JPH06507910A - 疎水性ヘアスタイリングポリマーを含有したヘアスタイリング剤及び組成物 - Google Patents

疎水性ヘアスタイリングポリマーを含有したヘアスタイリング剤及び組成物

Info

Publication number
JPH06507910A
JPH06507910A JP5500486A JP50048693A JPH06507910A JP H06507910 A JPH06507910 A JP H06507910A JP 5500486 A JP5500486 A JP 5500486A JP 50048693 A JP50048693 A JP 50048693A JP H06507910 A JPH06507910 A JP H06507910A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
styling
water
composition
hair styling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5500486A
Other languages
English (en)
Inventor
セッツァー,ジュリア リート
Original Assignee
ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー filed Critical ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー
Publication of JPH06507910A publication Critical patent/JPH06507910A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/81Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions involving only carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • A61K8/8141Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides or nitriles thereof; Compositions of derivatives of such polymers
    • A61K8/8152Homopolymers or copolymers of esters, e.g. (meth)acrylic acid esters; Compositions of derivatives of such polymers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/58Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing atoms other than carbon, hydrogen, halogen, oxygen, nitrogen, sulfur or phosphorus
    • A61K8/585Organosilicon compounds
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/73Polysaccharides
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/73Polysaccharides
    • A61K8/731Cellulose; Quaternized cellulose derivatives
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/84Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions otherwise than those involving only carbon-carbon unsaturated bonds
    • A61K8/89Polysiloxanes
    • A61K8/891Polysiloxanes saturated, e.g. dimethicone, phenyl trimethicone, C24-C28 methicone or stearyl dimethicone
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • A61Q5/06Preparations for styling the hair, e.g. by temporary shaping or colouring

