JPH06505023A - メソ形成性グリシジルアミン - Google Patents
メソ形成性グリシジルアミンInfo
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
メン形成性グリシジルアミン
本発明は、メソ形成性部分を1種以上含むモノ及びポリアミンのグリシジルアミ
ン、硬化性組成物及びその硬化した組成物に関する。
グリシジルアミンは、多くの用途、特にコーティング、接着剤、封入剤、成形品
、積層体、注型品、電気絶縁物、耐候性コーティング、シーラント、含浸剤、可
塑剤、繊維、フオーム、及び1個以上の隣接エポキシ基を含む化合物が好適に用
いられる用途において有効な特殊な種類の熱硬化性樹脂である。ポリグリシジル
エーテル対応部に関しである種のポリグリシジルアミンの有する物理、機械、熱
及び/又は耐薬品性の改良が、従来示された。それにもかかわらず、前記用途の
各々に対し、ポリグリシジルアミンの前記特性の1つ以上を改良することが望ま
しい。
本発明は、グリシジルアミンの構造内に1種以上のメソ形成性部分を混入するこ
とによる、モノ及びポリグリシジルアミン並びにその硬化性及び硬化した組成物
の特性を改良する方法を提供する。このグリシジルアミンは溶融相において及び
/又はそのアドバンスト(advanced)組成物において、分子鎖のオーダ
ーリング(ordering)を示す。この形態は、高い一方向機械特性を与え
る加工の間の配向を可能にする。従来の(非メソ形成性)グリシジルアミンでは
これは不可能である。グリシジルアミンの構造及びその得られるポリマーのポリ
マー鎖へ混入されたメソ形成性構造により特性が改良されると考えられる。
本発明の一態様は、下式I及び■で表されるメソ形成性部分を1種以上含むポリ
グリシジルアミンに関する。
上式中、−(Z’−Zすm−Z’−結合及びグリシジルアミン基の少な(とも8
0パーセントは互いに関しパラ位にあり、各R及びR1は独立C。
水素又は1〜4個の炭素原子を有する炭化水素基であり、各R°(。
独立に、好適には1−12、より好適には1〜6、最も好適には1−2個の炭素
原子を有するヒドロカルビル基であり、各Xは独立に力素、好適には1−12、
より好適には1〜6、最も好適には1〜4舊の炭素原子を育するヒドロカルビル
もしくはヒドロカルピルオキs基、ハロゲン原子(好ましくは塩素もしくは臭素
) 、−Not 、3は−C=Nであり、各Zlは独立に直接単結合、−CR’
−CR’−1−CR’露CR’−CR’寓CRI−1−CR’−N−N=CR”
、−CR’CR’−CO−0−(CHRI)、、−1−CR’=CR’−0−C
O−((HRす、、+ 、−(CHR’)、、 0−GO−CR’−CRI−1
−(CHR’、・−〇 〇 −0−CR’−CR1−1−CR’−CR’−CO
−0−1−〇−CO−CRl−CRl−1−CO−NR’−1−NR’−CO−
1−CO−NR’−NR’−CO−1−Ci=C−1−c=c−c=c−1−C
O−8−1−5−CO−1−CR’−N−1−N=CR1−1−0−CO−−C
O−O−1−CRl−CR”C0−1−CO−CRl−CRl−1−CR’=C
R’−0−C0−1−CO−0−CR’−CRI−1,−CRI−CH,−CO
−0−1−o−co−cHt−cHt−1−N=N−1であり、Z!は5〜I2
個の炭素原子を含む環式もしくは二環式系により表される基であり、環式脂肪族
、多環式脂肪族、芳香族もしくはこれらの組合せであってよ(、nは0〜2であ
り、p゛はl又は2であり、p#は0〜100の値を育し、各Z′は独立に−C
0−1−O−CO−1−CO−O−1−CO−NR”、 又1t−NR’−CO
−基であり、各n°は独立に0又は1の値を育し、但し、式■のポリグリシジル
アミンは4,4°−ジアミノビフェニルのテトラグリシジルアミン(RはHであ
り、XがHであり、n=01p”=O,,zIは直接単結合である)又は3.3
′−ジメチル−4,4−ジアミノビフェニルのテトラグリシジルアミン(RがH
であり、3,3′位のXが−CH3であり、他の位置においてHであり、n=o
、p“=0、Z′は直接単結合である)ではない。 。
本発明の他の態様は、下式■及び■で表されるメソ形成部分を1種以上含むポリ
グリシジルアミンに関する。
R
上式中、Z3は
テアリ、Z’ 1f−CO−0−1−O−CO−1NR’−C04バーC0−N
R’−であり、X’1tl−10、好ましくは1〜4個の炭素原子を有するヒド
ロカルビル基であり、これはN、0、又はSより選ばれるペテロ原子を含んでい
てもよくそして飽和でも不飽和であってもよく、各R及びR1は独立に水素又は
1〜4個の炭素原子を育する脂肪族炭化水素基であり、各R″は独立に好適には
1〜I2、より好適には1〜6、最も好適には1〜2f11の炭素原子を育する
ヒドロカルビル基であり、各Xは独立に水素、好適には1−12、より好適には
1〜6、最も好適には1〜4個の炭素原子を有するヒドロカルビルもしくはヒド
ロカルビルオキシ基、ハロゲン原子(好ましくは塩素もしくは臭素’)、−No
! 、又は−C=Nであり、各n′は独立にO又は!である。
本発明の他の態様は、下式■で表されるメソ形成性部分を1種以上含むジグリシ
ジルアミン化合物に関する。
上式中、−CZ’−Z”>、−Z’−結合及びグリシジルアミン基の少なくとも
80パーセントは互いに関しバラ位にあり、R,R’ 、X、Z’、Z” 、Z
’ 、n、p’及びn′は前記の規定と同じである。
本発明の他の態様は下式■により表されるメソ形成性部分を1種以上含むジグリ
シジルアミン化合物に関する。
Formula VI
上式中、R,R’ 、X、X’ 、Z’及びn゛は前記の規定と同じであり、そ
してz6は
本発明の他の態様は、下式■により表されるメソ形成性部分を1種以上含むモノ
グリシジルアミン化合物に関する。
Formula VII
上式中、−(Z’−Z”)、〜21−結合及びグリシジルアミン基の少なくとも
80パーセントは互いに関しパラ位にあり、R,R’ 、R’ 、X、Z’ 、
Z” 、Z’ 、n、p’及びnoは前記の規定と同じである。
本発明の他の態様は、下式■により表されるメソ形成性部分を1種以上含むモノ
グリシジルアミン化合物に関する。
で本丸
Formula VHI
上式中、R,R’、R’、XSX’、Z”、Z’及びnoは前記の規定と同じで
あり、Z6は
(Xi)nl
1+17ノーー0
本発明の他の態様は、
(A)メソ形成性部分を1種以上含む1種以上のポリグリシジルアミン、このポ
リグリシジルアミンは式I〜■で表されるものであるが、但し、式■のポリグリ
シジルアミンは4,4′−ジアミノビフェニルのテトラグリシジルアミン又は3
.3′−ジメチル−4,4゛−ジアミノビフェニルのテトラグリシジルアミンを
含んでよ(、を(B)分子あたり平均1個より多い活性水素原子を有する少なく
とも1種の化合物
と反応させることにより製造されるアドバンスト(advanced>ポリグリ
シジルアミンに関し、ここで成分(A)と(B)は、0.01:1〜0.95:
1、より好適には0.05 : 1−0.8: 1 、最も好適には0.1:1
〜0.5:lのエポキシ基あたりの活性水素原子の比を与える量で用いられ、但
し、成分(A)が分子あたり平均2個より多いグリシジル基を含むポリグリシジ
ルアミン化合物を含む場合、そのような化合物は、グリシジル基の15%未満、
好ましくは10%未満、より好ましくは5%未満が分子あたり平均2個より多い
グリシジル基を含む化合物により与えられるような量で存在する。
本発明の他の態様は、
(A)メソ形成性部分を1種以上含む1種以上のポリグリシジルアミン、このポ
リグリシジルアミンは式■、■、■もしくは■で表されるものである、と
(B)分子あたり平均1個より多い活性水素原子を有する少なくとも1種の化合
物
とのアドバンストント(advancement)反応により製造されるフェノ
キシタイプ樹脂組成物に関し、ここで成分(A)と(B)は、0.96:1本発
明の他の態様は、(A)メソ形成性部分を1種以上含む1種以上のポリグリシジ
ルアミン又はモノグリシジルアミン化合物、このポリグリシジルアミン又はモノ
グリシジルアミン化合物は式I〜■で表されるものであり、但し、式■のポリグ
リシジルアミンは4,4゛−ジアミノビフェニルのテトラグリシジルアミン又は
3.3′−ジメチル−4,4−ジアミノビフェニルのテトラグリシジルアミンを
含んでよく、と(B)下式■〜Xvにより表される1種以上のポリエポキシド、
のブレンドに関する。
Formula 工X
上式中、各Aは独立に1−12、好ましくは1〜6、より好ましくは1〜3個の
炭素原子を育する二価ヒドロカルビル基、−0−1−8−1−S−S−1−3O
−1−SOt−1又は−CO−であり、各A′は独立に1〜6、好ましくは1〜
3個の炭素原子を育する二価炭化水素基であり、Qは単結合、−CH!−5−C
H,−1−(CHりn”、又は
であり、各Rは独立に水素又は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基であり、
各2重及びR3は独立、に水素、1〜6、好ましくは1〜3、より好ましくは1
〜2個の炭素原子を有するヒドロカルビルもしくはハロヒドロカルビル基であり
、各Xは独立に水素、1−12、好ましくは1〜6、最も好ましくは1〜4個の
炭素原子を育するヒドロカルビルもしくはヒドロカルビルオキシ基、ハロゲン原
子、−NO!又は−〇ミNであり、mは1−10、好ましくは1〜4、より好ま
しくは1〜2の値を有し、m′は0.01−12、好ましくは1〜6、より好ま
しくは1〜3の平均値を有し、mlは1−12、好ましくは1〜6、より好まし
くは1〜3の平均値を有し、m2は1〜12、好ましくは2〜6、より好ましく
は2〜3の値を有し、n′は0又はlの値を育し、n“は0〜3、好ましくは0
〜1.5、より好ましくは0〜0.5の値を有し、nlは1〜10の平均値を育
し、そして成分(A)は成分(A)と(B)の合わせた重量を基準として好適に
はI〜99、より好適にはlO〜80、最も好適にはlO〜50重量パーセント
の量存在し、成分(B)は成分(A)と(B)の合わせた重量を基準として好適
には99〜l、より好適には90〜20、最も好適には90〜50重量パーセン
トの量存在する。
本発明の他の態様は、(A)メソ形成性部分を1種以上含む1種以上のアドバン
ストポリグリシジルアミン、このアドバンストポリグリシジルアミンは(1)式
I〜■で表される1種以上のポリグリシジルアミン、但し、式■のポリグリシジ
ルアミンは4,4°−ジアミノビフェニルのテトラグリシジルアミン又は3,3
゛−ジメチル−4,4°−ジアミノビフェニルのテトラグリシジルアミンを含む
、と(2)分子あたり平反応させることにより製造される、とCB)式■〜xV
により表される1種以上のポリエポキシドとのブレンドに関し、ここで成分(A
)は成分(A)と(B)の合わせた重量を基準として好適には1〜99、より好
適には10〜80、最も好適には10〜50重量パーセントの量存在し、成分(
B)は成分(A)と(B)の合わせた重量を基準として好適には99〜1、より
好適には90〜20、最も好適には90〜50重量パーセントの量存在する。
本発明の他の態様は、式1〜■により表されるメソ形成性部分を1種以上含む少
なくとも1種のポリグリシジルアミンと硬化量の好適な硬化剤を含む硬化性組成
物に関する。
本発明の他の態様は、
(A)メソ形成性部分を1種以上含む少なくとも1種のポリグリシジルアミン、
このポリグリシジルアミンは式1〜■により表され、但し、式■のポリグリシジ
ルアミンは4.4゛−ジアミノビフェニルのテトラグリシジルアミン又は3.3
゛−ジメチル−4,4゛−ジアミノビフェニルのテトラグリシジルアミンを含む
、(B)メソ形成性部分を1種以上含む少なくとも1種の前記モノグリシジルア
ミン化合物、このモノグリシジルアミン化合物は式■又は■により表される、及
び
(C)硬化量の好適な硬化剤
を含む組成物に関し、ここで成分(A)は成分(A)と(B)の合わせた重量を
基準として好適には1〜99、より好適には10〜80、最も好適にはlO〜5
0重量パーセントの量存在し、成分(B)は成分(A)と(B)の合わせた重量
を基準として好適には99〜11より好適には90〜20゜最も好適には90〜
50重量パーセントの量存在する。
本発明の他の態様は、
(A) (11メソ形成性部分を1種以上含む少なくとも1種のポリグリシジル
アミン、このポリグリシジルアミンは式1〜■により表され、但し、式■のポリ
