JPH06510999A - ステロイド結合部位を有する新規GABA↓aレセプター - Google Patents

ステロイド結合部位を有する新規GABA↓aレセプター

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JPH06510999A
JPH06510999A JP5506095A JP50609593A JPH06510999A JP H06510999 A JPH06510999 A JP H06510999A JP 5506095 A JP5506095 A JP 5506095A JP 50609593 A JP50609593 A JP 50609593A JP H06510999 A JPH06510999 A JP H06510999A
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ジー,ケルビン・ウェルマン
ラン,ナンシー・ツァイ−ユン
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コセンシス・インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ステロイド結合部位を有する新規GABAAレセプター関連出願の引用 本件は、1987年8月25日に出願し、既に放棄された出願番号第089.3 62号の一部N!続である、1989年7月13日に出願した同時係属出願番号 第379.047号の一部継続である1990年5月1日に出願した同時係属出 願番号第071517.194号の一部継続である。出願番号第517.194 号及び出願番号第379.047号の開示は、引用して特に明細書の一部とする 。
発明の背景 これまでの研究により、幾つかのプレグナンステロイド、特にプロゲステロンの 3α−ヒドロキシル化−5σ−還元化代謝物が脳励起性に速やかな且つ十分な効 果を有することを示した。最近の研究では、脳励起性効果はGABAAレセプタ ー塩化物イオン泳動複合体(GRC)(ここでGABAはγ−アミノ酪酸を表す )により伝達されうること、プレグナンステロイドはGRCの他の既知部位と独 立した新規な部位を経てGRCを調節することが明らかにされた。
共に治療上有用な薬物であるバルビッール酸塩及びベンゾジアゼピン類は、GR Cをアロステリックに調節しうることが知られている。バルビッール酸塩及びべ /ジノアゼピン類への幾つかのGRCの部位があると信じられる。本発明は、一 部、ステロイドに特異的であるGRCの新規レセプター部位を定義する。さらに 、それは他のレセプターがGRCに存在するかどうか測定する方法、及びどんな 分子が新しく同定された部位に結合するかを測定する方法に関する。
発明の一般的記載 本発明は、GRC保持ステロイド認識又はGRCでの塩化物チャンネルの開始の ための結合部位に関する。我々は、このGABAA結合神経ステロイドレセプタ ー(GNR)が存在し、GRCの他の既知部位と別個であり、そしてそのアゴニ ストに高親和性を有することを発見した。我々は天然に生じるレセプターに見い 出されるサブユニットの数より少ないがそれにもかかわらずGNRを有するGR Cを調製し得た。我々の発明は、天然に生じるレセプターの全てのサブユニット より少ないが少なくともアルファ(α)及びベータ(β)サブユニット、そしで ある例では、さらにガンマ(γ)サブユニットを有するGRCに関する。以下に 詳細に記載される我々の研究は、又、活性な部位に存在する結合部位に対し、レ セプターがα、β及びγサブユニットの全てを有する必要がないことをも示した 。用いられた結合剤に依存するGNRはαβサブユニット結合に脩ゎりうる。
本発明は、又、GRC中のGNRの存在及び他の認識部位がその複合体に存在す るかを測定する方法に関する。アロステリック調節検定は化合物の新規又は既知 部位で複合体に結合する能力を測定することを記載する。競合検定も、この目的 に用いることができる。
本発明は、又、ストレス、不安、不眠、出生後機能低下(PND) 、月経前症 候群(PMS)、神経疾患、例えばウラ病及び発作の処置に有効なGNR−アゴ ニスト薬物をスクリーニングする手段を提供する。それは、又、GNRに対する アゴニストを投与することにより上記の状態を処置する手段を提供する。
さらに、本発明は異なるサブタイプ特異性でGNRに結合する薬物をスクリーニ ングする手段を提供する。
最近の研究は、プロゲステロン、特に3a−ヒドロキシ−5α−プレグナン−2 0−fン(3α−0H−DHP) の代謝vttb<、GABAルセブター複合 体の強力な調節剤であることを示唆する。マジエウス力等、「ステロイド・ホル モン・メタポライン・ジー・バーピッレイト−ライク・モジュレーション・オブ ・ザG、ABAレセプター」、サイエンス、232.1004(1986)、ジ ー等、Fガンマ−アミノブチリック・アンラド−デペンデント・モジュレーショ ン・オブ・ザ・クロライド・イオノフオア・パイ・ステロイズ・イン・ラット・ ブレインズ」、ユーロビアン・ジャーナル・オブ・ファーマコロジイ、136. 419 (1987)。このステロイド調節はレセプター複合体のバルビッール 酸塩部位により伝達されることを初めて思わせた。マンエウスカ等(上掲、ハリ ソン等、「ストラフチャ一アクティビティ・リレイノヨン/ツブス・フォア・ス テロイド・インターラクンヨン・ウィズ・ザ・ガンマ−アミノ・ブチリック・ア ノツビーAレセプター・コンプレックスj1ジャーナル・オン・ファーマコロジ イ・アンド・エクスペリメンタル・テラビューティクス、241.346 (1 9g?)。しかしながら、続く実験は、これらのステロイド類がバルビッール酸 塩部位で相互に作用せず、むしろレセプター複合体と結合した新しい部位で作用 することを示した。ジー等、「ステロイド・モノユレーノタン・オン・ザ・クロ ライド・イオノフオア・イン・ラット・プレイン、ストラフチャー−アクティビ ティ・リクアイアメンツ・レンヨナル・デペンデント・アンド・メタニズム・オ ン・アク/コン」、ジャーナル・オン・ファーマコロンイ・アンド・エクスベリ メンタル・テラビューティクス、246.803 (1988) 、1987年 8月25日に出願し、既に放棄されたUS、特許出願番号第089.362号、 ペーターズ等、[モノニレ−/タン・オン・ザ・GAB、ヘルセプター・パイ・ デペンデント・バルビソレイン・アンド・プレグナン・ステロイズ」、プリティ ッノユ・ジャーナル・オン・ファーマコロジイ、94.1257 (1988) 。
最近のクローニングの努力により、GABAAレセプターが少なくとも3つのサ ブユニット、α、β及びγからなることが明らかになった。ジョフールド等、「 ノーケンス・アンド・ファ/クノヨナル・エクスブレソノタン・オン・ザ・GA  B 、Aレセプター・ノヨーズ・ア・リガンド−ゲイテッド・レセプター・ス ーパー−ファミリイ」ネイチャー、328.221 (1987)。プリツエノ ト等、「イノポータンス・オン・ア・ノベルGABAルセブター・サブユニ・ン ト・フォア・ベンゾジアゼピン・ファーマコロジイ」ネイチャー、338.58 2 (+989)。
加えて、α、β及びγサブユニットの変異体も存在する。レビタン等、[ストラ フ千ユラル・アンド・ファンクノヨナル・ベイノズ・フォアGABAルセプター ・ヘテロゲニテイ]、ネイチャー335.76 (1988) 、イマー等、r GAB八ルセへターBサブユニット・ヘテロゲニテイ ファンリンクナル・エク スブレノノタン・オン・クローンド・CDNA5」、EMBoジャーナル、8. 1665 (1989)。これらのサブユニット変異体は機能的に異なるGRC サブタイプを表しうる。これらのGRCサブユニlトを哺乳動物細胞にコードす るcDNAの一時的発現を含む実験は、α及びβサブユニツト結合にGABAA 及びバルビッール酸塩部位の再構成を示し、一方、ベンゾジアゼピン(B Z) 部位は、これら全てのサブユニットが移入された場合にのみ検出された。プリチ ェット等、止揚参照。
ステロイド部位がGRCに存在するという仮説を試験するために、cDNA暗号 化ヒトGABAルセブターα2、α2又はα、並びにβ1及びγ、サブユニット をヒト胎児腎臓293細胞で共発現し、ベンゾジアゼピン及びGABAA結合を アロステリンクに調節し、又、[’H] 3α−0H−DHPの発現レセプター 複合体への直接結合を阻害するステロイドの能力を測定した。
本発明は、GNRが既に脳ホモンネートで示されたと同じ構造活性関係を有する ことを示す。ノー等、(198g)止揚。GNRでの相互反応によるGABAA 結合のアロステリック調節は、GRCの他の既知レセプター部位での相互反応に よる調節とは異なる。従って、本発明はGRCの他のレセプター部位と物理的に 異なるGNHの確認により異なる部位としてGNRの存在を示す。この新しく発 見された部位はGRCの池の部位に比べそのリガンドに高い親和性を有する。
GNRの不均質群が、これら2つの位置でGNRアゴニストの活性の変化に基づ (皮膚及びを髄に認められた。ノー等、「ザGABAルセブター・コンプレック ス・イン・ラット・フロンタル・コーテンシス・アンド・スピナル・コード・/ ヨウ・ディファレン/アル・レスポンダ・ツー・ステロイド・モジュレーション 」モレキュラー・ファーマコロジイ、印刷中。この不均質はGNHの異なる蛋白 サブユニットサブタイプ組成物において反映され、CNS及び体の異なる効果て 、異なる機能と結合しうる。
さらに、どのような分子が新しく同定されたステロイド部位に結合するかを、特 にアロステリック調節検定及び競合結合検定を用い測定する方法を示す。本発明 により同定された化合物の特異性をインビトロ及びインビボの両データを用い記 載する。これらの化合物は本明細書に記載されるステロイドレセプター及びその サブタイプとの相互反応によりインビボ投与すると抗不安、抗痙彎、鎮静/低張 、PMS及びPND緩和、並びに精神疾患緩相効果を有する。
