JPH06508588A - 弾性変形可能な容器から間断なくゴボゴボなしに注ぎ出すためのトグル蓋 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 弾性変形可能な容器から間断なく ゴボゴボなしに注ぎ出すためのトグル蓋発明の背景 トグル蓋は、クリーム、ローション、及び他の粘度の高い液体を弾性容器から小 分けするのに広く使用されている。トグル蓋は、簡単なねじ蓋よりも消費者にと って便利であると考えられてきた。例えば、トグル蓋では、一本の指で押すこと により開閉を行う簡単な作業を片手で行うことができる。クリーム及びローショ ンについて使用する場合には、小分けを行うための共通の手段は、弾性容器を絞 ることだけである。従って、当該技術分野で周知の種類のトグル蓋は、操作毎に これらの製品を少量小分けするのに適している。しかしながら、このような従来 技術のトグル蓋を大量の粘度の低い液体を小分けするのに使用すると、望ましか らぬ結果がもたらされる。

共通の導管を通る二方向流は、ひどくゴボゴボいい、液体を散乱させ、小／７） けが緩慢である。弾性容器を絞ると、ゴボゴボいう問題点は解決されるけれども 、これは大型の容器では煩わしい。更に、容器を何回も絞る必要がある。

例えば１１８４　（４０オンス）又はそれ以上の大型の液体容器については、液 頭圧もまた、液体の小分は時に容器を弾性的に潰すのに十分であるのがよい。弾 性的に潰すことによって部分的にゴボゴボなしの（ｇｌｕｇ−ｆｒｅｅ）小分け を行うことができるが、液体の小分けによってつくりだされた負圧が容器を更に 潰すには不十分である場合には、ゴボゴボいうのが起こる。

小分は中に容器内に空気を入れるための第２導管を設けると、ゴボゴボいわなく なる。この要求を満たすトグル型の蓋又は枢動自在の種類の蓋は当該技術分野で 周知である。例えば、１９７３年５月２２日にウォーターマンに賦与された米国 特許第３．７８４．３５９号は、枢動自在の要素が小分けのための開放位置にあ るとき、通気開口部を通して大気圧を入れる。１９８４年１２月１１日にシャイ に賦与された米国特許第４．４８７，３４２号には、周囲空気を入れて流体が流 出管及びトグルボートから滑らかに排出されるようにする吸気路を持つトグル蓋 が開示されている。

しかしながら、上掲の米国特許第３，７３４．３５９号及び米国特許第４．４８ ７，３４２号の両方では、通気路は空気を通すようにしかなっていない。これら の両方の場合において、容器からの通気路は蓋内のチャンバに開放している。容 器を弾性的に潰すと液体が空気路から溢れて全体に開放したチャンバに流入する 。このチャンバは、必要な通気を行うために必然的に開放している。このような 溢れが起こると、蓋から容器の液体内容物のひどい漏れが起こる。ひとたび溢れ ると、通気路をその所定の機能に戻すのに利用できる演題差圧がほとんどなく、 容器を直立位置に戻して液体小分はザイクルを停止して通気路をきれいにしなけ ればならない。容器構造において壁の薄いプラスチックが一般的になってきてい るため、故意であろうと不時であろうと容器の潰し即ち絞りに対する許容性が望 まれている。

発明の目的 従って、本発明の目的は、一対の導管、特に容器の液体内容物用の排出流路を構 成する導管と、液体小分はサイクル中に弾性容器に絞りが加えられている場合に は容器の液体内容物用の排出流路として役立つようになっており且つ液体小分は サイクル中に弾性容器が絞りに抗する場合には通気路として役立つようになって いる導管とによって、容器の液体内容物を実質的にゴボゴボいうことなく小分け できるようにする弾性容器用の改善トグル蓋を提供することである。

本発明の別の目的は、好ましい実施例では、液漏れをなくすため、トグル部材が その閉鎖状態にあるとき、両導管が、容器内への内部開口部と蓋のトグル部材の 出口との中間の位置でシールされた、改善トグル蓋を提供することである。

本発明の更に別の目的は、特に好ましい実施例で１よ、蓋のトグル部材がその開 放状態にあるとき、液体排出導管及び通気導管のための共通の出口位置を持つ改 善トグル蓋を提供することである。

本発明の他の目的は、液体小分はサイクル中に弾性容器を絞ることなく容器から 液体を実質的にゴボゴボいうことなく小分けする、弾性容器用改善トグル蓋を提 供することである。

