JPH06508887A - 連続真空アーク幅広ビームイオン源 - Google Patents

連続真空アーク幅広ビームイオン源

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JPH06508887A
JPH06508887A JP4511565A JP51156592A JPH06508887A JP H06508887 A JPH06508887 A JP H06508887A JP 4511565 A JP4511565 A JP 4511565A JP 51156592 A JP51156592 A JP 51156592A JP H06508887 A JPH06508887 A JP H06508887A
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ブラウン イアン ジー
マックギル ロバート エイ
ガルヴィン ジェームズ イー
ディッキンソン マイケル アール
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ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ カリフォルニア
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    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、連続方式、高電流イオンの生成装置及び方法に関する。この発明を用 いることにより、連続方式により、高エネルギーにイオン化された金属又は導電 性固体の幅広ビームを、初めて生成することができる。本発明を用いると、前述 のパルス方式のイオン源に比べて2〜3桁大きい、直流金属イオンビームを生成 することができる。この進歩は、基礎的イオン源開発の将来性から見ても重要で あると共に、イオン注入技術の産業的利用の面からも重要である。
本発明の目的は、連続方式で高エネルギーの幅広ビームを生成する導電性固体材 料のイオン源を供給することである。
更に、本発明の目的は、8時間以上連続運転できる高エネルギーの幅広ビームを 生成するイオン源装置を提供することである。
本発明の他の目的は、大面積に迅速にイオン注入が可能な、高エネルギーイオン 源を供給することである。
更に、本発明の他の目的は、単一工程の操業中にイオンビームエネルギーが可変 である、高エネルギーイオン源を供給することである。
また、本発明の他の目的は、デユーティ−サイクルを100%まで上げられる、 連続方式で高エネルギーなイオンビームを供給することである。
図面の説明 図1は、真空チャンバー断面における装置各部の側面図である。
図2は、プラズマ放電発生部及び本発明の機構の断面図である。
図3は、図2における線分3−3に沿った断面図である。
図4は、図2における線分4−4に沿った断面図である。
図5は、図2における線分5−5から見た図である。
図6は、図1を拡大した冷却剤及び電気の導管の真空チャンバーへの配管のため のハウジングを示した上面図である。
図7は、図6における線分7−7に沿った断面図である。
図8は、図7における線分8−8に沿ったハウジングの左側面図である。
図9は、図6における線分9−9に沿った断面図である。
図1Oは、フレア型の陽極部分で使用される、本発明を実施する際に使用される 電気部品の電気図式図である。
図11は、本発明を実施する際に使用されるソレノイド電源図である。
図12は、本発明で使用される、典型的な引き出し電極の部分的な正面図である 。
発明の詳細な説明 本発明は、前述のパルス方式イオン注入技術からの劇的な出発を意味する。本発 明において、直流方式による運転を提供するために、操作電力容量範囲、ビーム サイズ、デユーティ−サイクル及び他のパラメータは、前述の方法と本質的に異 なる。本発明における、これらのパラメータは、前述の方法と比べて、事実上、 大雑把に100倍以上の範囲である。本発明における慎重な設計、構成要素の選 択、及び装置構成をこのような過酷な操業条件に合わせるために、最初は努力を 要した。
以下、本発明の説明を続けて、本発明の装置及びそのプロセスと、本発明におけ る特有の機能との深い関係を説明する。
装置構成要素 薩厘 本発明における陰極は、消耗品である。導電材料がらなり、イオンビーム 生成源となる。陰極は、実際に、電気的に導電性の固体材料で構成される。
例えば、Li、 C,Mg、 A1. Si、Ca、Sc、 Ti、 V、Cu 、 Mn。
Fe、Co、 Ni、Zn、 Ge、Sr、 Y、Zr、 Nb、 Mo、Pd 、 Ag。
Cd、In、Sn、 Ba、 La、Pr、 Nd、 Sm、 Gd、 Dy、  Ho、 Br。
Tm、 Yb、 Hf、 Ta、 W、Ir、 Pt、 Au、 Pb、 Bi 、 Th、及びUのような、非常に広範囲な金属元素が使用される。合金や他の 化合物もまた、陰極材料として使用されつる。典型的な陰極材料は、チタン、コ バルト、イットリュウム、タングステン、モリブデン、シリコン、ステンレスス チール、真鍮、カドミウム、FeS、PbS、TiN、SiC,WC,UC,C ,Pt、そしテpbなでである。
本発明において、使用される適当な陰極は、陰極の周囲を取り囲む陽極と相伴っ て動作する。そして、陰極及び陽極のデザインは、相互関係を有する。陰極は、 最初、完全に陽極の穴の中に位置するように設定しなければならない。陰極は、 イオンビーム生成の間、消耗する。陰極は、その質量を失うにつれて、陽極の奥 の方に後退する。典型的には、陽極の取り付は部の方向に後退する。
