JPH0652765U - 靴底等の自動清掃装置 - Google Patents

靴底等の自動清掃装置

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JPH0652765U
JPH0652765U JP9441992U JP9441992U JPH0652765U JP H0652765 U JPH0652765 U JP H0652765U JP 9441992 U JP9441992 U JP 9441992U JP 9441992 U JP9441992 U JP 9441992U JP H0652765 U JPH0652765 U JP H0652765U
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JP
Japan
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perforated plate
dust
holes
plate
cleaning brush
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Pending
Application number
JP9441992U
Other languages
English (en)
Inventor
義明 藤原
三郎 大森
Original Assignee
有限会社トータス
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Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社トータス filed Critical 有限会社トータス
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Publication of JPH0652765U publication Critical patent/JPH0652765U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 靴底や車椅子のタイヤ等に付着した汚れを
自動的に払拭すると共に、塵埃が周囲に飛散するのを防
止して衛生的な清掃作業を行ない、さらに複数個組合わ
せて現状にあった任意の大きさかつ形状に設定可能なク
リーナ・ユニット。 【構成】 装置フレームの最上段へ複数個の孔を穿っ
た多孔板を踏み板部として設け、該複数個の孔には頭頂
部へ清掃ブラシを取付けた回転ピンを各々配備し、そし
て清掃ブラシの先端が多孔板の上面よりも若干突出する
高さとなるべく調節して装置フレームの最下段に設けた
定着板へ固定すると共に、装置フレームにはさらに回転
ピンの駆動装置および塵埃の集塵用吸引ファン等の収集
装置をも備えてなるクリーナ・ユニットを複数個接続し
て任意の大きさかつ形状に設定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、靴底や車椅子のタイヤ等に付着した泥土や塵埃が人手を介さず除去 可能、かつ清掃時に周囲への飛散を防止する衛生的な自動清掃装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来は、建物の玄関口や工場内の事務所入口等の土足で出入する部分には合成 樹脂製の本体と同ブラシ状物とを一体的に形成したマットや、布製の科学薬品が 浸潤されているマット等を部屋の入口床面上に敷設して、靴底等に付着している 塵埃を拭い落とすようにしているが、いずれのマットも人間が足擦り動かすこと により初めて除去する効果を生ずる。
【0003】
【考案が解決しとうとする課題】
このように、従来式の玄関口マット等では人間が足を擦り動かせばある程度の 塵埃除去の効果は生ずるが、車椅子のタイヤに付着した汚れを払拭することは望 めないのが現状である。 また、実公昭48−13709号公報や実公平3−49647号公報等には、 踏み板部となるフレーム間隙から上面に突出する多数のブラシが該間隙に沿った 方向に往復動、または一方向の往復動と共に上下方向にも同時に昇降動作させる 駆動機構を設けて、人間が踏み板上面に乗っている間は自動的に靴底の土・砂等 を払拭して土砂収容々器内に落下させる装置等の技術が開示されているが、この ブラシ手段の作動時に発生する塵埃を吸収する吸塵装置が設けられていないため 土・砂等は除去出来ても発塵は抑えられない。 そして実開平1−168263 号公報には、足形状の開口部を有する抵抗板を上部に配設した踏格子の下部に設 けた直線摺動ブラシを水平方向に往復動させるか、または円筒状回転ブラシの円 周面で払拭した塵埃を吸引除去する集塵装置を備えた靴底除塵装置も提案されて いるが、これも前記のマットと同様に車椅子のタイヤに付着した汚れを払拭する にはやや難がある。 そこで本考案の目的は、係る多くの問題を全面的に解決できる衛生的な靴底等 の自動清掃装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は次の構成を備えている。 すなわち装置フレームの最上段へ、規則的に配列された複数個の孔を穿った多 孔板を踏み板部として着脱自在に設け、該複数個の孔には頭頂部へ清掃ブラシを 設けた回転ピンを各々配備し、そして清掃ブラシの先端が多孔板の上面よりも若 干突出する高さとなるべく、回転伝達部へ着脱可能に取付けたブラシ装着部およ び上下方向に微調節可能な支持部等からなる回転ピンを、多孔板の下方かつ装置 フレームの最下段に設けた定着板へ該支持部を固定すると共に、装置フレームに はさらに回転ピンの駆動装置および塵埃の集塵用吸引ファン等の収集装置を備え てクリーナ・ユニットとしている。
【0005】 そして、該クリーナ・ユニットを縦列または並列に複数個接続することにより 任意の大きさかつ形状に設定可能なことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
