JPH0662814U - 傘の滑り止め用ゴムキャップ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】従来の傘は床などの滑り安いところでは、立て
掛けたり引っ掛けたりする場合に傘が滑って転倒するこ
とが多かったので不便であった。それを滑らないように
して、傘が転倒しないようにした。 【構成】合成ゴムで造った、傘の先端用ゴムキャップ
１、或いは傘の握り手用ゴムキャップ２、をそれぞれ、
傘の先端部分と傘の握り手の端に被せた。

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は傘の先端部分、或いは握り手の端の部分に取り付けられる様に した、傘の滑り止め用ゴムキャップである。

従来の傘は先端や握り手の部分が固いために、トイレなどで畳んで立て掛 けたり、台に引っ掛けたりした場合に滑って転倒することが多かったので不 便であった。

本考案は、その欠点を除くためになされたもので、それを図面について説 明すれば、合成ゴムで造った、傘の先端部分用ゴムキャップ１、或いは傘の 握り手用ゴムキャップ２、をそれぞれ傘の先端部分４、傘の握り手の端３、 に被せるようになされたものである。

本考案はこのような構造であるから、従来の傘に、この傘の滑り止め用ゴ ムキャップを取り付けるだけで、傘の転倒を防止できる。

なお、本考案の傘滑り止め用ゴムキャップは合成ゴムだけでなく、天然ゴ ムや、或る程度弾力性があって滑り難く加工されたものであれば、ビニール でも皮でもよい。

また、本考案は、従来の傘に取り付けるようになされたものであるので、 傘本来の使用目的にデザインとファッション性が加味されていることを考慮 し、このゴムキャップも、従来のどの傘にも或る程度合わせることのできる ように、色や柄そして形などの違うものを幾種類か造っておけば、従来の傘 に合う物を選択できるので、違和感なく使用できる。

また、大きさは、従来の傘に合うように、幾種類か造ればよいが、キャッ プそのものに弾力性をもたせておけば、多少大きめの物も挿入できる。

さらに、このゴムキャップは、必ず、傘の先端部分と握り手部分の両方に に取り付けなければならないというものではなく、どちらか片方だけに取り 付けて使用してもよい。また、傘の製造過程でこのゴムキャップを取り付け ておけば色や柄も合わせることができるので、違和感はなくなる。

また、従来の傘に取り付ける場合は接着剤を使用すれば、抜け落ちること はない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である

【図２】本考案の斜視図である

【図３】本考案の取り付け部分の斜視図である

【図４】本考案の取り付けた状態の斜視図である

【符号の説明】

１は傘の先端用ゴムキャップ ２は傘の握り手用
ゴムキャップ ３は傘の握り手の端 ４は傘の先端部分

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】合成ゴムで造ったキャップを、傘の先端部
   分、或いは握り手の端に取り付けて、傘の転倒を防止す
   る、傘の滑り止め用ゴムキャップ。