グリシジルアミンは4.4′−ジアミノビフェニルのテトラグリシジルアミン又
は3.3゛−ジメチル−4,4°−ジアミノビフェニルのテトラグリシジルアミ
ンを含む、と(2)分子あたり平均1個より多い活性水素原子を育する少なくと
も1種の化合物、
を反応させることにより得られる、1種以上のアドノくンストボリグリシジルア
ミンと
(B)硬化量の成分(A)用の好適な硬化剤は0.01:1〜0.95:1、よ
り好適には0.05:1〜0.8:1、最も好適には0.1:1〜0.5:1の
エポキシ基に対する活性水素の比を与える量で用いられる。
本発明の他の態様は、
(A) (11式I〜■で表される1種以上のポリグリシジルアミン、但し、式
■のポリグリシジルアミンは4.4°−ジアミノビフェニルのテトラグリシジル
アミン又は3,3゛−ジメチル−4,4°−ジアミノビフェニルのテトラグリシ
ジルアミンを含む、と(2)分子あたり平均1個より多い活性水素原子を育する
少なくとも1種の化合物、を反応させることにより製造されるメソ形成性部分を
1種以上含む少なくとも1種のアドバンストポリグリシジルアミン、ここで成分
(11と成分(2)は、好適には0.01:1〜0.95:l、より好適には0
.05 + 1−o、s: 1 、最も好適には0.1:1〜0.5:1のエポ
キシ基に対する活性水素の比を与える量で用いられる、
(B)式■〜Xvにより表される少なくとも1種のポリエポキシド樹脂、及び
(C)硬化量の成分好適な硬化剤
のブレンドを含む硬化性組成物に関し、ここで成分(A)は成分(A)と(B)
の合わせた重量を基準として好適には1〜99、より好適にはlO〜80、最も
好適にはlO〜50重量パーセントの量存在し、成分(B)は成分(A)と(B
)の合わせた重量を基準として好適には99〜l、より好適には90〜20、最
も好適には90〜50重量パーセントの量存在する。
本発明のさらに他の態様は、前記硬化性組成物の硬化より得られる生成物に関す
る。
本発明のさらに他の態様は、前記組成物の硬化もしくは加工の前及び/又は間に
電場もしくは磁場を加えることにより又は延伸及び/又は剪断力を加えることに
より得られる生成物に関する。
本発明のさらに他の態様は、(A)メソ形成性部分を1種以上含む少なくとも1
種のポリグリシジルアミン、このポリグリシジルアミンは式■〜■により表され
、但し、式■のポリグリシジルアミンは4.4′−ジアミノビフェニルのテトラ
グリシジルアミン又は3.3′−ジメチル−4,4−ジアミノビフェニルのテト
ラグリシジルアミンを含む、とCB)硬化量の成分(A)用の少なくとも1種の
好適な硬化剤、を含。
む硬化性組成物の硬化もしくは加工の前及び/又は間に電場もしくは磁場を加え
ることにより又は延伸及び/又は剪断力を加えることにより得られる生成物に関
する。
ここで用いる「メソ形成性」とは、低分子量物質の場合に液晶相を形成すること
がわかった1種以上の硬質ロッド状構造ユニットを含む化合物を意味する。従っ
て、メソ形成性部分は、分子オーダーリングの原因となる構造である。
本発明のモノ及びポリグリシジルアミン組成物は、当業者に公知の好適な方法に
より製造される。そのような好適な方法の一つは、モノもしくはジアミンとエピ
ハロヒドリンと反応させ、前記モノもしくはジアミンの対応するハロヒドリンア
ミンを形成し、次いで得られたハロヒドリンアミンを脱ハロゲン化水素すること
を含む。モノもしくはポリアミンのモノもしくはポリグリシジルアミンの製造に
おいて、典型的には、好適な触媒の存在下もしくは不存在下、好適な溶媒の存在
下もしくは不存在下、好適には0−150℃、より好適には20〜100℃、最
も好適には40〜80℃の温度において、好適には30mmHg−100psi
、より好適には65nuoHg〜50psia、最も好適には大気圧〜20ps
iaの圧力において、反応終了に十分な時間、通常1〜48時間、より一般的に
は1−12時間、最も一般的には1〜6時間、アミン含有化合物をエピハロヒド
リンと反応させる。最初の反応は、触媒が理論量で用いられる水酸化アルカリ金
属もしくはアルカリ土類金属でない限り、ハロヒドリンアミン中間体を形成し、
これは塩基作用化合物と反応し、隣接ハロヒドリン基をエポキシ基に転化させる
。触媒が理論量で用いられる水酸化アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属であ
る場合、その後の脱ハロゲン化水素工程は必要ない。好適な溶媒の存在下もしく
は不存在下でのハロヒドリンアミン中間体と塩基作用化合物の反応は、典型的に
は、好適には0〜100℃、より好適には20〜80℃、最も好適には25〜6
0℃の温度において、好適には30mmHg−100psia 、より好適には
45mmHg 〜50psia、最も好適には60mmHg〜大気圧の圧力にお
いて、脱ハロゲン化水素反応の終了に十分な時間、通常lO分〜12時間、より
一般的には15分〜6時間、最も一般的には20分〜1時間行われる。得られる
生成物はグリシジルアミン化合物である。
本発明のモノ及びポリグリシジルアミンの製造に用いられる好適なエビハロヒド
リンは、例えば、下式XvIにより表されるものを含む。
Fora+ula XVI O
(上式中、Rは前記規定と同じであ、す、X′はハロゲンである)特に好適なそ
のようなエビハロヒドリンは、例えば、エビクロロヒドリン、エビブロモヒドリ
ン、エビヨードヒドリン、メチルエピクロロヒドリン、メチルエピブロモヒドリ
ン、メチルエピヨードヒドリン、又はこれらの組合せを含む。
本発明のモノ及びポリグリシジルアミンの製造に用いられる好適なアミン含有化
合物は、例えば、下式xvrr〜XX[Vにより表されるものを含む。
−” エ
ニー Z z
Formula XX
H2N −Z3− NH2
For+nula XXI
Formula XXII
H2−N −Z6
Formula XXHX
上式中、アミン基及び−(Z’−Z”)、−Z’−結合の少なくとも80パーセ
ントは、互いに関してバラ位にあり、R’ 、R’ 、X、X’ 、Zl、Z”
、Z’ 、Z’ 、Z’ 、n、n’ 、及びp−は前記規定と同じである。
特に好適なアミン含有化合物は、例えば、4.4゛−ジアミノ−α−メチルスチ
ルベン、4,4°−ジアミノベンズアニリド、4.4゛−ジアミノ−2,2゛−
ジメチルアゾキシベンゼン、4,4′−ジアミノスチルベン、4.4゛−ジアミ
ノアゾベンゼン、4.4’−ジアミノアゾキシベンゼン、4.4゛−ジアミノ−
α−シアノスチルベン、4.4°−ジアミノジフェニルアセチレン、N、 N’
−ビス(4−アミノフェニル)テレフタルアミド、4.4゛−ジアミノ−3,3
′、5.5’−テトラメチルスチルベン、4.4′−ジアミノ−3,3’ 、
5.5−テトラブロモスチルベン、4.4′−ジアミノ−3,3°、 5.5’
−テトラメチル−α−メチルスチルベン、N−ビフェニル−4−アミノベンズア
ミド、N−2−ナフチル−4−アミノベンズアミド、N−フェニル−4−アミノ
ベンズアミド、N−(4’−アミノフェニル)ベンズアミド、4−アミノスチル
ベン、4−アミノ−α−メチルスチルベン、4−アミノアゾベンゼン、4−アミ
ノ−α−シアノスチルベン、4−アミノアゾキシベンゼン、4.4−ジアミノジ
フェニルアゾメチン、4−アミノ−4−メトキシスチルベン、N’、 N’−ジ
メチル−4,4′−ジアミノビフェニル、N、N−ジメチル−3,3−ジメチル
−4,4゛−ジアミノビフェニル、N、 N’−ジメチル−4,4′−ジアミノ
−α−メチルスチルベン、N、N−ジメチル−4,4−ジアミノベンズアニリド
、N、 N’−ジメチル−4,4゛−ジアミノスチルベン、N、 N’−ジメチ
ル−4,4°−ジアミノアゾキシベンゼン、N、N−ジメチル−4,4°−ジア
ミノ−α−シアノスチルベン、N、 N’−ジメチル−4,4−ジアミノ−α−
クロロスチルベン、N、No−ジメチル−4゜4′−ジアミノジフェニルアセチ
レン、N、N−ジメチル−4,4゛−ジアミノ−3,3’ 、 5.5−テトラ
メチルスチルベン、N、 N’−ジエチル−4,4°−ジアミノ−α−ジエチル
スチルベン、N−メチル−4−アミノスチルベン、N−エチル−4−アミノスチ
ルベン、N−メチル−4−アミノ−α−メチルスチルベン、N−メチル−4−ア
ミノアゾベンゼン、N−メチル−4−アミノ−α−シアノスチルベン、N−メチ
ル−4−アミノアゾキシベンゼン、N−メチル−4−アミノベンズアミド、N−
メチル−4−アミノ−4′−メトキシスチルベン、N、 N’−ジメチル−4−
アミノベンズアミド、N−メチル−4−アミノ−α−クロロスチルベン、N、N
’−ジメチル−4,4′−ジアミノジフェニルアゾメチン、又はこれらの組合せ
を含む。
本発明のモノ及びポリグリシジルアミンの製造に用いてよい好適な触媒は、例え
ば、ベンジルトリメチルアンモニウムクロリド、ベンジルトリメチルアンモニウ
ムプロミド、テトラブチルアンモニウムクロリド、テトラブチルアンモニウムプ
ロミド、テトラオクチルアンモニウムクロリド、テトラオクチルアンモニウムプ
ロミド、テトラメチルアンモニウムクロリド、テトラメチルアンモニウムプロミ
ド、又はこれらの組合せを含む。
本発明のモノ及びポリグリシジルアミンの製造に用いてよい好適な塩基作用化合
物は、例えば、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属水酸化物、炭酸塩、炭酸
水素塩、又はこれらの組合せを含む。
特に好適なそのような化合物は、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
水酸化リチウム、水酸化カルシウム、水酸化バリウム、水酸化マグネシウム、水
酸化マンガン、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸リチウム、炭酸カルシウム
、炭酸バリウム、炭酸マグネシウム、炭酸マンガン、炭酸水素ナトリウム、炭酸
水素カリウム、炭酸水素リチウム、炭酸水素カルシウム、炭酸水素バリウム、炭
酸水素マグネシウム、炭酸水素マンガン、又はこれらの組合せを含む。
最も好ましいものは、水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムである。
用いてよい好適な溶媒は、例えば、アルコール、グリコール、脂肪族炭化水素、
芳香族炭化水素、グリコールエーテル、アミド、スルホキシド、スルホン、又は
これらの組合せを含む。特に好適な溶媒は、例えば、メタノール、エタノール、
イソプロパツール、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノナン、デカン、トルエン
、キシレン、エチレングリコール、プロピレングリコール、エチレングリコール
、メチルエーテル、メチレングリコールエチルエーテル、エチレングリコールn
−ブチルエーテル、エチレングリコールフェニルエーテル、プロピレングリコー
ルメチルエーテル、プロピレングリコールフェニルエーテル、トリプロピレング
リコールメチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、ジエチレング
リコールエチルエーテル、ジエチレングリコールn−ブチルエーテル、ジエチレ
ングリコールフェニルエーテル、ブチ、レンゲリコールメチルエーテル、N、N
−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリジノン、N、N−ジメチルアセトア
ミド、ジメチルスルホキシド、スルホラン、又はこれらの組合せを含む。
溶媒は、用いられる場合、通常溶媒とエビハロヒドリンの合わせた重量を基準と
して、好適には5〜95、より好適には20〜60、最も好適には30〜40重
量パーセントの量で用いられる。
本発明のアドバンスト樹脂組成物の製造に用いられる、分子あたり平均1個より
多い活性水素原子を育する好適な化合物は、例えば、ビスフェノール、チオビス
フェノール、ジカルボン酸及び下式XXvもしくはXXV[で表されるもののよ
うな1個の1級アミンもしくはアミド基又は2個の2級アミン基を含む化合物を
含む。
Formula XXV
Formula XXVI
上式中、X2は独立に水素、カルボン酸、−3H,又は−NHR’基であり、X
8は−N H! 、N Ht−3Ot−1NH!−CO−又はNH、−z ’−
o−であり、ZSは1−12個の炭素原子を有するアルキルもしくはシクロアル
キル基であり、R’ 、Z’ 、X、Z’ 、R’ SZt 、 n及びn′は
