JPH0668092U - 移調・変調変換器 - Google Patents
移調・変調変換器Info
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- JPH0668092U JPH0668092U JP1334193U JP1334193U JPH0668092U JP H0668092 U JPH0668092 U JP H0668092U JP 1334193 U JP1334193 U JP 1334193U JP 1334193 U JP1334193 U JP 1334193U JP H0668092 U JPH0668092 U JP H0668092U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造が簡潔で、初心者でも簡単に曲の移調・
変調ができる移調・変調変換器を提供する。 【構成】 音階を低い方の音から高い方の音に順に半音
毎に一列に等間隔で表示した主音階表示体1と、音階を
主音階表示体1と同様に表示した副音階表示体2とを、
両音階表示体1、2の音階を対比できる様に並べ、両音
階表示体1、2を音階の配列方向に相対的に移動可能と
した。両音階表示体1、2をスライド可能として相対的
に移動可能とした。両音階表示体1、2を相対的に回転
可能なリング状にした。副音階表示体2に数種類の音階
を複数列表示し、複数列の音階の配列に沿って主音階表
示体1をスライド可能とした。両音階表示体1、2を相
対的に回転可能なロール状にした。
変調ができる移調・変調変換器を提供する。 【構成】 音階を低い方の音から高い方の音に順に半音
毎に一列に等間隔で表示した主音階表示体1と、音階を
主音階表示体1と同様に表示した副音階表示体2とを、
両音階表示体1、2の音階を対比できる様に並べ、両音
階表示体1、2を音階の配列方向に相対的に移動可能と
した。両音階表示体1、2をスライド可能として相対的
に移動可能とした。両音階表示体1、2を相対的に回転
可能なリング状にした。副音階表示体2に数種類の音階
を複数列表示し、複数列の音階の配列に沿って主音階表
示体1をスライド可能とした。両音階表示体1、2を相
対的に回転可能なロール状にした。
Description
【0001】
本考案の移調・変調変換器は楽譜に記載された曲(例えばハ長調の曲)を他の 曲(例えばヘ長調の曲)に移調(変調)する場合に使用されるものである。
【0002】
音楽では音の高低をハ、ニ、ホ、ヘ、ト、イ、ロ(ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ 、シ或はC、D、E、F、G、A、B等で記述されることもある)の7つの幹音 で記述している。この7つの幹音は図5(a)に示す五線譜Aの線とその間に記 されるもので、ハニ、ニホ、ヘト、トイ、イロの各音間の高さの隔たりは全て等 間隔になっているが、ホヘ、ロハの間だけは他の間隔よりも狭くなっている。こ の狭い方の間隔は半音と呼ばれ、広い方の間隔は全音と呼ばれる。また、全音に はその間に派生音と呼ばれる音がある。このハニ、ニホ、ヘト、トイ、イロの各 音間にある派生音は幹音の様に五線譜上の位置で表すことができないため、その 上側の幹音にその音を半音下げる♭(フラット)記号を付すか、或は下側の幹音 にその音を半音上げる#(シャープ)記号を付して記述している。
【0003】 この様に各幹音の間隔が全音であったり、半音であったりするため、例えばハ 長調の曲をト長調に移調(変調ともいう)する場合、図5(a)に示すハ調長音 階(ハ長調)の音列を例にとって説明すると、その音列を4つ上に移した後に更 にその音列が元の長音階の形と等しくなるように第7音のヘに#を付けてその音 を半音上げ{同図(b)}、またハ長調の曲をヘ長調に移調させる場合、図4( a)のハ調長音階(ハ長調)の音列を4つ下に移した後にさらにその音列が元の 長音階の形と等しくなるように第4音のロに♭を付けてその音を半音下げなけれ ばならない{同図(c)}。
【0004】
