JPH06503016A - 組立おもちゃ用旋回アーム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 組立おもちゃ用旋回アーム 本発明は組立おもちゃ用旋回アームに係り、２つの部分すなわち対象物に連結す るよう構成された第１の部分とホルダーに旋回可能に軸支された第２の部分とか ら成っている。

子供たちが遊ぶときには、実生活で物体をまねることがしばしばある０組立おも ちゃで遊ぶときには、実生活で見ている物体に似た外観及び動きをもった物体を 実際に組み立てることができるのは当然である。

本発明は、子供たちに新しい実用的な建設の遊びの可能性を与える要素を提供す る。

本発明の請求の範囲第１項に述べたような、旋回アームの実施例によれば、並進 運動と回転運動と両者の組み合わせを連結された対象物に与＾ることができる。

旋回アームの第１の部分と第２の部分の協動による入れ子運動によってピボット まわりに種々の半径での旋回運動ができる。これによって、作業をするときには 、ピボットに大きな力やモーメントの不利な負荷の加わわるを避けることができ るい 組立おもちゃからの組立て部品で組立てた構造物においては強度に限度があるの がしばしばであるから、このことは有利である。

旋回アームの第１の部分を請求の範囲第２項に記載したように角度付きの形状に すると、連結された対象物は例えば、エツジの上でかつ旋回アームがヒンジ付け されている水平面上で持ち上げられる。

請求の範囲第３項と第４項は、旋回アームの便利な構造を定義している。

請求の範囲第５項に述べているように、旋回アームはホルダーと旋回アームの第 １の部分との間の協動によって移動可能に構成されているから、この協動運動に よって旋回運動及び入れ子運動を行うことが単純な方法で得られる。この協動運 動は請求の範囲第７項に述べられているようなコード駆動装置によって有利に行 うことができる。

請求の範囲第６項は、ホルダーと旋回アームの第２の部分の間の協動によって旋 回アームの運動が行なわれることを述べている。したがって、この運動は純旋回 運動である。

請求の範囲第７項から第９項は、旋回アームの運動を制御する有利な方法を別々 に述べている。

最後に、請求の範囲第１Ｏ項では旋回アームの２つの部分間に力の相互作用を与 えている。ここでは、弾性力は引張り力又は圧縮力であってもよい。

本発明は図面を参照してより完全に以下に説明される。

図１は、本発明に係る旋回アームを有する自動車おもちゃを示す。

図２は、本発明に係る旋回アームの斜視図である。

図３は、本発明に係る旋回アームで力の伝達の実施例を示す。

図４は１本発明に係る旋回アームで力の伝達の他の実施例を示す。

図１は、第１の部分ｌと第２の部分２とを有する旋回アームを示す、旋回アーム の第２の部分は、自動車おもちゃのシャーシ３にヒンジ６の所で旋回可能に軸支 されている。コード付きのプーリ４がシャーシ上に設けられ、このコードはその 外端で旋回アームの第１の部分ｌに接続されている。旋回アームの第１の部分１ は部分７と部分８を有している０部分７は、旋回アームの第２の部分２中を入れ 子穴に移動できる０部分８は部分７と直角を成しており、自由端にフック９を形 成している。

図３において、コード３１が旋回アームの第２の部分に接続している。コード３ １とシャーシ３との間に引張バネ３２が設けられている。コード３１と引張バネ ３２とは、弾性ゴムバンドで置きかえることができる。さらに、弾性ゴムバンド で置きかえのできる引張バネ３３を旋回アームの第１の部分１と第２の部分２と の間に設けている。

プーリ４をコード５をゆるめるように回転すると、バネ３３は部分７を部分２中 に挿入するように引き込む。

コードをさらにゆるめると、バネ３２は、コードを介して、旋回アームがヒンジ ６のまわりに旋回するように旋回アームをもち上げる。実際、旋回アームは、ヒ ンジ６のまわりに１８０度ばかり旋回できるので、フック９はシャーシ３の上側 より低い位置をとる。その位置で、ベース上に載っている対象物とフックとが連 結できる。

