JPH0662417U - 直流電源出力端子付照明装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】照明機能を持った一つの照明装置に、利用する
各種電気機器に必要な消費直流電源電圧を任意に供給す
る機能を附加する。 【構成】交流電源に接続するコード付プラグ２を接続さ
れ、照明ランプ５が付いた照明装置本体１からなり、該
本体１の一部３に直流出力電圧用の任意の電源電圧の供
給数に応じた出力端子４が設けられている直流電源出力
端子付照明装置。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、照明機能をもった照明装置より単一、あるいは複数の直流電源 電圧を任意に供給する事が出来る装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来の照明器、例えば、スタンド、タスクライト等は、デスクワーク等の 照明補助としての機能を求められている場合が多い。 従って、直流電源電圧を必要とするワープロ、パソコン、充電器等の電気 機器を利用する時には、各種電気機器と同数個の直流電源変換供給装置（Ａ Ｃ−アダプター）が必要であり、二っの装置はそれぞれに独立しており、全 く関連性はない。

【０００３】

【課題を解決するための手段】

本考案の直流電源出力端子付照明装置は、単一の直流電圧、例えば、６Ｖ 、あるいは複数の直流電圧、例えば、６Ｖ、９Ｖ、１２Ｖ、など必要な任意 の直流電源を作り、しかも電源電圧には、供給数に応じた出力端子（４）が 設けられている。 従って、照明器としての照明機能を保持し、しかも各電気機器の消費直流 電源電圧用として、必要とする電源電圧に対応した出力端子（４）を利用す る事により、直流電源変換供給装置の数を減らす事ができ、同時に机上等の 身近な位置で容易に各種電気機器を操作する事ができる。 従来の照明器は、照明機能を求められる場合が多く、直流電源変換供給装 置Ｓ１〜Ｓｎは各機器負荷Ｄ１〜Ｄｎに対して、一対一での対応となり、第 ２図のようになっている。 図１の直流電源電圧の出力端子（４）の組込み部（３）の形状は、丸形、 菱形、角形等と任意の形状で、容易に製作する事ができる。

【０００４】

【実用例】

本考案は第３図のように照明負荷（電球、蛍光灯等）Ｅ及び、点灯用スイ ッチ（Ｔ）の付いた照明装置本体の一部（Ｓ）に直流電源Ｐ１〜Ｐｎを組み 入れ、その出力端子ＯＵＴ１〜ＯＵＴｎに各機器負荷（充電機、パソコン、 ワープロ等）Ｄ１〜Ｄｎの必要とする直流電源電圧Ｖ１〜Ｖｎを合わせると 、例えば、商業用交流電源１００Ｖに接続用コード付プラグ（２）を接続す ると、各出力端子（４）よりＶ１＝６ｖ、Ｖ２＝９ｖ、Ｖ３＝１２ｖと直流 電源電圧を、任意に、且つ、容易に供給し、また、照明ランプ（５）もスイ ッチ（Ｔ）を入れる事により容易に点灯する。

【０００５】

【考案の効果】

照明機能を持った一つの照明装置が、各種の電気機器が必要とする消費直 流電源電圧に容易に対応し、しかも、該電気機器を任意に利用する事ができ 、操作や製作も容易である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案直流電源出力端子付照明装置の組立図

【図２】従来の直流電源電圧供給構成図

【図３】本考案の直流電源電圧供給と照明の構成図

【符号の説明】 １：照明装置本体 ２：コード付プラグ ３：出力端子組込み部 ４：出力端子 ５：照明ランプ ＡＣ：交流電源 Ｄ１〜ｎ：機器負荷 Ｅ：照明負荷 Ｖ１〜ｎ：直流電源電圧 Ｐ１〜ｎ：直流電源 Ｓ１〜ｎ：直流電源変換供給装置 ＯＵＴ１〜ｎ：出力端子 Ｓ：出力端子組込み部 Ｔ：スイッチ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】照明装置本体（１）に交流電圧を直流電圧
   に変換する電源変換供給装置を内臓し、単一、あるい
   は、複数の直流電源電圧を任意に供給できる、電源電圧
   の供給数に応じた出力端子（４）が該本体（１）の一部
   （３）に設けられ、交流電源供給用のコード付プラグ
   （２）、及び照明ランプ（５）が付いた直流電源出力端
   子付照明装置。