JPH0656626B2 - 言語意味解析装置 - Google Patents

言語意味解析装置

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JPH0656626B2
JPH0656626B2 JP58074993A JP7499383A JPH0656626B2 JP H0656626 B2 JPH0656626 B2 JP H0656626B2 JP 58074993 A JP58074993 A JP 58074993A JP 7499383 A JP7499383 A JP 7499383A JP H0656626 B2 JPH0656626 B2 JP H0656626B2
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JP
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JP58074993A
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一至 村木
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は言語解析装置において語・句・節間の意味関係
を検証し、言語的に許容される意味関係を選択的に生成
する言語意味解析装置に関する。
従来の言語解析装置においては高々文の形態特性と構文
特性とから入力文の構文的統語構造を生成する手法が実
現されているに過ぎないか、語に付加された意味マーカ
ー間の接合条件により意味検証を行なう手法が実現され
ていたに過ぎないが、前者では日本語のような意味指向
の文に対して十分な妥当性の判定が下せないため、意味
的に誤った結果を出力したり、膨大な候補(曖昧さ)を
生成したりするという欠点があり、後者では意味マーカ
ーを矛盾なく、十分な数だけ用意することが現時点で不
可能であるため一般文を正しく解析することができない
という欠点がある。
本発明の目的は、プラグマテイックテーブル情報を利用
し、意味的に入力文構造を検証し、それによってより正
しい意味関係を生成する言語意味解析装置を提供するこ
とである。
すなわち、本発明の目的は一般テキストから抽出した語
・句・節間の意味関係をプラグマテイックテーブルとし
て格納し、同テーブルが保持する語・句・節の共存関係
を用いて入力文中の統語構造を意味的に検証し正しい入
力文の言語意味解析を行なう装置の提供にある。こうす
ることにより、構文的・形態的情報だけでは解消できな
かった曖昧さを解消し、意味マーカーでは矛盾なく意味
関係が判定できなかった語・句・節間の意味関係を正し
く同定することができる。
本発明の実施例について説明するまえに、本発明の基礎
となるプラグマテイックテーブルに関する基本的概念に
ついて述べる。
言語解析では、入力文中の語・句・節が構文的にどんな
関係にあり、意味的にどんな関係にあるかを同定するこ
とが最終目標となる。このために通常語の形態的特性、
たとえばその語が語尾変化するかどうか、自立語か付属
語かという情報を用いて語の統語構造が解析される。そ
の際形態素規則、構文規則が言語の持つ構造規則として
安式化され、これらの規則を用いて語・句・節の関係が
同定される。しかしながら、これらの情報・規則だけで
はどの語・句・節が入力文の主語や目的語であるのかは
判定し難い。
そこで語に意味マーカーを付加し、構造規則によってま
とめられる語・句・節間の関係を前記意味マーカー間の
接合規則を用意することにより検証している。しかし前
記意味マーカー間の接合規則は意味マーカーの数が十分
であること、また同意味マーカーが正しく入力文で記述
される対象分野を分類し、同意味マーカーを用いた接合
規則間に矛盾がないことを保障することは非常に困難で
あり、現実的な方策とは言い難い。
本発明によるプラグマテイックテーブルはこうした欠点
を補うべく、対象分野の実在するテキストから語・句・
節間の関係を抽出し、同抽出データを構文規則適用時に
参照して意味関係の検証を行うものである。このプラグ
マテイックテーブルには、句や節ではその中心となる語
とそれに従属する語及びその付属語が登録される。プラ
グマテイックテーブルは、修飾される語と修飾する語と
両者の意味関係が登録される。同意味関係は主語・目的
語などの構文的関係でも、動作者,受益者,対象等の格
関係であってもよいが、言語解析の目的によって任意に
選択することができる。同プラグマテイックテーブルは
全て語と語の2項関係としてテキストデータが加工さ
れ、修飾・被修飾という言語解析と同一となる。同プラ
グマテイックテーブルは意味マーカーと異なり、実在テ
キストの生のデータを用いて対象分野の言語的関係を記
述するため、前記意味マーカーとその上での接合規則を
用意する手法に比べ矛盾の発生が極度に少なく、また同
