JPH0654163U - キースイッチ - Google Patents

キースイッチ

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Publication number
JPH0654163U
JPH0654163U JP8927592U JP8927592U JPH0654163U JP H0654163 U JPH0654163 U JP H0654163U JP 8927592 U JP8927592 U JP 8927592U JP 8927592 U JP8927592 U JP 8927592U JP H0654163 U JPH0654163 U JP H0654163U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
pressing
key top
membrane sheet
contact portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP8927592U
Other languages
English (en)
Inventor
博 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP8927592U priority Critical patent/JPH0654163U/ja
Publication of JPH0654163U publication Critical patent/JPH0654163U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】小形・薄型キーボードのキーを押す際、誤って
隣のキートップに触れたときのキーの2重押しを防止す
る。 【構成】キートップ12の一端側が押されたときに、キー
トップ12の押されない他端側に形成されたロック用爪12
a がフレーム14と係合する。このとき、メンブレンシー
ト13に形成されている接点部13a とラバースプリング11
に形成されている押圧部11a との間に空隙が生じしめら
れることにより、接点部13a の接点が導通しなくなりキ
ーの2重押しを防止することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、携帯型コンピュータ、携帯型ワープロ、電子手帳などに採用される 小形・薄型キーボードのキースイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯型コンピュータ、携帯型ワープロ、電子手帳などが開発され、これ らに採用されているキーボードも小形・薄型化されている。
【0003】 従来、キーボードを小型化すると、その押しボタン部分(以下、キートップと 称す)の間隔を小さくする必要がある。そこで、通常用いられているフルサイズ キーボード(19.05mmピッチが業界の標準)のイメージを保ちつつ、小形・ 薄型化する必要がある場合には、キートップの間隔が小さくなっても、キートッ プの天面のどこを押してもスイッチがオンするように設計されていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記したように、キートップの間隔が狭くなっているため、図4に示すように 、オペレータがキートップ1 を押す際、キートップ1 の端部を押すと、隣接した キーのキートップ2 の端部にも指が触れてしまい、誤って2文字入力してしまう 2重押しが発生するなどの問題があった。
【0005】 本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、小形・薄型キーボードのキーを 押す際、誤って隣のキートップに触れても2重押しとはならないキースイッチを 提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために、複数のキーからなるキーボードにおけ るキースイッチにおいて、各キーに対応した接点部を備えたメンブレンシートと 、このメンブレンシートの各接点部に離間対向した押圧部と上記メンブレンシー ト上に載置される載置部からなるラバースプリングと、このラバースプリングの 押圧部の上部に支持され各キーに対応するキートップと、上記ラバースプリング の載置部を上記メンブレンシートとともに挾持するフレームと、上記キートップ の両端から下方に延出し先端が上記フレームと係合するとともに上記キートップ の一端側が押し下げられたときに上記押圧部と上記接点部との間に空隙を生ぜし めるロック用爪とを具備したことを特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案は上記のように構成したので、キートップの一端側が押し下げられたと きに押圧部と接点部との間にロック用爪によって空隙ができることにより、接点 部がオンしなくなり、隣接したキーが押された際に誤って一端側が押されても2 重押しが発生しない。
【0008】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明する。
【0009】 図1は本考案の一実施例のキースイッチの要部を示す断面図で、複数のキーか らなるキーボードのうち、1個のキースイッチ10を示すものである。
【0010】 同図に示すように、キースイッチ10の上部には、弾性を有するラバースプリン グ11に取着され保持されている、例えば合成樹脂性のキートップ12が配設されて いる。このキートップ12は、キーボードに必要とする個数配設されており、オペ レータによって指で押されてキー入力が行なわれる。また、ラバースプリング11 の下面には、圧力で接点が導通する接点部13a を備えたメンブレンシート13が配 設されている。すなわち、ラバースプリング11は、接点部13a に離間対向した押 圧部11a と接点部13a を中心とする円形状に形成されている接点窓13b を除く領 域にメンブレンシート13上に載置される載置部11b とを有した形状で形成されて いる。また、キートップ12の両端から下方にロック用爪12a,12a が延出して形成 されており、ロック用爪12a,12a 間のほぼ中央に押圧部11a が位置するようにキ ートップ12が押圧部11a の上部に保持される。
