JPH0662349U - ダスト捕集器 - Google Patents

ダスト捕集器

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JPH0662349U
JPH0662349U JP271893U JP271893U JPH0662349U JP H0662349 U JPH0662349 U JP H0662349U JP 271893 U JP271893 U JP 271893U JP 271893 U JP271893 U JP 271893U JP H0662349 U JPH0662349 U JP H0662349U
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JP
Japan
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filter paper
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Withdrawn
Application number
JP271893U
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Inventor
信一郎 福山
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 垂直に取付けてもダスト落下の心配のないダ
スト捕集器を得る。 【構成】 先端部が直角に曲り突出した開口aを有し、
かつ基端部内側面に同軸のねじが設けられた上部ろ紙ホ
ルダ70,先端部の外側面に上記ねじに螺合する同軸の
ねじが設けられ基端部がU型に曲った下部ろ紙ホルダ7
1,同下部ろ紙ホルダの曲り部に軸を平行にして接続さ
れる排出管39,同排出管を塞ぐ盲栓40,上記上部ろ
紙ホルダおよび下部ろ紙ホルダ間に設けられるダスト捕
集手段(円形ろ紙33)を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は煙道に取付けられ、燃焼ガス中に含まれるダスト濃度を測定するダス ト捕集器に関する。
【0002】
【従来の技術】
燃焼ガス中に含まれるダスト濃度の測定には、図5に示すような円形ろ紙や円 筒ろ紙を用いるダスト捕集器が使用される。
【0003】 ダスト捕集器3は煙道(排ガスダクト)1内に計測座6から挿入される。ダス ト捕集器3から順次つながれるダスト捕集部,ガス吸引部,吸引流量測定部が設 けられる。
【0004】 ダスト捕集器3はダクト1に設けられた計測座6を介して、ドレン捕集器4を 有する連結管5で水平に取付けられる。その後連結管5はH2 2 溶液7を入れ たSO2 吸収びん8,ガラス繊維9を入れたミスト除去びん10、流量調整弁1 2を備えた真空ポンプ11,油ミスト除去器12に順次つながれる。
【0005】 さらに、温度計14,絞り流量計15,絞り流量計のマノメータ16,湿式ガ スメータ17が順次つながれる。
【0006】 ダスト捕集器3の詳細を図6により説明する。筒形で、先端がテーパ面をもっ て開口しているろ紙ホルダ25は連結管5につながれている。吸引ノズル26は 中央部がL形に曲り、基端が先細のテーパ面になっている。一端閉の筒形のろ紙 27が閉端を連結管5側に向けてろ紙ホルダ25内に挿入され、開端部がテーパ 面上におかれる。吸引ノズル26の基端がろ紙ホルダ25の開端部内に挿入され る。すなわち、ろ紙の開端部を挟んで両テーパ面が嵌合して結合される。
【0007】 他に図7に示すような円形ろ紙を用いるダスト捕集器3aも使用されている。 図中20はろ紙ホルダ,21は金鋼,22は円形ろ紙,23はパッキン,24は 吸引ノズルである。
【0008】 以上において、真空ポンプ11が作動し、排ガスダクト1中の排ガスが吸引ノ ズルから吸引されて、流量が計測される。このとき排ガス中のダストはろ紙上に 捕集される。その後ダスト捕集器3が取り出され、ろ紙上のダスト量が計測され る。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来例のようなダスト捕集器の場合、ろ紙ホルダの軸が水平であるときは ろ紙の捕集に問題はないが、やもうえず垂直にしなければならない場合、吸引ノ ズルが最下部に来て落下の恐れがある。又、ろ紙が下向きにダストを捕集する状 態となり、測定終了後ダスト捕集器を引上げる際、振動・衝撃などによりダスト がろ紙よりはく離し計測誤差となる恐れがあった。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するため次の手段を講ずる。