陰極交換の容易さは、本発明の有用な特徴の一つである。金属丸棒などを陰極に すれば、陰極が消耗する間、ゆっくりと陰極材料を前進させることにより、連続 的な陰極交換が可能である。必要な長さを穴を通して供給することにより、陰極 交換までの寿命を無限に延ばすことができる。
本発明に使用される陰極は、そのサイズ及び形状において、一般的でないが、類 似の陰極が他の異なる技術で使用されている。実際、本発明の陰極形状は、前述 の従来のイオン源の陰極形状と逆比例している。前述のイオン源に用いられる、 長く、薄い陰極に比べ、本発明で使用するものは、短く、厚いものである。
本発明の陰極形状は、長方形、正方形、卵形、円柱形、又はこの類似な形状でも よい。陰極形状の選択は、その材質での運転性能やその形状に仕上げるための費 用に依存する。陰極の最小2等分線長さは、決まって陰極高さよりも大きい。
例えば、円柱形状の場合、陰極直径と高さの関係は、約1・lから100:1で ある。より一般的には、約10+1〜3:2である。推奨する比率は、約2:1 である。
陰極のサイズも、また、特にその配置又はその使用条件に依存する。本発明にお ける陰極断面積は、1m2〜1cm”の範囲で可変である。典型的な範囲(平面 長さくflat dimension)X高さ)は、lmX20cm〜5cmX 2 cmである。
本発明における推奨値は、約10cmx5cmである。
許容最大熱負荷を越えないことを保証するために、特別の陰極冷却装置が供給さ れる。前述の装置のイオンガンでは、消耗する陰極の冷却は、決まって熱伝導を 利用したものであった。本発明では、冷却液が陰極に直接接触する。本発明の実 施例の一つにおいては、この冷却液は、単なる水であるが、実際には、どんな冷 却液でもよい。また、この冷却面が、陰極体積に比べて大きいため、冷却効率は 、非常に高められる。
擾壜 本発明における陽極は、陰極を取り囲むように配置され、陰極と共にプラ ズマガンを構成する。本発明の典型的な陽極形状は、円筒形である。本発明の実 施例における円筒形陽極は、陰極と同軸になる。陽極と陰極は、陽極−陰極間に 隙間ができるように設計されている。この隙間は、1〜5cmの範囲であり、本 発明の装置の具体的な実施方法のニーズに依存する。隙間は、概して2〜4cm であり、推奨値は、約3cm程度である。発生したプラズマが、この装置のプラ ズマ雲の領域に適切に流れるように、その隙間が選択される。
陽極の直径は、陽極の高さ、陽極材料の密度、及び適切な冷却を保証するために 予想される使用条件の観点から選択される。陰極を取り囲む、陽極材の直径は、 約1〜50cmの範囲である。典型的な陽極直径は、約1〜20cmである。推 奨値は、約10cmである。
事実上、あらゆる典型的な陽極材料を用いることができ、望まれる本発明の装置 の具体的な実施条件、温度、予測されるデユーティ−サイクルの観点から選択さ れる。陽極サイズの比率及び絶対値は、選択された陽極材料の製作限界の観点か ら選択される。
許容最大熱負荷を越えないことを保証するために、特別の陽極冷却装置がオプシ ョンとして供給される。この冷却装置は、過酷なデユーティ−サイクルを考えて いる場合に、特に有用である。また、特に高いイオンビームエネルギーでの運転 を予定している場合にも重要である。
本発明において、オプションとして使用される陽極冷却装置は、数ある標準的な 構成の内の1つでよい。特に推奨するデザインは、コイルの中を水が連続的に循 環するタイプのものである。このコイルは、構成上、陽極と同軸でかつ陽極を取 り囲む、大円筒形である。
トリが一手段 本発明の装置では、再使用できるトリが一手段が用いられている 。そのトリガー手段としては、レーザー、ガス発火、高電圧火花等を含む。本発 明の実施例では、トリガー手段として、火花が用いられる。プラズマ点火の間、 陰極は陽極に溶着するのを避けるために、火花発生チップの末端には、耐溶着性 の材料が用いられる。本発明では、複数回数使用のトリが一手段が用いられるた め、アーク放電が消失に近い状態のときも、再トリガーとして使用され、運転プ ロセスを事実上中断させることはない。
本発明の火花トリが−においては、発生したプラズマ流の障害になるのを避ける ために、かつ、トリガー機構を保護するために、スナップバック方式(パチンと はじき戻る)を用いる。陽極壁面に開けた小穴に火花チップが入る構造であり、 付帯の火花電源を陽極−陰極間の隙間の外側に配置させることができる。この配 置により、トリガー機能の信頼性をより高めることができる。
磁場によるプラズマ誘導法 陽極−陰極の隙間からプラズマ雲を誘導するための 、磁場印加手段が、本発明のオプション的特徴である。この磁場による特徴は、 ドリフト長さが約0、l m−1mの領域で用いられる。そして、生成磁場は、 約0〜1oOGaussの範囲で可変であり、典型的には、100Gaussで あるが、θ〜5,0OOGaussの範囲内で可変である。推奨値は、20〜2 00Gaussである。本発明のいくつかの観点において、このプラズマ誘導は 、本発明の装置を最適効率にする。更に、プラズマ流やプラズマ雲を、イオン引 き出し機構に流すことができれば、コンポーネントの配置に多様性を出せる。
