び情報がAIプログラムとの対話に用いることができ
る。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例につ
いて説明する。本発明は、コンピュータによって生成さ
れる3次元画像の遠近表示を直接的に制御可能とするも
のであり、コンピュータモニタ上に表示される3次元画
像を視る操作者の頭部の動きに比例して遠近表示形態を
制御する。本発明の基本的原理は、自然に視るのと同じ
ように、操作者の頭部の動きに1対1に対応させて3次
元画像を遠近表示するものである。
【0015】図1は、この発明による3次元画像表示シ
ステムの第1実施例の概要を示す図である。小型化さ
れ、可聴周波数の超音波を送信する送信モジュール10
は、操作者14の頭部に装着されるヘッドバンド12に
設けられる。この送信モジュール10は、操作者14が
視認するディスプレイモニタ16の正面に向って直接的
に超音波音響エネルギーを放射する位置に設けられる。
可聴周波数の超音波を受ける3つの超音波マイクロフォ
ン18,20,22は、それぞれの検出軸が操作者14
に面する方向に配置される。ここで、操作者14は、デ
ィスプレイモニタ16の正面ベゼル24に対向する位置
となる。
【0016】超音波マイクロフォン18は、正面ベゼル
24の上部中央に配置される。他のマイクロフォン2
0,22は、各々正面ベゼル24の下部右隅および左隅
に配置される。こうした配置位置は、厳密なものではな
く、少なくとも三角形状をなすように、互いに離れた位
置にあれば良い。可搬性を目的とするために、この3つ
の超音波マイクロフォン18,20,22は、予め組立
られているフーレム表面の正面に取付けることができ
る。このフレームは、ディスプレイモニタ16の正面ベ
ゼル24の周囲に配置されることにより、超音波マイク
ロフォン18,20,22をそれぞれ操作者14に対向
させることができる。これらマイクロフォン18,2
0,22は、周知のベロクロファスナや両面粘着テープ
などの仮設手段を用いて正面ベゼル24に取付けること
も可能である。
【0017】細くて軽量な2つの送信信号ワイヤ26
は、ヘッドバンド12の後部を横切って送信モジュール
10とコンピュータインタフェースユニット28とを接
続する。このインタフェースユニット28は、アナログ
部とディジタル部とからなり、3つの超音波マイクロフ
ォン18,20,22によって受信されたデータあるい
は情報を処理するために用いられる。また、このユニッ
ト28は、受信された情報を3次元画像の遠近表示を更
新するためのデータに変換する。
【0018】各マイクロフォン18,20,22にそれ
ぞれ接続されるワイヤ30,32,34は、適当なコネ
クタを介してインタフェースユニット28に接続され
る。シリアルデータバスケーブル36は、インタフェー
スユニット28と、ディスプレイモニタ16を備える画
像処理コンピュータ38との間でデータ授受させる。コ
ンピュータ38は、標準のビデオケーブル40を介して
デイスプレイモニタ16に接続される。
【0019】送信モジュール10から放射される音響エ
ネルギーは、古典的な音響理論に従って放射エネルギー
が半球音場をなす。送信モジュール10から放射される
エネルギーは、図中の直線40a,40bおよび40c
で示されるように、各超音波マイクロフォンに突き当
る。音響エネルギーは、およそ秒速1,100フィート
あるいは1ミリ秒当り約1フィート進行する。このよう
な音の伝播速度のために、操作者14の頭部位置のリア
ルタイムな変化を検出する。すなわち、初期に送信され
る信号の「時刻」と、この信号を超音波マイクロフォン
18,20,22がそれぞれ受信する信号の「時刻」と
に応じてリアルタイムに変化する操作者14の頭部位置
を検出する。
【0020】ディジタル回路技術を用いることによっ
て、音響信号の送出から受信までの経過時間に対応する
データに変換される。したがって、信号の伝播速度と同
じように経過時間も既知となる。基本的な物理的原理に
基づき、この経過時間に対応するデータの量的な大きさ
が超音波マイクロフォン18,20,22と送信モジュ
ール10との間の瞬時距離に直接比例する。超音波マイ
クロフォン18,20,22と送信モジュール10との
間の瞬時距離は、ディスプレイモニタ16と操作者14
との間の瞬時距離に近似できる。これは、送信モジュー
ル10が操作者14の頭部に極めて近接している一方、
超音波マイクロフォン18,20,22もそれぞれデイ
スプレイモニタ16に極めて近接した状態にあるからで
ある。経過時間を表し、瞬時距離に対応するデータを形
成するワードあるいはバイトは、予め定められたシリア
ル伝送方式により画像処理を行うコンピュータ38に伝
送され、当該コンピュータ38に常駐する3次元画像処
理ソフトウェアによって処理される。
【0021】このコンピュータ38に用いられるプログ
ラムは、超音波マイクロフォン18,20,22から供
給される信号を処理し、かつ、3次元空間における超音
波マイクロフォン18,20,22に対する送信モジュ
ール10の相対的な瞬時位置を復元する。3次元画像処
理ソフトウェアは、この復元された瞬時位置に従って、
3次元画像の遠近状態を変化させるように元の3次元画
像をX軸,Y軸およびZ軸回りに回転させるアルゴリズ
ムを作用させる。この遠近状態は、自然に3次元物体を
視る時のように正確に操作者14の頭部の動きに直接対
応させる。
【0022】コンピュータ38に用いられるプログラム
は、操作者14の動きに1対1で対応させるようにする
ため、操作者14の頭部位置に対する3次元画像の相対
的な回転および動きの変化率を考慮している。コンピュ
ータ38のキーボードの所定キーあるいは組み合わせた
キーを操作することによって、例えば、水平方向あるい
は垂直方向の大きな頭部の動きに対して3次元物体の位
置変化をわずかなものにすることも可能である。また、
これとは異なる組み合わせのキーを操作した場合、比較
的に小さな頭部の動きに対して3次元画像の位置変化を
より大きくすることも可能である。こうした態様は、例
えば、航空機のコックピット等のように頭部の動きが制
限される状態において有効になる。
【0023】操作者の頭部が左右および(または)上下
に動かされる場合の応答に加えて、頭部を前後に動かす
際の応答をプログラムすることも可能である。この場合
には、ディスプレイモニタ16から操作者14までの離
間距離に応じて3次元画像全体の大きさを直接変化させ
る。これにより、実際に3次元情景を視るのと同じ効果
を真似ることになる。
【0024】3つの超音波マイクロフォン18,20,
22の使用は、所望の3次元遠近表示を行うのに必要で
ある。各超音波マイクロフォン18,20,22は、3
次元空間における各軸X,YおよびZの内、指定された
