JPH0666398A - 多用途を有する三脚 - Google Patents

多用途を有する三脚

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JPH0666398A
JPH0666398A JP19023792A JP19023792A JPH0666398A JP H0666398 A JPH0666398 A JP H0666398A JP 19023792 A JP19023792 A JP 19023792A JP 19023792 A JP19023792 A JP 19023792A JP H0666398 A JPH0666398 A JP H0666398A
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JP
Japan
Prior art keywords
leg
tripod
eccentric cam
mounting screw
attached
Prior art date
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Pending
Application number
JP19023792A
Other languages
English (en)
Inventor
Kokichi Tsuruta
宏吉 鶴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TSURUTA KK
Original Assignee
TSURUTA KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 三脚の脚体の開脚角度を調整自在として長尺
の三脚として利用できると同時に短尺の卓上三脚として
も利用することのできる多用途を有する三脚を得ること
を可能とする。 【構成】 本発明は雲台取付けねじ6に変位体として調
整つまみ及び偏心カム12を回動可能に設け、この変位
体の回動により、脚体1の係止部8の係止位置を移動自
在とし、脚体1の開脚角度を適宜調整自在とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は開脚角度を調整自在とし
て通常の長尺の三脚として利用できると同時に短尺の卓
上三脚としても利用することのできる多用途を有する三
脚に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り写真用又はビデオ用カメラの
三脚は、従来から各種提案されており、そのうち代表的
なものとしては、図7に示すように脚取付体に3本の脚
体1を開脚自在に軸着し、該脚体1は複数本の径の異な
るパイプ状の部材から構成され、使用に際してはこの脚
体1を複数段引き伸ばし又は収納自在に挿嵌したものが
広く用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の三脚は上記のよ
うな構成をとるため、以下に述べる問題点が存した。先
ず、長尺に引き伸ばした場合の三脚の安定性を得るため
に、一般には開脚時に鉛直方向に約28度の開脚角度を
保持するように構成されている。ところで、例えば、ビ
デオカメラ等を室内において使用する場合に、テーブル
等の卓上に三脚を設置して行うことが多く、こうした場
合、従来の三脚の脚体を縮めて短尺にして使用する場合
が多いが、開脚角度が28度であるため、短尺にした場
合に座りが悪く安定性に欠け、三脚として使用しにくか
った。このため、三脚の脚体を長尺に引き伸ばして使用
することができ、同時に脚体を短尺に縮めて使用するこ
とのできる多用途を有する三脚の開発が強く望まれてい
た。
【0004】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、脚体の開脚角度を調整自在として長尺
の三脚として利用できると同時に短尺の卓上三脚として
も利用することのできる多用途を有する三脚を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するためになされたものであり、以下に述べる手段を
採用する。本発明は雲台取付けねじ6に変位体7、12
を回動可能に設け、この変位体7、12の回動により、
脚体1の係止部8の係止位置を移動自在とし、脚体1の
開脚角度を適宜調整自在としたことを特徴とする。
【0006】
【作用】以上説明したように、本発明では三脚11の脚
体1の開脚角度は、変位体である調整つまみ7又は偏心
カム12を回転させることにより容易になされる。すな
わち、変位体である調整つまみ7を回転させて上方に移
動させると、取付ねじ6に遊嵌するキャップ体4は、ス
プリング5の作用で上方に移動し、それに伴って脚体1
とキャップ体4との係止位置が移動して脚体1は広角に
開くことができる。前記のように脚体1の開脚角度は、
変位体である調整つまみ7の停止位置によって自在に調
整することができ、例えば、三脚11を最も短尺にして
使用する場合は、調整つまみ7を最上方に移動して、脚
体1の開脚角度を最大にすることにより行うことがで
き、あるいは三脚11を中位の高さで使用したい場合に
は、調整つまみ7を中途の位置で停止することにより、
