JPH065902Y2 - 本 - Google Patents
本Info
- Publication number
- JPH065902Y2 JPH065902Y2 JP1986142153U JP14215386U JPH065902Y2 JP H065902 Y2 JPH065902 Y2 JP H065902Y2 JP 1986142153 U JP1986142153 U JP 1986142153U JP 14215386 U JP14215386 U JP 14215386U JP H065902 Y2 JPH065902 Y2 JP H065902Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- page
- book
- elastic switch
- light emitting
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) この考案は、各頁に描かれた絵柄とストーリに対応して
光や音を発生する本に関する。
光や音を発生する本に関する。
(考案の技術的背景とその問題点) 従来、本の内容を読者に印象深く与える工夫が種々なさ
れている。例えば表紙を開くと光を発するようにした本
があるが、光を発する部分と本の頁に書かれた内容とが
一致していないため、読者が初めは興味を持っても持続
せず、次第に興味が薄れてしまったり、単に光を発して
いるだけなので教育効果が極めて少ないというような問
題点があった。
れている。例えば表紙を開くと光を発するようにした本
があるが、光を発する部分と本の頁に書かれた内容とが
一致していないため、読者が初めは興味を持っても持続
せず、次第に興味が薄れてしまったり、単に光を発して
いるだけなので教育効果が極めて少ないというような問
題点があった。
(考案の目的) この考案は上述のような事情からなされたものであり、
この考案の目的は、本の各頁に設けられたスイッチによ
り頁の開閉を検知することで各頁に描かれた絵柄とスト
ーリーに対応した光や音等を発生し、頁の内容をより印
象深くすることができるようにした本を提供することに
ある。
この考案の目的は、本の各頁に設けられたスイッチによ
り頁の開閉を検知することで各頁に描かれた絵柄とスト
ーリーに対応した光や音等を発生し、頁の内容をより印
象深くすることができるようにした本を提供することに
ある。
(考案の概要) この考案は本に関するもので、本の各頁に描かれた絵柄
とストーリに対応する位置に設置された発光素子や発音
装置と、本の各頁の折目に設けられ、各頁の開閉に応じ
て自由端部が頁の外方あるいは内方へ可逆的に変位する
弾性スイッチ作動部材と、本の各頁の開きに伴う前記弾
性スイッチ作動部材の自由端部の頁外方への過度な変位
を規制するために、各頁に設置されたストッパと、前記
弾性スイッチ作動部材の変位により開閉し、前記発光素
子や発音装置を作動する各頁に設置された電源スイッチ
と、本の裏表紙に埋設されたバッテリと、からなるもの
である。
とストーリに対応する位置に設置された発光素子や発音
装置と、本の各頁の折目に設けられ、各頁の開閉に応じ
て自由端部が頁の外方あるいは内方へ可逆的に変位する
弾性スイッチ作動部材と、本の各頁の開きに伴う前記弾
性スイッチ作動部材の自由端部の頁外方への過度な変位
を規制するために、各頁に設置されたストッパと、前記
弾性スイッチ作動部材の変位により開閉し、前記発光素
子や発音装置を作動する各頁に設置された電源スイッチ
と、本の裏表紙に埋設されたバッテリと、からなるもの
である。
(考案の実施例) 第1図はこの考案の一実施例を示す光を使用した場合の
本の外観図であり、本1は表紙2を開き頁3を捲って利
用されるようになっており、同図は頁3(2頁)を開い
た場合の様子を示しており、本1は頁を捲るごとに内容
が絵柄とストーリ(コピー)とで説明されるようになっ
ている。
本の外観図であり、本1は表紙2を開き頁3を捲って利
用されるようになっており、同図は頁3(2頁)を開い
た場合の様子を示しており、本1は頁を捲るごとに内容
が絵柄とストーリ(コピー)とで説明されるようになっ
ている。
ここでは、夜の山の天候が変化して行くストーリになっ
ており、同図の頁3(2頁)には山と星の絵6A〜6Cが描
かれ、さらに、山の天候の様子がストーリ5で印刷され