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 疎水性へアスクイリングポリマーを含有したヘアスタイリング剤及び組成物 技術分野 本発明はヘアスタイリングポリマー成分及び水性キャリアを含有したヘアケア組 成物に関する。本発明は更に水性キャリアとヘアスタイリング成分及びヘアコン ディショニング成分の組合せを含有したリンスオフ(rinse−off)ヘア ケア組成物に関する。
発明の背景 ヘアを洗浄、乾燥及びスタイリングする場合において、いくつかの最終結果が望 まれる。最初に及び最も明白には、人はヘアが十分に清潔にされることを望んで いる。
ヘア洗浄とヘア洗浄の間に清潔なヘアの外観及び感触を維持するヘアケアプロセ スが最も望ましい。クリーニング及びスタイリングプロセスにおいても、人はコ ーミングしやすさ、静電気の除去、取扱いやすさ及び柔軟なヘア感触を示すヘア コンディショニングを望んでいる。通常、これらの効果は別々のリンスオフヘア コンディショニング製品により得られる。“リンスオフ”とは製品がヘア(典型 的には濡れたヘア)に適用されてからヘアを乾燥させる(又はヘアを風乾させる )前に水で洗い落とされることを意味する。
最後に、人はヘアスタイリング効果、特にヘアスタイル形成及び保持を行うヘア ケアプロセス又は製品を望んでいる。ヘアを特定の形状に留めたいという希望も 広くもたれている。このようなスタイル保留は2つのルート:ヘアスタイル及び 形状のパーマネント化学変更又は一時的変更のいずれかにより通常実施される。
一時的変更とは水又は洗髪によりとかれるものをいう。一時的なスタイル変更は 洗髪及び/又はコンディショニング後における湿ったヘアへの第三の別組成物の 適用により通常実施されてきた。セツティング効果を示すために用いられる物質 は通常樹脂又はゴ11類であり、ムース、ゲル、ローション又はスプレーの形で 適用されてきた。このアプローチはユーザーにいくつかの重大な欠点を与える。
それはスタイリング組成物を適用するため洗髪及びコンディショニング後に別の ステップを要することである。加えて、スタイル保持はヘアでセットアツプする 樹脂物質により行われるため、ヘアは適用後にベタベタ(sticky)又はゴ ワゴワ(stiN)L、た感じになりがちであり、更にスタイリング組成物の適 用なしにヘアを再スタイリングすることが困難である。
適用後にヘアかベタベタ又はゴワゴワした感じにならずにユーザーにヘアスタイ リング効果を示すヘアケア組成物を提供することが望まれる。適用後にヘアをベ タベタ又はゴワゴワした感じにさせることなくヘアスタイリング効果を示すリン スオフヘア組成物としてヘアに適用しうるヘアケア組成物を提供することも望ま れる。単一組成物でヘアをコンディショニングできるこのようなヘアスタイリン グ効果を示すヘアケア組成物を提供することが更に望まれる。
これらの目的に合うヘアケア組成物が実際に提供された。具体的には、ヘアをス タイリング及び/又はコンディショニングできるリンスオフヘアケア組成物はす べてBolich、 Norton及びRu5sellにより1990年7月1 6日付で出願された米国出願第071551.118号、第071551,11 9号及び第071551.120号明細書で記載されている。これらの特許出願 は疎水性に改質された水溶性ポリマーに基づくゲル様レオロジーを有するヘアケ ア組成物について記載し、これはヘアをコンディショニング及びスタイリングす るシリコーンマクロマー含有へアスクイリングポリマーを含めてヘアスタイリン グポリマーを含有することができる。これらの組成物は別のヘアコンディショニ ング成分も含有できる。
シリコーンマクロマー含有ポリマーとそれらを含有した他のリンスオフヘアケア 組成物はBolich及びTorgersonにより1990年4月6日付で出 願された米国出願第071505.755号とTorgerson、Bolic h及びGarbeにより1990年4月6日付で出願された第071505゜7 60号明細書でも記載されている。
これらの特許出願で記載された組成物は優れたヘアスクイリング及びコンディシ ョニング性能を発揮できる。
しかしながら、残念なことに、これらの組成物に必須であるシリコーンマクロマ ー含有ポリマーは製造が複雑であり、シリコーンマクロマ一単位を含まないヘア スタイリングポリマーよりもかなり高価である。
1990年10月16日付で発行されたBolich及びTorgersonの 米国特許第4,963,348号明細書ではへアスクイリング剤とそれを含有し た組成物について開示するが、その場合に開示されたヘアスタイリング剤は揮発 性非水溶性希釈液中におけるある粘着性コポリマーである。記載されたコポリマ ーは高いガラス転移温度(Tg)ホモポリマーを形成する比較的親水性のモノマ ーとそれより低いTgホモポリマーを形成する低親水性モノマーの混合物からな る。例示の親水性高Tg形成モノマーはアクリレート及びメタクリレートアミド として同定される。ポリマーをヘア適用時に吸湿性でかつ触感上粘着性にさせう る比較的親水性のアクリレート及びメタクリレートアミドモノマーの配合を要し ないヘアスタイリング剤を提供することが望ましい。
したがって、本発明の目的はヘアを過度にベタベタ又はゴワゴワさせずかつ比較 的高価なシリコーンマクロマー含有ヘアスタイリングポリマーの使用又はヘアス タイリングポリマー中への親水性モノマーの配合を要せずにヘアスタイリング効 果を発揮できる水性ペースヘアケア組成物を提供することである。リンスオフ処 方の形でヘアに適用できかつ別のヘアコンディショニング成分も含有できるこの ような組成物を提供することが特に望ましい。
これらの及び他の目的は明らかなように下記の発明による得ることができる。
ここで報告されたすべてのパーセンテージは他で特に指摘されないかぎり全組成 物の重量により、ここで報告されたすべての比率は重量比である。
発明の要旨 疎水性モノマー単位から本質的になる非水溶性ヘアスタイリングポリマーは非水 溶性希釈液と混合されて水性キャリアによりヘアに運ばれた場合に上記目的を満 足できることがここにわかった。以前には、ポリマーが水性キャリア中で非水溶 性希釈液により運ばれた場合に十分なポリマー実質性(substanfiwi t7)とひいては良好なヘアスタイリング性能を発揮するためには親水性モノマ ー単位をポリマー中に配合することが必要であると考えられた。
このため、本発明はヘアスタイリング剤及びそれらを含有した水性ペースヘアケ ア組成物に関し、その場合にヘアスタイリング剤は疎水性非水溶性ヘアスタイリ ングポリマーと揮発性非水溶性希釈液とを含んでなる。その非水溶性へアスクイ リングポリマーは疎水性モノマー単位から本質的になる。これらの組成物はへア スクイリング剤とゲル又はゲル様レオロジー(以下、包括的に“ゲル様レオロジ ー゛)を示す水性キャリアとを含んでなるリンスオフヘアケア組成物の形でヘア への適用上特に有用である。その疎水性非水溶性ポリマーの使用は意外にもヘア を過度にベタベタ又はゴワゴワさせることなく優れたヘアスタイリング性能を発 揮できることがわかった。
更に詳しくは、本発明は: (a)重合性疎水柱上ツマ−から誘導されるモノマー単位から本質的になる非水 溶性ヘアスタイリングポリマー(但し、上記ポリマーは少くとも約10,000 の重量平均分子量と水+ポリマー重量ベースで計算した場合に25℃で水中的0 .1%以下の溶解度を有する);(b)上記へアスクイリングポリマー用の非水 溶性揮発性希釈液(但し、上記希釈液は大気圧下で約300℃以下の沸点と水子 希釈液重量ベースで計算した場合に25℃で水中0.2%以下の溶解度を有する );を含んでなり、上記ヘアスタイリングポリマー対上記揮発性希釈液の重量比 が約1 : 100〜約5:1であるヘアスタイリング剤に関する。
本発明は前記のようなヘアスタイリング剤約0.1〜約50%とそのヘアスタイ リング剤をヘアに適用する上で適した水性キャリアを含んでなるヘアケア組成物 、特にリンスオフヘアケア組成物に関する。水性キャリアの正確なレベルはそれ がヘアスタイリング剤をヘアに運ぶ上で適当であるかぎり重要でない。通常、そ れは組成物の約50〜約99.9重量%を占める。好ましくは、水性キャリアは 濃厚又は粘稠なレオロジーを示せる他の成分と組合せて水を含む。ゲル様レオロ ジーが特に好ましい。1種以上のヘアコンディショニング剤を組成物中に含有す ることも好ましく、このようなコンディショニング剤は典型的には組成物の約0 ,01〜約10重量%のレベルで用いられる。
本発明はヘアにスタイル保持性をもたせる方法にも関し、その方法ではスタイル 保持効果を示す上で有効量の本発明のヘアスタイリング組成物又はヘアスタイリ ング及びコンディショニング組成物を、あるいはヘアスタイリング及びコンディ ショニング組成物のケースでは、スタイル保持及びヘアコンディショニング効果 を示す上で有効量を、ヘア(好ましくは、洗髪してリンスされた濡れたヘア)に 適用する。次いでヘアは直接又はリンスした後で乾燥及びスタイリングできる。
通常、約1〜約20gの組成物が適用される。
発明の詳細な説明 本発明の必須成分と様々な好ましい及び任意成分は以下で記載されている。本発 明の使用方法も以下で記載されている。
ヘアスクイリング剤 本発明のへアスクイリング剤は非水溶性疎水性ヘアスタイリングポリマー及び非 水溶性揮発性希釈液の混合物からなる。
ヘアスタイリング剤は通常約1 : 100〜約5:1、好ましくは約1:10 〜約1:1、更に好ましくは約1=8〜約2二3のへアスクイリングボリマ一対 揮発性溶媒重量比を有するべきである。
A、ヘアスタイリングポリマー 疎水性非水溶性ヘアスタイリングポリマーは重合性疎水性モノマーから誘導され るモノマー単位から本質的1こなる。°疎水性モノマー°とは同モノマーとの重 合で非水溶性ホモポリマーを形成するモノマーを意味する。
“非水溶性°ポリマーとはそのポリマーが水+ポリマー重量ベースで計算した場 合に25℃で水中的0.1%以下の溶解度を有することを意味する。この目的I こ力1なう“溶解度′とは、当業者によく理解されて(λるよう1こ、水に溶解 して裸眼でみると実質上透明である溶液を形成できるポリマーの最大濃度に相当 する。
ヘアスタイリングポリマーは少くとも約−20℃、好ましくは約0〜約80℃、 最も好ましくは約20〜約60℃のガラス転移温度Tg (即ち、ポリマーが脆 t1ガラス質状態から塑性状態に変わる温度)を有すること力(好ましい。Tg は示差走査熱量計で決めることができる。
ヘアスタイリングポリマーは疎水性モノマーから誘導されるモノマー単位から本 質的になる。“から本質的になる°とはポリマーが疎水性でない他のモノマー単 位を含むことができるが、しかしながらポリマーが前記のように非水溶性のまま でなければならないことを意味する。
加えて、このポリマーはシリコーンマクロマ一単位を含まず、実質的レベル(ポ リマーの約5重量%以下、好ましくは約1%以下、更に好ましくは0又は本質的 に0%)のアミド含有モノマー単位を含まない。
本発明のヘアスタイリングポリマーは少くとも約10,000の重量平均分子量 を有する。分子量は通常約5,000,000以下であるが、それより高い分子 量が排除されるわけではない。好ましくは、重量平均分子量は約30,000〜 約5,000,000、更に好ましくは少くとも約50,000、更に一層好ま しくは少くとも約75.000である。重量平均分子量は好ましくは約200. 000以下、更に好ましくは約150.000以下である。この目的にかなう重 量平均分子量は分析されるサンプルの分子量を調べる上で適した当業界で公知の 方法、例えば10.105及び106オングストロームのカラム孔サイズを利用 したサイズ排除クロマトグラフィー又は他の同等の方法により測定できる。
適切な疎水性モノマーとしてはメタノール、エタノール、1−プロパツール、2 −プロパツール、1−ブタノール、2−メチル−1−プロパツール、1−ペンタ ノール、2−ペンタノール、3−ペンタノール、2−メチル−1−ブタノール、 1−メチル−1−ブタノール、3−メチル−1−ブタノール、1−メチル−1− ペンタノール、2−メチル−1−ペンタノール、3−メチル−1−ペンタノール 、t−ブタノール、シクロヘキサノール、ネオデカノール、2−エチル−1−ブ タノール、3−ヘプタツール、ベンジルアルコール、2−オクタツール、6−メ チル−1−ヘプタツール、2−エチル−1−ヘキサノール、3,5−ジメチル− 1−ヘキサノール、3゜5.5−トリメチル−1−ヘキサノール、1−デカノー ル等のようなC−Cアルコールのア、クリル又はメタクリル酸エステル(アルコ ール類は約1〜18の炭素原子を有し、炭素原子の平均数は約4〜12である) ;スチレン;ポリスチレンマクロマー;酢酸ビニル:塩化ビニル:塩化ビニリデ ン;プロピオン酸ビニル;α−メチルスチレン;t−ブチルスチレン;ブタジェ ン;シクロへキサジエン;エチレン;プロピレン;ビニルトルエン;メトキシエ チルメタクリレートがある。このポリマーはこのような疎水性モノマーのホモポ リマーでも又は疎水性モノマーのコ、ター等のポリマーであってもよい。
好ましいモノマーとしてはメタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、 メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチル、アクリル酸t−ブチル 、メタクリル酸t−ブチル及びそれらの混合物がある。アクリル酸t−ブチルの ホモポリマーが特に好ましい。
このポリマーは例えばラジカル重合を含めて当業界で周知の慣用的重合技術によ り製造できる。
B、揮発性希釈液 このヘアスタイリング剤はヘアスタイリングポリマーが混合される非水溶性揮発 性希釈液を更に含む。このため、ヘアスタイリングポリマーはその希釈液に可溶 性又は分散性でなければならない。
揮発性希釈液は大気圧下で約300℃以下、好ましくは約100〜約300℃の 沸点と水+揮発性希釈液重量ベースで25℃水中0.2%以下、好ましくは約0 .1%以下の溶解度を有する。
本組成物で有用な揮発性希釈液は炭化水素、エステル、エーテル、アルキルアル コール、ケイ素誘導体及びそれらの混合物がある。エステル、エーテル、アルキ ルアルコール及び炭化水素液が好ましい。
炭化水素は直鎖でも又は分岐鎖であってもよく、約10〜約16、好ましくは約 12〜約16の炭素原子を有する。適切な炭化水素の例はデカン、ドデカン、デ セン、トリデカン及びそれらの混合物である。オレンジ及びレモンテルペンのよ うなテルペン類も有用である。
有用なアルキルアルコールは飽和又は不飽和の分岐鎖又は直鎖である。適切なア ルキルアルコールとしては例えばりナロール及びデシルアルコールがある。
本発明の組成物で有用な揮発性ケイ素誘導体としては環状及び直鎖ポリジアルキ ルシロキサン類及びシラン類がある。
環状シリコーンにおけるケイ素原子の数は好ましくは約3〜約7、更に好ましく は約3〜約5である。このような環状シリコーンに関する一般式は以下である: 上記式中R及びRは独立してC−Cアルキル、アリール又はアルキルアリールか ら選択され、n−3〜7である。
直鎖ポリオルガノシロキサンは約2〜7のケイ素原子をHし、下記一般式を有す る: 上記式中R□、 2、3、4、R5、R6、R7及RR びRは独立して飽和又は不飽和C−Cアルキル、アリール、アルキルアリール、 ヒドロキシアルキル、アミノアルキル又はアルキルシロキシであり、n−1〜7 である。
シラン化合物は下記一般式を有する: 31(R) (R2) (R3) (1?4’)上記式中RRR及びR4は独立 してCニー1 ゝ 2ゝ 3 C8アルキル、アリール、アルキルアリール、ヒドロキシアルキル及びアルキル シロキシから選択できる。
上記タイプ、環状及び直鎖双方のシリコーンはダウ・コーニング社(Dov C orning Corporatlon)からダウΦコーニング344.345 及び200液、ユニオン・カーバイド(Union Carbide)からシリ コーン7202及びシリコーン7158、スト−ファー・ケミカル(Stauf ferChemlcal)から5VS−03314として供与される。
直鎖揮発性シリコーンは25℃で約5センチストークス以下の粘度を通常有し、 一方塊状物質は約10センチストークス以下の粘度を通常有する。
揮発性シリコーンの記載はTodd及びByers、”VolatileSil icone Fluids ror Cosmetics” (化粧品用の揮発 性シリコーン液)、Cosmetics and Toiletries、Vo l、9i。
January、197B、pp、27−32とPetrarch Chemi cals配布の5ilicon Co*pounds、pages 253−2 95でみられ、その双方とも参考のためここに組込まれる。
