JPH06505178A - 注射針破壊方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称　注射針破壊方法及び装置 技術分野 本発明は注射針を破壊する為の方法及び装置に間する。

発明の背景 使い捨て用の皮下注射が病院及び他の医療施設において患者から体液を吸引する ため、及び患者に薬物を注射するために広く使用されている。これらの注射器は 再使用のために注射器を再滅菌するのに伴う困難さと非能率さのために使い捨て 可能とされている。注射器は使用後に処分されることが意図されるために、それ らの安全な使用後の貯蔵及び処分に間して、そして他のものによって無謀な再使 用がされることを防止することについて問題が生じる。鋭い針先のため、並びに 針によって運ばれるかもしれない病原生物のため、病院従業員と廃棄物処理従業 者を傷つけるかもしれないので法律によって注射器は通常の廃棄物として処分す ることは出来ない。

注射器を安全に廃棄するために、注射器の胴体から注射針を機械的に切断する装 置が考案されている。これらは米国特許第４２５５９９６．４４４５６４４及び ４９６９３７９で示されるものによって例示される。これらの装置は注射器の再 使用を防止するが、鋭い針の先端が無傷で危険なまま残ってしまう、他の種類の 注射器破壊装置は米国特許４９０５９１６に示される様に、注射器を細かい片に 粉砕する。しかしこれらは衛生的な注射器の残留物の処分を与えない。

さらにそれらの剪断作用は体液汚染物を大気中に放出する傾向がある。

衛生的な方法で注射器を破壊するために焼却器も使用されてきた。しかし集めら れた注射器をまとめて大量に焼却することは、注射器を集めそして焼却器に入れ る閏にいぜんとして傷を生じる危険が残っている。従って注射針に電流を通過さ せることによって注射針を焼却できる持運び可能な装置が使用されている。この 方法は米国特許４８７７９３４及び４９６５４２６に記載されている。しかしこ れらの装置は汚染物が大気中に出て行き得る一端の間口を有している注射器の胴 体部分をそのままにしている。さらに針内に入っており、挿入の間に注射器から 押出される幾つかの病原体は焼却方法では殺されない。

この様に注射針をより効果的及び効率的な方法で破壊するための方法及び装置の 必要性が残されていること力１わかる０本発明が第一に意図しているのは、その ようなことを提供することである。

発明のまとめ 本発明の好ましい形態では、オリフィス（ロ）を有しているハウジングを注射針 破壊装置は含んでおり、注射針はオリフィスを通じてハウジングに挿入される。

実質的に注射針を密封するために、注射針を総曲げする為に、オリフィスに隣接 してハウジング内にクリンプ手段（縁曲げ手段）が設置される。注射針先端と接 触してハウジング内で針の移動路に沿って移動するために、注射針先端接触要素 が取り付けられている。この装置はまたクリンプ手段と注射針先端接触要素とに わたって、注射針クリンプと注射針先端の間に延びる注射針部分を十分に焼くた めの電圧を確立するための手段も有している。

本発明の別の好ましい形態では、注射器の胴体及びハブから注射針先端に外向き に延びている中空の針の部分を破壊するための方法が提供される。この方法は焼 却器外に胴体を残したまま針部分を焼却器中に挿入し、中空の針中に密封クリン プ（総曲げ）を形成し、そして針のクリンプと先端の閏の針に電流を通過させる ことによって針を焼くことからなっている。

図面の簡単な記載 図１は好ましい形態の本発明の原理を具体化している注射針破壊装置の透視図、 図２はわかりやすくする為にハウジング及び電気配線の部分を除去して示された 図１の装置の内部構成要素の透視図、 図３は図１の装置のブロック図、 図４は図１の装置及び本発明の方法の操作の流れ図、図５Ａ〜５Ｆは断面で示し た図１の装置の一部の連続した図であって、本発明の方法に従って注射針が挿入 されクリンプ（縁曲げ）され、焼却され、そして切断されることを示す図である 。

次に図を参照すると、ハウジング１１を有する装置１０力１示されている。ハウ ジング１１は残留する注射針の胴体カイ集められ貯蔵される下部自蔵ユニツト１ ３の上に取り付けられている注射針破壊操作の為の上部自蔵ユニ・ン）１２を有 している。上部ユニットは焼却器ハウジング１６　ｂ１取外し可能に取り付けら れている主要電源ハウジング１５を有しているものとして図２に示されている。

焼却器ハウジング１６は中心オリフィスのまわりに取り付けられた円錐形の注射 針受はオリフィスガイド１７を有しても）る。全体を１８で示した環状の作動ス イッチがハウジング１６の前面に対してオリフィスガイド１７のまわりに取り付 Ｇすられている０作動スイッチ１８はハウジング１５内に取り付けられたコント ローラー２２を有する導体２１によって連結されている。

