JPH0654976U - 多用途開栓器 - Google Patents

多用途開栓器

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JPH0654976U
JPH0654976U JP287493U JP287493U JPH0654976U JP H0654976 U JPH0654976 U JP H0654976U JP 287493 U JP287493 U JP 287493U JP 287493 U JP287493 U JP 287493U JP H0654976 U JPH0654976 U JP H0654976U
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fitting hole
valve shaft
truncated pyramid
shaped fitting
shaped
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JP287493U
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Inventor
捷夫 文成
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有限会社山文フミカツ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本案は地中に埋設されている水道管に使用さ
れる多種類のバルブを1個の開栓器で開栓することので
きる多用途開栓器の提供を目的とするものである。 【構成】 頭部本体1Aの上面軸心には所定長さの操作
棒1Bが植設され、下面から軸心位置をもってバルブ軸
への嵌合穴1Cが上方に向け刻設され、この嵌合穴1C
は、角錐台状に構成されたバルブ軸3Aに対する角錐台
状嵌合穴1Dと、三角錐台状に構成されたバルブ軸3B
に対する三角錐台状嵌合穴1Eとから構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本案は、地中に埋設されている水道管に使用される多種類のバルブを1個の開 栓器で開栓するに好適な多用途開栓器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のものにあっては、下記のようなものになっている。 地中に埋設されている水道管2に使用されるバルブ軸3には、図7のごとく角 錐台状に構成されたバルブ軸3Aと、図9のごとく三角錐台状に構成されたバル ブ軸3Bとがある。 そして、角錐台状に構成されたバルブ軸3Aは、さらに大寸法のバルブ軸3A 1、中寸法のバルブ軸3A2、小寸法のバルブ軸3A3とに分かれている。 また、三角錐台状に構成されたバルブ軸3Bは、さらに大寸法のバルブ軸3B 1、小寸法のバルブ軸3B2とに分かれている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたバルブ軸にあっては、下記のような問題点を有していた。 上述のように、形状あるいは寸法の異なるバルブ軸3を開栓するには、それぞれ に対応する頭部を用意する必要があり、煩雑過ぎた。
【0004】 本願は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたバルブ軸であり 、その目的とするところは、上述の問題を解決できるものを提供しようとするも のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のバルブ軸は下記のようになるバルブ軸で ある。 すなわち本願のものは、短い柱状の頭部本体1Aの上面軸心には所定長さの操 作棒1Bが植設され、下面から軸心位置をもってバルブ軸への嵌合穴1Cが上方 に向け刻設され、この嵌合穴1Cは、角錐台状に構成されたバルブ軸3Aに対す る角錐台状嵌合穴1Dと、三角錐台状に構成されたバルブ軸3Bに対する三角錐 台状嵌合穴1Eとから構成され、角錐台状嵌合穴1Dの下方部分1D7は、大寸 法のバルブ軸3A1に着脱自在に嵌合し、中間部分1D8は、中寸法のバルブ軸 3A2に着脱自在に嵌合し、上方部分1D9は、小寸法のバルブ軸3A3に着脱 自在に嵌合するよう構成され、三角錐台状嵌合穴1Eにおける下方部分1E1は 大寸法のバルブ軸3B1に着脱自在に嵌合し、上方部分1E2は小寸法のバルブ 軸3B2に嵌合することになるよう構成された多用途開栓器である。 この場合、三角錐台状嵌合穴1Eを、左方三角錐台状嵌合穴単体1Fと右方三 角錐台状嵌合穴単体1Gとから構成することができる。 また、頭部本体1Aには泥抜き横穴1Hを嵌合穴1Cの上端に連通する状態で 開設することができる。
【0006】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明する。 1は本案の多用途開栓器である。 1Aは短い柱状の頭部本体で、当該頭部本体の上面軸心には所定長さの操作棒 1Bが植設され、下面から軸心位置をもってバルブ軸への嵌合穴1Cが上方に向 け刻設されている。 そして、この嵌合穴1Cは、角錐台状に構成されたバルブ軸3Aに対する角錐 台状嵌合穴1Dと、三角錐台状に構成されたバルブ軸3Bに対する三角錐台状嵌 合穴1Eとから構成されている。 なお、頭部本体の外形の形状は角柱状、多角柱状であっても良いことは当然で ある。