有用なエステルとしては例えばC−Cアルカン酸エステルのようなアルカン酸メ チル(例えば、デカン酸メチル)、アジピン酸ジ(C−C)アルキル(例えば、 アジピン酸ジエチル、アジピン酸ジイソプロピル)、酢酸C−Cアルキル(例え ば、酢酸オクチル)及び安息香酸エステル(例えば、安息香酸ブチル)がある。
有用なエーテルにはジ(C−C)アルキルエーテルフ ル、特にジベンチルエーテル及びジヘキシルエーテルのようなジ(C−C)アル キルエーテルがある。
揮発性シリコーンとエステル、エーテル及び/又は炭化水素希釈液の混合液、特 にシリコーン及びエステル(fPIJえば、アジピン酸ジイソプロピル)の混合 液が特に好ましい。シリコーン対地の希釈液の重量比は通常的1:10〜約10 :1である。
場合により、非水溶性非揮発性希釈液もヘアスタイリング剤中に含有させること ができる。非揮発性希釈液は例えばヘアスタイリングポリマーを溶解させる上で 役立てるために用いてよい。好ましい非揮発性希釈液としてはイソセチルアルコ ール、オレイルアルコール、オレイン酸及びイソステアリン酸のような液体アル コール及び液体脂肪酸がある。
ヘアスタイリング剤を形成するために、ヘアスタイリングポリマーは揮発性希釈 液と好ましくは約1:100〜約5:1、更に好ましくは約1:10〜約1:1 、最も好ましくは約1:8〜約2=3の重量比で混合される。
ヘアスタイリング剤は約0.5〜約100ミクロン、好ましくは約1〜約25ミ クロンの平均粒径を有するべきである。粒度は例えば光学顕@鏡検査を含めた当 業界で公知の方法に従い測定できる。
ヘアケア組成物 この水性ペースヘアケア組成物は典型的には約0.1〜約50重量%、好ましく は約0.2〜約30%、更に好ましくは約0.5〜約15%の本ヘアスタイリン グ剤とそのヘアスタイリング剤をヘアに適用する上で適した水性キャリアからな る。一般に、ヘアケア組成物は前記のようなヘアスタイリングポリマ一対揮発性 希釈液重量比を有する。水性キャリアは典型的には約50〜約99.9%、好ま しくは約70〜約99%、更に好ましくは約85〜約99%のレベルで組成物中 に存在する。
ヘアケア組成物は少くとも2相からなり、少くとも1相はヘアスタイリング剤で あり、少くとも1相は水性キャリアである。ここで用いられる″ヘアスタイリン グ剤をヘアに適用する上で適した水性キャリア“という用語はヒト又はそれより 下等の動物のヘアへの投与に適した水又は1種以上の適合性水ペースビヒクルを 意味する。
ここで用いられる“適合性”という用語は通常の使用状況下でヘアを一時的にセ ット保持しうるヘアスタイリングポリマーの能力を実質上妨げる相互作用がない ようにキャリアの諸成分が本発明のヘアスタイリング剤と及び互いに混合されう ろことを意味する。これらのキャリアは勿論それらが適用されるヒト又はそれよ り下等の動物のヘアへの投与にそれらを適させる上で十分に低い毒性でなければ ならない。
ヘアスタイリング剤又は水性キャリアの一部を形成しない他の相も存在してよい 。これら相のタイプは以下で例示される。この目的にとり、水に可溶性であるか 又は水中で他の成分と相互作用してゲルを形成するがもしくはゲル様レオロジー を形成しあるいはそうでなく組成物中で非水溶性成分の分離を減少又は妨げる( 即ち、安定化させる)成分は、上記基準に合う多機能成分を含めて、水性キャリ アの一部である。
シャンプー及びクリームリンスコンディショナーのようなスタイリング剤をヘア に適用する上で適したキャリアは当業界で周知である;それらの選択は当業者に より困難せずに行える。
ここで用いられる水性キャリアは水を含有するが、ヘアケア組成物で用いられる 水及び他のキャリア成分に加えて他の液体も含有してよい。スタイリング剤成分 はキャリア液が水だけであるか又は水及び他の液体の混合液であるかにかかわら ずキャリア液系に不溶性であるべきである。本発明で使用上適切なキャリア液と しては水に加えて低級アルコール(C−Cアルコール、好ましくはエタノール及 びイソプロパツールのようなC2−C4アルコール)及び低級アルコールの混合 液がある。
好ましい溶媒としては水、エタノール及びその混合液がある。水−低級アルコー ル混合液が用いられる場合、水:低級アルコール重量比は典型的には約20:1 〜約1=2の範囲である;最も好ましくは、水がキャリアにおける主溶媒であり 、アルコール溶媒レベルは組成物の重量で約20%以下、好ましくは本質的に0 である。
キャリアは組成物の粘度を増加させるために増粘物質を含有してもよい。使用で きる好ましい物質はゲルビヒクル物質である。本質的に、これらの物質は水又は 他のキャリア液と共にゲル網状組織を形成する。ゲルビヒクルは2種の必須成分 、脂質又は脂質様ビヒクル物質及びカチオン系界面活性ビヒクル物質からなる。
様々な適切なカチオン系界面活性物質は以下で詳細に記載されている。カチオン 系界面活性剤は別のヘアコンディショニング効果も示すことができる。ゲルタイ プビヒクルは下記文献で一般的に記載され、すべて参考のためここに組み込まれ る: Barry、−The SelfBodylng Action oft heMixed E*ulslfler Sodium Dodecyl Su t「ate/Cetyl^i cohoピ(混合乳化剤ドデシル硫酸ナトリウム /セチルアルコールの自己増粘作用)、28.J、or Co11oid an dInterface 5cJence、82−91(1981り;Barry ら、”The 5elf’−Bodyjng Action or AIkyl trimethylammonlum Bromides/Cetostear yl Alcohol Mixed Esulslrlers: Influe nceof Quaternary Chain Length”(アルキルト リメチルアンモニウムプロミド/モトステアリルアルコール混合乳化剤の自己増 粘作用二四級鎖長の影響)、35.J、of Co11oidand Inte rface 5cience、689−708(1971);Barryら。
”Rheology of 5ysteIs Containlng Ceto macrogol 1000−Cetostearyl AIcoholi、5 elf Bodylng Action”(モトマクロゴール1000−セトス テアリルアルコールを含有した系のレオロジー、1.自己増粘作用)、3B、J 、ofCollold and Inter「ace Sc、1enee、61 6−625(1972)ゲルビヒクルには本質的に非水溶性であって疎水性及び 親水性部分を有した、以下で包括的に“脂質ビヒクル物質”と称される1種以上 の脂質又は脂質様ビヒクル物質を配合してもよい。脂質ビヒクル物質としては鎖 長が炭素原子約12〜約22、好ましくは約16〜約18の炭素鎖を有する天然 又は合成酸、酸誘導体、アルコール、エステル、エーテル、ケトン及びアミドが ある。脂肪アルコール及び脂肪エステルが好ましい;脂肪アルコールが特に好ま しい。
ここで有用なものの中で脂質ビヒクル物質は参考のためここに組み込まれるBa 1ley’s Industrial Oll andFat Product s (3rd edltfon、D、5vern、ed、、l979)で開示さ れている。ここで有用なものの中に含まれる脂肪アルコールは下記文献で開示さ れ、すべて参考のためここに組み込まれる二1964年11月3日付で発行され た)11Herの米国特許第3,155,591号、1979年8月21日付で 発行されたWatanabeらの米国特許第4゜165.369号;1981年 5月26日付で発行されたVi l Ialarinらの米国特許第4,269 .824号;1978年11月15日付で公開された英国出願節1゜532.5 85号明細書; Fukushimaら、”The Effector Cet ostearyl Alcohol 1n Co5g+etic Emulsi ons” (化粧品エマルジョン中におけるセトステアリルアルコールの効果) 、9g、Co55etics’ and Tolletries、89−112 (1983)。
ここで有用なものの中に含まれる脂肪エステルは1976年9月12日付で発行 されたKaurlanらの米国特許第3,341,465号明細書(参考のため ここに組み込まれる)で開示されている。
ここで使用上好ましいエステルとしてはパルミチン酸セチル及びモノステアリン 酸グリセリルがある。セチルアルコール及びステアリルアルコールが好ましいア ルコールである。特に好ましい脂質ビヒクル物質は約55〜約65%(混合物の 重量による)のセチルステアリルアルコールを含有したセチルアルコール及びス テアリルアルコールの混合物から構成される。
ゲルビヒクル物質が本発明の組成物中に含有される場合、脂質ビヒクル物質は通 常組成物の約0.1〜約10.o%で存在し、カチオン系界面活性ビヒクル物質 は通常組成物の約0.5〜約5.0%で存在する。
水溶性ポリマー増粘剤もコンディショナー組成物を増粘させて不溶性成分を安定 化させるために使用できる。
これらにはグアーガム、キサンタンガム及びローカストビーンガムのような天然 多糖類がある。
ノニオン系水溶性セルロースエーテルがヘアケア組成物で使用できる好ましいポ リマーである。広く使用される市販ノニオン系セルロースエーテルとしてはメチ ルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ ース、ヒドロキシプロピルセルロース及びエチルヒドロキシエチルセルロースが ある。
本発明の組成物で使用上好ましいキャリアビヒクルは、各々が参考のためここに 組ろ込まれる下記特許出願で詳細に記載されるように、ある界面活性剤及び溶媒 と共に疎水性改質ノニオン系水溶性ポリマーを含有する(好ましくは、ノニオン 系水溶性ポリマーはヒドロキシエチルセルロー スである) : Bollch %Norton及びRu5sel Iにより1990年7月16F3付ですべて 出願された米国出願筒Q’715’31.118号、第071551,11.9 号及び第071551,120号明細書。これらの系は技術的意味で必ずしもゲ ルではないゲル様レオロジーを示す。゛疎水性改質ノニオン系水溶性ポリマー゛ はポリマーをより少なく水に可溶性にする上で十分な量の疎水基による置換で改 質されたノニオン系水溶性ポリマーを意味する。゛水溶性”とは増粘剤のポリマ ー主鎖を構成するポリマー又はその塩が25℃で溶液の1重量%のレベルで水に 溶解されたときに実質上透明な溶液を形成するほど十分に可溶性であることを意 味する。このため、−次増粘剤のポリマー主鎖は本質的にいかなる水溶性ポリマ ーであってもよい。疎水基はC−Cアルキル、アリールアルキル、アルキルアリ ール基及びそれらの混合基である。ポリマー主鎖上における疎水性置換度は具体 的ポリマー主鎖に応じて約0.10〜約1.0%であるべきである。更に一般的 には、ポリマーの親水部分対疎水部分の比率は約10:l〜約1000:1であ る。
いくつかの文献ではヘアケア組成物を増粘させるためにノニオン系セルロースエ ーテル及び水溶性ゴムの使用について開示する。例えば、各々が参考のためここ に組み込まれる、グルカンガム、グアーガム及びヒドロキシエチルセルロースの うち1つからなる懸濁系を含むヘアコンディショナーについて開示する1985 年12月10日付で発行されたGloverの米国特許第4,557゜928号 ;増粘剤としてヒドロキシエチルセルロース又はグアーガムのような水溶性植物 増粘剤を含むヘア処理用化粧品組成物について開示する1986年4月8日付で 発行されたGrol I ierらの米国特許第4.581,230号明細書参 照。
比較的低い分子量であるが、但し実用的濃度で高粘稠性水溶液を形成できるある セルロースエーテルが参考のためここに組み込まれる1980年10月14日付 で発行されたLando l lの米国特許第4.228,277号明細書で開 示されている。これらの物質はそれらを水溶性にする上で十分なメチル、ヒドロ キシエチル及びヒドロキシプロピルからなる群より選択されるノニオン置換度を 有し、更に約0.2重量%と上記セルロースエーテルを1重量%以下で水に可溶 性にする量との間の量で約10〜24の炭素原子を有する炭化水素基で更に置換 されたノニオン系セルロースエーテルである。改質されるセルロースエーテルは 低〜中分子量、即ち約800,000以下、好ましくは約20,000〜700 .000 (約75〜2500 D、P、)のエーテルであることが好ましい。
いかなるノニオン系水溶性セルロー・スエーテルもセルロースエーテル基質とし て使用できる。このため、例えばヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロ ピルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、エ チルヒドロキシエチルセルロース及びメチルヒドロキシエチルセルロースはすべ て改質できる。
メチル、ヒドロキシエチル又はヒドロキシプロピルのようなノニオン系置換基の 量はエーテルが水溶性であることを確実にする上で十分な量であるかぎり重要で ないと考えられる。
好ましいセルロースエーテル基質は約50,000〜700.000分子量のヒ ドロキシエチルセルロース(HEC)である。この分子量レベルのヒドロキシエ チルセルロースは考えられる物質の中で最も親水性である。
このため、それは不溶性に達する前に他の水溶性セルロースエーテル基質よりも 大きな程度まで改質することができる。したがって、改質プロセスのコントロー ル及び改質生成物の性質のコントロールはこの基質の場合でより正確にできる。
長鎖アルキル改質剤はエーテル、エステル又はウレタン結合鎖でセルロースエー テル基質に結合できる。エーテル結合鎖が好ましい。
Landol lで示された物質は“改質された長鎖アルキル基”であるといわ れるが、改質がアルキル/1ライドで行われるケースを除いて、改質剤は単純な 長鎖アルキルではないと認識される。その基は実際にはエポキシドのケースでα −ヒドロキシアルキル基、イソシアネートのケースでウレタン基又i酸もしくは アシルクロリドのケースでアシル基である。それにもかかわらず“長鎖アルキル 基°という術語が用いられるが、それは改質分子の炭化水素部分のサイズ及び効 果が、連結基からの(1力1なる顕著な効果も完全に遮断してしまうからである 。性質は単純な長鎖アルキル基で改質された生成物の場合と有意には異ならない 。
これらの要求に合う1つの市販物質はプラウエア州1ウィルミントンのアクアロ ンン土(Aqualon Company)から入手できる疎水性に改質された しドロキシエチルセルロース、ナトロゾル・プラス・グレード4 3 0 (N ATROSOLPLUS Grade 430)である。この物質は約0,5〜 約0.9重量%のC16アルキル置換を有する。この物質に関するヒドロキシエ チルモル置換は約2.8〜約3,2である。改質前における水溶性セルロースの 平均分子量は約300,000である。
このタイプの最も好ま17い物質はプラウエア州,ウィルミントンのアクアロン 社から商品名ナトロゾル・プラスCSグレードD−67として販売される。この 物質は約0.50〜約1 95重量%のC16アルキル置換を有する。この物質 に関するヒドロキシエチルモル置換は約2、3〜約3.3である。改質前におけ る水溶性セルロースの平均分子量は約700,000である。
これらの改質セルロースエーテルは様々な組成物タイプで使用に関して開示され てきた。Landoll ( ” 2 7 7号)はシャンプー処方中における これら物質の使用について開示する。Hercules商業文献ではシャンプー 中におけるこれら物質の使用について開示する。1987年7月28日付で発行 されたGoddardの米国特許第4,683、004号明細書ではヘア用ムー ス組成物中におけるこれら物質の使用について開示している。
これらの物質はゲル様レオロジーを示すためにある二次増粘物質と併用できる。
二次増粘物質の1カテゴリーは約20,000以上の分子量を有する水溶性ポリ マー物質である。“水溶性ポリマー増粘物質”とはその物質が25℃、1%濃度 において水中で実質的に透明な溶液を形成し、その物質が水の粘度を増加させる ことを意味する。望ましくは本ビヒクル系で追加増粘成分として用いられる水溶 性ポリマーの例としてはヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル ロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリエチレングリコール、ポリ アクリルアミド、ポリアクリル酸、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド ンに−120、デキストラン、例えばD&0ケミカルズ(D&O Chetlc als)製のデキストラン精製粗製グレード2P,カルボキシメチルセルロース 、植物滲出物、例えばアラビア、ガラティ(ghatti)及びトラガカントガ ム、海草抽出物、例えばアルギン酸ナトリウム、プロピレングリコールアルギネ ート、カラゲナンナトリウムとニーケア(Ucare) J R−ポリマー(ユ ニオン−カーバイド製のカチオン系改質ヒドロキシエチルセルロース)がある。
