JPH0667865U - エネルギー貯蔵型風力発電機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 クリーンエネルギーを安定供給すること。 【構成】 従来の風力発電に，重力による位置エネルギ
ー貯蔵装置を設置した。つまり風力による回転エネルギ
ーを（１）とし，余剰エネルギーを，コントロール装置
（２）によって複数の貯蔵装置（３）に貯え，必要時
（３）から同の回転エネルギーを（４）の発電装置へ供
給する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は，電力を，その資源を心配することなく，半無限に供給する風力発 電に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来，電力エネルギーの貯蔵は非常に困難であり，かつ効率が悪かった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

そのため，電力資源開発は，いまや人類にとって，最も重要な課題である。 本考案は，エネルギーの供給と、貯蔵を同時に解決するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、エネルギーを交換して貯蔵するものである。すなわち、風力による 回転エネルギー（１）を，電力供給過剰時に，コントロール装置（２）により， 発電可能エネルギー貯蔵装置（３）へ，重力による位置エネルギー等に変換して 貯蔵するものである。その他弾性エネルギー，圧力エネルギー等が考えられる。

【０００５】

【作用】

風力による回転回エネルギーは，直接電力を供給するが，夜間等，電力消費が 減少する時，あるいは，適度の強風によって，電力供給過剰時に，これをキャッ チした，コントロール装置（２）によって，余剰エネルギーを変換すべく，エネ ルギー貯蔵装置（３）に連結され，重りをつるした，重力による位置エネルギー 等に，変換され，貯蔵される。

【０００６】

【実施例】

本考案を説明すれば， （イ）通常，風力の回転エネルギー（１）は，コントロール装置（２）よって発 電装置（４）に連結されている。 （ロ）回転エネルギー（１）は，供給過剰のため，エネルギー貯蔵装置（３）に も同時に連結されている。その度合はコントロール装置（２）によって操作され ，角度を持った歯車で自動制御され，位置エネルギー変換すべく（３）を回転す る。 （Ａ）回転エネルギー（１）の供給不足のため，その度合によって貯蔵装置（３ ）からこれも角度を持った歯車で自動制御され，（４）の発電装置へ，同質の回 転エネルギーを供給する。

【０００７】

【考案の効果】

今日，人類がかかえる重要課題の一つに，クリーンエネルギー安定供給があ る。まさにエネルギー問題こそ，早急に解決しなければならない課題である。 そのエネルギーが，半無尽蔵に，しかもクリーンな型で容易に貯えられ，おお よそ極寒地帯はおろか，離れ島，陸の弧島，大平原等においても建設可能であ り，その効果は，計り知れないと考える。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の状態を示す正面略図

【図２】 本考案の分解略図

【符号の説明】

（１）風力による回転エネルギー （２）コントロール装置 （３）エネルギー貯蔵装置 （４）発電装置

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】風力発電による回転エネルギー（１）を，
   コントロール装置（２）により，電力供給過剰時におい
   て，複数の発電可能エネルギー貯蔵装置（３）へ，重力
   による位置エネルギー等に変換し，貯蔵し，必要時に風
   力による回転エネルギーと同質のエネルギーを供給する
   ことを特徴とした風力発電である。