JPH06504207A - 好塩好アルカリ微生物 - Google Patents

好塩好アルカリ微生物

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JPH06504207A JP5508333A JP50833393A JPH06504207A JP H06504207 A JPH06504207 A JP H06504207A JP 5508333 A JP5508333 A JP 5508333A JP 50833393 A JP50833393 A JP 50833393A JP H06504207 A JPH06504207 A JP H06504207A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 好塩好アルカリ微生物 本発明は、微生物学の分野に関し、より特定的には、好塩(halophili c) 、好アルカリ微生物の分野に関する。
発明の背景 好アルカリ微生物は、アルカリpH環境、特に、pH8を越える場合、及び一般 的にはpl(9及びlOの間の範囲において最適な増殖(growth)を示す 生物であると定義される。好アルカリ微生物は、12もの高いpHを有する環境 下での生存も見られる。偏性好アルカリ微生物は、中性pHにおいては増殖する ことができない。
好アルカリ微生物は、アンモニア化成、硫酸塩環元または光合成のような生物活 性により一時のアルカリ性条件が生じる庭の土壌のような日常の環境下において も見ることができる。多くの種類の好アルカリ生物に非常に富む起源が、ソーダ 湖のような自然発生の安定アルカリ環境中に見られる。
好塩細菌は、塩(塩化ナトリウム)の存在下で最適に増殖する細菌であると定義 される。微生物は、広範囲の塩濃度上で増殖することがで、きることが多いので 、語句「好塩」は、海水(ca、 0.5 Mまたは3%)中で見られる濃度よ り多い最小の要求を育する微生物に対して通常使用される。
高度好塩細菌は、20%を越えるNaCI(3〜4モル)において最適に増殖す る細菌であると定義される。高度好塩細菌は、過食塩水環境に存在する。最も% C>に研究された高度好塩細胞は、Harobacteriales目に属する 。Natronobacterium及CFNatronOcOccus以外の 全ての知られたHalobacteriaは、増殖のために少なくとも12〜1 5%塩と、中性に近いpHを要求する偏性好塩細菌である。これらの細菌は、生 育IIArchaea (古細菌)の界Euryarchaeotaに属する( ウオーズ、C0語句「好塩好アルカリ細菌(haloalkaliphile) 」は、好塩及び好アルカリの両方である細菌を記述するために最初にソリマン及 びトリュッパーによって使用された。 (ソリマン、G、S、H,及びトリュッ パー、H,G、、 (1982)、rZbl、 Bakt、 )lyg、 [、 Abt、 Org、 J C3、p、318〜329)。今日まで、そのような 細菌はわずかな公知例のみか、界Euryarchaeotaに属する(ティン ダル、B。
J、及びトリュソバー、H,G、、(+986)、rSystem、Appl、 Microbiol」、7.202〜212)。
最も高度の過塩水環境は、微生物学的に最も少ない種類であるか、それても高度 好塩細菌の明確な、豊富で複雑な叢を含む。これらの環境は、存在する少ししか ないニーバクテリアを含むEuryarchaeotaにより占領されているこ とが示唆されている(ロドリゲスーノルラ、F、rHalophilic Ba cteria」、1巻、(ロトリゲスーハレラ、F1編集)CRCプレス、イン コーホレイテッド、ポーカラドン、フロリダ(1988)、9.3〜30)。
過塩水でもあり得る天然発生のアルカリ環境の例であるソーダ湖は、世界中のい ろいろな場所において見られる。それらは、地質上、地理上及び気候上の環境の 組合せによって生じる。それらは、蒸発濃度によって生成される大量の炭酸ナト リウム(またはその塩の複合体)の存在並びに不溶性塩として炭酸塩イオンを除 去するCa”°及びM g 2−の相当する欠如によって特性化される。
Ca’ゝ及びM g2−の濃度が、炭酸塩の濃度を越えるか、またはそれらか等 モルである場合において、塩湖は、pH6〜8により生成され、そのイオン濃度 は、場所の地質に応じて変化する。イスラエルの死海は、二価のカチオン、特に M g2−に富むわずかに酸性(pH6〜7)の塩水湖の典型的な例である。一 方、米国ユタ州グレイトソルトレイクは、M g2−枯渇の塩水の例であり、わ ずかにアルカリ性(pH7〜8)である。
太陽蒸発油(製塩業者)中の海水から得られた通常の塩の商業的製造は、人工の 過塩水環境を生じさせる。製塩業者は、一定範囲の塩分(海水〜過飽和)にわた って優れたモデルシステムを提供し、その化学及び微生物学は、熱心に研究され ている(シェイパ−1B、 rHypersaline Environmen tsJ 、スブリンガーーベルラーグ、ベルリン/バイデルベルブ、1989) 。
アフリカのりフトバレーは、かなりの数の、永続性の大塩水域を育する湖を育す ることにおいて珍しい。リフトバレーのケニアータンザニアの地区は、より薄い 湖(例えば、エルメンテイタ、ポゴリア、ナクル等)中の約5%(W/V)から 、レークマガジ、リトルマガジ(ナシキーエンギダ)及びナトロンの一部におけ る飽和(30%またはそれ以上)の全塩分の範囲を存する多数のアルカリソーダ 湖を含む。これらの湖は、存意量のCa”°及びMg” (はとんどの場合にお いて、検出レベル未満)が全くなく、はとんとの濃縮された湖において9〜11 ゜5以上の範囲におけるpH値を有している。
この明らかに苛酷な環境にもかかわらず、ソーダ湖は、多くの原核生物の生息地 であり、そのいくつかの種類は、永続的または季節的な最盛期として優位を占め ることができる。これらの生物は、好アルカリシアノバクテリアから好塩好アル カリ古細菌までの範囲である。より高い塩分において(高伝導度により特性化さ れる)、好塩好アルカリ古細菌は、優位を占める。さらに、東アフリカのリフト バレー、アメリカ合衆国西部、チベット、中国及びノ1ンガリーにおけるような 世界中に広く散らばった場所におけるソーダ湖に存在する共通の種類の好アルカ リ生物を見出すことも珍しくない。例えば、ナトロンバクテリアは、中国(ワン プ、D、及びタング、Qo、 rRecent Advances in Mi crobial Ecology (Proceedings of the  5th 1nternational Symposium on Micro bial Ecology)中■窒mat。
ronobacterium from 5oda Lakes of Chi naJ 、T、/17トリ編集、ジャlクンサイエンティフィックソサイエティ ーズプレス、東京、(1989)、p、68〜72)、ソ連(ズビアギンツェバ 、1.S、及びタラサー、A、 L、 (1988) rMlcrobiolo giya」、1エ、664〜669)及びアメリカ合衆国西部(モース、S。
