JPH06504610A - 鎧 - Google Patents

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JPH06504610A
JPH06504610A JP4503282A JP50328292A JPH06504610A JP H06504610 A JPH06504610 A JP H06504610A JP 4503282 A JP4503282 A JP 4503282A JP 50328292 A JP50328292 A JP 50328292A JP H06504610 A JPH06504610 A JP H06504610A
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ブキャナン,ダグラス ボイド
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F41WEAPONS
    • F41HARMOUR; ARMOURED TURRETS; ARMOURED OR ARMED VEHICLES; MEANS OF ATTACK OR DEFENCE, e.g. CAMOUFLAGE, IN GENERAL
    • F41H1/00Personal protection gear
    • F41H1/02Armoured or projectile- or missile-resistant garments; Composite protection fabrics

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 鎧 本発明は主に、胴体用の身体用鎧に関するが、腕、足、手、または他の身体各部 用の鎧にも応用できる。身体に装着する鎧という物品は、何世紀にも亙って知ら れているものであって、例えば14世紀には、足を連節プレートからなるコルレ ット(collerets)で覆ったりしていた。14世紀中頃までには、身体 や手足は、鉄のプレートからなる連節ケーシングで完全に固められていた。
現代では、いわゆる衝撃吸収ベスト(ballistic vest)が、例え ばケブラー(登録商標)の商品名で販売されている芳香性ポリアミド繊維からな る多数の構成層、典型的には24の層によって、着用者を弾丸(高速の銃で発射 されたちの以外)から守ることができる。しかしこれとは反対に、例えばナイフ やネジ回しの刃などのような攻撃手段では、ケブラーや類似の材料は突き通して しまう。
身体用鎧としては、アメリカ合衆国で製造されているものが知られている。この 鎧は、小数(例えば、4枚)の繊維被覆チタンプレートからなる、厚みが例えば 0゜25 mmの前部及び背部パネルを具備している。これらのパネルは非常に 短く、特に前部パネルは着用者のへその辺りまでしか届かず、攻撃を受け易い胴 の下部は全く保護されない。仮に前部及び背部パネルを十分な程度にまで長くす るとすれば、着用者は前方かがむことも、座ることも、ひざまずいて発射姿勢を とることもできないであろう。
念のために言うと、我々はこの明細書の残りの全ての部分で”身体用鎧”につい て述べるが、この用語は、手足用鎧等も含むのであって、胴体用鎧に限定するも のではない。
本発明に従い、我々は、人間が着用できるようにした身体用鎧を複数の保護プレ ートから構成し、各プレートが、フレキシブル接続部材によって隣接プレートの 接続領域に接続された接続領域を有することを特徴とする身体用鎧を提供する。
これは、相対的にプレート同士が動くことを可能にする。
好ましくは、前記接続手段には伸長性があり、プラスチック材料(熱可塑性プラ スチック等)からなる。好ましくは、前記接続手段には弾力性がある。好ましく は、前記接続手段は、プレートのホールを抜ける脚部を有するリベット等である 。
