JPH0663991A - 射出成形機のパージ工程における樹脂の付着防止方法及び装置 - Google Patents
射出成形機のパージ工程における樹脂の付着防止方法及び装置Info
- Publication number
- JPH0663991A JPH0663991A JP24407692A JP24407692A JPH0663991A JP H0663991 A JPH0663991 A JP H0663991A JP 24407692 A JP24407692 A JP 24407692A JP 24407692 A JP24407692 A JP 24407692A JP H0663991 A JPH0663991 A JP H0663991A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- injection molding
- molding machine
- bed
- purging process
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1753—Cleaning or purging, e.g. of the injection unit
- B29C45/1755—Means for receiving or discharging purged material; Purge shields
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 射出成形機のパージ工程において、樹脂(パ
ージ材)による射出成形機のベット上塗装の剥がれ、汚
れ、および、樹脂(パージ材)を取り除く時の火傷など
の危険防止を目的としたものである。 【構成】 射出成形機の固定盤1からシリンダ2下面に
位置するベット3上の、パージ工程で樹脂が付着可能な
範囲に、PTFEシート4を配備している。
ージ材)による射出成形機のベット上塗装の剥がれ、汚
れ、および、樹脂(パージ材)を取り除く時の火傷など
の危険防止を目的としたものである。 【構成】 射出成形機の固定盤1からシリンダ2下面に
位置するベット3上の、パージ工程で樹脂が付着可能な
範囲に、PTFEシート4を配備している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機のパージ工
程において、樹脂(パージ材)による射出成形機のベッ
ト上塗装の剥がれ、汚れ、および、樹脂(パージ材)を
取り除く時の火傷などの危険防止を目的としたものであ
る。
程において、樹脂(パージ材)による射出成形機のベッ
ト上塗装の剥がれ、汚れ、および、樹脂(パージ材)を
取り除く時の火傷などの危険防止を目的としたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来射出成形機のパージ工程において、
樹脂(パージ材)がシリンダのノズル部を経て射出さ
れ、射出成形機の固定盤とシリンダとの間のベット上に
垂れ落ちていた。 その為、樹脂(パージ材)をベット
上より取り除く方法としては、樹脂(パージ材)がある
程度冷却してから、手に軍手等の保護具を付けて作業を
行なっていた。また、実開昭60−187015には樹
脂の飛散を阻止するパージカバーが、実開昭59−17
9019にはパージ材取出装置の表面に溶融樹脂の付着
を防止するテフロンコーティングを施すことが述べられ
ていた。
樹脂(パージ材)がシリンダのノズル部を経て射出さ
れ、射出成形機の固定盤とシリンダとの間のベット上に
垂れ落ちていた。 その為、樹脂(パージ材)をベット
上より取り除く方法としては、樹脂(パージ材)がある
程度冷却してから、手に軍手等の保護具を付けて作業を
行なっていた。また、実開昭60−187015には樹
脂の飛散を阻止するパージカバーが、実開昭59−17
9019にはパージ材取出装置の表面に溶融樹脂の付着
を防止するテフロンコーティングを施すことが述べられ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の射出成形機のパージ工程においては、次のよ
うな問題点があった。第1に、樹脂(パージ材)を取り
除くとき、樹脂(パージ材)がベット上に付着して剥が
れにくい為に、手に軍手等の保護具を付けて作業を行な
っていたが、それでも高温の樹脂(パージ材)を強く手
で握り、火傷をする危険性があった。第2に、付着性の
高い樹脂(パージ材)などの場合、ベット上の塗装が剥
がれたり、汚れたりする可能性があった。また、実開昭
60−187015に於ては、パージカバーへのパージ
材の付着防止の為に高価なステンレス材等を使用したも
のであり、実開昭59−179019に於ては、テフロ
ンコーティングの為にパージ材の付着防止に対する寿命
に難点があり、両者共構造は簡便なものでなかった。本
発明はこのような問題点を解決することを目的としてい
る。
うな従来の射出成形機のパージ工程においては、次のよ
うな問題点があった。第1に、樹脂(パージ材)を取り
除くとき、樹脂(パージ材)がベット上に付着して剥が
れにくい為に、手に軍手等の保護具を付けて作業を行な
っていたが、それでも高温の樹脂(パージ材)を強く手
で握り、火傷をする危険性があった。第2に、付着性の
高い樹脂(パージ材)などの場合、ベット上の塗装が剥
がれたり、汚れたりする可能性があった。また、実開昭
60−187015に於ては、パージカバーへのパージ
材の付着防止の為に高価なステンレス材等を使用したも
のであり、実開昭59−179019に於ては、テフロ
ンコーティングの為にパージ材の付着防止に対する寿命
に難点があり、両者共構造は簡便なものでなかった。本
発明はこのような問題点を解決することを目的としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、射出成形機の
ベット3上の、パージ工程で樹脂が付着可能な範囲を、
樹脂が付着しにくいシート4で保護することを特徴とす
るものであり、さらに、射出成形機の固定盤1からシリ
ンダ2下面に位置するベット3上の、パージ工程で樹脂
が付着可能な範囲を、ポリテトラフルオロエチレンシー
ト(以下、PTFEシートと称する)4を配備すること
により、上記問題点を解決する。
ベット3上の、パージ工程で樹脂が付着可能な範囲を、
樹脂が付着しにくいシート4で保護することを特徴とす
るものであり、さらに、射出成形機の固定盤1からシリ
ンダ2下面に位置するベット3上の、パージ工程で樹脂
が付着可能な範囲を、ポリテトラフルオロエチレンシー
ト(以下、PTFEシートと称する)4を配備すること
により、上記問題点を解決する。
【0005】
【作用】本発明に於ては、PTFEシート4を射出成形
機の固定盤1からシリンダ2下面に位置するベット3上
に設置することにより、ベット3部に落ちた樹脂(パー
ジ材)を容易にかつ簡単に取り除くことが出来る。
機の固定盤1からシリンダ2下面に位置するベット3上
に設置することにより、ベット3部に落ちた樹脂(パー
ジ材)を容易にかつ簡単に取り除くことが出来る。
【0006】
【実施例】本発明による、射出成形パージ工程における
樹脂(パージ材)の付着防止装置について、以下図面と