及びティンダル、B、J、 (1985)、rSystem、Appl、Mic robiol、J 、6.247〜250)に存在するソーダ湖及び土壌から単 離され同定されている。ナトロンバクテリアは、チベット(W、D、グランド、 未刊行の考察)及びインド(ウパサニ、B、及びプサイ、S、 (1990)  rArch、Microbioll 、上54、p、 589〜593)に存在 するソーダ副生に見出されている。
ソーダ湖及び好アルカリ生物の一般的なより詳しい研究は、グランド、W、D、 、ムワサ、W、E、及びジョーンズ、B、E、 (+ 990) rFEMS  Microbiology ReviewsJ 、ヱ旦、255〜270に記載 されており、その内容は、参考として本明細書中に採り入れられている。アルカ リ性ソーダ湖のリストは、グランド、W、D、及びティンダル、B、 J、 r Microbes in Extreme Environments」、(R ,A、バーバート及Oc、 A、コツト編集);アカデミツクプレス、ロンドン (1986)、p、22〜54);及びティンダル、B、J、、 rl(alo philicBacter+a」、1巻、(F、 ロドリゲスーバレラ編集); CRCブレスインコーポレイテッド、ホーカレイトン、FL、(1988Lp、 31〜70の刊行物中に見られ、両者の内容は、参考として本明細書中に採り入 れられている。過塩水性環境の詳しい研究は、シェイパ−1B1、上記rHyp ersaline Environments J中に記載されている。
非塩水性環境から単離された好アルカリ微生物は、ホリコシ、K、及びアキハ、 T、 rAlkalophilic Microorganisms」、(スブ リンガーーへルラーグ、ベルリン7/ハイデルベルグ/N、 Y、、1982) によっても議論されている。しかしなから、ソーダ湖のような塩水性環境由来の 好アルカリ性生物は、その中に論しられていない。アルカリ性、過塩水性環境由 来の偏性嫌気性の細菌は、近年、シバ、H,rsuperbugsJ、(K、ホ リコシ及びW、D、グランド編集):ジャパンサイエンティフィックソサイエテ ィーズプレス、東京及びスブリンガーーベルラーグ、ベルリン、ハイデルベルグ 、N、 Y、、(1991)、9.191〜211:及びナカツガワ、N、同書 、p、 212〜220により開示されている。
好アルカリ細菌は、既に消費用製品の製造に対するバイオテクノロジーの応用に 衝撃を与えている。好アルカリ微生物によって産生された好アルカリ酵素は、工 業的プロセスにおける用途か見出されており、かなりの経済的潜在能力を存して いる。例えば、これらの酵素は、洗剤組成物及び製革において最近使用されてお り、食糧、廃棄物処理及び繊維工業における用途の発見か予知されている。さら に、好アルカリ微生物及びそれらの酵素は、生体内変換、特に純粋な鏡像異性体 の合成において潜在的に有用である。また本明細書中に記載された多くの微生物 は、明るく着色され、天然着色料の製造に対して潜在的に有用である。
発明の概要 本発明は、新規な好塩好アルカリ細菌の純粋な培養物を与える。これらの細菌は 、そのすべてかアルカリ性の過塩水湖中またはその回りで得られた、土壌、水、 堆積物、トロナ(NaHCOs・NazCOs・2 LO)及びその他の多数の 起源から単離されている。これらの好塩好アルカリ細菌は、それらの新規性を確 認するために、互いに関して及びその他の知られた好塩好アルカリ細菌に関して 、多数の分類学の原理に従って分析されている。さらに、これらの細菌分類単位 は、化学分類分析によってさらに区切られる。
本発明は、また、その微生物を含む試料か得られる環境の組成に関するデータ、 並びに当業者か容易にそのような環境を配置し本明細書中の下記の方法によって 本発明の有機体を単離することができるような有効な単離及び培養のために必要 な培地に関するデータを提供する。
本発明の目的は、アルカリ−及び塩−耐性酵素を産生ずる微生物及びそれらの酵 素の実質的に純粋な調製物を得るための方法を提供することにある。これらの酵 素は、高pH1塩水性環境においてそれらの機能を発揮することができ、これに よりこれらの酵素はそのような極端な条件を要求する用途に特異的に適したもの となる。例えば、アルカリ−及び塩耐性を有する酵素は、洗剤組成物、製革、食 物、廃棄物処理及び繊維工業において、並びに、純粋な鏡像異性体の生成のよう な生体内変換に使用されることができる。
図面の簡単な説明 図1. S、、係数と非加重平均結合方法により得られたクラスター〔集団、c luster)(フェノン(phenon) )を示す系統樹図2.SJ係数と 非加重平均結合方法によって得られたクラスター(フェノン)を示す系統樹 本発明の採取法の詳細な説明 数百の細菌株が、アルカリ性、過塩水湖中及びその回りの土壌、水、堆積物、ト ロナ(NaHCOs・NatCOx・2 )120)及びその他の多数の起源の 試料から単離されている。これらの試料は、3年間にわたる研究の一部として得 られた。単離された細菌は、非光合成生物のニーバクテリア及び古細菌である。
今日まで、はんのわずかな好塩好アルカリ古細菌か充分に特性化されている(表 4参照)。
試料は、滅菌プラスチックバッグ中に集めた。試料採取は、全て東アフリカのケ ニアータンザニアのりフトバレーに存在する、レイクマガジ、リトルマガジ(ナ シキーエンギダ)及びナトロンにおいて行った。同様の環境を育するアルカリソ ーダ湖は、チベット、中国、エジプト及びアメリカ合衆国西部にも見られる。
各採取現場において、pH1伝導性及び温度のような物理的因子を、現場と試料 の物理的外観とともに測定した。試料のいくつかを試料の採取の36時間以内に その場所で処理したか、はとんとは、採取から数週間後に、現場から離れて試験 した。
表1は、単離された種々の株を示す。これらの株は、試料を採取した場所及び試 料自体の物理的外観に従って、掲載されている。表2は、試料の抽出時における 試料の場所における湖水の化学的分析の例を与える。これらのデータは、以前の 分析と一致している(グランド、W、D、及びティンダル、B、 J、、 rM icrobes in Extreme EnvironmentsJ、(R, A、 バーバート及びG、 A、コツト編集)、アカデミツクプレス、ロンドン 、1986)。
表3は、多数の分類学的分析(図1)の結果に従って配置される単離された株の リストを示す。さらに、表3は、試料の物理学的性質、特に、温度、伝導性及び アルカリpH1並びに新規の細菌の純粋な培養物を得るために使用される多数の 単離培地を与える。これらの培地は、補遺Aに記載したように文字でコードを付 した。
表1.2及び3は、試料採取の場所の環境か特性化できるデータを提供する。
試料の化学及び物理学的分析は、アルカリpHの存在並びに、低濃度のCa”+ 及びM g !−に結合した異常に高い濃度のNa2COsの存在を確認する。
ソーダ湖の塩基性環境は、それらのpH及びイオン組成に関して安定であること は知られている。さらに、これらの現場で見られる微生物の固体数は大体におい て安定のままである。
従って、本発明による細菌か得られ得る環境は、表1〜3に示されるデータから 決定され得ると考えられる。