好ましくは、前記保護プレート同士は、前記フレキシブル接続手段によって相対 的に曲がり、よって前記身体用鎧は曲がることができる。
好ましくは、前記プレートの接続領域は、接続部材が伸びるホールを有する。好 ましくは、該ホールが細長いスロットであって、ホールの細長い方向について、 プレート同士が相対的に動くことができるようにする。身体用鎧は、ホールの前 記細長い方向に伸びるかまたは収縮でき、該細長い方向に対して実質的に直角の 別の方向に曲がることもできる。
好ましくは、隣接保護プレートは、側端部領域で互いに重なっている。好ましく は、該プレートは矩形であり、各隅にホールまたはスロットを有することが好ま しい。
好ましくは、該プレートは隣接する二行の継ぎ目に積層された裏当てストリップ によって接合された隣接行に配される。該裏当てストリップはそれ自体、接合プ レートからなっていてもよい。該裏当てストリップのプレートは細長いホールを 有していてもよい。
一つの行内の保護プレートを接続する同じ接続部材はまた、二行を接続するため に、裏当てプレートを抜けていてもよい。該接続部材は、二つの保護プレートと 二つの裏当てプレート間に伸びてよい。
好ましくは、前記接続手段は、隣接保護プレートを締め付けておらず、代わりに プレートの重なり合う面に対して自然な方向に、隣接(重なり合う)保護プレー ト間のある程度の相対的な動きを可能にする。このことはまた、身体用鎧に柔軟 性があることの証明となる。このように柔軟性が増すということは、使用者の下 腹部又は骨盤領域にまで伸び、例えば使用者が座ったりひざまずいたりするとき に、曲がることで使用者の体から離れることのできる膝領域を胸部プロテクタに 設けることを可能にする。
好ましくは、前記プレートは、商業的に得られる純粋なチタン等の金属からなる 。他の金属、例えば、チタン合金や金属マトリクス合成物等も使用できる。
前記プレートは、ナイフが刺さったとき、曲がるか折れてよい。
身体用鎧は、レッグプロテクタであってもよい。該レッグプロテクタは、頂端部 および/または下端部に本発明に係るプレートからなるフレキシブルバンドが設 けられた管状の実質的に硬い、むこうずねプロテクタである。
保護プレートの該フレキシブルバンドは、くるぶし及びふくらはぎを保護する。
好ましくは、該レグプロテクタは、使用者が靴やブーツを脱がずに着用でき、好 ましくは前で締めることができる。
身体用鎧は、手および/または手首用プロテクタを夛備してもよい。該プロテク タは、使用者の手の上下にイ1びるU字形のハンドプレートを有している。フレ キシフルな手及び前腕用プロテクタは、U字形のハンドプロテクタの対抗突出部 に取り付けられる。
本発明の実施例を添付図面に示すものを例にとって該図2は、分かりやすくする ためにリベットとワッシャーを省略したベスト前部分の一部を示す正面図である ;図3は、分かりやすくするためにリベットとワッシャーを省略した図2の一一 部を示す背面図である;図4は、ベスト前部分のプレートにあるスロットが整列 しており、リベットで留められている態様を示す図である; 図5は、ベスト前部分の二、三枚のプレートの詳細を示す図である; 図6Aは、図5の線vr−vrに沿う断面図である;図6Bは、プレート同士が 捻れており、リベットの柔軟性を示す図6Aに類似する略断面図である;図60 は、ナイフの攻撃によって曲がっているプレー具 トを示す略図である; 沖 図7Aは、使用状態にあるベスト前部分をさらに詳細ブ に示し、プレート 間の相対的な動きを示す図である;t 図7Bは、変更を加えたベスト前部分の 詳細を示す図である; 桑 図8は、パッド用材料で被覆した変更を加えたベスト前部分を示す図である ; 図9は、ベスト後部分を示す図である;図10は、前部分と後部分を組み合わせ た1個のベストを示す図である; 図11は、レッグプロテクタを示す図である;図12及び図13は、手及び手首 プロテクタの上下を示す図である; − E 図14は、図12のプロテクタの部分断面図である。