軸に沿った操作者14の頭部との間の距離を決定するた
めに用いられる。操作者14の頭部の向きとディスプレ
イモニタ16との関係は、計算されて回転あるいは移動
した3次元画像として遠近表示される。2次元の画像が
モニタ上に表示されている場合にも、超音波マイクロフ
ォン18,20,22は必要になる。第3のマイクロフ
ォンは、2次元平面における操作者14の頭部の3次元
動作を分析するために必要となる、この発明において用
いられる原理は、物体の位置を三角測量する技術に類似
する。
【0025】図2は、3つの超音波マイクロフォン1
8,20,22(図1参照)によってそれぞれ受信され
る超音波信号と、送信される超音波信号とのタイミング
関係を示す図である。線1は、インタフェースユニット
28(図1参照)によって生成されるトリガパルス10
1を表している。トリガパルス101は、線3で図示さ
れる正確な超音波バースト信号103の発生に用いられ
る。この超音波バースト信号は、正確な周波数の正弦波
であり、トリガパルス101に同期する。超音波バース
ト信号103は、インタフェースユニット28の一部で
ある超音波発振増幅器によって生成される。この超音波
バースト信号103は、図1に示すように、操作者14
に装着された送信モジュール10から放射される。
【0026】バースト周波数は、およそ30〜60KH
zのものが用いられ、その周波数は使用する超音波マイ
クロフォン18,20,22および送信モジュール10
の周波数特性および減衰特性に依存する。線5,7,9
は、各超音波マイクロフォン18,20,22によって
それぞれ受信される超音波バースト信号103を時間軸
上に表現したものである。データライン11は、送信さ
れたバースト信号103の前縁に対する線5,7および
9の基準時間を表す。バースト信号103が送信された
直後に、超音波マイクロフォン18が有限時間13を経
過後にバースト信号105を受信する。同様に、超音波
マイクロフォン20が有限時間15を経過後にバースト
信号107を受信し、超音波マイクロフォン22が有限
時間17を経過後にバースト信号109を受信する。
【0027】ここで重要なことは、バースト信号10
5,107および109は、全て超音波バースト信号1
03をそれぞれ遅延させたものであり、異なる信号から
分離したものではないことである。これら信号の遅延時
間は、ディスプレイモニタ16に対する操作者14の頭
部の位置を計算するために用いられる。超音波マイクロ
フォン18,20,22に対する送信モジュール10の
動きは絶えず変化するため、期間13,15および17
はこの動きに対して絶えず変化するものとなる。図示さ
れている期間13,15および17は、超音波マイクロ
フォン18,20,22に対する受信状態の一例を示す
ものである。
【0028】例えば、図2に示すバースト信号107
は、他の超音波マイクロフォン18,22がバースト信
号105,109を受信する以前に、超音波マイクロフ
ォン20に対応して受信される状態を示している。とこ
ろで、操作者14の頭部の向きは、超音波マイクロフォ
ン18が他の2つの超音波マイクロフォン20,22に
先立って信号105を受信する状態に依存する。なお、
図2は本発明の原理を説明するためのものであり、信号
送信と信号受信とのタイミング関係を正確に表現するも
のではない。
【0029】3つの超音波マイクロフォン18,20,
22に対して絶えず変化する操作者14の頭部の動きに
よって生成される情報は、上述した手順を所定の時間間
隔で繰返し実行することによって更新される。図2に示
す波形101’,103’,105’,107’および
109’は、それぞれ波形101,103,105,1
07および109に一致する。これら波形は、上述した
イベントの繰返しを表現するものであり、時間間隔19
は典型的な場合にトリガパルス101のパルス幅の10
倍以上になる。
【0030】図3は上述した第1実施例に実際的な改良
を施した第2実施例による3次元画像表示システムの概
略構成を示す図である。この図に示す第2実施例は、イ
ンタフェースユニット28と送信モジュール10とを接
続するワイヤ26(図1参照)を用いることなく、送信
モジュール10を動作させる。すなわち、この実施例で
は、送信モジュール10がインタフェースユニット28
内で発生されるVHF帯あるいはUHF帯などの高周波
信号を用いて非常に低電力でトリガされる。この高周波
信号は、短アンテナ44を経て送信モジュール10へ送
信される。送信モジュール10は、小型化され、バッテ
リ駆動される高周波受信器を備えており、その受信器の
入力回路は非常に短く目立たないアンテナ46に接続さ
れている。
【0031】ここで、図2に戻り、前述した超音波バー
スト信号のタイミング関係について説明する。なお、こ
こでは、図1に示すインタフェースユニット28によっ
て最初にトリガパルス101が生成され、かつ、インタ
フェースユニット28が発生する高周波信号に応じて正
確な超音波バースト103を生成するものとする。ま
ず、送信モジュール10の受信器がトリガパルス101
を傍受すると、送信モジュール10内部の超音波発振器
が当該パルス101(101’)に基づいて超音波バー
スト103(103’)をトリガ発振する(図2の線3
参照)。
【0032】こうして超音波バースト信号103が送信
されると、3つの超音波マイクロフォン18,20,2
2は、信号103を送信した後の有限時間を経てバース
ト信号105,107および109を受信する。インタ
フェースユニット28と送信モジュール10との間を高
周波でリンクすると、ユニット28とモジュール10と
を接続するワイヤを完全に取り去ることができるので、
悩ましく邪魔なワイヤから解放され、この発明によるシ
ステムの有用性および便利さが強調される。
【0033】図4は、本発明の変形例を示す図である。
この変形例では、赤外光を発光する発光ダイオードとこ
れを検出するフォトダイオードとの組み合わせを用い
て、インタフェースユニット28と送信モジュール10
との間を接続するワイヤを完全に取り除いた形態であ
る。発光ダイオードとフォトダイオードとの組み合わせ
は、上述した高周波信号に基づくトリガ手法と同様に扱
うことができる。発光ダイオードとフォトダイオードと
を組み合わせた動作は、VTRやテレビジョンなどのリ
モートコントロール操作に類似しており、この場合、超
音波を送信する送信モジュール10は、光の低エネルギ
ーバーストによってトリガされる。
【0034】この変形例にあっては、図示されていない
小さなフォトダイオードが送信モジュール10の最大感
度軸に沿って取付けられる。この最大感度軸は、デイス
プレイモニタ16に対向する位置に置かれる。発光ダイ