表1 表2 19.22238.9<0.010.00828.300.133.4953. 624.923.86490027.0057.0<0.010.00814. 881.823.1517.493.901.50426037.5766.5 <0.010.00816.981.792.6511.564.121.50 449041.3411.890.0150.00g 2.780.465.4 12.600.650.6985151.6311.890.0970.B16 3.550.+50.566.981.123.571+1064.6361. +30.0170.0297.540.31 +、8613.+22.4315 .0727+070.524.600.0270.0040.910.420. 185.000.230.3036581.2211.510.1420.02 50.771.180.3914.780.631.4383294.5243 .730.0420.0253.054.211.461.672.673.0 03040注・ Na″″、C1−及びco、”−をモル(M)で示す以外は、 カチオン及びアニオンをミリモル(−)で示す。
零TON = 全有機チッ素(mM) #TA= 全アルカリ度(ミリ当量)/L表3 クラスター 株 場 所 pl 温 度 伝導度 単離場所(”C) (ms/ Cm’) 1 30M、4 マガジ 12.5 55 60 A1 87M、4 マガジ  12.3 56 >100 B1 85M、4 マガジ 10.5 33 80 .4 B1 89M、4 マガジ 10.5 30 60−90 B1 86M 、4cT7ガシ12.3 56 >100 B1 88M、4 マガジ NRN RNRB2 82M、4 マガジ 12 48 87 B2 100Nt、4  ナトロン NRNRNRB2 98N+、4” fトロン10−10.5 35  35 C299Nt、4 ナトロン NR45NRC296LM、4 リトル 7ガノ II 37 >100. C21021Nt、4 ナトロン NRNR NRB2 1o4Nt、4 ナトロン10−10.5 NR45B3 83M、 4 マガジ NRNRNRC393dLM、4”lトルvffノ NRNRNR B3 84M、4 マガジ 12 44 87.5 B4 90M、4 マガジ  NRNRNRB4 95LM、4”11)ルアff7 +1 37 >100  F4 97Nt、4 ナトロン10−10.5 35 35 C410511 1t、4 ナトロン 11 44 60−90 B4 102dNt、4 ナト ロン NRNRNRB4 101Nt、4 ナトロン 11 40 26−36  C−+03Nt、4 ナトロン NRNRNRB−31M、4 マガジ 12 .5 55 60 A−931LM、4 リトル7ガノ NRNRNRE本 微 生物のクラスターは、S、、/UPG!i[Aを使用する数量分類法の原理によ る分析によって得られる。(下記説明及び図1を参照)。
NR=試験せず 単離培地のために与えられる文字コードは補遺Aを参照する。
試料の処理 好塩好アルカリ細菌の増殖(enrichment)及び単離種々 の濃縮及び単離方法を使用した。いくつかの方法は、アルカリ性のpHにおいて 特定のタイプの酵素活性を示す好塩好アルカリ細菌の濃縮及び単離のために特に 設計された。より一般的な性質を存するその他の技術を、種々の好塩好アルカリ 細菌の単離のために使用した。場合によっては、副生では一般的な特定の条件( 表2)を、細菌の単離のために実験を行う際に考慮に入れた。
新規の好塩好アルカリ細菌の単離のために使用される種々の栄養培地は、培地A 〜培地Fと称する。使用した種々の培地の組成を補遺A中に示す。
非特異的好塩好アルカリ有機栄養生物細菌の単離のために、ソーダ湖水試料また はその希釈物を、アルカリ性、塩水性の栄養寒天、pH10〜pH1o、5(培 地A)上に、縞状のすしとして引いた。より固い粘稠度の泥、堆積物等の試料は 、アルカリ性、塩水性の栄養寒天(培地A)上に塗る前に、アルカリ性、塩水性 の栄養ブロス(培地A)中に最初に懸濁した。この細菌を加熱したインキュベー ター、好ましくは37°C中で培養した。場合によっては、細菌コロニーの単離 のために、アルカリ性、塩水性の栄養寒天(培地A)上にブロスを広げる前に、 試料をアルカリ性、塩水性の栄養ブロス(培地A)中に懸濁し、細菌を好ましく は37°Cにおいて2〜7日間撹拌しなから培養した。
特定のタイプの酵素活性を示す好塩好アルカリ細菌の単離のために、試料を、ラ クトアルブミンまたはカゼインのような特異的な基質を含むアルカリ性、塩水性 の栄養寒天上に広げた。場合によっては、タンパク質分解活性のような酵素活性 を示す細菌の検出用に特異的なアルカリ性、塩水性の栄養寒天上にブロスを広げ る前に、試料中の細菌を、培地へのような非特異的アルカリ性、塩水性の栄養ブ ロス中で、1日または数週間増殖させることができる。
分類学的分析 アルカリ性の過塩水副生またはその回りから単離された25の細菌株を、15% またはそれ以上のNaC1濃度及びpH10より高いpHにおいて増殖するその 能力を基礎として、カテゴリー好塩好アルカリ細菌に割当てた。
この25の株を107の特性に関して試験した。実際的な目的のために、特性を 123の特性の状態に分割した。結果を、数量分類学の原理を使用して分析した (スニース、P、 H,A、ソカール、R,R,、rNumerieal Ta xonomyJ 、W、 H。
フリーマンアンドカンパニー、サンフランシスコ、1973)。試験された特性 及び試験方法は、補遺B中に記載した。さらに、補遺Cは、とのようにして各特 性の状態を分類学の分析に対してコードしたかを記録している。
対照として、5の知られた好塩好アルカリ古細菌を、同じ条件を使用する同じ分 析に付した。これらの参照細菌は、唯一利用可能な知られた好塩好アルカリ細菌 である。これらの5の知られた参照細菌を表4中に記録するが、知られた種の「 タイプ株」は利用可能な場合に使用されてきたことが理解されるであろう。
略語は図1及び図2において使用した通りである。
1 は「タイプ株」を示す。
試験データの分析、分類学的類似への評価107の特性からなる表現学的データ を、補遺Cに示されるような二進法を使用して+23の2状態の特性(存在−不 在特性)に対してスコアをつけた。適当な場合には(例えI謂ac!上での増殖 )、及び必要な質的な多状態の特性(例えば、コロニーの色)を、いくつかの相 互に排他的な特性状態に小分けする場合には、追加の測定基準を使用した。デー タは、rlxi」マトリックス(を縦列は類似αを基礎としてグループ分けされ るべきt細菌株を示し、n横列は単位の特性である)の形式で示した。細菌株の 分類学的類似点は、相似係数を使用して評価した(スニース、P、 H,A、及 びソカール、R,R,の上記rNumerical Taxonomy」、+1 . l 14〜187)。多くの異なる係数か生物学的分類のために使用されて いるか、はんのわずかなものが、細菌学において常に使用されている。本発明者 らは、2つの相関係数(スニース、P、H,A、及びソカール、R,R,同じ箇 所、p129以下)、即ち、シンプルマッチング及びジャカード係数を選択して 応用している。これらは、細菌学的データの分析に頻繁に応用され、確固とした 分類を得る結果となることか示されているので、当業者に広く受入れられている 。