本ビヒクル系用の追加増粘剤としては天然多糖物質が好ましい。このような物質 の例はグアーガム、ローカストビーンガム及びキサンタンガムある。本組成物で 追加増粘剤として約700,000の分子量を有するヒドロキシエチルセルロー スも好ましい。
このような系が本組成物を増粘させるために用いられる場合、約0.3〜約5, 0%、好ましくは約0.4〜約3.0%の疎水性に改質されたしドロキシエチル セルロースが約0.3〜約5.0%、好ましくは約0.4〜約3,0%の水溶性 ポリマー物質と共に利用される。
疎水性に改質されたしドロキシエチルセルロースに関する代わりの二次増粘物質 は約20,000以下の分子量を有する水溶性界面活性剤である。“水溶性界面 活性剤′とは25℃においで0.2重量%で水に溶解された点きに実質上透明な 等方性溶液を形成する界面活性物質を意味する。
これらの要求に合う本質的にいかなる水溶性の界面活性物質も本発明で使える。
しかしながら、下記物質:セチルベタイン、ラウリル硫酸アンモニウム、ラウリ ル硫酸アンモニウム、セチルトリメチルアンモニウムクロリド及びそれらの混合 物が特に好ましいとわかった。
このような系が本組成物を増粘させるために用いられる場合には、約0.1〜約 10,0%、好ましくは約し)、2〜約5,0%の疎水性に改質されたヒドロキ シエチルセルロースが約0.02〜約0.30%、好ましくは約0.05〜約0 .30%、最も好ましくは約0.05〜約0.20%の水溶性界面活性剤と共に 通常利用される。水溶性界面活性剤レベルは高レベルの水溶性界面活性剤はど疎 水性に改質されたヒドロキシエチルセルロース増粘剤に干渉してさほど望ましく ないレオロジーの組成物を生じることから低く保たれる。
疎水性に改質されたヒドロキシエチルセルロースに関して好ましい二次増粘物質 は約20,000以下の分子量を有する非水溶性界面活性剤である。“非水溶性 界面活性剤″とは25℃において062重量%以上で水に溶解されたときに実質 上透明な等方性溶液を形成しない界面活性物質を意味する。
これらの要求に合う本質的にいかなる非水溶性の界面活性物質も本発明で使える が、しかしながら非水溶性カチオン系界面活性物質が好ましい。下記非排他的な 物質が適する:ステアラミドジエタノールアミン(ステアラミドDEA)、ココ アミドメタノールアミン(ココアミドMEA)、ジメチルステアラミンオキシド 、グリセリルモノオレエート、スクロースステアレート、PEG−2ステアラミ ン、セテス(Ceteth) −2、弐CH−(OH) −CI −(OCH2 0H2)n−OH(nは2の平均値を有する)のセチルアルコールのポリエチレ ングリコールエーテル 商品名ブリッジ(Brij)5 6として市販)、ステアリン酸クエン酸グリセ ロール、ジ水素付加タロウジメチルアンモニウムクロリド、ボロキサマー(Po loxamer) 1 8 1、ポリオキシエチレン、下記式のポリオキシブロ ビレンブロツクポリマー: H3 (上記式中平均でx−3、y−30及びz−3)[商品名プルロニック(Plu ronlc)L − 6 1としてBASFヤンドット(BASP Wyand otte)から市販〕、水素付加タロウジメチルベタイン及び水素付加タロウア ミドDEA。
このような系が本組成物を増粘させるために用いられる場合には、約0.1〜約 10,0%、好ましくは約0、2〜約5、0%の疎水性に改質されたヒドロキシ エチルセルロースが約0.02〜約10.0%、好ましくは約0.05〜約3, 0%、最も好ましくは約0.05〜約2.0%の非水溶性界面活性剤と共に通常 利用される。
ゲルビヒクル系と疎水性に改質されたセルロースビヒクル系を含めて本発明の組 成物のキャリア系で有用なカチオン系界面活性剤は本発明の水性組成物に溶解さ れたときに正に荷電するアミノ又は四級アンモニウム親水性部分を有する。ここ で有用なものの中でカチオン系界面活性剤はすべて参考のためここに組み込まれ る下記文献で開示されている: McCutcheon’s.tzgulsif lers &Detergents (1989.M.C.Publ]sh1n g Company発行)。
schvartzら.Surface Active Agents.Thet r Chemistryand Technology (界面活性剤、それら の化学及び技術)。
New York: rnterscfence Publishers.19 49 ; 1 9 6 4年11月3日付で発行された旧Herの米国特許第3 ,155、591号.1975年12月30日付で発行されたLaugh I  i nらの米国特許第3.929.678号;1976年5月25日付で発行さ れたBa11e)’らの米国特許第3,959,461号.1983年6月7日 付で発行されたBollch,Jr.の米国特許第4,387,090号明細書 。
四級アンモニウム塩としてはジアルキルジメチルアンモニウムクロリドがあり、 その場合にアルキル基は炭素原子約12〜約22を有し、水素付加獣脂脂肪酸の ような長鎖脂肪酸から誘導される(獣脂脂肪酸はR□及びR2が主に炭素原子1 6〜18を有する四級化合物を生じる)。本発明で有用な四級アンモニウム塩の 例としてはシタロウジメチルアンモニウムクロリド、シタロウジメチルアンモニ ウムメチルサルフェート、ジヘキサデシルジメチルアンモニウムクロリド、ジ( 水素付加夕σつ)ジメチルアンモニウムクロリド、ジオクタデシルジメチルアン モニウムクロリド、ジアルキルジメチルアンモニウムクロリド、ジアルキルジメ チルアンモニウムクロリド、ジ(水素付加タロウ)ジメチルアンモニウムアセテ ート、ジヘキサデシルジメチルアンモニウムクロリド、ジヘキサデシルジメチル アンモニウムアセテート、シタロウジプロピルアンモニウムホスフェート、シタ ロウジメチルアンモニウムニトレート、ジ(ココナツアルキル)ジメチルアンモ ニウムクロリド及びステアリルジメチルベンジルアンモニウムクロリドがある。
シタロウジメチルアンモニウムクロリド、ジセチルジメチルアンモニウムクロリ ド、ステアリルジメチルベンジルアンモニウムクロリドがここで有用な例示四級 アンモニウム塩である。
前記の疎水性に改質された水溶性ポリマーを含有したキャリアビヒクル中におい て増粘剤及びコンディショナーとして使用上特に有用なカチオン系界面活性剤は 塩形で下記式を有する四級アンモニウム界面活性剤:〔上記式中Xは塩形成アニ オンである;aはXのイオン電荷数である。四級アンモニウム基RRR及1ゝ  2ゝ 3 びRは独立してC−Cアルキル、C−CアルキルアミドC−Cアルキレン又はベ ンジルであり、上記四級アンモニウム基のうち2〜3、好ましくは2つはC−C アルキル又はC−CアルキルアミドC−Cアルキレン(好ましくは、C−Cアル キレン)、好ましくはc −c アルキル、更に好ましくはC1B−018アル キル又はそれらの混合物であり、上記基のうち2以下はC−Cアルキルアミドc −0アルキレン又はC−c アルキル及びc −c アルキルアミドC−C6ア ルキレンの組合せのいずれかであり、上記四級アンモニウム基のうち1〜3、好 ましくは2又は3はC−C6アルキル、好ましくはCi −C3アルキル、更に 好ましくはメチルであり、上記基のうち1以下はベンジルである〕又は 〔上記式中X及びaは前記のとおりである;基R□、R及びRは独立してC−〇  アルキル又はベンジル、好ましくはC−C22アルキルであり、上記基のうち 1又は2はC−Cアルキル、好ましくはcl[1−Cアルキル、C−Cアルキル アミドc −c アルキレン(好ましくは、C−c アルキレン)又はそれらの 混合物であり、上記基のうち1又は2はCニーCアルキル、好ましくはC−C3 アルキル、更に好ましくはメチルであり、上記基のうち0又は1はベンジルであ る〕又は式I及び11界面活性剤の混合物から選択される(上記の四級アンモニ ウム界面活性剤成分はC14−Cアルキル、C−CアルキルアミドC−Cアルキ レン基又はそれらの混合物中に十分なレベルの不飽和を有し、その結果上記成分 の平均ヨウ素価は少くとも約15である)。
特に前記必須不飽和四級アンモニウム界面活性剤と組合せて本組成物中に有利に 配合できるカチオン系四級アンモニウム界面活性剤のもう1つの具体的なカテゴ リーは塩形で下記式を有する非水溶性物質である:上記式中Xは前記のような塩 形成アニオンである;aはアニオンXの電荷数である;基RRR及び1ゝ 2ゝ  3 Rは独立してC−Cアルキル、C−Cアルキル又はベンジルであり、上記基のう ち1つはC−0アルキル、好ましくはC2□であり、上記基のうち2又は3はC −Cアルキル、好ましくはC−C更に1 6 1 3’ 好ましくはメチルであり、上記基のうち0又は1はベンジルである。
長鎖アルキル(即ち、C−Cアルキル)は飽和又は不飽和のいずれであってもよ い。
式111の例示四級アンモニウム界面活性剤は商品名ケ■ マミン(Newa*fne ) BQ−28020で塩化物塩としてウィッコ・ ケミカル社(Wltco Chemical Corp、) (メンフィス・テ ネシー、USA)製のジメチルベへニルベンジルアンモニウム塩(代わりにベヘ ンアルコニウム塩とも呼ばれる)である。もう1つの式I11物質はジメチルア ラキシルベンジルアンモニウム塩である。
式I11の四級アンモニウム界面活性剤は組成物の重量で通常的0.02〜約1 ’0.0%、好ましくは約0,05〜約3.0%、更に好ましくは約0.05〜 約2.0%のレベルで用いられる。
好ましい組合せは式!もしくは11の界面活性剤又はその混合物(式l及び11 成分はc −c 不飽和アルキルを有する)と共に特に飽和形で式1!1の界面 活性剤を好ましくは約1=1〜約4:1の(式l及びII):(式II+)重量 比で含有した組成物である。
使用できるカチオン系界面活性剤のもう1つの組合せは約1:1〜約4:1、更 に好ましくは約1:1〜約3:1の重量比におけるジ(不飽和>C−Cアルキル (好ましくはタロウ)ジメチルアンモニウム塩〔例えば、商品名アドゲン(^D OGEN)470としてシエレックス・ケミカルズ(Sherex Cheml cals)から市販される塩化物塩〕及びジメチル(飽和又は不飽和ベヘニル及 び/又はアラキシル、好ましくは飽和)ベンジルアンモニウム塩(例えば、塩化 物塩)の混合物である。
−級、二級又は三級脂肪アミンの塩もここでの使用に適する。このようなアミン 類のアルキル基は好ましくは約12〜約22の炭素原子を有し、置換又は非置換 である。二級又は三級アミンが好ましく、三級アミンが特に好ましい。ここで有 用なこのようなアミン類としてはステアラミドプロピルジメチルアミン、ジエチ ルアミノエチルステアラミド、ジメチルステアラミン、ジメチルソイアミン、ソ イアミン、トリ(デシル)アミン、エチルステアリルアミン、エトキシル化(2 モルB、0.)ステアリルアミン、ジヒドロキシエチルステアリルアミン及びア ラキシルベヘニルアミンがある。適切なアミン塩としてはハロゲン、酢酸、リン 酸、硝酸、クエン酸、乳酸及びアルキル硫酸塩がある。このような塩としては塩 酸ステアリルアミン、ギ酸ステアリルアミン、N−タロウブロバンジアミンジク ロリド及びステアラミドプロピルジメチルアミンクエン酸塩がある。本発明で有 用なものの中に含まれるカチオン系アミン界面活性剤は参考のためここに組み込 まれる1981年6月23日付で発行されたNachtlgal らの米国特許 第4,275,055号明細書で開示されている。
本発明の組成物は一緒に処方された化粧品組成物にレオロジー効果を追加する他 の物質、例えばキレート化剤も含有してよい。一般に、このような物質としては 単座及び多座剤がある。有用なキレート化剤の具体例としてはエチレンジアミン 四酢酸(EDTA)及びその塩、ニトリロ三酢酸(NTA)及びその塩、ヒドロ キシエチルエチレンジアミン三酢酸(HEEDTA)及びその塩、ジエチレント リアミン五酢酸(D T P A)及びその塩、ジェタノールグリシン(D E  C)及びその塩、エタノールジグリシン(EDG)及びその塩、クエン酸及び その塩、リン酸及びその塩がある。これらの中ではEDTAが最も好ましい。キ レート化剤は組成物を粘稠上よりなめらかでより低ゼラチン状にする傾向がある 。
キレート化剤が本発明の組成物中にレオロジー助剤として存在するならば、それ は通常組成物の約0.05〜約1.0%、好ましくは約0.05〜約0.3%の レベルで用いられる。
任意成分 ヘアケアスクイリング及びコンディショニング組成物で有用な他の成分もこの組 成物に含有でき、ヘアケア製品業者により日常的に選択できる。
特に好ましい成分は前記のカチオン系界面活性剤のようなヘアコンディショニン グ剤及びシリコーンコンディショニング剤である。
シリコーンコンディショニング剤には揮発性及び非運発性双方のシリコーン液を 含む。ここで有用な揮発性シリコーンは既に記載されている。
非揮発性シリコーン戒も本発明の組成物で活性ヘアケア成分として有用である。
“非揮発性”とはシリコーン物質が25℃、1気圧で本質的に蒸気圧を有しない ことを意味する。非揮発性シリコーンは約250℃を超える沸点と25℃で約1 0センチボイズを超える粘度を通常有する。当業者はわずかな蒸気圧がシリコー ンコンディショナー製品処方中で実際上重要でない一部の液体に関して時には測 定されることを認識している。これらの物質は非揮発性液体としてここで含有さ れることを意味する。このような物質の例としてはポリジメチルシロキサン(液 体及びゴム)、アミノシリコーン及びフェニルシリコーンがある。
ポリアルキル及びポリアリールシロキサンに関して適切なアルキル及びアリール 基としてはメチル、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、アリールオキシ、エチル 、プロピル、フェニル、メチルフェニル及びフェニルメチルカ(ある。好ましい シリコーンはポリジメチルシロキサン、ポリジエチルシロキサン及びポリメチル フェニルシロキサンである。ポリジメチルシロキサンが特に好ましい。
本発明で有用なシリコーンも市販されている。適切な例にはゼネラル・エレクト リック社(General ElectricCompany)の商標名ビスカ シル(Viscasfl)とダウ・コーニング社及びスト−ファー・ケミカル社 の一部門、swsシリコーンズにより供与されるシリコーンがある。
他の有用なシリコーン物質には下記式のカチオン系物質がある: 上記式中X及びyは分子量に応じた整数である;平均分子量は約5000〜10 ,000である。このポリマーは“アミンメチコン“とじても知られる。
シリコーンカチオン系ポリマーは欧州特許出願EP第95.238号明細書で記 載されている。この式に相当する好ましいポリマーは下記式の゛トリメチルシリ ルアモジメチコン″として知られるポリマーである:本発明の組成物は約1.0  %以下のトリメチルシリルアモジメチコンシリコーンコンディショニング物質 を含む。
本組成物で使用できる他のシリコーンカチオン系ポリマーは下記式に相当する: 上記式中R3は炭素原子1〜18を有する一価炭化水素基、更に詳しくはメチル のようなアルキル又はアルケニル基を表す: な炭化水素基を表す; Q″″はハライドイオン、好ましくはクロリドである;rは2〜20、好ましく は2〜8の平均統計値を表す;Sは20〜200、好ましくは20〜50の平均 統計値を表す。
これらの化合物は参考のためここに組み込まれる米国特許第4,185,017 号明細書でかなり詳細に記載されている。
このクラスのポリマーは名称“ユ〜カーシリコーンALE 56°としてユニオ ン・カーバイドから販売される。
シリコーンコンディショニング剤は場合により通常的0.1〜約18%、好まし くは約0,5〜約15%のレベルで本組成物において用いられる。
本組成物で使用上好ましいシリコーンコンディショニング剤は約90:10〜約 10 : 90、好ましくは約85:15〜約50 : 50の揮発性液体対ゴ ムの比率で約10センチポイズ以下の粘度を有する揮発性シリコーン液及び約1 .000.000センチボイズ以上の粘度を有するシリコーンゴム約0.015 〜約9.0%、好ましくは約0.5〜約2.0%の組合せからなる。
本発明で使用上好ましい代わりの非揮発性シリコーン物質は約70 : 30〜 約30 : 70、好ましくは約60:40〜約40 : 60の非揮発性液体 対ゴムの比率で約100,000cP(センチポイズ)以下の粘度を有する非揮 発性シリコーン液及び約1,000.000cP以上の粘度を有するシリコーン ゴム、特にポリジメチルシロキサンゴム及びポリフェニルメチルシロキサンゴム 約0.015〜約9. 0%、好ましくは約0.5〜約2.0%からなる。