前記規定と同じである。
分子あたり平均1個より多い活性水素を有する化合物によるメソ形成性部分を1
種以上含むポリグリシジルアミンのアドバンスメントは、樹脂を線状に鎖延長す
るために用いられる。この線状鎖延長は、液晶特性を得るためある種のメソ含有
樹脂に必要である。メソ形成性ポリグリシジルアミン樹脂のアドバンスメントは
、特定の樹脂が液晶である温度範囲を高めるためそして最終硬化段階において架
橋度を調節するために用いられる。
メソ形成性部分を1種以上含むポリグリシジルアミンと分子あたり平均1個より
多い活性水素原子を有する化合物は、エポキシ基あたり好適には0.01:1〜
0.95:1、より好適には0.05+1〜0.9:I、最も好適には0.10
+1〜0.50:1の活性水素原子を与える量で反応される。
分子あたり平均1個より多い活性水素原子を有する特に好適な化金物は、ヒドロ
キシル含有化合物、カルボン酸含有化合物及び1級アミン含有化合物を含む。こ
れらの化合物は、例えば式XXv及びxxvtにより表されるものを含む。
特に好適なヒドロキシル含有化合物は、例えば、ヒドロキノン、ビスフェノール
A、4.4’−ジヒドロキシジフェニルメタン、4,4°−チオジフェノール、
4.4’−スルホニルジフェノール、4.4’−ジヒドロキシジフェニルオキシ
ド、4.4’−ジヒドロキシベンゾフェノン、1.1−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)−1−フェニルエタン、3.3’、5.5−テトラクロロビスフェノー
ルA、3.3°−ジメトキシビスフェノールA、4,4°−ジヒドロキシビスフ
ェニル、4,4°−ジヒドロキシ−α。
ルベン、4,4゛−ジヒドロキシベンズアニリド、4.4’−ジヒドロキシ−2
,2’−ジメチルアゾキシベンゼン、4.4゛−ジヒドロキシ−α−シアノスチ
ルベン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)テレフタレート、N、 N’−ビス(
4−ヒドロキシフェニル)テレフタルアミド、ビス(4′−ヒドロキシビフェニ
ル)テレフタレート、4.4’−ジヒドロキシフェニルベンゾエート、ビス(4
−ヒドロキシフェニル)−1,4−ベンゼンジイミン、4,4“−ジヒドロキシ
ビフェニルベンゾエート、l、4−ビス(4−ヒドロキシフェニル−1−カルボ
キシアミド)ベンゼン、1.4−ビス(4′〜ヒドロキシフェニル−1′−カル
ボキシ)ベンゼン、4,4゛−ビス(4−ヒドロキシフェニル−1−カルボキシ
)ビフェニル、又はこれらの組合せを含む。
特に好適なカルボン酸含有化合物は、例えば、テレフタル酸、4.4゛−ベンズ
アニリドジカルボン酸、4.4°−フェニルベンゾエートジカルボン酸、4,4
′−スチルベンジカルボン酸、4,4′−ジカルボキシビフェニル、4,4゛−
ジカルボキシジフェニルアゾメチン、又はこれらの組合せを含む。
特に好適な1級アミン含有化合物は、例えば、アニリン、4°−スルホンアミド
−N−フェニルベンズアミド、4′−スルホンアミド−N’−フェニル−4−ク
ロロベンズアミド、4−アミノ−1−フェニルベンゾエート、4−アミノ−N−
フェニルベンズアミド、N−フェニル−4−アミノフェニル−1−カルボキシア
ミド、フェニル−4−アミノベンゾエート、ビフェニル−4−アミノベンゾエー
ト、l−フェニル−4′−アミノフェニルテレフタレート、又はこれらの組合せ
を含む。
特に好適なビス(2級アミン)含有化合物は、例えば、N、 N’−ジメチル−
4,4゛−ジアミノジフェニルメタン、N、N’−ジエチル−4,4−ジアミノ
ジフェニルメタン、N、 N’−ジメチル−4,4′−ジアミノビフェニル、N
、 N’−ジメチル−3,3′−ジメチル−4,4′−ジアミノスチルベン、N
、N−ジメチル−4,4°−ジアミノジフェニルスルホン、N、 N’−ジメチ
ル−4,4゛−ジアミノベンズアニリド、N、 N’−ジメチル−4,4′−ジ
アミノ−N−メチルベンズアニリド、又はこれらの組合せを含む。
アドバンス、メント反応は、好適なアドバンスメント触媒、例えばホスフィン、
4級アンモニウム化合物、ホスホニウム化合物、3級アミン、又はこれらの組合
せ、の存在下で行ってよい。特に好適な触媒は、例えば、エチルトリフェニルホ
スホニウムクロリド、エチルトリフェニルホスホニウムプロミド、エチルトリフ
ェニルホスホニウムヨーシト、エチルトリフェニルホスホニウムジアセテート(
エチルトリフェニルホスホニウムアセテート・酢酸錯体)、エチルトリフェニル
ホスホニウムホスフェート、テトラブチルホスホニウムクロリド、テトラブチル
ホスホニウムプロミド、テトラブチルホスホニウムクロリド、テトラブチルホス
ホニウムジアセテート(テトラブチルホスホニウムアセテート・酢酸錯体)、ブ
チルトリフェニルホスホニウムテトラブロモビスフェネート、ブチルトリフェニ
ルホスホニウムビスフェネート、ブチルトリフェニルホスホニウムバイカーボネ
ート、ベンジルトリメチルアンモニウムクロリド、テトラメチルアンモニウムヒ
ドロキシド、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミン、2−
メチルイミダゾール、ベンジルジメチルアミン、又はこれらの組合せを含む。こ
れらの触媒の多くは、米国特許第3.306.872号、3.341.580号
、3.379.684号、3、477、990号、3.547.881号、3.
637.590号、3.843.605号、3、948.855号、3.956
.237号、4.048.141号、4.093.650号、4、131.63
3号、4.132.706号、4.1n、420号、4.177、216号、及
び4、366.295号に記載されている。
もちろん、アドバンスメント触媒の量は、特定の反応体及び用いられる触媒によ
ってきまるが、通常エポキシ含有化合物の重量を基準としテ0.03〜3、好ま
しくは0.03=−1,5、最も好ましくは0.05〜1.5重量パーセントの
量で用いられる。
アドバンスメント反応は、大気圧、過圧、もしくは減圧において20〜260℃
、好ましくハ80〜240℃、より好ましくは1oo〜2oo′Cの温度におい
て行われる。このアドバンスメント反応を終了させるに必要な時間は用いられる
温度によってきまる。温度が高いほど時間は短く、一方温度が低いほど長い時間
が必要である。しがし、通常、5分〜24時間、好ましくは30分〜8時間、よ
り好ましくは3o分〜3時間が適している。
所望により、このアドバンスメント反応は1種以上の溶媒の存在下で行ってよい
。好適なそのような溶媒は、例えば、グリコールエーテル、脂肪族及び芳香族炭
化水素、脂肪族エーテル、環式エーテル、ケトン、アミン、又はこれらの組合せ
を含む。特に好適な溶媒は、例えば、トルエン、ベンゼン、キシレン、メチルエ
チルケトン、メチルイソブチルケトン、ジエチレングリコールメチルエーテル、
ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジメチルボルムアミド、ジメチルスル
ホキシド、N−メチルピロリドン、テトラヒドロフラン、プロピレングリコール
メチルエーテル、又はこれらの組合せを含む。
溶媒は反応混合物の重量を基準としてO〜80、好ましくは20〜60、より好
ましくは30〜50重量パーセントの量で用いられる。
メソ形成性部分を1種以上含むポリグリシジルアミン及び分子あたり平均1個以
上の活性水素原子を有する化合物をエポキシ基あたり0.96: 1−1.05
: 1の活性水素原子を与える量で反応させる場合、比較的高分子量の実質的に
熱可塑性の樹脂状生成物が製造される。
この熱可塑性樹脂組成物は硬化性樹脂状エポキシド官能基をほとんどあるいは全
く含まず、ポリグリシジルアミンもしくは活性水素含有化合物を過剰に用いた場
合には活性水素官能基を含む。このフェノキシタイプ樹脂は従来の熱可塑性樹脂
に用いられる典型的加工法、例えば射出成形又は押し出しにより加工される。し
かし、例えば前記アドバンスメント反応において製造された主鎖2級脂肪族ヒド
ロキシル基のすべてもしくは一部と硬化剤との反応により熱硬化が起こる。好適
な硬化剤の1種は、例えば、2級ヒドロキシル基と反応し樹脂銀の間にウレタン
架橋を与えるジもしくはポリイソシアネート、並びにブロックト(blocke
d)ジもしくはポリイソシアネートである。有効な特定のジイソシアネートの例
は、4,4゛−ジイソシアナトジフェニルメタンである。所望により、この反応
は好適な触媒、例えばアドバンスメント反応用の触媒の存在下で行ってよい。
分子あたり平均1個より多い隣接エポキシ基を含む本発明の組成物は、エポキシ
含有樹脂を硬化させるための硬化剤、例えば1級及び2級ポリアミド、カルボン
酸及びその無水物、芳香族ヒドロキシル含有化合物、イミダゾール、グアニジン
、ウレアアルデヒド樹脂、アルコキシル化メラミン−アルデヒド樹脂、脂肪族ア
ミン、環式脂肪族アミン、芳香族アミン、又はこれらの組合せにより硬化される
。
前記硬化剤はメソ形成性部分を1種以上含み、又は前記メソ形成性部分を実質的
に含まない。特に好適な硬化剤は、例えば、ジアミ)ジフェニルメタン、ジシア
ンジアミド、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラア
ミン、テトラエチレンペンタアミン、ウレアホルムアルデヒド樹脂、メラミン−
ホルムアルデヒド樹脂、メチロール化ウレア−ホルムアルデヒド樹脂、メチロー
ル化メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、フェノール−ホルムアルデヒドノボラッ
ク樹脂、クレゾール−ホルムアルデヒドノボラック樹脂、スルファニルアミド、
ジアミノジフェニルスルホン、ジエチルトルエンジアミン、t−ブチルトルエン
ジアミン、ビス−4−アミノシクロヘキシルメタン、イソホロンジアミン、ジア
ミノシクロヘキサン、ヘキサメチレンジアミン、ピペラジン、アミノエチルピペ
ラジン、2.5−ジメチル−2,5−ヘキサンジアミン、1.12−ドデカンジ
アミン、トリス−3−アミノプロピルアミン、4.4’−ジアミノスチルベン、
4.4゛−ジアミノベンズアニリド、3.3′−ジメチル−4,4′−ジアミノ
ビフェニル又はこれらの組合せを含む。
硬化剤は、組成物を十分硬化させる量で用いられるが、この量は用いられる特定
のポリグリシジルアミン及び硬化剤によってきまる。
通常、好適な量は、例えばポリグリシジルアミンの当量あたり0.95 : 1
−1.2: 1の硬化剤の当量である。
本発明のメソ形成性部分を1種以上含むモノグリシジルアミンは、本発明のポリ
グリシジルアミン用並びにメソ形成性部分を含まないポリグリシジルアミン用、
又はエポキシ樹脂用の反応性希釈剤として用いてよい。メソ形成性部分を含まな
いポリグリシジルアミンに対しては、モノグリシジルアミンは、硬化された際に
特性を高めるように、組成物にメソ形成性部分を混入する手段を提供する。
本発明のメソ形成性ポリグリシジルアミンは、メソ形成性部分を実質的に含まな
いエポキシ樹脂の特性を改良するために用いてもよい。通常、メソ形成性ポリグ
リシジルアミンの好適な量は、樹脂の総重量を基準として1〜99、より好適に
は10〜80、最も好適にはlO〜50重量パーセントである。メソ形成性部分
を含まないエポキシ樹脂の例は、例えば、レゾルシノール、ビスフェノールA、
4.4’−ジヒドロキシジフェニルメタン、3.3°、 5.5’−テトラブ
ロモビスフェノールA、 4.4’−チオジフェノール、4.4’−スルホニル
ジフェノール、4.4′−ジヒドロキシジフェニルオキシド、4.4’−ジヒド
ロキシベンゾフェノン、l、1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニ
ルエタン、3、3’ 、 5.5’−テトラクロロビスフェノールA、3.3゛
−ジメトキシビスフェノールAのジグリシジルエーテル;トリス(ヒドロキシフ
ェニル)メタンのトリグリシジルエーテル:フェノールもしくは置換フェノール
アルデヒド縮合生成物(ノボラック)のポリグリシジルエーテル:ジシクロペン
タジェンもしくはそのオリゴマー及びフェノール縮合生成物のポリグリシジルエ
ーテル:前記ジ及びポリグリシジルエーテルと芳香族ジもしくはポリヒドロキシ
ルもしくはカルボン酸含有化合物、例えば、ビスフェノールA (4,4−イソ
プロピリデンジフェノール) 、o−1m−1p−ジヒドロキシベンゼン、2.
