JPH0651811U - 光学式寸法測定装置 - Google Patents

光学式寸法測定装置

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JPH0651811U
JPH0651811U JP8637492U JP8637492U JPH0651811U JP H0651811 U JPH0651811 U JP H0651811U JP 8637492 U JP8637492 U JP 8637492U JP 8637492 U JP8637492 U JP 8637492U JP H0651811 U JPH0651811 U JP H0651811U
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JP
Japan
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air
light
measuring device
hood
dimension measuring
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Application number
JP8637492U
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Inventor
好信 竹川
Original Assignee
金井 宏之
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 塵埃、オイルミスト等を伴う環境に設置され
る場合でも、長期にわたり窓の清掃の必要がない光学式
寸法測定装置を提供する。 【構成】 投光部2及び受光部3の各窓7、7の前方に
光線9を囲うフード10、10を設け、そのフード1
0、10には、フード内にエアーを吹き込むエアー供給
管12、12を接続すると共に、窓7、7と反対側に光
線9の通過経路を兼ねたエアー排出孔11、11を設け
たことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、走行する鋼線の線径等の寸法を、連続的に測定する光学式寸法測定 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
走行する線材の外径測定や、スリットのような隙間の寸法の測定には、最近レ ーザ光を用いた光学式寸法測定装置が使用されるようになっている。これは、高 速、高精度な非接触による寸法測定を実現し、高度な品質管理に役立っている。
【0003】 その一例を図5、図6に示す。同図において、光学式寸法測定装置は、測定装 置本体41と操作ボード(図示せず)とから構成される。測定装置本体41は、 投光部2と受光部3が基台4上に対向した状態で設置されており、上記投光部2 は、光線通過部に窓7を備えたカバー6内に、ビーム発生機、該ビーム発生機か ら発せられるレーザービームを走査ビームに変換する変換手段、および該走査ビ ームを平行走査ビームになすコリメータレンズ等を含む投光装置5より構成され る。
【0004】 また、受光部3は、光線通過部に窓7を備えたカバー6内に、被測定物15を 通過した光線9の明暗を検出し、電気信号に変換する計測用受光素子を含む受光 装置8より構成される。そして、上記光線9が被測定物15により遮蔽されて生 ずる暗部又は明部の長さを演算することによって、被測定物15の寸法に関する 測定値を求めるものである。
【0005】 さらに、図示しない操作ボードは、上記測定に関する演算を行なうものであり 、各種測定条件が入力可能なタッチパネルと、測定結果を表示するためのデータ 表示パネルとその内部に測定値演算あるいは測定装置本体への測定条件指示を行 なうCPU、メモリ等(図示省略)とが備えられている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の光学式寸法測定装置が塵埃またはオイルミスト等を伴う 環境に設置される場合、例えばパウダーなどの乾式潤滑剤や圧延油などを多量に 用いる伸線機や圧延機などに連設されたときには、投光する窓7および受光する 窓7に塵埃やオイルミスト等が付着して光線を遮ってしまい、測定精度が低下し てしまうという問題があった。このため、頻繁に設備を停止して、窓7を清掃す る必要が生じ、設備効率のロス、生産性の低下を招いていた。
【0007】 本考案は、上記の問題を解決するためになされたものであり、塵埃、オイルミ スト等を伴う環境に設置された場合でも、長期にわたり窓の清掃の必要がない光 学式寸法測定装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の光学式寸法測定装置は、被測定物を介し て対向する投光部および受光部を備え、投光部より受光部へ投光された光線の遮 蔽量を演算することによって、被測定物の寸法を測定するように構成した光学式 寸法測定装置において、投光部および受光部の各窓の前方に光線を囲うフードを 設け、そのフードには、フード内にエアーを吹き込むエアー供給管を接続すると 共に、窓と反対側に光線の通過経路を兼ねたエアー排出孔を設けてなる。
【0009】 また、上記の光学式寸法測定装置において、フードの一部に、エアー排出孔に 向かってエアーを吹き出すエアー吹き出しノズルを設けてなる。
【0010】
【作用】
エアー供給管から吹き込まれたエアーは、エアー排出孔からフード外部に排出 される。従って、エアー排出孔から排出するエアーにより、外気の塵埃、オイル ミスト等がフード内に侵入することを防止できる。
【0011】 また、フードの一部に、エアー排出孔に向かってエアーを吹き出すエアー吹き 出しノズルを設けた場合、窓にエアーが直接当たることがないため、エアーに微 量の塵埃、水分、油分を含んでいても、窓を汚すことがない。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0013】 (実施例1) 図1は、本考案の光学式寸法測定装置の実施例1を示す説明図であり、図2は その断面を示す説明図である。光学式寸法測定装置の測定装置本体1は、投光部 2と受光部3が基台4上に対向した状態で配置されており、投光部2の内部の投 光装置5と、受光部3の内部の受光装置8を保護するために、カバー6、6と、 光線の出入口に窓7、7が設けられ、内部への塵埃、オイルミスト等の侵入を防 止している。
【0014】 そして、投光部2および受光部3の各窓7、7の前方に、それぞれ同構造のフ ード10、10を設けた。そのフード10、10には、フード内にエアーを吹き 込むエアー供給管12、12を接続すると共に、窓7、7と反対がわに光線9の 通過経路を兼ねたエアー排出孔11、11を設けた。
【0015】 実施例1において、フード10の外形寸法は、縦30mm、横25mm、長さ 15mmであり、またエアー排出孔11の寸法は、縦20mm、横4mmとした 。
【0016】 実施例1の光学式寸法測定装置を使用した場合、エアーがエアー供給管12、 12よりフード10、10内に吹き込まれ、エアー排出孔11、11からフード 外に排出されるので、外気の塵埃、オイルミスト等がフード10、10内に侵入 せず、窓7、7を汚すことがない。
【0017】 (実施例2) 図3は、本考案の光学式寸法測定装置の実施例2を示す説明図であり、図4は 、その断面を示す説明図である。光学式寸法測定装置の測定装置本体21は、投 光部2と受光部3が基台4上に対向した状態で設置されており、投光部2の内部 の投光装置5と、受光部3の内部の受光装置8を保護するために、カバー6、6 と、光線の出入口に窓7、7が設けられ、内部への塵埃、オイルミスト等の侵入 を防止している。
【0018】 そして、投光部2および受光部3の各窓7、7の前方に、それぞれ同構造のフ ード30、30を設けた。そのフード30、30には、フード内にエアーを吹き 込むエアー供給管12、12を接続すると共に、エアー貯留室22、22を形成 し、さらにエアー排出孔11、11に向かってエアーを吹き出すためのエアー吹 き出しノズル23、23を設けた。
【0019】 実施例2において、フード30の外形寸法は、縦30mm、横25mm、長さ 15mmであり、エアー排出孔11の寸法は、縦20mm、横4mmとした。ま た、図3、図4に示す如く、エアー排出孔11から3mmの内面に、孔寸法が縦 20mm、横1mmのエアー吹き出しノズル23を、エアー排出孔11に向けて 角度45°の傾斜をつけて設けた。
【0020】 実施例2の光学式寸法測定装置を使用した場合、エアーがエアー供給管12、 12を通って、エアー貯留室22、22に溜り、そこからエアー吹き出しノズル 23、23を通って、エアー排出孔11、11に向かって吹き出される。従って 、エアーが窓7、7に直接当たることがない。そのため、エアーに微量の塵埃、 水分、油分を含んでいても、窓を汚すことがない。
【0021】 なお、実施例1および実施例2で使用したエアーの流量は、配管1本当り1〜 2l/minであった。
【0022】 次に、上記実施例1、2と、フードを設けない従来の光学式寸法測定装置を塵 埃、オイルミスト等が多く浮遊する生産ラインに取り付け、連続使用日数を比較 した。これは、使用開始日から数えて、使用不可能になった日迄の日数であり、 1日に3回以上の誤動作があったとき、使用不可能と判断した。
【0023】 その結果、従来の光学式寸法測定装置の連続使用日数は13日であった。また 、実施例1のものは84日であり、実施例2のものは179日であった。
【0024】 また、実施例1、実施例2において、それぞれコンプレッサーのエアーフィル ターを取り外した状態で、同様のテストを行なった。その結果、実施例1の連続 使用日数は47日であり、実施例2の連続使用日数は161日であった。この実 験により、実施例2の光学式寸法測定装置は、エアーの清浄度をさげても、長期 間の連続使用が可能であることを確認した。
【0025】
【考案の効果】
上記構成になした本考案によれば、エアーがエアー排出孔より噴出するので、 エアー排出孔よりフード内へ塵埃、オイルミスト等が侵入するのを阻止できる。 また、フードの一部に、エアー排出孔に向かってエアーを吹き出すエアー吹き 出しノズルを設けた場合、エアーに微量の塵埃、水分、油分を含んでいても、窓 を汚すことがない。
【0026】 従って、本考案の光学式寸法測定装置を生産ラインに組み込んだ場合、長期間 の連続使用ができ、生産ラインの停止回数が減ることにより、生産性を向上する ことができる。 さらには、大掛かりなエアー洗浄装置を用いる必要がなくなり、低コストとな る等の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の光学式寸法測定装置の実施例1を示す
説明図である。
【図2】本考案の光学式寸法測定装置の実施例1の断面
を示す説明図である。
【図3】本考案の光学式寸法測定装置の実施例2を示す
説明図である。
【図4】本考案の光学式寸法測定装置の実施例2の断面
を示す説明図である。
【図5】従来の光学式寸法測定装置の説明図である。
【図6】従来の光学式寸法測定装置の断面を示す説明図
である。
【符号の説明】
1,21,41 測定装置本体 2 投光部 3 受光部 4 基台 5 投光装置 6 カバー 7 窓 8 受光装置 9 光線 10,30 フード 11 エアー排出孔 12 エアー供給管 15 被測定物 22 エアー貯留室 23 エアー吹き出しノズル