本発明の更に他の目的は、単一の連続した間断のない実質的にゴボゴボいわない 液体小分はサイクル中に弾性容器を絞ってもよいし絞らなくてもよい弾性容器用 改善トグル蓋を提供することである。

発明の開示 特に好ましい実施例では、本発明は、弾性容器内に収容された液体の所望量を便 利に間断なく実質的にゴボゴボいうことなく小分けする弾性容器用トグル蓋を構 成する。このトグル蓋は、弾性容器と密封係合したキャップ部材、及び圧力が指 で前部分に加えられるか後部分に加えられるかに従って開放位置又は閉鎖位置の いずれかに枢動できる、キャップ部材に枢動自在に取り付けられたトグル部材を 有する。

キャップ部材には、好ましくは、ベースシールプレートが設けられ、このプレー トから液体排出チューブが上方及び外方に突出している。ベースプレートの内面 は、弾性容器のリップに着座し、蓋を容器にしっかりと付けたとき、液密シール を形成する。

ベースシールプレートは通気チューブを更に有し、このチューブは、ベースシー ルプレートから弾性容器内に下方に延び、且つ液体排出チューブとほぼ同じ高さ まで上方及び外方に延びている。トグル部材には、好ましくは、液体排出チュー ブ及び通気チューブの夫々の上方及び外方に延びる部分と協働する液体排出チャ ンネル及び通気チャンネルが設けられている。

キャップ部材の液体排出チューブ及びトグル部材の液体排出チャンネルは、トグ ル部材がその開放位置にあるとき、合一して実質的に連続した液体排出導管を形 成する。キャップ部材の通気チューブ及びトグル部材の通気チャンネルもまた、 トグル部材がその開放位置にあるとき、合一して実質的に連続した通気導管を形 成する。

液体排出導管及び通気導管は、好ましくは、トグル部材の出口ポートで、又はト グル部材の出口ボートと液体排出チューブ及び通気チューブの最上端部との間の 中間で互いに合一する。液体排出導管と通気導管とをトグル部材の出口ポートの 上流で互いに組み合わせることによって、液体が一方の導管から排出されている のか両方の導管から排出されているのかと関わりなく小分けされるべき液体の排 出を行う共通の位置を提供する。

図面の簡単な説明 本明細書は、本発明を特定的に指摘し且つ明瞭に特許請求する請求の範囲で終わ るけれども、本発明は、以下の説明を添付図面と関連して読むことによって更に よく理解されるものと考えられる。

第１図は、液体排出チャンネル及び通気チャンネルを明らかにするためトグル部 材の一部が切欠いてあり、排出チューブ及び通気チューブを露呈するためキャッ プ部材の一部が切欠いてあり、排出チャンネル及び通気チャンネルと協働する人 口を露呈するためトグル部材が上方に回転させである、本発明の三部品トグル蓋 概略分解斜視図であり、 第２図は、第１図に概略に示す種類の組み立て済みのトグル蓋の、トグル部材が 閉鎖状態にあるときの、第１図の　−線に対応する箇所での概略断面図であり、 第３図は、第１図に概略に示す種類の組み立て済みのトグル蓋の、トグル部材が 閉鎖状態にあるときの、第１図の　−線に対応する箇所での概略断面図であり、 第４図は、液体小分はサイクル中に液体を通気導管を通してどのように小分けす るかを示す、トグル部材を開放状態にして小分は位置まで回転させである弾性壜 に取り付けられたトグル蓋を示す、第３図とほぼ同様の断面図であり、 第５図は、液体小分はサイクル中に空気を通気導管を通して容器内にどのように 通気するのかを示す、第４図とほぼ同様の概略断面図である。

実施例 第１図には、本発明の特に好ましいトグル蓋１が示しである。トグル蓋１は、ト グル部材１０及びキャップ部材３０からなる。トグル部材１０は、ポリプロピレ ン、ポリエチレン、等の熱可塑性材料から当該技術分野で周知の手段で一体成形 されているのがよい。トグル部材１０は、液体排出チャンネル１１、シールリン グ１４、プラグシール１５、通気チャンネル１２、シールリング１６、プラグシ ール１７、及び出口ポート１３を有する。

