JPH065794Y2 - 空気殺菌装置 - Google Patents

空気殺菌装置

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JPH065794Y2
JPH065794Y2 JP1988008552U JP855288U JPH065794Y2 JP H065794 Y2 JPH065794 Y2 JP H065794Y2 JP 1988008552 U JP1988008552 U JP 1988008552U JP 855288 U JP855288 U JP 855288U JP H065794 Y2 JPH065794 Y2 JP H065794Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
lamp
indoor side
air
sterilization
distribution space
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988008552U
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English (en)
Other versions
JPH01112839U (ja
Inventor
隆司 木村
明男 加藤
功 前田
武司 岡村
浩行 松宮
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は空気殺菌装置に関する。
〔従来の技術〕
殺菌ランプは紫外線を発して各種細菌を効果的に殺菌
し、とくに、常温でかつ菌に耐性を作らずに殺菌でき、
しかも、薬剤による場合のように残留性もない等、他の
殺菌手段に比べて有利な点が多いところから、病院や食
品関係における空気の衛生管理として適している。同ラ
ンプは紫外線を発して人体の皮膚や粘膜を侵すこともあ
るため、一般に、空調ダクト内に設置されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、第7図は、前記殺菌ランプ31が空調ダクト
30内に設置されたものをあらわしているが、このもの
は、殺菌ランプ31が、天井裏を通る空調ダクト30内
に設置されていたため、蓋32付の点検口33があって
も室内側からは容易にメンテナンスができなかった。前
記のように、殺菌ランプ31が空調ダクト30の中途に
配置されていると、ダクト途中でリークにより菌が混入
するとそれが室内にまで達するおそれがある。前記ダク
ト30の入口側に細菌実験室や隔離病室等がある場合、
その入口から殺菌ランプ31までの間に外部へ通じるダ
クトがあると、菌が外部に漏れるおそれがあった。
このような事情に鑑み、この考案は、菌が室内や外部等
に洩れ出さないようにし、かつ、室内側への紫外線の放
射を抑えるとともに、殺菌ランプの交換やその他を含め
たメンテナンスが室内側から容易に行えるようにした空
気殺菌装置を提供することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案では、前記課題を解決するため、殺菌ランプ
が、前記流通空間の室内側開口に着脱自在に取付けられ
た部材に設置されていて、前記流通空間内の室内側開口
近傍に配置され、かつ、前記ランプの室内側には、同ラ
ンプから発せられる光を遮る手段が設けられているとと
もに、この光を遮る手段の一部に可視光線のみを通す透
視手段が設けられている。
〔作用〕
この考案においては、殺菌ランプが流通空間の入口ある
いは出口近傍に配置されることで、入口に配置されたと
きは外部への菌の洩れをも防ぎ、また出口に配置された
ときは流通空間の途中で菌が混入しても出口で殺菌し、
かつ、流通空間の室内側開口に配置された部材とともに
殺菌ランプを着脱可能である。
さらに、ランプの室内側に、ランプから発せられる光を
遮る手段が設けられているので、殺菌ランプから発せら
れる紫外線などの有害な光成分が、人間の目に入って悪
影響を与えたりする心配がない。このような光を遮る手
段は、従来のように、ダクト途中に殺菌ランプを設置し
ておく場合には必要のない構成であるが、この考案で
は、前記したように、室内側開口近傍に殺菌ランプを設
けておくため、光を遮る手段が必須の構成となる。
しかも、この考案では、上記の光を遮る手段の一部に、
可視光線のみを通す透視手段が設けられていることによ
り、室内側からランプの点灯状態を監視することがで
き、ランプの点灯および消灯忘れを確実に防止できると
ともに、ランプの故障や交換時期などを的確に判断する
ことが可能になる。このような透視手段の構成によるラ
ンプの監視機能は、室内側開口近傍に殺菌ランプを設け
ておくことにより初めて可能になるのであり、ダクトの
途中に殺菌ランプを設ける従来の技術では到底達成でき
ないことである。
〔実施例〕
以下に、この考案を、その実施例をあらわした図面を参
照しつつ詳しく説明する。
第1図ないし第4図は、この考案にかかる空気殺菌装置
の一実施例をあらわしている。この空気殺菌装置は、こ
れらの図にみるように、天井部分に構成されている。天
井部分には天井板1が設置され、その一部は開口2にな
っている。この開口2を通して前記空気殺菌装置が設け
られている。同殺菌装置はディフューザー3を備えてい
る。このディフューザー3は、平行に対向する側壁4,
4と、互いに開くように配置されている斜壁5,5とを
備えているとともに、下端開口が出口連通口6になって
いる。前記ディフューザー3は、天井部分の開口2を通
して天井裏まで入られるとともに、前記出口連通口6の
外周縁部に突出するフランジ7が前記開口2の内周縁部
表面に当て付けられて止まるようになっている。前記デ
ィフューザー3は、その側壁4,4に設けられた係止ば
ね8,8が天井板1の上面に載りかかることで、前記フ
ランジ7が天井板1に押し付けられて固定されている。
このディフューザー3の側部には、空調ダクト9の接続
される口部10が突出している。前記ディフューザー3
の出口連通口6側には取付板11が設けられており、同
取付板11は、室内側からみると矩形をしており、その
外周部には、天井板1の室内側の面に当たる立上り突起
12が設けられている。この取付板11は、前記フラン
ジ7の底面に設けられたナット13に室内側からねじ込
まれる取付具14…で取付けられていて、第4図にみる
ように、取り外しも可能になっている。同取付板11
は、その幅間の中央部分15を残して上向きに立上るよ
うに折り返されて、その折返し部分が立上り壁16,1
6になっているとともに、開口が出口17,17となっ
ている。前記立上り壁16,16の上部にはアルミ材料