共に詳細に説明する。図1は、本発明のPTFEシート
を射出成形機の固定盤からシリンダ下面に位置するベッ
ト上に敷き詰めた外観図を示している。
樹脂(パージ材)の付着防止装置について、以下図面と
共に詳細に説明する。図1は、本発明のPTFEシート
を射出成形機の固定盤からシリンダ下面に位置するベッ
ト上に敷き詰めた外観図を示している。
【0007】この図から明らかなように、図1におい
て、PTFEシート4はネジ5で射出成形機の固定盤1
からシリンダ2下面に位置するベッド3上に固定してい
る。尚、PTFEシート4は接着剤で張り付けても良
い。
て、PTFEシート4はネジ5で射出成形機の固定盤1
からシリンダ2下面に位置するベッド3上に固定してい
る。尚、PTFEシート4は接着剤で張り付けても良
い。
【0008】本発明による射出成形機のパージ工程にお
ける樹脂の付着防止方法及び装置は、前述したように構
成されており、以下にその動作について説明する。ま
ず、パージ工程において、樹脂(パージ材)がシリンダ
2のノズル部を経て射出され、射出成形機の固定盤1と
シリンダ2との間のベット3上に垂れ落ちる。射出成形
機のベッド3上にはPTFEシート4がネジ5で射出成
形機の固定盤1からシリンダ2下面に固定して設置され
ていることにより、ベット3上に落ちた樹脂(パージ
材)を容易にかつ簡単に取り除くことが出来る
ける樹脂の付着防止方法及び装置は、前述したように構
成されており、以下にその動作について説明する。ま
ず、パージ工程において、樹脂(パージ材)がシリンダ
2のノズル部を経て射出され、射出成形機の固定盤1と
シリンダ2との間のベット3上に垂れ落ちる。射出成形
機のベッド3上にはPTFEシート4がネジ5で射出成
形機の固定盤1からシリンダ2下面に固定して設置され
ていることにより、ベット3上に落ちた樹脂(パージ
材)を容易にかつ簡単に取り除くことが出来る
【0009】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の、PTFEシートにより、射出成形のパージ工程にお
いて、樹脂が付着しないために、ベット部の塗装の剥が
れ、汚れ、および、樹脂を取り除く作業での火傷の危険
性を解消することが出来る。従って、容易に、かつ、安
全に、パージ工程作業を進めることが出来る。この為、
射出成形機の塗装の保全・改修および火傷がなくなっ
た。また、従来に較べ、寿命の長い、軽量で構造の単純
な、安価なパージカバーを設置することが出来るように
なった。
の、PTFEシートにより、射出成形のパージ工程にお
いて、樹脂が付着しないために、ベット部の塗装の剥が
れ、汚れ、および、樹脂を取り除く作業での火傷の危険
性を解消することが出来る。従って、容易に、かつ、安
全に、パージ工程作業を進めることが出来る。この為、
射出成形機の塗装の保全・改修および火傷がなくなっ
た。また、従来に較べ、寿命の長い、軽量で構造の単純
な、安価なパージカバーを設置することが出来るように
なった。
【図1】本発明のPTFEシートを射出成形機の固定盤
からシリンダ下面に位置するベット上に敷き詰めた外観
図を示す。
からシリンダ下面に位置するベット上に敷き詰めた外観
図を示す。
1・・・・固定盤 2・・・・シリンダ 3・・・・ベット 4・・・・PTFEシート(ポリテトラフルオロエチレ
ンシート) 5・・・・ねじ
ンシート) 5・・・・ねじ
Claims (2)
- 【請求項1】 射出成形機のベット(3)上の、パージ
工程で樹脂が付着可能な範囲を、樹脂が付着しにくいシ
ート(4)で保護することを特徴とする射出成形機のパ
ージ工程における樹脂の付着防止方法。 - 【請求項2】 射出成形機の固定盤(1)からシリンダ
(2)下面に位置するベット(3)上の、パージ工程で
樹脂が付着可能な範囲を、PTFEシート(4)を配備
したことを特徴とする射出成形機のパージ工程における
樹脂の付着防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24407692A JPH0663991A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 射出成形機のパージ工程における樹脂の付着防止方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24407692A JPH0663991A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 射出成形機のパージ工程における樹脂の付着防止方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0663991A true JPH0663991A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=17113381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24407692A Pending JPH0663991A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 射出成形機のパージ工程における樹脂の付着防止方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0663991A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110091481A (zh) * | 2018-01-31 | 2019-08-06 | 住友重机械工业株式会社 | 注射装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61289913A (ja) * | 1985-06-14 | 1986-12-19 | Showa Alum Corp | 押出型材の疵・汚れ防止方法 |
-
1992
- 1992-08-21 JP JP24407692A patent/JPH0663991A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61289913A (ja) * | 1985-06-14 | 1986-12-19 | Showa Alum Corp | 押出型材の疵・汚れ防止方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110091481A (zh) * | 2018-01-31 | 2019-08-06 | 住友重机械工业株式会社 | 注射装置 |
JP2019130833A (ja) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | 住友重機械工業株式会社 | 射出装置 |
EP3524401A1 (en) * | 2018-01-31 | 2019-08-14 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Injection unit |
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