JPH0667662B2 - 静電的に印刷物を作成する方法 - Google Patents

静電的に印刷物を作成する方法

Info

Publication number
JPH0667662B2
JPH0667662B2 JP63069196A JP6919688A JPH0667662B2 JP H0667662 B2 JPH0667662 B2 JP H0667662B2 JP 63069196 A JP63069196 A JP 63069196A JP 6919688 A JP6919688 A JP 6919688A JP H0667662 B2 JPH0667662 B2 JP H0667662B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
toner
color
potential
developer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63069196A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63265275A (ja
Inventor
ジー.パーカー デルマー
ディー・トムプソン マイクル
エム.フレッチャー ジェラルド
Original Assignee
ゼロツクス コーポレーシヨン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ゼロツクス コーポレーシヨン filed Critical ゼロツクス コーポレーシヨン
Publication of JPS63265275A publication Critical patent/JPS63265275A/ja
Publication of JPH0667662B2 publication Critical patent/JPH0667662B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Printing Methods (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)
  • Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、一般に、異なる種類のインキを使用して銀行
小切手又はこれに類似の書類又は物体を印刷すること、
特に、そのための、文字認識装置によつて認識するのに
適合した文字及びこのような装置によつて認識すること
のできない文字を含むトナー像を形成する静電印刷方法
に関する。トナーの異なる型式は、同色であつても、色
を異にしてもよい。
[従来の技術] 本発明は、ゼログラフイ技術に又は印刷技術に利用され
る。ゼログラフイの実施に当つては、まず、光導電絶縁
表面、受光体又は光導電体を一様に帯電させることによ
つて得られるゼログラフイ表面上に静電潜像を形成す
る。電荷は、原稿画像に相当する活性化放射図形に従つ
て選択的に消散する。電荷の選択的消散は、放射を当て
られなかつた領域に相当する作像表面上に潜在的電荷図
形を残す。
この電荷図形は、トナーで以てこれを現像することによ
つて可視化される。トナーは、一般に、静電的吸引力に
よつて電荷図形に付着する着色粉である。
こうして可視化された現像は、次いで、作像表面に定着
されるか、又は、平坦な紙などのような支持基板に転写
されてこれに定着される。
電荷図形を形成しかつ現象する方法は、全体的に、C.F.
カールソン(Carson)に交付された米国特許第2,297,69
1号に記載されている。静電荷像を形成しかつ現像する
さらに他の装置は、J.P.エベルト(Ebert)に交付され
た米国特許第2,647,464号、R.M.シヤフエルト(Schaffe
rt)に交付された米国特許第2,576,047号、及びL.E.ウ
オークアツプ(Walkup)に交付された米国特許第2,825,
814号に記載されている。
単一基板上に静電的に画像を形成するに当つてトナーの
異なる型式を使用することが、1986年2月25日付ビーン
(Bean)他に交付された米国特許第4,572,647号及び198
5年4月9日付ウイーグル(Weigl)に交付された米国特
許第4,509,850号に開示されている。米国特許第4,572,6
47号は、磁気有極性又は磁気分極した現像用粒子と組み
合わせて帯電絶縁現像用粒子を使用することを開示して
おり、一方、米国特許第4,509,850号は、帯電現像用粒
子と組み合せて有極性又は分極性粒子を使用することを
開示している。
1985年5月14日付グリユーバ(Gruber)他に交付された
米国特許第4,517,268号に開示されているように、磁気
的に認識可能文字の作成に単一現像材組成を使用するこ