図1から図7は、ナイフで突き刺されることから身を守れるよう考案された装甲 ベストの前部分lを示す。該前部分1は、プラスチックリベット4によって一体 的に固定された小さな金属製保護プレート3を備えた行装置2を具備する。保護 プレート3は、後部プレート6及び前部プレート7の各々からなる全体的に垂直 な列配置とされ、前部プレート7は後部プレート6の側端部8に重なり合ってい る。裏当てストリップ9(図2及び図3でもっともよく示されている)は、保護 プレート6及び7の後を通り、プレート3からなる隣接する二行の水平に伸びる 継ぎ目の領域の上に横たわっている。図1は、着用されている時の前部分1の位 置を示す。
保護プレート3は、単一の構造を有する厚さ約1mmのチタンからなる全体的に 矩形状の小型プレートを具備する。前部プレート6及び7は、約4 cm X  6cmであって、垂直軸の回りに僅かに湾曲しており(図4で示されるように) 、使用時にはこの凹部側が使用者の身体に向く。各プレート3は、各縞領域に水 平に細長く延びたスロット10を有する。
一つの行2の隣接する前部及び後部プレート7及び6は、側端部領域8が重なり あっており、一対のホールlOが揃えられている。プラスチック2リベツト″は 、各対の一列に並んだスロット10を通り抜けて、各行のプレート6及び7を継 ぐ。真ちゅうまたは滑りをよくしたナイロン等でできたワッシャー12が、リベ ットのヘッド13と前部プレート7の間に介在する(i6A及び6B参照)。
プレート3からなる隣接する行2は、裏当てストリップ9(これは、継ぎ目をカ バーする役割も担っている)によって継がれる。該裏当てストリップ9それ自体 が、約11/2cm x 5 (、mの前部及び後部プレート14及び15から なる。この裏当てストリップのプレートもまた、隅に水平に細長く延びるスロッ ト16を有し、プレート3と同じ材料からなる。
一つに行のプレート6及び7をまとめるリベット4もまた、裏当てプレート14 及び15に設けられた適当なスロットの間に伸びており、従って隣接する行2を まとめる。リベット4は後部ヘッド17を有し、該ヘッド17は、該ヘッド17 と後部裏当てプレート15の間に介在していてワッシャー12と類似するワッシ ャー18を押さえる。該ワッシャー12及び18は、リベットのプラスチック材 料からなるヘッドが、ホール10及び16−から抜は出てしまうのを防ぐ。
図4は、保護プレート6及び7からなるーっの行の上部ホール10の、裏当てプ レート14及び15の下部ホール16に対する整列状態を示す。裏当てプレート の該上部ホール16は、保護プレートの次の行の下部ホール10と揃っている。
ノイズ特性を改善し、且っ/または相互間の摩擦を減少させるために、プレート 6及び7、並びに14及び15はコーティングされるか、または表面処理される 。コーティングとして適当なものは、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE) である。このようにコーティングすることはまた、消費者への受容性を改善する ことができ、ベストを心地よいものにすることができる。
リベット4は、ポリウレタン等の熱可塑性プラスチックからなり、弾力性、柔軟 性及び伸長性を有する。図6Bは、リベット4の広角度での曲げを示す。このリ ベットは、90°、または180°にさえ曲げることができる(プレートの配置 が許す限り)。我々は、ショアー硬さが約80−85 Aであるポリウレタンリ ベットを使う。リベットは、プレート6.7.14及び15を締め付けない − すなわち、リベットは、該リベットが貫通するブレードの厚み合計よりも十分に 長い。このことは、同一行内のプレート同士が相対的にスライドすることを可能 にするとともに、リベットを曲がり易くし別の行のプレートが別の”面”の配置 をとることが可能となる(プレートは、少し湾曲している)。