本考案は上記のように構成されているので、人間が靴または車椅子等で清掃装 置に近付くとフォトセンサがキャッチして各装置を作動させ、次いで回転ピン頭 頂部に設けた清掃ブラシが各々平面的に回転して踏み板部上面に乗っている靴底 や車椅子のタイヤを自動的に払拭する。 ここで、回転ピンは隣り合う清掃ブラシが互いに反対方向に回転するべく伝達 ベルトを掛けているため、踏み板部の上をごく自然に数歩々行または進行するだ けで円滑かつ効率的に靴底等を払拭することが出来ると共に、付着した汚れのう ち比較的粒子の大きな土や砂等は上部支持板に設けた抜き孔を通過して下方の塵 埃容器内へ、また粒子の小さな軽い塵埃はピンの回転による遠心力で上方には向 かわず清掃ブラシ周面に散るが、吸引ファンの吸引力による影響で周囲に飛散す ることなく下方に引っ張られ、さらに導塵ダクトに吸い込まれてフィルタを通し て収集するので一層効果的な集塵作用を行なうことになる。 なを、前記伝達ベルトは柔軟な弾性ベルトを使用しているので仮に土や砂等が 落ちてきても回転ピンはストップすることなくベルト溝との間に挟み込んだまま 回転伝達可能であり、一回転するうちに該ベルトや溝から分離することになる。 そして、クリーナ・ユニット構成としているので現状に合せて任意の大きさ、 かつ形状に設定可能であり広範囲に亘る有効な清掃装置が展開できる。 また、ブラシ装着部を着脱可能な構成としているので清掃ブラシが磨耗あるい は汚損しても該ブラシ装着部のみを取出して簡単に交換することが出来る。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 第1図乃至第4図において、装置フレーム1の最上段には規則的に配列された 複数個の孔Hを穿った多孔板2を踏み板部として着脱自在に設け、該複数個の孔 Hの下方には回転伝達部3へ着脱可能に取付けたブラシ装着部4および上下方向 に微調節可能な支持部5とで一体的に形成し、さらに頭頂部に合成樹脂等の弾性 を有する材料で成型した清掃ブラシ6を設けた回転ピンPを配備している。 ここで、回転ピンPは第3図で詳細に示す如くブラシ装着部3は下面に雄ネジ を設けた円盤の上面に清掃ブラシ6が接着剤等により固定されている。 また段 付きの円筒形状をなす回転伝達部3は、その大径部外周面に二本のベルト溝Tと 小径部端面に前記ブラシ装着部4の雄ネジを螺着する雌ネジおよび内部には軸受 け挿入用の孔等を各々加工すると共に、ボールベアリングB,B等が内側に嵌入 されている。 次いで両端に凸部を持つ段付軸形状をなす支持部5は、その一方 端に軸受けBの内輪に嵌入する小径軸部および他方端にネジ軸部をそれぞれを設 けている。 そして前述の如く、それ等を順次組合わせて一体的に形成して装置 フレーム1の最下段に設けた定着板7へ支持部5のネジ軸部をナットN,Nで固 定する。 なを、このとき前記清掃ブラシ6の先端が多孔板2の上面よりも若干 突出する高さに調節設定している。 また、清掃ブラシ6を安定的に保持並びに回転させるためには支持部である段 付き軸を多孔板面に対して垂直に維持することが必須の要件である。 そこでこ の条件を満たすため、第4図に示す如く装置フレーム1の中段へ該段付き軸の上 端部付近をサポートかつ位置決めするガイド孔Sが複数個穿孔された上部支持板 8を着脱可能に設け、そして前記回転伝達部5のベルト溝T,Tには柔軟な弾性 ベルトVを図に示すように(例えば3本を1組みとして上下の段、かつ1列とび に各々)掛けて隣り合う清掃ブラシ6を互いに反対方向に回転させるようにして いる。 さらに上部支持板8には、その下方に設けた塵埃容器9へ比較的粒子の 大きな土や砂等を通過並びに落下させる抜き孔Fも複数個穿孔されている。
【0008】 また、該装置フレーム1には隔壁板10を隔てて前記回転ピンPを作動させる 駆動装置である小径のプーリを取付けたモータMを備え、かつ複数個の回転ピン Pの内1本(例えば第1図と第2図に示す如く、右端列ほぼ中央の回転伝達部3 のベルト溝T下段)に伝動ベルトを介して接続すると共に、清掃時に飛散した塵 埃を収集並びに処理する導塵ダクトに設けたフィルタ11および吸引ファン12 等の装置を備えている。 なを、符号Cは人間や車椅子等の物体を検出するフォ トセンサ、13は廃塵用のダクト、14は多孔板の補強兼受け桟、15は多孔板 または上部支持板を装置フレームに固定するビス用等の孔である。
【0009】 しかして、上記構成によるクリーナ・ユニットUを複数個接続して現状に合わ せて第5図(a乃至d)に示す如く、任意の大きさかつ形状に設定する。
【0010】
【考案の効果】
以上詳述した如く、本考案の靴底等自動清掃装置によれば、複数個の清掃ブラ シが各々平面的な回転運動して靴底や車椅子のタイヤ等に付着した泥土や塵埃等 を除去する方法を採用したので、回転ピン1本には僅かの動力を与えて回転させ るだけで充分な掃除作用が行なえると共に、それに要する負荷は小さいので足・ 腰の弱い例えば幼児や老人が踏み板部の上に留まり、あるいは歩行しても振り回 される虞は無い。 また、仮に他の原因で転倒することがあっても清掃ブラシは 平面的に回転しているので衣服等が噛み込むことは無く、寧ろ該清掃ブラシが衝 撃を吸収する緩衝材となり安全である等、様々な面から見ても安心できる。 そして内部に集塵装置を備えて、靴底等の清掃時に発生する塵埃を周囲に飛散 させることなく吸収、並びに収集処理するため発塵防止に繋がり衛生的である
【0011】 また、要所々々を着脱可能に構成しているので保守・点検が容易であり、かつ 各清掃ブラシをそれぞれ異なった色彩にして配置すれば任意の模様等を描くこと が出来て装飾的にも優れた表現力のある物に仕上げられる等多くの利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る全体平面図である。
【図2】第1図のI−I線に沿った断面図である。
【図3】回転ピンの分解斜視図である。
【図4】第2図のII=II線に沿って切断した(上部
支持板の)平面図である。
【図5】クリーナ・ユニットを接続設定した各種の平面
図(a,b,c,d)である。
【符号の説明】 1 装置フレーム 2 多孔板 3 回転伝達部 4 ブラシ装着部 5 支持部 6 清掃ブラシ 7 定着板 8 上部支持板 9 塵埃容器 10 隔壁板 11 フィルタ 12 吸引ファン 13 廃塵用ダクト 14 多孔板補強兼受け板 15 固定ビス用孔 B ボールベアリング C フォトセンサ F 抜き孔 M 駆動モータ N 固定ナット P 回転ピン S ガイド孔 T ベルト溝 U クリーナ・ユニット V 弾性ベルト