オード48は、最大放射軸が操作者14に対向するよう
正面ベゼル24に配置される。この発光ダイオード48
は、発光ダイオード送信信号ワイヤ50を介してインタ
フェースユニット28に接続される。送信モジュール1
0の回路には、フォトダイオードが電子的に集積されて
いる。発光ダイオード48からの光51のパルスを受け
ると、フォトダイオードは送信モジュール10に対して
トリガを駆ける。この結果、超音波バースト信号が送信
され、3つの超音波マイクロフォン18,20,22に
よって受信される。
【0035】次に、図5は変形例における超音波信号間
のタイミング関係を示す図である。発光ダイオード48
には、線21で図示される発光ダイオード駆動信号11
1が供給される。この信号111が供給されると、発光
ダイオード48は、このパルス111に同期して光エネ
ルギーのバーストを生成する。この光エネルギーのバー
ストは、線23で示すように、フォトダイオードによっ
て受光されて信号113が生成される。信号113に続
いて、送信モジュール10は、線25で示すように、超
音波バースト信号115を発生する。図5に示す各信号
波形の関係および相互作用は、図2において説明したも
のと同じである。特に、この変形例にあっては、図2に
示した線5,7および9が図5に示す線27,29およ
び31に各々対応する。以上説明した技術思想により本
発明の表示方法が理解される。
【0036】次に、図6を参照し、インタフェースユニ
ット28の詳細について説明する。50a,50bおよ
び50cで指定される3つのチャンネルは各々同一の回
路から構成され、超音波マイクロフォン18,20,2
2が受信した信号を処理し、3次元画像の遠近表示状態
を更新するために用いられるデータに変換する。これら
チャンネルは全て同一であることから、一つのチャンネ
ルについての回路動作に関して説明する。しかしなが
ら、インタフェースユニット28における他の構成要素
は、各チャンネルに関係なく独立した構成であるため、
これらの動作については各チャンネル毎に説明する。
【0037】インタフェースユニット28の構成および
その動作の理解を容易にするため、当該ユニット28の
各部の動作は、3次元画像の遠近表示状態を調整する全
過程として記述される。ロジック制御回路52は、この
システムの動作を制御する制御信号と各信号のタイミン
グとを発生する。このロジック制御回路52によって生
成される第1の信号は、図2の線1で示されるように、
送信あるいはバーストを指示するトリガ信号である。当
該回路52から出力されるトリガ信号は、信号線51を
介して超音波発振増幅器54に入力される。これは、図
1に示すように、ヘッドバンド12に装着される送信モ
ジュール10に接続されるものとして先に説明されてい
る。
【0038】超音波発振増幅器54は、図2の線2で示
されるように、正弦波状の超音波バースト信号を発生す
る。この超音波バースト信号は、送信モジュール10か
らディスプレイモニタ16に向けて放射される。また、
ロジック制御回路52によって生成されたトリガ信号
は、信号線53を介してエッジ検出器56に供給され
る。エッジ検出器56は、トリガ信号が「正」に立上が
る前縁を検出して出力する。この立上がり検出信号は、
2進アップカウンタ58a,58bおよび58cをそれ
ぞれゼロリセットする。立上がり検出信号は、信号線5
5を介して各カウンタ58a,58bおよび58cのリ
セット端子Rに入力される。
【0039】さらに、ロジック制御回路52によって生
成されるトリガ信号は、3つのSR型フリップフロップ
60a,60bおよび60cをセットするための手段に
用いられ、各フリップフロップ60a,60bおよび6
0cの出力状態を「1」の状態にする。超音波バースト
信号を発生する際になされる各アップカウンタ58a,
58b,58cのリセット、およびフリップフロップ6
0a,60b,60cのセットは、システムの適切な動
作のために必要になる。
【0040】この時点で、超音波バースト信号がディス
プレイモニタ16へ向けて送信あるいは放射される。し
たがって、3つの超音波マイクロフォン18,20,2
2は、それぞれ操作者14の頭部の位置に応じた時間間
隔を経て送信されたバースト信号を受信することにな
る。これら超音波マイクロフォン18,20,22は、
それぞれ信号線30,32,34を介してアナログ増幅
器/信号調整器62a,62b,62cへ入力される。
これらアナログ増幅器/信号調整器62a,62b,6
2cは、演算増幅器により構成されるアクティブフィル
タを備える。アクティブフィルタでは、送信モジュール
10から送信される超音波バースト信号の周波数と同じ
周波数に同調される。このアクティブフィルタは、シス
テムから放射される低周波成分の不要ノイズを除去ある
いは最小化するために用いられる。
【0041】アナログ増幅器/信号調整器62a,62
b,62cは、自動利得制御回路やスレッショルド検出
回路を備える。この自動利得制御回路およびスレッショ
ルド検出回路は、超音波マイクロフォン18,20,2
2によって受信される超音波バースト信号をノイズの無
いトリガパルスに変換する。このトリガパルスは、信号
線63a,63b,63cを介してそれぞれ単安定マル
チバイブレータ回路64a,64b,64cに供給され
る。単安定マルチバイブレータ64a,64b,64c
は、固定されたパルス幅を持つ矩形パルスを発生し、こ
うした矩形パルスは超音波マイクロフォン18,20,
22から出力される信号を処理するディジタル回路に好
適なものとなる。
【0042】ここで、操作者の頭部の位置に依存して送
信されるバースト信号は、3つの超音波マイクロフォン
18,20,22において同時に受信されないという重
要な点を思い出す。しかしながら、インタフェースユニ
ット28を平易に記述するという目的のためには、各超
音波マイクロフォン18,20,22において同時にバ
ースト信号が受信されるもとの仮定する。
【0043】カウンタクロック68は、クロック出力信
号を2入力アンドゲート66a,66b,66cの各一
方の入力端へ信号線65を介して供給する。このカウン
タクロック68は、連続したクロック周波数信号を生成
する不安定マルチバイブレータからなり、当該クロック
周波数信号をアンドゲート66a,66b,66cの出
力端を介して2進アップカウンタ58a,58b,58
cのクロック入力端へ供給する。アンドゲート66a,
66b,66cの各他方の入力端には、それぞれ信号線
67a,67b,67cを経てSR型フリップフロップ
60a,60b,60cの出力が入力される。カウンタ
クロック68は連続した信号を発生するため、各アンド
ゲート66a,66b,66cの一方の入力端は常時
「H(ハイ)」レベル、あるいは論理状態「1」とな
る。
