JPH0652139A - ニューラルネットワークのデータ構造 - Google Patents
ニューラルネットワークのデータ構造Info
- Publication number
- JPH0652139A JPH0652139A JP4225045A JP22504592A JPH0652139A JP H0652139 A JPH0652139 A JP H0652139A JP 4225045 A JP4225045 A JP 4225045A JP 22504592 A JP22504592 A JP 22504592A JP H0652139 A JPH0652139 A JP H0652139A
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- JP
- Japan
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- cell
- cells
- connection
- data structure
- coefficients
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンピュータ上でニューラルネットワークを
扱うに際し、これらの記憶形式を考慮したNNのデータ
構造を得ること。 【構成】 ニューラルネットワークを構成するセル毎
に、これら各セルに接続するセル番号と結合係数の列か
らなるシナプス情報を用いてNNを記述する。
扱うに際し、これらの記憶形式を考慮したNNのデータ
構造を得ること。 【構成】 ニューラルネットワークを構成するセル毎
に、これら各セルに接続するセル番号と結合係数の列か
らなるシナプス情報を用いてNNを記述する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ上でNN
を扱うに際してのNNのデータ構造に関する。
を扱うに際してのNNのデータ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ニューロコンピュータが開発さ
れ、各種の研究成果が発表されている。ニューロコンピ
ュータとは、脳の基本素子であるニューロン(神経細
胞)に着目したものであり、これらが結合した結果でき
るニューラルネットワークをヒントにすることにより、
脳と同じような機能を達成しようとするものである。そ
して、従来のコンピュータがアルゴリズムに基づいた直
列情報処理であるのに対して、ニューロコンピュータは
各ニューロン間の並列情報処理である点を特徴としてい
る。しかも実際のネットワークモデルとしては、各ニュ
ーロンに対応したセルを備えた入力層,中間層及び出力
層からなり、各層にあるセルは、その前後の層にある全
てのセルと結合する構成を有している。又、各セル同士
の結合には荷重と称する結合係数を導入し、かつ、これ
らの係数は学習により修正(補正)するようにしてい
る。
れ、各種の研究成果が発表されている。ニューロコンピ
ュータとは、脳の基本素子であるニューロン(神経細
胞)に着目したものであり、これらが結合した結果でき
るニューラルネットワークをヒントにすることにより、
脳と同じような機能を達成しようとするものである。そ
して、従来のコンピュータがアルゴリズムに基づいた直
列情報処理であるのに対して、ニューロコンピュータは
各ニューロン間の並列情報処理である点を特徴としてい
る。しかも実際のネットワークモデルとしては、各ニュ
ーロンに対応したセルを備えた入力層,中間層及び出力
層からなり、各層にあるセルは、その前後の層にある全
てのセルと結合する構成を有している。又、各セル同士
の結合には荷重と称する結合係数を導入し、かつ、これ
らの係数は学習により修正(補正)するようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術から
明らかなように、NNの各階層に属するセルは前後の層
の全てのセルと結合しているため、これをコンピュータ
上のソフトウェアにて処理しようとすると、NNに関す
る全てのデータを一旦メモリ上に記憶し、逐次プログラ
ムがそのデータを読み込んで演算しなければならず、メ
モリも膨大になるばかりか、NNの形にも柔軟性がない
と言う欠点を有する。本発明は上記欠点を解決するため
になされたものであり、コンピュータ上でNNを扱うに
際し、これらのデータの記憶形式を考慮したNNのデー
タ構造を提供することを目的としている。
明らかなように、NNの各階層に属するセルは前後の層
の全てのセルと結合しているため、これをコンピュータ
上のソフトウェアにて処理しようとすると、NNに関す
る全てのデータを一旦メモリ上に記憶し、逐次プログラ
ムがそのデータを読み込んで演算しなければならず、メ
モリも膨大になるばかりか、NNの形にも柔軟性がない
と言う欠点を有する。本発明は上記欠点を解決するため
になされたものであり、コンピュータ上でNNを扱うに
際し、これらのデータの記憶形式を考慮したNNのデー
タ構造を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明はNNを構成する各セル毎に、これら各セル
に接続するセル番号と結合係数の列からなるシナプス情
報を用いてNNを記述するようにする。
め、本発明はNNを構成する各セル毎に、これら各セル
