JPH065636U - 漢方薬の煎じ装置 - Google Patents

漢方薬の煎じ装置

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JPH065636U
JPH065636U JP11201891U JP11201891U JPH065636U JP H065636 U JPH065636 U JP H065636U JP 11201891 U JP11201891 U JP 11201891U JP 11201891 U JP11201891 U JP 11201891U JP H065636 U JPH065636 U JP H065636U
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JP
Japan
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heating means
container
base plate
switch
lifting rod
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Pending
Application number
JP11201891U
Other languages
English (en)
Inventor
斎藤  修
Original Assignee
齋藤遠心機工業株式会社
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Publication date
Application filed by 齋藤遠心機工業株式会社 filed Critical 齋藤遠心機工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 漢方薬を半自動的に所定の濃度に煎じる。 【構成】 漢方薬を煎じる容器を載置する加熱手段(1)
を、台板(6)上に、昇降自在に設置して、圧縮ばね(8)
をもって上方に向けて付勢し、加熱手段(1)の下面に昇
降杆(9)を垂設し、台板(6)上に、昇降杆(9)の昇降に
より加熱手段(1)の作動を停止させるスイッチ(20)を設
けることにより、水分が所要量蒸発して、煎じ液が所定
の濃度になったとき、加熱手段(1)の作動が自動的に停
止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、漢方薬を所定の濃度に半自動的に煎じる装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
昔から信頼されている漢方薬は、今日では有効成分を抽出して濃縮した水薬あ るいは、顆粒剤が、薬局より手軽に入手できるようになった。
【0003】 しかし漢方薬は、あくまでも薬草を所定の濃度に煎じた新鮮なものが最も効果 が大きい。
【0004】 この煎じ薬は、通常1日分の薬草を約600mlの水で約40分かけて煎じ、300mlに 濃縮して、茶漉し等で漉し分けた液を、1日3回食間の空腹時に服用する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、煎じるには上述のように長時間かかるので、うっかり忘れて煮詰まっ て容器に焦げ付かせてしまったり、急ぐためガス火を使用して、吹きこぼれてガ スが消えてしまったりすることがあり、なかなか煩しい作業である。
【0006】 本考案は、このような失敗をすることなく、安全確実に薬草を煎じることので きる装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、台板上に、薬草を煎じる容器を載置した加熱手段を昇降自在に設置 して、ばねをもって上方に向けて付勢し、加熱手段の作動を停止させる板上に、 昇降杆の上昇により加熱手段の作動を停止させるスイッチを設けた装置により、 あるいは、煎じる量やその濃度を変更したり、煎じる容器が変ったりした時は、 それに対応して昇降杆の全長を調節しうる装置により、上述の課題の解決を図っ た。
【0008】
【作用】
本考案の装置は、加熱手段上の容器中の水分が蒸発すると、その分軽量となる ので、加熱手段とともに昇降杆がばねの付勢により上昇し、所定の濃度まで濃縮 すると、スイッチが作動して、加熱手段の作動が停止させられる。
【0009】 昇降杆の長さを調節可能とすれば、使用する水量や濃縮の程度、あるいは煎じ る容器を変更した場合に、これらの条件に対応して、予め昇降杆の長さを調節し ておくことにより、各場合に対応して処方通り煎じることができる。
【0010】
【実施例】
図面は本考案の一実施例を示すもので、(1)は加熱手段で、ニクロム線(2)( 図1と図3においては図示省略)を内蔵した電熱板(3)よりなり、それを扁平な 有底筒状の受け皿(4)に嵌合し、その下面には同軸をなす嵌合筒(5)が垂設され ている。
【0011】 嵌合筒(5)は、台板(6)に立設した支持筒(7)の上端に嵌合し、嵌合筒(5)と 支持筒(7)の遊端に曲設した係合片(5a)(7a)が係合して、所定長昇降自在に台板 (6)に支持され、台板(6)の中央部との間に設けた圧縮ばね(8)により、上方に 向けて付勢されている。
【0012】 図1に示すように、受け皿(4)の下面における嵌合筒(5)の内側方には、昇降 杆(9)の筒状をなす昇降筒(10)が垂設されて、支持筒(7)の内側面上部と下部に 内向突設した案内環(11)を遊通している。
【0013】 昇降筒(10)の外面中央部には、放射方向を向く指片(12)が突設されて支持筒( 7)に突設した縦長孔(13)を遊通し、支持筒(7)における縦長孔(13)の両側には 目盛板(14)が貼設され、指片(12)の指示する目盛板(14)の目盛より電熱板(3)の 高さを知ることができる。
【0014】 昇降筒(10)の下部には、昇降杆(9)の調節杆(15)の上部が昇降自在に嵌合して 、その下端は台板(6)に近接し、調節杆(15)の露出部には内側方を向く押圧片(1 6)が突設されている。
【0015】 調節杆(15)の上部には、外側方を向く螺杆(17)が突設されて、昇降筒(10)に穿 設した縦長調節孔(18)と上記縦長孔(13)を遊通し、螺杆(17)には、縦長孔(13)を 外方より遊通する、ノブ(19)の裏面のナット部(19a)が螺合している。
【0016】 調節杆(15)はノブ(19)の操作により、昇降筒(10)内の所望の個所に固定するこ とができる。
【0017】 台板(6)上における昇降杆(9)の押圧片(16)の直下にはマイクロスイッチとし たスイッチ(20)が固設され、押圧片(16)の下降により、スイッチ(20)の作動子(2 0a)が押し下げられるようになっている。図3に示すように、台板(6)上におけ る支持筒(7)の外側方には、ブザー(21)が固設されている。
【0018】 上記ニクロム線(2)とスイッチ(20)とブザー(21)とは、図2に示すように、電 源スイッチ(22)を介して電源(23)に結線されている。
【0019】 上述の本考案装置は、電熱板(3)上に容器(24)がない時は、電熱板(3)は嵌合 筒(5)と支持筒(7)の係合片(5a)(7a)が重合する上限に上昇している。
【0020】 電熱板(3)に薬草と水を入れた容器(24)を載置すれば、その重量により電熱板 (3)とともに昇降機(9)がばね(8)を圧縮して下降し、昇降杆(9)の押圧片(16) がスイッチ(20)の作動子(20a)を押し下げ、スイッチ(20)を図2に示す状態に切 替える。
【0021】 このときまでに容器(24)とその中に入れる水との重量と、蒸発させようとする 水の重量との割合に基づいて、目盛板(14)の目盛を参考にして、調節杆(15)の昇 降筒(10)に対する突出量を予め調節しておく。 そして電源スイッチ(22)を閉じると、ニクロム線(2)側に通電され、容器(24) 及びその中の水が加熱され、煎じ作業が開始する。
【0022】 容器(24)内の水の蒸発により、押圧片(16)は、電熱板(3)とともに次第に上昇 し、水が所定量蒸発すると、スイッチ(20)の作動子(20a)が上昇して、ニクロム 線(2)への通電を停止し、同時にブザー(21)に通電して、警報を発する。
【0023】 その後、電源スイッチ(22)を開くと、ブザー(21)の作動は停止し、煎じ作業は 終了する。
【0024】 薬草の煎じに使用する水量や、濃縮する水量を変更する場合、あるいは容器(2 4)を重量の異なるものに交換した時は、その値に対応して、調節杆(15)の高さを 指片(12)と目盛板(14)により調節すればよい。 なお、加熱手段(1)はどのような構成のものでもよく、また、ブザー(21)を省 略するか、又はそれに代わる他の警報手段を設けてもよい。さらに、スイッチ(2 0)は感圧スイッチ等としてもよい。
【0025】
【考案の効果】
本考案の装置によれば、所定量の薬草と水を入れた容器を加熱手段に載置して 通電するだけで、薬液が容器に焦げついたり、吹きこぼれたりすることなく、自 動的に所定の濃度までに煎じることができるので、甚だ便利である。
【0026】 昇降杆の長さを調節可能とすれば、薬草を煎じる水量や濃縮する水量、あるい は容器を変更した場合にも、これに簡単に対応して所望の薬液を確実に得ること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の要部中央縦断側面図であ
る。
【図2】同じく電気配線図である。
【図3】同じく正面図である。
【符号の説明】 (1)加熱手段 (2)ニクロム線 (3)電熱板 (4)受け皿 (5)嵌合筒 (5a)係合片 (6)台板 (7)支持筒 (7a)係合片 (8)圧縮ばね (9)昇降杆 (10)昇降筒 (11)案内環 (12)指片 (13)縦長孔 (14)目盛板 (15)調節杆 (16)押圧片 (17)螺杆 (18)縦長調節溝 (19)ノブ (19a)ナット部 (20)スイッチ (20a)作動子 (21)ブザー (22)電源スイッチ (23)電源 (24)容器