プラグマテイックテーブル内の意味関係はその目的によ
って任意に選択することができるという柔軟性をもつ。
本発明によれば、言葉解析装置における言語意味解析装
置において、入力文の構文構造を予測する構文解析機構
と、修飾・被修飾関係を形成しうる2語とその間にあっ
てそれらを統合する付属語とその修飾関係の意味と該付
属語の環境(受身文、能動文、使役文、可能文等を示
す)とを格納するプラグマティックテーブル記憶装置
と、前記記憶装置を前記構文解析機構より得られた情報
に従って検索するプラグマティックテーブル検索機構と
を含み構成されることを特徴とする言語意味解析装置が
得られる。
次に本発明の実施例について、図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の1実施例を示すブロック図であり、第
2図はプラグマテイックテーブル記憶装置3に関する説
明図であり、第3図は構文解析機構3に関する説明図と
フローチャートである。
第1図において、構文解析機構1は入力線01から入力
文を読み込み内在する構造規則を用いて順次語・句・節
の修飾関係を予測し、行き詰まると複回し別の修飾関係
を予測し最終的に前記入力文合体の修飾関係が定まると
同修飾関係を出力線10を介し出力する。
前記構文解析機構1は構造規則により予測した語・句・
節の集合を通信線12を介しプラグマテイックテーブル
検索機構2に送り処理を停止する。その後、前記プラグ
マテイックテーブル検索機構2より通信線21を介し
“NULL”を受け取った前記構文解析機構1は以前に
出力した予測が誤っているとして別の構造規則を用いて
新しい予測を行なう。また前記構文解析機構が前記通信
線21を介し“NULL”以外の情報を受け取ったな
ら、停止状態からさらに先に解析を進める。
前記プラグマテイックテーブル検索機構2は前記通信線
12より入力された語・句・節から中心語を抽出し、語
と語の対と係る語に付随する表層格助詞を生成し通信線
23を介し出力する。この後、通信線32より得られた
検索データをまとめて通信線21より出力する。
プラグマテイックテーブル記憶装置3は語の2項関係と
一方の語(他に対して従となる語)に付く格助詞を第2
図に示すように保持する。1つの2項関係は4つのフイ
ールドからなり第1語フイールド301,第2語フイー
ルド302,意味関係フイールド303,付属語フイー
ルド304からなる。
同フイールド301と302は語の意味記号(語であっ
てもかまわない)からなり、第3フイールド303は2
つの意味記号間の意味関係記号を保持する。図上、IN
SはINSTRUMENT(道具)、OBJはOBJECTIVE(目的
物)、AGTはAGENT(行為者)を示す。第4フイール
ド304は、実際にテキスト中で第1フイールド,第2
フイールドの意味記号を持つ語が係り受け関係にあった
時、第2フイールドの語の格助詞(より広搬な付属語情
報も含む)と、その環境を示す添字からなる。第2図中
の第4フイールド中の“GA”,“NO”,“DE”,
“NIYORU”等は付属語であり、A,C等はその環
境を示す添字であり、具体的には受身文,能動文,使役
文,可能文,などの環境で第1,第2フイールドの語間
に係り受けがあったことを示す。同プラグマテイックテ
ーブル記憶装置3は前記通信線23から順次送られる語
対と付属語を前記第1語フイールド301と前記第2語
フイールド302及び第4フイールドと対照し合致する
全ての2項関係の3つのフイールドを前記通信線32を
介して出力する。この際合致する2項関係が存在しない
時には“NULL”を前記通信線32を介し出力する。
第1図中の前記構文解析機構1を詳細に説明するため第
3図を用いる。
第3図に示すデータは当該構文解析機構1に与えられる
情報の構造の例yを示し、各語は前もって分かち書きさ
れ、語に関する辞書情報は既に各語に付加されている。
同構文解析機構1はソフトウェアあるいはハードウェア
として実現されたプッシュダウンスタックを用い入力語
から意味抽出を行なう。同プッシュダウンスタックは初
期に於いて値“NULL”だけが格納されているとす
る。同構文解析機構は入力語列を1語ずつ左から右へ処
理し、処理すべき語がなくなったとき終了する。具体的
処理フローを第4図(a),(b),(c)に示す。
まず、 xをNULLに設定し yに語を入力語列から読み込み yがNULL(即ちもう入力語列がない)ならへ行
く xとyを語情報を用いて構文的接続関係にあるか検証
し、接続不可能(一方がNULLならばいつも接続不可
能)ならばへ行く。
xとyがともに自立語かどうか判定し、一方が自立語
でなければへ行く プラグマテイックテーブル検索機構2へ、xとyの2
つの自立語と一方に付いた付属語を条件として、意味関
係が成立するかどうか検索に行く もし検索結果がNULLならへ行く 前記プラグマテイックテーブル検索機構2の結果をも