ベスト前部分1には、ナイフが貫通できるような重大な開口は存在せず、比較的 軽量で、そして最も重要なことであるが、非常に柔軟である。プレート6及び7 は、スロット10によって、お互いに水平に動くことができる。細長いスロット 10、そしてまた開口部16によって、身体用鎧の材料は、身体用鎧を装着する 者の体の動きを驚くほど受けいれる、または、驚くほどこれに合わせることがで きる。例えば、細長く延びた開口を設けることで、ベスト前部分1の胸部の水平 寸法は、約10%またはそれ以上増減できる。身体用鎧を変更したものとして、 裏当てプレート14及び工5のスロット16を円形にすることもできる。
保護プレート用に使用することができる他の適当な硬い物質として、合金、合成 物質及びサンドイッチ状物質(例えば、アルミニウムーリチウム−アルミニウム のサンドウィッチ構造物)がある。
プレート3は、ナイフで非常に強く刺されたときに、曲がるかJナイフの先端を 包むか巻き付けるような大きさと厚みを有するが(図6C参照)、若干突き通さ れてもよい。プレートが曲がるということは、ナイフの攻撃エネルギーを吸収す るということである。フレキシブルリベット4によって、プレートが隣接プレー トに接続された状態であっても曲がることができる。商業的に得られる純粋なチ タンはそれほど脆くなく、プレート用には最も適した金属であることがわかって いる(他の金属は脆く、ナイフによる攻撃で曲がる部分にひびが入ったり割れた りするであろう)。
身体用鎧の他の実施例として、積層され、かつ、位置合わせされた2つの薄片を 各プレートに設けてもよい。
この場合、プレート全体の厚みはl mmである。このような多層プレートは、 対応する単層プレートより若干優れた性能を有する。
我々が使おうと考えているある特定の形態の多層プレートとしては、2片のチタ ン(それぞれの厚さは0.5mm)と、この2片間に設けられるいわゆる衝撃吸 収ナイロン層から構成され、該2片と該ナイロン層が接着剤によって接合されて いるプレートである。試行の結果、このようなプレート構造は、接着剤及びナイ ロン層が一緒になってナイフまたはその他の刃物を捕らえ、これを阻止するとい う望ましい結果(ナイフまたは他の刃物が、プレートを貫通した場合)を生み出 すようだ。このことは、鎧を着用する者にナイフが深く刺さることを防止すると いうばかりでなく、攻撃者が2回目の一撃を試みようとナイフを鎧から抜くこと を妨げまたは阻止する。保護及び裏当てプレートの曲率半径は、これらがカバー する身体の面積に応じて様々なものとなる。例えば、大腿部を包むのみ必要とさ れるプレートは、例えば、ベスト前部分に使用されるものよりも、小さい半径の 湾曲を有するが、手首を包むように意図されるプレートのそれよりは、大きい半 径の湾曲を有するであろう。
さらに変更を加えれば、後部または前部プレート6または7が、これらに固着さ れた補助強化パネルまたはプレートを有していてもよい。このような補助プレー トの例を図1に図示するとともに(点線で示された外形部分)、参照番号20を 付す。該補助プレートは、プレート3に糊付けまたは接着することができよう。
補助プレート20は、前部分が一枚のプレートの厚み分しかないプレート領域を 、カバーまたは実質的にカバーするような位置において、保護プレート3に取り 付けてられる。
PTFEがプレートのコーティングに適していると述べたが、他の適当なコーテ ィングとして、モリコート−(MoLLYKoTE)、ナイロン、−ポリエステ ル、塗料、シリコンまたはエポキシ物質がある。プレート表面にはまた、窒化ま たは陽極処理によって、所望の表面コーティングを施すこともできる。身体用鎧 を着用する者が発生させるであろうノイズ量を減少させるために、プレートをコ ーティングすることが好ましい。なぜなら、消費者の受容性を確保する必要があ り、また隣接プレート間の摩擦を減少させる必要があるからである。プレーを自 由にできる点である。薄い色あいのベストが必要とされる場合がある(例えば、 白または薄灰色のベストは、一般の衣服の下にこっそりと着ることができ、余り 透けて見えない)。暗いまたは明るい色のベストが望まれる場合、例えば、ベス トを公然と着用することによる心理学的な効果が望まれる場合(例えば、暴動鎮 圧作用)がある。