【0044】ロジック制御回路52によって生成される
トリガ信号は、フリップフロップ60a,60b,60
cをセットし、この時点でアンドゲート66a,66
b,66cの両入力端を「H」レベルあるいは「1(論
理レベル)」状態にする。したがって、これらアンドゲ
ート66a,66b,66cは、「H」レベルあるいは
「1」状態を出力する。アンドゲート66a,66b,
66cの出力ラインは、2進アップカウンタ58a,5
8b,58cのクロック入力端に接続される。ここで、
アンドゲート66a,66b,66cの出力が「1」レ
ベルになると、各カウンタ58a,58b,58cは、
カウントを開始する。
【0045】2進アップカウンタ58a,58b,58
cは、アンドゲート66a,66b,66cの出力が
「1」レベルを持続する間、カウントを継続する。2進
アップカウンタ58a,58b,58cは、上述したよ
うに、クロック入力端CKとリセット入力端Rとを有
し、直列接続されるインターバルカウンタステージQa
〜Qmをパラレルに出力する。アンドゲート66a,6
6b,66cからクロック入力端CKに「1」レベルの
出力が供給される間、カウンタステージは直列状態に変
化し、クロックパルスをカウントアップする。一方、ク
ロック入力端CKに「0」レベルになると、カウンタス
テージは、カウンタクロック68から供給されるクロッ
クパルスを累算した値に等しいバイナリカウント値を変
化させることなく静止させる。
【0046】このようなカウント動作を行う2進アップ
カウンタ58a,58b,58cのカウンタ値は、前述
したように、超音波マイクロフォン18,20,22と
操作者14の頭部との間の相対的な距離を表わす。この
発明においては、超音波マイクロフォン18,20,2
2と送信モジュール10との間の最小距離変化を、ディ
スプレイモニタ16に表示される3次元画像の識別可能
な分解能としている。このシステムの距離分解能は、2
進アップカウンタ58a,58b,58cのステージ数
に直接影響される。例えば、8ステージのカウンタで
は、256分の1の分解能となり、さらに、16ステー
ジのカウンタでは64K分の1の分解能となる。すなわ
ち、数学的に表現すれば、距離分解能は次式(1)で与
えられる。 距離分解能=2n ・・・(1) ここで、nは2進アップカウンタのステージ数(カウン
タビット数)を表わす。
【0047】3つの超音波マイクロフォン18,20,
22のいずれか1つによって受信されれる信号は、2進
アップカウンタ58a,58b,58cのカウント動作
を止めるために用いられる。このような状態に先立っ
て、超音波マイクロフォン18,20,22がバースト
信号を受信すると、この受信された信号が各チャンネル
毎にアナログ増幅器/信号調整器62a,62b,62
cで処理される。そして、単安定マルチバイブレータ6
4a,64b,64cは、このアナログ増幅器/信号調
整器62a,62b,62cの出力を、後段のディジタ
ル回路で処理するために矩形パルスとして発生する。こ
れら矩形パルスは、信号線71a,71b,71cを介
してそれぞれSR型フリップフロップ60a,60b,
60cのリセット入力端Rへ供給される。
【0048】このリセット入力されるパルスは、フリッ
プフロップ60a,60b,60cの出力状態を「1」
レベルから「0」レベルに変化させる。フリップフロッ
プ60a,60b,60cの出力は、2入力アンドゲー
トの各一方の入力端に与えられる。ここで、現在の出力
状態が「0」レベルにあれば、アンドゲート60a,6
0b,60cもまた「0」レベルの出力となり、これに
より2進アップカウンタ58a,58b,58cのカウ
ント動作が止る。2進アップカウンタ58a,58b,
58cのカウント動作が止ると、各カウンタ値は、超音
波マイクロフォン18,20,22と送信モジュール1
0との間の実際の距離を表わす。
【0049】所定時間後に各カウンタ58a,58b,
58cがカウントを停止すると、ロジック制御回路52
は信号線73を介して4つのデータラッチ70a,70
b,70cおよび72のストア入力SFに「1」レベル
のストアパルスを供給する。この結果、データラッチ7
0a,70b,70cに各カウンタ58a,58b,5
8cの値が取り込まれ、これらデータラッチ70a,7
0b,70cにストアされるデータが更新される。一
方、データラッチ72は、ディップスイッチ76のプリ
セット値に更新される。
【0050】2進アップカウンタ58a,58b,58
cの出力は、ぞれそれ信号線59a,59b,59cを
介してデータラッチ70a,70b,70cのデータ入
力端に接続される。ディップスイッチ76は信号線71
を経てデータラッチ72と接続される。ロジック制御回
路52から「1」レベルのストアパルスが出力される以
前には、各データラッチ回路70a,70b,70c,
72はオープン状態となり、その出力インピーダンスは
無限大となるから、データ入力端Da〜Dnにデータは
表われない。この時、シフトレジスタ74は、各データ
ラッチ70a,70b,70c,72のパラレル出力Q
a〜Qnを順番に取り込み、これをシリアルデータに変
換して出力する。
【0051】ところで、ロジック制御回路52は、スト
ア入力に供給されるストアパルスの後縁に同期してもう
1つの「1」レベルのパルスを発生し、これを信号線7
5を介してデータラッチ72の3ステート入力端STに
入力する。データラッチ72は、これを受けて直ちに低
インピーダンス状態になり、データ出力端に現れる出力
データが信号線77を介してシフトレジスタ74に供給
される。この間、ロジック制御回路52から信号線79
に供給されるロジック信号に基づき、シストレジスタ7
4はパラレル動作モードにセットされ、データラッチ7
2の出力データワードを取り込む。
【0052】データラッチ72の3ステート入力端ST
に入力されるパルスが「1」レベルから「0」レベルに
遷移する時、シフトレジスタ74はシリアル伝送モード
に設定される。これにより、シフトレジスタ74はデー
タラッチ72から供給されるパラレルの出力データワー
ドをシリアルに変換し、シリアルバス87を介して次段
の処理手段へ送出する。
【0053】上述した説明と同様の方法により、残る3
つのデータラッチ70a,70b,70cも個々の出力
データをシフトレジスタ74によってシリアル伝送す
る。シフトレジスタ74から転送される第1のワード
は、予めセッテイングされるディップスイッチ76の固
定ワードに対応する。シフトレジスタ74から転送され
る残り3つの第2〜第4ワードは、それぞれ超音波マイ
クロフォン18,20,22が受信した信号に由来す
る。
【0054】したがって、データラッチ70aは、ロジ
ック制御回路52から信号線81を介して3ステート入