トラック１９がハウジング内のオリフィスガイド１７の上に設けられている。ス プリングで偏らせたキャリ・ンジ加はトラック１９上を移動するために移動可能 に支持されている。キャリッジ２０は注射針オリフィスに向って注射針オリフィ スと揃えられている凹状の面を有する電極２３を有している。キャリッジ２０は トラック１９上に回転可能ζこ位置する４輪２４を有し、注射針オリフィス化こ 向ってキャリッジを偏らせる為に一端がトラックに取り付けられているコイルス プリング２５を有している。柔軟性の導体瀝は、トラックに沿ったキャリッジの 全ての位置においてもキャリッジ電極２３を変圧器５５に接続する。

注射針クリンプ手段３０が注射針オリフィスに非常に接近してハウジング１６内 に設けられている。クリンプ手段はオリフィス上方にピボットビン３４上にピボ ット可能に取り付けられた上部クリンプブレー）３１及び注射針オリフィスの下 方に固定して取り付けられた静置下部クリンププレート３２とを含んでいる。下 部プレート３２はまた電極としてもｍ能する。導体３３は下部プレート３２を変 圧器５５に接続する。

この装置はまた、上部クリンププレート３１の裏側とすべり接触するようにピボ ットビン３４に取り付けられた、ピボット可能な切断ブレード又は剪断プレート ３６を含んでいる。上部クリンププレート３１及びブレード３６の両方がハウジ ング１６内）１５及び１６の二つの隣接した壁中の揃えられた間口を通って延び ているので、それらの末端部分の一つは、主要電源ハウジング１５の囲いの中に 位置する。電動モーター４０は主要電源ハウジング１５内に取り付けられており 、その動力出力駆動シャフトをクリンプカム３８と切断カム３９の両方に連結し ている。このモーターは図３に示されるように、制御ライン３７によってコント ローラー２２に電気的に連結されている。焼却ハウジング１６内に取り付けられ た紫外光４１も導体４２によってコントローラーと連結されている。装置の準備 ができたというＬＥＤ型の指示ランプ４８、トラブル／燃焼工程ＬＥＤ型指示ラ ンプ４９及び充満状態ＬＥＤ型指示ランプ５０が全て焼却ハウジング１５の前面 に取り付けられている。各々は一団となった導体の線又はケーブル５１によって コントローラー２２に連結されている。

図３に最もよく示される様に、変圧器５５は導体５６によってコントローラー２ ２に連結されている。導体５８によってコントローラーに接続された変圧ｌ！５ ５上に高温センサーが取り付けられている。キャリッジ電極２３及び下部クリン ププレート／電極３２はそれぞれ導体２６及び３３によって変圧器と接続されて いる。

光電的な燃焼完了センサーも焼却ユニット１６内に取り付けられている。このセ ンサーはキャリッジがオリフィスにきわめて接近した位置にあるときに、キャリ ッジ加がそのビーム（光束）をさえぎるように取り付けられている。示されてい ないモーターホームセンサーがモーター４０に隣接して取り付けられ、装置作動 前のカムの最初の装置準備完了位置に戻るようにカムが完全なサイクルを完了し たことを示す、最後にハウジングの下部１３はドア６５を有しており、ドア６５ はドアの上縁に位置するスロット６６が設けられている。ドアが閉じられたとき に、ドアスロット６６を通って延びるような寸法のある形状のシュート６８を有 している除去可能な箱（ビン）６７がハウジング下部部分１３内に位置している 。

作用 装置の作用は図５Ａ〜５Ｆを参照することによって最もよく理解される。図５Ａ において、胴体Ｂとプラスチックの注射針ハブＨと金属の注射針Ｎを有している 慣用の注射器Ｓが＃護婦やｆ護助手、又は病院の職員等の作業者によって注射針 受はオリフィスに案内される。オリフィスガイド１７の円錐形の形状は、注射針 先端がオリフィス内に案内され、オリフィスを通す役割をする。注射針Ｎが焼却 ハウジング１６に押込まれると、注射針はクリンププレート３１及び３２の間を 通過して、その先端はキャリッジ電極２３と接触するように橋掛けをする０図５ Ｂに示されるように注射針がざらにユニット中に押込まれるに従って、注射針は キャリッジ２０をトラック１９に沿ってオリフィスから離れるように、そしてス プリング２５によって与えられるかたよらせに対抗するように、注射器ハブＨが 図５Ｃに示される円錐形のオリフィスガイドとぶつかるか、又はキャリッジが示 されていないキャリッジストッパーと係合することによってトラック１９によっ て許される最大距離を移動してしまうかのいずれかまで移動させる。単一の操作 で極端に長い針の全長を焼却することを作業者が試みないように、そしてそれに よって電力の能力限界を越えてしまわないことを確実にするためにキャリッジの 移動は制限されている。そのような長い針は、かわりに連続した作業で焼却され 、そのような操作はここに記載されている。