前述のような音階(曲)の移調は、例えばギター奏者がボーカルの音域に合わ せて旋律を上げたり下げたりするような場合や、曲の感じを明るくしたり暗くし たりするような場合、或はトランペット、フルート等の移調楽器で曲を演奏する ような場合に必要となる。しかし移調は前記したように単に楽譜に記載されてい る音符を上下に何段かスライドさせるだけではないため、音楽を熟知している人 にとってはそう難しい作業ではなくても、初心者にとっては非常にやっかいな作 業であった。
【0005】 本考案の目的は、構造が簡潔で、しかも初心者でも簡単に曲の移調・変調がで きるようにした移調・変調変換器を提供することにある。
【0006】
本考案のうち請求項1の移調・変調変換器は図1に示す様に、音階を低い方の 音から高い方の音に順々に半音毎に一列に等間隔で表示した主音階表示体1と、 音階を低い方の音から高い方の音に順々に半音毎に一列に前記主音階表示体1の 配列間隔と同間隔で表示した副音階表示体2とを、両音階表示体1、2の音階を 対比できる様に並べ、両音階表示体1、2を音階の配列方向に相対的に移動可能 として、両音階表示体1、2の音階の配列の対比を変更可能としたものである。
【0007】 本考案のうち請求項2の移調・変調変換器は図1に示す様に、請求項1の音階 表示体1、2を二列に並べて配列し、両音階表示体1、2を相対的にスライド可 能とすることにより、両音階表示体1、2の音階のの配列の対比を変更可能とし たものである。
【0008】 本考案のうち請求項3の移調・変調変換器は図2に示す様に、音階を低い方の 音から高い方の音に順々に半音毎にリング状に均等間隔で表示した主音階表示体 1と、同じく音階を低い方の音から高い方の音に順々にリング状に前記主音階表 示体1の配列間隔と同間隔で表示した副音階表示体2とを、その音階を同時に見 比べられる様に同心円上に配置し、両音階表示体1、2を相対的に回転可能とし て、両音階表示体1、2の音階の配列の対比を変更可能としたものである。
【0009】 本考案のうち請求項4の移調・変調変換器は図3に示す様に、音階を低い方の 音から高い方の音に順々に半音毎に一列に等間隔で表示した主音階表示体1と、 音階を低い方の音から高い方の音に順々に半音毎に一列に且つ音階の始まりの音 を互いに異ならせて複数列表示した副音階表示体2とを、主音階表示体1の音階 といずれかの副音階表示体2の音階とを対比できるように並べ、両音階表示体1 、2を複数の副音階表示体2の配列方向に相対的に移動可能として、両音階表示 体1、2の音階の配列の対比を変更可能としたものである。
【0010】 本考案のうち請求項5の移調・変調変換器は図4に示す様に、音階を低い方の 音から高い方の音に順々に半音毎に一列に等間隔で表示したロール状の主音階表 示体1と、音階を低い方の音から高い方の音に順々に半音毎に一列に且つ音階の 始まりの音を互いに異ならせて複数列表示したロール状の副音階表示体2とを同 軸心上に組合わせ、主音階表示体1の音階といずれかの副音階表示体2の音階と の対比を変更できるように両音階表示体1、2を相対的に回転可能としたもので ある。
【0011】
本考案のうち請求項1、2の移調・変調変換器では、主音階表示体1と副音階 表示体2とをそれらの長手方向にスライドさせて、例えばハ長調の曲をト長調に 移調する場合には、主音階表示体1のハ長調の曲の主音(ハ音:図1ではド)の ところに副音階表示体2の移調後のト長調の曲の主音(ト音:図ではソ)を合わ せる。また、ハ長調の曲をヘ長調に移調する場合には、主音階表示体1のハ長調 の主音(ハ音:図ではド)のところに副音階表示体2の移調後のヘ長調の曲の主 音(ヘ音:図ではファ)を合わせると、主音階表示体1の各音に対応する副音階 表示体2の各音が移調後の音となる。
【0012】 本考案のうち請求項3の移調・変調変換器では、主音階表示体1と副音階表示 体2とを回転させて、主音階表示体1の移調前の主音といずれかの列の副音階表 示体2の移調後の主音と合わせれば、主音階表示体1の各音に対応する副音階表 示体2の各音が移調後の音となる。