所望の開脚角度を自在に得ることができ、あるいは三脚
11を最も長尺にして使用する場合は、調整つまみ7を
最下方に移動して、脚体1の開脚角度を最小にすること
により行うことができる。
【0007】又脚体1の開脚角度は、変位体である偏心
カム12の停止位置によって自在に調整することがで
き、例えば、三脚11を最も長尺にして使用する場合
は、偏心カム12を凸部17の位置に移動して、脚体1
の開脚角度を最小にすることにより行うことができ、又
三脚11を最も短尺にして使用する場合は、偏心カム1
2を凹部16の位置に移動して、脚体1の開脚角度を最
大にすることにより行うことができ、あるいは三脚11
を中位の高さで使用したい場合には、偏心カム12を中
途の位置、すなわち曲面部18の所望の位置で停止する
ことにより、所望の開脚角度を自在に得ることができ
る。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1及び図2は本発明の多用途を有する三脚の1実
施例の正面図であり、図3は本発明の他の実施例の底面
図であり、図4は本発明の他の実施例の縦断正面図であ
り、図5は本発明の他の実施例の偏心カムの平面図であ
り、図6は本発明の他の実施例を示す脚体の作動説明
図、図7は本発明の三脚の正面図である。
【0009】図1及び図2において、三脚11の脚体1
(脚体は3本であるが、図2の実施例においては説明の
便宜上、そのうち1本を省略してある。)は、脚取付体
2に軸3で開脚自在に軸着されており、前記脚取付体2
にはキャップ体4が上下動自在に被蓋されている。前記
脚取付体2と前記キャップ体4との間には、スプリング
5が設けてあり、このスプリング5の作用でキャップ体
4は常時上方へ付勢されている。前記脚取付体2には雲
台取付け螺子6が固着されており、この雲台取付け螺子
6には、前記キャップ体5が上下動自在に遊嵌され、更
にこのキャップ体5の上方には調整つまみ7が回転自在
に螺着されている。この調整つまみ7は変位体としての
作用を有する。
【0010】三脚11の脚体1を長尺に引張して、通常
の三脚として使用する場合を図1に示すが、この図1に
おいて、脚体1は長尺に引張した場合の開脚角度、すな
わち約28度前後を保持しており、この角度は脚体1の
係止部8の外側面9が、キャップ体4の内側下面10と
係止することにより安定的に保持される。
【0011】次に三脚11の脚体1を短尺に引張して、
卓上用等の三脚として使用する場合を図2に示すが、こ
の図2において、脚体1は短尺に縮小した場合の開脚角
度、すなわち約50度前後を保持しており、この角度は
脚体1の係止部8の外側面9が、キャップ体4の内側下
面10と係止することにより安定的に保持される。前記
開脚角度は、調整つまみ7を回転させることにより容易
になされる。すなわち、調整つまみ7を回転させて上方
に移動させると、取付ねじ6に遊嵌するキャップ体4は
スプリング5の作用で上方に移動し、それに伴って脚体
1とキャップ体4との係止位置が移動して脚体1は広角
に開くことができる。
【0012】前記のように脚体1の開脚角度は、調整つ
まみ7の停止位置によって自在に調整することができ、
例えば、三脚11を最も短尺にして使用する場合は、調
整つまみ7を最上方に移動して、脚体1の開脚角度を最
大にすることにより行うことができ、あるいは三脚11
を中位の高さで使用したい場合には、調整つまみ7を中
途の位置で停止することにより、所望の開脚角度を自在
に得ることができる。
【0013】次に図3〜図6に示すものは、本発明の他
の実施例であり、雲台取付けねじ6に偏心カム12を回
転自在に取り付け、この偏心カム12を適宜方向に回転
させることにより、脚体1の開脚角度を調整するもので
ある。この偏心カム12は変位体としての作用を有す
る。すなわち、脚取付体2に固着された雲台取付けねじ
6には、偏心カム12が回転可能に軸着されており、こ
の偏心カム12にはレバー13が一体的に取り付けられ
ている。前記雲台取付けねじ6と偏心カム12の間に
は、スプリング14が設けられて偏心カム12の回転を
容易としている。
【0014】三脚11の脚体1を長尺に引張して、通常
の三脚として使用する場合を図6の実線で示すが、この
図6の実線において、脚体1は長尺に引張した場合の開
脚角度、すなわち約28度前後を保持しており、この角
度は脚体1の係止部8の先端内側面15が、偏心カム1
2の凸部17と係止することにより安定的に保持され
る。
【0015】次に三脚11の脚体1を短尺に引張して、
卓上用等の三脚として使用する場合を図6の2点鎖線で
示すが、この図6の2点鎖線において、脚体1は短尺に
縮小した場合の開脚角度、すなわち約50度前後を保持
しており、この角度は脚体1の係止部8の先端内側面1
5が、偏心カム12の凹部16と係止することにより安
定的に保持される。
【0016】また、三脚11を中途の高さに設定する場
合、脚体1の開脚角度は脚体1の係止部8の先端内側面
15が、偏心カム12の曲面部18の適宜位置に係止す
ることにより所望の高さに安定的に保持される。この場
合該曲面部18はなだらかな曲線を有しているため、所
望の高さを自在に選択することができる。
【0017】前記開脚角度は、レバー13を回転させる