図面の説明 本発明は、添付の図面を引用することにより当業者によりよく理解され、その利 点が正しく評価されつる。図において、図1は、3α−0H−DHPの量の対数 に対してプロットしたGABAの存在下、[’H] FLU結合の最大増加のパ ーセントのグラフである。
図2は、ミオクロヌス対、異なる濃度の本発明で有用なステロイド化合物の開始 時間の棒グラフである。3α−0H−ANDは3α−ヒドロキシ−アントロスタ ンを示す、PREG−3olはプレグネノロン硫酸を示し、PREGはプレグネ ノロンを示す。
図3は、3α−0H−DHPの種々のプロドラッグ及び合成誘導体の抗痙翠活性 の時間経過のプロットである。
図4は、神経活性ステロイドプロドラッグ及び直接作用分子の経口抗痙傘活性の プロットである。
図5は、3α−0H−DHPの種々の投与量での投与、10分以内に起きる移行 の数のグラ、フである。
図6は、3a 2]−7ヒドロキジー5α−プレグナン−20−オン(5α−T  HD OC)の種々の投与量での投与、10分以内に起きる移行の数のグラフ である。
図7は、ジアゼパムの種々の投与量での投与、10分以内に起きる移行の数のグ ラフである。
図8は、キャリアー(β−/クロデキスト1ル)、3β−ヒドロキシ−5α−プ レグナン−20−オン(3β−0H−DHP)及び3α−0H−DHPの投与、 10分以内の移行の数を比較するグラフである。
図9は、3α−0H−DHP及びジアゼパムにより起きた移行の数の増加及びそ れらの増加に関し実験薬r!Ac G S−8216の影響を示すグラフのセ・ ソトである。
図10は、正のコントロール、クロルノアゼポキノドにより生じた増加1=比べ 3α−0H−DHPにより生じた苦痛を受けた反応性の/<−セント増加を示す 。
図11は、ラット子宮でプロゲステロンレセプターに結合して(入る[’H]  −R5020へのプロゲステロン代謝物及びプロゲステロン(R5020)の影 響を示すプロットである。
図12は、3α−0H−DHPへのβ1及び乃サブユニットの結合での種々のα サブユニットを伴う発現されたヒトGRCの特異反応を示す。
図13は、小脳及びを髄からのP2ホモンネート中、3α−0H−DHPに対す る反応での[3H]−フルニトラゼパム([”H]−FLU)結合を示す。そし て、 図14は、αβサブユニットから構成されるレセプターでの3α−0H−DHP に対する反応を示す。
発明の詳細な説明 本発明は、GRCの全ての既知部位、例えばバルビッール酸塩及びBZ部位と異 なるGRCの仮説されたステロイド部位を調査するために生物工学技術を利用す る。本発明では、ヒトGRCα1、α2又はα3並びにβ1及びγ2サブユニッ トを暗号化しているcDNAを真核細胞培養物、例えば哺乳動物細胞の培養物に 発現した。付加的研究を、α4、α2又はα、及びβ、を含んでいる複合体につ いて行った。以下のトランスフェクノジン及び発現、結合検定をステロイドを存 在又は存在させることなく行い、ステロイドが発現したレセプター複合体のベン ゾジアゼピン及びGABA部位への結合をアロステリックに調節できるかどうか を測定し、又、立体特異的方法でGNRを直接標識する[’H] 3α−0H− DHPの能力を測定した。[”H]−FLUは、GRCのBZ部位に結合し、B Z部位をモニターするのに用いることができ、一方[3H]−ムスキモール結合 はGRCのG、A B AA部位を標識する。
レセプター部位、例えばGNRが本発明により明らかにされると、これらのレセ プターは、患者への投与により種々の生理的効果を有する医薬をスクリーニング するのに用いることができる。例えば、本発明のステロイド部位は、抗不安、抗 痙電、催眠、誘眠、抗抑制、抗−PND、抗−PMS及び他の効果を有するアゴ ニスト化合物をスクリーニングするのに用いることができる。
哺乳動物細胞は、選択されたDNAをコードしているベクターを取り上げ、機能 的方法で蛋白を発現する能力についてクローニングする段階で選択した。この場 合、レセプターサブユニットをコードしている遺伝子の発現は、遺伝子が正常に 発現される細胞、即ちニューロンで、それらの自然なコンフィギユレーションを ミE yりする方法で細胞表面にまとめなければならない。そのような細胞タイ プの一つの非限定例は、以下の実施例で用いられるヒト胎児腎臓細胞である。
遺伝子を培養細胞に移入するための数多くの方法が利用できる。例えば、遺伝子 はベクター、例えばプラスミド、コスミッド又はレトロウィルスに挿入すること ができ、又、既知方法により細胞に移入することができる。リン酸カルシウム沈 澱、細胞−細胞融合、エレクトロポレーンタン、リポソーム、リポフエクショ/ 及び種々の他の方法がこの分野で知られており、実施することができる。
以下の実施例は、本明細書に記載される本発明を実施するための一方法を提供す る。
GNRの発現 GRCの種々のサブユニットをクローンしくプリチェット等、上湯) 、cDN Aを以下の実験に用いた。
実施例I GABAAレセプター複合体の発現 ヒト胎児腎臓293細胞をトランスフェクション前日、10−cm皿にシードし た。細胞は、既に記載された(ブリチェソト等、上湯)、修飾高効率CaPO4 沈澱法を用い、皿当り全20−約30μgのDNAを移入した。トランスフェク ションに用いたDNAは、発現ベクターで個々に構築されたヒトGABAAα3 、C2又はC3、β1及びγ2サブユニットをプログラムしているクローン化さ れた等量のcDNAの混合物であった。トランスフェクションの48時間後、細 胞を集めリン酸緩衝食塩水(PBS)pH7,2で2回洗浄し、凍結するか又は 、[”H]フルニトラゼパム([3H] FLU)結合検定に直ちに用いた。
BZ部位 フルニトラゼパムはGRCのBZ部位に結合するBZである。従って、[3H] −FLU結合のモニタリングはBZ部位のモニタリングを行わせる。以下の実験 によりGNRでのステロイド結合のBZ部位でのアロステリック調節効果を研究 した。
実施例2 [”H] FLU結合検定 実施例1の移入された細胞を10■Mリン酸カリウム緩衝液、pH7,2中で均 一にし、遠心により1回洗浄した。細胞膜ベレット(100,000xg)を1 0■Mリン酸カリウム、pH7,2及び100冒M塩化カリウムの混合物中で均 一にした。
細胞膜のアリコート(100μl)を、2HMの[3HコFLU (75−90 Ci/anal、シュポン、二ニー・イングランド・ヌクレア)と、GABA  (シグマ・ケミカル・カンバニイ、セントルイス、MO)の存在で、ステロイド (ステラロイズ、ウィルトン、NH)を存在させ又はさせることなく、インキュ ベートした。
全ての検定は、50mMNa/リン酸緩衝液及び200mM NaC1を含む1 mlの最終容量とした。非特異結合は、1μMクロナゼパム(シグマ・ケミカル ・カンパニイ)の存在での結合として定義した。検定は、25℃で90分インキ ュベーノヨタン、ンユライチャー及びンユエルNo、 32グラスフアイバーフ イルターを通す高速濾過により終わらせた。フィルターを5mlの水冷PBSで 2回洗浄した。
フィルター結合放射活性を、液体ンンチレーシタンスペクトル光度測定法により 測定した。
GRCの発現したBZレセプターへの[’H] FLU結合をアロステリックに 調節するステロイドの能力を用い、BZ部位に機能的に結合されている発現され たGRCの特異的ステロイド認識部位、GNRの存在を測定した。[”H]FL U結合は、γ2サブユニットがトランスフェクションに含まれる場合にのみ検出 されるので(プリチェット等、上湯)、BZ部位は、γ2サブユニットが含まれ る場合にのみ存在し、α、(又はC2又はC3)、β及びγ、サブユニットは、 本研究で実施した全ての実験で一時的に共発現した。
これまでの発見と一致して、GABAによる[3H] FLU結合の増加は、α 3サブユニツトが移入された場合により著しい。へりチェット等、タイプ1アン ドタイプnGABAA−ベンゾジアゼピン・レセプターズ・プロシュースト・イ ン・トランスフエフテッド・セルズ、サイエンス、245.1389 (198 9)。GABAは1HMで[”H] FLU結合を増加し、3α−0H−DHP はこの増加を促進した。以下の表3A参照。興味あることに、μM濃度で3α− 0H−DHPだけでも、GABAの存在で観察されたものより低度ではあるが、 [3H] FLU結合を増加した。表3A参照。GABAの不存在で3α−0H −DHPによる塩化物コンダクタンス直接活性化についても、電気生理学的研究 で観察した。ハリソノ等、上湯。[3H] FLU結合の促進作用の定性的な違 いは、C2又はα3サブユニツトがα1サブユニツトと置換した場合には観察さ れなかった(表3A)。
木観察は、ステロイド結合部位も種々のBZレセプターサブタイプと結合するこ とを示唆する。
図1(Fig、1)は、1HMのGABA及び種々の濃度の3α−0H−DHP の存在で3α−0H−DHPによる[”H] FLU結合の促進作用を示す。グ ラフ上の各点は、6つの別個の実験の平均を示す。棒はSEMを示す。ステロイ ドの不存在での[3H] FLU結合をコントロールと定義した。最大促進のパ ーセントはこれらの実験で、上記コントロールの57%と195%の間で変わる 1μN1の3α−○H−DHPにより生じた促進のパーセントと定めた。
