JPH0659089U - 筆記具 - Google Patents
筆記具Info
- Publication number
- JPH0659089U JPH0659089U JP1164593U JP1164593U JPH0659089U JP H0659089 U JPH0659089 U JP H0659089U JP 1164593 U JP1164593 U JP 1164593U JP 1164593 U JP1164593 U JP 1164593U JP H0659089 U JPH0659089 U JP H0659089U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grip
- weight
- pen shaft
- writing instrument
- resin layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ボールペン、シャープペンを書き易く、かつ
疲れにくくする。 【構成】 ペン軸の先端部からグリップ部の中央までの
間に、径の大小によって重量を15〜30gに設定した
錘りをペン軸の内部にはめこみ、グリップ部に握った状
態の指の形に形成することを可能にした低温熱可塑性樹
脂層を巻きつけたものである。
疲れにくくする。 【構成】 ペン軸の先端部からグリップ部の中央までの
間に、径の大小によって重量を15〜30gに設定した
錘りをペン軸の内部にはめこみ、グリップ部に握った状
態の指の形に形成することを可能にした低温熱可塑性樹
脂層を巻きつけたものである。
Description
【0001】
本考案はボールペン、シャープペンに関するものである。
【0002】
従来のボールペン、シャープペンには、ボールペンのペン先、あるいはシャー ブペンの芯を出し入れするために、錘りを使用しているものがあるが、書き易く 、疲労しにくく工夫したものはない。
【0003】
従来のボールペン、シャープペンでは、握っているグリップ部から指が下にず り易く、そのため指が下にずれないように、力を入れて握り、下にずれれば上に 持ちかえるので、疲労しやすい。 また、ボールペンで複写紙に書く場合は、さ らに、力を入れて書かなければならない。 さらに、シャープペンの場合は、力 を入れすぎると芯が折れることがあった。 そこで、本考案は、これらの問題を解決して、書きやすく、疲労しにくく工夫 したものである。
【0004】
本考案は、ペン軸の先端部からグリップ部の中央までの間に、径の大小によっ て重量を15〜30gに設定した錘りをペン軸の内部にはめこみ、グリップ部に 握った状態の指の形に形成することを可能にした低温熱可塑性樹脂層を巻きつけ たものである。
【0005】
本考案の筆記具の先端部に錘りを設けることにより、筆記具の重心がペン軸の 先端の方に移動し、力を入れなくても筆圧も生じる。 そして、グリップ部に熱 可塑性樹脂層を設け、湯沸かし器の60℃位の温水、あるいはドライヤーの温風 を低温熱可塑性樹脂層に掛けた後、低温熱可塑性樹脂層を握ると、低温熱可塑性 樹脂層の形状を握った状態の指の形に形成するので、書き手の癖に合せて、グリ ップ部の形状ができあがり、握って書く際、抵抗感がなく、しかも指が下に滑る ことがない。
【0006】
本考案の一実施例を図1〜2にもとずいて説明すると、ボールペンのペン軸中 央部1の先端と嵌合させたペン軸先端部2の内部で、グリップ部3の中央までの 間に15gの鉛製錘り4をはめこみ、グリップ部3の外側に低温熱可塑性樹脂層 5を巻きつけたものである。 複写紙に書く筆記具の場合は、錘りを30gにす ればよい。 もちろん、錘り4は、鉛に限らない。 さらに、本考案の別の実施例として、シャープペンについても可能である。
【0007】
【表1】
【0008】
【表2】
【0009】
【表3】
【0010】 上記の表1は、本考案のボールペンを使用して、2時間以上または3000字 以上筆記した感想を450名の方に聞いた結果である。 450名の内訳は、女 子事務員320名、男子営業員および事務員90名、高校生20名、主婦15名 、その他(老人、自営業)5名である。
【0011】 上記の表2は、従来のボールペンと本考案のボールペンとを120名が2時間 筆記した結果、その疲労度の平均値をグラフに示したものである。
【0012】 上記の表3は、複写用カーボン紙を4枚使用して、従来のボールペンと本考案 のボールペンとを20名が筆記した結果、その疲労度の平均値をグラフに示した ものである。
【0013】
以上述べたように、本考案の特有の効果は、筆記具の重心がペン軸の先端の方 に移動し、力を入れなくても筆圧も生じるので、筆記具が滑らかに動き、書き易 い。 また、グリップ部の形状に抵抗感がなく、しかも指が下に滑ることがない ので長時間使用しても疲れにくい。 さらに、複写紙に書くときでも、力を入れ ることなく楽に書くことができるようになった。 しかも、本考案は、安価に製 造することができる。
【図1】筆記具の断面図である。
【図2】低温熱可塑性樹脂層を握った状態の指の形に成
形した筆記具の正面図である。
形した筆記具の正面図である。
1 ペン軸中央部 2 ペン軸先端部 3 グリップ部 4 錘り 5 低温熱可塑性樹脂層
Claims (1)
- 【請求項1】 ペン軸の先端部からグリップ部の中央ま
での間に、径の大小によって重量を15〜30gに設定
した錘りをペン軸の内部にはめこみ、グリップ部に握っ
た状態の指の形に形成することを可能にした低温熱可塑
性樹脂層を巻きつけたことを特徴とする筆記具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1164593U JPH0732111Y2 (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | 筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1164593U JPH0732111Y2 (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | 筆記具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0659089U true JPH0659089U (ja) | 1994-08-16 |
JPH0732111Y2 JPH0732111Y2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=11783695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1164593U Expired - Lifetime JPH0732111Y2 (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | 筆記具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0732111Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013136244A (ja) * | 2011-12-03 | 2013-07-11 | Yasuo Onishi | 筆記具のグリップ |
-
1993
- 1993-02-03 JP JP1164593U patent/JPH0732111Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013136244A (ja) * | 2011-12-03 | 2013-07-11 | Yasuo Onishi | 筆記具のグリップ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0732111Y2 (ja) | 1995-07-26 |
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