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台板上に、薬草を煎じる容器を載置した
    加熱手段を昇降自在に設置して、ばねをもって上方に向
    けて付勢し、加熱手段の下面に昇降杆を垂設し、台板上
    に、昇降杆の上昇により加熱手段の作動を停止させるス
    イッチを設けたことを特徴とする漢方薬の煎じ装置。
  2. 【請求項2】 昇降杆の長さを調節可能とした請求項1
    記載の漢方薬の煎じ装置。
JP11201891U 1991-12-25 1991-12-25 漢方薬の煎じ装置 Pending JPH065636U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11201891U JPH065636U (ja) 1991-12-25 1991-12-25 漢方薬の煎じ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP11201891U JPH065636U (ja) 1991-12-25 1991-12-25 漢方薬の煎じ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH065636U true JPH065636U (ja) 1994-01-25

Family

ID=14575924

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JP11201891U Pending JPH065636U (ja) 1991-12-25 1991-12-25 漢方薬の煎じ装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108525121A (zh) * 2018-06-20 2018-09-14 湖南中医药大学 一种用于疏风散寒的艾饼包

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JPS6222585A (ja) * 1985-07-24 1987-01-30 Mitsuwa Seiki Co Ltd 健康飲料製造器
JPH0146045B2 (ja) * 1983-05-19 1989-10-05 Asahi Optical Co Ltd

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