図５Ｃに示されるように注射器が完全に焼却器中に挿入されたならば、作業員は 注射胴体を保持しなから彼又は彼女の指で作動スイッチ！８を押す。これに応答 して、好ましくはマイクロプロセッサ−のチップを用いている慣用の構造のもの であるコントローラー２２がモーター４０に電気を送り、そしてトラブル／燃焼 工程ランプ４９を点灯し、そして装置準備完了ランプ４８を消す、モーターは次 に回転を始め、クリンプカム３８及び切断カム３９が回転し始める。クリンプカ ム３８は上部クリンププレート３１と係合しピボットビン３４の回りをピボット させ、それによって図５０に示されるように上部クリンプブレー）３１と下部ク リンププレート３２の間に針Ｎをクリンプ（縁曲げ）する、注射針をクリンプす ることは、注射針の残留切り残りを封じること、及び下部プレート３２も電極と して作用するのでクリンプ位置において注射針と電気的な接触を与えることの二 重の機能的な役割をしている。

注射針のクリンプがプレート３１及び３２によってしっかりと保持されている状 態で、コントローラーは次に、変圧器５５及びその７ボルトのＡＣ電圧と接続す ることによって電極２３と３２に電気を送る。電極２３と３２の間におよそ３． ５インチの長さの１６ゲ一ジステンレス鋼注射針部分によって提供される電気抵 抗として、およそ４０アンペアがそれを通って流れ、注射針部分を焼き、１秒未 満で全体を焦がす、実質的により高い電圧水準はスパークを生じ注射針を電極に 溶接してしまい、実質的により低い電圧は焼却不十分又は遅すぎる焼却につなが り得るので、この一般的な電圧水準が好ましい。

焼却の短い期間の閏、スプリング２５は常に二つの電極を互いの方向に押しつけ る。これはそれらを針とよく接触させる役割をし、また針の焦げに圧縮力をも生 じ、焦げる針が電極間に導電通路を提供する時閉を長くする役割をする。ｔａ却 が進行し、そして針が弱まってくると電極を離して保つことは不可能になる。そ の結果キャリッジと電極２３は次に図５Ｄに示すようにクランプ手段に向って進 む、これは注射針の折れ曲り及びねじれを生じ、これは通常は注射針をコイル状 の形状の圧縮された単一の長さの注射針残留焦げに形成し、これは通常はクリン プに於ける針の焼けない部分についたままである。

キャリッジがクリンプ手段３０に隣接した最初の位置に戻ると、キャリッジは光 電的燃焼完了センサービームをさえぎり、このこのがコントローラーに対し燃焼 工程の完了を示す、コントローラーは次に電極への電力供給をやめる。燃焼完了 センサービームが燃焼開始から２秒間の経過後にさえぎられなければコントロー ラーはとにかく電極への電気供給をやめる。およそこの時閉に切断カム３９はク リンプのすぐ近くに隣接する針の焦げを通って下向きに切断ブレード３６を振下 ろす位置に回転している。

切断ブレードは残留焦げを切り分け、それによって図６Ｅに示されるように残留 焦げは自由落下し、焼却器の外に落ちる。クリンププレートが再度分離されると 、注射針クリンプは開放されて作業者が注射器及びその短い密封された注射針を 焼却器ユニットから開放出来るようにし、そして下の貯蔵ユニットに入れること ができるようにする。カムが完全に最初の位置に戻ったならば、モーターホーム 又はサイクル完了センサーがコントローラー２２に信号を入力し、コントローラ ーはモーター４０への電気を切り、装置準備完了ランプ４８に再び電気を送り、 トラブル／燃焼工程４９を消し、装置がリセットされ、別の注射針を焼却する準 備ができたことを示す。

注射針内の殆どの病原体はその燃焼によって殺されているが、幾つかの耐熱性の 病原体は殺されていないかもしれない、また幾らかの病原体は、挿入の閏、そし て針を装置内に向けて操作する閏に、押出されているかもしれない、これらの理 由のため焼却器は常に殺Ｗ紫外光４１が設けられ、これはそのような残った病原 体を殺すために針の切断後の短い時閉、コントローラーによって通電される。充 満センサーランプが焼却器ハウジング１６が能力まで充満されたことを示したな らば、これは処分の為に除去される。別の方法として、焼却器ハウジングは焼却 器ハウジング１６内に取外し可能に取り付けられた使い捨ての収拾箱を有するこ とができる。