他の好ましいコーティングとしては、優れた化学的耐性と清浄可能性を有するP TFE被覆をプレートに設けるテフコート(TEFCOTE) 1000が知ら れている。上述のテフコート製品は、ミクロ分散させた樹脂のバインダ系に組み 込んだ水を基礎とするシングルバックコーティングである。
ベスト前部分1が着用者の下腹部、下骨盤領域にまで達し、使用者が座ったとき に約90°曲がる位に下膝領域が十分柔軟であることがわかる。ベストの膝領域 は、使用者が座れば広がる。使用者がベストを着用しつつ心地よく座ることがで きるということは、例えばなにか出来事を待っていて力をかけない状態でいると き等は、重要である。リベットが曲がることができ、かつ、伸びることができる ということは、ベスト前部分もこの小型の保護プレートと同様に柔軟である。
図2及び3に示されるプレート鎧構造は、非常に柔軟であるので、手首の回りで 曲がることも、腕側プロテクターの構造に使用することもができる。身体用鎧1 は、聴取できるノイズを減少させる効果を持つ軽量パッドで覆ってもよい。図8 は、パッドが詰められ、ヴエルコ(VELCO)社製パッド32が設けられたシ ョルダーストラップ31を二つと、ベスト部分の本体に永久にまたは除去可能に 固着された膝プロテクター33と、VELCO社製のサイドパッチ34を具備す るベスト前部分30を示す。ベスト部分30の本体及び膝プロテクター33は、 図1と類似の鎧を収容する。
図2及び3で示される身体用超構造を有して製造される身体用鎧のそれぞれは、 例えば、シャツ、ジャケットの下に、または制服(警察、軍隊等)の上や、外傷 板(trauma plate)として使用させるためにいわゆる衝撃吸収ベス トの下、または衝撃吸収ベストの上に着用される。
衝撃吸収ベストは、通常、ケブラー(KEVLAR)の24もの層またはこれと 類似の材料から製造され、衝撃吸収ベストの上に着用された身体用鎧のプレート による衝撃で弾丸が歪み、ケブラーまたはこれと類似材料の層の数が安全に少な くとも二つに分かれることが実験で示された。衝撃吸収ベストの上に身体用鎧を 着用しているときの弾丸に対する身体用鎧の有効性は、チタンの強さ、リベット の伸長性、そしてケブラーまたはこれと類似の材料について知られる高エネルギ ー吸収特性いかんによる。
ナイフの攻撃にたいする保護として、この身体用鎧は優れている。なぜなら、チ タンは強度が高く、さらにナイフの刃が下の胴体にまで達するような割れ目は事 実上存在しないからである。さらにまた、ナイフによる一撃を受けたとき、プレ ートが曲がることでエネルギーが吸収される。しかしながら、多くの別々の断片 を積層してなるプレートを使用した場合、ナイフの刃は第二のプレートで停止す る前に、第一のプレートを突き通り、事実上これらの断片が少な−くとも瞬時に ナイフの刃をつかむ −ことがわかっている。このことは、身体用鎧を着用して いる者に対し、攻撃者を圧倒しまたは無能にする為の貴重な特別な時間を与える という点で大切なことである。
本発明に係る構造の身体用鎧の材料で、衣類を容易に構成でき、胴を保護するだ けでな(、鎧を有する袖を設ければ、腕もまた保護することができる。鎧をズボ ンに組み合わせることも考えられる。
図9は、図1に類似の身体用鎧と組み合わされる、または組み合わされないベス ト背部40を示す。ベスト背部40に、ベスト前部分より大きいプレートを使用 することは一般的に可能である。該背部40がウェストまでしか伸びていない場 合は、特に可能である。背部プレート40は、単一のプレート、または二三枚の プレートを具備する。背部40は、ベスト前部分30のショルダーストラップ3 1のパッチを補助するヴエルコ社製のパッチを具備し、これら二つのベスト部分 は同時に着用できるようにされる。