磁場を電磁石により形成するときには、イオン引き出し電極に到達する、プラズ マの割合を制御することが可能になる。即ち、磁場の強度が可変のため、それに より、引き出し電極に誘導されるプラズマ雲の割合を変えることができる。この ようにして、イオンビーム強度を制御することができる。また、装置が連続運転 中でも、強度を調整することができる。これにより、微細な調整が可能になると 共に、単一アークでの運転中に複数のプロセス条件で運転できることになる。
化を避けるため、イオン引き出し手段は、頑丈でなければならない。しかし、い くら頑丈な構造でも、一般的に、およそ数時間の連続イオンビーム生成で性能劣 化する。それゆえ、この発明の一面においては、消耗したイオン引き出し手段の 、容易な交換が提供される。
本発明におけるイオン引き出し手段は、幾つかのよく知られたタイプで成しつる 。この発明の一面として、グリッドが用いられる。このグリッドの直径は、陽極 直径の約1−100倍である。典型的なグリッドサイズは、陽極直径の約2〜1 0倍であり、推奨値は、約5倍である。
複数のグリッドは、しばしば平行に配置される。そして、本発明においても、平 行に配置された複数のグリッドが使用される。プラズマからイオンビームを形成 するために、複数のグリッドの内、2枚のグリッド間に高電圧が印加される。
最も外側のグリッドは、一般に、接地されている。最も内側のグリッドは、一般 に、“引き出し電位″(イオンビームが形成されるエネルギー状態)で使用され る。真ん中のグリッドは、通常引き出し電位値の約5〜10%の負電位であり、 電子の流れを妨げる役目をする。
陰極から輸送される多量の陰極材料のために、プラズマ輸送領域は、装置におけ る一種の灰収集領域になると考えられる。このため、本発明における引き出しグ リッドは、かなり頻繁に交換する必要がある。このような場合、これらのグリッ ドは、安価でかつ簡単に交換できるように設計される。
本発明の一面として、非常に大面積の引き出しグリッドが提供される。これらの グリッドは、複数であり(例えば、3枚)、複数の穴を有する円板状で、直径は 、約50cmである。これらは、アルミニウムのような強(て丈夫な材料で作ら れる。その厚みは、2〜10mmであり、推奨値は、4.7mmである。ビーム 透過穴の直径は、約1cmである。グリッドサイズや本発明の実施の具体的条件 に依存するビーム透過穴の数は、■00〜10.000であり、推奨穴数は、約 1.000である。引き出し電極間距離は、1cmの範囲内で、光学上の透過率 は、30〜80%の範囲であり、推奨値は、50%である。
構成と運転パラメータ アーク電流 本発明では、連続的なイオンビーム生成において、従来の方法より かなり高いアーク電流レベルを供給する。本発明の一実施例で、アーク電力は、 2kW程度で消失し、ビーム電力は、50kW程度で消失する。一方、本発明の 装置では、アーク電流の調整が可能である。しかし、アーク電流値を任意に下げ ることができない。例えば、アーク電流値がIAでは、この値に至るまでにアー クが消失してしまい、運転することができない。
真空アーク技術については、次の特性がよく研究されている。即ち、アークが消 失しないための最小電流値が存在し、その値以下では陰極表面のアークスポット が消失する。(参照: Vacuum Arcs−Theory and Ap plications、 J、It I、affery、@ed、。
John Wiley and 5ons、 New Yort 1980.  rncorparared herein by refe窒■獅モ■j。
このようなアーク生成の絶対的な制限があるので、本発明におけるイオンビーム 電力の調整には限度がある。
この最小アーク電流値は、約10OAとらなければならない。また、幾つかの陰 極材料については、より高いアーク電流値が要求されるであろうし、幾つかにつ いては、より低いアーク電流値でもよいかもしれない。これらは、熟練した装置 運転者により、識別されりいくであろう。このように、電力消失及び冷却は、陰 極構成や引き出しグリッドサイズのようなパラメータの選択を変えさせる一番の 関心事である。
の装置機能部に特別の冷却装置が供給される。高エネルギー下での長時間連続運 転において、その機能を果たすには、これらの冷却機構のいくつかが必要になる 。
本発明の装置においては、高電力下での連続運転の間に、陰極の表面(前面)か ら大量の熱を発生する。発明者らは、陰極の設計において、陰極背面を効率よ( 水冷するために、陰極形状を平らな円柱形にした。従来、熱伝導法にほり、うま く冷却しようとした試みと違い、本発明では、冷却水を直接陰極に接触させる。
この冷却方法により、過熱されるのを最適に防止することができる。
本発明において、陽極は、もう一つの熱発生源である。しかし、陰極の場合と違 い、ある一定の実施方法により、陽極の冷却なしで、陽極は、容認できるレベル の機能を果たすことができる。陽極加熱のいくらかは、陽極自体の機能から直接 受けることになる。さらなる陽極加熱の源は、陽極が取り囲んでいる陰極からの 熱である。前述のように、本発明の一つの面として、陽極は、同軸の水冷コイル で冷却される。
もし、イオンビーム強度がプロセス操業中に変化すれば、陰極質量の百分率とし ての注入率は、決まって低下する。引き出し電極に誘導されるプラズマ雲領域に おける、プラズマ量を低減するために磁場を用いることにより、ビーム電力が減 少するときに、この注入効率が低下する効果が顕著になる。このように、陰極材 料の節約が必要であるとき、ビームアークと引き出し電極との間の距離を調整す ることにより、ビーム強度を制御することが選択の方法である。