力端STに入力されるパルスに応じて出力データをシフ
トレジスタ74に供給し、当該レジスタ74によって第
2ワードとしてシリアル転送される。また、データラッ
チ70bは、ロジック制御回路52から信号線83を介
して3ステート入力端STに入力されるパルスに応じて
出力データをシフトレジスタ74に供給し、当該レジス
タ74によって第3ワードとしてシリアル転送される。
さらに、データラッチ70cは、ロジック制御回路52
から信号線85を介して3ステート入力端STに入力さ
れるパルスに応じて出力データをシフトレジスタ74に
供給し、当該レジスタ74によって第4ワードとしてシ
リアル転送される。これら動作を指示する信号のタイミ
ングについては図7を参照して説明する。
【0055】3次元画像を制御するソフトウェアに上記
第1〜第4のワードデータの適正な作用を確保するため
に、デイップスイッチ76は超音波マイクロフォン1
8,20,22の受信した信号に由来する第2〜第4の
ワードデータを識別するバイナリデータ、すなわち、第
1のワードデータを出力する。ディップスイッチ76
は、所定のビットパターンが設定される複数の設定スイ
ッチからなり、超音波マイクロフォン18,20,22
の各々によって生成される連続データの先頭バイトを指
定する。
【0056】図7は、インタフェースユニット28(図
6参照)における全入出力信号のタイミング関係を示す
図である。論理レベルおよび状態は、既に図6を参照し
た各構成要素の説明において記述している。ところで、
論理形態はこの発明に関して使用される集積回路の要求
に応じて各種の形態とすることが可能である。
【0057】図7に示す線201は、ロジック制御回路
52によって生成されるパルス202を示す。前述した
ように、このパルス202は送信モジュール10(図1
参照)に供給されて超音波バースト信号を発生させると
共に、図6に示す単安定マルチバイブレータ56に供給
される。この単安定マルチバイブレータ56は、スパイ
ク信号204を発生する。このスパイク信号204は、
線203によって図示され、パルス202の前縁(立上
がり)に同期して発生するものであり、2進アップカウ
ンタ58a,58b,58cをリセットさせる。このパ
ルス202は、カウンタ58a,58b,58cに対
し、カウンタクロック信号206をカウントさせるた
め、SR型フリップフロップ61a,60b,60cを
セットする。
【0058】2進アップカウンタ58a,58b,58
cは、指定された超音波マイクロフォン18,20,2
2によって信号が受信されるまでカウントを続ける。例
えば、線207で示されるパルス208aは、パルス2
02が送出された後に有限な時間を経て単安定マルチバ
イブレータ64aから出力される。このパルス208a
は、フリップフロップ60aのリセット入力に供給さ
れ、該フリップフロップ60aをリセットし、出力を
「0」レベルにする。フリップフロップ60aが「0」
レベルの出力を発生している場合、アンドゲート66a
の出力は「0」になるので、線205で示されるカウン
タクロック信号206は2進アップカウンタ58aに供
給されず、当該カウンタ58aのカウント動作が停止す
る。
【0059】線209で示される時間領域210は、単
安定マルチバイブレータ64aがパルス208aを発生
する前までの期間であり、この期間中にカウンタ58a
がカウント動作する。時間領域212では、このパルス
208aが発生することによってクロック信号206が
カウンタ58aに供給されず、カウント動作が停止され
る。このように、時間領域210はカウンタ58aのデ
ータ変化状態を示し、時間領域212はカウンタ静止状
態を示す。
【0060】各超音波マイクロフォン18,20,22
からの情報を処理するために3つのチャンネルが使用さ
れるため、図7に示すタイムチャートの多くは互いに類
似する。線207,211および215は、例えば、単
安定マルチバイブレータ64a,64b,64cからそ
れぞれ出力されるパルス208a,208b,208c
を表す。線209,213および217は、それぞれ2
進アップカウンタ58a,58b,58cの出力を表
す。こうした類似性に基づき、チャンネル50aに関し
て説明し、他のチャンネル50b,50cは省略する。
【0061】線209,213および217で図示され
る時間領域212,214,216では、全ての2進ア
ップカウンタ58a,58b,58cが静止状態にあ
る。このような状態において、線219で示され、ロジ
ック制御回路52から出力される「1」レベルのパルス
信号(ストアパルス)218は、4つのデータラッチ7
0a,70b,70c,72のストア入力SFに入力さ
れる。この結果、データラッチ70a,70b,70c
は、それぞれ自身ラッチされるカウンタ58a,58
b,58cの値を更新する。線221,223,225
および227は、それぞれデータラッチ72,70a,
70b,70cの3ステート入力220,224,22
6および228の論理状態を示す。
【0062】パルス218の出現に先立つ、線221,
223,225および227で示す「0」レベルは、デ
ータラッチ70a,70b,70c,72の出力をオー
プン状態にする。ところで、このパルス218が出現し
た直後に、データラッチ72の3ステート入力へ線22
1で図示される「1」レベルのパルス220が入力され
る。このパルスは、データラッチ72の出力端を低イン
ピーダンスとし、これによって、シフトレジスタ74の
入力となるデータが出力に表れる。この期間中、ロジッ
ク制御回路52から出力されるロジック信号は、シフト
レジスタ74をパラレル動作モードに設定する。この結
果、シストレジスタ74はデータラッチ72の出力をパ
ラレルにロードする。パルス220の論理レベルが
「1」から「0」に遷移すると、シフトレジスタ74は
シリアル転送モードに設定され、線229で図示される
時間領域222にデータラッチ72の出力をシリアルデ
ータとして転送する。
【0063】上述した説明と同様に、データラッチ70
a〜70cにおいても、出力端を低インピーダンスとし
て出力データをシフトレジスタ74に供給する。続い
て、シフトレジスタ74は、シリアルデータラインを介
してシリアル転送する。このように、パルス224,2
26および228は、各々時間領域230,232,2
34で表されるシリアルデータストリームを発生する。
第1の時間領域222は、ディップスイッチ76の所定
のセッティングに対応する固定バイナリワードを表して
おり、他の3つの時間領域230,232および234
はそれぞれ超音波マイクロフォン18,20,22が受
信する信号に由来するデータワードとなる。
【0064】3つの超音波マイクロフォンに対して連続
