JPH0663622U

JPH0663622U - スノーダンプ用雪積み囲い

Info

Publication number: JPH0663622U
Application number: JP1361793U
Authority: JP
Inventors: 秀丸林
Original assignee: 秀丸林
Priority date: 1993-02-12
Filing date: 1993-02-12
Publication date: 1994-09-09

Abstract

(57)【要約】【目的】従来のスノーダンプに装着して、より多く
の雪を積むことが可能で、除雪及び排雪の作業能率を向
上させる、スノーダンプ用の雪積み囲いを、提供する。【構成】コの字型の雪積み囲い（３）を回動部
（６）で取付板（４）と回動軸（８）により軸着し、取
付板（４）には嵌脱可能な取付具（５）を併設したこと
を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、スノーダンプに使用する雪積み囲いに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来は、スノーダンプには雪積み囲いは、ついていなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来のスノーダンプは、雪をすくう構造になっている為、先端部は平板で、側面も前部ほど囲いが少なくなっているので、雪を多量に積むことが困難であり、且つ雪の運搬中にこぼれ落ちて、排雪運搬には不向きであった。本考案は、以上の欠点を解決する為のものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記のような欠点を解決する為に、本考案は次の様な構成とする。コの字型の雪積み囲い（３）の回動部（６）と、取付板（４）の回動部（６）を回動軸（８）で回動自在に軸着し、取付板（４）の上部に設けた嵌脱可能な、取付具（５）で本体（１）のハンドル（２）の下部に嵌着する。以上のような構成よりなる、スノーダンプ用雪積み囲いである。

【０００５】

【作用】

本考案を使用するときは、回動部（６）で取付板（４）と軸着された雪積み囲い（３）を取付具（５）でハンドル（２）に嵌着する。これを使用するときは、雪積み囲い（３）を持ち上げひも（７）を利用して持ち上げ、本体（１）で雪をすくい、後雪積み囲い（３）を下げて本体（１）と合体して、雪を積み込んで排雪場ヘ運搬し、雪積み囲い（３）を持ち上げて、排雪する。

【０００６】

【実施例】以下、本案の実施例について説明する。（イ）（Ａ）中央部の幅が広く、両端に従って適度に狭くした板材をスノーダンプ本体（１）の内側に併せてコの字型に形成し両端の適所に回動軸（８）を通す穴を設けた雪積み囲い（３）を形成する。（Ｂ）ハンドル（２）のパイプに嵌着できる様にした取付具（５）を併設したノの字型の板材の先端部に回動軸（８）を通す穴を設けた、取付板（４）を形成する。（Ｃ）（Ａ）により形成された、雪積み囲い（３）と、（Ｂ）により形成された取付板（４）を回動部（６）で回動軸（８）により軸着する。本案は以上のような構造で、これを使用するときは、ハンドル（２）に取付具（５）を嵌着して、取付板（４）に回動軸（８）により軸着された、雪積み囲い（３）が本体（１）の内側に、収まる様に取り付ける。これを、除雪作業に使用するときは、雪積み囲い（３）を持ち上げひも（７）を利用して持ち上げ、本体（１）で雪をすくい後、雪積み囲い（３）を下げて、本体（１）と合体して、雪を積み込んで排雪場へ運搬し、雪積み囲い（３）を持ち上げて、排雪する。（ロ）前記（Ｃ）のように形成された本考案を、本体（１）に装着して、買い物そりに利用するときは、雪積み囲い（３）の中に荷物を積んで、ハンドル（２）で押すか、引いて使用する。（ハ）前記（Ｃ）のように形成された本考案を、本体（１）に装着して、雪上遊具として利用するときは、囲いの中に乗って坂を滑って遊ぶ。

【０００７】

【考案の効果】

本考案は、上述の用に構成されているので、次のような効果を奏する。スノーダンプ本体（１）に雪積み囲い（３）を取り付けた事により、多量の雪を積み込む事ができ、運搬中に雪がこぼれ落ちる事もない。又押して運ぶだけでなく、ハンドル（２）で引いて坂を登る事も可能である。更に雪積み囲い（３）は、回動部（６）により上下作用が自在であるので、本体（１）の機能を損なう事なく除雪能力を発揮できる。嵌脱可能な取付具（５）で装着してあるので、不要な時な取り外しておく事ができる。除雪以外にも、買い物そりや、雪上遊具にも使用できて、きわめて利用度が大きい。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の、斜視図である。

【図２】本考案の取付板（４）及び取付具（５）と回
動部（６）の拡大図である。

【図３】本考案を、スノーダンプ本体（１）に装着し
た斜視図である。

【符号の説明】

１本体２ハンドル３雪積み囲い４取付板５取付具６回動部７持ち上げひも８回動軸

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】コの字型の雪積み囲い（３）の回動部
（６）と、取付板（４）の回動部（６）を回動自在に軸
着し、取付板（４）の上部に設けた嵌脱可能な、取付具
（５）でスノーダンプ本体（１）（以下これを本体とす
る）のハンドル（２）に嵌着する、スノーダンプ用雪積
み囲い。