【0011】 ラバースプリング11上には、フレーム14が押圧部11a の周囲の所定領域を除い て載置され、図示しない手段によりメンブレンシート13とともにラバースプリン グ11を挾持する形態となっている。また、フレーム14の押圧部11a に対向する端 部にはロック用爪12a,12a と係合する突起部14a,14a が形成されている。
【0012】 なお、メンブレンシート13の下部には、基板である裏板15が配設され、キース イッチ10全体を支持している。
【0013】 次に、上記構成のキースイッチ10の作用について、図2および図3を参照して 説明する。
【0014】 図2に示すように、矢印A方向からキートップ12のほぼ中央部が押された場合 には、ロック用爪12a,12a がガイドとなり、ラバースプリング11の弾性力に抗し ながらキートップ12が押し下げられる。キートップ12が押し下げられると、ラバ ースプリング11の押圧部11a と載置部11b を結合している部分が屈折し、ついに は押圧部11a が接点部13a に当接し接点部13a に圧力が加える。接点部13a に圧 力が加わると、接点部13a の接点が導通し、所望のキー入力が行なわれる。これ が正常なキートップ12の押し下げ状態である。
【0015】 ところが、図3に示すように、矢印B方向からキートップ12の一側端側が押さ れた場合には、キートップ12の押された一端側は押し下げられるが、押されない 他端側は逆に浮き上がってしまいロック用爪12a とフレーム14に形成されている 突起部14a が係合し、キートップ12はこの係合点を支点に回転する、いわゆる片 側支点の状態となる。このとき、押圧部11a もキートップ12の一端側の降下につ れて降下するが、押圧部11a はロック用爪12a,12a 間の中央に位置しているので 、押圧部11a の降下量は一端側のロック用爪12a の降下量の半分となる。したが って、一端側のロック用爪12がメンブレンシート13に到達しても押圧部12a は接 点部13a には到達しないで押圧部12a と接点部13a との間には空隙Eが形成され 、接点部13a の接点は導通しない。
【0016】 このように、キートップ12の一端側が押された場合には、接点部13a の接点が 導通しないので、隣接したキーが押されたときに、誤ってキートップ12の一端側 が押されても2重押しの発生は防止される。
【0017】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱し ない範囲で種々変形可能であることは勿論である。
【0018】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案のキースイッチによれば、キートップの一端側が 押されても接点部が導通しない構成としたことにより、小形・薄型キーボードの キーを押したときに、誤って隣接するキートップに触れても接点部が導通するこ とはなく、キーの2重押しという誤入力を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のキースイッチの要部を示す
断面図である。
【図2】キートップが正常に押されたときのキースイッ
チの状態を示す図である。
【図3】キートップの一端側が押されたときのキースイ
ッチの状態を示す図である。
【図4】キーを押す際、誤って隣接のキーに触れる状態
を示す図である。
【符号の説明】
10…キースイッチ 11…ラバースプリング 11a …押圧部 11b …載置部 12…キートップ 12a …ロック用爪 13…メンブレンシート 13a …接点部 14…フレーム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のキーからなるキーボードにおける
    キースイッチにおいて、各キーに対応した接点部を備え
    たメンブレンシートと、このメンブレンシートの各接点
    部に離間対向した押圧部と上記メンブレンシート上に載
    置される載置部からなるラバースプリングと、このラバ
    ースプリングの押圧部の上部に支持され各キーに対応す
    るキートップと、上記ラバースプリングの載置部を上記
    メンブレンシートとともに挾持するフレームと、上記キ
    ートップの両端から下方に延出し先端が上記フレームと
    係合するとともに上記キートップの一端側が押し下げら
    れたときに上記押圧部と上記接点部との間に空隙を生ぜ
    しめるロック用爪とを具備したことを特徴とするキース
    イッチ。
JP8927592U 1992-12-28 1992-12-28 キースイッチ Pending JPH0654163U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8927592U JPH0654163U (ja) 1992-12-28 1992-12-28 キースイッチ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8927592U JPH0654163U (ja) 1992-12-28 1992-12-28 キースイッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0654163U true JPH0654163U (ja) 1994-07-22

Family

ID=13966186

Family Applications (1)

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JP8927592U Pending JPH0654163U (ja) 1992-12-28 1992-12-28 キースイッチ

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