的に変化する頭部の動きによって生成する情報を更新す
るためには、所定周期毎に前述した動作過程を繰返し実
行する。周期231は、期間233毎に繰返される。例
えば、トリガパルス208’は、パルス208に類似
し、時間領域210’および212’は各々時間領域2
10および212に類似する。
【0065】コンピュータプログラムは、各超音波マイ
クロフォンから得られるディジタル情報を処理するため
に用いられ、3次元空間に静止する3つの超音波マイク
ロフォンと送信モジュールとの瞬時距離を復元する。こ
のインタフェースとなるソフトウェアは、画像処理を行
うコンピュータへロードされるか、あるいは常駐され
る。前述した構成によるインタフェースユニット28
は、画像処理用コンピュータとRS−232等のシリア
ルインタフェースを介して接続される。そして、コンピ
ュータは、3次元画像を制御するインタフェース用ソフ
トウェアを介してシフトレジスタ74によってシリアル
転送される情報を取込む。
【0066】ソフトウェアは2つの主要な機能ユニット
に分けることができる。第1のユニットは、経過時間を
表すバイナリワードを直線距離に変換する機能を備え
る。この手続きは、次式(2)で表現されるように、比
較的簡単な関係で求められる。 d=v・t ・・・(2) ここで、dは求める直線距離、vは速度、tは経過時間
である。音速が一定で経過時間が測定されることから、
距離dは容易に算出される。ソフトウェアは、各種行列
計算技術を利用して3次元空間に置かれる3つのマイク
ロフォンの測定値から距離を算出する。このソフトウェ
アにおける第2のユニットは、画像処理ソフトウェアの
回転アルゴリズムに作用させるため、算出した距離を所
定の形式にする。この手法を用いる場合には、画像を生
成するソフトウェアのソースコードを理解し、3次元位
置を効率的に当該ソフトウェアに取込ませる必要があ
る。
【0067】他の実施例として、インタフェースユニッ
ト28にマイクロプロセッサ等を搭載し、このマイクロ
プロセッサによって超音波マイクロフォン18,20,
22からの信号をデータ列に変換させる。この場合、R
S−232等のシリアルバスを介して画像処理コンピュ
ータに接続するのに替えて、画像処理コンピュータが備
えるマウス用ポート、あるいはジョイステック用ポート
に直接接続させる。このようにすれば、マウスやジョイ
スティックなどの操作子と置き換えられ、マウスやジョ
イスティックを用いて3次元画像の遠近表示を手動制御
するのと同じ操作になる。
【0068】マイクロフォンによって生成されるデータ
列を処理するためのソフトウェアおよび必要となる全て
の回路を一体化した小型コンピュータは、上述した第1
のユニットに類似し、これによって生成される情報をマ
ウスやジョイスティックなどの装置によって生成される
通常形式の信号に変換する。インタフェースユニットを
インテリジェント、かつ、スタンドアロン形式なものと
する際には、3次元画像処理ソフトウェアに付帯する各
種インタフェースソフトウェアに対して完全な整合性を
持つことが必要になる。これまで、最適な実施例を説明
したが、本発明はこれに限定されることなく、特許請求
の範囲で規定される技術思想の下に、当業者であれば理
解し得る範囲の各種態様を含むものである。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、操作者の頭部に装着され、所定の時間間隔で所定周
波数の超音波信号を送信する送信手段と、前記コンピュ
ータモニタの周囲に幾何学的に配設され、前記送信手段
から送信される前記超音波信号を受信する複数の超音波
受信器と、前記複数の超音波受信器のそれぞれに接続さ
れ、各超音波受信器が受信した信号を前記コンピュータ
モニタと前記操作者の頭部との瞬時距離を表す複数のデ
ータに変換する測定手段とを設けたので、コンピュータ
モニタ上に表示される3次元画像を視る操作者の頭部の
動きに比例して遠近表示形態を直接的に制御し、これに
より、人が自然に経験するものと同じように遠近状態を
変化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例である3次元画像表示シ
ステムの概略構成を示す図。
【図2】同実施例における信号送信と信号受信とのタイ
ミング関係を説明するための図。
【図3】ワイヤレスハンドセットを適用した第2実施例
の概略構成を示す図。
【図4】ワイヤレスハンドセットを適用した変形例の概
略構成を示す図。
【図5】図4に示した変形例における信号送信と信号受
信とのタイミング関係を説明するための図。
【図6】本発明におけるコンピュータインタフェースの
構成を示すブロック図。
【図7】本発明におけるコンピュータインタフェースの
入出力タイミングを説明するための図。
【符号の説明】
10…送信モジュール(送信手段)、 12…ヘッドバンド、 14…操作者、 16…ディスプレイモニタ(コンピュータモニタ)、 18,20,22…超音波マイクロフォン(超音波受信
器)、 28…インタフェースユニット(測定手段)、 38…画像処理コンピュータ(コンピュータ)。

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータモニタ上の画像を視る操作
    者の頭部の動きに比例してコンピュータによって生成さ
    れた画像の遠近表示形態を制御する3次元画像表示シス
    テムにおいて、 操作者の頭部に装着され、所定の時間間隔で所定周波数
    の超音波信号を送信する送信手段と、 前記コンピュータモニタの周囲に幾何学的に配設され、
    前記送信手段から送信される前記超音波信号を受信する
    複数の超音波受信器と、 前記複数の超音波受信器のそれぞれに接続され、各超音
    波受信器が受信した信号を前記コンピュータモニタと前
    記操作者の頭部との瞬時距離を表す複数のデータに変換
    する測定手段とを具備することを特徴とする3次元画像
    表示システム。
  2. 【請求項2】 前記複数のデータを受信し、前記コンピ
    ュータモニタと前記操作者の頭部との間の瞬時距離に基
    づいて前記コンピュータモニタに表示される画像の遠近
    表示形態を変化させる処理手段を具備することを特徴と
    する請求項1記載の3次元画像表示システム。
  3. 【請求項3】 前記送信手段は、前記コンピュータモニ
    タに向けて超音波音響エネルギーを直接放射するよう前
    記操作者が装着するヘッドバンドに設けられ、可聴周波
    数の超音波を送信する送信モジュールを備えることを特
    徴とする請求項2記載の3次元画像表示システム。
  4. 【請求項4】 前記複数の超音波受信器は、前記コンピ
    ュータモニタの周囲に3つの超音波マイクロフォンを三