[’H] FLU結合のGABA刺激を促進する幾つかのステロイドの能力を表 3Bに示す。ラット脳P2ホモンネートで観察されたこと(ジー等、1988、 上湯)と一致して、3α−ヒドロキシル化ステロイド、例えばテトラヒドロデオ キシコルチコステロン(THDOC)及び3α−ヒドロキシ、5−α−プレグナ ン−20−オン(3α、5β−0H−DHP)は[3)(コFLU結合のGAB A増加を促進し得た。これに対し、3β−ヒドロキシ−5α−プレグナン−20 −オン(3β−0H−5α−DHP)及びプロゲステロンは、比較的低い能力を 有する。従って、発現したステロイド部位についての立体選択性及び構造活性要 求は脳で観察さねたものと類似する。
3α−0H−DHPによる[3H] FLU結合の投与量依存促進作用は、各実 験で1HMのGABAの存在下に実施した。3α−0H−DHPについてのEC 5o(半一最大促進が観察される濃度)はサブユニット組成に依存して、53か ら340nMまで拡がった。これらの値は、同様の実験条件で(即ち、プラス1 μMGABA)(ジー等、1988、上湯、1987年8月25日に出願し、既 に放棄したU、S特許出願第089.362号)ラット脳ホモジネートに観察さ れたものと非常に類似する。
このように、BZ及びGABAレセプターに機能的に結合する発現したGRCの 部分である特異的ステロイド認識部位、GNRの存在を示した。
GABA部位 ムスキモールは特異的GABAAアゴニストで、それはGRCのGABAA部位 に結合し、結果としてCI−チャンネルの開始となる。ラット脳ホモジネートで 、ステロイドが、r’H] FLU結合の促進について観察されたと同様の特異 性をもって[3H]−ムスキモール結合を調節する(即ち促進する)ことができ ることを示した。従って、我々は、cDNAから発現したレセプターでのムスキ モールの結合を研究した。
GABAAレセプターサブユニットcDNAの発現を含む実験は、α及びβサブ [3H]−ムスキモール結合は、10μM(+)ビククリンを用いた以外は、[ 3HコFLU結合についてのものと類似の条件下に実施し、非特異結合を明らか にした。我々はα及びβサブユニットから構成された複合体のステロイド部位の 可能な存在について試験した。我々の結果は、3α−0H−DHPは[3H]ム スキモ一ル結合を調節(即ち促進)する能力があり、これに対し、その3β−異 性体は活性がないことを示す。さらに5α−プレグナン−3α、20α−ジオー ルは、脳ホモジネート調製品を用いるインビボ及びインビトロ検定で示したと同 様に効力を限定しこように見える。データは、1)ステロイド認識部位はα、β サブユニットに存在し、2)5α−プレグナン−3α、20α−ジオールはこの ステロイド部位で部分アゴニストのようにふるまうことを示唆する。
[3Hコ]ムスキモ一ル結合 3a−OH−DHP 389 801 5α−プレグナン−372,20α−ノオール 121 2953β−0H−D HP 0 0 GNPの直接標識化 3a−OH−DHPはGNRで直接アゴニストである。 [3)(コ3a−OH −DHPを以下の実験に用い、GNHに直接結合させて標識した。
実施例3 [!Hコ3α−0H−DHP結合検定 実施例1の移入された細胞を用い、実施例2で[3H] FLU結合について記 載したものと同様の方法で特異的[3H] 3α−0H−DHP結合の存在を測 定した(: [’H] 3α−0H−DHP (2HM)を用い、ステロイド部 位を標識した。
非特異的結合は、薬理的に活性な立体異性体、3α−0H−DHP、3HMの存 在での結合と定めた。
デターンエント可溶化ステロイド部位への結合を、ノー等、モジュレー/タン・ オン・す・クロライド・アイオノフォア・パイ・ペンジノアゼビン・レセプター ・リガノズ イノフリューエンス・オンGABAアンド・リガンド・エフィヵン イ、モレキュラー・ファーマコロノイ、30.218−255 (1986)に 記載された条件下、ラント脳皮質からのP2フラクションを可溶化することによ り測定した。
硫酸アンモニウム(20%)を可溶性フラク/タンに加え、得られる沈澱を10 0゜000Xgで遠心によりペレット化した。ペレットを5amMリン酸Na/ に緩衝液(pH7,4)及び200mM NaC1中、遠心により3回洗浄し、 最終ペレットを111i液に再び懸濁して10%(元の湿った重量/容量)ホモ ジネートとした。ホモジネートの100μmアリコートを、1■1の総反応容量 で5HM [3H] 3α−0H−DHP及び緩衝液と、25℃で60分間イン キュベートした。
非特異的及び立体特異的結合を明らかにするための条件は、発現したレセプター について記載されたものと同一であった。インキュベーンヨを03%ポリエチレ ンイミン及び1%トリトン−100に3時間浸漬したグラスファイバーフィルタ ー(ワットマンGF/C)を通す高速濾過により停止した。フィルターの調製及 びフィルター結合放射活性の定量は実施例2に記載のように実施した。
結合した[3)1コ3a−OH−DHP (カラ28フ分)条件 ラット皮質膜  発現したレセプター+3uM 3a−OH−DHP 1569 896↓3H M 3β−0H−DHP 2557 1262結果は、[3H] 3a−OH− D!(Pの結合は、3a−OH−DHPi:、にり特異的に置換できるが薬理的 に不活性な立体異性体3β−0H−DHPではできないことを示す。GRCのス テロイド認識部位の存在は直接結合により確認した。
発現したGABAえγレセプター複合体への[3H] FLU結合のGABA促 進についての3α−0H−DHP及び他のステロイドの影響 調節剤サブユニット組成 1 (1HM) A コントロール結合はGABAの不存在での2HM [3H] FLU結合と 定義する。データは2つの別個のトラ〉スフエクノタン実験の平均である。%促 進作用は、%上記コントロール結合と定義する。
B コントロール結合はGABA (1HM)の存在下、2HM [3H] F LU結合と定義する。データは、C1、β1及びγ2サブユニットをプログラム しているcDNAを用いる別個のトランスフェクノタン実験の平均を示す。
発現したGNPの構造的要求について本明細嘗て与えた知識に基づいて、GNR にアゴニストとして作用するであろう化合物のクラスをここに明らかにする。
GNRて活性であるステロイドは、1989年7月13日に出願した特許出願番 号第379、049号及び1990年5月10日に出願した出願番号筒521. 724号及び1991年8月13日に出願した出願番号未詳のものに開示したス テロイドを含む。他の活性ステロイドはグラクツに対するUS特許番号第3.8 22.297号、第3.822.298号、第3、869.451号、第3.8 75.148号、第3.880.896号、第3.882.151号、第3.8 83.569号、第3.891.631号、第3.933.799号、第3.9 43.124号、第3.952.031号、第3.953.429号、第3.9 59.260号 第3.969.345号、第3.980.111号、第3.9 89.686号、第3.998゜829号、第4.192.875号及び第4. 197.296号に開示したステロイドを含み、これらの特許を明確に引用して 明細書記載の一部とする。
他の二つの特許も、本発明の新規なレセプターに結合できるプレグナン−型ステ ロイドを開示する。これらの特許はU、S第4.029.777号(フェーリン グ)及びU、S 第4.424.159号(チハーカイギー)でこれらの特許を 明確に引用して明細書の一部とする。
抗痙翠活性 実験を実施し、マウスでTBPS誘発痙翠を調節する化合物の能力を測定するこ とによりGNR−活性ステロイド化合物の相互反応の生理的関連を測定した。
実施例4 TBPS誘発痙彎の調節 スイス−ウェブスターマウスに、TBPSの注射10分前に、図2に示すように 種々の投与量の試験化合物を注射した。TBPSにより誘発されたミオクロヌス (前設間代性活性の存在)の開始の時間を45分間、各マウスを観察することに より測定した。コントロールマウス対ステロイド処置マウスでの開始時間の間の 有!差を、スチューデントのt試験により測定した。これらのステロイドのイン ビボでの相対的ランク順位能力及び有効性は、インビトロで測定したこれらの値 とよく相関した。
3α−0H−DHPの抗痙輩及び毒物学的プロフィルをさらに測定した。抗痙彎 スクリーンでは、マウスに以下の化学的痙翠剤の注射10分前に、種々の投与量 の3α−0H−DHP又はビークル(ツメチルスルホキシド)を注射した:メト ラゾール(85mg/kg)、(+)ビククリン(2,7++g/kg) 、ピ クロトキンン(3,15mg/kg) 、ストリキニン(1,25mg/kg) 又はビークル(0,9%食塩水)e痙章剤又はビークルの注射後、直ちにマウス を30ないし45分間観察した。強直性及び/又は間代性置傘を伴う動物の数を 記録した。最大電気ショック試験において、60Hzで5amAの電流を200 1ISeCの間、角膜電極を通して送り、強直性発作を誘発した。強直性成分を 停止させる3α−0H−DHPの能力を終点と定義した。鎮静潜在力を3α−0 H−DHPの注射後10分で、ロトロソド試験により測定し、回転する(5rp s)棒に3回試験でそれぞれ21分間とどまるマウスの数を測定した。ED、。
(半一最大効果が起きる投与量)を各スクリーンについて測定した。急性LDs 。(試験した動物の1/2に対し致死である投与量)を、3α−0H−DHPの 投与後48時間の生存を数えることにより測定した。
結果は、以下の表4に示され、3α−0H−DHPが他の臨床的に有用な抗痙筆 削に比べて、BZクロナゼパムのそれと同様のプロフィルを有して非常に有効で あることを示す。抗痙撃剤投与量での鎮静障害は、ロトロツド試験及び(+)ビ ククリンー誘発発作についてのEDso値を比較することにより示されるように 低い。3a−OH−DHPについての治療係数(LDso対ED6.の比)は、 ED50アゴニスト(+)ビククリンー誘発発作を基にしたとき、〉122であ り、従って、非常に低い毒性を示す。これらの観察は、これらの化合物の、GR Cインビトロとのそれらの高親和相互作用と対応する脳興奮性の調節剤としての 治療有用性を示す。