非揮発性シリコーンヘアコンディショニング剤の効力はシリコーンゴムコ〉・デ ィショニング剤と混和しうるシリコーン樹脂の使用により高めることができる。
シリコーン樹脂は高度に架橋されたポリマーシロキサン系である。架橋はシリコ ーン樹脂の製造時に一官能性、二官能性又は双方のモノマー単位と共に三官能性 及び四官能性シランの配合により導入される。当業界でよく理解されているよう に、シリコーン樹脂を得るために要求される架橋度はシす!コーン樹脂中に配合 される具体的シラン単位に応じて異なる。一般に、堅い又は硬質フィルムに乾燥 しつるほど十分なレベルの三官能性及び四官能性シロキサンモノマー単位(ひい ては十分なレベルの架橋)を有するシリコーン物質はシリコーン樹脂であると考 えられる。酸素原子対ケイ素原子の比率が具体的なシリコーン物質で架橋1ノベ ルについて示す。シリコーン樹脂は通常ゲイ素原子当たり少くとも約1.1の酸 素原子を有する。好ましくは、酸素:ケイ素原子の比率は少くとも約1.2:1 .0である。シリコーン樹脂の製造で用いられる典型的シランはモノメチル、ジ メチル、モノフェニル、ジフェニル、メチルフェニル、モノビニル及びメチルビ ニルクロロシランとテトラクロロシランである。好ましい樹脂はGE 5S42 30及び5S4267としてゼネラル・エレクトリックにより提供されるような メチル置換シリコーン樹脂である。市販シリコーン樹脂は低粘度揮発性又は非揮 発性シリコーン液中において未硬化形で通常供給される。ここで有用なシリコー ン樹脂は、当業者にとり容易に明らかなように、硬化樹脂としてよりもむしろこ のような非硬化形で供給されて本組成物中に配合されるべきである。
非揮発性シリコーン液コンディショニング成分対シリコーン樹脂成分の重量比は 約4:1〜約400 : 1であることが好ましい。更に好ましくは、このよう な比率は特にシリコーン液成分が前記のようなポリジメチルシロキサン液又はポ リジメチルシロキサン液及びポリジメチールシロキサンゴムの混合物である場合 に約9:1〜約200 : 1、最も好ましくは約19:1〜約100:1であ る。
加水分解された動物タンパク質ヘアコンディショニング剤も本組成物中に含有さ せてよい。このような物質は典型的には組成物の約0.1〜約1.5%のレベル で用いられる。市販物質の例はクローダ社(Croda、 !nc、)から商品 名クロティンQ (Crotein Q■)として販売されている。
前記コンディショニング剤の組合せも本組成物で用いてよい。
分配助剤も組成物中に含有させてよい。このような物質は組成物をヘア上に分配 させてヘア又は皮膚上への活性成分の局所沈着を避ける上で役立つ。
これらの要求に合い、ひいては本組成物で分配助剤として作用できる水溶性ポリ マー物質の例としてはキサンタンガム;D&0ケミカルズ製のデキストラン精製 粗製グレード2P;カルボキシメチルセルロース;例えば、CMCの48IF、  4MBF、 78F 、 7M&SF 、 7LF 、 9H4F、’98g 、12M8P 、 16M31(すべてアクアロン製);アラビア、ガラティ及 びトラガカントガムのような植物滲出物;アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プ ロピレングリコール及びカラゲカンナトリウムのような海草抽出物;ナトロゾル 250H及びナトロゾル250 HHl?のような高分子量ヒドロキシエチルセ ルロース(アクアロン製);ペクチンがある。
分配助剤が本発明の組成物中に存在する場合、それは組成物の約0.02〜約2 .5%、好ましくは約0.05〜約1,0%のレベルで存在すべきである。
分配助剤が二官能性、即ちキャリアの一部及び分配助剤とし、て作用する場合に は、それはもつと高いレベルで存在してもよい。
組成物はヘアスタイリング剤の任意成分として非揮発性可塑剤も含有できる。こ のような可塑剤は典型的には約1=20〜約1:1、好ましくは約1:15〜約 1=2の可塑剤:へアスタイリングポリマー重量比で組成物中において用いられ る。ここで用いられるように、可塑剤に関する“非揮発性°とは可塑剤が大気圧 下25℃で本質的に蒸気圧を示さないことを意味する。いかなる実質的可塑剤臭 気も製品の香りに影響を与えるため、可塑剤はヒトの鼻にとり異臭でないことも 高度に好ましい。
可塑剤もヘアスタイリング剤と適合すべきである。
可塑剤は当業界で周知であり、一般的にトビツク見出し“可塑剤”としてKir k−Othmer Encyclopedia ofChemical Tec hnology、5econd edition、Volume 15.pp。
720−789 (John Viley & 5ons、Inc、、New  York、196g)とテキストThe Technology ol’ Pl asticizers (John Wlley &5ons、Inc、、Ne v York、1982)でJ、Kern 5ears及びJosephR,D arbyにより記載されているが、双方とも参考のためここに組み込まれる。特 に、様々な可塑剤が開示されている983−1063頁、5ears/Darb y表A、9の付表参照。
可塑剤には環状及び非環状双方の非揮発性物質を含む。
適切なカテゴリーの非揮発性可塑剤としてはアジペート類、フタレート類、イソ フタレート類、アゼレート類、ステアレート類、シトレート類、トリメリテート 類、シリコーンコポリオール類イソC−Cアルコール類、メチルアルキルシリコ ーン類、カーボネート類、セバケート類、イソブトグレート類、オレエート類、 ホスフェート類、ミリステート類、リシルエート類、ベラルビネート類、バレレ ート類、カンファー、ヒマシ油及びシリコーンコポリオール類がある。
アジペート可塑剤の例としてはアジピン酸ジイソブチル、アジピン酸ビス(2− エチルヘキシル)、アジピン酸ジイソデシル、アジピン酸ビス(2−ブトキシエ チル)及びアジピン酸ジ−n−ヘキシルのようなアジピン酸誘導体がある。
フタレート可塑剤の例としてはフタル酸ジブチル、フタル酸ブチルオクチル、フ タル酸ジ−n−オクチル、フタル酸ジイソオクチル、フタル酸ビス(2−エチル ヘキシル)、フタル酸n−オクチルn−デシル、フタル酸ジ−n−ヘキシル、フ タル酸イソオクチルイソデシル、フタル酸ジイソデシル、フタル酸ジトリデシル 、フタル酸ブチルシクロヘキシル、フタル酸ジイソオクチルベンジル、フタル酸 ブチルベンジル、フタル酸ジシクロヘキシル、フタル酸ジフェニル、フタル酸イ ソデシルベンジル及びフタル酸ビス(2−ブトキシエチル)のようなフタル酸誘 導体がある。
イソフタレート可塑剤としてはイソフタル酸ビス(2−エチルヘキシル)及びイ ソフタル酸ジイソオクチルベンジルがある。
アゼレート町塑剤としてはアゼライン酸ジ(2−エチルヘキシル)及びアゼライ ン酸ビス(2−エチルヘキシル)のようなアゼライン酸誘導体がある。
ステアレート可塑剤の例としてはステアリン酸n−ブチル、アセトキシステアリ ン酸ブチル及びステアリン酸ブトキシエチルのようなステアリン酸誘導体がある 。
シトレート可塑剤の例としてはクエン酸アセチルトリーn−ブチル、クエン酸ト リー〇−ブチル及びクエン酸アセチルトリー2−エチルヘキシルのようなりエン 酸誘導体がある。
トリメリテート可塑剤の例としてはトリメリット酸トリ(2−エチルヘキシル) 及びトリメリット酸トリイソオクチルがある。
可塑剤の他の例には炭酸ジブチル、オレイン酸ブチル、酪酸n−ブチル、酪酸イ ソブチル、酪酸イソプロピル、パルミチン酸エチル、バルミチン酸イソオクチル 、リシノール酸メチル、リシノール酸ブチル、セバシン酸ジイソオクチル、リン 酸トリイソブチル、ペラルゴン酸イソデシル、吉草酸エチル、イソセチルアルコ ール、オクトドデカノール、ミリスチン酸イソプロピル、イソステアリルアルコ ールとC−Cアルキル及び1〜約500シロキサンモノマー単位を有するメチル アルキルシリコーンがある。
可塑剤として使用できるシリコーンコポリオールにはポリアルキレンオキシド改 質ポリジメチルシロキサンがある。ポリジメチルシロキサンコポリオールもすべ て参考のためここに組み込まれる下記特許文献で開示されている:1978年1 0月24日付で発行されたGeeらの米国特許第4,122,029号;198 1年5月5日付で発行されたKellの米国特許第4.265,878号;19 83年12月20日付で発行されたDixonらの米国特許第4,421,76 9号明細書。このようなジメチコンコボリオール物質もヘア組成物に関して19 81年7月15日付で公開されたAbeの英国特許出願節2,066.659号 (参考のためここに組み込まれる)及び1966年2月8日付で発行されたKu ehnsのカナダ特許第727,588号明細書(参考のためここに組み込まれ る)で開示されている。ここで使用できる市販ジメチコンボリジメチルシロキサ ンコポリオールとしてはシルウェット(Silνet)界面活性コポリマー(ユ ニオン−カーバイド社製)及びダウ・コーニングシリコーン界面活性剤(ダウ・ コーニング社製)がある。
他の任意成分としてはエチレングリコールジステアレートのような真珠光沢剤( 増粘又は懸濁効果も示し、そのためキャリア系の成分として含有してもよい); ベンジルアルコール、メチルパラベン、プロピルパラベン及びイミダゾリジニル 尿素のような保存剤;塩化ナトリウム;硫酸ナトリウム;ポリビニルアルコール ;エチルアルコール;クエン酸、クエン酸ナトリウム、コハク酸、リン酸、水酸 化ナトリウム及び炭酸ナトリウムのようなpH調整剤;いずれかのFD&C又は DAC色素のような着色剤二過酸化水素、過ホウ酸及び過硫酸塩のようなヘア酸 化(漂白)剤;チオグリコレート類のようなヘア還元剤;ふけとり活性成分;香 料;エチレンジアミン四酢酸二ナトリウムのような金属イオン封鎖剤;グリセリ ン及びプロピレングリコールがある。このような任意成分は個別に通常組成物の 約0.01〜約10.0%、好マシ<は約o、05〜約5.0%のレベルで用い られる。
下記例は本発明について示す。化粧品組成物処方業者の技術範囲内に属する本発 明の他の修正が本発明の精神及び範囲から逸脱せずに行えることは明らかであろ う。
例I スタイリングリンス組成物は下記成分を混合することにより製造する。
成分 重量% スタイリング剤 ポリ(n−ブチル)メック1ルート32.00安息香酸ブチル 6.00 メインミツクス ビーガム(Veegus)11.40 キサンタンガム 1.40 シクロメチコン(テトラマー) 0.901R,T、パンダービルト社(R,T 、Vanderbllt Co、)製のケイ酸マグネシウムアルミニウム 2G、E、S、2.76 3約30,000〜約200,000の重量平均分子量スタイリング剤をプロペ ラスターラーのような低剪断操作とコロイドミル化のような高剪断法を含めた常 法により当業者に公知の常法で前ブレンドする。
例11 スタイリング/コンディショニングへアリンス組成物は下記成分を混合すること により製造する。
成分 重量% スタイリング剤 ポリ(t−ブチル)アクリレート5 3.00デカン酸メチル 9.00 シクロメチコン(ペンタマー) 0.50メインミツクス ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド 0.85ナトロゾル2501 0 .50 ダウ・コーニング19020.10 セチルアルコール 1.00 ステアリルアルコール 1.00 セタレス(Cetareth)−200,35レキサミン(Lexuine)S −1330,501バ一キユリーズ社(llercules、 Inc、)提供 のしドロキシエチルセルロース2ダウ・コーニング社提供のシリコーンコポリオ ール3アメリカン・カン社(American Can Co@pany)のイ ルレックス・ケミカル事業部(Inolex Chemical Dlvisl on)提供の脂肪アミン’G、E、S、E、76 5約75.OOD〜約15[1,00[1の重量平均分子量スタイリング剤及び プレミックスを別々にブレンドし、例■で記載されたようにメインミックスと混 合する。
例II+ コンディショナー組成物は例!で記載されたように慣用的ミキシング技術に従い 下記成分を混合することにより製造する。
成分 重量% スタイリング剤 ポリ(イソブチル)メタクリレートlO,40オレンジテルペン類 2.00 メインミツクス ステアラルコニウムクロリド 1.00セトリモニウムクロリド 0.50 セチルアルコール 1.20 ステアリルアルコール 0,50 セテスー2 1.00 グリセリルモノステアレート 0.50塩化ナトリウム 0.05 カソンCG 0.03 DROH2Oq−s。
1約75,000〜約150.000の重量平均分子量例IV コンディショナー組成物は例11で記載されたように慣用的ミキシング技術に従 い下記成分を混合することにより製造する。
成分 重量% スタイリング剤 ポリ(t−ブチル)アクリレート’ 3.00D4シクロメチコン 6.75 ダウ・コーニング190シリコーン界面活性剤 0.50セチルアルコール 0 .99 ステアリルアルコール 0.68 L4サミンS−1320,50 セテアレス(Ceteareth)−200,13グリセロールモノステアレー ト o、25香料 0.25 クエン酸 0.09 2アメリカン・カン社のイルレックス・ケミカル事業部提供 30−ム・アンド・ハース社(Rohs and Haas Co5pany。
Inc、)提供 4約75.000〜約150.000の重量平均分子量例V−V + + 以下は本発明の代表的なヘアスタイリング/コンディショニングリンス組成物で ある。
成分 V VI VII クエン酸 0.02 0.02 0.02クエン酸ナトリウム 0.09 0. 09 0.09セチルアルコール 0.12 0.12 0.12ステアリルア ルコール 0.0g 0.0B 0.08ナトロゾル・プラス田グレーFT)− 87’ 1.25 1.40 1.35キサンタンガム20.25 0.25  0.25スタイリングポリマーブレミツクス スタイリングボリマ−31,751,751,75オクタメチルテトラシロキサ ン 8.89 B、89 6.89アジピン酸ジイソプロピル 2.30 2. 30 2.30ステアリン酸ブチル 0.15 − −カソンEG O,030 ,030,03香料 0.33 0.33 0.33 増粘剤プレミツクス 水 11.67 11.90 12.48アドゲン(^dogen)470 0 .67 1.33 −シタロウジメチルアンモニウム − −0,75クロリド ケマミン(Kesaslneo)BQ−2802C0,33−−シリコーンゴム プレミックス デカメチルペンタシロキサン 1.981.42 1.42ポリジメチルシロキ サンゴム’ 0.35 0.25 0.25アモジメチコン(ダウ・コーニング Q2−8220) = 0.10 0.10水 q、s、 q、s、 q、s。
172702社の疎水性に改質されたヒドロキシエチルセルロース 2易分散性キサンタンガム 3約95.000の重量平均分子量を有するt−ブチルアクリレートホモポリマ ー 4ゼネラル・エレクトリック製の5E−76ゴムスタイリングポリマープレミツ クスはスタイリングポリマー、オクタメチルテトラシロキサン、デカメチルペン タシロキサン及びステアリン酸ブチルを混合することにより調製する。
シリコーンゴムプレミックスは均一になるまでシリコーンゴム及びデカメチルペ ンタシロキサンを(別の容器で)混合してミックスすることにより調製する。
増粘剤プレミックスは均一になるまで71℃で水、−次及び二次増粘剤(前溶融 )、シリコーンゴムプレミックスと他の任意シリコーン類を(別の容器で)混合 してミックスすることにより調製する。
もう1つの容器で水を71℃に加熱する。クエン酸、クエン酸ナトリウム、セチ ルアルコール、ステアリルアルコール及びナトロゾル・プラスCSグレードD− 67を加えて、均一になるまでミックスする。キサンタンガムを加えて、均一に なるまでミックスする。スタイリングポリマープレミックス、カソンCG及び香 料をを加えて、均一になるまでミックスする。組成物を〔テクマー(Tek■a r)ホモゲナイザーのような〕インラインホモゲナイザーで更に分散させ、しか る後38℃に冷却する。
増粘剤プレミックスもインラインホモゲナイザーで更に分散させ、38℃に冷却 し、最終容器に加え、均一になるまでミックスして、スタイリングリンス組成物 を形成させる。
国際調査報告 。FT/llt。、znAl(。
フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IT、LU、MC,NL、SE)、0A(BF 、BJ、CF、CG、CI、CM、GA、GN、ML、MR,SN、TD、TG )、AU、 BB、 BG、 BR,CA、、 C3,FI、 HU、JP。
KP、 KR,LK、 MG、 MN、 MW、 No、 PL、 RO,RU 、SD