コード化されたデータは、英国ライスター大学のDECVAXコンピューターン スシス上で作動するTAXPAKプログラムパッケージ(サラキン、M、J、、 rMethQds in MiCrObiOIOg”/j 中の rProgr anwnes for classification a獅п@1den tificationJ、19章、(R,R,コールウェル及びR、グリゴロバ 編集)、p。
459〜494、アカデミツクプレス、ロンドン、1987)を使用して分析し た。さらに、このデータは、IBMPS/2デスクトップコンピューター上で作 動するNTSYS−pc (バージタン1.50)プログラムパッケージを使用 して分析した(ロルフ、F、 J、、 rNumerical taxonom y and multivariate analysis system」、 アブライトバイオスタティスティックスインコーポレイテッド及びエグセクター パブリシングリミテッド、セトーケット、ニューヨーへ 1988)。
類似のマトリックスを、TAXPAK中のRTBNS 1Mプログラムを使用す るシンプルマツチング係数(S、、)(スニース、P、 H,A、及びソカール 、R9R1、rNumerical TaxonomyJ 、p、 132 ;  W、 H,フリーマン及びカンパニー、サンフランシスコ、+973)を使用 して全株対に対して構成した。類似マトリックスのクラスター分析は、TAXP AK中のSMATCLSTサブルーチンの作動による非加重平均結合方法として も知られている、等差平均(UPGMA)アルゴリズムを使用する非加重ペアグ ループ方法を使用して達成された。
クラスター分析の結果は、図1に示される系統樹である。系統樹は細菌株間の類 似性のレベルを示している。系統樹は、TAXPAK中のDENDGRプログラ ムを使用して得られる。
表現掌上のデータは、TAXPAK中のRTBNSIMプログラムを作動するこ とによって、シャツカード係数(S、)(スニース、P、 H,A、及びソカー ル、R,R,、I’Numerieal TaxonomyJ 、p、 131  ; W、 H,フリーマンアンドカンパニー、サンフランシスコ、1973) を使用して再分析した。その他の系統樹を、TAXPAK中のUPGMAオプシ ョンを有するSMATCLST及びDENDGRサブルーチンを使用して得た。
図1は、アルカリ副生及びその回りから単離された25の新規な好塩好アルカリ 細菌と5の知られた好塩好アルカリ細菌のシンプルマツチング係数及びUPGM Aアルゴリズムに基づくクラスター分析の結果を示す。
好塩好アルカリ物の4つの天然のクラスターまたはフェノンが、78.5%相似 レベルで生成される。これらの4つのクラスターは、アルカリ湖から単離された 25の新規の好塩好アルカリ細菌の22を含む。図のレベルの78.5%の選択 は任意であるが、数量分類学の最近の慣行と一致している(オースティン、B。
及びブリースト、F、 rModern hcterial Taxonomy J 、p、 37 ;パンツストランドラインホールド;ウォキンガム、英国( 1986))。低百分率において図を配置することは、その限定がそのデータに よって支持されない明らかに無関係の生物のグループを合わせ得るが、一方、高 い百分率は、限定の度合いがより低い多数のクラスターを生成し得る。さらに、 最初のデータ、特にコロニーの特性及び抗生物質感受性の検査によって、クラス ター1及びクラスター2は、排他的に古細菌を含み、クラスター3及びクラスタ ー4は、ニーバクテリアのみを含むことか示される。この結論は、化学分類の証 拠により支持される(下記の説明を参照のこと)。クラスターの群の構成物は、 シャツカード係数を使用して得られたクラスターのパターンによってさらに確認 される(下記及び図2参照)。
78.5%のレベルにおいて、2つのクラスター(クラスター3及びクラスター 4)は、9の新規に単離された株を示す新規の好塩好アルカリニーバクテリアを 排他的に含み、これらは、新規の分類群を示すことができる。この新規の好塩好 アルカリ株の3つは、主要なりラスターから外れている。これらの非りラスター 株は、103Nt、 4.31M、4及び931LM、4であり、それらの相互 関係は、限定かより困難で、現在文献記載のない新規のフェノンを示すであろう 。
クラスター中の陽性の特性の分布を補遺Eに示す。
S、/UPGMA法 シャツカート係数は、過度の加重か負のマツチングデータに付加されるためにシ ンプルマツチング係数においてフェノンを検出するために使用されることかでき るので、シンプルマツチング係数の有用な付属物である。従って、シャツカード 係数は、シンプルマツチング係数の使用により最初に定義されたクラスターの正 当性を確認するために有用である。シャツカード係数は、生物化学的に非反応性 の生物または増殖か遅い生物の比較において特に有用である(上記のオースチン 、B、及びブリースト、Fl、p、37)。 −3,、/UPGMA法によって 得られた4つのクラスターは、SJ/UPGMA法によって生成された系統樹中 で完全に再発見される(図2)。クラスターのパターン中にいくつかの再配置が あるか、群の構成物は、両系統樹において同じままである。しかしながら、この 場合において、クラスターは、(ニーバクテリア)クラスター3及び4が合わせ られる59%(Sj)レベル(クラスターl (Ss、)の定義に要求される最 小値)において限定される。これは、これらの2つのクラスターは主にマツチン グの負の特性において差異が認められないことを示すことかできるか、両方の元 来の系統樹の調査は、より適当な説明はクラスター1の異質性であることを示唆 している。株30M、4及び87M、4は、クラスター1中でサブグループを生 成するようである。
表現学的データをNTSYSプログラムを使用して調へた場合、全く同じ結果か 株のクラスター生成に関して得られた。
代表株の決定 S、、/UPGMA方法により得られた各個々のクラスターの中心(cenけo id)を、TAXPAK内のRGROUPSプログラムを使用して計算した。超 空間中に投影された実在の生物を示す点のクラスターの中心は、仮定の平均的生 物を示す。中心は、めったに実在の生物を示さない。従って、クラスターの中心 からのそれぞれのクラスター構成物のユークリッド距離を、どの生物が仮定の平 均的生物に最も近いかを立証するために算出した。中心に最も近い生物を、 「 中心タイプ(centrotype)の生物」 (上添文字「CT」により示す )と命名した。
中心タイプの有機体は、各特定クラスターの必須で識別力のある特性を最も近接 に示す「タイプ株jとして考えることができる。
好気性、球状細菌。胞子は認められない。
好塩好アルカリ性。20%NaC1を含む培地上でpH]oにおいて増殖する。
12〜30%NaClの存在下で増殖する。
アルカリ性、塩水性の栄養−寒天(培地A)上で、約2mの直径で、凸面隆起及 び全体的な縁部を育するサーモンピンク色の、円形コロニーを生成する。
温度、30〜40°CにおいてI&適に増殖する。20″Cにおいて増殖するか 、45”Cにおいて増殖しない。