表4 マウスにおける3α−○H−DHPの抗痙翠及び急性毒物学的プロフィール並び に選択された臨床的に有用な抗痙筆削のそれらEDき・(mg/kg) 化合物 RRMES IITZ BICPICROSTRLDs*3σ−011 −DHP”’ 30 286 4.9 12,3 10.2 >300 −5a −T[1DOC”’ 22,9 26.7 8,1 17.8 5.6 >30 0 −3a−0[1−DtTP”” 40−100 >300 18.8 4, 1 31.7 >300 >500ウロナセバム’ 0.184 93 0.0 09 0.0086 0.043 NP >6000フエノバルヒタ〜ル* 6 9 22 13 38 28 95 265零 本本 フェニトイン651ONPNPNP230γロガバイF*** −753030 105753000本 パルプロエイト 426 272 149 360 387 293 1105 略語はRR(ロトロソド)、MES(最大電気ショック) 、MTZ (メトロ ゾール)、BIC(ビククリン) 、PICRO(ピクロトキンン) 、STR (ストリキニン)、NP(防御なし)である。
(a)水中20%ヒドロキシプロピル−β−7クロデキストリンに溶解した。
ステロイド及び痙彎剤の投与経路はそれぞれ腹腔内及び筋肉内であった。
(b)DMSOに溶解した。データはベレリ等、1989年から取った。EDs 。値は、95%防御限度を含む。
8抗痙電データは、アンチェビレブチイック・ドラッグス、D、Mウッドバリ、 J、にベンリイ及びC,E、ビベンガー編集、111頁(レイブン・プレス、ニ ューヨーク) 、1982年のスウィニャード・アンド・ウッドヘッド、ジェネ ラル・プリンンプルズ エクスペリメンタル・デテクンタン、クアンティフィケ インタン・アンド・エバルエインタン・オン・アンティコンパルサントからであ る。
” 55−100mg/kgで50%最大防御8**プロガバイド研究での化学 的痙彎剤は静脈内投与した。全データは、ウォームス等、ガンマ−アミノブチリ ック・アシッド(GABA)レセプター・スティミュレー/タン■、ニューロフ ァーマコロジカル・プロフィールス・オン・プロガバイド(S L 76002 )アンド・5L75102、ウィズ・エンファンズ・ゼア・アンティコ/パルサ ント・スペクトラ、ジャーナル・オン・ファーマコロジイ・アンド・エクスペリ メンタル・テラビューティクス、220.660−671.1982からである 。
代謝作用によりアゴニストとなりGNRに結合するプロドラッグの抗痙翠活性の 研究を、基本化合物3α−0H−DHPの修飾による時間経過に渡りさらに行っ メトラゾール誘発発作 大人雄CFIマウス(20−30g)をこれらの研究に用いた。抗ill活性は 、スウィニャード及びウソトヘノド(1982)止揚により既に記載されたよう に評価した。メトラゾール誘発発作に対するパーセント防御は、化合物の投与後 の時間に対してプロットした。マウスに、化合物(3α−0HP、30mg/k g、3α−了セチルー5α−プレグナン−20−オン(3α−AC−DHP)  、3α−プロピル−5α−プレグナン−20−オン(3a−PR−DHP) 、 及び3α−ブチリル−5α−プレグナン−20−オン(3α−BU−DHP)  、全て601g/kg)の投与後、種々の時間にメトラゾール(85ff1g/ kg皮下)を注射した。10−12匹のマウスを試験薬物の投与量当りに用いた 。
マウスに、DMSO又は2−ヒドロキシプロピル−β−ンクロデキストリンに溶 解した化合物を、又はビークルのみを(DMSOについて、5μL/g体重)、 メトラゾールのCDey(動物の97%がスウィニャード及びウッドヘッド、1 982から発作を起こす投与量)投与量(85IIIg/kg)又はビークル( 0,9%食塩水、5μL/g体重)の投与(皮下)前、種々の時間に注射した( 膠腔内)。匣翠剤又はヒークルの注射後、直ちにマウスを30−40分の間、観 察した。強直性及び/又は間代性a傘を伴う動物の数を配録した。
ステロイドの強直性−間代性成分を停止する能力を終点と定義した。鎮静剤可能 性をロトロノド試験により測定し、そこで回転する(6 rpm)棒に21分と どまっているマウスの数を3回の実施の各々について測定した。急性LD、。を 、抗痙電化合物の投与(腹腔内)後48時間の生存を数えることにより測定した 。全ての50%有効量をリンチフィールド及びウィルコキソンの方法(1949 )により測定した。
図3は、これらの実験の結果を示す。基本化合物、3α−0H−DHPの3a位 でのアセテート、プロピオネート又はブチレート基による修飾により、化合物に より与えられた防御の時間が増加した。従って、GNRに結合する化合物は、防 御の程変を変えることにより、一定期間にわたる抗痙傘活性を与えるよう修飾で きる。
抗痙電活性に対するGNRアゴニストの経口投与の影響についても研究した。
図4は、GNRアゴニストプロドラック及び直接作用GNRアゴニストの経口抗 痙彎作用を示す。
実施例6 経口投与 全ての研究は、昼間の間(0600−1700) 、非断食CFIマウス(チャ ールズ・リバー)を用いて行った。分子を09%NaC1中、035%ヒドロキ シプロピルセルロース及び4%ツウィーン80を含むビークル(微細化溶液)中 で経口的に投与した。分子は投与前に48時間にガラスピーズを入れたガラスミ ルジャーに入れ、微細化した。この操作によってビデオ顕微鏡により測定して、 約7−35μメーターの大きさの薬物粒子となる。抗itステロイド、3α−イ ソブチリルオキシー5α−プレグナン−2−オン(100画g/kg) (・) 及び3α−ヒドロキシ−3β−メチル−5α−プレグナン−20−オン(10m g/kg)(0)を経口給飼管より与えた。化学的痙掌剤、メトラゾール(85 mg/kg、皮下)を種々の時間に、続いて抗atステロイドを投与した。
結果は、痙翠試薬の投与30分以内にミオクロナスの徴候を示さなかった動物の パーセント(即ち防御されたパーセント)として示す(図4)。
図4から判るように、プロドラッグ又は直接作用抗痙翠神経活性ステロイドを経 口的に投与すると、有効な期間にわたって広範囲な抗痙翠活性が存在する。これ は、このような薬物を治療に用いた場合の重要な特徴である。
抗不安(anxiolgtic)効果 GNRは不安を処置するのに有効な医薬をスクリーンし、選択するのに有効であ る。以下の実験は、プロゲステロン代謝物及びGNRアゴニスト3α−0H−D HPが抗不安化合物の行動効果を測定するヒト不安の3つの動物モデルで有効な 抗不安剤であることを示す。加えて、これらは3α−0H−DHPの抗不安効果 がBZのものとは異なる機作により伝達されることを示す。
明/暗移行試験(クロウリイ及びグツドウィン、1980)は、纂歯類は通常は 新しい環境を探索する傾向があるが、開放したはっきりと明るくした舞台は翳歯 類にとってきらいで、探索行動を抑制することの観察に基づく(クリスマン及び マクスウェル、19701フアイル、1980)。ジアゼパム及びクロナゼパム 並びにベンドパルビタールを含む種々の臨床的に確立された抗抑制剤が、明箱と 暗箱の間の移行の数を増加するが、一方、非抗抑制薬物は、この行動効果を示さ ないことが判っている(プラム/ユタイン及びクロウリイ、1983・クロウリ イ、1981 クロウリイ及びディビス、1982 クロウリイ及びグツドウィ ン、1980 クロウリイ等、1981)。
明/暗移行試験と同様に、開放領域試験により、新環境探索傾向ときらいな環i 1(はっきりと明るくした舞台)に依然■まる傾向との間の拮抗現象を測定する 。
BZは開放領域舞台での通行を増加することを示した(ディピース及びンユタイ ンベルグ、1984 ヒユーゲス及びブレイブ、+975・サンラン、1979  :ブルーウィラー等、1990 ブルーウィラー、1990)。開放領域試験 は新規化合物の潜在的抗不安性質の簡単な、罰を与えない評価を提供する。
最後に、3a−OH−DHPをフォーゲル葛藤パラダイムで抗不安性質について 試験した。BZの葛藤パラダイムで処罰による行動の抑制を減する能力は、よく 確立されている(ゲラ−等、1962、フォーゲル等、1971)。フォーゲル 試験は、GNR了ゴ=ス)3α−0H−DHP及び5a−THDOCの抗不安効 果を試験するについて、不安の2つの「探索」モデルに対する古典的行動医薬支 持を与える。加えて、CG S−8216、BZ拮抗物質は明/暗移行試験でジ アゼパムの抗不安効果をブロックすることが判った(クロウリイ等、1984) 。さらにインビトロでステロイド部位の独特さを示すために、我々は明/暗移行 試験でCG S −8216による3α−0H−DHPの抗不安効果をブロック することを試みた。
実施例7 抗不安試験 重さ15−20gの雄N、1.Hスイスーウェブスターマウス(バーラン)を全 実験で用いた。マウスは、おがくずのねぐらを備えたポリエチレンかごに4/か ご収容した。群の部屋は、12時間明/暗サイクル(0600−1800時間) により環境的に制御した(22℃)。マウスは食餌及び水に自由に近づけた。実 験は0700−1500時間実施し、グループは昼間の影響の時間をうめあわせ た。
a)明/暗移行 使用した方法は、既にクララレイおよびグツドウィン(1980)により述べら れたものであった。装置は、小さな箱(15X22X14c■)に、穴(5x6 c■)を通して結合している大きな箱(26X33X24cm)を含んだ。大き な箱は標1!100w白熱電球で明るく照らし、一方小さい箱は暗いままにした 。試験薬物での前処理に続いて、マウスを大きな箱の真ん中に入れ、大きな箱と 小さな箱の間の移行の回数を10分間数えた。薬物前処理時間は下肥の通りであ る ジアゼパム(30分)、3α−0H−DHP (1,0分)、および5α− THDOC(10分)。拮抗剤研究の間、CG5−8216を試験薬物の前30 分に投与した。