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ヘアスタイリングポリマー及び水性キャリアを含んでなるヘアスタイリング 組成物であって、上記組成物が0.1〜50重量%のヘアスタイリング剤を含み 、上記ヘアスタイリング剤が;(1)重合性疎水性モノマーから誘導されるモノ マー単位から本質的になるヘアスタイリングポリマー(但し、上記ポリマーは少 くとも10,000の重量平均分子量と水+ポリマー重量ベースで計算した場合 に25℃で水中0.1%以下の溶解度を有する);及び (ii)上記ヘアスタイリングポリマー用の非水溶性揮発性希釈液(但し、上記 希釈液は大気圧下で300℃以下の沸点と水+希釈液重量ベースで計算した場合 に25℃で水中0.2%以下の溶解度を有する);を含んでなり、上記ヘアスタ イリングポリマー対上記揮発性希釈液の重量比が1:100〜5:1であるヘア スタイリング組成物。
  2. 2.重量平均分子量が少くとも約30,000、好ましくは少くとも約50,0 00、更に好ましくは少くとも約75,000である、請求項1に記載のヘアス タイリング組成物。
  3. 3.重量平均分子量が200,000以下、好ましくは150,000以下であ る、請求項2に記載のヘアスタイリング組成物。
  4. 4.疎水性モノマーがメタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタ クリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチル、アクリル酸t−ブチル、メ タクリル酸t−ブチル及びそれらの混合物からなる群より選択され、好ましくは アクリル酸t−ブチルである、請求項1、2又は3に記載のヘアスタイリング組 成物。
  5. 5.希釈液がアジビン酸ジイソプロピル、好ましくはアジピン酸ジイソプロピル 及び揮発性シリコーンの混合物からなる、請求項1、2、3又は4に記載のヘア スタイリング組成物。
  6. 6.水性キャリアが脂質もしくは脂質様ビヒクル物質及びカチオン系界面活性剤 又は疎水性に改質されたノニオン系水溶性ポリマー及びその疎水性に改質された ノニオン系水溶性ポリマー用の二次増粘物質の組合せ又はそれらの混合物からな る、請求項1、2、3、4又は5に記載のヘアスタイリング組成物。
  7. 7.水性キャリアがセルロースエーテルである水溶性ポリマーを含む、請求項1 、2、3、4、5又は6に記載のヘアケア組成物。
  8. 8.ヘアコンディショニング剤を更に含み、そのヘアコンディショニング剤が好 ましくはカチオン系界面活性剤、非揮発性シリコーン又はそれらの混合物を含ん でなる、請求項1、2、3、4、5、6又は7に記載のヘアスタイリング組成物 。
  9. 9.請求項1、2、3、4、5又は7の組成物の有効量をヘアに適用し、しかる 後ヘアを乾燥及びスタイリングすることからなるヘアスタイリング方法。
  10. 10.請求項8の組成物の有効量をヘアに適用し、しかる後ヘアを乾燥及びスタ イリングすることからなるヘアのスタイリング及びコンディショニング方法。
  11. 11.請求項6の組成物の有効量を濡れたヘアに適用し、ヘアをリンスし、しか る後ヘアを乾燥及びスタイリングすることからなるヘアのスタイリング及びコン ディショニング方法。
JP5500486A 1991-06-07 1992-05-26 疎水性ヘアスタイリングポリマーを含有したヘアスタイリング剤及び組成物 Pending JPH06507910A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US71202691A 1991-06-07 1991-06-07
US712,026 1991-06-07
PCT/US1992/004359 WO1992021319A1 (en) 1991-06-07 1992-05-26 Hair styling agents and compositions containing hydrophobic hair styling polymers