ことにより容易になされる。すなわち、レバー13を回
転させて偏心カム12の偏心位置を移動させると、偏心
カム12と係止部8の先端内側面15の係止位置が移動
し、それに伴って脚体1と偏心カム12との係止位置が
移動して脚体1は広角に開くことができる。
【0018】前記のように脚体1の開脚角度は、偏心カ
ム12の停止位置によって自在に調整することができ、
例えば、三脚11を最も短尺にして使用する場合は、偏
心カム12を凹部16の位置に移動して、脚体1の開脚
角度を最大にすることにより行うことができ、あるいは
三脚11を中位の高さで使用したい場合には、偏心カム
12を中途の位置、すなわち曲面部18の所望の位置で
停止することにより、所望の開脚角度を自在に得ること
ができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では変位体
を適宜移動することにより、脚体の開脚角度を適宜所望
の角度に調整自在とすることができ、従来通り長尺の三
脚として安定的に利用でき、同時に室内用として卓上の
短尺の三脚として安定的に利用することができ、多用途
に用いることができるものである。すなわち、脚体の開
脚角度は、変位体の停止位置によって自在に調整するこ
とができ、例えば、三脚を最も短尺にして使用する場合
は、変位体を所定の位置に移動して、脚体の開脚角度を
最大にすることができ、又は三脚を中位の高さで使用し
たい場合には、変位体を中途の位置で停止することによ
り、所望の開脚角度を自在に得ることができ、更に三脚
を最も長尺にして使用する場合は、調整つまみ7を所定
の位置に移動して、脚体の開脚角度を最小にすることが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による三脚の正面図。
【図2】本発明による三脚の正面図。
【図3】本発明による三脚の底面図。
【図4】本発明による三脚の縦断正面図。
【図5】本発明による三脚の偏心カムの平面図。
【図6】本発明による三脚の脚体の作動説明図。
【図7】本発明による三脚の正面図。
【符号の説明】
1 脚体 2 脚取付体 3 軸 4 キャップ体 5 スプリング 6 雲台取付けねじ 7 調整つまみ 8 係止部 9 外側面 10 内側下面 11 三脚 12 偏心カム 13 レバー 14 スプリング 15 先端内側面 16 凹部 17 凸部 18 曲面部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雲台取付けねじ(6)に変位体(7)、
    (12)を回動可能に設け、この変位体(7)、(1
    2)の回動により、脚体(1)の係止部(8)の係止位
    置を移動自在とし、脚体(1)の開脚角度を適宜調整自
    在としたことを特徴とする多用途を有する三脚。
  2. 【請求項2】 変位体として調整つまみ(7)又は偏心
    カム(12)を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    多用途を有する三脚。
  3. 【請求項3】 脚体(1)の係止部(8)を脚取付体
    (2)に軸(3)で開脚自在に軸着し、前記脚取付体
    (2)にキャップ体(4)を上下動自在に被蓋し、前記
    脚取付体(2)と前記キャップ体(4)との間にスプリ
    ング(5)を設け、このスプリング(5)の作用でキャ
    ップ体(4)を常時上方へ付勢し、前記脚取付体(2)
    に雲台取付け螺子(6)を固着し、この雲台取付け螺子
    (6)に前記キャップ体(5)を上下動自在に遊嵌し、
    該キャップ体(5)の上方に調整つまみ(7)を回転自
    在に螺着し、脚体(1)の係止部(8)の外側面(9)
    とキャップ体(4)の内側下面(10)とを係止自在と
    したことを特徴とする請求項1記載の多用途を有する三
    脚。
  4. 【請求項4】 脚取付体(2)に固着された雲台取付け
    ねじ(6)に偏心カム(12)を回転可能に軸着し、こ
    の偏心カム(12)にレバー(13)を一体的に取り付
    け、前記雲台取付けねじ(6)と偏心カム(12)の間
    にスプリング(14)を設け、脚体(1)の係止部
    (8)の先端内側面(15)を偏心カム(12)の凹部
    (16)、凸部(17)及び曲面部(18)に係止自在
    としたことを特徴とする請求項1記載の多用途を有する
    三脚。
JP19023792A 1992-06-25 1992-06-25 多用途を有する三脚 Pending JPH0666398A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114658973A (zh) * 2022-03-21 2022-06-24 宁波阳明工业技术研究院有限公司 一种重力下沉式手握摄像机稳定支架与稳定方法

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JPS4942737U (ja) * 1972-07-18 1974-04-15
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