4−ジメチルレゾルシノール、4−クロロレゾルシノール、テトラメチルヒドロ
キノン、1.1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、1.1−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)−1−フェニルエタン、4.4’−ジヒドロキシジフェニ
ルエーテル、3.3’ 、 5.5’−テトラメチルジヒドロキシジフェニルエ
ーテル、3,3°、5.5−ジクロロジヒドロキシジフェニルエーテル、4.4
°−ビス(p−ヒドロキシフェニルイソプロピル)ジフェニルエーテル、4.4
゛−ビス(p−ヒドロキシフェノキシ)ベンゼン、4.4’−ビス(p−ヒドロ
キシフェノキシ)ジフェニルエーテル、4.4’−ビス(4(4−ヒドロキシフ
ェノキシ)フェニルスルホン)ジフェニルエーテル、4.4′−ジヒドロキシジ
フェニルスルホン、4.4′−ジヒドロキシジフェニルスルフィド、4,4′−
ジヒドロキシジフェニルジスルフィド、2,2゛−ジヒドロキシジフェニルスル
ホン、4.4゛−ジヒドロキシジフェニルメタン、!、■−ビス(p−ヒドロキ
シフェニル)シクロヘキサン、4,4′−ジヒドロキシベンゾフェノン、フロロ
グルシノール、ピロガロール、2.2’、5.5°−テトラヒドロキシジフェニ
ルスルホン、トリス(ヒドロキシフェニル)メタン、ジシクロペンタジェンジフ
ェノール、トリシクロペンタジエンジフェノールトノアドバンスメント反応生成
物;又はこれらの組合せを含む。
ポリグリシジルアミン組成物の加工及び/又は硬化の前及び/又は間に、含まれ
るもしくは発生する液晶部分を配向し、機械特性を改良するため、電場もしくは
磁場又は剪断力を加える。この方法の特定の例として、Finkelmannら
のMacromol、 Chem、、 180.803−806(1979年3
月)は、電場中の軟質スペーサーにより主鎖より解離したメソ形成性側鎖を含む
熱互変性メタクリレートコポリマーを配向させた。電場中の軟質スペーサーによ
りポリマー主鎖より解離したメソ形成性側鎖基は、Roth and Krue
ckeらのMacromol、 Chem、、 187゜2655−2662
(1986年11月)に示された。磁場によるメソ形成性主鎖ポリマーの配向は
、MooreらのACS Polymeric Material 5cien
cesand Engineering、 52.84−86 (1985年4
月−5月)に示された。
低分子量メソ形成性化合物の磁場及び電場配向は、W、 R,Krigbaum
のPolymer Liquid Crystals、 p、275−309.
(1982)、 Academic PressInc、 、に示された。
電場もしくは磁場による配向に加え、高分子メソ相は、ダイ、オリフィス、及び
成形ゲートを通す延伸及び/又は流れにより加えられる剪断力によっても配向さ
れる。この方法による熱互変性液晶ポリマーの配向については、S、に、Gar
g and S、KenigらのHigh &IodulusPolymers
、 p、71−103 (1988)、 Marcel Dekker Inc
、に記載されている。ポリグリシジルアミンをベースとするメソ形システムに対
し、この剪断力配向は、射出成形、押出成形、引抜成形、フィラメント巻き、フ
ィルム成形及びプレプレグ成形のような加工法により得られる。
本発明のメソ形成性ポリグリシジルアミンを、溶媒もしくは希釈剤、充填材、顔
料、染料、流れ調整剤、離型剤、湿潤剤、安定剤、難燃剤、界面活性剤、又はこ
れらの組合せのような他の材料と混合してよい。
これらの添加剤は機能的な量で加えられ、例えば、顔料及び/又は染料は組成物
に所望の色を与える量で加えられるが、好適には総混合組成物の重量を基準とし
てθ〜20.より好適には0.5〜5、最も好適には0.5〜3重量パーセント
の量用いられる。
用いてよい溶媒もしくは希釈剤は、例えば、炭化水素、ケトン、グリコールエー
テル、□脂肪族エーテル、環式エーテル、アミン、アミド、又はこれらの組合せ
を含む。特に好適な溶媒もしくは希釈剤は、例えば、トルエン、ベンゼン、キシ
レン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジエチレングリコールメ
チルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジメチルホルムアミド
、N−メチルピロリドン、テトラヒドロフラン、プロピレングリコールメチルエ
ーテル、又はこれらの組合せを含む。
改良剤、例えば増粘剤、流れ調整剤もしくは他の好適な添加剤は好適には総組酸
物の重量を基準としてθ〜lO1より好適には0.5〜6、最も好適には0.5
〜4重量パーセントの量で用いられる。
用いてよい強化材は、織布、マット、モノフィラメント、マルチフィラメント、
一方向繊維、ロービング、ランダム繊維もしくはフィラメント、無機充填材もし
くはホイスカー、中空球の形状の天然及び合成繊維、又は他のそのような材料を
含む。好適な強化材は、ガラス、セラミックス、ナイロン、レーヨン、コツトン
、アラミド、グラファイト、ポリアルキレンテレフタレート、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリアミン、又はこれらの組合せを含む。
用いてよい好適な充填材は、例えば、無機酸化物、セラミック微小球、無機ホイ
スカー、CaCO5、又はこれらの組合せを含む。
充填材は総組酸物の重量を基準として0〜95、より好適には10〜80、最も
好適には40〜60重量パーセントの量で用いられる。
以下の実施例は本発明の説明であるが、その範囲を限定するものではない。
例に
トロベンジルクロリド(74,5g、 0.434mole)、エタノール(5
87a+1)及びアセトン(25,22g 、0.434a+ole)を反応器
に加え、窒素大気下で冷却しながら攪拌し、22℃混合物を与えた。エタノール
(353ml)中の水酸化ナトリウム(19,11g 、 0.478mole
)の溶液の添加を開始し、25分で終了し、反応温度を34℃に高めた。さらに
3分後、加熱を開始し、12分後に還流において77℃の反応温度に達した。さ
らに6時間還流後、反応器内容物を脱イオン水(3,5リツトル)に加え、次い
で生成物スラリーを塩酸により混合しなから2のpHに酸性化した。得られた沈
澱した生成物を濾過により回収し、脱イオン水(250ml)で洗浄し、次いで
ジメチルスルホキシド(450ml)に加え、140°Cに加熱し、溶液を与え
た。徐々に冷却し、ジメチルスルホキシド溶液を5℃に一晩保つことにより再結
晶化を行い、次いで濾過し結晶沈澱を回収した。湿潤フィルターケーキをアセト
ン(150ml)に加え、次いで加熱し沸騰させることにより第二の再結晶化を
行った。徐々に冷却し、アセトン溶液を5℃に一晩保つことにより再結晶を行い
、次いで濾過により結晶沈澱を回収した。回収したフィルターケーキを真空オー
ブン内で110℃、5 mmHgにおいて39.2gの一定の重量まで乾燥した
。生成物は明るい黄色の針状結晶として回収された。最初の再結晶からのジメチ
ルスルホキシド母液より他の固体が沈澱したが、この材料を回収及び加工する試
みは行わなかった。
生成物の塩化カリウムペレットのフーリエ変換赤外分光分析により生成物の構造
を確認した。■503及び1337cm−’は共役ニトロ基吸収、1503cm
−’は芳香族環吸収をマスクする共役ニトロ基吸収である。プロトン核磁気共鳴
分光分析はさらに生成物の構造を確認した。
上記Aからの4.4′−ジニトロスチルベンの一部(20,27g、0、075
mo le)、濃塩酸(150ml)及びエタノール(300ml)をビーカー
に加え、加熱し、60°Cの攪拌溶液を得た。8時間かけて325メツシユの鉄
粉末を反応混合物に合計33.51g(0,60mole)加えた。鉄添加終了
後、この混合物を60°Cに16時間加熱し、次いでエタノール(250ml)
及び脱イオン水(250ml)で希釈した。25℃に冷却後、生成物を濾過した
。得られた溶液を50%水酸化ナトリウム溶液で処理し、淡褐色の生成物を沈澱
させ、これを濾過により回収した。回収したフィルターケーキを脱イオン水(5
00ml)で洗浄し、次いで真空オーブン白物は淡褐色の固体として回収された
。この生成物の塩化カリウムペレットのフーリエ変換赤外分光分析により生成物
の構造を確認した。
共役ニトロ基の吸収が消失し、3436 (3462シヨルダー)及び3356
(3376シヨルダー) cm−’での−NH,ストレッチ吸収、1616cm
−’(芳香族環吸収による1603cm−’シジルダー)での−NF2曲げ吸収
、トランス置換エチレン基による970cm−’での面外C−H変形、及びパラ
ニ置換芳香族環による832cm−’でのC−H面外曲げ振動。プロトン核磁気
共鳴分光分析はさらに生成物の構造を確認した。
C,4,4’−ジアセトアミドスチルベンの合成上記Bからの4.4′−ジアミ
ノスチルベン(8,9g 、0.0847−NHt当量)を微粉末に粉砕し、9
0℃の脱イオン水を含むビーカーに加えた。
2分後、36.5%塩酸(8,9g 、 0.0847mole)をこの攪拌し
た90°Cの懸濁液に加えた。5分以内に形成した溶液を60°Cに冷却した。
無水酢酸(10,61g 、0.1039mole)をこの攪拌溶液に加え、3
0分間混合し、その後、酢酸ナトリウム水溶液(脱イオン水(41,7g)に無
水酢酸ナトリウム(13,89g 、0.1693mole)を溶解することに
より製造)を加えた。白色スラリーをよく攪拌した後、4℃に16時間保ち、次
いで濾過し、沈澱した生成物を除去した。回収したフィルターケーキを脱イオン
水(250ml)で2回洗浄し、次いで真空オーブン内で80℃、2 mmHg
において11.44gの一定の重量まで乾燥した。生成物は褐色の結晶粉末とし
て回収された。この生成物の塩化カリウムペレットのフーリエ変換赤外分光分析
により生成物の構造を確認した。−NH2基に見られた吸収が消失し、3309
(3396及び3190シヨルダー) cm−1での固体状態>NHストレッ
チ吸収、1669cm−’での固体状態アミドIカルボニルストレッチ吸収、1
516cm−’ (芳香放間吸収をマスクする)での固体状態アミドIカルボニ
ルストレッチ吸収、トランス置換エチレン基による959cm−’での面外C−
H変形、及びパラニ置換芳香族環による832cm−’でのC−H面外曲げ振動
が現れた。プロトン核磁気共鳴分光分析はさらに生成物の構造を確認した。
D、N、N’−ジメチル−4,4−ジアセトアミドスチルベンの合成上記Cから
の4.4′−ジアセトアミドスチルベン(10,35g 、 0.0694−N
H−CO−当量)、テトラ−n−ブチルアンモニウム水素スルフェート(2,3
6g、 0.0069mole) 、99%水酸化ナトリウム粉末(9,71g
。
0.2429mole) 、無水粉末炭酸カリウム(19,42g 、 0.1
405mole)及びベンゼン(200ml)を反応器に加え、窒素大気下で攪
拌し、21℃混合物を得た。2分後、ジメチルスルフニー) (13,13g
、 0.1041m104lをこの混合物に加え、次いで加熱を開始した。9分
後、この混合物は81°Cの還流温度に達した。81℃において363分後、反
応混合物の有機層のサンプルのフーリエ変換赤外分光分析により、N、 N’−
ジメチル誘導体への完全な転化が起こったことが明らかになった。17分後、追
加ベンゼン(200ml)及び脱イオン水(100g)を反応器に加え、反応混
合物とよく混合した。反応器内容物を分液漏斗に加え、分離した水層を除去し、
捨てた。ベンゼン溶液を脱イオン水(100ml)で2回洗浄し、無水硫酸ナト
リウムで乾燥し、次いでロータリーエバボレーターにより溶媒を除去した。次い
で回収した粉末を80°C12mmHgにおいて7.55gの一定の重量まで乾
燥した。生成物は白色結晶粉末として回収された。塩化カリウムプレート上の生
成物のフィルムのフーリエ変換赤外分光分析により生成物の構造を確認した。2
級アミド基に見られる吸収の消失、1656cm−’における3級アミドカルボ
ニルストレッチ吸収、>N−CHi基による2878cm−’におけるC−Hス
トレッチ吸収、トランス置換エチレン基による972cm −’での面外C−H
変形、及びバラニ置換芳香族環による846(839シヨルダー) cm−’で
のC−H面外曲げ振動が現れた。プロトン核磁気共鳴分光分析はさらに生成物の
構造を確認した。
E、N、N’−ジメチル−4,4−ジアセトアミドスチルベンの加水分解上記り
からのN、 N’−ジメチル−4,4ニージアセトアミドスチルベン(7゜50
g、 0.0460−NH−(CHi)−Co−当量)を反応器に加え、攪拌し
ながら窒素大気下でエタノール(170ral)に溶解した。濃塩酸(9,07
g。
0、0920mole)を得られた25°C溶液に加え、1分後に34℃の最大
発熱を生じさせた。攪拌した反応混合物を48分かけて25℃に冷却し、次いで
50℃に加熱開始した。50°Cで89分後、追加濃塩酸(9,07g)をこの
溶液に加えた。さらに50℃で149分後、追加濃塩酸(9,07g)をこの溶
液に加え、75℃に加熱を開始した。75°Cにおいて76分後、追加濃塩酸(
18,14g)をこの溶液に加えた。75℃において22.5時間後、塩化カリ
ウムプレート上の生成物のフィルムとしてのこの溶液のサンプルのフーリエ変換
赤外分光分析により、アミド結合の完全な加水分解が起こり、同時にジアミンの
アミン塩化水素塩が形成したことが明らかになった。3級アミドカルボニルスト
レッチ吸収が消失し、2665及び2446cm−’における一N83+ストレ
ッチ吸収、1603cm−’ (芳香族環吸収のマスク)におけるNH,”曲げ
吸収が出現した。この際に、脱イオン水(500g)を反応器に加え、反応混合
物とよく混合した。反応器内容物を25℃に冷却し、次いで混合しながら50%
水酸化ナトリウム水溶液を9のpHまで加え、沈澱した生成物を濾過した。回収
したフィルターケーキを脱イオン水(100ml)で2回洗浄し、真空オーブン
内で80℃、2 mmHHにおいて5.02gの一定重量まで乾燥した。
生成物は黄色の結晶粉末として回収された。この生成物の臭化カリウムペレット
のフーリエ変換赤外分光分析により生成物の構造を確認した。3級アミドカルボ
ニルストレッチ吸収の消失、3416 (3389シタルダー) cm−’での
>NHストレッチ吸収、>N−CHi基による2818cm−1におけるC−H
ストレッチ吸収、トランス置換エチレン基による965cm ”での面外C−H
変形、及びパラニ置換芳香族環による826cm ”でのC−H面外曲げ振動が
現れた。プロトン核磁気共鳴分光分析はさらに生成物の構造を確認した。
F、N、N’−ジメチル−4,4−ジアミノスチルベンのエポキシ化上記Eから
のN、N″−ジメチル−4,4゛−ジアミノスチルベン(2,383g、0.0
2 >NH当量)、エビクロロヒドリン(7,402g 、0.08aole)
及びエチレングリコール(0,991g 、 0.0320ヒドロキシル当量)
を反応器に加え、攪拌しながら窒素大気下において50℃に加熱した。50℃に
おいて3時間後、35℃に冷却開始した。7分後に35℃になり、脱イオン水(
1,04g)に溶解した水酸化ナトリウム(0,952g 、 0.0238m
ole、52%)を反応器に加えた。1分以内に42°Cの最大発熱が起こり、
反応器外部の冷却により反応温度は35℃に戻った。さらに35℃において17
分後、反応混合物を回収し、55°C,2mmHgにおいてロータリーエバポレ
ーターにより残留エビクロロヒドリンを除去した。この後に残っている固体をメ
チルエチルケトン(100ml)とよく混合し、次いで脱イオン水(150ml
)で抽出した。この混合物を分液漏斗に加え、分離した水層を除去し、捨てた。
メチルエチルケトン溶液を脱イオン水(50ml)で2回洗浄し、55℃、i
mmHgにおいてロータリーエバポレーターにより90分間蒸発させた。生成物
は黄色の結晶固体として回収され、このエポキシ当量(εEW)は192.19
であった。
匹且
光学顕微鏡及び示差走査熱量計にょるN、 N’−ジメチル−4,4−ジアミノ
スチルベンのジグリシジルアミンの特性決定例1−FからのN、 N’−ジメチ
ル−4,4゛−ジアミノスチルベンのジグリシジルアミンの一部(12,50+
ng)を、35cm”/minの窒素流において0〜130℃の温度範囲及び1
0″C/minの加熱速度を用いて示差走査熱量計により分析した。この結果を
表Iに示す。
表I
交差偏光wI微鏡によるN、 N’−ジメチル−4,4−ジアミノスチルベンの
ジグリシジルアミンの分析は、IO”C/minの加熱速度を用い、プログラム
ホットステージを備えた顕微鏡を用いて行った。この結果を表■に示す。
表■
サイクル 観察された転移温度(°C) 備考上記例1−FからのN、 N’−
ジメチル−4,4゛−ジアミノスチルベンのジグリシジルアミンの一部(0,2
485g)を等量(0,1541g) (7)例1−EからのN、 N’−ジメ
チル−4,4゛−ジアミノスチルベンと混合した。これらの化合物を一緒に粉砕
し、細かい、均一な粉末を形成した。この混合物のサンプルを100℃に加熱し
たホットステージ上に乗せ、70倍において交差偏光下で光学顕微鏡により観察
した。100 ”Cにおいて、1分未満で複屈折結晶分散が起こった。再び14
0’cに加熱すると、132℃において等方化が起こった。140″Cにおいて
10分後、この樹脂はカバーグラスの端において不透明になり、小さな複屈折領
域が広がった。さらに140℃において12分後、この樹脂はいまだ液体であり
、樹脂に加えた剪断は複屈折領域を剪断の方向と垂直の方向に配向させた。さら
に140 ’Cにおいて16分後、この樹脂は不透明な、ネマチック領域を育す
る複屈折固体となった。さらに180℃に加熱すると、存在するネマチック領域
の数が減少したが、配向さゝれた領域は見られた。25℃に冷却後、ネマッチッ
ク組織を有する複屈折、不透明固体が観察された。
混合物の第二のサンプルを140 ”Cに加熱したホットステージ上に乗せ、7
0倍において交差偏光下で光学顕微鏡により観察した。140°Cにおいて、3
分後に複屈折領域をわずかに含む等方性液体が観察された。この際に、lO℃/
minの速度での冷却を開始した。120″Cに達すると、この温度を保った。
120 ”Cにおいて11分後、この樹脂は複屈折領域をわずかに含む等方性液
体のままであった。さらに120℃において6分後、第二の複屈折槽が形成し、
この樹脂は不透明及び粘稠になった。この際に、樹脂に剪断を加えると、剪断の
方向に複屈折領域の一部が配向した。さらに120 ’Cにおいて16分後、こ
の樹脂はネマッチック組織を有する不透明な、複屈折固体になり、配向された領
域の数が低下した。さらに120 ”Cにおいて20分後、25℃に冷却すると
ネマチック組織を有する複屈折、不透明固体が得られた。
この混合物の第三のサンプル(10,lOmg)を35cm’/winの窒素流
において30〜280℃の温度範囲及びIO’C/winの加熱速度を用いて示
差走査熱量計により分析した。この結果を表■に示す。
表■
N、 N’−ジメチル−4,4′〜ジアミノスチルベンにより硬化されたN、
N’−ジメチル−4,4−ジアミノスチルベンのジグリシジルアミンの樹脂注型
品の製造並びに光学顕微鏡及び示差走査熱量計による分析例3から残っているN
、N’−ジメチル−4,4′〜ジアミノスチルベンのジグリシジルアミン七N、
N’−ジメチル−4,4′−ジアミノスチルベンの粉末混合物をアルミニウム
カップに移した。この混合物を含むアルミニウムカップをオーブンに入れ、14
0”Cに加熱した。140”Cにおいて1分後、部分融解が見られた。さらに9
分後、溶融が見られた。
この際に、オーブン温度を120 ”Cに下げた。さらに17分後、この樹脂は
粘稠及び不動になった。さらに15分後、この樹脂は不透明な固体にゲル化し、
これを120”Cにおいてさらに5時flfls分保った。離型した注型品の薄
い部位は、70倍において交差偏光下で光学顕微鏡により観察すると高レベルの
複屈折及びネマチック組織を示した。
この注型品の一部(25,0mg)を、35cm’/l1linの窒素流におい
て30〜240°Cの温度範囲及びlO℃/minの加熱速度を用いて示差走査
熱量計により分析すると、表■に示す結果を与えた。
表■
交差偏光顕微鏡によるこの注型品の一部の分析は、10’C/minの加熱速度
を用い、プログラムホットステージを備えた顕微鏡を用いて行った。この結果を
表Vに示す。
表V
当量)を微粉末に粉砕し、90℃の脱イオン水を含むビーカーに加えた。2分後
、36.5%塩酸(12,00g 、 0.12mole)をこの90℃懸濁液
に加えた。6分以内に形成したこの溶液を70°Cに冷却した。無水酢酸(15
,04g 、 0.473mole)をこの攪拌溶液に加え、20秒間混合し、
その後酢酸ナトリウム水溶液(無水酢酸ナトリウム(19,89g、0、24m
ole)を脱イオン水(60,Og)に溶解することにより製造)を加えた。白
色スラリーをよく攪拌した後、4℃に16時間保ち、次いで濾過し、沈澱した生
成物を除去した。回収したフィルターケーキを脱イオン水(150ml)で2回
洗浄し、次いで真空オーブン内で60℃、5 mmHHにおいて16.92gの
一定の重量まで乾燥した。生成物は白色結晶粉末として回収された。この生成物
の塩化カリウムペレットのフーリエ変換赤外分光分析により生成物の構造を確認
した。−N82基に見られる吸収が消失し、3285(3183シヨルダー)c
m”における〉間ストレッチ吸収、1656cm”における固体状態アミドIカ
ルボニルストレッチ吸収、1516cm−1(芳香族環吸収をマスクする)にお
ける固体状態アミド■カルボニルストレッチ吸収、及びバラ置換芳香族環による
819cm ”におけるC−H面外曲げ振動が現れた。プロトン核磁気共鳴分光
分析はさらに生成物の構造を確認した。
B、3.3’−ジメチル−N、 N’−ジメチル−4,4−ジアセトアミドビフ
ェニルの合成
上記Aの方法を用いて製造された3、3゛−ジメチル−4,4−ジアセトアミド
ビフェニル(30,03g 、 0.2027−N)I−CO−当量)、テトラ
−n−ブチルアンモニウム水素:X、 JLt 7 x、−ト(6,79g、
0.02mole) 、99%水酸化ナトリウム粉末(28,0g50.70m
ole) 、無水炭酸カリウム粉末(56,0g、0.4052mo le)及
びベンゼン(800ml)を反応器に加え、窒素大気下で攪拌し、21”C混合
物を得た。2分後、ジメチルスルフェート(37,84g 、 0.30mol
e)をこの攪拌混合物に加え、次いで加熱を開始した。7分後、この混合物は8
1”Cの還流温度に達した。81”Cの還流において208分後、この反応混合
物の有機層のサンプルのフーリエ変換赤外分光分析により、N、 N’−ジメチ
ル誘導体の完全な転化が起こったことが明らかになった。16分後、追加ベンゼ
ン(400ml)及び脱イオン水(300g)を反応器に加え、反応混合物とよ
く混合した。
反応器内容物を分液漏斗に加え、分離した水層を除去し、捨てた。
ベンゼン溶液を脱イオン水(200ml)で2回洗浄し、無水硫酸ナトリウム上
で乾燥し、次いでロータリーエバポレーターにより蒸発させ、溶媒を除去した。
次いで回収した粉末を真空オーブン内で51”C112mmHHにおいて32.