【0013】 本考案のうち請求項4の移調・変調変換器では、主音階表示体1と種類の異な る音階が複数列に表示された副音階表示体2とを、その複数列の音階の配列方向 にスライドさせて、主音階表示体1の移調前の主音といずれかの列の副音階表示 体2の移調後の主音と合わせれば、主音階表示体1の各音に対応する副音階表示 体2の各音が移調後の音となる。
【0014】 本考案のうち請求項5の移調・変調変換器では、主音階表示体1と種類の異な る音階が複数列に表示された副音階表示体2とを回転させて、主音階表示体1の 移調前の主音といずれかの列の副音階表示体2の移調後の主音と合わせれば、主 音階表示体1の各音に対応する副音階表示体2の各音が移調後の音となる。
【0015】
【実施例1】 図1は本考案の請求項1、請求項2の移調・変調変換器の一実施例を示したも のである。この移調・変調変換器は主音階表示体1と副音階表示体2とからなる 。
【0016】 前記の主音階表示体1はプラスチック製の細長の固定板10の長手方向にガイ ド溝10aを設け、同固定板10の表面にその長手方向に沿って同図(b)に示 す様に1オクターブ分の音階の音を半音毎にABC・・・のイギリス語音名とラ シド・・・のイタリア語音名で表示してある。具体的には前記固定板10に左側 から順番に等間隔でA、A#、B♭B、C、C#D♭、D、D#E♭、E、F、 F#G♭、G、G#A♭の12のイギリス語音名を表示し、幹音の所にはそれら の音名に対応するラ、シ、ド、レ、ミ、ファ、ソのイタリア語音名を表示してあ る。
【0017】 前記の副音階表示体2は主音階表示体1のガイド溝10a内にスライド可能で 且つ差し換え可能に差込まれたプラスチック製の細長の移動板11の表面に、そ の長手方向に沿って1.3オクターブ分の音階を半音毎にABC・・・のイギリ ス語音名と、ラシド・・・のイタリア語音名で表示してある。具体的には移動板 11に手前側から順番に前記固定板10と同じ間隔でC、C#D♭、D、D#E ♭、E、F、F#G♭、G、G#A♭、A、A#B♭、B、C、C#D♭、D、 D#E♭の16のイギリス語音名を表示し、さらに幹音の所には対応するド、レ 、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド、レのイタリア語音名を表示してある。更に、ピア ノの鍵盤と同じ様に幹音と幹音の間の派生音のところには黒いラインを表示して ある。
【0018】 また図1(a)に示される様に、移動板11には同じ形状に形成された第二、 第三、・・・の移動板15、16、・・・をリング17で数枚取り付けてある。 これら第二、第三、・・・の移動板15、16、・・・には移動板11と同じ様 に半音毎にイギリス語音名及びイタリア語音名を表示してあるが、各移動板15 、16、・・・毎に表示する音名の始まりの位置の音(主音)を前記移動板11 より所望の音だけずらしてある。例えば第二の移動板15にはDを主音として音 階を表示し、第三の移動板16にはGを主音として音階を表示する等してある。 実際には使用する楽器に合わせて固定板10と移動板15、16とのオーバーラ ップ量が多くなるように設定すると良い。
【0019】 前記固定板10、移動板11に表示する音階の範囲は夫々1オクターブ以上と するのが望ましいが、場合によっては1オクターブのうちの最も高い音(或は最 も低い音)は表示しなくても良い。また音名にイロハニホヘトのような日本語音 名を表示しても良く、更に他の国語の音名で表示しても良い。
【0020】
【実施例2】 図2は本考案の請求項3の移調・変調変換器の一実施例を示したものである。 この移調・変調変換器は主音階表示体1をプラスチック製のリング状とし、その 内側に円盤状の副音階表示体2を同心円上に回転自在に取付けてなる。
【0021】 そして、前記の主音階表示体1はリング状の固定板20の表面の全周に1オク ターブ分の音階を半音毎にABC・・・のイギリス語音名、ラシド・・・のイタ リア語音名で表示してなる。具体的には固定板20にその円周方向に沿って順々 に均等間隔でA、A#B♭、B、C、C#D♭、D、D#E♭、E、F、F#G ♭、G、G#A♭と12ののイギリス語音名を表示し、それらのうちの幹音の所 にはそれらに対応するラ、シ、ド、レ、ミ、ファ、ソのイタリア語音名を表示し てある。