トグル部材１０は、一対の向き合った枢軸２１を支持する一対のリブ２０を更に 有する。枢軸２１と同心の一対のボス２２がトグル部材１０の周面２３から外方 に突出している。

キャップ部材３０は、液体排出チューブ３１及び通気チューブ３２を有し、これ らのチューブはベースシールプレート３３に固定され、このベースシールプレー トの下面は、使用中、液体小分は用弾性容器のハウジングと液密シールを形成す る。キャップ部材３０は、キヤンプ部材３０を弾性容器に取り外し自在に固定す るための第２図に示す螺旋状ねじ山５５のような内部手段を持つスカート３４を 更に有する。スカート３４の外面に設けられた溝３５は、第４図及び第５図に概 略に示すように端部にねじ山を備えたプラスチック壜１００のような弾性容器に トグルＭ１を付けるとき又はトグル蓋をこうした容器から外すときに摩擦を増大 させるのに役立つ。

キャップ部材３０は、第３図に示すように回転軸線ｒＰＪを構成するため、トグ ル部材１０に設けられた枢軸２１と係合するリブ３７のような一対の枢動輪受手 段を更に有する。回転軸線ｒＰＪにより、トグル部材１０はキャップ部材３０に 対して回転できる。好ましくは、トグル部材１０をキャップ部材３０上で所定位 置にスナップ嵌めするとき、ボス２２と係合する一対の窪み３８がキャップ部材 ３０に設けられている。この組み立て方法により、トグル部材１０はキャップ部 材３０に枢動自在に固定される。

スカート３４のノツチ４０は、出口ポート１３のための隙間をトグル部材１０に 形成し、スカート３４のノツチ４１は、トグル部材１０をその開放状態まで手動 で枢動させるときに使用者の指のための隙間を構成する。

キャップ部材３０は、ポリプロピレン、ポリエチレン、等の熱可塑性材料から当 該技術分野で周知の手段で一体成形されているのがよい。

第１図に示す種類の組立済みのトグル蓋１の第１図の−線に対応する箇所での断 面図である第２図を参照すると、通気チューブ３２は、シールプレート３３の上 で上方に且つ外方に延びる最上部分５０と、シールプレート３３の下を延びる最 下部分５１とを有する。通気チューブ３２の最下部分５１は、直径がテーパして 絞り開口部５２を形成する。この開口部５２は、通気チューブ３２の最上端に設 けられた開口部５４よりも断面が小さい。

液体排出チューブ３１は断面がほぼ一定であり、通気チューブ３２の開口部５４ よりも断面が大きい開口部５６をその最上端に有する。液体排出チューブ３１は 、第１図及び第２図に示すように、ベースシールプレート３３から上方及び外方 に延びる。

トグル部材１０は、プラグシール１５及び１７が液体排出チューブ３１の開口部 ５６及び通気チューブ３２の最上部分５０にある開口部５４の夫々を密封をなし て塞いだ閉鎖状態で第２図に示しである。シールリング１４及び１６は、排出チ ューブ３１の最上端及び通気チューブ３２の最上部分５０の夫々を取り囲みこれ をシールするのを助ける。

図示の実施例では、液体排出チャンネル１１及び通気チャンネル１２は、トグル 部材１０の出口ボート１３に到る前に互いに合一して共通の流れ通路を形成する のが好ましい。これによって、液体が導管の一方から排出されるのか又は両方か ら排出されるのかに関わらず、出口ボート１３から出る液体の方向を容易に制御 できる。

スカート３４の内側の螺旋状ねじ山５５は、第４図に概略に示すように、トグル 蓋１を弾性容器１００の頂部の外周に設けられた相補的ねじ山１０１と取り外し 自在に係合させるための手段として設けられている。トグル蓋１を弾性容器１０ ０に液密に取り外し自在に取り付けるため、他の適当な蓋係合手段、例えばスナ ップ嵌めビード、相補的ラグ、等を設けてもよい。変形例では、トグルＭ１は、 所望であれば、弾性容器１００に液密関係で取り外し不能に固定されていてもよ いし、キャップ部材３０が容器の部分として一体に形成されていてもよい。

後者の場合には、好ましくは、容器内に収容されるべき液体を導入する変形例の 手段が提供される。

第１図に示す種類の組立済みのトグル蓋１の第１図の−線に対応する箇所での断 面図である第３図を参照すると、プラグシール１７は、通気チューブ３２の上端 部分５０にある開口部５４と密封係合している。トグル部材１０の出口ポート１ ３はノツチ４０を通って延び、キャップ部材３０のスカート３４の外面の突出部 とほぼ一致する表面に沿って終端する。

小分けを行うためにトグル蓋１を開くため、トグル部材１０の最上面に第３図に 矢印ｒＦＪで示す方向及び位置に指で圧力を加える。加えられた力ｒＦＪによっ てトグル部材１０を回転軸線ｒＰＪを中心に回転させる。トグル部材１０が回転 すると、第４図及び第５図に示す全開状態に到るまでトグル延長部１８がノツチ ４１を通って下方に移動し、出口ポート１３がノツチ４ｏを通って上方に移動す る。更に、プラグシール１５及び１７が液体排出チューブ３１の開口部５６及び 通気チューブ３２の最上部分５０の開口部５４から夫々外れる。

第４図及び第５図は、弾性容器１００に対して漏れ止め関係で密封係合したトグ ル蓋１を示す。弾性容器１００は、ポリエチレンテレフタレート（ＰＥＴ）、ポ リプロピレン、ポリエチレン、等の熱可塑性材料から当該技術分野で周知の手段 で成形されているのがよい。

第４図及び第５図では、トグルＮ１はその全開状態で示しである。容器１００内 の液体１１０は、キャップ部材３０の通気チューブ３２とトグル部材１０のシー ルリング１６及び通気チャンネル１２との組み合わせによって形成された通気導 管を介して容器１００の周囲と流体連通している。通気導管は、トグル部材１０ がその全開位置にあるときにはいつでも、通気チューブ３２の絞り開口部５２と トグル部材１０の出口ポート１３とを互いに連結する。

同様に、トグル部材１０がその全開位置にあるときにはいつでも、キャップ部材 ３０の液体排出チューブ３１とトグル部材１０のシールリング１４及び液体排出 チャンネル１１との組み合わせによって液体排出導管が形成され、これによって 、弾性容器１００の内部と周囲とをトグル部材１０の出口ポート１３を介して流 体連通する別の通路が形成される。

トグル部材１０がその全開位置にあるときには、シールリング１４及び１６は、 液体排出チューブ３１の最上端及び通気チューブ３２の最上部分５ｏの周囲を夫 々取り囲み且つシールし続け、その結果、トグル部材１ｏがその全開位置にある とき、容器１００がらの液体は、第４図及び第５図に示すように、キャップ部材 ３ｏとトグル部材１０との間に存在する内部キャビティ６ｏに漏出できない。

第４図では、弾性的に絞りが加えられ、液体１１０が小分けされている状態で弾 性容器１００を示す。これは、通常は、容器１００に手で絞り力を加えることに よって、或いは容器１００内に収容された液体１１０の液圧水頭によって行われ る。小分はサイクル中に容器１００を弾性的に絞ると、液体排出チューブ３１の 流れ容量を越えた外方への液体１１０の流れがっくりだされ、容器１００内の液 体１１０は、更に、矢印によって示されているように、絞り開口部５２に進入し 、キャップ部材３０の通気チューブ３２、トグル部材１ｏの通気チャンネル１２ 、最終的には出口ボート１３を通して外方に流れる。

第４図に示す容器１００を弾性的に絞るのを止めたとき、又は液体１１０を小分 けするときに容器１００に絞りを加えない場合には、容器１００がら液体１１０ が、キャップ部材３０の液体排出チューブ３１とトグル部材１０のシールリング １６及び液体排出チャンネル１１との組み合わせによって形成された液体排出導 管を通して、ゴボゴボいうことなく、所望の期間に亘って間断無く流れ続ける。

これは、第５図に矢印で示すように空気１２０が、キャップ部材３０の通気チュ ーブ３２とトグル部材１０のシールリング１４及び通気チャンネル１２との組み 合わせによって形成された通気導管を介して容器１００に自由に進入するためで ある。容器１００に絞りを弾性的に加えないときには、容器１００及び密封をな して取り付けられたトグル蓋１からなるパッケージを液体小分は位置まで回転さ せたとき、通気チューブ３２の最内端（下部分５１の最内端に配置されている） と液体排出チューブ３１の最内端（ベースシールプラグ３３と一致する）との間 の容器１００内の液体内容物の液圧水頭の差圧により、容器１１０内に収容され た液体１００に液体排出チューブ３１から小分けされる押圧力が自然に加わる。

通気チューブ３２の下部分５１の最内端に配置され、断面積が通気チューブ３２ の最上端に配置された通気開口部５４又は液体排出チューブ５６の最上端に配置 された液体排出開口部５６のいずれよりも小さい絞り開口部５２は、第４図に示 す種類の小分はサイクル中、即ち弾性容器１００に絞りを加えたとき、通気チュ ーブ３２へ流入する液体１１０を制限する。第４図に示すように、液体１１０は 、絞り開口部５２によって加えられた制限のため、通気導管を完全には満たさな い。がくして、容器１００を弾性的に絞るのを止めると第４図に示す流れ状態に 突然の変化が起こる。特に、絞り開口部５２を通る液体１１０の流れが停止し、 既に通気チューブ３２内にある液体１１０は通気チューブ３２がら流出し、周囲 空気１２０が通気チューブ３２を通って容器１００に進入し始める。

手で絞りを加えたりして弾性容器１００を間歇的に絞ったり通気したりすると、 単一の連続した小分はサイクル中に通気導管を通して液体の小分は及び空気の通 気を交互に行うことができる。キャップ部材３ｏの通気チューブ３２とトグル部 材１ｏのシールリング１４及び通気チャンネル１２との組み合わせによって形成 された通気導管が弾性容器１００の内部がらトグル部材１ｏの出口ポート１３ま での連続した通路を構成し、この通路は、少なくとも、通気チャンネル１２と液 体排出チャンネル１１との間の分離が無くなる箇所、即ち第１図に示すようにシ ールリング１４及び１６と出口ポート１３との間ノ領域まで、キャップ部材３ｏ の液体排出チューブ３１とトグル部材１０のシールリング１６及び液体排出チャ ンネル１１とが形成する液体排出導管と分離されている。

トグル部材１０の通気チャンネル１２と液体排出チャンネル１１との間の分離を 上述の方法でなくすと、トグル部材１０がその開放位置にあるとき、通気導管を 介して小分けされる液体１１０が共通の出口ポート１３から排出されるようにな る。これにより、壜が液体を通気チューブ３２を通して排出するのは空気を通気 チューブ３２を通して容器に進入させるのかに関わらず、排出された液体の方向 を容易に制御できる。

本発明の特定の実施例を図示し且つ説明したが、本発明の精神及び範囲から逸脱 することなく種々の変更及び変形を行うことができ、添付の請求の範囲は本発明 の範祷のこのような変更及び変形の全てをカバーしようとするものであるという ことは当業者には明らかであろう。

ＦＩＧ　＋ フロントページの続き （８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、ＳＥ）、０Ａ（ＢＦ 、ＢＪ、ＣＦ、ＣＧ、ＣＩ、ＣＭ、ＧＡ、ＧＮ、ＭＬ、ＭＲ，ＳＮ、ＴＤ、ＴＧ ）、ＡＵ、　ＢＢ、　ＢＧ、　ＢＲ，ＣＡ、　Ｃ３，ＦＩ、　ＨＵ、ＪＰ。

ＫＰ、ＫＲ，ＬＫ、ＭＧ、ＭＮ、ＭＷ、Ｎｏ、　ＰＬ、　ＲＯ，ＲＵ、ＳＤ

Claims (13)