【0007】 そこで、角錐台状嵌合穴1Dは、前後傾斜面1D1と左右傾斜面1D2とで構 成され、1D3は第1稜線、1D4は第2稜線、1D5は第3稜線、1D6は第 4稜線である。(図11参照) そして、この角錐台状嵌合穴1Dにおける下方部分1D7は大寸法のバルブ軸 3A1に着脱自在に嵌合し、中間部分1D8は中寸法のバルブ軸3A2に着脱自 在に嵌合し、上方部分1D9は小寸法のバルブ軸3A3に着脱自在に嵌合するこ とになる。 また、三角錐台状嵌合穴1Eは、左方三角錐台状嵌合穴単体1Fと右方三角錐 台状嵌合穴単体1Gとから構成されている。
【0008】 左方三角錐台状嵌合穴単体1Fは、第1傾斜面1F1と第2傾斜面1F2と第 3傾斜面1F3とで構成され、1F4は第1稜線、1F5は第2稜線、1F6は 第3稜線である。(図11参照) この場合、この左方三角錐台状嵌合穴単体1Fにおける第1傾斜面1F1の下 辺が、角錐台状嵌合穴1Dにおける左傾斜面1D2の下辺と一致する状態に構成 されている。 そして、この左方三角錐台状嵌合穴単体1Fにおける下方部分は大寸法のバル ブ軸3B1に着脱自在に嵌合し、上方部分は小寸法のバルブ軸3B2に嵌合する ことになる。
【0009】 右方三角錐台状嵌合穴単体1Gは、第1傾斜面1G1と第2傾斜面1G2と第 3傾斜面1G3とで構成され、1G4は第1稜線、1G5は第2稜線、1G6は 第3稜線である。(図12参照) この場合、この右方三角錐台状嵌合穴単体1Gにおける第1傾斜面1G1の下 辺が、角錐台状嵌合穴1Dにおける右傾斜面1D2の下辺と一致する状態に構成 されている。 そして、この右方三角錐台状嵌合穴単体1Gにおける下方部分は大寸法のバル ブ軸3B1に着脱自在に嵌合し、上方部分は小寸法のバルブ軸3B2に嵌合する ことになる。
【0010】 この結果、三角錐台状嵌合穴1Eにおける下方部分1E1は大寸法のバルブ軸 3B1に着脱自在に嵌合し、上方部分1E2は小寸法のバルブ軸3B2に嵌合す ることになる。 さらに、頭部本体1Aには泥抜き横穴1Hが嵌合穴1Cの上端に連通する状態 で開設されている。
【0011】 作用について効果と共に説明する。
【0012】
【考案の効果】
本考案は、上述の通り構成されているので次に記載する効果を奏する。 1.嵌合穴1Cが、角錐台状に構成されたバルブ軸3Aに対する角錐台状嵌合 穴1Dと、三角錐台状に構成されたバルブ軸3Bに対する三角錐台状嵌合穴1E とから構成され、かつ、この角錐台状嵌合穴1Dにおける下方部分1D7は大寸 法のバルブ軸3A1に着脱自在に嵌合し、中間部分1D8は中寸法のバルブ軸3 A2に着脱自在に嵌合し、上方部分1D9は小寸法のバルブ軸3A3に着脱自在 に嵌合することになると共に、三角錐台状嵌合穴1Eにおける下方部分1E1は 大寸法のバルブ軸3B1に着脱自在に嵌合し、上方部分1E2は小寸法のバルブ 軸3B2に嵌合することになから、1個の多用途開栓器で5種類のバルブ軸の開 閉を行うことができる。
【0013】 2.三角錐台状嵌合穴1Eは、左方三角錐台状嵌合穴単体1Fと右方三角錐台 状嵌合穴単体1Gとから構成されているから、図1のごとく下方に位置する三角 錐台状に構成されたバルブ軸3Bに対して上方から頭部本体1Aを嵌合する場合 、当該バルブ軸3Bは左方三角錐台状嵌合穴単体1Fあるいは右方三角錐台状嵌 合穴単体1Gのいずれかに嵌合するので、迅速かつ確実にバルブ軸3Bの操作を 行うことができる。
【0014】 3.頭部本体1Aには泥抜き横穴1Hが嵌合穴1Cの上端に連通する状態で開 設されているから、作業に際して嵌合穴1C内に泥などが詰まるようなことがあ っても、この嵌合穴1Cを利用して当該泥などを迅速かつ確実に排除することが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用状態の斜視図である。
【図2】頭部本体を下面方向から見た1部を切欠いた要
部拡大斜視図である。
【図3】頭部本体の底面図である。
【図4】A−A線断面図である。
【図5】B−B線断面図である。
【図6】C−C線断面図である。
【図7】角錐台状に構成されたバルブ軸への作用を説明
する縦断面図である。
【図8】同上を説明する底面図である。
【図9】三角錐台状に構成されたバルブ軸への作用を説
明する縦断面図である。
【図10】同上を説明する底面図である。
【図11】角錐台状嵌合穴と左方三角錐台状嵌合穴単体
との関係の説明図である。
【図12】角錐台状嵌合穴と右方三角錐台状嵌合穴単体
との関係の説明図である。
【図13】角錐台状嵌合穴と左方三角錐台状嵌合穴単体
および右方三角錐台状嵌合穴単体との関係の説明図であ
る。
【図14】頭部本体を中心に下面方向から見た要部拡大
斜視図である。
【図15】頭部本体を中心に上面方向から見た1部を切
欠いた要部拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 多用途開栓器 1A 頭部本体 1B 操作棒 1C 嵌合穴 1D 角錐台状嵌合穴 1E 三角錐台状嵌合穴 2 水道管 3 バルブ軸 3A 角錐台状に構成されたバルブ軸 3B 三角錐台状に構成されたバルブ軸