【0022】 前記の副音階表示体2は回転板21の外周部全周にリング状に1オクターブ分 の音階を半音毎にABC・・・のイギリス語音名、ラシド・・・のイタリア語音 名で表示してなる。具体的には回転板21にその円周方向に沿ってリング状に順 々に均等間隔でA、A#B♭、B、C、C#D♭、D、D#E♭、E、F、F# G♭、G、G#A♭と12のイギリス語音名を表示し、さらに、そのうちの幹音 の箇所にはそれらに対応するラ、シ、ド、レ、ミ、ファ、ソのイタリア語音名が 表示されてなる。
【0023】 この円形の移調・変調変換器では、固定板20と回転板21とに夫々1オクタ ーブ分の音階を表示すれば、どのような曲間の移調にも容易に対応できるため便 利である。
【0024】
【実施例3】 図3は本考案の請求項4の移調・変調変換器の一実施例を示したものである。 この移調・変調変換器はプラスチック製の細長板状の主音階表示体1と、プラス チック製の板状の副音階表示体2とから構成され、その主音階表示体1を副音階 表示体2の上に重ねて上下にスライド可能としてある。
【0025】 前記の主音階表示体1はプラスチック製の細長板31の表面に、その軸方向に 沿って1オクターブ分の音階を半音毎にABC・・・のイギリス語音名と、ラシ ド・・・のイタリア語音名で表示してある。具体的には細長板31の表面にその 軸方向に沿って手前側から順番に等間隔でA、A#B♭、B、C、C#D♭、D 、D#E♭、E、F、F#G♭、G、G#A♭の12のイギリス語音名を表示し 、またそれらのうちの幹音の箇所にはそれらに対応するラ、シ、ド、レ、ミ、フ ァ、ソのイタリア語音名を表示してある。また、その音階の下方に細長の開口窓 33を形成してなる。
【0026】 前記の副音階表示体2はプラスチック製の平板32の表面に、その軸方向に沿 って1オクターブ分の音階を半音毎にABC・・・のイギリス語音名と、ラシド ・・・のイタリア語音名を表示し、しかも、その列の上下に、始まりの音(主音 )を全音づつずらした音階を縦方向に複数列表示してある。具体的には平板32 の表面にその軸方向に沿って手前側から順番に前記細長板31のそれと同じ間隔 でA、A#B♭、B、C、C#D♭、D、D#E♭、E、F、F#G♭、G、G #A♭の12のイギリス語音名を一列に表示すると共にイタリア語音名を表示し 、更に、その列の上下に基準(主音)を全音だけずらしてA#B♭、B、C、C #D♭、D、D#E♭、E、F、F#G♭、G、G#A♭、Aのイギリス語音名 を表示すると共にイタリア語音名を表示し、同様にして複数列の音階を表示して ある。
【0027】 前記主音階表示体1、副音階表示体2に表示する音階の範囲は夫々1オクター ブ以上とするのが望ましいが、場合によっては1オクターブのうちの最も高い音 (或は最も低い音)は表示しなくても良い。
【0028】 そして、前記細長板31を前記平板32に図3(c)のように嵌合して、主音 階表示体1を副音階表示体2の上に縦方向にスライド可能とし、その主音階表示 体1を副音階表示体2に縦方向にスライドさせることにより、副音階表示体2の いずれか一列の音階が主音階表示体1の前記開口窓33に表示されるようにして ある。また、主音階表示体1をスライドさせて開口窓33の位置を変えることに より、同開口窓33に表示される副音階表示体2の音階の列を変えることができ るようにしてある。
【0029】
【実施例4】 図4は本考案の請求項5の移調・変調変換器の一実施例を示したものである。 この移調・変調変換器は主音階表示体1をプラスチック製のロール状とし、その 内側にプラスチック製のロール状の副音階表示体2を同軸上に回転自在に取付け てなる。
【0030】 前記の主音階表示体1は図3(a)の主音階表示体1を中空のロール25に成 形したものである。即ち、プラスチック製のロール25の表面に、その軸方向に 沿って1オクターブ分の音階を半音毎にABC・・・のイギリス語音名と、ラシ ド・・・のイタリア語音名で表示してある。具体的にはロール25の表面にその 軸方向に沿って手前側から順番に等間隔でA、A#B♭、B、C、C#D♭、D 、D#E♭、E、F、F#G♭、G、G#A♭の12のイギリス語音名を表示し 、またそれらのうちの幹音の箇所にはそれに対応するラ、シ、ド、レ、ミ、ファ 、ソのイタリア語音名を表示してある。また、ロール25の音階の下方には、細 長の開口窓28が形成されている。
【0031】 前記の副音階表示体2は図3(a)の副音階表示体2を中空のロール25状に 成形したものである。即ち、前記ロール25より径の小さいプラスチック製のロ ール状の回転体26の表面に、その軸方向に沿って1オクターブ分の音階を半音 毎にABC・・・のイギリス語音名とラシド・・・のイタリア語音名で表示し、 しかも、その列の上下に、始まりの音(主音)を全音づつずらした音階をたて方 向に複数列表示してある。具体的には図3(b)の平板32と同様に、回転体2 6の表面にその軸方向に沿って手前側から順番に前記ロール25のそれと同じ間 隔でA、A#B♭、B、C、C#D♭、D、D#E♭、E、F、F#G♭、G、 G#A♭の12のイギリス語音名を一列に表示し、さらに、その列の上下に始ま りの音(主音)を前音だけずらしてA#B♭、B、C、C#D♭、D、D#E♭ 、E、F、F#G♭、G、G#A♭、Aのイギリス語音名を表示し(図示されて いない)、同様にして複数列の音階を表示してある。
【0032】 前記主音階表示体1、副音階表示体2に表示する音階の範囲は夫々1オクター ブ以上とするのが望ましいが、場合によっては1オクターブのうちの最も高い音 (或は最も低い音)は表示しなくても良い。
【0033】 そして、前記回転体26を前記ロール25の内側に同軸上に回転自在に取り付 けて、同回転体26を回転させることにより同回転体26のいずれか一列の音階 がロール25の前記開口窓28に表示されるようにしてある。また、回転体26 の長手方向一端にはそれを回転させるための摘み27を取り付けてある。
【0034】
本考案の移調・変調変換器を使用すれば初心者でも簡単に移調後の音を知るこ とができるため、異なる曲間の移調・変調を手軽に行うことができる。また、構 造が簡単であるため安価でもある。
【図1】(a)は本考案の移調・変調変換器の第一の実
施例を示す斜視図、(b)はその平面図。
施例を示す斜視図、(b)はその平面図。
【図2】本考案の移調・変調変換器の第二の実施例を示
す平面図。
す平面図。
【図3】本考案の移調・変調変換器の第三の実施例を示
すもので、(a)は主音階表示体の平面図、(b)は副
音階表示体に主音階表示体を嵌合した状態の平面図、
(c)は副音階表示体に主音階表示体を嵌合した状態の
底面図。
すもので、(a)は主音階表示体の平面図、(b)は副
音階表示体に主音階表示体を嵌合した状態の平面図、
(c)は副音階表示体に主音階表示体を嵌合した状態の
底面図。
【図4】本考案の移調・変調変換器の第四の実施例を示
す斜視図。
す斜視図。
【図5】(a)〜(c)は移調による音階の変化を説明
するための説明図。
するための説明図。
1 主音階表示体 2 副音階表示体
Claims (5)
- 【請求項1】 音階を低い方の音から高い方の音に順々
に半音毎に一列に等間隔で表示した主音階表示体1と、
音階を低い方の音から高い方の音に順々に半音毎に一列
に前記主音階表示体1の配列間隔と同間隔で表示した副
音階表示体2とを、両音階表示体1、2の音階を対比で
きる様に並べ、両音階表示体1、2を音階の配列方向に
相対的に移動可能として、両音階表示体1、2の音階の
配列の対比を変更可能としたことを特徴とする移調・変
調変換器。 - 【請求項2】 前記音階表示体1、2を二列に並べて配
列し、両音階表示体1、2を相対的にスライド可能とす
ることにより、両音階表示体1、2の音階のの配列の対
比を変更可能としたことを特徴とする請求項1の移調・
変調変換器。 - 【請求項3】 音階を低い方の音から高い方の音に順々
に半音毎にリング状に均等間隔で表示した主音階表示体