    角形状に配置されてなることを特徴とする請求項2記載
    の3次元画像表示システム。
  5. 【請求項5】 前記測定手段は、前記超音波マイクロフ
    ォンに対応する3つのチャンネルを有し、各チャンネル
    はそれぞれ同一構成によるアナログ部とディジタル部と
    からなり、 前記アナログ部は、信号調整手段と前記超音波マイクロ
    フォンから出力されるアナログ信号を所定のパルス信号
    に変換する第1の変換手段とから形成され、 前記ディジタル部は、前記パルス信号をバイナリワード
    に変換する第2の変換手段からなり、 前記バイナリワードは、前記コンピュータモニタと前記
    操作者の頭部との間を3次元座標系の一つの軸に沿った
    瞬時距離として表現し、 前記各チャンネルは、それぞれ前記3次元座標系の各軸
    に対応することを特徴とする請求項4記載の3次元画像
    表示システム。
  6. 【請求項6】 前記測定手段は、所定周波数の前記超音
    波信号を発生すると共に、前記送信手段へ所定周期毎に
    送信指示を与える超音波発振増幅手段を備えることを特
    徴とする請求項5記載の3次元画像表示システム。
  7. 【請求項7】 前記測定手段は、当該測定手段の動作を
    制御する制御手段と、前記バイナリワードの連続的な遷
    移を補償する前記処理手段とを備えることを特徴とする
    請求項6記載の3次元画像表示システム。
  8. 【請求項8】 前記処理手段は、前記バイナリワードを
    受信して3次元空間における前記コンピュータモニタと
    前記操作者の頭部との間の瞬時位置に変換するデータ変
    換手段を有し、 このデータ変換手段は、前記瞬時位置を、前記画像の遠
    近表示状態を変化させる画像処理ソフトウェアのX軸,
    Y軸およびZ軸回転アルゴリズムに作用する信号に変換
    することを特徴とする請求項7記載の3次元画像表示シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 コンピュータモニタ上の画像を視る操作
    者の頭部の動きに比例してコンピュータによって生成さ
    れた画像の遠近表示形態を制御する3次元画像表示シス
    テムにおいて、 操作者の頭部に設けられ、所定周期毎に所定周波数の超
    音波オーディオ信号をバースト送信する送信手段と、 前記コンピュータモニタの周囲に三角配置され、前記送
    信手段から送信される前記超音波オーディオ信号を受信
    する3つの超音波受信器と、 前記3つの超音波受信器のそれぞれに接続され、前記超
    音波オーディオ信号をバースト送信した時刻から各超音
    波受信器によって前記超音波オーディオ信号を受信した
    時刻までの経過時間を測定する測定手段とを備え、 前記経過時間は、前記コンピュータモニタに対する操作
    者の頭部の向きに依存すると共に、前記コンピュータモ
    ニタと前記操作者の頭部との瞬時距離に直接比例し、 前記測定手段は、3次元直交座標系で表される前記瞬時
    距離に対応する3つの距離信号を発生する距離信号発生
    手段と、この3つの距離信号を受信する手段であって、
    これら距離信号が表す前記操作者の頭部の動きに応じて
    前記コンピュータによって生成される3次元画像の遠近
    表示形態を更新する処理手段とを具備することを特徴と
    する3次元画像表示システム。
  10. 【請求項10】 前記送信手段は、前記コンピュータモ
    ニタに向けて超音波音響エネルギーを直接放射するよう
    前記操作者が装着するヘッドバンドに設けられ、可聴周
    波数の超音波を送信する送信モジュールを備えることを
    特徴とする請求項9記載の3次元画像表示システム。
  11. 【請求項11】 前記送信モジュールは、前記測定手段
    と送信信号線を介して接続され、この送信信号線には当
    該送信モジュールに前記超音波オーディオ信号の送信を
    指示する信号が供給されることを特徴とする請求項10
    記載の3次元画像表示システム。
  12. 【請求項12】 前記送信モジュールは、前記超音波オ
    ーディオ信号を送信させる高周波トリガ信号を受信する
    高周波受信器を備えることを特徴とする請求項10記載
    の3次元画像表示システム。
  13. 【請求項13】 前記送信モジュールは、前記超音波オ
    ーディオ信号の送信を指示する赤外光を受光する受光手
    段を備えることを特徴とする請求項10記載の3次元画
    像表示システム。
  14. 【請求項14】 前記3つの超音波受信器は、その指向
    軸を前記操作者の頭部に向けた3つの超音波マイクロフ
    ォンからなることを特徴とする請求項9記載の3次元画
    像表示システム。
  15. 【請求項15】 前記3つの超音波マイクロフォンは、
    前記コンピュータモニタの正面ベゼル上に配置されるこ
    とを特徴とする請求項14記載の3次元画像表示システ
    ム。
  16. 【請求項16】 前記3つの超音波マイクロフォンは、
    前記コンピュータモニタを取り囲むフレーム上に配置さ
    れることを特徴とする請求項9記載の3次元画像表示シ
    ステム。
  17. 【請求項17】 前記コンピュータは、マウス入力ポー
    トあるいはジョイスティック入力ポートを有し、 前記測定手段に含まれるインタフェースユニットは、前
    記3つの超音波マイクロフォンから出力されるアナログ
    信号をそれぞれデータ列に変換する3つのチャンネルを
    備え、 前記インタフェースユニットは、前記マウス入力ポート
    あるいはジョイスティック入力ポートに直接接続され、
    マウス操作子あるいはジョイスティック操作子をシミュ
    レートするプロセッサを備え、 前記プロセッサは、前記マウス操作子あるいはジョイス
    ティック操作子が発生するパルス列の形態に合致するよ
    う前記データ列を変換することを特徴とする請求項9記
    載の3次元画像表示システム。
  18. 【請求項18】 前記測定手段は、前記超音波マイクロ
    フォンに対応する3つのチャンネルを有し、各チャンネ
    ルはそれぞれ同一構成によるアナログ部とディジタル部
    とからなり、 前記アナログ部は、信号調整手段と前記超音波マイクロ
    フォンから出力されるアナログ信号を所定のパルス信号
    に変換する第1の変換手段とから形成され、 前記ディジタル部は、前記パルス信号を3つのデータ信
    号から形成されるバイナリワードに変換する第2の変換