b)開放領域活動 抗不安効果の2次測定と(7て、神経質なマウスを大きなはっきりど明るくした プレキノガラス箱(42X42X30.5c++)の真ん中に入れ、移動した距 離の合計を10分の試験期間の量測定した。抗不安薬は新しい環境での「探索」 または移動の量の増加を示した(トレイト、1985 ;リスター、1990) 。ノギスカン・アクティビティ−・モニター(オミンテソク・エレクトロニクス 、コロンバス、OH)は、箱を取り囲む16の光線を含む。活動モニターはノギ スカン・アナライザー(オミノテンク・エレクトロニクス)を経由してコンピュ ーターと連動し、データはインチグレーテンド・ラブ・アニマル・モニタリング ・/ステム(オミンテック・エレクトロニクス)を使用して分析する。マウスは 明/暗移行試験で述べたように薬物を投与した。
一般的な活動における薬物の効果の評価のために、マウスは最初に15分間開放 領域装置に慣らした。翌日、マウスを試験薬物で前処理し1、活動室の真ん中に 入れた。移動した距離の合計を10分間測定した。
C)フォーゲルパラダイム アンキ゛ノーモニター(オミンテノク・エレクトロニクス、コロンバス、OH) を用い、なめる行動の抑制を測定した。試験室は、床から2.5cmで、箱の中 に2C11延びた金属の飲用管のついた透明なプレキンガラス箱(29cmx  29c++X 23clりから構成された。刺激は軟料飲み口を通して与え、ア ンキソーモニターで制御した。なめる数を、アンキソーモニターで数え表示した 。補強剤は01%)ニークロースであった。
葛藤試験法は、フォーゲルら(1980)が記載したものを使用した。この方法 は、最初にフォーゲルら(1971)が述べた基本のなめる行動抑制試験の修飾 法である。
水を剥奪してから24時間後、マウスは試験装置を探索させ、10分間または1 00回なめるまで罰無しで飲ませた。翌日(水の剥奪開始から48時間後)、マ ウスを3α−0H−DHP (20おg/kg) 、クロルジアゼポキ/ド(C DP:IQ mg/”kg)またはビークルで前処理し、葛藤装置内に続いて入 れた。マウスは20回なめるまで罰無しで飲用管を利用させ、その後、10回な める毎に0.1mA刺激で罰した。試験期間は5分てあった。
スモロイド3α−〇H−DHP、3β−0H−DHPおよび5α−THDOCを 、本明細書に引用して包含する出願番号未知で、1991年8月13日に出願の 米国特許出願に記載の通り合成した。2−ヒドロキシプロピルβ−ンクロデキス トI)>(β−/クロデキストリン)はアルドリノヒ(ミルウオーキー、Wl) から入手できる。/アゼパムおよびクロロンアゼホキノドは/グマ・コーホレイ ンヨシ(セント・ルイス、N10)から入手できる。CG5−8216はチノく 一ガイギー(スミント、NJ)から得た。全ての薬物は20%のβ−7クロデキ ストリン水溶液に溶解し、−晩超音波処理した。全ての薬物は100μL/20 gの量で腹腔内投与した。CG5−8216は100uL/20gの量で皮下投 与した。
3α−0H−DHP、5α−THDOCおよびジアゼパムの明/暗移行試験で得 られる投与量依存曲線は数日間にわたって追跡した。ビークル対照データは1方 向相違分析(ANOVA)を使用して試験日を通して分析した。ビークルデータ は日を通して有意な違いがないため、対照データはそれぞれの薬物に対して失敗 した。用量依存曲線を、1方向ANO〜’Aを用い、次に個々の投与量と対照の 間を比較するダネソトのt−検定によりて分析した。開放領域および習慣的な移 動データは1.AN○〜“A、続いてダネットのt−検定を用いて分析した。3 α−0H−DHPおよびCDPはなめる行動抑制試験においては別の日に行った 。対詔群は、有意に異なり、従って、データはステニープントのt−検定(両側 )を用いて分析し、比較のために、対応する対照に対するパーセントでグラフ化 する。
全てのデータは平均±S、E、Mで示す。
GNRアゴニスト3α−0H−DHPは、明/暗移行パラダイムでの移行の数の 増加から判るように、抗不安効果を生じた(図5)。3α−0H−DHPは有意 な投与量依存反応ヲ生じf: (F(4,63)=21.5 : p=、ooo l) 。移行の数は、10.20および40IIg/kgの3α−0H−DHP により、有意に増加した(p<、01)。3a−OH−DHPは20mg/kg の投与量テ、10分間で平均702±43移行である最大効果に到達した。試験 した最大投与量、40mg、、−’ k gから移行の数は減少に向かう傾向が 始まった。いくつかの化合物が逆U−形用量依存曲線を明/暗移行パラダイムで 生ずることが判った(クララレイら、1986)。
デオキシコルチコステロイド代謝物およびGNRアゴニスト5α−THDOCは 有!な(F(4,54)=10 : p=、0001)用量依存効果を明/暗移 行試験で生じた(図6)。5α−T HD OCは、20■g/kgの用量でビ ークルと有意に異なった(p<、01.)。5α−THDOCは10■g/kg の濃度で、ビークルに比べ大きな数の移行を生じたが(494±20対352± 2.0)、この差は有!には達しなかった(p<、06)。試験した最大濃度で は、5α−THDOC(40ff1g/kg)はビークル対照と比較して移行の 数を有意に減少させた(p<、05)。
明/暗試験におけるジアゼパムの効果は図7に示す。ジアゼパムは有意な逆U− 形用量依存曲線を生じた(F(5,72)=31.6;p=、oool)。ジア ゼパムは、10.5.0.10および20+g/kgの濃度で対照と有意に異な った(pく 01)。ジアゼパムの最大反応は864±54移行の10mg/k gであった。
20ffig/kgでは有意であるが、ジアゼパムの効果は101g/kgでの 効果と比較して小さかった。これらの結果は、2つのGNRアゴニスト、3α− 0H−DHPおよび5α−THDOCで見られた逆U−形曲線と類似する。
図8に示すように、3α−〇H−DHPのジアステレオマー、3β−0H−DH P(20+g/kg)は、明/暗移行パラダイムにおいて抗不安効果を生じなか った。
同様の実験で、3α−OH−DHP(20wg/kg)は明/暗移行の数を、担 体単独(β−7クロデキストリン)で生じたもの以上に有意に(p<、01)増 加させた。
これらの結果はステロイド3α−0H−DHPの抗不安効果における立体特異性 、つまりGNHの立体特異性を示す。
特異的Bz拮抗剤CG5−8216 (10mg/kg)は3α−0H−DHP の抗不安効果をブロックしなかった(図9A)。3α−0H−DHP (10v g/kg)は単独およびCG S−8216の存在下有意な(p<、01)上昇 を生じた(図9A)。
しかしながらCG5−8216はジアゼパムの抗不安効果をブロックできた(図 9B)。ジアゼパム(1,0mg/kg)は単独では対照と比較し移行において 有意な(p<、01)上昇を生じた(図9B)。CG S −8216は同等固 有作用を示さずビークル対照と有意には異ならなかった(p>、4)。これらの 結果は、ステロイド3α−0H−DHPの抗不安効果が、Bz類のものとは別の 神経系機構を経由していることを示す。
新規な明るく照らした開放領域に置かれた場合、マウスは低いレベルの活動(即 ち探索、移動等)を示すが、一方、抗不安剤は新規な環境での活動を増加させる (リスター、1990’)。表5に示すように、開放領域活動において有意な薬 物効果があった(F(4,44)=18.05 : p=、oool)。特に、 GNRアゴニスト3a−OH−DHPおよび5α−THDOCは対照と比べて活 動を有意に(pく01)増加させた。加えて、ジアゼパムはβ−ノンクロデキス トリンビークル対照比較して活動を有意に(1)(,01)増加させた。明/暗 移行パラジウムと一致して、3β−0H−DHPは開放領域試験でいかなる効果 も示さなかった。
点鼻 開放試験におけるステロイドおよびジアゼパムの効果薬物 用量(巽g/kg)  総合距離(C曹)β−7クロデキストリン 2004.6±13463β−0 H−DHP 20 ]、979.8±174.53α−0H−DHP 20 5 344.9±754.515α−THDOC207328,4±7693ジアゼ パム 10 4817.7±528.4林マウスは開放領域装置の真ん中に入れ る前10分または30分(ジアゼパム)、前処理した。総合移動距離は10分間 測定した(詳細は方法参照)。それぞれの群は9−10匹のマウスから構成され た。
零本pく 01 ダネットのt−検定によると、β−ノンクロデキストリンビー クル対照有!に異なる。
3α−0H−DHPはまた試験室に慣らされたマウスの移動距離の有意な(pく 01)上昇を引き起コシタ。3a−OH−DHP (20mg/kg)T処理し たマウスは、総合距離が対照2061.2±157.7c■と比較して、569 4.7±608.4cm移動した。ジアゼパム(10mg/kg)はこれらの実 験条件下では移動距離(2258,0±897.7cm)に影響を及ぼさなかっ た。
3α−〇H−DHP (20■g/kg)の投与は、飲むことの罰誘発抑制を減 少しなかった(図10)。3α−0H−DHPは5分の試験時間の間に受けた刺 激の数を、対語と比較して有意に2356%増加させた(139土2.1対5. 9±0.54 : t=−3,98: p=、ol) 、 :tL1m比へ、C D P (10vg/kg) ハ罰反応を対照と比較して1974%増加させた (614±114対311±0.68 、t=−2,4: p=、03)。