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06507910A true JPH06507910A (ja) 1994-09-08

Family

ID=24860489

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5500486A Pending JPH06507910A (ja) 1991-06-07 1992-05-26 疎水性ヘアスタイリングポリマーを含有したヘアスタイリング剤及び組成物

Country Status (25)

Country Link
US (1) US6228352B1 (ja)
EP (1) EP0587755B1 (ja)
JP (1) JPH06507910A (ja)
KR (1) KR100245349B1 (ja)
CN (1) CN1043607C (ja)
AT (1) ATE140613T1 (ja)
AU (1) AU668511B2 (ja)
BR (1) BR9206109A (ja)
CA (1) CA2110054C (ja)
DE (1) DE69212476T2 (ja)
DK (1) DK0587755T3 (ja)
ES (1) ES2090655T3 (ja)
FI (1) FI935427A (ja)
GR (1) GR3021119T3 (ja)
HK (1) HK1006418A1 (ja)
IE (1) IE74177B1 (ja)
MA (1) MA22542A1 (ja)
MX (1) MX9202681A (ja)
MY (1) MY141393A (ja)
NO (1) NO934394L (ja)
NZ (1) NZ243034A (ja)
PT (1) PT100573B (ja)
SG (1) SG55033A1 (ja)
TR (1) TR26260A (ja)
WO (1) WO1992021319A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010024168A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Kracie Home Products Ltd ヘアリンス組成物