【特許請求の範囲】
1. １．液体製品用の弾性変形可能な容器の排出オリフィスに密封関係で固定するた めのトグル蓋であって、前記液体製品の損失を阻止する閉鎖位置及び前記液体製 品を前記弾性変形可能な容器から実質的に連続的に間断なくゴボゴボいうことな く小分けを行うための開放位置を持つ、トグル蓋において、 （ａ）前記トグル蓋を前記弾性変形可能な容器と密封係合させ且つ固定するため の手段を有するキャップ部材を有し、該キャップ部材はベースシールプレートを 有し、このベースシールプレートは、このベースシールプレートから上方及び外 方に延びる液体排出チューブ及び前記ベースシールプレートの最内面から内方に 延び且つ前記ベースシールプレートの最外面から上方及び外方に延びる通気チュ ーブを有し、前記キャップ部材は、前記ベースシールプレートの最外面に固定さ れた枢動軸受手段を更に有し、更に、 （ｂ）前記キャップ部材に設けられた前記枢動軸受手段と取り外し自在に係合で きる枢動手段を有する、出口ポートを持つトグル部材を有し、該トグル部材は、 前記出口ポートと流体連通した液体排出チャンネルを有し、該チャンネルは、前 記トグル蓋の開放状態及び閉鎖状態の両方で前記キャップ部材の前記液体排出チ ューブの最上端と密封係合する手段を有し、前記トグル部材は前記出口ポートと 流体連通した通気チャンネルを更に有し、該通気チャンネルは、前記トグル蓋の 開放状態及び閉鎖状態の両方で前記キャップ部材の前記通気チューブの最上端と 密封係合する手段を有し、前記液体排出チューブ及び前記液体排出チャンネルは 、液体排出導管を互いに形成し、前記通気チューブ及び前記通気チャンネルは通 気導管を互いに形成し、前記導管の各々は、前記トグル部材が開放状態にあると き、前記容器の内部を周囲と流体連通させ、これによって、前記容器を逆様にし て液体を排出するときに前記容器に絞りを弾性的に加えると前記弾性変形可能な 容器が前記液体排出導管及び前記通気導管を通して同時に実質的に連続的に間断 なくゴボゴボいうことなく小分けを行うが、前記液体を排出するときに前記容器 に絞りを弾性的に加えない場合には前記通気導管を通る前記液体の排出が停止し 空気が前記通気導管を通って前記容器に進入し、液体が前記液体排出導管を通し て実質的に連携的に間断なくゴボゴボいうことなく小分けされる、トグル蓋。
2. ２．前記トグル蓋を前記弾性変形可能な容器と密封係合させ且つ固定するための 前記手段は、前記弾性変形可能な容器の排出オリフィスと隣接して配置された相 補的ねじ山と係合可能な螺旋状ねじ山を有する、請求項１に記載のトグル蓋。
3. ３．前記通気チューブの最内端の流れ断面積は、前記通気チューブの最外端の流 れ断面積よりも小さい、請求項１に記載のトグル蓋。
4. ４．前記通気チューブは、その最内端から前記ベースシールプレートまでの方向 で計測して流れ断面積が増大する、請求項３に記載のトグル蓋。
5. ５．前記液体排出チューブの最小流れ断面積は前記通気チューブの最大流れ断面 積よりも大きい、請求項３に記載のトグル蓋。
6. ６．前記液体排出チューブの最小断面積は、その長さに沿ってほぼ一定である、 請求項５に記載のトグル蓋。
7. ７．前記液体排出導管の液体排出チャンネル部分及び前記通気導管の通気チャン ネル部分は、前記出口ポートに到る前に前記トグル部材内で互いに合一する、請 求項１に記載のトグル蓋。
8. ８．前記トグル部材に設けられた前記枢動手段は、前記キャップ部材に設けられ た前記枢軸軸受手段とスナップ嵌めで取り外し自在に係合する、請求項１に記載 のトグル蓋。
9. ９．前記トグル部材は、該トグル部材がその開放位置にあるとき、前記通気チュ ーブと前記通気チャンネルとの間及び前記液体排出チューブと前記液体排出チャ ンネルとの間の夫々に液密シールを構成するため、前記通気チューブの最上端を 少なくとも部分的に包囲する第１シールリング及び前記液体排出チューブの最上 端を少なくとも部分的に包囲する第２シールリングを更に有する、請求項３に記 載のトグル蓋。
10. １０．前記トグル部材は、該トグル部材がその開放位置にあるとき、前記通気チ ューブの最上端をシールするための第１プラグシール及び前記液体排出チューブ の最上端をシールするための第２プラグシールを更に有する、請求項９に記載の トグル蓋。
11. １１．前記トグル部材は、該トグル部材がその閉鎖位置にあるとき、全体が前記 キャップ部材の外形内にある、請求項３に記載のトグル蓋。
12. １２．前記キャップ部材は、前記トグル部材と相補的なノッチを更に有し、これ によって、使用者は、前記出口ポートとは反対側の前記トグル部材の端部を１本 の指で下方に押すことによって、前記トグル部材を前記キャップ部材から干渉を 受けることなくその閉鎖状態からその開放状態まで動かすことができる、請求項 １１に記載のトグル蓋。
13. １３．前記トグル部材を、前記出口ポートを含む前記トグル部材の端部を一本の 指で下方に押すことによって、その閉鎖状態に戻すことができる、請求項１２に 記載のトグル蓋。