他の効果 GRCについてのGNRのアゴニストはまたこのレセプター複合体の塩化物チャ ンネルの開閉より影響された他の条件を処置するのに有効であろう。GRCに結 合しているアゴニストBz類およびパルピッレートは、催眠状態および睡眠を誘 発する。本発明により、Bzl及びパルピッレートによるGABAA結合の調節 とGNRにおけるアゴニストによるGABAA結合の調節の間の相関を示す。加 えて、全ての動物で、曳在GNHのアゴニストとして知られているいくつかの化 合物が催眠状態および睡眠を誘発することが示された。従って、本発明により、 GNRアゴニストが催眠状態および/または睡眠を同様に誘発するであろうこと が判る。
さらに、Bz類およびパルピッレートは、気分不快およびパニック症候群により 生じるような襲速な不安の攻撃の処置に普通に使用されている。それらの作用の 機構はG A B A、受容体の調整を経由する。ロイド K、Gおよびモルセ リ−P L 7フイコフ7−マコロノー・オン・GABAアーギソク・ドラッグ ス、183−195頁、H,’l−メルソアー曙、ラベン・プレス、NY、+9 87)。従って、本明細書に示すデータは、GNRのアゴニストが抑欝のような 気分不快およびパニック症候群により生じるような急速な不安の攻撃の処置に有 用であることを示す。
レセプター特異性 新規GNHのアゴニストは、これらの化合物がプロゲステロンへの親和性を欠く ことによってホルモ〉棟側作用を欠くことも証明された(図11)。図11にプ ロIトしたデータは、引用により本明細書に包含されるジーら(1988) 、 前掲、に記載された受容体結合検定に従って検定を行うことにより得られ、[3 H]R5020のラット子宮プロゲステロン受容体への結合に関するGNRアゴ ニストおよびプロゲスチンR5020の影響を示した。図11でプロットされた 全ての点は3回測定の平均を示す。以下の化合物は図11に挙げられたものであ る 5a−プレグ半/−3α−オルー20−オン(5β、3α−0H−DHP) 、5α−プレグナノー3α、21−フォル−20−オン(5α−THDOC)お よび5β−プレグナ〉−3α、20α−ノオール(5BETA) e新規ステロ イド受容体のアゴニストのホルモン様活性を、潜在的エストロゲン様、プロゲス チン様、鉱質コルチコイドおよび糖質コルチコイド活性を試験することによって 更に研究した。これらの活性は、薬物の各々対応する受容体へのホルモンの結合 を阻害する能力をモニターすることにより分析した。結果は表6−9に示す。そ れらは3H−リガンドの種々のステロイドホルモンレセプターへの結合の、10 −6および10−5Mでの薬物のパーセント阻害で示す。対照値は薬物不存在下 での結合を示す。
実施例8 鉱質コルチコイドレセプター 表6において、ラットは犠牲の3日前に投与した。鉱質コルチコイドを分離する ために、脳すイトゾルフラク/タンを以下のように調製した。雄スブラギュード ゥレイラノトからの脳を犠牲後直ちに取り出し、脳皮質を氷の上方で解剖した。
P2ホモンネートを既に記載されたように調製した(ジー等、「モジュレーショ ン・オン・ザ・クロライド・イオノフオア・パイ・ベンゾジアゼピン・レセプタ ー・リガンズ インフルエノス・オン・ガンマ−アミノブチリック・アンラド・ アンド・リガンド・エフィカノイコ、モレキュラー・ファーマコロジイ、3o1 218 (1986)。簡単に述べると、皮質を0.32Mン二−クロース中で 緩やかに均一化し、]000Xgで10分間遠心した。上清を集めて9000X  gで20分間遠心しl:。得られるP2ベレットを5αmMリン酸Na/に緩 衝液(pH7,4ン200*MNaCI中10%(元の湿重量/容量)墾濁液に 懸濁し、ホモジネートを形成させた。
薬物を、タイプTI(w質コルチコイド)レセプターへの3H〜アルドステロン 結合をブロックする選択的タイプ■アゴニストRU 28362の存在下、3H Mの3H−アルドステロン(鉱質コルチコイドレセプターの特異的リガンド)と インキュベートした。特異的結合は1756cpm/フラクションであった。
海鳥サイトツル鉱質コルチコイドレセプターへの3H−アルドステロン結合の阻 害 5α−プレグナン−3σ、21−ジオール−20−オン 76.75β−プレグ ナン−3α、21−ジオール−20−オン 13.85α−プレグナン−3α、 オール−20−オン 05β−プレグナン−3α、オール−20−オン 05α −プレグナン−3α、20α−ジオール 05β−プレグナン−3α、20α− ジオール 05α−プレグナン−3α、20−ジオール−20−ジメチル 05 α−プレグナン−3α−オール−3β−メチル−20−オン 3.25α−プレ グナン−3β、20−)リフチル−3α、20−ジオール 0実施例9 糖質コルチコイドレセプター 表7に関し、脳すイトゾルフラクンタンを表6に関するように調製し、薬物を3 HMの3H−デキサメタシン(糖質コルチコイドレセプターの特異的リガンド) とインキュベートした。特異的結合は117Jcp■/フラクシヨンであった。
表7 糖質コルチコイドレセプターへの 3H−デキサメタシン結合の阻害 競合剤(10−6M) 阻害の% デキサメタシン 100 5α−プレグナン−3α、21−ジオール−20−オン 29.55β−プレグ ナン−3α、21−ジオール−20−オン 8.25α−プレグナン−3α、オ ール−20−オン 8.75β−プレグナン−3α、オール−20−オン 5. 95α−プレグナン−3α、20α−ジオール 2.65β−プレグナン−3α 、20α−ジオール 145a−プレグナン−20−ツメチル−3α、20−ジ オール 265α−プレグナン−3α−オール−3β−メチル−20−オン O 6実施例10 エストロゲンレセプター 表8は、既に記述された通りにTjal!2シた、ウソ子宮サイドシルへの8H −エストラジオール(エストロゲンレセプターの特異的リガンド)結合の阻害を 示す。
2つの濃度の’)(−xストラジオール: (A)0.15βM及び(B)0. 25βMを、薬物の存在下サイドシルとインキュベートした。0.15βM及び 0.25βMでの3H−ニストランオールの特異的結合は、それぞれ1241c pm/フラクション及び1951cp■/フラクシヨンであった。
表呈 ラン子宮エストロゲンレセプターへの 3H−エストラジオールの結合の阻害 5α−プレグナン−3α、オール−20−オン 0 0 0 35α−プレグナ ン−3α、21−ジオール−20−オン 2 4 23 235α=プレグナン −3α、20α−ジオール 0 0 7 135α−プレグナン−3α−オール −3β−メチル−20−オン 0 0 2 6 5β−プレグナン−3α、21−ジオール−20−オン 0 4 3 75α− プレグナン−3β、20−トリメチル−3α、20−ジオール 0 4 3 7 5β−プレグナン−3α、20α−ジオール 8 0 0 05β−プレグナン −3α、オール−20−オン 0 0 5 05α−プレグナン−20−ジメチ ル− 3α、20−ジオール 0 0 5 5実施例11 プロゲステロンレセプター 表9に示したデータに関し、ウシ子宮サイドシルは、表7に関すると同様に分離 し、′H−プロゲステロン、自然のりガントの阻害をめることによりプロゲステ ロンレセプターへの以下の結合について用いた。2つの3H−プロゲステロ−・ 濃度(A)0.15βM及び(B)0.25βMを薬物の存在下、サイドシルと イノキュベートした。0.I5nM及び0.25βMでの3H−プロゲステロン の特異的結合は、それぞれ2893cpm/フラクション及び4222cp■/ フラクションであった。
二のデータは、GNPアゴニストがプロゲステロンレセプターに何の活性もない ことを示す、図11に示される我々の発見を補強する。
4嘩10”M 10−’M 5α−プレグナン−3α、オール−20−オン 14241405a−プレグナ ン−3α、21〜ノオールー20−オン 13535285a−プレグナン−3 α、20α−ジオール 6 1 2 35α−プレグナン−3α−オール−3β −メチル−20−オン 42105 5β−プレグチン−3α、21−ノオール−20−オン 6219105α−プ レグナン−3β、20−トリメチル−3α、20−ジオール 8050 リーブレグナン−3α、20α−ジオール 00115B−プレグナン−3a、 オール−20−オニ/9117135α−プレグナン−20−ツメチル− 3a −20−’−’ オールOoo 。
そのレセプターへの新規ステロイドレセプターのアゴニストの選択性をさらに評 価するため、3α−0H−3β−メチル−5α−プレグナン−20−オンを種ヤ の既知レセプター又はw識部位と結合した一連の放射リガンドに対して試験した 。これらの研究は、ツバスクリーン(商標)(ツバ・ファーマノユーティヵルズ 、ボルチモア、M D )プロトコールに従って実施した。結果は表10に示す 。
表10 GへB A 、及びBZ結合部位についての表10のノバスクーン検定は、本明 細書に報告した他のG A B A A及びBZ研究が行われたよう実施したの でないことに注き、ノバスクーノ検定では、外因性GABAは与えなかった。従 って、本データでは、正の協同性性質は試験せず、BZ結合部位での結果は正で はなかった。
さらに、クロ11ドチヤ/ネル蛋白は正の阻害を示し、効果はGABAを存在さ せないことにより最Ij\となった。
これらの実験の結果は、新規GNRのアゴニストは上記の試験したレセプター及 び蛋白のいずれにも強い観相性を有しないことを明確に示す。加えて、それらは ホルモン様ステロイドレセプター結合に由来するであろうホルモン様副作用を士 明細書に記載したステロイドレセプターのサブユニット(α1−6、β、−3、 γ1、等)のサブタイプが種ノ1の組合せてインビボで起きる。研究により、を 髄はα1サブユニツトが欠けており、一方、小脳はα、サブユニットに富んでい ることが判ったrビ、二S、(+991)ファーフコ0ノツク・/グニフィカシ ス・オン・叶・ストラクチュラル・ヘテロゲニティ・オン・ザ・GABA、レセ ブター−りロライト・イオン・壬ヤノネル・コンプレックス、ニューロサイコツ アーマコロ7・、4.9−15)。レセプターサブユニットサブタイプの部分的 な選択的発現は、組織のGへB、Aアーギノク阻害及び神経ステロイド調節的効 果への特異反噴を言央明しうる。