とが、銀行小切手の作成に当つて採用されてきている。
この特許に開示されているように、小切手全体が、この
ような現像材を使用して印刷される。
米国特許第4,128,202号においては、不完全に作られた
又は誤つて符号化された書類を転送するための装置が開
示されており、これらの書類には、正しく符号化された
磁気画像文字認識(以下MICR)を受け容れるための所定
領域が備えられている。
基板の所定領域のみがMICR情報で符号化又は印刷される
米国特許第4,128,202号と対称的に、米国特許第4,517,2
68号は、MICR技術に適合可能な現像材を使用して小切手
又は基板を印刷することを開示している。このような現
像材であるトナーは、MICRトナーとして知られている。
MICRトナーは、磁気原料の要求される固定の品質のため
に、基準トナー(すなわち、非磁気トナー)に比べて遥
かに高価である。加えて、磁気文字は、磁気ヘツドがこ
れらの文字を誤りなく読み取りできるように小切手(又
は書類)上に正しく位置決め又は整列されなければなら
ない。このことは、書類の磁気情報担持部分を他の印刷
情報といかに良く見当合わせすかという上にさらに制限
を課する。他の問題は、MICRトナーを色彩書類に採用す
ることのできる限られた方法としては、事前印刷された
用紙を使用するか、二重通過ゼログラフイを採用する
か、又は米国特許第4,517,268号におけるように、小切
手全体又は書類全体を、遥かに高価なMICR現像材を使用
して印刷するしかない。これらの方法いずれも欠点を伴
う、すなわち、これらの方法のうち二つは価格の点で、
他は処理能力の点で、欠点がある。
[発明の概要] 本発明の目的は、磁性トナーによる像の印刷と非磁性ト
ナーによる像の印刷とを単一工程路において同じ基板に
行う静電印刷の方法を提供することにある。
本発明によれば、単一通過三電位ゼログラフイが、二つ
の画像を完全な見当合わせの下に重ね合せる印刷機内に
採用され、これら画像のうち一つはMICRトナーで印刷さ
れ、他は非磁気トナー又はかなり安価になる程度にかつ
読取り誤差の原因となる雑音が許容レベルまで低減させ
られる程度に磁気材料成分が低減させられたトナーで印
刷される。これによつて、符号化情報を読み取るために
MICR装置にとつて必要な画像部分のみの印刷にMICRトナ
ーを使用すればよいことになる。MICRトナーと標準トナ
ーの組合わせによる単一通過三電位を使用する印刷機に
よつて、次のような印刷機任意選択が可能となる。すな
わち、 ある部分がMICRトナーで印刷されかつ残りの部分が非MI
CRトナーで印刷される複合画像の組合わせと印刷とを同
時に行うこと。非MICRトナーは、着色トナーであつても
よい。たとえば、小切手用紙は着色されており、また全
ての可変情報はMICRで印刷される。
ある部分がMICRトナーで印刷されかつ残りの部分が非MI
CRトナーで印刷される二部分複合画像の、子印刷された
用紙上への、組合わせと印刷を同時に行うこと。この場
合、非磁気トナーは、着色トナーであつてもよい。一例
を挙げれば、非MICR黒色トナーで印刷された可変情報の
あるもの(名前等)を有する小切手用紙であつて、か
つ、可変情報を表示する画像のうちのMICRトナー部分で
印刷された磁気的に符号化された当座預金情報が第二の
色でこれに複写される。
本発明は、多色画像を掲載した基板を作成するために、
既知のいくつかの参考文献が本発明に何らかの関連を有
する。したがつて、このような参考文献について、次に
簡単に紹介する。
多色(すなわち、黒色及びハイライト色の、二色)画像
を作成する方法は、W.E.ビクシビイ(Bixby)に交付さ
れた米国特許第3,013,890号に開示されていて、この特
許において、正極性又は負極性いずれかの電荷図形が、
単一の二色現像材によつて現像される。米国特許第3,01
3,890号の現像材は、摩擦電気的に相対的正極性及び相
対的負極性トナーの両方を支持する単一担体を含む。正
極性トナーは第一色であり、また負極性トナーは第二色
である。米国特許第3,013,890号の方法は、正極性帯電
領域を負極性トナーで現像し及び負極性帯電領域を正極
性トナーで現像する。電荷図形が、正極性及び負極性の
両方ともを含むときに二色画像が生じる。
電荷図形の多色現象を、テエシイ(Tesi)の技術によつ
ても作成することができる。これは、F.A.シユウエルツ
(Schwertz)に交付された米国特許第3,045,644号に開
示されている。米国特許第3,013,890号におけるよう
に、米国特許第3,045,644号の技術は、正極性及び負極
性両方の電荷図形を現象する。米国特許第3,045,644号
の現像装置は、一組の磁気ブラシを有し、そのうちの一
つは第一色に対する相対的正極性トナーを電荷図形の負
