JPH0666375U

JPH0666375U - 折りたためるワイヤー書見台

Info

Publication number: JPH0666375U
Application number: JP1742193U
Authority: JP
Inventors: 昭次大泉
Original assignee: 昭次大泉
Priority date: 1993-03-03
Filing date: 1993-03-03
Publication date: 1994-09-20

Abstract

(57)【要約】【目的】この考案は、ワイヤーとパイプとを組み合わ
せることによって、書見台の軽便性と携帯性とを高め
る。【構成】まず、金属性のワイヤーを曲げて書見台を作
る。その先端にキャップをつけて、ページ押えとする。
次に背当ての脚部の途中に切れ目をつけ、そこに「つな
ぎ」のパイプを入れ、上下から脚をさしこむ。この「つ
なぎ」の部分で、脚部の回転が可能となり、折りたたむ
ことができることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、書見台の軽便性と携帯性とを高める手段に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の書見台は、概して、大きくて重いものが多いので、使用や携帯において複雑で不便なところがあった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の大きくて重い書見台を、小さくて軽いものにするためには、従来の材料と構造とを改善することによって、前述の欠点を解消しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、書見台をワイヤーを曲げて作ることによって、軽量化，小型化を実現した。それから、本の背当てとページ押えとを一体化したことによって、使用方法の合理化，単純化，機能化をはかった。それからまた、「つなぎ」のパイプを利用することによって、折りたたむことができた。以上によって、書見台の軽便性と携帯性が高まり、問題点を解決している。

【０００５】

【作用】

この書見台を立てる場合は、ページ押えを外側に開くだけでよい。本を読む場合は、本を開いて、背当てとページ押えとの間に入れると、本は読み易い角度で安定する。そのさい、本の大小によって、ページ押えを調節することができる。この書見台を折りたたむ場合は、ぺージ押えを内側に閉じるだけでよい。

【０００６】

【実施例】

この書見台について、図面にもとづいて説明すると、まず、金属性のワイヤーを曲げて書見台を作る。その先端１，２には、キャップをつけて、ページ押えとする。次に、背当て３の脚部の途中４，５に切れ目をつけ、そこに「つなぎ」のパイプ４、５を入れ、上下から脚をさしこむ。この「つなぎ」の部分で、脚部の回転が可能となり、折りたたむことができる。また、本の大小に応じてページ押え１，２の位置を調節することもできる。

【０００７】

【考案の効果】

この考案の書見台は、上述のように、ワイヤーだけで作られているので、小型で軽量、かつ丈夫であり、折りたためるので、携帯に便利である。それから、この書見台は、書見台として最小限度必要なページ押え１，２と、背当て３とを直接に一体化したものであるから、少しの無駄もなく、きわめて機能的であり、経済的である。

【図面の簡単な説明】

【図１】書見台の部品である。

【図２】書見台の斜視図である。

【図３】書見台の側面図である。

【図４】書見台を折りたたんだときの平面図である。

【図５】書見台の実施例を示す立体図である。

【符号の説明】

１ページ押え（キャップつき）２ページ押え（キャップつき）３背当て（ワイヤー）４「つなぎ」（パイプ）５「つなぎ」（パイプ）

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】ワイヤーを曲げて作った書見台の脚部の
切れ目に、「つなぎ」のパイプを入れて、折りたためる
ようにした書見台。