前記から注射針を破壊するための方法及び装置がここに提供され、これは先行技 術に関連する問題点を克服していることがわかる。しかし、すぐ上に述べた具体 例は単に好ましい形態における本発明の原理の例示であることが理解されるべき である。もちろん多くの修正、付加及び削除がこれに対し、次の特許請求の範囲 に述べられた本発明の精神と範囲から逸脱することなしに行ない得る。

国際調査報告 フロントページの続き （７２）発明者　デツカ−９ランドール　ディー。

アメリカ合衆国　３００８４　ジョーシア州タッカ−ラビスタ　ロード　４６２ ５

Claims (14)

【特許請求の範囲】
1. １．ハウジングに注射針を挿入するためのオリフィスを有しているハウジング、 実質的に注射器を密封するために注射針を縁曲げ（クリンブ）するための該オリ フィスに隣接して該ハウジング内に取り付けられたクリンブ手段、注射針先端と 接触して該ハウジング内の注射針の移動路にそって移動するように設けられた注 射針先端接触要素、及び注射針クリンブと注射針先端の間に延びた注射針の部分 を焼くのに十分な、該クリンブ手段と該注射針先端接触要素の間の電圧を生じる ための手段を含む注射針破壊装置。
2. ２．該注射針先端接触要素が、注射針移動路と実質的に平行に延びる該ハウジン グ内に取り付けられたトラックを含んでいる取り付け手段と、該トラック上に移 動可能に取り付けられ、該オリフィスに向ってスプリングで偏らせられており、 該注射針先端接触要素が取り付けられているキャリッジとによって、移動するよ う取り付けられている請求項１の注射針破壊装置。
3. ３．一対のプレートと、互いの方向に向ってクリンブプレートの相対移動を与え るために該プレートの少なくとも一方に結合されているモーター手段とを、該ク リンブ手段が含んでいる請求項１の注射針破壊装置。
4. ４．注射針の焼かれた部分を実質的に焼かれていない部分から切断するための、 該クリンブ手段に隣接して該ハウジング内に取り付けられた切断手段をさらに含 んでいる請求項１の注射針破壊装置。
5. ５．該切断手段が該クリンブ手段と滑り接触して取り付けられている剪断プレー トを含んでいる請求項４の注射針破壊装置。
6. ６．該ハウジング内に取り付けられた殺菌紫外線発生手段をさらに含んでいる請 求項１の注射針破壊装置。
7. ７．注射器の胴体とハブから注射針先端に外方向に延びている注射針の少なくと も一部を破壊する方法であって、該方法が （ａ）注射器の胴体を焼却器の外側に残したまま焼却器内に注射針部分を挿入し 、 （ｂ）注射器ハブに隣接する中空の針中に密封縁曲げ（クリンブ）を形成し、 （ｃ）注射針クリンブと注射針先端の間の注射針に電流を通じることによって注 射針を焼くことからなる方法。
8. ８．（ｄ）クリンブに隣接した注射針の焼かれた部分を切断する段階をさらに含 んでいる請求項７に記載の方法。
9. ９．縁曲げ（クリンブ）する段階、焼く段階及び切断する段階が順番に実施され る請求項８に記載の方法。
10. １０．注射針が焼却ハウジング内で紫外線で照射される請求項８に記載の方法。
11. １１．注射器の露出した針部分を受け、そしてその部分含有するための手段、 注射針先端から離れた注射針中に縁曲げ（クリンブ）を形成する手段、及び 該露出した注射針部分に電流を通じる手段を含んでいる注射針破壊装置。
12. １２．縁曲げ（クリンブ）に隣接して露出した針部分を切断するための手段をさ らに含んでいる請求項１１の注射針破壊装置。
13. １３．該注射針クリンブ手段、該通電手段及び該注射針切断手段を一連の操作で 制御するための制御手段をさらに含んでいる請求項１２の注射針破壊装置。
14. １４．主要ハウジングと該主要ハウジングに取外し可能に取り付けられた焼却ハ ウジングとを含んでおり、該焼却ハウジングがオリフィスと、焼却ハウジング中 に取り付けられたトラックと、該トラック上に移動可能に取り付けられ該オリフ ィスに向ってバネで偏らせられているキャリッジと、該オリフィスを通じて該焼 却ハウジング中に挿入された注射針中に縁曲げ（クリンブ）を形成するために該 焼却ハウジング内に取り付けられたクリンブ手段と、該オリフィスに向いている 該キャリッジ上に取り付けられた電極を含んでいる該焼却ハウジング内の注射針 の少なくとも一部にわたって電圧を生じる手段と、該クリンブ手段によって注射 針中に形成された縁曲げ（クリンブ）と注射針先端との間で該焼却ハウジングに 挿入された注射針の少なくとも一部を切断するために該焼却ハウジング内に取り 付けられた切断手段とを含んでいる注射針破壊装置。