1と、同じく音階を低い方の音から高い方の音に順々に
リング状に前記主音階表示体1の配列間隔と同間隔で表
示した副音階表示体2とを、その音階を同時に見比べら
れる様に同心円上に配置し、両音階表示体1、2を相対
的に回転可能として、両音階表示体1、2の音階の配列
の対比を変更可能としたことを特徴とする移調・変調変
換器。 - 【請求項4】 音階を低い方の音から高い方の音に順々
に半音毎に一列に等間隔で表示した主音階表示体1と、
音階を低い方の音から高い方の音に順々に半音毎に一列
に且つ音階の始まりの音を互いに異ならせて複数列表示
した副音階表示体2とを、主音階表示体1の音階といず
れかの副音階表示体2の音階とを対比できるように並
べ、両音階表示体1、2を複数の副音階表示体2の配列
方向に相対的に移動可能として、両音階表示体1、2の
音階の配列の対比を変更可能としたことを特徴とする移
調・変調変換器。 - 【請求項5】 音階を低い方の音から高い方の音に順々
に半音毎に一列に等間隔で表示したロール状の主音階表
示体1と、音階を低い方の音から高い方の音に順々に半
音毎に一列に且つ音階の始まりの音を互いに異ならせて
複数列表示したロール状の副音階表示体2とを同軸心上
に組合わせ、主音階表示体1の音階といずれかの副音階
表示体2の音階との対比を変更できるように両音階表示
体1、2を相対的に回転可能としたことを特徴とする移
調・変調変換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1334193U JPH0668092U (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 移調・変調変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1334193U JPH0668092U (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 移調・変調変換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0668092U true JPH0668092U (ja) | 1994-09-22 |
Family
ID=11830426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1334193U Pending JPH0668092U (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 移調・変調変換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0668092U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012078846A (ja) * | 2011-11-16 | 2012-04-19 | Hideo Watanabe | 移調装置 |
JP2015145932A (ja) * | 2014-02-01 | 2015-08-13 | 文泰 齊川 | 鍵盤楽器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6046596B2 (ja) * | 1979-08-20 | 1985-10-16 | ア−ルシ−エ− コ−ポレ−ション | スケルチ回路 |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP1334193U patent/JPH0668092U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6046596B2 (ja) * | 1979-08-20 | 1985-10-16 | ア−ルシ−エ− コ−ポレ−ション | スケルチ回路 |
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