に接続するセル番号と結合係数の列からなるシナプス情
報を用いてNNを記述するようにする。
【0005】
【実施例】以下図面を参照して実施例を説明する。図1
は一つのセル(セル番号i)とそのセルの入力端に結合
するセルとの関係を示す図である。なお、N1 ,N2 ,
…,Nj ,…,Njmx は各入力セルに付けられた番号
で、W1 ,W2 ,…,Wj ,…,Wjmx は結合係数であ
る。図2はセルiのシナプス情報を示すメモリ構造であ
り、図に示されるように結合するセル番号と結合係数の
組が順次書かれている。即ち、セル番号N1 と結合係数
W1 ,セル番号N2 と結合係数W2 ,…であり、最後に
セルiに関する情報の終りを示す「0」が書かれてい
る。
は一つのセル(セル番号i)とそのセルの入力端に結合
するセルとの関係を示す図である。なお、N1 ,N2 ,
…,Nj ,…,Njmx は各入力セルに付けられた番号
で、W1 ,W2 ,…,Wj ,…,Wjmx は結合係数であ
る。図2はセルiのシナプス情報を示すメモリ構造であ
り、図に示されるように結合するセル番号と結合係数の
組が順次書かれている。即ち、セル番号N1 と結合係数
W1 ,セル番号N2 と結合係数W2 ,…であり、最後に
セルiに関する情報の終りを示す「0」が書かれてい
る。
【0006】図3は他の実施例を説明するためのであ
る。本実施例は入力端(あるいは出力端)に結合がある
セルのシナプス情報の場合であり、図において、1〜7
はセル番号、a〜jは結合係数である。ここでセル1,
2は入力セル、セル3,4,5は中間セル、セル6,7
は出力セルである。図3のNNのメモリ構造を図4に示
す。即ち、セル3はセル1と結合係数a、終りを示す0
であり、セル4ではセル1と結合係数b、セル2と結合
係数cである。以下同様であるため説明を省略する。図
4に示したメモリ情報の他に、入力セルと中間セルと出
力セルの数がわかれば、NNの計算が行なえる。そし
て、このようなメモリ構造でNNを記述すれば、階層構
造のNNにおいて、隣合う層の全てのセルが必ず結合す
ると言う制約なしに、柔軟な構成のNNが作成できる。
る。本実施例は入力端(あるいは出力端)に結合がある
セルのシナプス情報の場合であり、図において、1〜7
はセル番号、a〜jは結合係数である。ここでセル1,
2は入力セル、セル3,4,5は中間セル、セル6,7
は出力セルである。図3のNNのメモリ構造を図4に示
す。即ち、セル3はセル1と結合係数a、終りを示す0
であり、セル4ではセル1と結合係数b、セル2と結合
係数cである。以下同様であるため説明を省略する。図
4に示したメモリ情報の他に、入力セルと中間セルと出
力セルの数がわかれば、NNの計算が行なえる。そし
て、このようなメモリ構造でNNを記述すれば、階層構
造のNNにおいて、隣合う層の全てのセルが必ず結合す
ると言う制約なしに、柔軟な構成のNNが作成できる。
【0007】図5は更に他の実施例の構成図であり、本
実施例では各結合毎の学習ゲインを含めて記述したもの
である。図4との差は、各結合毎に学習ゲインGa 〜G
j を定め、このゲイン、あるいはこのゲインに定数を掛
けたゲインに応じて学習をし、これを併せて記述したも
のである。ここで、例えば学習ゲインが0の結合をつく
れば、その結合係数は更新されず、初期値を保つことに
なる。
実施例では各結合毎の学習ゲインを含めて記述したもの
である。図4との差は、各結合毎に学習ゲインGa 〜G
j を定め、このゲイン、あるいはこのゲインに定数を掛
けたゲインに応じて学習をし、これを併せて記述したも
のである。ここで、例えば学習ゲインが0の結合をつく
れば、その結合係数は更新されず、初期値を保つことに
なる。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればN
Nを構成する各セル毎に、これら各セルに接続するセル
番号に結合係数の列からなるシナプス情報を用いてNN
を記述する構成としたので、セルの結合に関する規制が
なくなり、NNの設計に柔軟性がでるデータ構造を提供
できる。
Nを構成する各セル毎に、これら各セルに接続するセル
番号に結合係数の列からなるシナプス情報を用いてNN
を記述する構成としたので、セルの結合に関する規制が
なくなり、NNの設計に柔軟性がでるデータ構造を提供
できる。
【図1】一つのセルと、そのセルの入力端に結合するセ
ルとの関係を示す図。
ルとの関係を示す図。
【図2】図1のセルiのシナプス情報を示すメモリ構造
図。
図。
【図3】他の実施例を説明する図。
【図4】図3のメモリ構造図。
【図5】更に他の実施例の構造図。
N1 〜Njmx 入力セルの番号 W1 〜Wjmx ,a〜j 結合係数 Ga 〜Gj 学習ゲイン
Claims (2)
- 【請求項1】 ニューラルネットワーク(以下NNと称
す)を構成する各セル毎に、これら各セルに接続するセ
ル番号と結合係数の列からなるシナプス情報を用いてN
Nを記述することを特徴とするNNのデータ構造。 - 【請求項2】 シナプス情報の列にはセル番号と結合係
数の他に学習係数を加えたことを特徴とする請求項1記