加えて、本明細書に記載したGNHのサブユニットは、種々の組合せて発現でき る、実験によね発現したサブユニットの種々の組合せに対するGNPアゴニスト ○結合を分析することを実施した。結果は、異なるサブタイプの機能として、7 ニニストに対する特異反応があることを示す。
’al GへB A、レセプター複合体の発瑛トニレスフェク7−J7の24時 間前ではなく、36時間で細胞を接種する以外は、」二記のトランスフェク7ヨ シ操作に従った[Pri tchet tら、(1989) トランス−ニM  L細物に産生ミれる■型及び■型GABAAレセプター 5cience 24 5.1389−1392E −上】5ノ改を高効m’+ノ酸カル/ウム沈降法j chen及びOkayama、 (198丁)″ラスミドD\、へによる#l乳 動物細胞の高効率形質転換Mo1. Ce11. Biol 7.2745−  : T v ′2)を用い、皿二とに全DNへ20μgによってヒト肝腎293 細胞をト37スーニクトした、このトランスフェクノヨンに使用したDNAは、 発現ベク々−fChen及びOka〜ama 前掲]にて個々に構築されるヒト GABAヮα3、α2又はα7.51伎二(ビル丑ブユニットをコートするクロ ーン化cDNAそれぞれの等Nの混合物であったウ トー7/スフェク/タンの 48時間後に細胞を採取し、リン酸緩衝化食塩水(PBS)pH7,2で2回洗 浄し、凍結するか又は即座に結合輸宇に使用しm:。
〆b+ H″H:1Fl−U及びj3Hコムスキモール(muscimol ) 結合検定に二、スフェクト細り又はラット(雄性スブラーグーダウリー、15l 50−2O0の選択領域由来の脳組織を5011INi リン酸カリウム緩衝液 pH7,2中にてふモ、↓イスし、遠し・により1回洗浄したつ得られたm砲弾 ベレット(10゜000yGlを10ffl\111ン酸カリウム、pH7,2 及び10011M\acfの混合物中で十モ、−1−イスした。細胞嗅調製物の 試料10μCを1.uM GAB、A [ン67・−ミカル・カッパニー]の存 在下に2βM [3H]FLU (75−90Ci/=to1. =ユ十シ ニ ュー・イアグランド・ヌクレアー)と共に、又は30nM[’■ムスキモール( 20、OCi、’mmo1.デュポン、ニュー・イングランド・ヌクし下−)と 共に、ステロイド[5teralojds、ウィルトン、NH3の存在又は不存 在下にイシ土ユベートした。すべての検定は50mM リン酸ナトリウム緩衝液 及:” 1 (] OIIMNaCtて許容量14/とした。、[3H]FLU 及び[3H]ムスキモ一ル結合検定における非特異的な結合はそれぞれ、1μM クロナゼバム[ングマ・←ミカル・カンパニー1及び10/yMGABAの存在 下での結合と定義した。
検定は90分(73H]FLU結合)の、又は60分の25℃でのインキュベー ノ3、、袴に、5chleicher及び5chuell [Keene、 N H332番カラスファイバーフィルターによる迅速濾過によって終了させた。そ のフィルターを水冷P B 35mlで2回洗浄した。フィルター結合放射活性 を液体ンンチレーンタン分光装置によって定量した。結合の半一最大増強を、以 下の等式による用量一応答曲線の非線形回帰によって測定した Y=’(Yva x* X/ (X+EC5o)コ+対照(ココニ、Y=対対間合性の%てあり、 X=l og[3α−0H−DHPコである)。対間=100%、EC5゜=半 一最大増強を得るのに要する3α−0H−DHPの濃度。
θ、及びγ、のサブユニットと共に種々のαサブユニットを含有する発現ヒトG RCの3α−0H−DHPに対する差異応答を図12に示す。最大増強及びEC す値は、1μ〜fGAB、A及び種々の濃度の3α−0H−DHPの存在下、α 1β17:−’・ Emax= 66%、ECsa=340nM) 、α2β1 72 (○、Emax=8”6− ECs’−53nM)及びα3β172 ( ■、Etax=208%、EC,、=226n〜1)トランスフェクト細胞膜に 対する[3+(]F LU (2βM)についてのものである。各市は4−6個 の独立したトランスフエクノタン実験の平均を表し、檀て〒すSE〜りを付して いる。3α−0H−DHP不存在下での[’H]FLU結合憔を1結合部結合性 と規定するっα3β172、a2β1γ2及びα3β、γ2の対印結合値はそれ ぞれ10−39.23−87、及び5−33fIIIol/mgタンパク質であ った− そのス二ロイドは明らかに、各実験レセプター叶ブタイブに対する[3H]FI −Uq合性を増大させた。しがし、α、サブユニットを有する組み立てし・セブ ターは統一的に、他のσサブユニ7・トを含有するレセプターと比較して非常に 大きなステロイド刺激に対する最大応答を与えた。α3β1γ、レセプター複合 体を使用すると、3a−OH−DHPは[3H]FLU結合性の200%増大を 与え、α1β、γ2及びα2β、γ22a体は対照は越えているが100%増大 よりも低い結合性しか与えなかった。攪々のαサブユニットを用いるGABAに 対するGRCの類似した差異応答はまた、既に示されている[Pr1tchet tら、前掲]。
本試験で使用しているGABA濃度(1μM)は、G A、 B A不存在下の 結合性[PrItchettら、前掲]と比較した場合、有意な差異増大を与え なかったので、本試験ではそれを対照条件に使用した。ステロイドによる増大パ ーセンテージは種々のトランスフェクンタン実験間で変動する対照結合性のレベ ルとは無関係に、一定のままであった。
GABAによるBz結合性の刺激増大が幼若動物由来の脳膜[11allorg aら、(1980)脳ベンゾジアゼピン結合性のGABA調節の個体発生変化、  Neuropharmac。
1agy 19.405−408]又はシナプスIGRCが破壊されている組織 由来の脳膜[L。
ら、 (1983)黒買におけるI型及び■型ベンゾジアゼピン結合部位の局在 差異]において報告されているが、GNRアゴニストに対する組繊内応答の差異 は報告されていない。従って、本発明者らは、小脳及びを髄由来のP2ホモノネ ートにおける3α−0H−DHPに応答する[3H]FLU結合性を測定した( 図13)。
図13は、ラットを髄(・、ECa=1%、ECsa=152nM)及び小脳( ○、Efflax=28%、ECso=42nM)のP2ホモノネートにおける [3H]FLU結合性の相乗作用(増強)を表している。この検定は5βM G ABA及び種々の濃度の3α−0H−DHPの存在下に行った。各点は3つの実 験の平均±S、E\1を表している。3α−0H−DHPが不存在下ての[3H ]FLU結合性を10006結合性と規定する。
ノj・脳及びを髄におけるGABAルセプターはそれぞれ、α、サブユニットが 特異に豊富であり、又はそれを欠いていることが同系(in 5jtu)試験に て示されているので、これら2つの領域を選択した[Vicini S、、前掲 HMemoら、前掲]。
同じ実験条件では、を髄における[’H]FLtJ結合性は3α−0H−DHP に対する応答が小脳よりも大きいことが示された。しかし、これら2つの組織間 の応答の相違は、トランスフェクト細胞で観察されるもの稈には太き(なかった が、これはおそらく、これらの組織のサブユニット分布が全く均一でないことに よるのであろう。
αβサブユニットのみの同時発現によ7て形成されるGRCに対する従前の電気 生理学的試験でも、GABAに対する差異応答が観察されている[Pr1tch ettら、前掲]。しかし、σβγサブユニyhから構成されるレセプター複合 体を試験した場合、これとは異なる観察結果が得られた。α2β、レセプター複 合体は、α、β1及びα3β、サブユニット組合わせ物よりもGABAに対する 感受性が高いが[Levitanら、(1988)GABAAレセプター異質に 関する構造及び機能的基礎。
Nature 335.76−79コ、他方α3β、γ2レセプター複合体はα 1β1γ2及びα2βげ2複合体よりもGABAに対する略受性が高いことが見 いだされた。2つ又は3つのサブユニットから構成されるレセプターの薬理学的 及び電気生理学的性質の相違は、上記の観察事項を裏付けることができる。
より最近になって判明したが、Xenopus卵母細抱に発現されるGRCサブ タイプもまた、サブユニット組成に依存して3α−0H−DHPによって別個に 調整されていた[Shingaiら、 (1991)神経ステロイドに対する応 答に与えるクローン化GABAAレセプターのサブタイプ型の効果、 Eur、  J、 Pharmacol、 l1o1. Pharmacol。
Sec、 206.77−801゜このサブユニット依存性は本試験にて観察さ れたものと相違していた。この相違を調和させるのは困難であるが、X eno pus卵母細胞においてG 、A B A活性化クロライド流がどのようにして 増強されるのかに対する、相乗的な結合相互作用を媒介する機序の相違と関連し ているのかもしれない。
本試験において、本発明者らは同様のアロステリック調節結合検定により、αβ サブユニットからなるレセプターにおける3α−0H−DHPに対する応答性も 調査した(図14)。図14は、トランスフェクト細胞膜における3α−0H− DHPによる[3H]ムスキモ一ル結合性の増大を示している。種々の濃度の3 a−OH−DHPの存在下、α1β1−(・、Emax= 19%、EC5a= 11βM)、α2β1−(○、Emax=82%、ECso=463nM)及び α3β1−(■、Emax=191%、EC5゜=366nM))ランスフエク ト細胞膜に対する[3H]ムスキモール(30nM)結合性。各点は4−6個の 独立したトランスフェク/タン実験の平均であり、欅で示すSEMを付している 。3α−0H−DHP不存在下の[3H]ムスキモ一ル結合を100%結合性と 規定する。α1β1、α2β1及びα3β1の対間結合値はそれぞれ28−10 1.39−112、及び221−130f。