図10は、鎧が取り付けられたベスト50を示し、該ベストは図1に類似する身 体用鎧が組み合わされた前部材51と、サイドヒンジ領域53によって該前部分 材51に固定される背部部材52と、背部パネルにヒンジにて取り付けられ、− 前パネルと接続できる閉めパネル5Aを具備する。
プレートの開口10及び16は、細長くする必要はない。実際、身体用鎧が軽量 パッドによってカバーされるだけならば、開口10は、細長(ない方が好ましい であろう。
プレートのアッセンブリーを考えれば、シート状の材料を形成するには、リベッ トの脚部(ここでは、ヘッドは一つとする)が開口10にしまりばめされている ことは非常に有効であることがわかる。脚部をホールにしまりばめすることで、 製作者がアッセプリーを機械にがけるときに、ゆるんでいるアッセンブリーがバ ラバラに落ちてしまうことが防げる。リベット4は、射出成形される。リベット の第二ヘッドは、例えば、過熱空気と適当な道具で形成できる。
プレートは平坦に作製してよく、作製されたシート状の材料(複数の互いに連結 したプレートを具備する)に、所望の湾曲(例えば、銅をカバーするために)が 圧縮機械で与えられる。
ポリウレタンの代わりに、熱可塑性ポリエステルエラストマーをリベットの材料 に使用できるであろうと考えらる。これらの内の一つが、デュポン(DuPon t)社によりハイトレル(HYTREL)という商榎を付されて販売されている 。ポリウレタンは、その強度と優れた弾性記憶力の為、リベットとして使用され 、上述のエラストマーは、ポリウレタン同様に効率よく機能すると考えられる。
さらに変更を加えれば、着用者の動きによって、プレートが厚さ方向に押し曲げ られた後、プレートをノーマル位置に戻すばね手段を、ベスト前部分が設けても よい。
図7Bは、鎧の一部分の裏側の図であり、同図で、後部プレート7には、ラバー または他の弾力のある物質でできたばね部6bを有する戻りストリップ6aが設 けられており、これに力がかがるると、ある行のプレート6を付勢してこれを互 いに遊離させるので、リベット4はプレートの細長いスロットの一端に位置する 傾向にある。
使用者がある行のプレートを圧縮する場合がある(例えば、ピストルを発射する のに自分の胸の前に両手を伸ばしてこれを保っとき等)。このような動作を受け 入れるために、ばね部6bの湾曲が潰される。いったん使用者が別の位置に戻れ ば、ストリップ6aはプレートを”通常”間隔に戻す。勿論、もしばねの戻り特 性を適切に通常のものに選択するならば、ある行の、通常の状態で、力のかかっ てないプレートの位置は、細長いスロットの一端にある必要はない。
図11は、上端及び下端部に図2及び3に示される保護プレート構造を組み込ん だレッグプロテクタ60を示す。
レッグプロテクタ60の中央領域は、金属(例えば、商業的に得られる純粋なチ タン)からなる非常に硬い前開き下部むこうずねプロテクタ61を具備する。該 むこうすねプロテクタ61は、前部に開口62を有し、使用者が足の下部(膝の 下)にレッグプロテクター60を足の後ろから押した後、開口部62を閉めてて 実質的に蓋をしてしまう必要がある場合、垂直ヒンジ手段を設けてもよい。金属 シート61は通常十分に柔軟なので、一般にはヒンジ手段を設ける必要はない。
下部むこうずねプロテクタ61は、上端及び下端部に閉めストラップ63及び6 4を具備する。補助取付部材63′及び64゛ もまた、開口62に隣接して設 けられる。
むこうずねプロテクタ61の上端部は、ふくらはぎ及び上部むこうすねプロテク タ66を具備する連結プレートからなるバンドに接続されている。
ふくらはぎプロテクタ66のプレート65は、水平行及び縦列に配されており、 後部プレート67(このい(つかは点線で示しである)によって、同じ行の隣接 プレー’トロ5に接続されている。