アーク放電による陰極材料の蒸発で、陰極質量が減少する速度については、多く の研究者により研究されている。(参考: C,W、Kimblin、 Jou rnal of AppliedPhysics、 Volume 44. p age 3074.1973.及び1.G、Brown、 IEEE Tran s、 Pla唐高■ Science、 PS−18,page 179.1990.1ncorpo rated herein by reference) A殆ど の金属のアーク放電による蒸発速度は、アーク電流の1クーロンあたり20〜6 0μgである。このような場合に、必要あん陰極質量は、安定した運転の下で、 −日あたり1kgのオーダーである。
ビーム電力の制御 アーク電流値は、任意に減少させることができない。それで もなお、本発明の手法において、使用者は、ビーム電流値を広範囲に変えること ができる。そして、IAのかなり低いレベルまで変えることもできる。これは、 2つの別々な制御手段をそれぞれ単独に又は−緒に用いることにより成し遂げる ことができ、前例のない、ビーム電流値の制御を供給する。2つの別々な制御手 段をそれぞれ単独に或いは一緒に用いることにより、引き出し電極に輸送される プラズマ量を直接制御する。それゆえ、低いビーム電流値でも生成できる。
ビーム電流調整の最初の手段において、直流プラズマガンが引き出し電極からあ る距離(10cm〜最大1mまで可変)の位置に設置されている。従来、これは 、アークの点火に用いられる。今回の発明の具体的実施例の1つにおいて、アー ク点火は、装置の陽極、陰極部に取り付けられた丸棒により機械的に成しえる。
本発明における他の具現化として、モーター化或いはロボット化による自動制御 により、正確なスペーシングを可能とし、その結果、ビーム電流を制御できる。
これは、運転者が運転状態を監視する必要性を避けるための、自動化に基づき構 成しうる。その結果、正確な運転制御を可能とする。大量生産時における処理品 の自動設定と同様、運転中の周期的な自動調整も可能である。
アークビーム電流値制御方法の2番目において、プラズマ輸送領域は、0〜10 0Gまで連続的に可変である、ソレノイド磁場に浸されている。この磁場は、引 き出し電極に到達するプラズマ雲の割合を制限することにより、イオンビーム強 度を制御する。このイオンビーム強度は、ビーム引き出しプレートのノくイアス ミ圧を変えることによっても制御できる。
を提供する。本発明以前は、固体材料のイオン注入を大面積に行うことはできな かった。それゆえ、本発明の装置及び方法により、大型タービンブレード、種々 のエンジン部品、及び大型工業部品等の広範囲な分野にイオン注入を適用できる 。
新しい合金表面も生成しうる。
本発明のもう一つの革新は、製造上のニーズや要求に応じて、注意深くイオンビ ーム電力を調整できる機能である。これゆえに、材料表面へのイオンの浸透は、 注意深く制御される。更に、イオン衝撃エネルギーによる、注入処理された表面 の温度上昇は、正確に制御でき、理想的な温度状態が維持される。この機能は、 特に超伝導や半導体分野に応用できる。例えば、本発明により大面積の超伝導膜 を形成することができ、注入処理後、ある目的のために膜を細長く切断すればよ い。
熱に弱い材料を処理する機能は、本発明におけるイオンビーム強度が可変である 特徴により、また、大面積にかなり低エネルギーのイオン注入を提供することに より達成される。この能力は、ガラス、プラスチックス、及び高温に敏感な他の 材料においては、特に適用性が高い。色付きガラス及び金属被覆ガラスは、自動 的な色調変化に適用できる。
ビームサイズ 本発明の装置における、固体材料源からの大面積カリ連続イオン ビーム生成機能は、本発明がどいかに優れているかの証明である。ビームサイズ は、ビームの最大断面で測定される。本発明において、装置の構成部品を変える ことにより、また、パラメータの設定値を変えることにより、広範囲なイオンビ ームサイズを得ることができる。ビームは、約10m−10cmの範囲内で効率 よく生成できる。より典型的なビームサイズは、約5m〜50cmであり、推奨 値は、約1mである。
最適ビーム電力の提供 本発明において、直流ビーム電力は、従来の装置に比較 して高い。本発明は、大面積ビームを生成するために設計されており、これは、 注入基板の溶融の可能性を軽減する。さもなくば、信用できない注入ターゲット になってしまう。この設計は、またビーム生成電極自体にて、適当なビーム電力 密度の消失を可能にする。
発明者らは、大面積ビームを用いることにより、ビームの大断面積を得ることが できた。但し、これについては、引き出し電極より前で、金属プラズマを幾分床 げる操作をしている。前例のない、大ビーム面積を達成したもう一つの要因は、 非常に大面積のビーム形成電極、即ち、引き出しグリッドを利用したことによる 。
実施例 本発明の連続方式高電流金属イオン源lOは、その構成要素の1つとして、終端 部14.16、円筒側面部18を有する真空チャンバー12を含む。終端部16 は、その内表面24の上にターゲット22を有する凹部20を含み、イオン源l Oで生成したイオンビームを矢印26の方向に受ける。
真空容器12は、ルーサイト、ガラス等のような絶縁性材料で製作される。真空 容器12を分解した形状は、円筒形であり、その中の真空チャンバー28を規定 している。図2を参照すると、プラズマ発生領域30は、断面で描かれ、チャン バー28の中に位置する。プラズマ発生領域30は、陰極32とそれを囲む陽極 34を含む。陰極32は、従来のパルス方式の真空アークイオン源のそれと比べ ると、比較的大きい。図2に示されているように、陰極32は、約直径3インチ ー厚み1インチである。陽極は、約直径3インチである。