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 短い柱状の頭部本体(1A)の上面軸心
    には所定長さの操作棒(1B)が植設され、下面から軸
    心位置をもってバルブ軸への嵌合穴(1C)が上方に向
    け刻設され、この嵌合穴(1C)は、角錐台状に構成さ
    れたバルブ軸(3A)に対する角錐台状嵌合穴(1D)
    と、三角錐台状に構成されたバルブ軸(3B)に対する
    三角錐台状嵌合穴(1E)とから構成され、角錐台状嵌
    合穴1Dの下方部分(1D7)は、大寸法のバルブ軸
    (3A1)に着脱自在に嵌合し、中間部分(1D8)
    は、中寸法のバルブ軸(3A2)に着脱自在に嵌合し、
    上方部分(1D9)は、小寸法のバルブ軸(3A3)に
    着脱自在に嵌合するよう構成され、三角錐台状嵌合穴
    (1E)における下方部分(1E1)は大寸法のバルブ
    軸(3B1)に着脱自在に嵌合し、上方部分(1E2)
    は小寸法のバルブ軸(3B2)に嵌合することになるこ
    とを特徴とする多用途開栓器。
  2. 【請求項2】 三角錐台状嵌合穴(1E)は、左方三角
    錐台状嵌合穴単体(1F)と右方三角錐台状嵌合穴単体
    (1G)とから構成されている請求項1記載の多用途開
    栓器。
  3. 【請求項3】 頭部本体(1A)には泥抜き横穴(1
    H)が嵌合穴(1C)の上端に連通する状態で開設され
    ている請求項1あるいは請求項2記載の多用途開栓器。
JP287493U 1993-01-07 1993-01-07 多用途開栓器 Expired - Lifetime JPH0722543Y2 (ja)

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JPH0654976U true JPH0654976U (ja) 1994-07-26
JPH0722543Y2 JPH0722543Y2 (ja) 1995-05-24

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JP2021011937A (ja) * 2019-07-09 2021-02-04 西部電機株式会社 バルブ駆動装置

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