JPH065569B2 - 磁気消去ヘツド装置 - Google Patents
磁気消去ヘツド装置Info
- Publication number
- JPH065569B2 JPH065569B2 JP18509286A JP18509286A JPH065569B2 JP H065569 B2 JPH065569 B2 JP H065569B2 JP 18509286 A JP18509286 A JP 18509286A JP 18509286 A JP18509286 A JP 18509286A JP H065569 B2 JPH065569 B2 JP H065569B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- capacitor
- chip
- winding
- cylinder
- Prior art date
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- Magnetic Heads (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気消去ヘッドに係り、特に共振点を得るた
めのチップコンデンサを搭載した磁気消去ヘッド装置に
関する。
めのチップコンデンサを搭載した磁気消去ヘッド装置に
関する。
従来は、ヘッドチップ巻線と共振を得る為のコンデンサ
は、ヘッドとロータリートランスの間を中継する基板上
に取り付けられていた。しかしこの構造ではヘッドチッ
プ巻線とコンデンサが離れた位置に取付けられる為にヘ
ッドの共振点がばらつく問題があった。
は、ヘッドとロータリートランスの間を中継する基板上
に取り付けられていた。しかしこの構造ではヘッドチッ
プ巻線とコンデンサが離れた位置に取付けられる為にヘ
ッドの共振点がばらつく問題があった。
なお、この程の装置として関連するものには例えば特開
昭52−138913号が挙げられる。
昭52−138913号が挙げられる。
上記従来技術は、ヘッドコイルとコンデンサによる共振
点のバラツキの点について配慮がされておらず、ヘッド
とシリンダ間の接続ケーブルの分布容量によって共振点
がばらつく問題があった。また従来のようにシリンダ上
に電解コンデンサをハンダ付けする構造では、高速回転
するシリンダのダイナミックバランスをとることが非常
に困難であり、また電解コンデンサに作用する遠心力に
よってハンダ付部の信頼性に問題があった。
点のバラツキの点について配慮がされておらず、ヘッド
とシリンダ間の接続ケーブルの分布容量によって共振点
がばらつく問題があった。また従来のようにシリンダ上
に電解コンデンサをハンダ付けする構造では、高速回転
するシリンダのダイナミックバランスをとることが非常
に困難であり、また電解コンデンサに作用する遠心力に
よってハンダ付部の信頼性に問題があった。
本発明の目的は共振点のバラツキが小さく、かつ製造が
容易で、量産に適した磁気消去ヘッド装置を提供するこ
とにある。
容易で、量産に適した磁気消去ヘッド装置を提供するこ
とにある。
上記目的は、磁気消去ヘッドにおいてヘッド巻線コイル
と共振をとるために電解コンデンサをハンダ付けしてい
たものをチップコンデンサの面付けを行なうことによっ
て達成される。また共振点のバラツキを小さくする為に
は上記チップコンデンサをできる限りヘッド巻線コイル
の近傍に配置することが必要であり、ヘッドベース上に
貼り付けられた中継用の端子板上に、チップコンデンサ
取付用ランドを銅箔パターンで作成し、そのランド上に
チップコンデンサを取り付けることにより達成される。
と共振をとるために電解コンデンサをハンダ付けしてい
たものをチップコンデンサの面付けを行なうことによっ
て達成される。また共振点のバラツキを小さくする為に
は上記チップコンデンサをできる限りヘッド巻線コイル
の近傍に配置することが必要であり、ヘッドベース上に
貼り付けられた中継用の端子板上に、チップコンデンサ
取付用ランドを銅箔パターンで作成し、そのランド上に
チップコンデンサを取り付けることにより達成される。
チップコンデンサをヘッドベース上に搭載することによ
り、コンデンサとヘッド巻線コイルとの距離は10mm程
度となり、シリンダ上に電解コンデンサを取付ける場合
が約40mmであったものと比較し約1/4に短縮される。
これによって接続ケーブルの分布容量は少なくとも1/4
以下となり共振点のバラツキが低減できる。また、コン
デンサの質量が1/2以下になることや、コンデンサの取
付状態れが安定なものとなる為にシリンダの回転精度や
ハンダ付けの信頼性を向上させることができる。
り、コンデンサとヘッド巻線コイルとの距離は10mm程
度となり、シリンダ上に電解コンデンサを取付ける場合
が約40mmであったものと比較し約1/4に短縮される。
これによって接続ケーブルの分布容量は少なくとも1/4
以下となり共振点のバラツキが低減できる。また、コン
デンサの質量が1/2以下になることや、コンデンサの取
付状態れが安定なものとなる為にシリンダの回転精度や
ハンダ付けの信頼性を向上させることができる。
以下、本発明の一実施例を図面によって説明する。
第1図は、本発明に係る磁気消去ヘッドの平面図であ
る。図中1はヘッド巻線であり、コンデンサと共振を得
る為のコイルの働きをする。2はヘッドチップを支持し
かつ回転シリンダに固定するためのヘッドベースであ
り、3はヘッド巻線をシリンダに中継するための端子板