プレートの隣接する行は、裏当てプレート68及び69によって接続されている 。この裏当てプレートのいくつかもまた、明確にするために示される。各プレー ト65.67.68及び69は、各隅に細長く延びたスロットを有する。
ある行の隣接プレート間、及び隣接する行間は、柔軟であって、伸長性のあるポ リウレタンリベット70によって接続される。各リベット70は、保護プレート 65、後部プレート67及び二つの裏当てプレート68及び69を抜け、しかも 連結プレートの配列は、後部プレート67が図2及び図3の対応物よりも小さい 点を除けば、図2及び3と同じであることを理解できる。
プレート65の上行にもまた、レース77が延びるレースホール77が設けられ る。
くるぶしプロテクタバンド72は、プロテクタ62の底部に取り付けられ、ふく らはぎプロテクタバンド66に類似する。
レッグプロテクタ、及びむこうすねプロテクタ61の金属プレートは、ナイロン でコーティングされる。
使用者が自分の足を開口62にから押して、くるぶしがバンド72の領域に、ふ くらはぎがバンド66の領域にくるよう足を位置させた後、使用者はベルト63 及び64を締めて開口62を閉じ、レース71を引き、これを縛る。継ぎ目は使 用者のむこうずねの前にあって、簡単に継ぎ合わせることができる。さらに、使 用者は靴やブーツを脱ぐ必要がなく、プロテクタ60をズボンの上から着けるこ とさえできる(または、該レッグプロテクタを着ける前に、ズボンをまくりあげ ることもできる)。
二つのバンド66及び72のフレキシブルリベット及びスロットの構造によって 、プロテクタは着用者のふくらはぎに一層よくフィツトすることができ、ふくら はぎ及びくるぶしでの柔軟が確保される。
図12及び13は、チタンからなる腕、手首、そして下部前腕用プロテクタ80 を示す。該プロテクタ80は、上前万端部がフランジプレート82に、そして上 部及び下部背端部がそれぞれ手首及び前腕プロテクタ構造83及び84にリベッ トで留められている巻き込みU字型ハンドプレート81を具備する。ストラップ 85は、該ハンドプレート81にリベット留めされている。
各手首及び前腕83または84は、プレートの前端がその前にある後端に重なっ て、リベット留められている多数の連節プレートまたはバンド86を具備する。
大きい前腕プロテクタ、またはカーフスプレート87は、最後の連節プレートに 重なる。連節プレート、及び前腕プレートの断面は、C字型をしている。
プレート81.86及び87は、柔軟で、伸長性のあるプラスチックリベット8 8によって継ぎ合わされる。
金属ワッシャー89は、リベットヘッドとプレートとの間に介在する(図14で もっともよく理解できる)。隣接プレートの固定にはある程度の”遊び”が存在 する:すなわち、リベット88脚部は、約1 mm、継ぎ合わせるプレートの厚 みより長いことがわかる。このことは、リベット接続器の柔軟性と伸長性ととも に、プロテクタ80を使用する上で非常に柔軟なのものにする。
使用に際して、使用者の人差し指と親指の間にストラップ85を通し、これらの 指の指関節がハンドプレート90に設けられた指関節用形成部90で受け止めら れる。
該形成部90によって、プロテクタ80をより一層心地よく着用でき、ハンドプ レート81が強化される。使用中、フィンガープレート82は使用者の握り拳の 前端部あたりに延びており、該握り拳を保護するとともに、人差し指及び親指の 使用を実質的に制限しない。
リベット88が延びるプレートのホールは、細長くない。しかし、変更を加えた 場合、これらのリベットは使用者の前腕に対して全体的に平行な方向に細長く延 びたことが好ましい。
かすり傷から使用者の腕を守り、手または手首から毛が引き抜かれることを防ぐ ため、通常プロテクタ80の下に、手袋またはこてが着用される。
身体用鎧を、馬などの動物に着用させてもよい。
5 5 FIG、3 FIG、6A。