KOH試験、 陰性 アミノペプチダーゼ試験: 陰性 オキシダーゼ反応: 陰性 カタラーゼ反応: 陽性 セラチンの加水分解・ 陰性 澱粉の加水分解: 陰性 増殖は、下記抗生物質により阻害される:ゲンタマイシン、アンピシリン、ペニ シリンG、クロラムフェニコール、ストレプトマイシン、テトラサイクリン、オ レアンドマイシン、ポリミキシン、リファンピシン、ネオマイシン、バンコマイ シン及びカナマイシン。増殖は、下記構成物質によって阻害されない:エリスロ マイシン、ノボビオシン及びバシトラシン。
化学有機栄養生物:酵母抽出物、ペプトン及びカザミノ酸のような複合培養基上 で増殖する。
膜脂質は、株86M、4の古細菌の性質を示す、グリセロールジエーテル部分好 気性、球状細菌。胞子は認められない。
好塩好アルカリ性。20%NaC1を含む培地上でptttoにおいて増殖する 。12〜30%のNaC1の存在下で増殖する。
アルカリ性、塩水性の栄養−寒天(培地A)上で、凸面隆起と全体的な縁部を有 する1〜2mmの直径の、不透明でもろいピンク色の円形のコロニーを生成する 。
温度 30〜40°Cにおいて最適に増殖する。20”Cにおいて増殖するが、 45°Cにおいて増殖しない。
KOH試験、 陽性 アミノペプチダーゼ試験: 陰性 オキシダーゼ反応、 陽性 カタラーゼ反応・ 陽性 セラチンの加水分解: 陽性 澱粉の加水分解: 陽性 増殖は、下記の構成物質によって阻害される。ゲンタマイシン、アンピシリン、 ペニシリンG1クロラムフエニコール、ストレプトマイシン、テトラサイクリン 、オレアンドマイシン、ポリミキシン、ネオマイシン、バンコマイシン及びカナ マイシン。増殖は、下記抗生物質によって阻害されない、エリスロマイシン、ノ ボビオシン、リファンピシン及びバシトラシン。
化学有機栄養生物。酵母抽出物、ペプトン及びカザミノ酸のような複合培養基上 で増殖する。
株93dLM、4 好気性、グラム陰性、桿状細菌。胞子は認められない。
好塩好アルカリ性。20%のNaClを含む培地上でpt(10において増殖す る。15〜30%NaClの存在下で増殖する。
アルカリ性、塩水性の栄養−寒天(培地A)上で、凸面隆起及び全体的な縁部を 育する、約11mの直径の不透明で、粘液状の赤色の円形コロニーを生成する。
温度=30〜40“Cにおいて増殖する。20℃において増殖するか、45℃に おいて増殖しない。
KOH試験: 陽性 アミノペプチダーゼ試験: 陰性 オキシダーゼ反応: 陰性 カタラーゼ反応: 陽性 セラチンの加水分解: 陽性 澱粉の加水分解: 陽性 増殖は、下記抗生物質によって阻害される:ストレプトマイシン、テトラサイク リン、ポリミキシン、ネオマイシン及びカナマイシン。増殖は、下記抗生物質に よって阻害されない:ゲンタマイシン、アンピシリン、ペニシリンG、エリスロ マイシン、ノボビオシン、オレアンドマイシン、リファンピシン、バンコマイシ ン及びバシトラシン。
化学有機栄養生物。酵母抽出物、ペプトン及びカサミノ酸のような複合培養基上 で増殖する。
株95LM、4 好気性、グラム陰性、桿状細菌。胞子は認められない。
好塩好アルカリf”4,20%NaCIを含む培地上てpi(10において増殖 する。8〜30%のNaC]の存在下で増殖する。
アルカリ性、塩水性の栄養−寒天(培地A)上で、凸面隆起及び全体的な縁部を 育する、約2mmの直径の不透明で黄色の円形コロニーを生成する。
温度 30〜40°Cにおいて最適に増殖する。20°Cにおいて増殖するか、 45°Cにおいて増殖しない。
KOH試験: 陽性 アミノペプチダーゼ試験、 陰性 オキシダーゼ反応、 陰性 カタラーゼ反応−陽性 セラチンの加水分解・ 陽性 澱粉の加水分解: 陰性 増殖は、下記抗生物質によって阻害される:ゲンタマイシン、ストレプトマイシ ン、テトラサイクリン、ポリミキシン、ネオマイシン及びカナマイシン。増殖は 、下記抗生物質によって阻害されない:アンピシリン、ペニシリンG、クロラム フェニコール、エリスロマイシン、ノボビオシン、オレアンドマイシン、リファ ンピシン、バンコマイシン及びバシトラシン。
化学有機栄養生物。酵母抽出物、ペプトン及びカザミノ酸のような複合培養基上 で増殖する。
非りラスター生成株 本明細書中で定義された4つのクラスターのV、囲に属さない株は、従来知られ てもなく文献に記載されてもいない新規の細菌である。103NT、4.31M 。
4及び931LM、4とコード化されるこれらの株は、好塩好アルカリ細菌のま れな種類を示す。これらの「非クラスター生成」株の説明は、これらの有機体を 従来知られた及び文献記載されたその他の全ての細菌から識別することかできる ように行われている。
株! 03Nt、 4 好気性、グラム陰性、桿状細菌。胞子は認められない。
好塩好アルカリで、20%NaClを含む培地上でpH10において増殖する。
0〜30%NaC1の存在下で増殖する。
アルカリ性、塩水性の栄養−寒天(培地A)上で、凸面隆起及び全体的な縁部を 育する2〜3nwnの直径を有する不透明でオレンジ色の円形コロニーを生成す る。
温度:30〜40℃において最適に増殖する。20℃において増殖するか、45 ℃において増殖しない。
KOH試験: 陽性 アミノペプチダーゼ試験: 陰性 オキシダーゼ反応、 陰性 カタラーゼ反応: 陽性 ゼラチンの加水分解: 陽性 澱粉の加水分解: 陽性 増殖は、下記の抗生物質によって阻害される:ゲンタマイシン、クロラムフェニ コール、フシジン酸、エリストマイシン、メチシリン、オレアンドマイシン、リ ファンピシン、バンコマイシン及びバシトラシン。増殖は下記抗生物質によって 阻害されない・ニトロフラントイン、アンピシリン、ナリジキシン酸、スルファ メトキサゾール、トリメトプリム、ペニシリンG、ノボビオシン、ストレプトマ イシン、テトラサイクリン、ポリミキシン、ネオマイシン及びカナマイシン。
化学有機栄養生物。酵母抽出物、ペプトン及びカザミノ酸のような複合培養基上 で増殖する。増殖は、種々の単糖、アミノ酸及び有機酸により刺激される。
膜脂質は、株103Nt、4のニーバクテリア古細菌の性質を示す脂肪酸エステ ルをベースとする。
株31M、4 好気性、グラム陽性、桿状細面。胞子は認められない。
偏性の好塩好アルカリ性で、20%NaClを含む培地上でpH1oにおいて増 殖する。15〜30%NaClの存在下で増殖する。12%NaC1中で増殖し ない。
アルカリ性、塩水性の栄養寒天(培地A)上で、凸面隆起及び全体的な縁部を育 する、約1nn+直径のクリーム色の円形のコロニーを生成する。
温度、30〜40℃において最適に増殖する。20℃及び45℃において増殖す るが、50℃において増殖しない。
KOH試験: 陰性 アミノペプチダーゼ試験・ 陰性 オキシダーゼ反応; 陰性 カタラーゼ反応、 陰性 澱粉の加水分解・ 陽性 増殖は、下記抗生物質によって阻害される:スルファメトキサゾール、トリメト プリム、ポリミキシン、リファンピシン及びバシトラシン。増殖は、下記抗生物 質によって阻害されない ゲンタマイシン、ニトロフラントイン、アンピンリン 、ナリジキシン酸、ペニシリンG1 クロラムフェニコール、エリスロマイシン 、フシジン酸、メチシリン、ノボビオシン、ストレプトマイシン、テトラサイク リン及びオレアンドマイシン。
化学有機栄養生物。酵母抽出物、ペプトン及びカザミノ酸のような複合培養基上 で増殖する。
膜脂質は、株31M、4の古細菌の性質を示すグリセロールジエーテル部分を含 む。