である。4は端子板上に配線された銅箔パターンであ
り、チップコンデンサ5の取付位置を決める。ここでチ
ップコンデンサ5とヘッド巻線1とで共振を起こさせ、
ヘッド巻線に必要十分な電流を流すことが可能となる。
る。図中1はヘッド巻線であり、コンデンサと共振を得
る為のコイルの働きをする。2はヘッドチップを支持し
かつ回転シリンダに固定するためのヘッドベースであ
り、3はヘッド巻線をシリンダに中継するための端子板
である。4は端子板上に配線された銅箔パターンであ
り、チップコンデンサ5の取付位置を決める。ここでチ
ップコンデンサ5とヘッド巻線1とで共振を起こさせ、
ヘッド巻線に必要十分な電流を流すことが可能となる。
またヘッド巻線のインダクタンス(L)とチップコンデン
サの容量(C)の設定値はL=0.85±15%,C=1500±10
%とし、その時の共振周波数はr=4.6±0.3(MHz)
とする。この時の共振周波数rはフッド巻線のインダ
クタンスとチップコンデンサの容量によってのみ定める
ことができる。
サの容量(C)の設定値はL=0.85±15%,C=1500±10
%とし、その時の共振周波数はr=4.6±0.3(MHz)
とする。この時の共振周波数rはフッド巻線のインダ
クタンスとチップコンデンサの容量によってのみ定める
ことができる。
また本発明の他の実施例としてチップコンデンサ5を端
子板3に埋め込んだ構造で取付けることも可能である。
子板3に埋め込んだ構造で取付けることも可能である。
以上説明したごとく本発明によれば、ヘッド巻線とシリ
ンダ間の接続ケーブルの分布容量によるヘッド巻線とチ
ップコンデンサの共振点のバラツキを少なくすることが
できる。またチップコンデンサが端子板に面付けされて
いることにより、シリンダの回転時のダイナミックバラ
ンスもとりやすく回転精度の向上も可能である。
ンダ間の接続ケーブルの分布容量によるヘッド巻線とチ
ップコンデンサの共振点のバラツキを少なくすることが
できる。またチップコンデンサが端子板に面付けされて
いることにより、シリンダの回転時のダイナミックバラ
ンスもとりやすく回転精度の向上も可能である。
第1図(a)は本発明の磁気消去ヘッド装置の一例を示す
チップコンデンサ搭載のヘッドベース平面図、第1図
(b)はその側面図、第1図(c)は上面図である。 1…ヘッドチップ巻線部,2…ヘッドベース,3…端子
板,4…銅箔パターン,5…チップコンデンサ。
チップコンデンサ搭載のヘッドベース平面図、第1図
(b)はその側面図、第1図(c)は上面図である。 1…ヘッドチップ巻線部,2…ヘッドベース,3…端子
板,4…銅箔パターン,5…チップコンデンサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真鍋 能夫 茨城県勝田市大字稲田1410番地 株式会社 日立製作所東海工場内 (72)発明者 伊部 誠 茨城県勝田市大字稲田1410番地 株式会社 日立製作所東海工場内
Claims (2)
- 【請求項1】磁気消去ヘッドチップとそのヘッドチツプ
を支持しかつ回転シリンダに固定するためのヘッドベー
スとヘッドチツプの巻線をシリンダへ中継する端子板と
よりなる磁気消去ヘッドにおいて、チップコンデンサを
端子板に搭載したことを特徴とする磁気消去ヘッド装
置。 - 【請求項2】上記チップコンデンサが端子板上に面付け
されていることを特徴とする特許請求範囲第1項記載の
磁気消去ヘッド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18509286A JPH065569B2 (ja) | 1986-08-08 | 1986-08-08 | 磁気消去ヘツド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18509286A JPH065569B2 (ja) | 1986-08-08 | 1986-08-08 | 磁気消去ヘツド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6342009A JPS6342009A (ja) | 1988-02-23 |
JPH065569B2 true JPH065569B2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=16164700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18509286A Expired - Fee Related JPH065569B2 (ja) | 1986-08-08 | 1986-08-08 | 磁気消去ヘツド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH065569B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0730054B1 (en) * | 1994-09-16 | 2003-05-07 | Nippo Ltd. | Spinning ring |
-
1986
- 1986-08-08 JP JP18509286A patent/JPH065569B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6342009A (ja) | 1988-02-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |