JPH06508258A - ヒンジ付きゲル充填安全および環境的保護用デバイス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ヒンジ付きゲル充填安全および環境的保護用デバイス発明の技術分野 本発明は、環境的封止および保護用のデバイスに関する。より詳しくは、本発明 は、特に同軸ケーブルスプライス用である、ヒンジ付きゲル充填環境的封止デバ イスに関する。

発明の背景 同軸または通信または電気のケーブルのような長い基材をスプライスするかある いは他の形態で成端するかあるいはハウシングまたはデバイスに接続する場合に 、露出内部導体、コネクタ本体およびポートを包含するケーブルコネクタを保護 する必要があり、そうでないと信号が悪影響を受ける。さらに、同軸ケーブルを スプライスする場合に、ケーブルの露出内部および接続部の両方が湿気侵入から 保護されなければならず、これにより、高品質の信号が、スプライスを通過して 伝送され、スプリッタボックスまたは増幅器に移送されることが可能になる。

過去の数年にわたって、ゲル材料、例えば、ノリコーンゲル、ポリウレタンゲル 、ポリウレアゲル、熱可塑性ゲル、例示すれば、クラトン（Ｋｒａｔｏｎ）　（ 登録商標）ポリマーおよび増量部などが、長い基材を封止するために使用されて いる。

長い基材が圧縮下で封止され、封止されるべき基材のまわりで容器が使用されな い場合に、これらゲルは、再接近のために最も効果的に封止を行う。特に、ゲル は一般的に基材の少なくとも一部分から離れて硬化され、その後、所定位置のゲ ルと基材全体は圧縮下で接触され、エンクロージャーでゲルの移動を拘束するか あるいはスプリングによって基材が封止される。ケルおよび／またはエンクロー ジャを記載した好適な例は、米国特許第４．６１０．７３８号、第４．９０９． ７５６号、第４．８５９．８０９号：第４．６００．２６１号、第４．６３４． ２０７号：第４．９４２．２７０号；第４．６３９．２８４号、第４．５９５． ６３５号：第４゜７７７．０６３号、第４．７１６．１８３号、および第４．９ ９８．８９４号に例示されている。これら文献の全開示を本明細書において参照 として組み込む。

必要ならば再接近性および再使用性の性質を保持しながら、確かな保護を確実に するために、クリックのように聞こえる音および触感できる応答を伴ってヒンジ しかつロックするエンクロージャを得ることが非常に要望されている。好ましく は、デバイスは、ワンピースユニットまたは少なくとも雌雄両性具備物、即ち、 エンクロージャーを形成するように一体にフィツトする２つの同様のピースを有 するもののいずれかである。

発明の要旨 本発明は、前記の好ましい性質ならびに当業者が容易に考えられる性質を実現す るものである。特に、デバイスは、長い基材、例えば、同軸ケーブルスプライス のまわりで、あるいは同軸ケーブルコネクタの末端ならびにスプリッターまたは 増幅器のポートの上でロックすることができ、同軸ケーブル、コネクタおよびデ バイスを保護する。デバイスは、薄い刃またはねしまわしなどの道具をスロット に挿入し、道具をねじって、２つのハーフを移動して離すことによって除去でき る。デバイスは、外部加熱道具の必要なく、存在ケーブル接続部のまわりで閉鎖 され、接続部を封止する。タブ上のロックメカニズムは、部品がロックされたと いう確かな表示を装着者に示す聞こえるクリック音を与える。デバイスの末端か らゲル材料の少なくとも控えめな部分を押し出すようにデバイスの内部は形成さ れており、キャビティが長い基材と封止係合下にあるという可視的な表示を与え る。要すれば、ロックできるデバイスはタブを有する状態で製造されており、ｒ ＦＪポートのようなケーブルポートへの接続のまわりで回転することを防止する 。要すれば、１つのボートは、タン−イン−グループ（ｔｏｎｇｕｅ−ｉｎ−ｇ ｒｏｏｖｅ、溝の中の舌）の設計を採用しており、さらに水の侵入から界面を保 護する。加えて、要すれば存在するオーバーフローボートが存在し、製造中のデ バイスへのゲルの充填を助ける。

図面の簡単な説明 図１は、本発明の１つの態様の上平面図である。

図２は、図１の態様の末端図である。

図３は、図１および２で示された態様の特徴の多（を有する別の態様の斜視図で ある。

図４は、本発明の他の態様を図示する。

図５は、本発明の２部品の態様を図示する。

図６は、図５の本発明の好ましい態様を図示する。

図７は、図６の態様の末端図である。

発明の詳細な説明 添付図面を参照して本発明を説明する。図１および図２は組み合わせて見るべき である。図３および図４は、図１および図２の基本的態様に対する別の態様であ る。図５、図６および図７は２つのヒンジを有する態様を示す。簡単のため、種 々の態様の間で機能が実質的に同じであるアイテムは、図１〜７の態様とは百の 単位の数字において異なりながら、数学的表示のために同様の最後の２桁の数字 を使用している。

図１および図２には、１つの長手方向ピンの態様が示されている。図１〜７の多 くの共通する点をも強調している図１および２を参照して、第１の態様を明確に 示すことができる。図１および図２において、環境的封止およびロックデバイス が１００で示されている。デバイスは、長手方向ピンレセプタクル部材１２、お よび２８で示すヒンジのまわりに閉鎖しロックできるスロット付きの長手方向ピ ン部材１４を有する本体１０を有する。図２は、要すれば存在する破壌可能な保 持解放ウェブ部材２９を示す。ウェブ部材２９は、図示されているように、同様 のプラスチックの薄い片としてヒンジ２８の縁でまたは中心に成形されており、 キャビティ中にゲルを充填し硬化させる間デバイス１００をしっかりと解放状態 に保つ。ウェブ部材２９は充分に薄いので、長い基材のまわりでデバイスを閉鎖 する場合に装着者によって容易に破壊できる。この特徴は、全てのヒンジの態様 において有することが可能である。

デバイス１００は、さらに、手内部分キャビティ１６ａと１６ｂの間でデバイス を閉鎖する時に形成される主キャビテイをも有する。１８ａおよび１８ｂの組み 合わせによって形成されるキャビティのより浅い部分によって、デノ＼イスは、 ロック型締まり嵌めによりケーブルまたはスプリッタなどにスナップ嵌めされる ようになる。デバイス１００はさらに、ブレークアウェイ末端封止２０ａ、２０ ｂ、２２ａおよび２２ｂを有しており、これらは、適切な封止材料、例えば、ノ リコーンゲル、ウレアゲル、ウレタンゲルまたはいずれかの適切なケル封止材料 でキャビティ１６ａ、１６ｂ、１８ａおよび１８ｂを充填するときに末端片を供 給する。好ましいケルは、約１００〜３５０　（１０”ｍｍ）　、好ましくは約 ２００〜３５０　（１０−’ｍｍ）のＡＳＴＭ　Ｄ２１７１：より測定した円錐 貫入度、および少なくとも約１００％、好ましくは少な（とも２５０％のＡＳＴ ＭＤ６３８により測定した極限伸びを有する。

特に好ましい材料は、ンエルテク（ＧｅｌＴｅｋ）　（登録商標）としてレイケ ムコーポレイションにより市販されているケル、ドイツの会社のワ・ンカ−（Ｗ ａｃｋｅｒ）により市販されている強靭なシリコーンゲルナンバーＴ８９４また はシリコーン系ゲルナンバー６１２、あるいはクラトン（Ｋｒａｔｏｎ）　（登 録商標）ゲルを形成するためにクラトン（登録商標）ポリマーと充分な可塑油と のブレンドである。

クラトンゲルは、約３〜５％のクラトン（登録商標）ポリマーと９７〜９５％の 可塑油から形成されている。好ましくは、クラトン（登録商標）ポリマーの分子 量は、少なくとも約１２５．０００．より好ましくは少なくとも約２２５．００ ０である。好適な例は、クラトン（登録商標）Ｇ１６５１またはクラトン（登録 商標）Ｇ４６０９またはクラトン（登録商標）Ｇ４６１０ポリマーである。これ らのポリマーは、ＡＢＡ型のスチレン一二チレンブチレンースチレンポリマーで ある。封止材料がクラトン（登録商標）ゲルである場合に、末端片２０ａ、２０ ｂ。

２２ａおよび２２ｂはあってもなくてもよい。なぜなら、ゲルの熱可塑性によっ て、ケルがその末端部分に充填され型中にブロツクされ、冷却時にゲルが所定位 ！に残るからである。

要すれば、再接近が望ましくない場合に、キャビティ１６ａ、１６ｂ、１８ａお よび１８ｂは２部分エポキシあるいはチキソトロピー性材料、例えば、シリコー ングリースのような高度粘性のグリースで充填することができる。デバイス１０ ０は、切り込み２６ａおよび２６ｂをも有していてよい。切り込みが組み合わさ れ、ケーブルスプライスのまわりにデバイスを閉鎖する時にスロット部材を与え 、ねじまわしまたは他の同様のもののような道具を挿入できるようになり、部品 を再びあけることができる。

本発明のデバイスは、要すればガラス充填剤を含有していてもよい、ポリプロピ レンまたはナイロンなどのヒンジ性質を与え得る材料からできていてよい。要す れば、数回にわたってのみ開閉するデバイスにおいであるいは２つの長手方向ピ ンの態様において、ポリエチレンまたは他の適当な材料が使用できる。２ピンデ バイス用の他の好適な材料は、高い耐衝撃性が望ましい場合のスチレンまたはポ リカーボネートである。

長いピン部材１４は、スロット、例えば、図２に示すように、Ｕ字形状のスロッ トを有する。スロットを設けた場合に、ヒンジ２８のまわりでデバイス１００を 閉鎖するときに相互方向に向かってヒンジピンの取り付けられていない半円形部 分を曲げることができ、これにより、レセプタクル部材１２に確かな音のするク リックロック動作を与えることが可能になる。

デバイス２００を図示している図３の態様は、１００の位でのみ異なっているが 図１および図２と同様である符号を有する。図３は、主キャビティ１１６ａ、１ １６ｂ、１１８ａおよび１１８ｂの充填の間の閉鎖充填トレランスを避けるよう に、１つのまたは複数の過充填スロット１２４（４つのスロットが図示されてい る）をさらに有する本発明の別の態様を図示している。過充填コンパートメント １２４によって、製造時のゲルの僅かな過充填が可能になるので、これらコンパ ートメントまたはスロットに流れて完全な充填が確実になる。従って、コンパー トメント１２４とキャビティ１１８ａおよび１１８ｂの間の壁は、キャビティ１ １６ａ、１１６ｂ、１１８ａおよび１１８ｂの周囲の縁よりも幾分低くなってい る。

図４は、１００の位でのみ異なっている以外は図１〜３と同様に符号を付されて いる要素を有する。この態様において、ヒンジピンおよびスロット部材２１４お よび２１２は、キャビティの周囲によりも幾分短くなっており、ウィングまたは タブ部材コンビネーションを形成する。短（なったレセプタクル部材２１２によ って、この部材のスロットの基部のまわりでの曲げが可能になるので、ピン部材 ２１４が材料の非中空片として成形できる。図１〜４の態様は、装着者による２ つの部品のしっかりした係合を示すように、クリック音などの触感できるおよび ／または聞こえる音を生じさせる。

図５は、本発明の雌雄両性の２つの長手方向ピンの態様を図示する。デバイス４ ００は、３００の位の数字によってのみ前記態様から異なった同様の要素を有す る。この態様は雌雄両性であるので、即ち、２つの部品が同様であるので、図面 における右手側の半分の要素は、番号の後に「゛」を付けて示しである。この態 様において、オーバーフローポート３２４は、低い内部縁ではなくて、図示する ような開放Ｕ字形状またはキャビティハーフ３１８と他の連絡を有する。加えて 、この態様は、２部品ピンレセプタクル３１２とともに、ピンサポート部材３３ ０′および複数のロックされない部分３２６゛を有する。態様４００には、ピン が初めに接続されて、■字形状でデバイスを形成し、次いでヒンジによりピンの まわりで回転して、同軸ケーブルコネクタまたはケーブルポート部材のまわりの 所定位置に他のピンデバイスをロックし、長いケーブル基材を封止するできると いう追加的な利点がある。

図６および７は、同様の要素のために４００の単位の数字においてのみ他の態様 と異なっている図５の２本ビン態様の別の態様である。この態様において、オー バーフローキャビティ４２４は、Ｕ字連絡スロットではなく、低内部縁隣接キャ ビティ４１８を有しており、図１〜４の態様と同様である。図５〜７の態様にお いて、ピン部材３１４および４１４は非中空であることが好ましく、レセプタク ル部材３１２および４１２は、デバイスの閉鎖時に解放周囲とは反対に、その軸 のまわりに曲げられる。

図１、図２、図５、図６および図７において寸法は、ＲＧ５９および６ケーブル およびケーブルコネクタ、ならびに適切な寸法のケーブルスプリッタまたは増幅 器または分配箱ポートにフィツトするような寸法を有する好ましい態様の一般的 寸法を示している。設計のコンパクトさに際立った寸法は、一般に、約１．５イ ンチの長さであり、閉じた場合に、１インチよりも小さい幅を有する。より大き い寸法のケーブルおよび／またはコネクタは、当然のことながら、適切に調節さ れた寸法を必要とする。

本発明を好ましい態様を参照して説明した。当業者が容易に考えつく変更は本発 明の範囲内であると考えられる。

１１１１い、□、１え−ＰＣＴ／ＵＳ　９２１０４７８９国際調査報告　Ｕｓ　 ９２０４７８９

Claims (20)