図１に示すように、対象物は、例えば、自動車おもちゃのシャーシ３上に持ち上 げられるコンテナ１０でもよい、コード５の引っばり力がプーリ４によって再た び張られると、旋回アームが逆回転する。フックはコンテナ１０をもち上げて運 ぶ、旋回アームがその旋回運動を完了した後、部分７を有する第１の部分１は並 進運動によって、第２の部分の外部へと入れ子運動によって引っ張り出される。

したがって、旋回アームの引っ込み位置でのヒンジ６まわりのフック９の旋回半 径の２倍以上大きい距離を水平にコンテナを動かすことができる。これによって 、旋回アームの完全に延びた位置に相当する最大高さまではコンテナをもちあげ ないが、旋回アームのその引っ込み位置に相当する高さまでだけはコンテナｌＯ を持ち上げるように運動が行われる。

図４は、自動車おもちゃのシャーシ３と旋回アームとの間の力の伝達の他の実施 例を示す、ここではコード４１は、旋回アームの第２の部分２の上部を通過して いる。ここでは、バネ４２からの力は第２の部分２に直接伝達されないが第１の 部分１に伝達される、したがって図３の部分３１．３２及び３３と同様の機能を 有することになる。

図３のバネ３３は、ここでは引張バネであるとして説明しである。ここで述べた 以外の他の使用につし１ては引っばりバネのかわりに圧縮バネを使ってもよい。

旋回アームの第１の部分の部分７はその自由端近く番二弾性力のあるフック１１ を有している。このフックは、第１の部分と第２の部分を組み合わすとき、旋回 アームの第２の部分２上のエツジ１２と一緒になってスナップロックとして働ら く８両部分を組み合わせたとき、フック１１とエツジ１２とは端部停止装置とし て働らくので、旋回アームのこの２つの部分は組み合わせ状態を保持する。

図示の実施例では、旋回アームの運動はコード駆動装置とバネ力によって生じる 。又は、これらの運動は、堅い軸、歯車、顕伝導装置等を便って実行できる。

手続補正書 平成５年８月１７日

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．ホルター（３）に旋回可能に軸支された第２の部分（２）と対象物（１０） に連結する構成の第１の部分（１）とから成る組立おもちゃ用旋回アームにおい て、 前記第１の部分（１）は、前記第２の部分（２）と入れ子運動をするように協動 ずる構成を成し、前記第１の部分の自由端に前記対象物（１０）を取り外し可能 に連結する手段を設けたことを特徴とする組立おもちゃ用旋回アーム。
2. ２．請求の範囲第１項に記載の旋回アームにおいて、第１の部分（１）は角度付 きであることを特徴とする旋回アーム。
3. ３．請求の範囲第１項又は第２項に記載の旋回アームにおいて、入れ子運動は端 部停止装置（１１、１２）で制限されることを特徴とする旋回アーム。
4. ４．請求の範囲第１項、第２項又は第３項に記載の旋回アームにおいて、対象物 と連結する手段（９）はフック形状をしていることを特徴とする旋回アーム。
5. ５．請求の範囲第１項、第２項、第３項又は第４項に記載の旋回アームにおいて 、ホルター（３）と第１の部分（１）との間の協動によって旋回アームを移動す るように構成されていることを特徴とする旋回アーム。
6. ６．請求の範囲第１項、第２項、第３項、第４項又は第５項に記載の旋回アーム において、ホルダー（３）と第２の部分（２）との間の協動によって旋回アーム を移動するように構成されていることを特徴とする旋回アーム。
7. ７．請求の範囲第５項又は第６項に記載の旋回アームにおいて、協動は、コード 駆動装置（５、３１、４１）によって行なわれることを特徴とする旋回アーム。
8. ８．請求の範囲第５項又は第６項に記載の旋回アームにおいて、協動は、第性力 （３２、４２）によって行われることを特徴とする旋回アーム。
9. ９．請求の範囲第５項又は第６項に記載の旋回アームにおいて、協動はほぼ堅い 機械的手段によって行なわれることを特徴とする旋回アーム。
10. １０．請求の範囲第１−第９項のいずれか１項に記載の旋回アームにおいて、第 １の部分と第２の部分が弾性力を付与する手段（３３）によって相互接続されて いることを特徴とする旋回アーム。