61gの一定の重量まで乾燥した。生成物は白色結晶粉末として回収された。塩
化カリウムプレート上の生成物のフィルムのフーリエ変換赤外分光分析により生
成物の構造を確認した。
2級アミン基に見られる吸収が消失し、1663cm−’における3級アミドカ
ルボニルストレッチ吸収、>N−C)If基による2878cm−’におけるC
−間ストレッチ吸収、及びバラ置換芳香族環による826cm −’におけるC
−H面外曲げ振動が出現した。プロトン核磁気共鳴分光分析はさらに生成物の構
造を確認した。
C,3,3’−ジメチル−N、 N’−ジメチル−4,4′−ジアセトアミドビ
フエニルの加水分解
上記Bからの3.3゛−ジメチル−N、 N’−ジメチル−4,4°−ジアセト
アミドビフェニル(32,44g 、0.2O−N−(CH*)−CO−当量)
を反応器に加え、窒素大気下で攪拌しながらエタノール(600ml)に溶解し
た。濃塩酸(157,87g、 1.60mole)を得られた22℃溶液に加
え、2分後に43°Cの最大発熱を生じさせた。この攪拌した反応混合物を7分
かけて75℃に加熱した。75℃において23時間後、85℃への加熱を開始し
た。86℃において96時間後、塩化カリウムプレート上のフィルムとしてのこ
の溶液のサンプルのフーリエ変換赤外分光分析により、アミド結合の完全な加水
分解が起き、同時にジアミンのアミン塩酸塩が形成したことが明らかになった。
3級アミドカルボニルストレッチ吸収が消失し、2659及び2446cm−’
における一NH,+ストレッチ吸収、1609cm” (芳香族環吸収をマスク
する)におけるNH1曲げ吸収が出現した。この際に、脱イオン水(400g)
を反応器に加え、反応混合物とよく混合した。反応器内容物を25°Cに冷却し
、次いで50%水酸化ナトリウム水溶液を混合しなから9のpHまで加え、次い
で沈澱した生成物を濾過した。回収されたフィルターケーキを脱イオン水(10
0ml)で2回洗浄し、真空オーブン内で40℃、loIllfflHgにおい
て22゜01gの一定の重量まで乾燥した。生成物は白色結晶粉末として回収さ
れた。この生成物の臭化カリウムベレットのフィルムのフーリエ変換赤外分光分
析により生成物の構造を確認した。3級アミドカルボニルストレッチ吸収が消失
し、3429 (3369シヨルダー) cm”における>NHストレッチ吸収
、>N−CH2基による2818cm−’におけるC−)1ストレツチ吸収及び
パラニ置換芳香族環による806cm ”におけるC−H面外曲げ振動が出現し
た。プロトン核磁気共鳴分光分析はさらに生成物の構造を確認した。
エポキシ化
上記Cからの3.3°−ジメチル−N、 N’−ジメチル−4,4′−ジアミノ
ビフェニル(6,01g、0.05 >NH当量)、エビクロロヒドリン(18
,51g 。
0、20mole)及びエチレングリコール(2,48g、 0.08ヒドロキ
シル当量)を反応器に加え、窒素大気下で攪拌しながら50℃に加熱した。
50℃において3時間後、35℃への冷却を開始した。10分後、35℃の温度
になり、脱イオン水(2,58g)に溶解した水酸化ナトリウム(2,38g、
0.0595mole、 52%)を、反応温度を35〜38℃に保つように
13分かけて反応器に加えた。35℃においてさらに15分後、反応混合物を回
収し、ロータリーエバポレーターにより55℃、2 ma+)Igにおいて蒸発
させ、残留エビクロロヒドリンを除去した。この蒸発後に残っている固体をメチ
ルエチルケトン(250+ol)とよく混合し、脱イオン水(looml)で抽
出した。この混合物を分液漏斗に加え、分離した水層を除去し、捨てた。メチル
エチルケトン溶液を脱イオン水(75ml)で2回洗浄し、ロータリーエバポレ
ーターにより50℃、1mmHHにおいて90分間蒸発させた。生成物は粘稠な
透明な琥珀色の固体として回収され、これは188.73のエポキシ当量(EE
W)を有していた。
国際調査報告
フロントベージの続き
(51) Int、 C1,’ 識別記号 庁内整理番号C07D413/14
303 8829−4C417/14 9051−4C
4981041018415−4C
5131043018415−4C
CO8G 59/10 NHL 8416−4J59/28 NH38416−
4J
(81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IT、LU、MC,NL、SE)、0A(BF
、BJ、CF、CG、CI、CM、GA、GN、ML、MR,SN、TD、TG
)、AT、 AU、 BB、 BG、 BR,CA、 CH,DE、 DK。
ES、 FI、 GB、 HU、JP、 KP、 KR,LK、 LU、MG、
MW、NL、No、PL、RO,RU、SD、 SE
I
Claims (19)
- 1.分子あたり少なくとも1個のメソ形成性部分及び平均1個より多いグリシジ ルアミン基を含み、ただし4,4′−ジアミノビフェニルもしくは3,3′−ジ メチル−4,4′−ジアミノビフェニルのテトラグリシジルアミンではない、ポ リグリシジルアミン。
- 2.下式I〜VIにより表されるメソ形成性部分を1種以上含むポリグリシジル アミン組成物。 FormulaI▲数式、化学式、表等があります▼FormulaII▲数式 、化学式、表等があります▼FormulaIII▲数式、化学式、表等があり ます▼FormulaIV▲数式、化学式、表等があります▼FormulaV ▲数式、化学式、表等があります▼FormulaVI▲数式、化学式、表等が あります▼上式中、−(Z1−Z2)m−Z1−結合及びグリシジルアミン基の 少なくとも80パーセントは互いに関しパラ位にあり、各R及びR1は独立に水 素又は1〜4個の炭素原子を有する炭化水素基であり、各R′は独立に、1〜1 2個の炭素原子を有するヒドロカルビル基であり、各Xは独立に水素、1〜12 個の炭素原子を有するヒドロカルビルもしくはヒドロカルビルオキシ基、ハロゲ ン原子、−NO2、又は−C≡Nであり、X1は1〜10個の炭素原子を有する ヒドロカルビル基であり、これはN、O、又はSより選ばれるヘテロ原子を1個 以上含んでいてもよくそして飽和でも不飽和であってもよく、各Z1は独立に直 接単結合、−CR1=CR1−、−CR1=CR1−CR1=CR1−、−CR 1=N−N=CR1−、−CR1=CR1−CO−O−(CHR1)p′−、− CR1=CR1−O−CO−(CHR1)p′−、−(CHR1)p′−O−C O−CR1=CR1−、−(CHR1)p′−CO−O−CR1=CR1−、− CR1=CR1−CO−O−、−O−CO−CR1=CR1−、−CO−NR1 −、−NR1−CO−、−CO−NR1−NR1−CO−、−C≡C−、−C≡ C−C≡C−、−CO−S−、−S−CO−、−CR1=N−、−N=CR1− 、−O−CO−、−CO−O−、−CR1=CR1−CO−、−CO−CR1= CR1−、−CR1=CR1−O−CO−、−CO−O−CR1=CR1−、− CH2−CH2−CO−O−、−O−CO−CH2−CH2−、−N=N−、 −CR1=N↓O−,−NN↓O=CR1−,−NN↓O=N−,▲数式、化学 式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、 表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等 があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があ ります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等がありま す▼(p=0,1,2),▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式 、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表 等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等が あります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があり ます▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります ▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼, ▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数 式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、 化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学 式、表等があります▼, ▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数 式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,であり、 Z2は5〜12個の炭素原子を含む環式もしくは二環式系により表される基であ り、環式脂肪族、多環式脂肪族、芳香族もしくはこれらの組合せであってよく、 Z3は▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼ ,▲数式、化学式、表等があります▼,or▲数式、化学式、表等があります▼ ; であり、Z4は−CO−O−、−O−CO−、NR1−CO−又は−CO−NR 1−であり、Z6は ▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数 式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、 化学式、表等があります▼, ▲数式、化学式、表等があります▼,or▲数式、化学式、表等があります▼; であり、nは0〜2であり、n′は0又は1であり、p′は1又は2であり、p ′′は0〜100の値を有し、各Z′は独立に−CO−、−O−CO−、−CO −O−、−CO−NR1−、又は−NR1−CO−基であり、各n′は独立に0 又は1の値を有し、但し、式IIのポリグリシジルアミンは4,4′−ジアミノ ビフェニルのテトラグリシジルアミン(RはHであり、XがHであり、n=0、 p′′=0、Z1は直接単結合である)又は3,3′−ジメチル−4,4′−ジ アミノビフェニルのテトラグリシジルアミン(RがHであり、3,3′位のXが −CH3であり、他の位置においてHであり、n=0、p′′=0、Z1は直接 単結合である)ではない。
- 3.N,N′−ジメチル−4,4′−ジアミノスチルベンのジグリシジルアミン 、N,N′−ジメチル−3,3′−ジメチル−4,4′−ジアミノスチルベン、 又はこれらの組合せを含むポリグリシジルアミン組成物。
- 4.(A)メソ形成性部分を1種以上含む1種以上のポリグリシジルアミン、こ のポリグリシジルアミンは式I〜VIで表されるものであるが、但し、式IIの ポリグリシジルアミンは4,4′−ジアミノビフェニルのテトラグリシジルアミ ン又は3,3′−ジメチル−4,4′−ジアミノビフェニルのテトラグリシジル アミンを含んでよく、を(B)分子あたり平均1個より多い活性水素原子を有す る少なくとも1種の化合物 と反応させることにより製造されるアドバンスト(advanced)ポリグリ シジルアミン組成物であり、ここで成分(A)と(B)は、0.01:1〜0. 95:1のエポキシ基あたりの活性水素原子の比を与える量で用いられ、但し、 成分(A)が分子あたり平均2個より多いグリシジル基を含むポリグリシジルア ミン化合物を含む場合、そのような化合物は、グリシジル基の15%未満が分子 あたり平均2個より多いグリシジル基を含む化合物により与えられるような量で 存在する。