ている。星の中心部分には、後述する発光ダイオード13
A〜13Cより発する光が見えるように、穴が穿孔されてい
る。本1の各頁の折目にはスイッチ部材10が設けられ、
頁3を開いた時に、頁内に埋設されている電源スイッチ
12をオンオフさせるようになっている。
ており、同図の頁3(2頁)には山と星の絵6A〜6Cが描
かれ、さらに、山の天候の様子がストーリ5で印刷され
ている。星の中心部分には、後述する発光ダイオード13
A〜13Cより発する光が見えるように、穴が穿孔されてい
る。本1の各頁の折目にはスイッチ部材10が設けられ、
頁3を開いた時に、頁内に埋設されている電源スイッチ
12をオンオフさせるようになっている。
第2図は頁3(2頁)内に埋設されている回路の詳細を
示しており、回路には電源スイッチ12が設けられ、電源
スイッチ12の一方の端子は発光ダイオード13A〜13Cのカ
ソード側に接続され、発光ダイオード13A〜13Cのアノー
ド側14Bは裏表紙4内に埋設されているバッテリ(図示
せず)の正極に接続されている。電源スイッチ12のもう
一方の端子側14Aはバッテリの負極に接続されている。
電源スイッチ12には弾性スイッチ作動部材10が設けられ
ており、このスイッチ作動部材10は頁3が閉じられてい
る時にはその自由端部が図示Bの位置に押し込められて
電源スイッチ12がオフにされ、頁3が開かれるとその自
由端部が図示Aの位置に押し戻されて電源スイッチ12が
オンにされる。図示の11は弾性スイッチ作動部材10のス
トッパであり、弾性スイッチ作動部材10が頁3の折目よ
り飛び出さないように過度の変位を規制している。
示しており、回路には電源スイッチ12が設けられ、電源
スイッチ12の一方の端子は発光ダイオード13A〜13Cのカ
ソード側に接続され、発光ダイオード13A〜13Cのアノー
ド側14Bは裏表紙4内に埋設されているバッテリ(図示
せず)の正極に接続されている。電源スイッチ12のもう
一方の端子側14Aはバッテリの負極に接続されている。
電源スイッチ12には弾性スイッチ作動部材10が設けられ
ており、このスイッチ作動部材10は頁3が閉じられてい
る時にはその自由端部が図示Bの位置に押し込められて
電源スイッチ12がオフにされ、頁3が開かれるとその自
由端部が図示Aの位置に押し戻されて電源スイッチ12が
オンにされる。図示の11は弾性スイッチ作動部材10のス
トッパであり、弾性スイッチ作動部材10が頁3の折目よ
り飛び出さないように過度の変位を規制している。
このような構成において、この本1の使用方法を説明す
る。
る。
先ず、読者が本1の表紙2を開いて頁3(2頁)を捲る
と、頁3の折目に設けられた弾性スイッチ作動部材10の
自由端部が第2図示Aの位置に押し戻され、電源スイッ
チ12がオンにされてバッテリより、発光ダイオード13A
〜13Cに電力が供給され、発光ダイオード13A〜13Cが発
光し、星6A〜6Cより光が発生する。
と、頁3の折目に設けられた弾性スイッチ作動部材10の
自由端部が第2図示Aの位置に押し戻され、電源スイッ
チ12がオンにされてバッテリより、発光ダイオード13A
〜13Cに電力が供給され、発光ダイオード13A〜13Cが発
光し、星6A〜6Cより光が発生する。
そこで、読者は頁3に描かれている絵(山と星)を見た
り、ストーリ5を読んでこの頁(2頁)の内容を知り、
更に頁3を捲って上述のようにして読書をして行く。こ
のようにして読者は光の発生により、印象深い読書を行
なうことができる。
り、ストーリ5を読んでこの頁(2頁)の内容を知り、
更に頁3を捲って上述のようにして読書をして行く。こ
のようにして読者は光の発生により、印象深い読書を行
なうことができる。
第3図はこの考案の他の実施例を示す音を使用した場合
の本の外観図であり、本20は第1図で説明した本1と
同様に表紙2を開き頁3を捲って利用されるようになっ
ており、同図は頁3(4頁)を開いた時の様子を示して
いる。ここでは、山のストーリになっており、頁3(4
頁)には山と雲の絵が描かれ、さらにこのストーリが楽
譜21で印刷されている。各頁の折目には上述と同様な弾
性スイッチ作動部材10が設けられ、本の頁を開いた時に
頁内に埋設されている音発生装置100がオン・オフさ
れ、スピーカ17より音(メロディ)が発生するようにな
っている。
の本の外観図であり、本20は第1図で説明した本1と