等による反射板18が取付けられていて、これらで囲ま
れた空間19内に安定器20が設置されている。なお、
同安定器20に接続されるコード21には、前記ディフ
ューザー3内に位置するように着脱自在なコネクタ22
が設けられている。前記立上り壁16,16の側方空間
には、前記出口17,17の上方に位置するように角度
調整自在な配風ベーン23,23が配置されているとと
もに、前記反射板18の上部には対向するソケット24
が配置され、これらソケット24間に着脱自在な殺菌ラ
ンプ25が取付けられている。この殺菌ランプ25は、
前記出口17を背にして上方に向くように配置されてい
て、出口方向の遮蔽手段である前記反射板18と配風ベ
ーン23により、室内側へ紫外線の洩れが阻止されるよ
うになっている。これにより、殺菌ランプ25の有効照
射範囲は、第2図にみるように、反射板18の面上とそ
の延長線上で形成される空間である角度Xの範囲とされ
ている。なお、前記反射板18の上壁には通孔26が開
口され、同通孔26の下側には、反射板18の折返し片
27,27により取付けられたフィルター28が配置さ
れている。このフィルター28は透明で一般的なソーダ
ガラスが用いられ、殺菌ランプ25から発する光のうち
可視光線のみを通し、紫外線は通さないようになってい
るとともに、前記取付板11の中央部分15には、この
可視光線を室内側からみることのできる透視孔29が開
口されている。これにより、殺菌ランプ25の点灯状態
を電気回路によるモニターなしで室内側からいつでも監
視することができる。
前記のように、この考案にかかる空気殺菌装置は、殺菌
ランプが、流通空間内の室内側開口近傍に配置されてい
るので、同ランプが細菌実験室や隔離病院等の空調入口
に配置されると、殺菌が入口で行われるため、外部にま
で菌が洩れ出ず、また、前記実験例のように、ランプが
出口に配置されていると、ダクト途中でのリークによる
菌の混入に際しても出口で有効に殺菌することができ
る。前記ランプは、前記取付板のような部材に着脱自在
に取付けられているので、第4図にみるように、同部材
とともにランプを外すことができて、ランプ交換や清掃
その他のメンテナンスを簡単に行うことができる。この
とき、コネクタ22が着脱自在とされていれば、メンテ
ナンスをより簡単に行える。前記ランプの室内側には、
同ランプから発せられる光を遮る手段が設けられている
ので、紫外線が室内側へ洩れ出ることがない。前記殺菌
ランプ25は、第6図にみるように、流通空間の一側に
配置されていると、空気Aの流れに直交する方向に発せ
られる紫外線の力は弱いものになって、効果的に殺菌が
できないが、第5図にみる前記実施例のように、ランプ
25がディフューザー3の幅間に配置されていると、そ
の側方を通る空気Aは強い紫外線を受けて効果的に殺菌
されるようになる。
〔考案の効果〕
この考案にかかる空気殺菌装置は、以上のように構成さ
れているため、菌が室内や外部等に洩れ出さないように
なり、かつ、室内側への紫外線の放射が抑えられるとと
もに、殺菌ランプの交換やその他のメンテナンスが室内
側から容易に行えるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる空気殺菌装置の一実施例をあ
らわした斜視図、第2図はその天井部分への取付状態を
あらわした断面図、第3図は第2図のIII−III線断面
図、第4図は取付板とともに殺菌ランプが着脱される様
子をあらわした断面図、第5図はランプが流通空間の幅
間中央に配置されていて紫外線が有効に殺菌される様子
をあらわした模式図、第6図はランプが流通空間の一側
に配置された従来例をあらわした模式図、第7図は従来
の空気殺菌装置を概要を一部を断面にしてあらわした断
面斜視図である。 17…出口、25…殺菌ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 岡村 武司 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)考案者 松宮 浩行 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】殺菌ランプが空調系統の流通空間に設置さ
    れている空気殺菌装置において、前記殺菌ランプが、前
    記流通空間の室内側開口に着脱自在に取付けられた部材
    に設置されていて、前記流通空間内の室内側開口近傍に
    配置され、かつ、前記ランプの室内側には、同ランプか
    ら発せられる光を遮る手段が設けられているとともに、
    この光を遮る手段の一部に可視光線のみを通す透視手段
    が設けられていることを特徴とする空気殺菌装置。
JP1988008552U 1988-01-26 1988-01-26 空気殺菌装置 Expired - Lifetime JPH065794Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988008552U JPH065794Y2 (ja) 1988-01-26 1988-01-26 空気殺菌装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1988008552U JPH065794Y2 (ja) 1988-01-26 1988-01-26 空気殺菌装置

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Publication Number Publication Date
JPH01112839U JPH01112839U (ja) 1989-07-28
JPH065794Y2 true JPH065794Y2 (ja) 1994-02-16

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ID=31214531

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5256124B2 (ja) * 2009-06-04 2013-08-07 共立電器産業株式会社 空気清浄活性器
JP2023153595A (ja) * 2022-04-05 2023-10-18 東芝キヤリア株式会社 除菌ユニット

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59110023U (ja) * 1983-01-18 1984-07-25 ウシオ電機株式会社 排気清浄化装置

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