- 5.(a)成分(A)が式IもしくはIIIで表されるポリグリシジルアミンで ある場合、R′は1〜6の炭素原子を有し、Xがヒドロカルビルもしくはヒドロ カルビルオキシ基である場合、1〜6個の炭素原子を有し、Xがハロゲンである 場合、塩素もしくは臭素であり、(b)成分(A)が式II、IV、V、もしく はVIで表されるポリグリシジルアミンである場合、そしてXがヒドロカルビル もしくはヒドロカルビルオキシ基である場合、1〜6個の炭素原子を有し、Xが ハロゲンである場合、塩素もしくは臭素であり、(C)成分(B)が下式XXV 及びXXVIFormulaXXV▲数式、化学式、表等があります▼Form ulaXXVI▲数式、化学式、表等があります▼(上式中、X2は独立にヒド ロキシル、カルボン酸、−SH、もしくは−NHR′基であり、各R′は独立に 1〜12個の炭素原子を有するヒドロカルビル基であり、X3は−NH2、−N H2−SO2、NH2−CO−、又はNH2−Z6−O−であり、Z6は1〜1 2個の炭素原子を有するアルキルもしくはシクロアルキル基であり、Z1は独立 に1〜10個の炭素原子を有する二価ヒドロカルビル基、−O−、−CO−、− SO−、−SO2−、−S−、−S−S−、−CR1=CR1−、−CR1=C R1−CR1=CR1−、−CR1=N−N=CR1−、−CR1=CR1−C O−O−(CHR1)p′−、−CR1=CR1−O−CO−(CHR1)p′ −、−(CHR1)p′−O−CO−CR1=CR1−、−(CHR1)p′− CO−O−CR1=CR1−、−CR1=CR1−CO−O−、−O−CO−C R1=CR1−、−CO−NR1−、−NR1−CO−、−CO−NR1−NR 1−CO−、−C≡C−、−C≡C−C≡C−、−CO−S−、−S−CO−、 −CR1=N−、−N=CR1−、−O−CO−、−CO−O−、−CR1=C R1−CO−、−CO−CR1=CR1−、−CR1=CR1−O−CO−、− CO−O−CR1=CR1−、−CH2−CH2−CO−O−、−O−CO−C H2−CH2−、−N=N−、直接結合、 ▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数 式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、 化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学 式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、 表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等 があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があ ります▼,▲数式、化学式、表等があります▼(p=0,1,2),▲数式、化 学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式 、表等があります▼, ▲数式、化学式、表等があります▼, ▲数式、化学式、表等があります▼, ▲数式、化学式、表等があります▼, ▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数 式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、 化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学 式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、 表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等 があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼, ▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数 式、化学式、表等があります▼,であり、各Xは独立に水素、1〜12個の炭素 原子を有するヒドロカルビルもしくはヒドロカルビルオキシ基、ハロゲン原子、 −NO2又は−C≡Nであり、Z2は5〜12個の炭素原子を含む環式もしくは 二環式系により表される基であり、環式脂肪族、多環式脂肪族、芳香族もしくは これらの組合せであってよく、nは0〜2であり、各Z′は独立に−CO−、− O−CO−、−CO−O−、−CO−NR1−、又は−NR1−CO−基であり 、各R1は独立に水素又は1〜4個の炭素原子を有する脂肪族炭化水素基であり 、各n′は独立に0もしくは1の値である) で表される化合物又は上記式XXV及びXXVIにより表される化合物の2種以 上の組合せであり、 (d)出成分(A)及び(B)が0.05:1〜0.8:1のエポキシ基あたり の活性水素原子の比を与える量で用いられ、但し、成分(A)が分子あたり平均 2個より多いグリシジルアミン基を有するポリグリシジルアミン化合物を含み、 成分(A)に含まれるグリシジル基の総量の10パーセント以下が、分子あたり 平均2個より多いグリシジルアミン基を有する前記ポリグリシジルアミン化合物 により与えられる、請求項4記載のアドバンストポリグリシジルアミン組成物。
- 6.(a)成分(A)が、ヒドロキノン、ビスフェノールA、4,4′−ジヒド ロキシジフェニルメタン、4,4′−チオジフェノール、4,4′−スルホニル ジフェノール、4,4′−ジヒドロキシジフェニルオキシド、4,4′−ジヒド ロキシベンゾフェノン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニ ルエタン、3,3′,5,5′−テトラクロロビスフェノールA、3,3′−ジ メトキシビスフェノールA、4,4′−ジヒドロキシビスフェニル、4,4′− ジヒドロキシ−α,α′−ジエチルスチルベン、4,4′−ジヒドロキシ−α− メチルスチルベン、4,4′−ジヒドロキシベンズアニリド、4,4′−ジヒド ロキシ−2,2′−ジメチルアゾキシベンゼン、4,4−ジヒドロキシ−α−シ アノスチルベン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)テレフタレート、N,N′− ビス(4−ヒドロキシフェニル)テレフタルアミド、ビス(4′−ヒドロキシビ フェニル)テレフタレート、4,4′−ジヒドロキシフェニルベンゾエート、ビ ス(4′−ヒドロキシフェニル)−1,4−ベンゼンジイミン、4,4′′−ジ ヒドロキシビフェニルベンゾエート、1,4−ビス(4′−ヒドロキシフェニル −1′−カルボキシアミド)ベンゼン、1,4−ビス(4′−ヒドロキシフェニ ル−1′−カルボキシ)ベンゼン、4,4′−ビス(4′′−ヒドロキシフェニ ル−1′′−カルボキシ)ビフェニル、テレフタル酸、4,4′−ベンズアニリ ドジカルボン酸、4,4,−フェニルベンゾエートジカルボン酸、4,4′−ス チルベンジカルボン酸、4,4′−ジカルボキシビフェニル、4,4′−ジカル ボキシジフェニルアゾメチン、アニリン、4′−スルホンアミド−N−フェニル ベンズアミド、4′−スルホンアミド−N′−フェニル−4−クロロベンズアミ ド、4−アミノ−1−フェニルベンゾエート、4−アミノ−N−フェニルベンズ アミド、N−フェニル−4−アミノフェニル−1−カルボキシアミド、フェニル −4−アミノベンゾエート、ビフェニル−4−アミノベンゾエート、1−フェニ ル−4′−アミノフェニルテレフタレート、N,N′−ジメチル−4,4′−ジ アミノジフェニルメタン、N,N′−ジエチル−4,4′−ジアミノジフェニル メタン、N,N′−ジメチル−4,4′−ジアミノビフェニル、N,N′−ジメ チル−3,3′−ジメチル−4,4′−ジアミノビフェニル、N,N′−ジメチ ル−4,4′−ジアミノスチルベン、N,N′−ジメチル−4,4′−ジアミノ ジフェニルスルホン、N,N′−ジメチル−4,4′−ジアミノベンズアニリド 、N,N′−ジメチル−4,4,−ジアミノ−N−メチルベンズアニリド、及び これらの組合せであり、(b)成分(A)及び(B)が0.1:1〜0.5:1 のエポキシ基あたりの活性水素原子の比を与える量で用いられ、 但し、成分(A)が分子あたり平均2個より多いグリシジルアミン基を有するポ リグリシジルアミン化合物を含み、成分(A)に含まれるグリシジル基の総量の 5パーセント以下が、分子あたり平均2個より多いグリシジルアミン基を有する 前記ポリグリシジルアミン化合物により与えられる、請求項4又は5記載のアド バンストポリグリシジルアミン組成物。
- 7.下式VII及びVIII FormulaVII▲数式、化学式、表等があります▼FormulaVII I▲数式、化学式、表等があります▼(上式中、−(Z1−Z2)m−Z1−結 合及びグリシジルアミン基の少なくとも80パーセントは互いに関しパラ位にあ り、各R及びR1は独立に水素又は1〜4個の炭素原子を有する炭化水素基であ り、各R′は独立に、1〜12個の炭素原子を有するヒドロカルビル基であり、 各Xは独立に水素、1〜12個の炭素原子を有するヒドロカルビルもしくはヒド ロカルビルオキシ基、ハロゲン原子、−NO2、又は−C≡Nであり、X1は1 〜10個の炭素原子を有するヒドロカルビル基であり、これはN、O、又はSよ り選ばれるヘテロ原子を1個以上含んでいてもよくそして飽和でも不飽和であっ てもよく、各Z1は独立に直接単結合、−CR1=CR1−、−CR1=CR1 −CR1=CR1−、−CR1=N−N=CR1−、−CR1=CR1−CO− O−(CHR1)p′−、−CR1=CR1−O−CO−(CHR1)p′−、 −(CHR1)p′−O−CO−CR1=CR1−、−(CHR1)p′−CO −O−CR1=CR1−、−CR1=CR1−CO−O−、−O−CO−CR1 =CR1−、−CO−NR1−、−NR1−CO−、−CO−NR1−NR1− CO−、−C≡C−、−C≡C−C≡C−、−CO−S−、−S−CO−、−C R1=N−、−N=CR1−、−O−CO−、−CO−O−、−CR1=CR1 −CO−、−CO−CR1=CR1−、−CR1=CR1−O−CO−、−CO −O−CR1=CR1−、−CH2−CH2−CO−O−、−O−CO−CH2 −CH2−、−N=N−、 ▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数 式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、 化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学 式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、 表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等 があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼(p=0,1,2),▲数式 、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化 学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式 、表等があります▼, ▲数式、化学式、表等があります▼, ▲数式、化学式、表等があります▼, ▲数式、化学式、表等があります▼, ▲数式、化学式、表等があります▼, ▲数式、化学式、表等があります▼, ▲数式、化学式、表等があります▼, ▲数式、化学式、表等があります▼, ▲数式、化学式、表等があります▼, ▲数式、化学式、表等があります▼, ▲数式、化学式、表等があります▼, ▲数式、化学式、表等があります▼, ▲数式、化学式、表等があります▼, ▲数式、化学式、表等があります▼, ▲数式、化学式、表等があります▼, ▲数式、化学式、表等があります▼, ▲数式、化学式、表等があります▼, ▲数式、化学式、表等があります▼, ▲数式、化学式、表等があります▼, であり、Z2は5〜12個の炭素原子を含む環式もしくは二環式系により表され る基であり、環式脂肪族、多環式脂肪族、芳香族もしくはこれらの組合せであっ てよく、nは0〜2であり、n′は0又は1であり、p′は1又は2であり、各 Z′は独立に−CO−、−O−CO−、−CO−O−、−CO−NR1−、又は −NR1−CO−基であり、Z■は ▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼;▲数 式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、 化学式、表等があります▼, ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、Z4は−CO−O−、−O−CO−、NR1−CO−又は−CO−NR 1−であり、各n′は独立に0又は1の値を有する)により表されるメソ形成性 部分を1種以上含むモノグリシジルアミン化合物。