FIG9 FIG、11 FIG、13− 国際調査報告 国際調査報告 +IJ 9200160 フロントページの続き (72)発明者 ブキャナン、ダグラス ボイドイギリス エスワイ83ビーダ ブリユ シユロツプシヤー ルードロー クリ−ヒル アイヴイ コテイツジ (番地な し)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.複数の保護プレート(3、7、8;65、67;81、86、87)を具備 する身体用鎧において、各プレートが、フレキシブル接続部材(4;70;80 )をによって隣接プレートの接続領域(19)に接続された接続領域を有するこ とを特徴とする身体用鎧2.前記接続部材に伸長性がある請求項1に記載の身体 用鎧。 3.前記接続部材が、プラスチック材料からなることを特徴とする請求項1また は2に記載の身体用鎧。 4.前記接続部材がリベット等であることを特徴とする先行するクレームに記載 の身体用鎧。 5.前記プレートが互いに互いに曲がることができ、その結果身体用鐙が曲がる ことができることを特徴とする先行するクレームに記載の身体用鎧。 6.前記接続領域が、前記接続部材が伸びるホール(10)を有することを特徴 とする先行するクレームに記載の身体用鎧。 7.前記ホール(10)が、細長いホールであって、前記プレートが該ホールの 細長い方向に互いに動くことができることを特徴とする請求項6に記載の身体用 鎧。 8.前記細長い方向に広がるかまたは収縮することができ、また別の方向に曲が ることができることを特徴とする請求6項記載の身体用鎧。 9.前記隣接プレートが、側端部領域(8)で重なり合うことを特徴とする先行 する請求項に記載の身体用鎧。 10.前記プレートが、矩形であって、各隅にホール又はスロットを有すること を特徴とする先行する請求項に記載の身体用鎧。 11.前記プレートが、二つの隣接するプレートの継ぎ目に積層される裏当てス トリップ(9)によって接続される該隣接プレート(2)に配されることを特徴 とする先行する請求項に記載の身体用鎧。 12.前記裏当てストリップ(9)それ自体が、互いに接合されたプレート(1 4、15)からなることを特徴とする請求項10に記載の身体用鎧。 13.前記裏当てストリップ(9)の前記プレート(14、15)が細長いホー ル(16)を有することを特徴とする請求項11に記載の身体用鎧。 14.同じ接続部材(4、70)が、二つの行を接続するために、ある行内の保 護プレートと、該保護プレートとを裏当てプレートに接続することを特徴とする 請求項11から13に記載の身体用鎧。 15.前記接続部材が二つの保護プレート及び二つの裏当てプレートに延びてい ることを特徴とする請求項14に記載の身体用鎧。 16.前記接続部材が、隣接する保護プレートを締め付けず、代わりに隣接し、 重なり合うプレート間で、プレートの重なり面に対して自然な方向に、ある程相 対的に動けるようしたことを特徴とする先行する請求項に記載の身体用鎧。 17.前記プレート(3)の少なくともいくつかは、ナイフ先端が強く刺さった 時にまがり、少なくとも該一撃のエネルギーを吸収することを特徴とする先行す る請求項に記載の身体用鎧 18.前記鎧が、胸部プロテクタまたはベストであることを特徴とする先行する 請求項に記載の身体用鎧。 19.前記胸部プロテクタが、使用者の下腹部または骨盤領域に達し、使用者が 座ったりひざまずいたりしたときに曲がり、使用者の体から離れることができる 膝領域を有することを特徴とする請求項18に記載の身体用鎧。 20.前記鎧が、レクプロテクタ(60)であることを特徴とする先行する請求 項に記載の身体用鎧。 21.前記身体用鎧が、手および/または手首用プロテクタ(80)であること を特徴とする先行する請求項に記載の身体用鎧。 22.添付図面の図1から図7;または図8;または図9;または図10;また は図11;または図12から図14を参照して実質的に説明され示されるような 身体用鎧。
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