図示された手段36は、陰極32を冷却するためのものである。手段36は、軸 要素42を通る配管38.40からなる。配管38及び40は、銅で作られ、一 方、外管44を含む軸要素42は、ステンレススチールで作られる。図示された 手段48は、陽極34を冷却するためのものである。手段48は、陽極34の外 面46に溶接された螺旋要素54に導通する配管50及び52よりなる。配管5 0及び52は、配管38及び40と電気的接触はないが、陰極32及び陽極34 の冷却に使用される液体が繋がっている。図4を参照すると、配管56及び58 が、締め付は具64により金属ディスク62に固定されたブロック60を通り、 配管50及び52に液体を供給することが観察できる。開口部66及び68は、 配管56及び58における迂回口を表わす。軸要素42は、外管44の端72を 保持する金属プレート70を含む。絶縁スペーサ74は、金属プレート70と金 属ディスク62を分離する。複数のO(オー)リングシール78は、液体が漏れ て、通路80の外へ漏れるのを防ぐ。プレート70及びディスク62は、真鍮又 はそれと類似の材料で作られる。スペーサ74は、デルリンのような、耐熱性プ ラスチックス材料で作られる。絶縁カップ82は、金属ディスク62と陰極32 の背面86を押す金属要素84を分離する。金属リング88は、陽極34を金属 ディスク62に繋げる。金属配管38及び40は、また、陰極32及び陽極34 に電流を運ぶ。例えば、配管38は、電流を金属要素84を通して、電流を陽極 34に運ぶ。注意として、配管38及び40は、配管50及び52との電気的接 触を避けるために、配管50及び52と離れた端部90及び92を含む。
通路94及び96は、配管38及び40、配管50及び52からの液体の流入を 電気的接触なしで可能にする。
手段98は、図2における陰極32からの連続プラズマ放電のトリガー機構に含 まれる。手段98は、連続的なプラズマ放電の生成を開始するためのある一定時 間内、アーク電流を陰極32に運ぶための手段100を含む。このような運搬手 段においては、丸棒102は、タンタルのような耐溶融性の材料でつくられる。
図2及び図5に示すように、丸棒102は、少し曲がっており、スリーブ106 を含むホルダー104に固定される。スリーブ106は、割れ目の入った電極箱 (split terminal block) 108とL形アーム110を 結合する。導線112は、電極108にピン114て電気的に結合されており、 この導線112を通して、電気コネクター116からイオン源に電流を流す。そ して、後述するように、イオン源に電流を発生させる。陽極34の開口部118 を通る棒102は、陰極32の前表面120に接触することができる。L形アー ム110は、旋回軸要素122(具体的には、図2及び図3における旋回軸ピン 124)を中心に回転する。図10における電気的スイッチング機構130によ り、ソレノイド126及び128が作動し、このソレノイド126及び128に より、旋回軸ピン124が作動する。電極134の導線132は、旋回軸要素1 22における導電体136に、スイッチング機構からスイッチング電流を供給す る。電流は、通路80又はチャンバー28への他の適当な入口を通して、電気コ ネクター116に達し、そこから、導線112を通して電極10Bに供給される 。図3において、クランプ138と締め付は手段140が旋回軸要素122を配 管44に固定する。
再び図1を参照して、陰極32とイオン引き出し手段144との間の距離を調整 するための手段142を観ることができるが、これについては、後述する。配管 44は、真空容器12の端面14に、ブッンユ146及びボルト締め付はフラン ジ148により支持される。配管44回りのシール150は、チャンバー28内 の真空を破ることなしに、配管44を方向矢印152に従って動かすことができ るようにするためのものである。
図6〜図9に話を進める。図6及び図7において、金属配管38及び40は、ス テンレススチール製配管44の中を通り、金属クランプ156及び複数の締め付 は具158を用いることにより、支持体154に固定されている。図9において 、冷却液人口160及び168は、支持体要素164にて配管38及び40に繋 がっている。更に、電気コネクター166及び168は、絶縁ブロック170に ボルトにて固定されており、絶縁スペーサ176及び178内にある電気クラン プピン172及び174に繋がっている。電気クランプ180及び182は、ピ ン172及び174を配管38及び40に固定する。このようにして、電気コネ クター166及び16Bは、陰極32及び陽極34に電流を流す。チャンバー内 において、プラズマ生成ユニット182の機械的片持ち梁を提供するステンレス チューブ44の端部にて、ブロック170、スペーサ176、及び支持体154 は、冷却剤及び電気の供給筺体(supply housing)を形成する。