1、/mgタンパク質であっtこ。
αβγレセプター複合体を用いて観察される事項と矛盾なく、α3β1は、α1 β、又はα2β1サブユニツトからなるものよりも3α−0H−DHPによる[ 用コムスキモール結合性の大きな増大を示したが、α2β、との相違はそれほど 顕著ではなく、従って二のことはステロイドとの相互作用の部位がαβγ又はα βレセブクーの両種合体においておそらくは類似していることを示している。レ セプターが里−サブユニット(ホモオリゴマー)からなる場合にGNRアゴニス トに対する差異応答が起こるのか否かは分かっていない。
幾つかのステロイドの活性の順位オーダーを発現α、β1γ2、α2β1γ2及 びα、β1γ2レセプターにて調査した。1βMステロイドては、3α−0H− DHPは3つすべてのレセプター複合体にて[3H]FLU結合性の最も大きな 増大を示したが、3β−0H−DHP及びプロゲステロンは最小限の効果しか示 さなかった1表11)、立体異性体の5−β立体配座はその対応する5−α異性 体と比較すると弱い効果しか示さない。興味深いことに、差異応答はα、サブユ ニットよζつちα、及びα、からなる複合体において顕著である。
aサブユニット変異の分布はCNSにて不均質であり、また変異体は別個にG\ R了ゴニストと応、答するらしいので、GNRアゴニストに対する応答の強さは 部位によって変動し得る。さらに特性化すると、この性質によって、この新規な ス0ロイドtP識部位を欅的化する、より高いサブタイプ選択的な化合物を設計 することができる、 表11 1μM GABAの存在下、発現GABAAレセプター複合体に対する[3H] FLL’結合性増強における様々なステロイドの相対的活性相対的活性I+ ステロイド α1β1γ2 α2β、γ2 α3β1γ23a−Of+−5a− D[IP 100 100 1005σ−T[ID0C65,2±4.4 88 .4±26零 795土34本零3a−OR−56−DFIP 46 ±8.3  85.2±3.2** 56.6±485E−TtlDOC28,8t4.3  63.5±6.3 26.8i2.6アルフアキサロン 463±8.7 5 2.3±4.3 41.5±4.836−OR−DFIP 0 4 ±17 0 プロゲステロン 0 3.8th1.9 01) 3α−0H−5α−DHPに 対する[3H] FLU結合性の増強は、100%活性として定義される。各実 験において、3α−0H−DHPの効果を陽性対照化合物として検定した。相対 的活性は、指示したステロイドの存在下の[3H] FLU結合性の増強の、同 じ実験における3α−0H−5α−DHPにより誘導されるものに対する割合と して定義した。
ステロイド濃度は全て1μMであった。データは、4−8の独立したトランスフ エクノタン実験の平均±S、E、Mを表している。
本 *ネ ステニープント対合を一検定に基づいて木P<0.02及び零零P< 0.01て3a−OH−5α−DHPとは有意に相違する。
供給 GNPアゴニスト又はGN’Rアゴニストと許容された操作に従った非毒性医薬 担体との混合物を被験者である動物又はヒトに所望の薬動力学活性を生起させる に充分な非毒性量で導入することにより本発明のGNRアゴニストは調製され、 それは通常の投与単位影響て個体に投与される。好ましくは、本発明の組成物に は、投与単位当たり約5mg−約500mgの活性成分から選択される、活性で あるが非毒性量の活性成分を含有させる。この量はGNRに対する化合物の親和 性、所望の特定な生物活性、及び轡者の状態によって変動する。本発明の望まし い目的は、ストレス、不安症、PMSSPND、及び発作、例えば癲1Il(て んかん)により引き起こされる発作を処置し、これらの中枢神経系異常の轡者に 共通する不安発作、筋緊張及びうつ病を改善又は予防することである。本発明の さらなる望ましい目的は、不眠症の予防及び催眠活性の誘導である。
使用する医薬担体は例えば、固形、液体、又は経時放出のいずれであってもよい (例えば、Remington’s Pharmaceutical 5cie nces、 14編、 1970を参照のこと)。代表的な固形担体は乳糖、ア ラビアゴム、ノヨ糖、タルク、ゼラチン、寒天、ペクチン、アカノア、ステアリ ン酸マグネシウム、ステアリン酸、微結晶セルロース、ハイドロゲル・ポリマー などである。典型的な液体担体はプロピレングリコール、β−サイクロデキスト リンの水溶液、ンロンブ、ピーナツ油、オリーブ油、及び同様のエマルジョンな どである。同様に、担体又は希釈剤には、当業者に周知の遅速物質、例えばグリ セリン−ステアリン酸又はグリセリンニステアリン酸単独、又は蝋が一緒になっ たそれら、マイクロカプセル、微小球、リポソーム及び/′又はハイドロゲルな どがある。
医薬列形は広節に使用てきる。従って、固形担体を使用する場合、調製方法とし ては、軍用な製粉機lj・化、油中、錠剤化、硬ゼラチン又は腸溶剤皮カプセル に微・j・粉末又はペレット形態で入れる、又はトローチ、ロゼンジ又は坐剤形 態にすることなるが挙げられる。液体担体を使用する場合、調製物は、アンプル などの液体剤、又は水性もしくは非水性液体’M剤とすることができる。液体投 与形態には製薬的に許容される保存剤なども必要である。さらに、本明細書のデ ータに基づいて低用量が要求されるのみであるので、鼻スプレー、舌下投与、及 び徐放性皮膚バッチも局所投与に適した医薬列形である。
不安解消、抗けいれん、気分改変(例えば、抗うつ剤)、又は催眠活性を生起さ せる本発明の方法は、このような活性が必要な被験者に、通常は医薬担体との上 記の組成物中で調製されるアゴニストのGNRにて該活性を生起させるに充分な 非毒性量を投与することを特徴とする。
月経の際には、排出される代謝産物のレベルは約4倍に変動する[Roscis zevskaら op、 cit、 ]。従って、徴候を制御するための治療で は、GNR活性プロゲステロン代謝産物(即ち、GNRアゴニスト)のレベルが PMS患者の月経前状呼の正常レベルよりも高いレベルで轡者を維持させる。活 性であり主要である代謝産物の血漿レベルを患者の月経前及び月経後にモニター する。このようにして、GNRアゴニストの単独又はその混合物としての投与量 は、月経前状態のGNR活性プロゲステロン代謝産物のレベルを補充するものと して計算する。
投与経路は、刺激するGRCに活性化合物を有効に輸送できるいずれの経路であ ってもよい。投与は、腸管外、腸溶的に、経直腸、膣内、陵内、舌下、又は経鼻 的に行うことができ、経口及び経皮投与が好ましい。例えば、皮膚パッチの製剤 は活性成分を1週間の期間1.密書に供給することができる。
これまで好ましい呼様を記載し説明してきたが、本発明の範囲を逸脱しない限り 種々の置換及び改変を加えることができる。従って、上記は単なる例示であって 限定を意図するものではないと理解すべきである。
対数〔3αODHPI(M) ミオクロヌスの開始時間(分) 〜 ざ) % 防御 抗メトラゾール活性 0 2 4 6 8 to 12 14 16時間(時) 3a−OH−DHP(rrig/kg)5a−THDOC(mg/kg) 0 0.5 + 5 10 20 ジアゼパム(mg/kg) IG 7 13 >り0テ*スト’J :/ 3β−0H−DHP 3a−OH−DHPI G 9A 結合した[3H]−R5020% FIG /2 対数[3α−OH−DHPI(M) FIG /3 対数[3α−0H−DHPI (M) FIG /4 対数[3α−0H−DHPI (M:)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.GRC上のGNRのアゴニスト。 2.GRC上のGNRのアゴニストの有効量を投与することを特徴とする哺乳動 物の不安症を処置する方法。 3.不安症が全身化不安障害である請求項2に記載の方法。 4.不安症が恐慌障害である請求項2に記載の方法。 5.GRC上のGNRのアゴニストの有効量を投与することを特徴とする哺乳動 物のてんかん発作を処置する方法。 6.GRC上のGNRのアゴニストの有効量を投与することを特徴とする哺乳動 物の気分障害を処置する方法。 7.気分障害がうつ病である請求項6に記載の方法。 8.GRC上のGNRのアゴニストの有効量を投与することを特徴とする哺乳動 物のPMSを処置する方法。 9.GRC上のGNRのアゴニストの有効量を投与することを特徴とする哺乳動 物のPNDを処置する方法。 10.GRC上のGNRのアゴニストの有効量を投与することを特徴とする哺乳 動物の不眠症を処置する方法。 11、不安症、痙攣、気分障害、PMS、PND、及び不眠症の中から選ばれる 疾患を処置するうえで有効な薬物をスクリーニングするための方法であって、G RC上のGNRのアゴニストに関してスクリーニングすることを特徴とする方法 。 12.スクリーニングを競合検定によって行う請求項11に記載の方法。 13.スクリーニングをアロステリック調節検定によって行う請求項11に記載 の方法。 14.異なるサブタイプ特異性を有するGNRと結合する薬物をスクリーニング するための方法であって、GRCサブタイプをコードするcDNAを細胞内で発 現させて発現GNRサブタイプを生成させ、該サブタイプのアゴニストをスクリ ーニングすることを特徴とする方法。 15.スクリーニングを競合検定によって行う請求項14に記載の方法。 16.スクリーニングをアロステリック調節検定によって行う請求項14に記載 の方法。
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