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物を介して対向する投光部および
    受光部を備え、投光部より受光部へ投光された光線の遮
    蔽量を演算することによって、被測定物の寸法を測定す
    るように構成した光学式寸法測定装置において、投光部
    および受光部の各窓の前方に、光線を囲うフードを設
    け、そのフードには、フード内にエアーを吹き込むエア
    ー供給管を接続すると共に、窓と反対側に光線の通過経
    路を兼ねたエアー排出孔を設けたことを特徴とする光学
    式寸法測定装置。
  2. 【請求項2】 フードの一部に、エアー排出孔に向かっ
    てエアーを吹き出すスアー吹き出しノズルを設けた請求
    項1に記載の光学式寸法測定装置。
JP8637492U 1992-12-16 1992-12-16 光学式寸法測定装置 Pending JPH0651811U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000346614A (ja) * 1999-05-05 2000-12-15 Renishaw Plc 座標位置決め機械用位置決定装置
JP2006126174A (ja) * 2004-10-01 2006-05-18 Sumitomo Electric Ind Ltd 線状体の外観検出方法及び外観検出装置
JP2010538850A (ja) * 2007-09-13 2010-12-16 マーポス、ソチエタ、ペル、アツィオーニ 光学デバイスを用いて機械構成部品をチェックするための装置および関連する保護デバイス並びに方法

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