株931LM、4 好気性、ダラム変性、球状細菌。胞子は認められない。
好塩好アルカリ性て、20%NaClを含む培地上でpH1oにおいて増殖する 。0〜30%NaClの存在下で増殖する。
アルカリ性、塩水性の栄養−寒天(培地A)上で、盛り上がった隆起及び全体的 な縁部を育する1〜2ffI11の直径のピンク色の不規則なコロニーを生成す る。
KOH試験: 陽性 オキシダーゼ反応: 陰性 澱粉の加水分解: 陽性 増殖は、下記抗生物質によって阻害される。ニトロフラントイン及びトリメトプ リム。
増殖は、下記抗生物質によっては阻害されない:ゲンタマイシン、アンピシリン 、ナリジキシン酸、ペニシリンG1 クロラムフェニコール、エリスロマイシン 、フシジン酸、メチシリン、ノボビオシン、ストレプトマイシン、テトラサイク リン。
化学有機栄養生物。酵母抽出物、ペプトン及びカザミノ酸のような複合培養基上 で増殖する。
膜脂質は、株931LM、4の古細菌の性質を示すグリセロールジエーテル部分 を含む。
クラスターの化学分類法による定義 化学分類法は、系統分類学に関する細胞の化学的変形物の研究である。例えば、 染色体DNA、リポソームRNA、タンパク質、細胞壁及び膜の分析は、分類学 的関係に有用な考察を与えることができ、微生物の分類法を分類するかまたは証 明するその他の手段として使用されることができる(グッドフエロウ、M、及び ミニキン、D、E、、 rchemical Methods in Bact erial SystematicsJ、 (グッドフエロウ、M、及びミニキ ン、D、 E、編集)、アカデミツクプレス、ロンドン及びオーランド、FL、 (1985Lp、l−15)。
コア脂質の分析 今日までに同定されている古細菌の全ての膜脂質を、この微生物群の特定の分類 法のマーカーとなると考えられ得る異常な構造上の特徴によって特性化する。
これまでに知られている全ての生存生物は、エステル結合に基づく膜脂質を有し ているか、古細菌はエーテル結合に基づく脂質を存している(ドローサ、M、ら 、膜脂質を、細菌から抽出し、ロス、H,N、 M、らにより記載された方法( (+981)、rJournal of General Microbiol ogyJ 、土23.75〜80)により、薄相クロマトグラフィーによって分 析した。
本発明の好塩好アルカリ細菌の代表株の分析の結果を表6に示す。これらは、ク ラスターl及び2の株か脂肪酸メチルエステルを欠いているか、古細菌に特徴的 なグリセロールジエチル部分を含むことを明らかに示している。クラスター3及 びクラスター4の株は、脂肪酸メチルエステルを含むがグリセロールジエチル部 分を含まず、ニーバクテリアとしてのそれらの同定を確認する。これらの結果は 、さらに、クラスター1及び2とクラスター3及び4の細菌の間の基本的な相違 点を強調する。
表6 アルカリ−及び塩−耐性の酵素の産生及び用途本発明の好塩好アルカリ微生物は 、種々の酵素を産生ずる(補遺り及びE参照)。
これらの酵素は、極端に高いpH及び高塩濃度においてそれらの機能を発揮する ことかでき、これによりこれらの酵素はそのような環境または反応条件において そのような酵素活性か要求される種々のプロセスにおけるそれらの用途に特異的 に適したものとなる。
アルカリ−及び塩−耐性を育する酵素の種々の用途の例としては、洗剤組成物、 製茶、食糧処理、廃棄物処理及び繊維工業における用途がある。これらの酵素は 、生体内変換、特に純粋な鏡像体の製造に使用されることができる。
好塩好アルカリ微生物は、補遺Bに記載された方法を使用して、例えば、脂肪分 解性、タンパク質分解性、澱粉分解性またはその他の活性を有するアルカリ−及 び塩−耐性の酵素の製造のために容易にスクリーニングされることかできる。
好塩好アルカリ細菌が培養されるブロスは、典型的には、lまたはそれ以上の種 類の酵素活性を含む。lまたは複数の酵素を含むブロスは、例えば遠心分離また は濾過により、それから細菌を除去した後、所望のプロセスに直接使用されるこ とかできる。
所望により、培養物の濾液は、透析前または透析後に凍結乾燥により、または限 外濾過により濃縮されることかできる。この酵素は、沈殿または濾過により回収 されることができる。代替的には、ブロス中に含まれるlまたは複数の酵素は、 所望のプロセスに応用される前に、例えば、クロマトグラフィーにより、または ゲル電気泳動により単離及び精製されることかできる。
これらのアルカリ−及び塩−耐性酵素をコードする遺伝子は、単離され、クロー ニングされ、適合可能な表現宿主において表現させられ、所望により容易に精製 されて所望の工業上の用途に使用されることかでき、野性型の株か十分量の所望 の酵素を産生ずることかできないか、または十分に発酵しない高容量の酵素製品 の起源を提供することができる。
lの具体例において、この酵素調製物は、酵素活性の効力を決定する洗浄試験に おいて使用されることかできる。
好塩好アルカリ細菌由来の酵素調製物は、例えば、タンパク質−1脂質−及び/ または澱粉−書育成分で汚染された綿布キレを使用する特別に開発されたミニ− 洗浄試験においてテストされることかできる。洗浄試験の前に、この布キレをア ニオン表面活性剤、過ホウ酸ナトリウム及び漂白活性剤(TAED)を含む溶液 により前処理されることかできる。この処理の後に、試験布キレを脱塩流水中で すすぎ、空気乾燥する。この処理の結果、汚れか固定され、その除去がより困難 になる。
この洗浄試験は、試験布キレの存在下で、定義された洗剤組成物及び特定量の酵 素活性を使用して行うことかできる。洗浄後に、布キレを脱塩流水中ですすぎ、 空気乾燥する。試験布キレの反射率を光度計を使用して測定する。
補 遺 A ネ(固形培地がめられる場合) 補 遺 A(続き) 補遺B 細菌の懸濁液を、アルカリ性、塩水性の栄養寒天(培地A)上に広げ、37℃に おいて培養した。コロニーを7〜14日後に調べた。
細菌の細胞を、適当に増殖するまで、アルカリ性、塩水性の栄養ブロス(寒天な しの培地A)中で培養した。細胞を、遠心分離機中で遠心沈降させ、少量の新鮮 な培地中に再懸濁した。1滴の細菌懸濁液を、顕微鏡のスライド上で空気乾燥さ せた。ダラム染色試験を、対比染色剤としてのサフラニンを使用してデュソール トの変形例(rJournal of BacteriologyJ 、ヱ且、 484〜485.1955)により行った。
444〜448.1981に記載された方法により、アルカリ性、塩水性の栄養 寒天(培地A)上で増殖した7〜14日齢の細菌培養物上で、20%NaC1+ 1%NazCOs中の3%KOHを使用して行い、20%NaC1+1%Naz COsのみを含む溶液中の反応と比較した。
本試験は、診断用の試験片Bactident[F]アミノペプチダーゼ(E、 メルク、ドイツ国ダームスタット)を使用して行った。30分以内の黄色を、陽 性反応として記録した。
N、 N、 N’、N1−テトラメチル−p−フェニレンジアミンの1%水性溶 液て湿潤した濾紙またはオキシダーゼ同定ディスク(bioMerieux フ ランス国シャボニエルーレーペン)に、アルカリ性、塩水性の栄養寒天由来の若 い細菌培養物を塗った。1分間以内の紫色を、陽性反応として記録した。E、c oliを陰性の対照として使用した。