    手段からなり、 前記3つのデータ信号から形成されるバイナリワード
    は、前記コンピュータモニタと前記操作者の頭部との間
    を3次元座標系の一つの軸に沿った瞬時距離として表現
    し、 前記各チャンネルは、それぞれ前記3次元座標系の各軸
    に対応することを特徴とする請求項14記載の3次元画
    像表示システム。
  19. 【請求項19】 前記測定手段は、所定周波数の前記超
    音波信号を発生すると共に、前記送信手段へ所定周期毎
    に送信指示を与える超音波発振増幅手段を備えることを
    特徴とする請求項18記載の3次元画像表示システム。
  20. 【請求項20】 前記測定手段は、当該測定手段の動作
    を制御する制御手段と、前記バイナリワードの連続的な
    遷移を補償する前記処理手段とを備えることを特徴とす
    る請求項19記載の3次元画像表示システム。
  21. 【請求項21】 前記信号調整手段は、前記送信手段か
    ら送信される超音波信号の周波数に同調して前記3つの
    超音波マイクロフォンのいずれか1つから出力されるア
    ナログ信号に含まれる低周波成分の不要ノイズを最小化
    するアクティブフィルタと、 前記アクティブフィルタから出力されるアナログ信号を
    ノイズの無いトリガパルス信号に変換する自動利得制御
    /スレッショルド検出回路とを備えることを特徴とする
    請求項18記載の3次元画像表示システム。
  22. 【請求項22】 前記アナログ信号を変換する手段は、
    前記トリガパルス信号を受信して前記ディジタル部によ
    って処理される信号であって、パルス幅が固定された矩
    形パルス信号を出力することを特徴とする請求項21記
    載の3次元画像表示システム。
  23. 【請求項23】 前記アナログ信号を変換する手段は、
    2入力アンドゲートの第1の入力端にSR型フリップフ
    ロップの出力が入力され、当該アンドゲートの第2の入
    力端に連続したクロック信号が入力される構成を有し、
    前記矩形パルス信号が供給されるまで「0」レベルの出
    力を発生し、当該矩形パルス信号が供給された時に
    「1」レベルの出力を発生するゲート手段と、 制御手段から供給される制御信号に従って初期化される
    手段であって、前記ゲート手段から「0」レベルの信号
    が供給されるまでカウント動作を継続し、当該「0」レ
    ベルの信号を受けた時点でカウント値を一時記憶するカ
    ウント手段と、 前記制御手段から供給されるストアパルス信号に応じて
    前記カウント手段に一時記憶されるカウント値をラッチ
    してシフトレジスタに書き込むラッチ手段とを具備する
    ことを特徴とする請求項22記載の3次元画像表示シス
    テム。
  24. 【請求項24】 前記処理手段は、前記バイナリワード
    に基づいて3次元座標系における前記コンピュータモニ
    タに対する前記操作者の頭部の瞬時位置を生成すると共
    に、画像回転アルゴリズムに作用させるように前記瞬時
    位置を変換する手段を備え、 前記画像回転アルゴリズムは、前記3次元座標系におけ
    るX軸,Y軸およびZ軸回りに画像回転させ、前記コン
    ピュータによって生成される画像の遠近表示状態を前記
    瞬時位置に応じて変化させることを特徴とする請求項2
    3記載の3次元画像表示システム。
  25. 【請求項25】 前記処理手段は、前記コンピュータと
    入出力ポートを介して接続されるマイクロプロセッサを
    備え、このマイクロプロセッサは、予めプログラミング
    された動作に基づき、前記3つのチャンネルの各々から
    供給される前記カウント値を時間信号に変換し、この時
    間信号と音速定数とを乗算して前記X軸,Y軸およびZ
    軸毎の距離信号を発生することを特徴とする請求項24
    記載の3次元画像表示システム。
  26. 【請求項26】 コンピュータモニタ上の画像を視る操
    作者の頭部の動きに比例してコンピュータによって生成
    される3次元画像の遠近表示形態を制御する3次元画像
    表示システムにおいて、(a)前記コンピュータモニタ
    に対向する操作者の頭部に極めて接近した位置から所定
    周期毎に所定周波数の超音波信号を送信する第1のステ
    ップと、(b)前記コンピュータモニタに極めて接近し
    た位置に配設される複数の超音波受信器によって前記超
    音波信号を受信した時点と前記超音波信号を送信した時
    点との経過時間を測定する第2のステップと、(c)受
    信した信号を前記コンピュータモニタと前記操作者の頭
    部との間の瞬時距離を表す複数の距離データに変換する
    第3のステップと、(d)前記複数の距離データを処理
    して前記コンピュータモニタと前記操作者の頭部との間
    の瞬時距離に応じて前記コンピュータモニタに表示され
    る前記3次元画像の遠近表示形態を変化させる第4のス
    テップとを具備することを特徴とする3次元画像表示シ
    ステム。
  27. 【請求項27】 前記第1のステップは、前記コンピュ
    ータモニタに向けて直接的に超音波音響エネルギーを放
    射することを特徴とする請求項26記載の3次元画像表
    示システム。
  28. 【請求項28】 前記第2のステップは、前記超音波信
    号を検出して当該超音波信号からバックグラウンドノイ
    ズを除去するフィルタリングを施すと共に、このフィル
    タリングを施した信号をディジタル処理するためのパル
    ス信号に変換することを特徴とする請求項27記載の3
    次元画像表示システム。
  29. 【請求項29】 前記第3のステップは、前記パルス信
    号の発生間隔に対応する経過時間を表すバイナリカウン
    トデータを発生すると共に、当該バイナリカウントデー
    タをシフトさせて処理手段に供給し、 この処理手段は、前記バイナリカウントデータを、前記
    画像の遠近表示状態を変化させる画像処理ソフトウェア
    のX軸,Y軸およびZ軸回転アルゴリズムに作用する信
    号に変換することを特徴とする請求項28記載の3次元
    画像表示システム。
  30. 【請求項30】 前記第4のステップは、時間的な測定
    値を前記X軸,Y軸およびZ軸回転アルゴリズムに作用
    するための3次元距離に変換することを特徴とする請求
    項26記載の3次元画像表示システム。
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