とに301フイールドのシンボルを中心とし、302フ
イールドのシンボルを従とし、その両シンボルを節と
し、303フイールドのシンボルを枝名とする木構造を
生成する。
もしより付属語と自立語が与えられた際には、付属語
の情報を自立語の語情報に加える。
ここで生成された構造をyに代入する。
前記プッシュダウンスタックをポップアップし、xに
セットする。
xがNULLならへ行く そうでないならへ行く xを前記プラグマテイックテーブルへプッシュダウン yをxにセットし、へ行く xを出力する 終了 第4図(c)は前記第3図の入力語列から当該構文解析機
構1により出力された意味構造を示す。同図中の先印が
発する節は2項関係の中心語、到達する節は従たる語を
示す。
本発明の言語意味解析装置は、より正しい言語の意味解
析を高速に実存するという効果をもつ。すなわち、プラ
グマテイックテーブルに保持されたデータは実存するテ
キストが個別的に内包する対象個有な言語表現を保持
し、とくに対象分野指向の言語解析の品質を飛躍的に高
める効果を持つ。更に言語解析用の構文的・形態的構造
規則、意味マーカー技法と共存することができ、より質
の高い解析を可能にするという効果をもつ。
また、プラグマテイックテーブルを対象分野各に用意す
れば、全ての分野の文を効率良く高速に解析しようとい
う効果を持つ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による言語意味解析装置の1実施例を示
すブロック図、第2図は第1図に示すプラグマテイック
テーブル記憶装置及びプラグマテイックテーブルの概念
を説明するための説明図、第3図は構文解析機構1へ与
えられるデータ構造の一例を示す図、第4図(a),(b),
(c)は当該構文解析装置の処理を説明する説明図であ
る。 図において、1は構文解析機構、2はプラグマテイック
テーブル検索機構、3はプラグマテイックテーブル記憶
装置を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】言語解析装置における言語意味解析装置に
    おいて、入力文の構文構造を予測する構文解析機構と、
    修飾・被修飾関係を形成しうる2語とその間にあってそ
    れらを統合する付属語とその修飾関係の意味と該付属語
    の環境(受身文、能動文、使役文、可能文等を示す)と
    を格納するプラグマティックテーブル記憶装置と、前記
    記憶装置を前記構文解析機構より得られた情報に従って
    検索するプラグマティックテーブル検索機構とを含み構
    成されることを特徴とする言語意味解析装置。
JP58074993A 1983-04-28 1983-04-28 言語意味解析装置 Expired - Lifetime JPH0656626B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58074993A JPH0656626B2 (ja) 1983-04-28 1983-04-28 言語意味解析装置
US06/605,159 US4635199A (en) 1983-04-28 1984-04-30 Pivot-type machine translating system comprising a pragmatic table for checking semantic structures, a pivot representation, and a result of translation

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58074993A JPH0656626B2 (ja) 1983-04-28 1983-04-28 言語意味解析装置

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JPS59201182A JPS59201182A (ja) 1984-11-14
JPH0656626B2 true JPH0656626B2 (ja) 1994-07-27

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JP58074993A Expired - Lifetime JPH0656626B2 (ja) 1983-04-28 1983-04-28 言語意味解析装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5840684A (ja) * 1981-09-04 1983-03-09 Hitachi Ltd 自然言語間の自動翻訳方式

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