アルカリ性、塩水性の栄養寒天由来の細菌コロニーを1滴の3%過酸化水素溶液 またはrlD色カタラーゼ」試薬(bioMerieux)中に懸濁した。放出 された酸素の泡を陽性反応として記録した。
木炭−ゼラチンディスク(bioMerieuX)または「チャーゲルズ」 ( オキソイド)を、アルカリ性、塩水性の栄養ブロス(培地A)中で、細菌ととも に37℃においてインキュベートした。黒色の堆積物は陽性反応を示す。
8、特性番号21及び39 スキムミルク及び澱粉加水分解試験 細菌を、5.0 g/ 1のスキム粉末またはIg/lの澱粉を補ったアルカリ 性、塩水性の栄養寒天(培地A)上に接種し、37℃においてインキュベートし た。
他の部分では不透明な寒天における細菌コロニー周辺の透明な領域を陽性反応と して記録した。澱粉加水分解のゾーンは、ヨウ素溶液(ルゴール)による染色に より確認した。
2つの方法を使用した。
(a)細菌株を、0%、4%、8%、12%、15%、20%、25%または3 0%(W/V)のNaC1を含むアルカリ性の栄養寒天(培地A)上で37°C において培養した。寒天プレートを、7〜14日後の細菌増殖について調べた。
(b)細菌株を、0%、4%、8%、12%、15%、20%、25%または3 0%(W/V)のNaClを含むアルカリ性の栄養寒天(培地A)中で、37° C(ごおいて培養した。細菌の増殖を、クレットメーター(緑色フィルター)を 、使用する光学濃度測定により14日まで定期的にモニターした。
細菌株を、アルカリ性、塩水性の栄養ブロス(培地A)中に接種し、10°C1 15℃、20°C145℃または50℃においてインキュベーションした。細菌 の増殖を、クレットメーター(緑色フィルター)を使用する光学濃度測定により 14日まて定期的にモニターした。
酵母抽出物、1.0 ; KNOs、1.0 ; KCI、 2. O; Mg 5O,・7820.1. O; MnCl2・4H20,0,00036;Fe SO4・7H20,0,05; NaC1,200,O; Na、CO,,18 ,5、寒天、20.0からなる最小培地Cg/I蒸留水)に、試験対象の炭水化 物2.0g/lを補い、四角形のペトリ皿中に注いだ。
アルカリ性、塩水性の栄養ブロス(培地A)中の細菌懸濁液1.0mlから、2 5点の多重点接種装置を使用して細菌を接種した。寒天プレートを、37°Cに おいて14日までインキュベートした。炭水化物補給物を含む最小栄養培地上で の細菌の増殖と、試験対象の炭水化物を含まない最小培地上での増殖とを比較す ることによって、結果を記録した。
試験32〜38と同じ技術を使用した。
好塩好アルカリ細菌細胞を、アルカリ性、塩水性の栄養ブロス(培地A)中に懸 濁すること以外は、製造者の指示に従って使用される商業的に入手可能な試験片 A P I Z YM (A P I−bioMerieux)を利用した。試 験片を37°Cにおいて4時間インキュベートした。
14、特性番号71〜91 アルカリ性、塩水性の栄養ブロス中の細菌の少量の懸濁液を、アルカリ性、栄養 、塩水性寒天(培地A)の表面上に塗り、乾燥させた。商業的に入手可能な抗生 物質感受性試験ディスク(オキソイドまたはマストラボラトリーズ、英国マーシ ーサイト)を、寒天の表面に与えた。細菌を37℃において14日まで培養した 。抗生物質ディスクの回りの透明なゾーンは、感受性を示し、陽性と記録した。
商業的に入手可能な試験片AT832ON (API−bioMerieux: フランス国うバルムレグロット)を利用した。与えられた基礎培地の瓶へ20% NaC1及び1%NatCOiを含む溶液1.0mlを添加すること以外は、製 造者の指示に従ってその試験片を使用した。試験片を37℃において48時間イ ンキュベートした。
補 遺 C 数量分類法による分析のための単位試験コロニーの縁部(margin) 12  全体 i 。
細胞の形!!I 13 桿状=1 球状=OKOH試験 16 1 0 力タラーゼ反応 19 1 0 ゼラチン加水分解 20 1 0 スキムミルク試験 21 、 1 0 補 遺 C(続き) 補 遺 C(続き) 数量分類法による分析のための単位試験補 遺 C(続き) 数量分類法による分析のための単位試験補 遺 D 補 遺 D(続き) 補 遺 D(続き) 株 #粉加水分解 エステラーゼリパーゼ リバーセ株 澱粉加水分解 エステ ラーゼリパーゼ リパーゼn、 t、 =試験せず 培地B−F (補遺A)上で、特性20(補遺B)により決定されたタンパク質 分解活性 特性39により決定された澱粉加水分解 (補遺B)特性54により決定された エステラーゼリパーゼ活性 (補遺B)特性55により決定されたリパーゼ特性  (補遺B)補 遺 E 補 遺 E(続き) 補 遺 E(続き) 非加重平均結合 共表現相関関係・1フI! Figure 1 非加重平均結合 共表現相関関係・υ1u Figure 2 フロントページの続き (51) Int、 C1,5識別記号 庁内整理番号C12R1:01) I

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.アルカリ耐性及び塩耐性酵素の産生に有用な純粋な細菌培養物であって、細 菌が、 a)下記試験における陽性反応: 1)カタラーゼ 2)15%〜25%NaCl中での増殖3)エステラーゼ 4)エステラーゼリパーゼ 5)ロイシンアリールアミダーゼ 6)ノボビオシン 7)バチトラシン; b)下記試験に対する陰性反応: 1)オキシダーゼ 2)4%NaCl中での増殖 3)アルカリホスファターゼ 4)酸ホスファターゼ 5)アンピシリン 6)ペニシリンG 7)クロラムフェニコール 8)オレアンドマイシン 9)バンコマイシン を与える、好気性の好塩好アルカリ細菌からなる前記培養物。
  2. 2.好気性の好塩好アルカリ細菌からなる、アルカリ耐性及び塩耐性の酵素の産 生に有用な純粋な細菌培養物であって、細菌が、a)下記試験における陽性反応 : 1)KOH試験 2)12%〜30%NaCl中での増殖3)エステラーゼ 4)エステラーゼリパーゼ 5)ロイシンアリールアミダーゼ; b)下記試験における陰性反応: 1)0%NaCl中での増殖 2)アンピシリン 3)ペニシリンG 4)クロラムフェニコール 5)オレアンドマイシン 6)バンコマイシン を与える前記培養物。
  3. 3.好気性の好塩好アルカリ細菌からなる、アルカリ耐性及び塩耐性酵素の産生 に有用な純粋な細菌培養物であって、細菌が、a)下記試験における陽性反応: 1)コロニー、円形、凸面伏、完全(entire)2)KOH試験 3)カタラーゼ 4)15%〜30%NaCl中での増殖5)20℃またはそれ以下における増殖 6)澱粉加水分解 7)エステラーゼ 8)エステラーゼリパーゼ 9)ロイシンアリールアミダーゼ 10)アンピシリン 11)ペニシリンG 12)クロラムフェニコール 13)オレアンドマイシン 14)バンコマイシン 15)バシトラシン; b)下記の試験における陰性反応: 1)オキシダーゼ 2)0%NaCl中での増殖 3)アルカリホスファターゼ 4)酸ホスファターゼ を与える、前記培養物。