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5693317A (en) * 1991-09-30 1997-12-02 Colgate-Palmolive Company Conditioning rinse compositions which facilitates setting of hair
DE4234743A1 (de) * 1992-10-15 1994-04-21 Wella Ag Mittel zur Festigung der Haare
DE4414424A1 (de) * 1994-04-26 1995-11-02 Henkel Kgaa Haarbehandlungsmittel
DE4414423A1 (de) * 1994-04-26 1995-11-02 Henkel Kgaa Haarbehandlungsmittel
US5672576A (en) * 1996-03-15 1997-09-30 The Procter & Gamble Co. High lather styling shampoos
US6139826A (en) * 1996-03-15 2000-10-31 The Procter & Gamble Company Personal care compositions containing a copolymer having hydrophobic, carbon-based grafts
US5662892A (en) * 1996-03-15 1997-09-02 The Procter & Gamble Company Personal care compositions containing hydrophobic linear copolymer and hydrophobic, volatile, branched hydrocarbon solvent
US5632998A (en) * 1996-03-15 1997-05-27 The Procter & Gamble Company Personal care compositions containing hydrophobic graft copolymer and hydrophobic, volatile solvent
US6248317B1 (en) * 1996-10-25 2001-06-19 The Procter & Gamble Company Styling shampoo compositions with improved styling polymer deposition
US6566313B1 (en) 2000-09-15 2003-05-20 Henkel Corporation Shampoo and body wash composition and method of use thereof
US6730641B2 (en) * 2002-03-26 2004-05-04 Alberto-Culver Company Hair conditioning composition
AU2003232429A1 (en) * 2002-05-30 2003-12-19 The Procter And Gamble Company Electric toothbrushes and packages containing same
US7335631B2 (en) * 2002-09-09 2008-02-26 Symrise, Inc. Encapsulated perfume compositions in hair and skin products which release a burst of fragrance after initial topical application
KR100574491B1 (ko) * 2004-04-27 2006-04-27 주식회사 하이닉스반도체 상부 반사방지막 중합체, 이의 제조방법 및 이를 함유하는상부 반사방지막 조성물
US20050265942A1 (en) * 2004-05-26 2005-12-01 Rajaraman Suresh K Compositions using evaporable silicone carriers for cosmetics, cleaning and care product compositions
US7767233B2 (en) * 2004-08-06 2010-08-03 Himalaya Global Holdings, Ltd. Natural hair care composition, methods for obtaining the same and use thereof
US7824664B2 (en) * 2005-04-29 2010-11-02 L'oreal S.A. Semipermanent hair shaping method
EP3331491B1 (en) 2015-08-04 2022-03-23 ISP Investments LLC Polymers derived from amino-functional vinyl alcohol ethers and applications thereof

Family Cites Families (47)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3395041A (en) 1964-11-24 1968-07-30 Gillette Co Treatment of hair which has previously been treated with a resin composition
US3579632A (en) 1965-08-02 1971-05-18 Victor G Sonnen Hair and scalp treatment with a principally sodium chloride thick viscous aqueous slurry
US3723325A (en) 1967-09-27 1973-03-27 Procter & Gamble Detergent compositions containing particle deposition enhancing agents
US4421740A (en) 1976-07-09 1983-12-20 S. C. Johnson & Son, Inc. Hair conditioning composition and process for producing the same
US4228277A (en) 1979-02-12 1980-10-14 Hercules Incorporated Modified nonionic cellulose ethers
DE2905257A1 (de) 1979-02-12 1980-08-21 Wella Ag Haarbehandlungsmittel
US4243802A (en) 1979-06-06 1981-01-06 Hercules Incorporated Surfactant-soluble cellulose derivatives
US4374825A (en) 1980-12-22 1983-02-22 The Proctor & Gamble Company Hair conditioning compositions
LU83173A1 (fr) 1981-02-27 1981-06-05 Oreal Nouvelles compositions cosmetiques pour le traitement des cheveux et de la peau contenant une poudre resultant de la pulverisation d'au moins une plante et un agent de cohesion
US4352916A (en) 1981-07-17 1982-10-05 Hercules Incorporated Use of hydrophobically modified water soluble polymers in suspension polymerization
US4435217A (en) 1982-04-22 1984-03-06 Venture Innovations, Inc. Concentrated hydrophilic polymer suspensions
US4529523A (en) 1982-06-08 1985-07-16 Hercules Incorporated Hydrophobically modified polymers
US4557928A (en) 1982-07-06 1985-12-10 Amway Corporation Anti-dandruff cream rinse conditioner
US4465517A (en) 1983-08-01 1984-08-14 Hercules Incorporated Denture adhesive composition
US4485089A (en) 1983-10-17 1984-11-27 Hercules Incorporated Gel toothpastes
US4523010A (en) 1984-06-15 1985-06-11 Hercules Incorporated Dihydroxypropyl mixed ether derivatives of cellulose
US4584189A (en) 1984-09-28 1986-04-22 Hercules Incorporated Bactericidal toothpastes
US4707189A (en) 1984-11-07 1987-11-17 Hercules Incorporated Biostable compositions and the aqueous solutions thereof as thickeners for aqueous-based systems
US4610874A (en) 1985-04-12 1986-09-09 Neutrogena Corporation Hair conditioner
US4683004A (en) 1985-08-20 1987-07-28 Union Carbide Corporation Foamable compositions and processes for use thereof
US4902499A (en) 1986-04-04 1990-02-20 The Procter & Gamble Company Hair care compositions containing a rigid silicone polymer
US4684704A (en) 1986-06-19 1987-08-04 Hercules Incorporated Hydrophobically modified hydroxyethyl cellulose in aqueous polymerization dispersions
US4725433A (en) 1986-07-31 1988-02-16 Neutrogena Corporation Novel hair conditioner
US4957992A (en) * 1987-04-21 1990-09-18 Kao Corporation Hair cosmetic composition
US4826970A (en) 1987-09-17 1989-05-02 Hercules Incorporated Carboxymethyl hydrophobically modified hydroxyethylcellulose
EP0323715B1 (en) * 1987-12-11 1993-09-08 The Procter & Gamble Company Hair styling agents and compositions containing the same
US5019377A (en) 1987-12-11 1991-05-28 The Procter & Gamble Company Low glass transistion temperature adhesive copolymers for use in hair styling products
US4963348A (en) 1987-12-11 1990-10-16 The Procter & Gamble Company Styling agents and compositions containing the same
EP0320218A3 (en) * 1987-12-11 1990-04-25 The Procter & Gamble Company Low glass transition temperature adhesive copolymers for use in hair styling products
US4983383A (en) * 1988-11-21 1991-01-08 The Procter & Gamble Company Hair care compositions
DE3842183A1 (de) * 1988-12-15 1990-06-21 Basf Ag Copolymerisate auf basis von tert.-butylacrylat und/oder tert.-butylmethacrylat
US5061481A (en) 1989-03-20 1991-10-29 Kobayashi Kose Co., Ltd. Cosmetic composition having acryl-silicone graft copolymer
US5166276A (en) 1989-07-12 1992-11-24 Mitsubishi Petrochemical Company Ltd. Polymer for hair-care products
US5106609A (en) 1990-05-01 1992-04-21 The Procter & Gamble Company Vehicle systems for use in cosmetic compositions
US4981902A (en) 1989-08-07 1991-01-01 Minnesota Mining And Manufacturing Company Polysiloxane-grafted copolymer non-pressure sensitive topical binder composition and method of coating therewith
US5104646A (en) * 1989-08-07 1992-04-14 The Procter & Gamble Company Vehicle systems for use in cosmetic compositions
US4981903A (en) 1989-08-07 1991-01-01 Minnesota Mining And Manufacturing Company Polysiloxane-grafter copolymer topical binder composition with novel hydrophilic monomers and method of coating therewith
DK0412707T3 (da) 1989-08-07 1994-06-13 Procter & Gamble Hårkonditionerings- og frisuresætningsmidler
US5021477A (en) 1989-08-07 1991-06-04 Minnesota Mining And Manufacturing Company Polysiloxane-grafted copolymer topical binder composition with novel hydrophilic monomers and method of coating therewith
EP0412704B1 (en) 1989-08-07 1999-04-28 THE PROCTER & GAMBLE COMPANY Hair conditioning and styling compositions
US5100658A (en) 1989-08-07 1992-03-31 The Procter & Gamble Company Vehicle systems for use in cosmetic compositions
US4983377A (en) 1989-10-31 1991-01-08 The Procter & Gamble Company Silicone hairspray compositions
US4983418A (en) 1989-10-31 1991-01-08 The Procter & Gamble Company Silicone hairspray compositions
US5120531A (en) 1990-04-06 1992-06-09 The Procter & Gamble Company Hair styling conditioners
US5104642A (en) 1990-04-06 1992-04-14 The Procter & Gamble Company Hair styling compositions containing particular hair styling polymers and non-aqueous solvents
US5120532A (en) 1990-04-06 1992-06-09 The Procter & Gamble Company Hair styling shampoos
US5100657A (en) 1990-05-01 1992-03-31 The Procter & Gamble Company Clean conditioning compositions for hair

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010024168A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Kracie Home Products Ltd ヘアリンス組成物

Also Published As

Publication number Publication date
DE69212476T2 (de) 1997-03-06
PT100573A (pt) 1993-10-29
CN1067575A (zh) 1993-01-06
PT100573B (pt) 1999-07-30
NZ243034A (en) 1995-07-26
CA2110054A1 (en) 1992-12-10
BR9206109A (pt) 1995-04-25
US6228352B1 (en) 2001-05-08
MA22542A1 (fr) 1992-12-31
FI935427A0 (fi) 1993-12-03
CA2110054C (en) 2001-08-07
FI935427A (fi) 1994-01-24
WO1992021319A1 (en) 1992-12-10
IE74177B1 (en) 1997-07-16
ES2090655T3 (es) 1996-10-16
DK0587755T3 (da) 1996-11-25
IE921834A1 (en) 1992-12-16
EP0587755B1 (en) 1996-07-24
NO934394D0 (no) 1993-12-03
GR3021119T3 (en) 1996-12-31
TR26260A (tr) 1995-02-15
MX9202681A (es) 1992-12-01
AU668511B2 (en) 1996-05-09
EP0587755A1 (en) 1994-03-23
HK1006418A1 (en) 1999-02-26
NO934394L (no) 1994-02-07
SG55033A1 (en) 1998-12-21
DE69212476D1 (de) 1996-08-29
ATE140613T1 (de) 1996-08-15
KR100245349B1 (ko) 2000-03-02
MY141393A (en) 2010-04-30
AU2184892A (en) 1993-01-08
CN1043607C (zh) 1999-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5277899A (en) Hair setting composition with combination of cationic conditioners
JPH06507910A (ja) 疎水性ヘアスタイリングポリマーを含有したヘアスタイリング剤及び組成物
US5753216A (en) Hair care compositions having styling/conditioning agent and plasticizer
AU646637B2 (en) Vehicle systems for use in cosmetic compositions
EP0576578B1 (en) Cosmetic compositions containing hydrophobically modified nonionic polymer and unsaturated quaternary ammonium surfactant
US5120531A (en) Hair styling conditioners
US5807545A (en) Cosmetic compositions containing hydrophobically modified nonionic polymer and unsaturated quaternary ammonium surfactant
EP1278505B1 (en) Leave-on or rinse-out hair care conditioner compositions containing silicone quaternary compounds and thickeners
JP2001503052A (ja) 沈積性が改善されたスタイリングポリマーを含むスタイリングシャンプー組成物