載のNNのデータ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4225045A JPH0652139A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | ニューラルネットワークのデータ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4225045A JPH0652139A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | ニューラルネットワークのデータ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0652139A true JPH0652139A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=16823181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4225045A Pending JPH0652139A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | ニューラルネットワークのデータ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0652139A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002003190A1 (en) * | 2000-06-30 | 2002-01-10 | Information Bionics, Inc. | System for linking data cells through permutation |
KR101212684B1 (ko) * | 2010-12-30 | 2013-01-09 | 엘지전자 주식회사 | 히트펌프 연동 급탕장치 및 그 제어방법 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03206549A (ja) * | 1989-10-25 | 1991-09-09 | Hitachi Ltd | 情報処理装置及びその学習方法 |
JPH04118741A (ja) * | 1990-09-10 | 1992-04-20 | Toshiba Corp | ニューラルネットワーク装置 |
JPH0652140A (ja) * | 1992-07-31 | 1994-02-25 | Mikuni Corp | ニューラルネットワークのデータ構造 |
JPH0652141A (ja) * | 1992-07-31 | 1994-02-25 | Mikuni Corp | ニューラルネットワークのデータ構造 |
-
1992
- 1992-07-31 JP JP4225045A patent/JPH0652139A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03206549A (ja) * | 1989-10-25 | 1991-09-09 | Hitachi Ltd | 情報処理装置及びその学習方法 |
JPH04118741A (ja) * | 1990-09-10 | 1992-04-20 | Toshiba Corp | ニューラルネットワーク装置 |
JPH0652140A (ja) * | 1992-07-31 | 1994-02-25 | Mikuni Corp | ニューラルネットワークのデータ構造 |
JPH0652141A (ja) * | 1992-07-31 | 1994-02-25 | Mikuni Corp | ニューラルネットワークのデータ構造 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002003190A1 (en) * | 2000-06-30 | 2002-01-10 | Information Bionics, Inc. | System for linking data cells through permutation |
US7016900B2 (en) | 2000-06-30 | 2006-03-21 | Boris Gelfand | Data cells and data cell generations |
US7200600B2 (en) | 2000-06-30 | 2007-04-03 | Boris Gelfand | Data cells, and a system and method for accessing data in a data cell |
US7783675B2 (en) | 2000-06-30 | 2010-08-24 | Boris Gelfand | Data cells, and a system and method for accessing data in a data cell |
US7822784B2 (en) | 2000-06-30 | 2010-10-26 | Information Bionics, Incorporated | Data cells and data cell generations |
KR101212684B1 (ko) * | 2010-12-30 | 2013-01-09 | 엘지전자 주식회사 | 히트펌프 연동 급탕장치 및 그 제어방법 |
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