JPH06503985A - 改良された周囲長の調整可能な靴構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 改良された周囲長の調整可能な靴構造 発明の背景 履物の周囲長を調整できる簡単かつ実際的な手段についての要求が靴工業におい て認識され、更に、各サイズ長ごとに１種の幅とすることの市場経済により連続 した多種の靴の提供が限定されるので、この要求は増大しつつある。米国陸軍補 給部隊の調査を含む調査では、かかる単一幅の靴は３分の１以下の人々にしか適 合しないこと、及びこの数字は主として極端な液体の堆積中における通常の変化 により足が経験する活動的な周囲長の変化により更に小さくなることが示された 。かかる変化は極めて顕著であり、通常は１日当たり平均で１１／２全幅の増加 又は「サイズ」の増加であり、天候、高度、又は着用者の身体条件の変化により 認められる大きな変動を受ける。

今日まで、周囲長調整の最も普通の方法は、ウェスト部分及び甲の部分（これは 稀にボール領域に伸びる）において中庸な調整可能性を与える靴紐によっている が、紐又はバックル又はフック・ループ式の留め具は、歩行中、頻繁に曲がるた め履き心地が悪くなることがあろう米国特許第３５４１７０８号及び第３６８６ ７７７号に開示された靴はその複雑さとその結果の高価格のため非実用的である 。しかし、本発明をその改良とする米国特許第３４０４４６８号は、最も快適な 最終製品と単純さとを結合した。しかし、４６８号の靴は、アッパーが底にフッ ク・ループ式の取り外し可能な靴の留め具を使用するという過去の試みは多くカ リ様々である。例えば、米国特許第２９５２９２５号は、靴の長さを変えるため に２部品式の土踏まず部と組み合わせた靴アッパーの幅の調整用の伸長型材料の 使用を明らかにする。２個の土踏まず部品はフック・ループ式のタッチファスナ ーにより取り外し可能に連結される。米国特許第３６１８２３５号は、靴の分割 式つま先部分、及びつま先の前面に固定されかつこの分割したつま先部分の開口 を覆うためにヴエルクロ・ファスナ一手段により靴に取り外し可能に連結された 舌状部材の使用を明らかにする。米国特許第４２７９０８３号は、全体の取り替 えが可能な靴底を靴の本体に取り付けるフック・ループ式の取り外し可能なファ スナ一手段を開示する。

周囲長調節の問題を処理しようとした過去の試みは、主として靴が減ったときに 取り付は手段を完全に見えなくすることができないため、商業的な価値を提供し なかった。取り付は手段の魅力のなさとそれらの実質的な不可視性の欠如とのた め、これらは最も一般的な通常スタイルの履物と太刀打ちできなかった。

従って、ポール部、ウェスト部、及び甲の中央部分を含んだ靴の重要な適合領域 の総てにおける靴幅周囲長の調整を提供することが本発明の目的である。実質的 に完全に隠され、従って靴の外見及びスタイルの可能性を低下させることのない 調整手段を提供することが目的である。靴を履いたときに適正に適合するように 着用者が手で調整できる調整手段を提供することが別の目的である。

発明の概要 本発明により、靴Ｉよ、その靴の有効周囲長を容易に調整できるようにアッパー と靴底組立体との間に置かれた周囲長調整用の取り外し可能なファスナ一手段に より靴底組立体に少なくも部分的に取り外し可能に取り付けられた幅方向の調整 可能な底部を有するアッパーを備える。

好ましい実施例においては、周囲長調整手段は、靴アッパーの底部と靴底組立体 の上面のフック材料との間を確実であるが取り外し可能に固定するために、好ま しくはアッパーの底部として近年開発された伸長可能なヴエルーストレッチ（Ｖ ｅｌ−Ｓｔｒｅｔｃｈ、商品名）ループ材料を使用したヴエルクロ（Ｖｅｌｃｒ ｏ、商品名）式のフック・ループ型「タッチ」ファスナーを備える。或いは、取 り外し可能な固定は、これを感圧接着剤及びシート材料の手段により達成するこ とができる。