極性帯電領域に添加し及び他の一つは相対的負極性トナ
ーを正極性帯電領域に添加する。
色フイルタ並びに多重現象ステツプ及び転写ステツプを
使用して色ゼログラフイを作成する方法及び装置が、そ
れぞれ、K.ナガマツ(Nagamatu)他に交付された米国特
許第3,832,170号及びT.タカハシ(Takahasi)に交付さ
れた米国特許第3,838,919号に開示されている。
R.W.ガンドラシユ(R.W.Gundlach)及びL.F.ビーン(Be
an)に交付された米国特許第3,816,115号は、同極性の
高強度及び低強度帯電領域を有する電荷図形を形成する
方法を開示している。電荷図形は、繰り返し帯電し、表
面被覆ゼログラフイ板を画像に従つて露光させる結果、
複合電荷図形を形成することによつて生成される。一色
で電荷図形を現像する方法が開示されている。
好適には、液体現像材で以て、電荷図形の二色現像を行
う方法が、1978年2月17日付交付され公共に譲渡された
米国特許第4,068,938号に開示されている。この方法
は、第一の色の現像剤を吸引する電荷図形は第一しきい
電圧より高いということ、及び第二の色の現像材を吸引
する電荷図形は第二しきい電圧より低いということを、
必要とする。第二しきい電圧は、第一しきい電圧より低
い。第一電荷図形及び第二電荷図形の両方とも、背景電
圧よりも高い電圧である。
米国特許第4,403,848号に開示されているように、多色
印刷機は、部分色複写をとる場合でも全色複写をとる場
合でも、いずれも、加色処理を使用する。多重走査ビー
ムは、その各々が明瞭な色画像信号に従つて変調されて
おり、これらのビームが印刷機の受光体を比較的広く隔
てられている多数の点において横切つて走査され、また
ここには、複数の色画像が確実に見当合わせするように
異なる色信号間のタイミングを制御するために緩衝装置
が配設される。各色画像は、次順のビームによる受光体
の走査に先立つて現像される。最後の色画像の現像に続
いて、複合画像が複写シートに転写される。代替実施例
においては、色原稿走査用入力部が配設される。この入
力部により出力される色画像信号は、次いで、印刷部に
よつて使用される結果、原稿の全色複写を作成する。
米国特許第4,562,129号に開示されている作像方法は、
次のようなステツプを含む、すなわち、感光部材上に少
くとも三つの異なる電位を有する静電潜像を形成するス
テツプ、及び単色又は二色複写画像を得るために現像材
で静電潜像を現像するステツプ、そしてここでは、現像
材は非磁気絶縁トナーとこのトナーで摩擦電気的に帯電
可能でかつ少くとも10-12Ω・cmの高抵抗率を有する高
抵抗磁気担体との少くとも二つの成分を含み、この担体
は寸法が約5から約40μmの粒子の形状を呈し、磁気微
粉を絶縁樹脂内に分散させることによつて調製されかつ
磁気微粉を重量で50%から70%の割合で含む。
米国特許第4,562,130号は、複合画像形成方法に関し、
この方法は次の特徴を有する:(A)二画像露光により
三つの異なる電位の複合静電画像が形成される、ただ
し、第一画像露光から生じる背景領域(無画像領域)の
電位は、スコトロン帯電装置で以てこの領域を帯電する
ことによつて終始一定な安定中間電位に修正される。し
たがつて、画像をカブリのない満足な複写画像になるよ
うに現像することができる。(B)複合静電潜像が、単
一現像装置によつて集合的に現像されるか、又は二つの
現像装置によつて現像される。後者の場合、複合潜像は
それが完全に形成されてから現像されるわけではなく、
第一露光から生じた潜像は第二露光の前にまず現像さ
れ、かつ第二露光から生じた潜像はその後に現像され
る、これによつて縁効果に因るカブリが防止され、した
がつて、満足な複写画像が生成される。
米国特許第4,346,982号には、電子写真記録装置が開示
されており、この記録装置は、感光記録媒体表面を一様
に帯電させる装置、この感光記録媒体上に潜像を形成す
る装置及びこの潜像を可視像に現像する装置を含み、こ
の電子写真記録装置は、次のようなことを特徴としてい
る、すなわち、上述の感光記録媒体上に潜像を形成する
装置は複数の露光装置を含みこれらの露光装置は正極性
光学像及び負極性光学像をこの負極性光学像の受光領域
がこの正極性光学像の領域と重なり合うように露光し、
これによつて潜像が上述の感光記録媒体の表面上に形成
されこの表面は正極性又は負極性光学像から全く受光せ
ずかつ元の電位を保持する第一領域、この正極性光学像
からのみ受光しかつ元の電位より低い電位を保持する第
二領域及びこれらの正極性光学像と負極性光学像の両方
から受光しかつ第二領域の上述の低い電位よりさらに低
い電位を保持する第三領域を含むということ。
R・ガントラツシユに交付された米国特許第4,078,929
号は、単一通過ハイライト色彩複写を達成する装置とし