【特許請求の範囲】
1. １．長い基材用の環境的保護および安全デバイスであって、特にヒンジ付きゲル 充填環境的封止および安全保護デバイスであって、デバイスの向かい合うが周囲 の縁の上にある少なくとも１つの長手方向ピン部材および長手方向ピンレセプタ クル部材を有するヒンジ付きの本体であり、その間のキャビティハーフは、デバ イスを閉鎖し、ピン部材とピンレセプタクル部材とをロックしたときに長い基材 のまわりを包囲するキャビティを形成でき、ピン部材あるいはピン部材とピンレ セプタクル部材の少なくとも１つの縁はスロットを有しており、これにより、そ の中への第３部材の挿入を介してピンレセプタクル部材からピン部材を外すのが 可能になるヒンジ付き本体を有してなるデバイス。
2. ２．ピン部材およびピンレセプタクル部材の長軸に沿った平面に対して実質的に 垂直に、かつキャビティの向かい合う面上にブレークアウェイ部材をさらに有す る請求の範囲第１項記載のデバイス。
3. ３．ピンおよびピンレセプタクル部材は、レセプタクルハーフの間のヒンジのま わりでヒンジになっている請求の範囲第２項に記載のデバイス。
4. ４．キャビティハーフが、ポリウレタンゲル、シリコーンゲル、熱可塑性エラス トマーと可塑化油とのゲル、およびポリウレアゲルからなる群から選択されたゲ ルで充填されている請求の範囲第３項に記載のデバイス。
5. ５．本体が、ポリプロピレン、ナイロンおよびポリエチレンからなる群から選択 された材料から製造されている請求の範囲第４項に記載のデバイス。
6. ６．ゲルの充填時にデバイスを解放状態で動かないようにしっかりと保持するの を促進する、ヒンジを横切る破壊可能なウェブ部材をさらに有する請求の範囲第 ５項に記載のデバイス。
7. ７．キャビティ用のオーバーフローコンパートメントを有する請求の範囲第６項 にデバイス。
8. ８．ゲルが、約１００〜３５０（１０−１ｍｍ）の円錐貫入度および約２００％ の極限伸びを有する請求の範囲第７項に記載のデバイス。
9. ９．ピンが、長手方向に少なくとも部分的に沿ってスロット部材を有しており、 デバイスを閉鎖してピンをピンレセプタクルに移動させる時にピンを曲げ得る請 求の範囲第５項に記載のデバイス。
10. １０．ピンが実質的に非中空であり、ピンレセプタクルがデバイスの閉鎖時にピ ンを収容するように曲がる請求の範囲第５項に記載のデバイス。
11. １１．デバイスが、環境的エンクロージャーを形成するように一体にスナップ嵌 めされる追加的なピンおよびピンレセプタクルを有しており、デバイスは雌雄両 性のハーフから形成される請求の範囲第２項に記載のデバイス。
12. １２．ピンが、少なくとも部分的に長手方向に沿ったスロット部材を有しており 、デバイスを閉鎖してピンをピンレセプタクルに移動させた時にピンが曲がり得 る請求の範囲第１１項記載のデバイス。
13. １３．ピンが実質的に非中空であり、ピンレセプタクルがデバイスの閉鎖時にピ ンを収容するように曲がる請求の範囲第１１項に記載のデバイス。
14. １４．キャビティハーフが、ポリウレタンゲル、シリコーンゲル、熱可塑性エラ ストマーと可塑化油とのゲル、およびポリウレアゲルからなる群から選択された ゲルで充填されている請求の範囲第１３項に記載のデバイス。
15. １５．キャビティ用のオーバーフローコンパートメントを有する請求の範囲第１ ４項にデバイス。
16. １６．本体が、ポリプロピレン、ナイロンおよびポリエチレンからなる群から選 択された材料から製造されている請求の範囲第１５項に記載のデバイス。
17. １７．ゲルが、約１００〜３５０（１０−１ｍｍ）の円錐貫入度および約２００ ％の極限伸びを有する請求の範囲第１６項に記載のデバイス。
18. １８．閉鎖時にピンおよびレセプタクルが、デバイスの縁にタブを形成し、ここ で、タブはデバイスの長手方向長さよりも短い請求の範囲第１０項に記載のデバ イス。
19. １９．ピンレセプタクルはその間に空隙を有する２つの部品に形成されている請 求の範囲第１３項に記載のデバイス。
20. ２０．ピンはピンレセプタクルに向かってアンダーカットされており、デバイス の長手方向縁に沿った複数のディメーティング（ｄｅｍａｔｉｎｇ）スロットを 与える請求の範囲第１９項に記載のデバイス。