図1に戻って、選択的なソレノイド184は、磁場の生成により、プラズマ生成 ユニット132で生成したプラズマを制限する。プラズマブルームにより加熱さ れるソレノイド184を複数の冷却管が取り囲む。電気コネクタ188及び導線 (図示省略)が、ソレノイド184に電流を供給する。更に、旋回軸要素122 における、配管38及び40から流入する冷却剤を配管190及び192が、ソ レノイドを通して循環させる。円錐状の要素194 (図1に部分的に図示)は 、陰極32にて発生したプラズマの拡散のために用いられるソレノイドの代替に なりつる。この場合、円錐状の要素194を収容するために、真空容器12の形 状は、より大きくなる。後述するように、円錐状の要素194は、陽極34と電 気的に繋がっており、陽極の一部である。
図1にて、グリッド対196及び19Bとして描かれた、イオン引き出し手段1 44には、組合せ自由度がある。グリッド196は、高電圧グリッドであるが、 一方、グリッド198は、接地グリッドである。引き出し手段144においては 、様々なグリッド組合せが可能であることを言っておきたい。いかなる場合でも 、真空チャンバー内の絶縁リング200に設置されるグリッド196が高電圧グ リッドである。図12に描かれているように、グリッド196及び198は、複 数の穴202を有する金属プレート201のように、かなり単純な構造である。
グリッド196及び198は、使用されるいかなるグリッドと同様に、金属の表 面被覆が発生したならば、使い捨てができかつイオン源10内で容易に取替えが できるものであることを予想している。
図1Oについては、これまで各要素について説明されたことが、図10の図式的 な内部配線図に示されていることが明らかであろう。電気式スイッチング機構1 30は、作動接点206及び208をもつ2方向3ポジション切替え方式206 の電源204を含む。接点208は、ソレノイド126に、一方、接点210は 、ソレノイド128に繋がっている。ソレノイド126は、棒102を陰極32 に接触させる役目を、一方、ソレノイド128は、棒102を陰極32から離す 役目をする。この手段により、棒102の陰極32への瞬間的な接触がなされる 。レーザービームのような他のトリガリング手段98は、棒102の代わりに用 いられうる。陰極32は、Miller WCP−260TS電源(50Vo  l t、 250amp、のDC出力)等のようなアーク電源212から電力を 供給される。絶縁トランスTIは、AC電源214からのいかなる障害をも遮る 。アーク電源212は、また、陽極34、及び円錐状の要素194にも接続され る。このように、円錐状の要素194は、陽極34と同電位になる。イオン引き 出し手段144は、電源218から電力を受け、かつ抵抗R2の抵抗値を10に Ωに制限するプラズマグリッド216を含む。スイッチ手段220は、プラズマ グリッド電源213とキャパシタC1(0,1MFarad)との間のスイッチ ングを行うものである。キャパシタCIは、サプレッサグリッド226と接地グ リッド228の調整手段224の一部として使用される。火花ギャップ230は 、グリッドがスパークオーバーはブレークダウンするのを許す。それゆえ、高電 圧操作に適する。キャパシタC2(0゜5MFarad)は、この火花ギャップ 機能を援助する。サプレッサグリッド電源232及びサプレッサグリッド226 は、プラズマグリッド216と共に、陰極32でのプラズマ放電で発生するイオ ンを引き出す。勿論、イオンビームは、接地グリッド228を通った後、ターゲ ット22に誘導される。本発明の具現化においては、図1に示されたソレノイド 184を用いるが、図11に示された可変ソレノイド電源234と共に用いても よい。
次に、本発明における連続方式高電流金属イオン源10の使用例を説明するが、 これは、本発明の範囲を限定するものではない。
例1: 図1に示された装置は、チタン陰極を用いて安定に運転された。30分投了−ク 電源212のスイッチを切ることにより運転を終了した。アーク電流値が約15 OAの一定条件のもとに、幾つかのテストが実施された。プラズマイオン電流は 、下流のターゲッート22にて、6Aと測定された。幾つかの運転の間、引き出 されたビームサイズ測定のために、一連のビーム形成用電極が設置された。ビー ムサイズは、直径20cmと決められた。このようなビーム引き出しに使用する 電源は、約10kV−ビーム電流200mAであった。
次の表は、種々の金属構造をもつ陰極からの、連続プラズマ放電を維持するため に必要最小電流値を表したものである;Mo(モリブデン)300−400A Ti(チタン) 約200A Cu(銅) 約100A Cd(カドミウム)’ 50A(推定)運転において、使用者は、ターゲット2 2を真空容器28内に設定する。陰極32及び陽極34は、配管32及び34を 通る液体で冷却される。トリガー手段は、ソレノイド126とスイッチング回路 130を用いることにより、棒102を陰極32に接触させるように回転すれば 作動する。棒102から陰極32へのアーク電流印加において、ソレノイド12 8を用いた旋回軸要素122を用いることにより、棒102は、すぐに引っ込め られる。これにより、陰極32と陽極34は、連続方式にて多量のプラズマブル ームを生成させるために相互作用する。
プラズマブルームは、プラズマ発生領域30にて始まり、ドリフト領域236を 通り抜ける。ソレノイド184のようなソレノイドを使用した場合には、プラズ マ放電又はプラズマブルームは、ドリフト領域236の範囲内に制限される。一 方、円錐状の要素194は、プラズマ膨張に用いられ、ある意味では、イオン引 き出し手段144に入る前における、プラズマブルーム強度の希薄化になる。更 に、手段142は、陰極32と引き出し手段144との距離を調整するために用 いられる。軸部品42は、シール150を通して方向矢印152に沿ってスライ ドする。手段144と円錐状の要素194は、アーク電源212からの電流をあ る一定値に維持している間、プラズマ放電強度を特定の陰極材料に釣り合うよう に制御するための手段238であると考えられる。図1Oにおいて、グリッド2 16.226及び228を通った後、高強度のイオンビームが、注入を目的にタ ーゲットに到達する。陰極32は、最小電流を維持てきなくなるくらい消耗する まで、連続的に運転できることが判明した。図12において、その構造を説明し た、グリッド216,226及び228は、容易に交換可能でカリ消耗部品と考 えるべきである。
フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IT、LU、MC,NL、 SE)、 CA、 JP、 KR (72)発明者 マツクギル ロバート エイアメリカ合衆国 カリフォルニア 州 95805 リッチモンド カーノ ストリート 645 (72)発明者 ガルヴイン ジェームズ イーアメリカ合衆国 カリフォルニ ア州 94608 エメリーヴイル 276 コモドアドライブ 2 (72)発明者 ディッキンソン マイケル アールアメリカ合衆国 カリフォ ルニア州

Claims (57)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.連続真空アーク幅広ビームイオン源装置であって、a)直接接触する冷却手 段を有し、導電性固体材料の消耗的な陰極、b)冷却手段を任意に含み、プラズ マ源を形成すべく前記陰極を取り囲む環状陽極、 c)前記陰極と前記陽極の間にプラズマアークを起こすための多重使用トリガー 手段、 d)任意の、磁場プラズマ誘導手段、 e)イオン引き出し手段、 f)任意の、前記プラズマ源−前記イオン引き出し手段間の間隔調整手段、g) 前記装置の構成要素を包囲する真空チャンバーを備えることを特徴とする連続真 空アーク幅広ビームイオン源装置。
  2. 2.前記陰極の最小2等分線長さに対する該陰極の高さの割合は、約1:1〜1 00:1であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 3.前記陰極の最小2等分線長さに対する該陰極の高さの割合は、約10:1〜 3:2であることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 4.前記陰極の最小2等分線長さに対する該陰極の高さの割合は、約2:1であ ることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 5.前記陰極の最小2等分線長さに対する該陰極の高さの割合は、約1m×1m 〜1cm×1cmであることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  6. 6.前記陰極の最小2等分線長さに対する該陰極の高さの割合は、約1m×20 cm〜5cm×2cmであることを特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. 7.前記陰極の最小2等分線長さに対する該陰極の高さの割合は、約10cmか ら5cmであることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 8.前記陰極は、長方形、正方形、卵形、または円柱形のいずれかであることを 特徴とする請求項1に記載の装置。
  9. 9.前記陰極は、金属からなることを特徴とする請求項1に記載のイオン源装置 。
  10. 10.前記陰極は、Li、C、Mg、Al、Si、Ca、Sc、Ti、V、Cu 、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Ge、Sr、Y、Zr、Nb、Mo、 Pd、Ag、Cd、In、Sn、Ba、La、Cc、Pr、Nd、Sm、Gd、 Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Hf、Ta、W、Ir、Pt、Au、Pb、B i、Th、及びUからなることを特徴とする請求項9に記載の装置。
  11. 11.前記陰極は、化合物又は金属合金からなることを特徴とする請求項1に記 載の装置。
  12. 12.前記陰極は、チタニウム、コバルト、イットリウム、タングステン、モリ ブデン、シリコン、ステンレススチール、真鍮、カドミウム、FcS、PbS、 TiN、SiC、WC、UC、C、Pt及びPd等からなることを特徴とする請 求項11に記載の装置。
  13. 13.前記陰極は、冷却手段を有し、当該冷却手段の冷却剤は、該陰極表面に直 接接触することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  14. 14.前記陽極の最小2等分線長さは、約1〜50cmであることを特徴とする 請求項1に記載の装置。
  15. 15.前記陽極の最小2等分線長さは、約1〜20cmであることを特徴とする 請求項14に記載の装置。
  16. 16.前記陽極の最小2等分線長さは、約10cmであることを特徴とする請求 項15に記載の装置。
  17. 17.前記陽極は、冷却手段を有することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  18. 18.前記冷却手段は、同軸冷却コイルであることを特徴とする請求項17に記 載の装置。
  19. 19.前記陽極と前記陰極の隙間は、約1〜5cmであることを特徴とする請求 項1に記載の装置。
  20. 20.前記陽極と前記陰極の隙間は、約2〜4cmであることを特徴とする請求 項19に記載の装置。
  21. 21.前記陽極と前記陰極の隙間は、約3cmであることを特徴とする請求項2 0に記載の装置。
  22. 22.前記トリガー手段は、レーザー、ガス発火器、又は火花発生器であること を特徴とする請求項1に記載の装置。
  23. 23.前記トリガー手段は、当該トリガー手段のチップが耐溶融性材料で構成さ れた火花発生器であることを特徴とする請求項22に記載の装置。
  24. 24.前記トリガー手段は、機械的なスナップバック手段を備えていることを特 徴とする請求項22に記載の装置。
  25. 25.前記磁場プラズマ誘導手段は、電磁場発生器であることを特徴とする請求 項1に記載の装置。
  26. 26.前記電磁場発生器は、磁場を約0〜5000ガウスの間で可変できること を特徴とする請求項25に記載の装置。
  27. 27.前記電磁場発生器は、磁場を約20〜200ガウスの間で可変できること を特徴とする請求項26に記載の装置。
  28. 28.前記電磁場発生器は、磁場を約100ガウスの範囲で可変できることを特 徴とする請求項26に記載の装置。
  29. 29.前記イオン引き出し手段は、前記陽極の直径の約1〜100倍であること を特徴とする請求項1に記載の装置。
  30. 30.前記イオン引き出し手段は、前記陽極の直径の約2〜10倍であることを 特徴とする請求項29に記載の装置。
  31. 31.前記イオン引き出し手段は、前記陽極の直径の約5倍であることを特徴と する請求項30に記載の装置。
  32. 32.前記イオン引き出し手段は、多重グリッドの形式であることを特徴とする 請求項1に記載の装置。
  33. 33.前記イオン引き出し手段は、マルチアパーチャでありかつ直径が約50c mであることを特徴とする請求項32に記載の装置。
  34. 34.前記グリッドは、厚みが約2〜10mmであることを特徴とする請求項3 3に記載の装置。
  35. 35.前記グリッドは、厚みが約4.7mmであることを特徴とする請求項34 に記載の装置。
  36. 36.前記アパーチャは、直径が約1cmであることを特徴とする請求項33に 記載の装置。
  37. 37.前記マルチアパーチャは、約100〜10,000個のアパーチャで構成 されていることを特徴とする請求項33に記載の装置。
  38. 38.前記マルチアパーチャは、約1,000個のアパーチャで構成されている ことを特徴とする請求項37に記載の装置。
  39. 39.前記プラズマ源一イオン引き出し手段間の間隔調整手段は、該イオン引き 出し手段に対するプラズマ源の位置を約10cm〜1mの範囲内で調整できるこ とを特徴とする請求項1に記載の装置。
  40. 40.真空アークイオン源であって、固体導電性材料の消耗的な陰極から、連続 的な高エネルギーの幅広のイオンビームを生成する装置を備えることを特徴とす る真空アークイオン源。
  41. 41.ビーム電力は、約1w〜10Mwの範囲であることを特徴とする請求項4 0に記載の真空アークイオン源。
  42. 42.ビーム電力は、約1Kw〜1Mwの範囲であることを特徴とする請求項4 1に記載の真空アークイオン源。
  43. 43.ビーム電力は、約50Kwであることを特徴とする請求項42に記載の真 空アークイオン源。
  44. 44.ビーム電流は、約0.001〜1,000Aの範囲であることを特徴とす る請求項40に記載の真空アークイオン源。
  45. 45.ビーム電流は、約0.01〜100Aの範囲であることを特徴とする請求 項44に記載の真空アークイオン源。
  46. 46.ビーム電流は、約1Aであることを特徴とする請求項45に記載の真空ア ークイオン源。
  47. 47.ビーム横断長さは、約10m〜10cmであることを特徴とする請求項4 0に記載の真空アークイオン源。
  48. 48.ビーム横断長さは、約25cm〜2mであることを特徴とする請求項47 に記載の真空アークイオン源。
  49. 49.ビームサイズは、約1mであることを特徴とする請求項48に記載の真空 アークイオン源。
  50. 50.イオン注入の方法であって、幅広のビームで導電性固体材料の高エネルギ ーイオンビームを材料の表面に注入することを特徴とするイオン注入の方法。
  51. 51.前記処理される表面は、熱に敏感な材料よりなることを特徴とする請求項 50に記載のイオン注入の方法。
  52. 52.前記熱に敏感な材料は、ガラス、プラスチックス、高Tc超伝導体、又は 半導体であることを特徴とする請求項51に記載のイオン注入の方法。
  53. 53.前記処理される表面は、大型タービンブレード、エンジン部品、又は大型 工業部品上であることを特徴とする請求項50に記載のイオン注入の方法。
  54. 54.運転時間は、約10分〜50時間であることを特徴とする請求項50に記 載のイオン注入の方法。
  55. 55.運転時間は、約30分〜25時間であることを特徴とする請求項54に記 載のイオン注入の方法。
  56. 56.運転時間は、約8時間であることを特徴とする請求項55に記載のイオン 注入の方法。
  57. 57.請求項50〜56のいずれかに記載の方法によって製造された製品。
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