本発明の性質及び目的の完全な理解のために、付属図面に関連して得られる以下 の詳細な説明を参照すべきである。

図面の簡単な説明 図１は本発明の原理を実施した靴の側方断面図である。

図２は図１の線２−２に沿って得られた図１の靴の横断方向断面図であり、比較 的狭い足の周囲長に調節された靴を示す。

図３は図１の線３−３に沿って得られた図１の靴の横断方向断面図であり、図２ におけるより比較して広い足の周囲長に調整された靴を示す。

図４は図１の線４−４に沿って得られた図１の靴の挿入可能な中敷きの下側の内 側部分の平面図である。

図５は図１の線５−５に沿って得られた図１の靴の底の組立体の平面図である。

発明の詳細な説明 図面を参照すれば、本発明の改良された周囲長の調整可能な鞘構造は、公知のロ ーファー型デザインのカジュアルシューズに関連して説明されるであろう。参照 の容易さのためにこれがなされること、及び本発明は何か一つのスタイルの靴に おける使用に限定されず多（の他の履物のスタイル及び種類にも容易に応用でき ることを理解すべきである。以下説明される種々の実施例において、同−又は同 様に機能する部材には同様な番号が与えられる。

図面に最もよく示されるように、靴２０は、縫い目２６においてつま革２８に好 ましくは縫い付けられたプラグ２４を有するアッパー２２を備える。縫い目２６ は、アッパー２２の前方部分を実質的に回って伸びる。アッパー２２は、好まし くはつま革２８に縫い付けられ取り付けられたバックタブ又はカウンターポケッ ト３０、及びつま革２８及びタブ３０の上縁を覆うように縫い付けられ返された カフ又はカラー３２を備える。アッパー２２は革又は布のような通常の靴アッパ ー材料とすることができる。

アッパー２２の底部２３は弾性的に伸長可能であり、かつ好ましくはジグザグ縫 い３４によりつま革２８の両側の下方の縁に取り付けられることが好ましい。更 に、底部２３は、周囲長調整手段の部品３６に取り付けられるか又はこれを含む 。調整手段のその他の部品は接着剤又は縫い付けのような適切な手段により靴底 組立体４０に取り付けられた部材４４を備える。調整手段の諸部品はつま革２８ の下側の縁に隣接し又はこれに沿って置くことができ、好ましくはこれらはアッ パー２２の全底部２３及び靴底組立体４０の上面の上方を伸びる。好ましくは、 つま先いように置かれる。踵とつま先の部分においては、アッパー２２は靴底組 立体４０に永久的に取り付けられることが好ましい。ここで使用される用語「靴 底組立体」は多部片の組立体と単一の靴底との両者を含む。

適宜適切な取り外し及び再取り付けの可能な調整手段を使うことができるが、現 在はしばしばヴエルクロ（ＶｅＬｃｒｏ、商品名）ファスナーと呼ばれるフック ・ループ式ファスナーを使用することが好ましい。示されるように、このファス ナーのフック部分を部材３６とし、ループファスナーを部材４４とし、或いはこ の逆にすることができる。部材３６は、フック又はループのシート材のいずれに せよ、周囲長の調整を達成するように弾性的に伸長可能である。ニュー／１ンブ シヤー州マンチエスターのヴエルクロ・ニー・ニス・ゴーで製造の伸び得るルー プ材ヴエルーストレッチ（Ｖｅｌ−３ｔｒｅｔｃｈ、商品名）が現在のところ好 ましい。或いは、部材３６と４４とは感圧接着剤のシートとすることができる。

図示のように、靴は取り外しできる中敷き挿入物３８も持つ。更に、図４−５に 最もよく示されるように、靴底組立体４０にアッパー２２の底部２３の長手方向 中央部分を永久的に固定する選択的ではあるが好ましい縫い目の線４６が使用さ れ、アッパー２２の横断方向の調整は靴の長手方向中心線に関して左右の平衡が 取られる。

靴の周囲長の調整は、部材４４から部材３６を取り外し、これによりアッパー２ ２を靴底組立体４０から部分的に外すことによりにより行われる。アッパー２２ が外されると、部材３６は自由に横方向に伸長できめに圧力が使用される。小さ な周囲長（図２）から大きな周囲長（図３）への調整は図２及び３に最もよく示 される。この靴の構造を使用して全部で４段階までの幅の調整を行うことができ る。