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置フレームの最上段へ、規則的に
    配列された複数個の孔を穿った多孔板を踏み板部として
    着脱自在に設け、該複数個の孔には頭頂部へ清掃ブラシ
    を設けた回転ピンを各々配備し、そして清掃ブラシの先
    端が多孔板の上面よりも若干突出する高さとなるべく、
    回転伝達部へ着脱可能に取付けたブラシ装着部および上
    下方向に微調節可能な支持部等からなる回転ピンを、多
    孔板の下方かつ装置フレーム最下段に設けた定着板へ該
    支持部を固定すると共に、装置フレームにはさらに回転
    ピンの駆動装置および塵埃の集塵用吸引ファン等の収集
    装置を備えてクリーナ・ユニットとしたことを特徴とす
    る靴底等の自動清掃装置
  2. 【請求項2】 前記クリーナ・ユニットを縦列また
    は並列に複数個接続することにより、任意の大きさかつ
    形状に設定可能なことを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の靴底等の自動清掃装置。
JP9441992U 1992-12-25 1992-12-25 靴底等の自動清掃装置 Pending JPH0652765U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9441992U JPH0652765U (ja) 1992-12-25 1992-12-25 靴底等の自動清掃装置

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JP9441992U JPH0652765U (ja) 1992-12-25 1992-12-25 靴底等の自動清掃装置

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Publication Number Publication Date
JPH0652765U true JPH0652765U (ja) 1994-07-19

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ID=14109723

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JP9441992U Pending JPH0652765U (ja) 1992-12-25 1992-12-25 靴底等の自動清掃装置

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JP (1) JPH0652765U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007122682A1 (ja) * 2006-04-14 2007-11-01 Sun Engineering Co., Ltd. 吸塵装置
KR102216255B1 (ko) * 2020-08-20 2021-02-17 주식회사 제이에이티 자동 신발 세척 장치
JP2022119143A (ja) * 2021-02-03 2022-08-16 藤沼 伊代子 電気の力で洗浄除菌する靴ぬぐいマット

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