て三電位ゼログラフイの使用を教示している。この構成
においては、初期的に電圧V0に帯電されている受光体
は、背景(白色)画像領域では画像に従つて約V0/2に
なるように放電させられ、及び画像のハイライト(黒色
以外の色彩)部分では零又は残留電位近くになるように
放電させられる。受光体の非露光部分は、そこで、黒色
に印刷しようとする画像部分に相当する。帯電領域が実
際に黒色か又は他の色に現像されるかどうかは、次に述
べるように現像材の極性の選択に依存する。
米国特許第4,078,929号における電荷図形は第一色及び
第二色のトナーを使つて現像される。これらの色のうち
の一方の色のトナー粒子は正極性に帯電され、他の色の
トナーは負極性に帯電させられる。一実施例において
は、トナー粒子は、摩擦電気的に相対的に正極性及び負
極性の担体ビーズを含む現像材によつて供給される。こ
れらの担体ビーズは、それぞれ相対的負極性及び正極性
を支持する。このような現像材は、電荷図形を支持する
画像表面を横断して現像材を滝のように落とすことによ
つて電荷図形に供給される。他の実施例においては、ト
ナー粒子は、一対の磁気ブラシによつて電荷図形に供給
される、各ブラシは一色かつ一極性に帯電したトナーを
供給する。さらに他の実施例においては、現像装置はほ
ぼ背景電圧にバイアスされる。このようなバイアスによ
つて、色の鮮鋭さを向上した現像後の画像が得られる。
[実施例] 第1a図は、ハイライト色画像に利用することのできる三
電位静電潜像の詳細を示す。ここに、V0は初期帯電電
位、Vddpは暗放電位(非露光)、VWは白色放電電圧及び
VCは光導電体残留電位(全露光)である。
静電潜像の現象における色弁別は、縦に並んだ二つの現
像容器を受光体に通過させることによつて達成されこの
場合これらの容器は背景電位VWから偏向した電位に電気
的にバイアスされその偏向の方向はその容器内のトナー
に依存する。一つの容器(説明上第一容器)は、黒色ト
ナーを持つた現像材を含みこの黒色トナーは第1B図に示
されたように受光体とVbb(黒色バイアス電位)にバイ
アスされた現像ロールとの間の電解によつて最も高い電
位(Vddp)に帯電された領域へ駆動されるような摩擦電
気的性質を有する。逆に、第二現像容器内の着色トナー
上の摩擦電気電荷は受光体と電位Vcb(他の色バイアス
電位)にバイアスされた第二容器内の現像ロールとの間
に存在する電界によつて残留電位にある潜像の部分に向
けて駆動されるように選択される。
受光体上に現像されたこの複合画像は正極性トナーと負
極性トナーの両方を含むので、コロナ放電を使用して基
板上に有効に転写をできるようにトナーを調整するため
に予転写ステツプが必要である。
第2図は、概略的に本発明の実施例を内蔵する電子写真
印刷機の各種構成要素を示す。
第2図に示されるように、この印刷機は光導電ベルト10
を利用し、このベルトは光導電表面と導電基板を含む。
ベルト10は、矢印16の方向に運動しその逐次部分をその
運動路に沿つて配置された各種処理ステーシヨンを通し
て前進させる。ベルト10は複数のローラ18,20,22に沿つ
て巻かれ、これらのローラのうち前者は駆動ローラとし
て使用されまた後者は光導電ベルト10に適当な張力を与
えるために使用される。電動機24は、ベルト10を矢印16
の方向に前進させるようにローラ18を回転させる。ロー
ラ18は、ベルト駆動装置等のような適当な装置によつて
電動機24に連結される。
さらに、第2図を参照することによつて判るように最初
にベルト10は帯電ステーシヨンAを通過する。帯電ステ
ーシヨンAにおいて、参照番号25によつて全体的に指示
されるスコロトロン又コロトロンなどのようなコロナ放
電装置がベルト10を選択的に高度に一様な正極性又は負
極性電位V0に帯電させる。好適には、帯電は負極性であ
る。
次いで、受光体の光導電表面の帯電部分が露光ステーシ
ヨンBを通して前進させられる。露光ステーシヨンBに
おいて、一様に帯電している光導電表面すなわち電荷拘
束表面であるベルト10は、レーザを基礎とする入力(又
は)出力走査装置12に露光され、この走査装置からの出
力に従つて放電させられる。好適には走査装置、三電位
ラスタ走査装置である。
初期的に電位V0に帯電されている受光体すなわちベルト
は、暗放電を経験して電位Vddpに達する。光ステーシヨ
ンBにおいて露光されると、ベルトは画像に従つて放電
させられその背景(白色)画像領域で電位VWに及び画像
のハイライト色(黒色以外の色)部分では零又は大地電
位近いVCになる。第1a図参照。
現像ステーシヨンCにおいて、参照番号30によつて全体
的に示されている磁気ブラシ装置が現像材を前進させて
静電潜像と接触させる。現像装置30は、第一現像容器32
及び第二現像容器34を含む。好適には、各磁気ブラシ現