本発明の別の実施例（図示せず）においては、アッパー２２の底部２３は省略さ れ、互いに取り付けられないアッパー２２の側部の縁の各に周囲長調整手段の部 材３６が取り付けられる。この縁は底部に使用される領域内に伸びる。

本発明の更に別の実施例（図示せず）においては、アッパー２２の底部２３が無 くされ、周囲長調整手段の部材３６はアッパー２２の側方の縁の各に取り付けら れ、更に主題が参考文献としてここに組み入れられた同時係属出願の１９８９年 １１月２８日付は米国特願第０７／４４１９７８号に開示されたように、前記側 方の縁は靴の内側に配置された周囲長調整手段に取り付けられる。

本発明の更に別の実施例（図示せず）においては、埃又は異物が取り付は手段の 領域に侵入してその機能を妨げる可能性を防ぐために靴の外周の側方の縁に沿っ て置かれた縁部材を使用できる。かかる縁部材は、アッパー及び靴底組立体の両 者に好ましくは永久的に取り付けられた、折られ、押し出され、又は縁縫いされ たストリップとすることができ、これは十分な可撓性を有し、両者間への異物の 侵入を防ぐと同時に、靴底組立体に関するアッパーの内向き又は外向きの運動を 許す。

ｒ＋２，３ 補正音の写しく翻訳文）提出書　（特許法第１８４条の８）平成５年６月２８日

Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. １．側方部分、両側の側方下部の縁の部分及び前記縁の部分の間に連結され幅方 向に調整可能であって下面を持つ底部を有するアッパー部材：上面を有する靴底 組立体：及びアッパー部材の下面に幅の変化を許すことにより靴の周囲長を調整 する手段を備え、前記調整手段は２個の分離した部品であって、その部品の一方 が弾性的に伸長可能でありかつアッパー部材の底部の下面に永久的に取り付けら れ、他方の部品が靴底組立体の上面に永久的に取り付けられ、前記２個の部品が 実質的に互いに取り外し可能に連結される調整可能な靴。
2. ２．底部が弾性的に伸長可能である請求の範囲１の調整可能な靴。
3. ３．調整手段が感圧接着材料を備える請求の範囲１の調整可能な靴。
4. ４．部品の一方がタッチファスナーのループ部分であり、他方の部品がタッチフ ァスナーのフック部分である請求の範囲１の調整可能な靴。
5. ５．アッパー部材の底部が前記靴底組立体の長手方向中心の少なくも一部分に沿 って前記靴底組立体に永久的に取り付けられた中央部分を有する請求の範囲１の 調整可能な靴。
6. ６．縫い目が永久取り付けである請求の範囲５の調整可能な靴。
7. ７．調整手段が感圧接着シート材料を有する請求の範囲１の調整可能な靴。
8. ８．靴の周囲の縁の周りで靴底組立体にアッパー部材を取り付ける縁部材を更に 備えた請求の範囲１に調整可能な靴。
9. ９．側方部分及び両側の側方下部の縁の部分を有するアッパー部材；上面を有す る靴底組立体；及びアッパー部材の側方の縁の部分の運動を許すことにより靴の 周囲長を調整する手段を備え、前記調整手段は２個の分離した部品を備え、前記 部品の一方がアッパー部材の側方の縁の部分に永久的に取り付けられ、他方の部 品が弾性的に伸長可能でありかつ靴底組立体の上面に永久的に取り付けられ、前 記２個の部品が実質的に互いに取り外し可能に連結されていることを特徴とする 調整可能な靴。
10. １０．調整手段が感圧接着材料を備える請求の範囲９の調整可能な靴。
11. １１．部品の一方がタッチファスナーのループ部分であり、他方の部品がタッチ ファスナーのフック部分である請求の範囲９の調整可能な靴。
12. １２．アッパー部材を靴の外周の縁の周りで靴底組立体に取り付ける縁部材を更 に有する請求の範囲９の調整可能な靴。