  4. 4.好気性の好塩好アルカリ細菌からなる、アルカリー耐性及び塩耐性酵素の産 生に有用な純粋な細菌培養物であって、細菌が、a)下記試験における陽性反応 : 1)コロニー、円形、凸面伏、完全 2)カタラーゼ 3)ゼラチン加水分解 4)12%〜30%NaCl中での増殖5)エステラーゼ 6)エステラーゼリパーゼ 7)ペニシリンG 8)クロラムフェニコール 9)ノボビオシン 10)オレアンドマイシン 11)バシトラシン b)下記試験における陰性反応: 1)赤色またはピンク色のコロニー 2)澱粉加水分解 3)アルカリホスファターゼ を与える前記培養物。
  5. 5.アルカリ耐性及び塩耐性の酵素の産生に有用な純粋な細菌培養物であって、 細菌が、下記特徴; a)アルカリ性、塩水性の栄養寒天上で、凸面状の隆起及び全体的な縁部を有し 、2〜3mmの直径の、不透明でオレンジ色の円形コロニーを生成し、b)20 ℃(%)において増殖し、 c)45℃では増殖せず、 d)KOH試験は陽性であり、 e)アミノペプチダーゼ試験は陰性であり、f)オキシダーゼ試験は陰性であり 、 g)カタラーゼ試験は陽性であり、 h)0%〜30%NaClの存在下で増殖し、i)ゼラチンの加水分解が陽性で あり、j)澱粉の加水分解が陽性であり、 k)増殖が下記抗生物質により阻害され:1)ゲンタマイシン 2)クロラムフェニコール 3)フシジン酸 4)エリスロマイシン 5)メチシリン 6)オレアンドマイシン 7)リファンシピン 8)バンコマイシン 9)バシトラシン 1)増殖が下記抗生物質によって障害されず:1)ニトロフラントイン 2)アンピシリン 3)ナリジキシン酸 4)スルファメトキサゾール 5)トリメトプリム 6)ペニシリンG 7)ノボビオシン 8)ストレプトマイシン 9)テトラサイクリン 10)ポリミキシン 11)ネオマイシン 12)カナマイシン m)単糖上で増殖し、 n)アミノ酸上で増殖し、 o)有機酸上で増殖し、 p)酵母抽出物及びペプトン上で増殖し、q)脂肪酸エステルをベースとする膜 脂質を含むを有する好気性、グラム陰性、桿状の好塩好アルカリ細菌からなる前 記培養物。
  6. 6.アルカリ耐性及び塩耐性酵素の産生に有用な純粋な細菌培養物であって、細 菌が、下記特徴: a)アルカリ性、塩水性の栄養寒天上で、凸面伏の隆起及び全体的な縁部を有す る1mmより大きい直径のクリーム色の円形コロニーを生成し;b)20℃にお いて増殖し、 c)45℃において増殖し、 d)KOH試験は陰性で、 e)アミノペプチダーゼ試験は陰性で、f)オキシダーゼ試験は陰性で、 g)カタラーゼ試験は陰性で、 h)偏性好塩性で、 i)15%〜30%のNaClの存在下で増殖し、j)澱粉の加水分解が陽性で 、 k)増殖が下記抗生物質によって阻害されず:1)ゲンタマイシン 2)ニトロフラントイン 3)アンピシリン 4)ナリジキシン酸、 5)ペニシリンG 6)クロラムフェニコール 7)エリスロマイシン 8)フシジン酸 9)メチシリン 10)ノボビオシン 11)ストレプトマイシン 12)テトラサイクリン 13)オレアンドマイシン 1)増殖が下記抗生物質によって阻害され:1)スルファメトキサゾール 2)トリメトプリム 3)ポリミキシン 4)リファンピシン 5)バシトラシン m)酵母抽出物及びペプトン上で増殖し、n)グリセロールジエーテル部分を有 する膜脂質を含むを有する、好気性、グラム陰性、桿状の好塩好アルカリ細菌か らなる前記培養物。
  7. 7.アルカリ耐性及び塩耐性の酵素の産生に有用な純粋な細菌培養物であって、 細菌が、下記特徴: a)アルカリ性、塩水性の栄養寒天上で、盛り上がった隆起と全体的な縁部を有 する1〜2mmの直径の、ピンク色の不規則なコロニーを生成し:b)KOH試 験は陽性であり、 c)オキシダーゼ試験は陰性であり、 d)0%〜30%のNaClの存在下で増殖し、e)澱粉の加水分解は陽性であ り、 f)増殖が、下記抗生物質により阻害され:1)ニトロフラントイン 2)トリメトプリム g)増殖が下記抗生物質によって阻害されず:1)ゲンタマイシン 2)アンピシリン 3)ナリジキシン酸 4)ペニシリンG 5)クロラムフェニコール 6)エリスロマイシン 7)フシジン酸 8)メチシリン 9)ノボビオシン 10)ストレプトマイシン 11)テトラサイクリン h)酵母抽出物及びペプトン上で増殖し、i)グリセロールジエーテル部分を有 する膜脂質を含むを有する、好気性、グラム変性、球状の好塩好アルカリ細菌で ある前記培養物。
  8. 8.下記: 請求の範囲第1項に記載の細菌を培養培地中で培養し;前記細菌を前記培養培地 から分離し;次いで前記培養培地から酵素活性を回収する を含むアルカリー及び塩−耐性酵素の製造方法。
  9. 9.下記: 請求の範囲第2項の細菌を培養培地中で培養し;前記細菌を培養培地から分離し ;次いで前記培養培地から酵素活性を回収する を含むアルカリー及び塩−耐性酵素の製造方法。
  10. 10.下記: 請求の範囲第3項の細菌を培養培地中で培養し;前記細菌を前記培養培地から分 離し;次いで前記培養培地から酵素活性を回収する を含むアルカリー及び塩−耐性酵素の製造方法。
  11. 11.下記: 請求の範囲第4項の細菌を培養培地中で培養し;前記細菌を前記培養培地から分 離し;次いで前記培養培地から酵素活性を回収する を含むアルカリー及び塩−耐性酵素の製造方法。
  12. 12.下記: 請求の範囲第5項の細菌を培養培地中で培養し:前記細菌を前記培養培地から分 離し;次いで前記培養培地から酵素活性を回収する を含むアルカリー及び塩−耐性酵素の製造方法。
  13. 13.下記: 請求の範囲第6項の細菌を培養培地中で培養し;前記細菌を前記培養培地から分 離し;次いで前記培養培地から酸素活性を回収する を含むアルカリー及び塩−耐性酵素の製造方法。
  14. 14.下記: 請求の範囲第7項の細菌を培養培地中で培養し;前記細菌を前記培養培地から分 離し;次いで前記培養培地から酵素活性を回収する を含むアルカリー及び塩−耐性酵素の製造方法。
  15. 15.酵素が、蛋白質分解、脂肪分解及び澱粉分解活性からなる群から選択され る活性を有する請求の範囲第8項に記載の酵素の実質的に純粋な調製品。
  16. 16.酵素が、蛋白質分解、脂肪分解及び澱粉分解活性からなる群から選択され る活性を有する請求の範囲第9項に記載の酵素の実費的に純粋な胆製品。
  17. 17.酸素が、蛋白質分解、脂肪分解及び製粉分解活性からなる群から選択され る活性を有する請求の範囲第10項に記載の酸素の実質的に純粋な調製品。
  18. 18.酵素が、蛋白質分解及び脂肪分解活性からなる群から選択される活性を有 する請求の範囲第11項に記載の酵素の実質的に純粋な調製品。
  19. 19.酵素が、蛋白質分解、脂肪分解及び澱粉分解活性からなる群から選択され る活性を有する請求の範囲第12項に記載の酵素の実質的に純粋な調製品。
  20. 20.酵素が、脂肪分解及び澱粉分解活性からなる群から選択される活性を有す る請求の範囲第13項に記載の酵素の実質的に純粋な調製品。
  21. 21.酵素が、蛋白質分解、脂肪分解及び澱粉分解活性からなる群から選択され る活性を有する請求の範囲第14項に記載の酵素の実質的に純粋な調製品。
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