像容器は、一対のブラシ現像ローラを含む。すなわち、
容器32は、一対の磁気ブラシ現像ローラ35,36を含み、
一方は容器34は一対の磁気ブラシ現像ローラ37,38を含
む。各ローラ対は、それぞれの現像材を前進させて静電
潜像と接触させる。各現像ローラ対は、ベルト上の静電
潜像によつて吸引されるトナー粒子を含むブラシ構造を
形成する。
静電潜像の現像における色弁別は、受光体であるベルト
を、その容器のトナーに依存する偏向方向に背景電位VW
から偏向されている電位に電気的にバイアスされている
磁気ブラシ現像ローラを持ち、単一路内にある二つの現
像ローラを通過させることによつて達成される。一つの
現像容器、たとえば(説明上第一)現像容器32は、黒色
トナー40を含みこのトナーはそれがベルトと第1b図に示
されたようにVbb1及びVbb2にバイアスされた現像ローラ
との間の静電界(現像電界)によつて静電潜像の最も高
く帯電された(電位Vddp)領域へ駆動される。逆に、第
二現像容器内の着色トナー42上の摩擦電気的電荷は、そ
のトナーが、第二現像容器内の電位Vcb1及びVcb2(色バ
イアス電位)にバイアスされた現像ローラとの間に存在
する静電界(現像電界)によつて残留電界VCにある静電
潜像の部分に向けて駆動されるように選択される。
先行技術の三電位ゼログラフイにおいては、全受光体電
位差(第1a図に示されるように|Vddp−VC|)は帯電領域
現像(CAD)と放電領域現像(DAD)との間に等分に分配
される。この全電位差は、(もしVddpに対する実際の受
光体の値が700Vでありかつ残留放電100Vであると過程さ
れるならば)600Vに等しい。各現像材料ハウジング内の
清掃電界 (|Vbb−Vwhite|又は|Vwhite−Vcb|)として追加の100V
を認めることは、実際の現像コントラストがCADに対し
て200V及びDADに対してこれと等しい量であることを意
味する。上掲の場合、第一現像容器を電気的に約500Vの
電位にバイアスし及び第二現像容器を300Vにバイアスす
ることによつて200Vのコントラスト電圧を得ることがで
きる。一般に、200Vのコントラストが充分であるけれど
も、適当な体系寛容度を保証するために250Vが実際上さ
らに望ましい。
したがつて、より好ましい現像電界は、ローラ35を450V
に等しい電圧レベル(Vbb1)にバイアスすることによつ
て第一現像容器において与えられ、この電圧レベルが現
像電界に250(|Vddp−Vbb1|)すなわち(700−450=25
0)Vを与える。この増加現像電界によつて加えられる
利点は、逆現像電界がこのような増加量だけ減少させら
れ、したがつて、黒色トナー上の電荷の極性を反転させ
かつ黒色トナーを赤色潜像に吸引させる原因となる誘導
帯電の傾向をより少なくするということである。逆現像
電界とは、現像ローラと色画像領域との間に発生した電
界のことにある。第一現像容器内のローラ36上のバイア
ス電圧は500Vであり、したがつて、ローラ35におけるこ
の増加現像電界はローラ36には現れない。しかしなが
ら、清掃電界 (|Vbb2−VW|)、ローラ35とVW領域にあるベルトと間に
発生している電界の2倍である。ローラ36上のバイアス
電位Vcb1は350Vであり、それゆえローラ37と受光体の色
画像領域との間の現像電界に対して250Vを与える。ロー
ラ38上のバイアス電位Vcb2は300Vであり、これによつて
僅か200Vの現像電界を与えるがしかしローラ36の場合に
おけるよりも大きい清掃電界を与える。
上述の現像ローラのバイアスは、電源41,42によつて与
えられる。これらの電源は各々適当な抵抗器を配設され
ることによつてローラ35,36,37,38にそれぞれ異なるバ
イアス電位を与える。
第2図に示された本発明の実施例においては、容器32
は、米国特許第4,517,268号に開示されたような黒色MIC
R型式の現像材を含んでいる。容器34は、好適には、磁
気現像材を含みこの現像材の磁性成分はMICR装置によつ
て読み取られないように減少させられている。代選的に
は、容器34内の現像材は、非磁気的である。
好適実施例に採用された現像材は、互いに異なる色のも
のであるけれども、これらが同色でもかまわないこと
は、云うまでもない。
支持材料シート58は、移動させられて転写ステーシヨン
Dにおいてトナー粉像と接触させられる。この支持材料
のシートは、図に示めされていない従来のシート供給装
置によつて転写ステーシヨンに前進させられる。好適に
は、シート供給装置は、積み重ね複写シートの一番上の
シートに接触する供給ローラを含む。供給ローラは、こ
の一番上のシートを滑降路内に前進させるように回転し
滑降路は前進して来る支持シートを時間順序にベルト10
の光導電表面と接触するように送りその結果この表面上