同様に表紙2を開き頁3を捲って利用されるようになっ
ており、同図は頁3(4頁)を開いた時の様子を示して
いる。ここでは、山のストーリになっており、頁3(4
頁)には山と雲の絵が描かれ、さらにこのストーリが楽
譜21で印刷されている。各頁の折目には上述と同様な弾
性スイッチ作動部材10が設けられ、本の頁を開いた時に
頁内に埋設されている音発生装置100がオン・オフさ
れ、スピーカ17より音(メロディ)が発生するようにな
っている。
第4図は頁3(4頁)に埋設されている音発生装置100
のブロック構成を示しており、音発生装置100内には音
発生回路101が設けられており、この音発生回路101で発
生した音声信号OS1が増幅回路102に入力され、増幅され
た音声信号OS2がスピーカ17に入力され、音声を発生す
るようになっている。音発生装置100には第2図の実施
例と同様に電源スイッチ12を介してバッテリ30が接続さ
れ、電源スイッチ12は弾性スイッチ作動部材10により、
上述と同様に動作される。
のブロック構成を示しており、音発生装置100内には音
発生回路101が設けられており、この音発生回路101で発
生した音声信号OS1が増幅回路102に入力され、増幅され
た音声信号OS2がスピーカ17に入力され、音声を発生す
るようになっている。音発生装置100には第2図の実施
例と同様に電源スイッチ12を介してバッテリ30が接続さ
れ、電源スイッチ12は弾性スイッチ作動部材10により、
上述と同様に動作される。
このような構成において、この本20の使用方法を説明す
る。先ず、読者が本20の表紙を開いて頁3(4頁)を捲
ると、上述と同様に折目に設けられた弾性スイッチ作動
部材10により電源スイッチ12がオンにされ、音発生装置
100に裏表紙4内に埋設されているバッテリ30から電力
が供給されて、音発生回路101が動作され、増幅回路102
を介して音声信号OS2がスピーカ17に入力され、音声
(メロディ)が発生する。そこで読者は頁3(4頁)に
描かれている絵(山と雲)を見たり、楽譜21を見てこの
頁の内容を知り、さらに頁3を捲って行き、上述と同様
に読書をして行く。このように読者は音声の発生によ
り、印象深い読書を行なうことができる。
る。先ず、読者が本20の表紙を開いて頁3(4頁)を捲
ると、上述と同様に折目に設けられた弾性スイッチ作動
部材10により電源スイッチ12がオンにされ、音発生装置
100に裏表紙4内に埋設されているバッテリ30から電力
が供給されて、音発生回路101が動作され、増幅回路102
を介して音声信号OS2がスピーカ17に入力され、音声
(メロディ)が発生する。そこで読者は頁3(4頁)に
描かれている絵(山と雲)を見たり、楽譜21を見てこの
頁の内容を知り、さらに頁3を捲って行き、上述と同様
に読書をして行く。このように読者は音声の発生によ
り、印象深い読書を行なうことができる。
(考案の変形例) 上述の実施例では発光ダイオードは連続点灯であった
が、リングカウンタ回路を設けて点滅するようにしても
よい。又スイッチ機構に、光PNPNスイッチ等を用い無接
点でオン・オフするようにしてもよい。又光と音を組合
せて頁を開いた時に両者が同時に発生するようにしても
よい。
が、リングカウンタ回路を設けて点滅するようにしても
よい。又スイッチ機構に、光PNPNスイッチ等を用い無接
点でオン・オフするようにしてもよい。又光と音を組合
せて頁を開いた時に両者が同時に発生するようにしても
よい。
(考案の効果) この考案の本によれば、頁を開く毎に絵柄とストーリー
に対応する光や音等を発生するので、読者の興味が高ま
りPR効果に優れると共に、読者の印象が強まるため教育
効果が一層高まるという効果を奏する。
に対応する光や音等を発生するので、読者の興味が高ま
りPR効果に優れると共に、読者の印象が強まるため教育
効果が一層高まるという効果を奏する。
また、発光素子や発音装置への電力供給用の電源スイッ
チは、各頁の開閉に応じて変位する弾性スイッチ作動部
材を有するので、各頁の開閉に伴い確実に作動し、光や
音を自動的に正しく発生する。
チは、各頁の開閉に応じて変位する弾性スイッチ作動部
材を有するので、各頁の開閉に伴い確実に作動し、光や
音を自動的に正しく発生する。
さらに、ストッパにより、各頁の開きに伴う弾性スイッ
チ作動部材の自由端部の頁外方への過度な変位が規制さ