【0011】 すなわち、ダスト捕集器として、先端部が直角に曲り突出した開口を有し、か つ基端部内側面に同軸のねじが設けられた上部ろ紙ホルダと、先端部の外側面に 上記ねじに螺合する同軸のねじが設けられ基端部がU型に曲った下部ろ紙ホルダ と、同下部ろ紙ホルダの曲り部に軸を平行にして接続される排出管と、同排出管 を塞ぐ盲栓と、上記上部ろ紙ホルダおよび下部ろ紙ホルダ間に設けられるダスト 捕集手段とを備え、上記上部ろ紙ホルダの基端部が上記下部ろ紙ホルダの先端部 に上記ダスト捕集手段を挟んで螺合されるとともに螺合後上記上部ろ紙ホルダの 先端部が上記下部ろ紙ホルダの基端部の方向の反対方向を向くようにする。
【0012】
【作用】 水平に通る計測対象の排ガスダクトの上面に計測穴があけられ、ダスト捕集器 が垂直に挿入される。そして上部ろ紙ホルダの先端部開口を排ガスの流れ方向に 対向して取付けられる。その後下部ろ紙ホルダの基端部は連結管を介してガス吸 引部につながれる。
【0013】 以上において、ガス吸引部が作動すると、排ガスダクトを流れる排ガスは先端 部開口,上部ろ紙ホルダ,ダスト捕集手段,下部ろ紙ホルダを順次経てガス吸引 部に吸引される。
【0014】 このとき、排ガス中のダストはダスト捕集手段に捕集される。ダスト捕集手段 には排ガスは上部から下部に流れるため、ダストは上部に捕集される。このため 測定後、ダスト捕集器を引き上げるとき、振動・衝撃などにより、ダストがはく 離して落下し、計測誤差を発生する心配がなくなる。また上部ろ紙ホルダは下部 ろ紙ホルダに螺合しているため、落下する心配も全くない。
【0015】
【実施例】
(1) 本考案の第1実施例を図1〜図3により説明する。図1にて、先端に開 口aを持つ吸引ノズル37の基端は、先端閉のノズル取付管36の先端部に軸を 直交して螺合される。
【0016】 上蓋35はろ斗状で、先端部に同軸にノズル取付管36の基端部が螺合される 。また基端部の内側面は基端側が径の大きい段差になっていて、その側面に軸に 同軸なねじが切れている。
【0017】 下蓋30はろ斗状で、先端部(径の小さい方)にU型管38の先端部が同軸に 螺合される。基端部(径の大きい方)の外側面には同軸にねじが切れている。ま た基端部の内側面は、基端側が順次径の大きくなる2段段差に形成されている。
【0018】 この最初の段差部に円形の金鋼31が挿入される。また次の段差部にパッキン 32,円形ろ紙33が順次挿入され、その後リング状の金属パッキン34が挿入 される。そして上蓋35の基端部が乗せられ、その内側部のねじと、下蓋30の 外側部のねじ間で螺合される。このとき、吸引ノズル37の開口aの方向はU型 管38の基端の方向の反対方向を向くようにする。U型管38の曲り部には軸を 平行にした排出管39が接続される。排出管39の端部には盲栓40が取付けら れる。
【0019】 U型管39の基端部は連結管42に継手管41を介して接続される。
【0020】 上記で吸引ノズル37,ノズル取付管36,および上蓋35が上部ろ紙ホルダ 70に対応する。また下蓋30,およびU型管38が下部ろ紙ホルダ71に対応 する。
【0021】 上記ダスト捕集器は図2に示すように、水平に通る排ガスダクト1の上面に設 けられた計測座6aの穴から垂直に挿入され、計測座6a部で固定される。この とき、吸引ノズルの開口aを排ガス流れ方向に向ける。
【0022】 以上において、ガス吸引部が作動すると、排ガスダクト1を流れる排ガスは先 端部開口a,上部ろ紙ホルダ70,円形ろ紙33,下部ろ紙ホルダ71を順次経 てガス吸引部に吸引される。
【0023】 このとき、排ガス中のダストは円形ろ紙33に捕集される。円形ろ紙33には 排ガスは上部から下部に流れるため、ダストは上部に捕集される。このため測定 後、ダスト捕集器を引き上げるとき、振動・衝撃などにより、円形ろ紙33から ダストがはく離して落下し、計測誤差を発生する心配がなくなる。