に現像されているトナー粉像が転写ステーシヨンDにお
いて前進して来る支持材料のシートと接触する。
ベルト上に現像されたこの複合画像は正極性トナーと負
極性トナーの両方を含んでいるので、予転写コロナ放電
部材が配設されることによつてコロナ放電を使用してこ
のトナーを基板であるこのシートに有効に転写する。
転写ステーシヨンDはコロナ発生装置を含みこの装置は
適当な極性のイオンをシート58の裏側に噴霧する。これ
によつて帯電トナー粉像をベルト10からシート58へ吸引
する。転写後、シートは、引き続き、矢印62の方向に、
コンベア(図に示されていない)上へ運動させられ、こ
のコンベアがこのシートを溶解ステーシヨンEへ前進さ
せる。
溶解ステーシヨンEは、全体的に参照番号64で指示され
る溶解集合体を含みこの集合体は転写トナー粉像をシー
ト58に持久的に定着する。好適には、溶解集合体64は、
加熱溶解ローラ66及びバツクアツプローラ68を含む。シ
ート58は溶解ローラ68とバツクアツプローラ68の間を通
りその際トナー粉像を溶解ローラに接触させる。このよ
うにしてトナー粉像が持久的にシート58に定着される。
溶解の後、図に示めされていない滑降路が前進するシー
ト58を同じく図に示されていない捕獲皿へ案内して操作
員による印刷機からのその後の取り出しに供する。
支持材料のシートがベルト10の光導電表面から引き剥が
された後、この光導電表面上の無画像領域によつて担持
されている残留トナー粒子がこの表面から除去される。
これらの粒子は、清掃ステーシヨンFにおいて除去され
る。
清掃に続いて、放電ランプ(図に示されていない)がこ
の光導電表面に光を浴びせることによつて次の作像サイ
クルに対する帯電に先立つて全ての静電電荷を消散させ
る。
本発明は、最終基板に転写する前に画像を形成するゼロ
グラフイ方法に関連して開示されているけれども、他の
方法も本発明の精神から逸脱することなく採用されるこ
とが可能なことは、判るであろう。たとえば、二つの異
なる型式のトナーを含む画像を基板に直接静電印刷する
ことによつて又はイオノグラフイ印刷方法によつて形成
することもできる。
直接静電作像においてはトナーが最終基板に画像に従つ
て添加され、一方イオノグラフイ印刷方法においてはイ
オンが画像に従つて最終基板に添加される。イオノグラ
フイ印刷方法によつて形成された画像は、適当なトナー
をこの画像に添加することによつて可視化される。
【図面の簡単な説明】 第1a図は、三電位画像の場合における受光体電位対露光
プロツト図、 第1b図は、単一路、ハイライト色潜像特性を示す受光体
電位プロツト図、 第2図は、本発明の特徴を内蔵する印刷機の概略図であ
る。 [参照符号の簡単な説明] 10:光導電ベルト(受光体) 12:出力走査装置 18:駆動ローラ 24:電動機 30:現像装置 32,34:現像容器 35,36:37,38:磁気ブラシ現像ローラ 40:黒色トナー 42:着色トナー 41,43:電源 58:支持シート(基板) A:帯電ステーシヨン B:露光ステーシヨン C:現像ステーシヨン D:転写ステーシヨン E:溶解ステーシヨン F:清掃ステーシヨン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単一工程路において静電的に印刷物を作成
    する方法であって、 基板を供給する工程と、 静電印刷法で磁性トナーを使用して、印刷物が磁気画像
    認識装置によって識別されるようにするために磁気画像
    認識装置によって識別可能な像だけを前記基板に印刷す
    る工程と、 静電印刷法で非磁性トナーを使用して、前記磁気画像認
    識装置によって識別できない像を前記基板に印刷する工
    程と を有する静電的に印刷物を作成する方法。
JP63069196A 1987-03-30 1988-03-23 静電的に印刷物を作成する方法 Expired - Fee Related JPH0667662B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US3162787A 1987-03-30 1987-03-30
US31627 1987-03-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63265275A JPS63265275A (ja) 1988-11-01
JPH0667662B2 true JPH0667662B2 (ja) 1994-08-31

Family

ID=21860524