- 8.(A)式I〜VIIにより表されるメソ形成性部分を1種以上含む1種以上 のポリグリシジルアミンもしくはモノグリシジルアミン化合物、但し、式IIの ポリグリシジルアミンは4,4′−ジアミノビフェニルのテトラグリシジルアミ ン又は3,3′−ジメチル−4,4′−ジアミノビフェニルのテトラグリシジル アミンを含む、(B)実質的にメソ形成性部分を含まない1種以上のポリエポキ シド化合物 を含むブレンド。
- 9.(a)成分(A)が式IもしくはIIIにより表されるポリグリシジルアミ ンである場合、R′は1〜6個の炭素原子を有し、Xがヒドロカルビルもしくは ヒドロカルビルオキシ基である場合、1〜6個の炭素原子を有し、Xがハロゲン 原子である場合、塩素もしくは臭素であり、 (b)成分(A)が式II、IV、V、もしくはVIにより表されるポリグリシ ジルアミンであり、Xがヒドロカルビルもしくはヒドロカルビルオキシ基である 場合、1〜6個の炭素原子を有し、Xがハロゲン原子である場合、塩素もしくは 臭素であり、(c)成分(A)が式VIIもしくはVIIIにより表されるモノ グリシジルアミンである場合、R′は1〜6個の炭素原子を有し、Xがヒドロカ ルビルもしくはヒドロカルビルオキシ基である場合、1〜6個の炭素原子を有し 、Xがハロゲン原子である場合、塩素もしくは臭素であり、 (d)成分(B)は下式IX〜XV FormulaIX▲数式、化学式、表等があります▼FormulaX▲数式 、化学式、表等があります▼FormulaXI▲数式、化学式、表等がありま す▼FormulaXII▲数式、化学式、表等があります▼FormulaX III▲数式、化学式、表等があります▼FormulaXIV▲数式、化学式 、表等があります▼FormulaXV▲数式、化学式、表等があります▼(上 式中、各Aは独立に1〜12個の炭素原子を有する二価ヒドロカルビル基、−O −、−S−、−S−S−、−SO−、−SO2−、又は−CO−であり、各A′ は独立に1〜6個の炭素原子を有する二価炭化水素基であり、Qは単結合、−C H2−S−CH2−、−(CH2)n1−、又は ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、各Rは独立に水素又は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基であり、 各R2及びR3は独立に水素、1〜6個の炭素原子を有するヒドロカルビルもし くはハロヒドロカルビル基であり、各Xは独立に水素、1〜12個の炭素原子を 有するヒドロカルビルもしくはヒドロカルビルオキシ基、ハロゲン原子、−NO 2又は−C≡Nであり、mは1〜10値を有し、m′は0.01〜12の平均値 を有し、m1は1〜12の平均値を有し、m2は1〜12の値を有し、n′は0 又は1の値を有し、n′′は0〜3の値を有し、n1は1〜10の平均値を有す る) で表されるエポキシ樹脂であり、 (e)成分が成分(A)と(B)の合わせた重量を基準として1〜99重量パー セントの量存在し、成分(B)が成分(A)と(B)の合わせた重量を基準とし て99〜1重量パーセントの量存在する、請求項8記載のブレンド。
- 10.成分(A)が、N,N′−ジメチル−4,4′−ジアミノビフェニル、N ,N′−ジメチル−4,4′−ジアミノスチルベンのジグリシジルアミン、又は これらの組合せであり、成分(B)がビスフェノールAのジグリシジルエーテル 、4,4′−ジヒドロキシジフェニルメタンのジグリシジルエーテル、4,4′ −ジヒドロキシベンゾフェノンのジグリシジルエーテル、4,4′−ジヒドロキ シチオジフェノールのジグリシジルエーテル、1,1−ビス(4−ヒドロキシフ ェニル)−1−フェニルエタン(ビスフェノールAP)のジグリシジルエーテル 、又はこれらの組合せである、請求項10記載のブレンド。
- 11.(A)(1)メソ形成性部分を1種以上含む1種以上のポリグリシジルア ミン、このポリグリシジルアミンは式I〜VIで表されるものであるが、但し、 式IIのポリグリシジルアミンは4,4′−ジアミノビフェニルのテトラグリシ ジルアミン又は3,3′−ジメチル−4,4′−ジアミノビフェニルのテトラグ リシジルアミンを含んでよく、を(2)分子あたり平均1個より多い活性水素原 子を有する少なくとも1種の化合物 と反応させることにより製造されるアドバンスト(advanced)ポリグリ シジルアミン組成物であり、ここで成分(1)と(2)は、0.01:1〜0. 95:1のエポキシ基あたりの活性水素原子の比を与える量で用いられ、但し、 成分(A1)が分子あたり平均2個より多いグリシジル基を含むポリグリシジル アミン化合物を含む場合、成分(A1)に含まれるグリシジル基の総量の15重 量パーセント以下は分子あたり平均2個より多いグリシジル基を含む化合物によ り与えられる(B)実質的にメソ形成部分を含まない1種以上のポリエポキシド を含むブレンド。
- 12.(a)成分(B)が、ヒドロキノン、ビスフェノールA、4,4′−ジヒ ドロキシジフェニルメタン、4,4′−チオジフェノール、4,4′−スルホニ ルジフェノール、4,4′−ジヒドロキシジフェニルオキシド、4,4′−ジヒ ドロキシベンゾフェノン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェ ニルエタン、 FormulaIX▲数式、化学式、表等があります▼FormulaX▲数式 、化学式、表等があります▼FormulaXI▲数式、化学式、表等がありま す▼3,3′,5,5′−テトラクロロビスフェノールA、3,3′−ジメトキ シビスフェノールA、4,4′−ジヒドロキシビフェニル、4,4′−ジヒドロ キシ−α,α′−ジエチルスチルベン、4,4′−ジヒドロキシ−α−メチルス チルベン、4,4′−ジヒドロキシベンズアニリド、4,4′−ジヒドロキシ− 2,2′−ジメチルアゾキシベンゼン、4,4′−ジヒドロキシ−α−シアノス チルベン、ビス(4−ヒドロキシ)テレフタレート、N,N′−ビス(4−ヒド ロキシフェニル)テレフタルアミド、ビス(4′−ヒドロキシビフェニル)テレ フタレート、 FormulaXII▲数式、化学式、表等があります▼FormulaXII I▲数式、化学式、表等があります▼4,4′−ジヒドロキシフェニルベンゾエ ート、ビス(4′−ヒドロキシフェニル)−1,4−ベンゼンジイミン、4,4 ′′−ジヒドロキシビフェニルベンゾエート、1,4−ビス(4′−ヒドロキシ フェニル−1′−カルボキシアミド)ベンゼン、 FormulaXIV▲数式、化学式、表等があります▼FormulaXV▲ 数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等があります▼; 1,−ビス(4′−ヒドロキシフェニル−1′−カルボキシ)ベンゼン、4,4 ′−ビス(4′′−ヒドロキシフェニル−1′′−カルボキシ)ビフェニル、テ レフタル酸、4,4′−ベンズアニリドジカルボン酸、4,4′−フェニルベン ゾエートジカルボン酸、4,4′−スチルベンジカルボン酸、4,4′−ジカル ボキシビフェニル、4,4′−ジカルボキシジフェニルアゾメチン、アニリン、 4′−スルホンアミド−N−フェニルベンズアミド、4′−スルホンアミド−N ′−フェニル−4−クロロベンズアミド、4−アミノ−1−フェニルベンゾエー ト、4−アミノ−N−フェニルベンズアミド、N−フェニル−4−アミノフェニ ル−1−カルボキシアミド、フェニル−4−アミノベンゾエート、ビフェニル− 4−アミノベンゾエート、1−フェニル−4′−アミノフェニルテレフタレート 、N,N′−ジメチル−4,4′−ジアミノジフェニルメタン、N,N′−ジエ チル−4,4′−ジアミノジフェニルメタン、N,N′−ジメチル−4,4′− ジアミノビフェニル、N,N′−ジメチル−3,3′−ジメチル−4,4′−ジ アミノビフェニル、N,N′−ジメチル−4,4′−ジアミノスチルベン、N, N′−ジメチル−4,4′−ジアミノジフェニルスルホン、N,N′−ジメチル −4,4′−ジアミノベンズアニリン、N,N′−ジメチル−4,4′−ジアミ ノ−N−メチルベンズアニリド、及びこれらの2種以上の組合せであり、(b) 成分(1)及び(2)が0.1:1〜0.5:1のエポキシ基あたりの活性水素 原子の比を与える量で用いられ、 (c)成分(A)が成分(A)と(B)の合わせた量を基準として10〜50重 量パーセントの量存在し、 (d)成分(B)が成分(A)と(B)の合わせた量を基準として90〜50重 量パーセントの量存在する、請求項11記載のブレンド。
- 13.(A)分子あたり平均1個より多い隣接エポキシ基及び分子あたり1個よ り多いメソ形成性部分を含む1種以上のポリグリシジルアミン、及び (B)分子あたり1個のみのエポキシ基及び分子あたり1個以上のメソ形成性部 分を含む1種以上のモノグリシジルアミン化合物を含むブレンド。
- 14.成分(A)が成分(A)と(B)の合わせた量を基準として10〜50重 量パーセントの量存在し、成分(B)が成分(A)と(B)の合わせた量を基準 として90〜50重量パーセントの量存在する、請求項13記載のブレンド。
- 15.請求項1、2、3、4、5、6、8、9、10、11、12、13もしく は14記載の少なくとも1種の組成物及び硬化量の好適な硬化剤を含む硬化性組 成物。
- 16.請求項15記載の硬化性組成物を硬化することより得られる生成物。
- 17.硬化の前、硬化の間、又は硬化の前と間の両方において、請求項16記載 の硬化性組成物を配向することにより得られる生成物。
- 18.前記配向が、電場もしくは磁場により、又は延伸もしくは剪断力を加える ことにより行われる、請求項17記載の生成物。
- 19.(A)式I、III、VもしくはVIにより表される、メソ形成性部分を 1種以上含む1種以上のポリグリシジルアミン、(B)分子あたり平均少なくと も1個の活性水素原子を有する少なくとも1種の化合物、 を、0.96:1〜1.05:1のエポキシ基あたりの活性水素原子の比を与え るような量で用いて反応させることにより製造されるフェノキシタイプ樹脂。
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