【0024】 またこのダスト捕集器は、図3に示すように、必要に応じて排ガスダクト1の 側面cの計測座6aから、水平に挿入され、従来と同様に使用される。 (2) 本考案の第2実施例を図4により説明する。先端に開口aを持つ吸引ノ ズル56の基端は、先端閉のノズル取付管63の先端部に軸を直交して螺合され る。
【0025】 上蓋54は筒形で、先端部に同軸にノズル取付管63の基端部が接続される。 また基端部の内側面は基端側が径の大きい段差になっていて、その側面に軸に同 軸なねじが切れている。
【0026】 下蓋57は筒形で、基端部に同軸にU型管58の先端部が同軸に接続される。 円筒50の両端部の外側面にはねじが切れている。ろ紙押え51は一端にフラン ジを持つテーパ面を有する筒形である。U型管58には前記と同様、排出管39 と盲栓40が取付けられている。
【0027】 円筒50の一端は下蓋57の内側面のねじに螺合される。また他端には円筒ろ 紙52,パッキン53が順次挿入される。その後、ろ紙押え51のテーパ面部が 、挿入される。そして円筒50の外側面のねじに上蓋54が螺合される。このと き、吸引ノズル56の開口aの方向はU型管58の基端の方向の反対方向を向く ようにする。
【0028】 上記で吸引ノズル54,ノズル取付管63,および上蓋54が上部ろ紙ホルダ 70aに対応する。また円筒50,下蓋57,およびU型管58が下部ろ紙ホル ダ71aに対応する。
【0029】 上記ダスト捕集器は前記実施例と同様に排ガスダクトに取付けられ使用される 。作用はほぼ同様なので説明を省略する。
【0030】
【考案の効果】
以上に述べたように、本考案によれば、計測対象の排ガスダクトに応じて、垂 直に取付けられても、水平に取付けられても、ダスト捕集手段に捕集されたダス トが、はく離落下する心配がない。このため適用範囲が広く、かつ精度のよい計 測ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の断面図である。
【図2】同実施例の作用説明図である。
【図3】同実施例の作用説明図である。
【図4】本考案の第2実施例の断面図である。
【図5】従来例の全体構成系統図である。
【図6】同従来例の一例の断面図である。
【図7】同従来例の他例の断面図である。
【符号の説明】
1 排ガスダクト 6,6a 計測座 30 下蓋 31 金鋼 32 パッキン 33 円形ろ紙 34 金属パッキン 35 上蓋 36 ノズル取付管 37 吸引ノズル 38 U型管 39 排出管 40 盲栓 41 継手管 42 連結管 50 円筒 51 ろ紙押え 52 円筒ろ紙 53 パッキン 54 上蓋 56 吸引ノズル 57 下蓋 58 U型管 70,70a 上部ろ紙ホルダ 71,71a 下部ろ紙ホルダ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部が直角に曲り突出した開口を有
    し、かつ基端部内側面に同軸のねじが設けられた上部ろ
    紙ホルダと、先端部の外側面に上記ねじに螺合する同軸
    のねじが設けられ基端部がU型に曲った下部ろ紙ホルダ
    と、同下部ろ紙ホルダの曲り部に軸を平行にして接続さ
    れる排出管と、同排出管を塞ぐ盲栓と、上記上部ろ紙ホ
    ルダおよび下部ろ紙ホルダ間に設けられるダスト捕集手
    段とを備え、上記上部ろ紙ホルダの基端部が上記下部ろ
    紙ホルダの先端部に上記ダスト捕集手段を挟んで螺合さ
    れるとともに螺合後上記上部ろ紙ホルダの先端部が上記
    下部ろ紙ホルダの基端部の方向の反対方向を向く配置に
    なっていることを特徴とするダスト捕集器。
JP271893U 1993-02-04 1993-02-04 ダスト捕集器 Withdrawn JPH0662349U (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000230887A (ja) * 1999-02-09 2000-08-22 Horiba Ltd パーティキュレート捕集装置
JPWO2014147669A1 (ja) * 2013-03-22 2017-02-16 トヨタ自動車株式会社 温度調節構造
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