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63069196A Expired - Fee Related JPH0667662B2 (ja) 1987-03-30 1988-03-23 静電的に印刷物を作成する方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0667662B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7386159B2 (en) * 2004-06-18 2008-06-10 Xerox Corporation Magnetic watermark for text documents

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58130373A (ja) * 1982-01-29 1983-08-03 Fuji Xerox Co Ltd 多色電子写真法におけるトナ−回収方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63265275A (ja) 1988-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4901114A (en) Tri level xerography using a MICR toner in combination with a non-MICR toner
US4771314A (en) Developer apparatus for a highlight printing apparatus
US4731634A (en) Apparatus for printing black and plural highlight color images in a single pass
US4847655A (en) Highlight color imaging apparatus
JP2809410B2 (ja) ハイライトカラーイメージング装置
US4761672A (en) Ramped developer biases
US5155541A (en) Single pass digital printer with black, white and 2-color capability
EP0305222A1 (en) Magnetic brush development method and apparatus
JPS62127861A (ja) カラ−複写機
US4868608A (en) Highlight color imaging apparatus
US5021838A (en) Preferred toner/carrier properties
US5061969A (en) Hybrid development scheme for trilevel xerography
JP3090363B2 (ja) 2レベル静電画像の選択的カラー化装置
US5045893A (en) Highlight printing apparatus
US4761668A (en) Highlight color printer
US5080988A (en) Biasing scheme for improving latitudes in the tri-level xerographic process
JPH01319058A (ja) イオノグラフィーを用いた3値高採度カラー像形成方法
US5030531A (en) Tri-level xerographic two-color forms printer with slide attachment
US5241359A (en) Biasing switching between tri-level and bi-level development
US5241358A (en) Biasing scheme for improving latitudes in the tri-level xerographic process
JPH07301968A (ja) カラー画像形成方法及び画像形成装置
JPH0667662B2 (ja) 静電的に印刷物を作成する方法
US5480751A (en) Tri-level background suppression scheme using an AC scorotron with front erase
US5410395A (en) Means for controlling trilevel inter housing scorotron charging level
US5079114A (en) Biasing switching between tri-level and bi-level development

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees