JPH0666409U - 通気性敷板 - Google Patents

通気性敷板

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JPH0666409U
JPH0666409U JP1503593U JP1503593U JPH0666409U JP H0666409 U JPH0666409 U JP H0666409U JP 1503593 U JP1503593 U JP 1503593U JP 1503593 U JP1503593 U JP 1503593U JP H0666409 U JPH0666409 U JP H0666409U
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JP
Japan
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plate
floor plate
breathable
connecting portion
ventilation holes
Prior art date
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Pending
Application number
JP1503593U
Other languages
English (en)
Inventor
初江 安藤
Original Assignee
初江 安藤
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Publication date
Application filed by 初江 安藤 filed Critical 初江 安藤
Priority to JP1503593U priority Critical patent/JPH0666409U/ja
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 身体や物体が密着している部分の通気性を改
善し、しかも高い強度を有する通気性敷板を提供する。 【構成】 多数の通気孔4a,4bを設けた2枚の板状
体3a,3bを対向させて配置し、その間に連結部2を
配置した偏平体からなり、連結部2を柱状体又は網目構
造体とし、必要に応じ通気孔4cを設け、前記偏平体の
全ての面を内部で連通させた通気性敷板1である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、通気性敷板に関し、更に詳細には自動車などのシートと、そのシー トに座る運転者との間など、二つの物体が接触している部分が蒸れたり、湿気を 呼んだりする部分に介装する通気性敷板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば自動車を長距離連続して運転する場合には、同じ姿勢で長時間座席に座 ったままとなるので、背中や尻の下が汗で蒸れ、快適な運転ができない場合があ る。この問題を解決するには、シートと身体との間に空間を設ければよいが、使 い勝手のよい好適な用具は提供されていない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで前記のように二つの物体が接触し、その部分が湿気たり、濡れたまま になる事例として、前記の外に北側の押入れの中、玄関など出入口のマットの下 などの外、湿気易い床と絨毯との間などいろいろある。このような場所は、手入 れをよくしないと黴びるなどの問題がある。 本考案は、前記問題に着目して成されたものであり、座席、壁、床などに身体 や、布団などの品物か密着状態で置かれたため、通気性が悪く、蒸れたり、湿気 たりする部分の通気性を改善し、しかも強度が高く、可撓性とすることもできる 通気性敷板を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するための本考案の通気性敷板の構成は、複数の通気孔を設 けた2枚の板状体を対向させて配置し、その間に連結部を配置した偏平体からな り、前記連結部を、独立した複数の柱状体、又は、網目構造をなし、且つ各網目 を互いに通気孔によって連通させた壁状体で形成し、前記偏平体の前記各通気孔 及び側方とが互いに連通するようにしたものである。
【0005】 前記独立柱状体は、中実体としてもよく、また筒状としてもよい。中実体とす る場合は、円柱状、角柱状とする外、任意の断面形状とすることができる。また 、筒状とする場合には、その周壁に通気孔を設けることが好ましく、また断面形 状を角、円など適宜の形状とすることができる。また、前記網目構造とは、例え ばハニカム構造、格子構造などである。
【0006】 前記通気性敷板の材質は特に限定しない。但しアルミニウムなどの軽金属や合 成樹脂などの加工性の高い材料が、外観、強度、成形性などの面からも好ましい 。また、軟質合成樹脂、ゴム弾性体、これらを独立気泡又は連通気泡からなる発 泡体としたものなど、可撓性材料を使用すると、シートや背もたれ用などに使用 することができる。通気性敷板の形成手段としては、射出成形による一体成形の 外、組み立て構造とし、接着、嵌め込みなどで一体とすることもできる。
【0007】
【作用】
2枚の板体を連結部を介して対向させ、その周面の開口部を、内部を通じて連 通すさせ、偏平体に形成する前記手段は、表面が湿気を含む物体によって覆われ ても、側面を通じて前記湿気と乾燥した外気とが交換でき、蒸れを防止し、湿気 易い部分を乾燥させることができる。 また、前記2枚の板状体を連結部で一体とする前記手段は、板状体に可撓性材 質のものを使用することにより可撓性のある構造体とすることができる。
【0008】
【実施例】
以下添付の図面を参照して実施例により本考案を具体的に説明する。 図1に示す実施例1の通気性敷板1は、射出成形により一体成形したものであ って、断面が四角い筒状の連結部2を介して、表面板3a,3bを対向させて偏 平状としたものである。そして、前記表面板3a,3bには、四角い通気孔4a と、孔側に凸の円弧を辺とする四辺形状の通気孔4bとを設けており、前記連結 部2の各面に通気孔4cを設けたものである。
【0009】 前記通気性敷板1の表面板3a,3bは、図1に示すとおり、四辺形と円形と の組み合わせ形状をなすが、これは図2に示す基本形から形成したからである。 即ちこの基本形は、断面が四角い筒状の連結部2の両端に円板3cを取り付け、 連結部2の各面に通気孔4cを開口し、連結部2の内壁面2aと連続して表面板 3a,3bに通気孔4aを開口させたボビン様の構造のものである。そして、円 弧Aを残して、2点鎖線Lの部分で円板3cの周辺を切除し、角の丸い四辺形を 作り、前記切除部分で繋ぎ合わせた繰り返し構造とすると、図1に示す通気性敷 板1が得られる。したがって、連結部2の一辺の長さを長くすると通気孔4aの 開口面積が大きくなり、また、2点鎖線Lの間隔を狭くすると通気孔4bの面積 を大きくすることができる。以上のように、ボビン様構造を基本形としているの で、肉薄としても極めて高い強度を確保できる。
【0010】 また、連結部2の高さhを高くすると、通気性敷板の側面からの通気量を大き くできるが、反面、床面が高くなり好ましくない場合がある。 以上の通気性敷板1を、自動車の運転席シート用として使用する場合の一例を 示すと、全体の厚さが例えば15〜20mm程度で、シート内に収まるようにした 大きさとすることが好ましいが、これに限定されない。なお、実施例1の通気性 敷板1の通気孔4aの周囲に図のような小突起5を設け、その上に乗せるレース やメッシュ織り布地などで作った通気性布地によるクッション(図示せず)が滑 らないようにした。以上の通気性敷板1は、自動車のシートの下に敷いたところ 、蒸れ防止効果が極めて大きかった。なお、実施例1の変形例として、前記通気 孔4a,4bをメッシュ状としたり、連結部2を円筒にしたりすることもできる 。
【0011】 図3に示す実施例2の通気性敷板1は、連結部2を中実円柱とし、表面板3a ,3bを、通気孔4aを全面に開け、一種のメッシュ状に形成したものである。 この実施例2の通気性敷板1も、実施例1と同様に通気性にすぐれていた。 図4に示す実施例2の応用例は、円柱状の連結部2と上板3aとを一体的に作 り、また、下板3bには、前記連結部2を嵌め込む係合部2bを設けたものであ る。前記連結部2と下板3bとの固着は接着でもよく、また締まり嵌めのような 手段でもよい。更に例えば断面長方形の柱状連結部を用い、断面の長手方向を、 縦横など方向を変えて配置したり、断面形状がジグザグ状、波型状などをした連 結部材を縞状に配置するなど、各種変形して本考案を実施することができる。
【0012】 図5に示す実施例3の通気性敷板1は、網目構造がハニカム構造の連結部2を 使用した場合を示したものであり、ハニカム構造壁のそれぞれの面に通気孔4c を設け、表面板3a,3bの通気孔4aは、ハニカム構造の網目に当たる部分に 開口させた。したがって、連結部2の構造強度を極めて高くすると共に、通気性 敷板1の上下面と側面とを内部で連通させることができる。実施例3の通気性敷 板1も、実施例2と同様に表面板3a,3bに、連結部2を嵌入する溝部を設け 、組み立て構造とすることができる。なお、実施例2は一つの編み目に通気孔4 aを1個づつとしたが、一つの網目に複数個の通気孔4aを設けたり、表面板3 a,3b全面をメッシュ状とすることもできる。
【0013】 実施例3の変形例として、ハニカム構造に代えて、格子状としたり、円筒と直 線壁とを組み合わせるなど任意の形状の網目とするなど、各種変形して実施する ことができる。 以上説明した各実施例は、シートの上や背もたれなどに使用する外、押入れの 床や、湿気を持つ壁面に配置したり、絨毯やマットなどの下に配置し、これらの 部分を乾燥状態に保ことができる。また床に敷く場合には、一辺の長さを規格化 し必要部分に複数枚敷くようにすることもできる。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の通気性敷板は、通気孔を設けた2枚の表面板を、 同様に通気性を有する連結部で接続し、このようにして得た偏平体の両面及び側 面を内部で連通するようにしたので、シートの上や、絨毯と床との間など、通気 性の悪くなる場所に配置することにより、これらの部分の通気性を確保し、蒸れ や湿気をなくすことができるという効果が得られる。また必要に応じ、可撓性材 料を使用して可撓性とすることもできるので、各種の用途に適用させることがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1による通気性敷板を一部破断
して示した斜視図である。
【図2】図1の基本構造を説明するための平面図及び縦
断面図である。
【図3】本考案の実施例2による通気性敷板を一部破断
して示した斜視図である。
【図4】図3に示す実施例2の応用例を示す部分断面図
である。
【図5】本考案の実施例3による通気性敷板を一部破断
して示した斜視図である。
【符号の説明】
1 通気性敷板 2 連結部 3a 上板(板状体) 3b 板状体(板
状体) 4a 通気孔 4b 通気孔 4c 通気孔 5 小突起

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通気孔を設けた2枚の板状体を対
    向させて配置し、その間に連結部を配置した偏平体から
    なり、前記連結部を、独立した複数の柱状体、又は、網
    目構造をなし、且つ各網目を互いに通気孔によって連通
    させた壁状体で形成し、前記偏平体の前記各通気孔及び
    側方が互いに連通するようにした通気性敷板。
  2. 【請求項2】 前記柱状体を筒状に形成し、その胴部に
    通気孔を開けて筒の内外を連通させると共に、前記2枚
    の板状体に開けた前記通気孔の少なくとも一部を、柱状
    体の筒内と連通するように開口させた請求項1の通気性
    敷板。
JP1503593U 1993-03-08 1993-03-08 通気性敷板 Pending JPH0666409U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1503593U JPH0666409U (ja) 1993-03-08 1993-03-08 通気性敷板

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JP1503593U JPH0666409U (ja) 1993-03-08 1993-03-08 通気性敷板

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JPH0666409U true JPH0666409U (ja) 1994-09-20

Family

ID=11877586

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JP1503593U Pending JPH0666409U (ja) 1993-03-08 1993-03-08 通気性敷板

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JP (1) JPH0666409U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008096956A1 (en) * 2007-02-05 2008-08-14 In Ho Won Airation type floor cushion
JP2020081077A (ja) * 2018-11-19 2020-06-04 ミツボシプロダクトプラニング株式会社 冷却マット

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WO2008096956A1 (en) * 2007-02-05 2008-08-14 In Ho Won Airation type floor cushion
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