れているので、弾性スイッチ作動部材の損傷が防止さ
れ、本の耐用年数が向上する。
チ作動部材の自由端部の頁外方への過度な変位が規制さ
れているので、弾性スイッチ作動部材の損傷が防止さ
れ、本の耐用年数が向上する。
第1図はこの考案に係る本の一実施例を示す外観図、第
2図はその頁内の回路の詳細を示す図、第3図はこの考
案に係る本の他の実施例を示す外観図、第4図はその頁
のブロック構成図である。 1,20……本、2……表紙、3……頁、4……裏表紙、
5……ストーリ、6A〜6G……星、10……弾性スイッチ作
動部材、11……ストッパ、12……電源スイッチ、13A〜1
3C……発光ダイオード。
2図はその頁内の回路の詳細を示す図、第3図はこの考
案に係る本の他の実施例を示す外観図、第4図はその頁
のブロック構成図である。 1,20……本、2……表紙、3……頁、4……裏表紙、
5……ストーリ、6A〜6G……星、10……弾性スイッチ作
動部材、11……ストッパ、12……電源スイッチ、13A〜1
3C……発光ダイオード。
Claims (1)
- 【請求項1】本の各頁に描かれた絵柄とストーリに対応
する位置に設置された発光素子や発音装置と、 本の各頁の折目に設けられ、各頁の開閉に応じて自由端
部が頁の外方あるいは内方へ可逆的に変位する弾性スイ
ッチ作動部材と、 本の各頁の開きに伴う前記弾性スイッチ作動部材の自由
端部の頁外方への過度な変位を規制するために、各頁に
設置されたストッパと、 前記弾性スイッチ作動部材の変位により開閉し、前記発
光素子や発音装置を作動する各頁に設置された電源スイ
ッチと、 本の裏表紙に埋設されたバッテリと、 からなることを特徴とする本。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986142153U JPH065902Y2 (ja) | 1986-09-17 | 1986-09-17 | 本 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986142153U JPH065902Y2 (ja) | 1986-09-17 | 1986-09-17 | 本 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6347168U JPS6347168U (ja) | 1988-03-30 |
JPH065902Y2 true JPH065902Y2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=31050606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986142153U Expired - Lifetime JPH065902Y2 (ja) | 1986-09-17 | 1986-09-17 | 本 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH065902Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109598990A (zh) * | 2018-12-07 | 2019-04-09 | 鹤山雅图仕印刷有限公司 | 一种发声书及其发声方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5038767U (ja) * | 1973-08-07 | 1975-04-21 | ||
JPS59153269U (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-15 | 御代田精密株式会社 | 音声付本 |
JPS60120855U (ja) * | 1984-01-24 | 1985-08-15 | ソ−ド株式会社 | プリンタ印字の判読補助具 |
-
1986
- 1986-09-17 JP JP1986142153U patent/JPH065902Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6347168U (ja) | 1988-03-30 |
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